JP2000230029A - 制電性樹脂組成物 - Google Patents

制電性樹脂組成物

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JP2000230029A
JP2000230029A JP11348576A JP34857699A JP2000230029A JP 2000230029 A JP2000230029 A JP 2000230029A JP 11348576 A JP11348576 A JP 11348576A JP 34857699 A JP34857699 A JP 34857699A JP 2000230029 A JP2000230029 A JP 2000230029A
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Japan
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polylactic acid
foaming
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polyisocyanate
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JP11348576A
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English (en)
Inventor
Takayoshi Kubo
孝敬 久保
Shinko Yama
真弘 山
Hiroshi Naito
寛 内藤
Tsunahiro Nakae
綱大 中江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanebo Synthetic Fibers Ltd
Kanebo Ltd
Research Institute of Innovative Technology for the Earth RITE
Original Assignee
Kanebo Synthetic Fibers Ltd
Kanebo Ltd
Research Institute of Innovative Technology for the Earth RITE
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Abstract

(57)【要約】 【課題】制電性と生分解性を有しながら生産性に優れる
発泡性樹脂組成物を提供する。 【解決手段】L体とD体のモル比が95/5〜60/4
0、又は40/60〜5/95であるポリ乳酸に、イソ
シアネート基≧2.0当量/モルのポリイソシアネート
を該ポリ乳酸に対し、0.5〜5重量%及びポリアルキ
レングリコール誘導体及びアルキルアリールスルホン酸
金属塩から選ばれた化合物を配合してなる樹脂組成物の
溶融粘度がメルトインデックス値(MI)で5以下、且
つ、発泡成形体とした時の表面抵抗が1011Ω以下であ
ることを特徴とする生分解及び発泡性を有する制電性樹
脂組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生分解性を有する
梱包用緩衝材として用いられる発泡体用樹脂組成物に関
する。
【0002】
【従来の技術】軽量性、緩衝性、成形加工性を生かした
プラスチック発泡体が包装、梱包材として多量に用いら
れているが、その素材はポリスチレン(PS)、ポリオ
レフィンといった石油を原料とする化学製品である。こ
の為使用後の処分が困難で、焼却するにしても燃焼カロ
リーが高く、焼却炉をいためたり、埋め立てをしても分
解しない上に容積が大きいために処分場のスペースを占
有してしまうといった大きな社会問題となってきてい
る。
【0003】又、処分されずに投棄された発泡体が及ぼ
す、河川、海洋など、自然態系への影響も無視できなく
なってきている。そこで、生態系の中で分解し、地球環
境への悪影響が少ない樹脂が開発された。例えば、微生
物の体内で合成されるポリヒドロキシブチレート系樹脂
や、脂肪族グリコールと脂肪族カルボン酸からなるポリ
エステル、カプロラクトンを主成分とするポリエステル
系樹脂などが発表されているが、前者は、微生物が作り
出すため、純度が低い上、極めて生産性が悪く、利用は
制限される。
【0004】そして後者は、原料が石油・天然ガスとい
った安価で多量に入手できるものであるから生産性は確
かに良いが、結晶性樹脂である上にガラス転移点が低い
ため、生分解性樹脂としては実用性に乏しいと共に原料
を石油・天然ガスとしているため、分解すると地球上に
存在する炭酸ガスに新たに炭酸ガスが加算されるため、
炭酸ガスの増加抑制に寄与しない。又、長期的にみた場
合原料ソースが有限であるため、やがて入手が困難とな
り、本当の意味での地球環境保全に資し得ない。
【0005】更に、生分解性の素材としてグリコール酸
や乳酸などもグリコリドやラクチドの開環重合によりポ
リマーが得られ、医療用等の繊維として利用されている
が、繊維を形成させるために樹脂に結晶性樹脂としてい
るため、そのままでは発泡包装容器や発泡緩衝材として
大量に使用されるに至っていない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、生分解性を
有しながら、生産性に優れる発泡性樹脂組成物、即ち、
微生物による分解が可能で、使用後処分するに際しても
地球環境への負荷が少なく、高い生産性を有し、実用に
耐えうる発泡性樹脂組成物を提供することにある。本発
明者等は、ベースポリマー、高分子量化するための添加
剤、発泡させるための添加剤等について詳細に検討を重
ねた結果、実用上十分な生産性を有する生分解性発泡樹
脂組成物を見いだし、既に発明提案(特願平9−314
479号)を行った。しかし、該発明で得られる発泡樹
脂組成物は汎用の発泡成形物には十分適用できるもの
の、特定の用途、例えば電子精密機器、電子部品等に使
用した場合、帯電した静電気の放電により電気・電子部
品に障害を与えたり、ほこりが付着しやすい。又、発泡
体を製造する際には可燃性ガスを含浸させる為、発泡体
に残留したガスへの引火の危険性が懸念され、制電性能
を付与した方が望ましい。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、かかる課
題を解決すべく鋭意研究の結果、ポリアルキレングリコ
ール誘導体及びアルキルアリールスルホン酸金属塩から
選ばれた化合物を発泡樹脂組成物に配合することによ
り、発泡成形物の帯電圧を実用上支障のないレベルまで
低減させることが出来るに至り本発明に到達したもので
ある。
【0008】即ち本発明は、L体とD体のモル比が95
/5〜60/40、又は40/60〜5/95であるポ
リ乳酸に、イソシアネート基≧2.0当量/モルのポリ
イソシアネートを該ポリ乳酸に対し、0.5〜5重量%
及びポリアルキレングリコール誘導体及びアルキルアリ
ールスルホン酸金属塩から選ばれた化合物を0.1〜
5.0重量%配合してなる樹脂組成物の溶融粘度がメル
トインデックス値(MI)で5以下、且つ、発泡成形体
とした時の表面抵抗が1011Ω以下であることを特徴と
する生分解及び発泡性を有する樹脂組成物である。
【0009】
【発明の実施の形態】先ず、基本条件の一つである生分
解性を有し、自然界の炭酸ガス増加を最小限に抑制し、
且つ実用に耐えうる生産性、コストを考慮すると、とう
もろこし等、穀物のでんぷんをスタート物質とする乳酸
を原料とするポリ乳酸樹脂が好ましい。しかし、通常繊
維用として使われるものは結晶性が必要であることよ
り、光学異性体のL体がほぼ100%のものを用いてい
る。これに対し、発泡体を形成するためには少なくとも
結晶性はできうる限り小さくする必要がある。その理由
は、結晶性樹脂は発泡剤を含浸する工程で結晶化が進行
し、発泡性を阻害するからである。
【0010】従って、本発明でいうポリ乳酸は、実質的
に非晶性のポリ乳酸、即ち、DSC測定による融解熱
(2nd scanΔH)が0.1J/g以下のポリ乳
酸であり、L体とD体のモル比が95/5〜60/4
0、又は40/60〜5/95の乳酸をである。L体/
D体のモル比が95/5を超えるもの、あるいは5/9
5未満のものは結晶性が高く、発泡倍率が上がらなかっ
たり、発泡が不均一になり使用できない。また、60/
40〜40/60のものは耐熱性が劣り使用できない。
好ましくは90/10〜70/30、又は30/70〜
10/90となるのが良い。
【0011】一方、発泡体に使用される樹脂は、含浸さ
れた発泡剤が貯蔵中の揮散を極力低減させるため、ガス
バリア性の良好な樹脂が好ましいが、該性質を向上させ
る手段として高ガラス転移点(Tg)を有する樹脂を選
定することが好ましい。生分解性樹脂の中で、ポリ乳酸
樹脂はガラス転移点が他の生分解性樹脂に比して高く、
本発明の目的に合致し好都合である。しかし、ポリ乳酸
のガラス転移点はL体とD体の割合に応じ僅かずつでは
あるが低下し、50/50で極小となる。ガラス転移点
が低下すると、上記理由により発泡性が経時的に低下
し、また発泡体の耐熱性も低下し好ましくない。即ち、
ガラス転移点は、50℃以上が好ましく、そのために、
D体の比率はできるだけ40モル以下又は60モル%以
上、好ましくは30モル以下又は70モル以上としてお
くことが必要である。
【0012】次に、本発明に使用されるベース樹脂とし
てのポリ乳酸の溶融粘度は高分子量が好ましく、JIS
K 7210(荷重21.18N)に準拠したメルト
インデックス値(MI)で1〜10の範囲であり、更に
好ましくは1〜5の範囲である。ポリ乳酸の溶融粘度度
が1未満の樹脂は、通常用いられる後述の方法では製造
することが困難であり、一方、10を超える溶融粘度を
有するポリ乳酸から得られる樹脂組成物は、発泡倍率の
低い発泡体しか得られず好ましい結果とはならない。そ
の理由は、低溶融粘度のポリ乳酸及び高溶融粘度のポリ
乳酸の溶融粘度を使用して、以下に述べるポリイソシア
ネートと反応させて同一の超高粘度樹脂を得たとき、低
溶融粘度のポリ乳酸からの樹脂組成物が高溶融粘度のそ
れより分岐密度が高くなり、架橋構造をとりやすく、該
構造が、発泡を阻害すると考えられるからである。
【0013】高溶融粘度のポリ乳酸を得る手段として、
通常の反応釜での高真空下、攪拌効率の良好な状態での
溶融重合、二軸混練反応機による溶融重合、溶融重合と
固相重合との組み合わせにより高溶融粘度のポリ乳酸を
得る事は可能であるが、高粘度であるため反応サイクル
低下による生産性の低下、樹脂の熱分解による品質低下
に十分注意する事が必要である。この方法により、溶融
粘度がJIS K 7210(荷重21.18N)に準
拠したメルトインデックス値(MI)で1〜10の範囲
のポリ乳酸を得ることが出来る。
【0014】しかし、本発明により得られた樹脂組成物
に発泡剤を含浸、発泡させても発泡倍率は低く実用に耐
えうるものではない。高発泡倍率を得るには、更に高い
溶融粘度の樹脂が必要であり、溶融重合のみでは限界が
ある。
【0015】本発明者等は鋭意検討の結果、イソシアネ
ート基≧2.0当量/モルのポリイソシアネートを該ポ
リ乳酸に対して0.5〜5重量%、好ましくは1〜3重
量%をポリ乳酸と溶融状態で混合、反応、更に溶融混練
後の固体状態で徐々に水分と反応し、アロハネート結合
やユリア結合により架橋が進むことにより、溶融粘度が
JIS K 7210(荷重211.8N)に準拠した
メルトインデックス値(MI)で5以下の範囲の発泡性
の良好な樹脂組成物を得ることが出来た。イソシアネー
ト基<2.0当量/モルのポリイソシアネートを使用し
た場合、溶融粘度の上昇が不十分である。ポリイソシア
ネートが5重量%未満では樹脂組成物の溶融粘度があま
り上昇せず、また5重量%を超えると樹脂組成物の溶融
粘度は上昇するものの未反応のポリイソシアネートが残
留したり、分岐密度が大になり、又架橋反応も進行しゲ
ル化物が多量に発生し、発泡性は逆に低下する。
【0016】ポリ乳酸とポリイソシアネートを溶融状態
で混合、反応させ超高分子量化させる方法は通常の公知
の方法が可能である。例えば、ペレツト化したポリ乳酸
にポリイソシアネートを添加混合し、単軸又は二軸混練
機等で溶融混合する方法、予めポリ乳酸を単軸又は二軸
混練機等で溶融した後ポリイソシアネートを添加する方
法、単軸又は二軸混練機等で溶融重合によりポリ乳酸を
製造又は製造中にポリイソシアネートを添加する方法な
どが挙げられる。
【0017】使用されるポリイソシアネートとしては芳
香族、脂環族、脂肪族系のポリイソシアネートがあり、
例えば、芳香族ポリイソシアネートとしてはトリレン、
ジフェニルメタン、ナフチレン、トリジン、キシレン、
トリフェニルメタンを骨格とするポリイソシアネート、
脂環族ポリイソシアネートとしてはイソホロン、水素化
ジフェニルメタンを骨格とするポリイソシアネート、脂
肪族ポリイソシアネートとしてはヘキサメチレン、リジ
ンを骨格とするポリイソシアネートがあり、いずれも使
用可能であるが汎用性、取り扱い性、耐候性等からトリ
レン、ジフェニルメタン、特にジフェニルメタンが好ま
しく使用される。
【0018】かくして得られたポリ乳酸樹脂組成物は、
以下に述べる発泡剤、発泡助剤を含浸させ、発泡処理を
行うと高発泡倍率の発泡体が得られる。しかし、該発泡
体から成形された成形物は摩擦等により帯電しやすく放
電しにくいため、該成形物を包装材料として使用した場
合、帯電した静電気の放電により電気・電子部品に障害
を与えたり、ほこりが付着しやすい。又、発泡体を製造
する際には可燃性ガスを含浸させる為、発泡体に残留し
たガスへの引火の危険性が懸念され、制電性能を付与し
た方が望ましい。
【0019】本発明者等は、この課題を克服するため種
々検討した結果、ポリアルキレングリコール誘導体及び
アルキルアリールスルホン酸金属塩から選ばれた化合物
をポリ乳酸樹脂組成物に配合、分散させることにより、
実用上障害とならないレベルの帯電圧に低減させること
ができた。一般的な使用方法において実用上障害となら
ないレベルの帯電圧は、成形物の表面抵抗が相対湿度5
0%RHにおいて10 11Ω以下である場合である。
【0020】本発明に使用されるポリアルキレングリコ
ール誘導体としては、ポリエチレングリコール、ポリプ
ロピレングリコール、ポリブチレングリコール、又はそ
れらの混合物、ランダム共重合物、ブロック共重合物が
あり、該グリコールの末端はアルキル基、アリール基等
で封鎖された化合物、未封鎖の化合物のいずれでも良
い。これら化合物の分子量は特に限定はされないが、概
して言えば3,000〜30,000のものがポリ乳酸
との相溶性、ブリードアウト性等から好ましく使用され
る。また、それらの添加量については、使用する添加剤
の種類により異なるが概して言えば0.1〜5重量%が
よく、更に好ましくは0.5〜3重量%である。0.1
重量%未満では制電効果が不充分であり、5重量%を超
えると樹脂組成物中の分散性が悪くなると共に発泡剤が
系外に揮散しやすくなり、発泡性が低下するので好まし
くない。
【0021】一方、アルキルアリールスルホン酸金属塩
としては、例えばアルキル基としてブチル基、アミル
基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル
基、ドデシル基等が用いられ、アリール基としてはフェ
ニル基、トリル基、キシリル基等が用いられる。また、
金属塩を構成する金属イオンはリチウムイオン、ナトリ
ウムイオン、カリウムイオンなどのアルカリ金属イオン
が使用されるが、これらの中で、樹脂組成物との相溶
性、ブリードアウト性、汎用性等からアルキルベンゼン
スルホン酸金属塩が好ましく、更にドデシルベンゼンス
ルホン酸ナトリウムが好ましい。その添加量は上記と同
様に概して言えば0.05重量%〜5重量%がよく、更
に好ましくは0.1重量%〜2重量%である。
【0022】ポリアルキレングリコール誘導体及びアル
キルアリールスルホン酸金属塩のポリ乳酸への配合方法
は公知の方法が可能であり、例えばポリ乳酸、ポリイソ
シアネート及びこれら添加剤を予めブレンドした後、単
軸又は2軸混練機で溶融混合する方法、溶融状態のポリ
乳酸にポリイソシアネート及び添加剤をそれぞれ単独又
は混合して配合する方法等種々の方法が可能である。
【0023】また、均一で微細な発泡セルを形成させる
ためには発泡核剤を配合することが好ましい。使用する
発泡核剤としては、固体状の粒子状物、例えば、タル
ク、シリカ、カオリン、ゼオライト、マイカ、アルミナ
等の無機粒子が好適である。この中でもタルクは本発明
の樹脂組成物に対して好ましく使用される。
【0024】また、その他の添加剤についても、目的に
応じ、適宜添加することが出来、例えば熱安定剤、酸化
防止剤、難燃剤、紫外線吸収剤、可塑剤等がある。但
し、難燃剤等は塩素等のハロゲン化物であることが多
く、生分解性や焼却処分時の有害物質発生という観点か
ら最小限に留めておくのがよい。
【0025】こうして得られた樹脂組成物は、ペレット
又はビーズ状粒子とした後、発泡剤及び発泡助剤を含浸
させる。これら粒子は通常、加熱によって第1次の発泡
(予備発泡)をさせ、一旦、発泡倍率で数倍から30〜
50倍の発泡粒子とし、次いでこれらを金型に入れ、更
に加熱して2次発泡させ、所望の成形体を成形する。
【0026】発泡剤や発泡助剤を含浸させるペレット及
びビーズの大きさ、形状等は必要に応じて適宜選択する
ことができるが、発泡ポリスチレンの場合は通常、直径
0.5〜2mmの大きさのものが用いられる。精密な成
形体の場合は直径0.5〜1mmの粒子が一般的であ
る。
【0027】ここで用いる発泡剤及び発泡助剤として
は、プロパン、n−ブタン、イソブタン、n−ペンタ
ン、イソペンタン、シクロペンタン、ヘキサン等の炭化
水素、塩化メチレン、塩化メチル、ジクロロジフルオロ
メタン等のハロゲン化炭化水素類、ジメチルエーテル、
メチルエチルエーテル等のエーテル類が発泡剤として、
又、炭素数1〜4のアルコール、ケトン類、エーテル、
ベンゼン、トルエン等が発泡助剤として用いられる。
【0028】発泡剤と発泡助剤の組み合わせは、使用す
る樹脂によって適宜選択しなければならない。本発明に
使用するL体/D体共重合ポリ乳酸ポリマーの場合、発
泡剤としてブタンやペンタンが好ましく用いられる。
又、これと組み合わせる発泡助剤としては単素数1〜4
の1価のアルコールが好適である。その他の組み合わせ
も種々あり、目的や経済性に鑑みて選択することができ
る。
【0029】発泡剤と発泡助剤の使用比率は、発泡剤/
発泡助剤=1/2〜10/1が可能であるが、発泡剤と
発泡助剤の組み合わせによってこの比率は変わり、1/
2〜2/1が一般的である。発泡剤及び発泡助剤の含有
量(率)は目的とする発泡倍率、ペレット又はビーズ粒
子の保存期間によって異なるが発泡剤として通常5〜1
5重量%が適用される。又、発泡剤の含有量(率)は、
発泡倍率に応じて選択することができる。一般に、低発
泡品は含有量(率)を低く、高発泡品は含有量(率)を
高くすればよい。
【0030】発泡剤及び発泡助剤を含有させたペレット
又はビーズ粒子は、予備発泡させた後、所望の金型に入
れ、更に加熱して発泡を進め、セル同志を融着させて強
固な成形体を成形する。ポリスチレン(PS)発泡体の
成型方法と基本的には同一である。即ち、予備発泡及び
発泡成形共に熱容量の大きい水蒸気が好ましく用いられ
る。熱風による発泡も可能であるが、熱容量が小さいた
め発泡効率は良くない。従って、高発泡倍率には好適と
は言えない。
【0031】
【実施例】以下に実施例及び比較例により、本発明を更
に具体的に説明する。尚、評価は下記の方法で行った。
【0032】(評価方法) (1)ポリ乳酸のMI:JIS K 7210に準拠し
た方法で測定。(測定温度190℃、オリフィス径2m
m、21.18N荷重の条件)
【0033】(2)樹脂組成物のMI:JIS K 7
210に準拠した方法で測定。(測定温度190℃、オ
リフィス径2mm、211.8N荷重の条件)
【0034】(3)発泡倍率:メスシリンダーを用い
て、発泡前の発泡剤含浸ペレツトの体積及び予備発泡粒
子の体積を測定し、発泡倍率を次のように求めた。 発泡倍率(倍)=予備発泡粒子の体積/発泡剤含浸ペレ
ットの体積
【0035】(4)表面電気抵抗:表面抵抗測定器(ハ
イレスタ、三菱油化製)を使用して測定、評価した。発
泡成形した成形体より約12×12cmの試験片を切り
出し、所定の条件下で調湿後、表面抵抗測定器にセット
しガード電極に電圧500Vの直流を印加し、試験片の
表面を流れた電流値から下式により表面抵抗を算出し
た。 RS=V/IS ここでRS:表面抵抗(Ω) V:印加電圧(V) IS:測定電流値(A) 測定条件:20℃×50%RH
【0036】(5)生分解性::予備発泡粒子をコンポ
ストに1ケ月間入れ、外観状態で次のように評価した。 ◎:原形をとどめない状態まで分解 ○:元の形状はとどめているがぼろぼろまで分解 △:変化は認められるが変化は僅か ×:全く変化なし
【0037】(6)耐熱性:後述する方法で得られた3
00×300×30mmの成形物より100×300×
30mmの試験片を切り出し、60℃でオーブン中2時
間処理したときの寸法変化で評価した。 ◎:全く変化なし ○:3%未満変化 △:3〜10%未満の変化 ×:10%以上変化 −:発泡成形体採取出来ず比較できないもの
【0038】製造例 市販のL−ラクチド、D−ラクチドをそれぞれ酢酸エチ
ルを用いて再結晶して精製した。精製したL−ラクチ
ド、D−ラクチド及び触媒としてオクチル酸スズ0.0
4重量%を表1の組成になるように攪拌機付きオートク
レーブに仕込み、減圧脱気した後、N2雰囲気下で各々
の重合条件で開環重合した。反応終了後、オートクレー
ブよりポリマーを取り出し、粘度(ηr)を測定し、η
rが3.2〜3.5のポリマーを得た。
【0039】
【表1】
【0040】実施例1〜11、比較例1〜5 P1〜P11のポリ乳酸にイソシアネート化合物「ミリ
オネートMR―200」(イソシアネート基2.7〜
2.8当量/モル、日本ポリウレタン工業(株))、ポ
リエチレングリコールモノラウリルエーテル及びタルク
「LMP―100」(富士タルク工業(株))1.0重
量%を表2の組成となるように二軸混練機(PCM―3
0,池貝鉄工(株))にてシリンダー温度180℃で混
練し、ペレット状の樹脂組成物を得た。
【0041】これらの樹脂組成物のMIを測定した後、
オートクレーブに各々2000部、発泡剤としてイソペ
ンタン1200部、発泡助剤としてメタノール240部
を仕込み、密封し、20℃/Hrの速度で昇温し、70
℃に1時間保持した。その後、25℃で冷却してから樹
脂を取り出し、風乾後、重量を測定し、含浸率を求め
た。次いで得られた発泡剤含浸ペレツトを水蒸気(92
℃、1分)で予備発泡させ、かさ密度及び生分解性を評
価した。
【0042】更に、1日熟成後、この予備発泡粒子を密
閉金型に充填してスチーム成形機で水蒸気圧0.049
MPa、30秒間加熱して成形を行い、各300×30
0×30mmの成形体を得た。この成形体より試験片を
切り出し耐熱性を評価した。各々の評価の対照として市
販の発泡ポリスチレン「リューパール55KSY―31
71」(大日本インキ製)を用いた。評価結果は表2、
表3の通りであった。
【0043】
【表2】
【0044】
【表3】
【0045】評価結果 ポリ乳酸のL/D体比率の変化したP1〜P11の樹脂
に、それぞれ架橋剤、添加剤を同一組成となるように配
合、混練した樹脂組成物のMI、発泡倍率、分解性、発
泡成形体の表面抵抗、耐熱性を比較すると、P1,P1
1は発泡倍率が小で好ましくなく、P6は発泡倍率、分
解性、表面抵抗共に良好であるが耐熱性が不良である。
特に本発明による包装用発泡成形体は、船舶による輸出
が想定されるため、耐熱性は重要な要素となる。P2〜
P5及びP7〜P10は、発泡倍率、分解性、表面抵
抗、耐熱性いずれも良好な結果を示しており、とりわけ
P3、P4、P8、P9は良好であった。
【0046】次に、P3樹脂、架橋剤を固定し添加剤で
あるポリエチレングリコールモノラウリルエーテル添加
量との関係をみると、0.1重量%未満では表面抵抗が
大きく不充分であり、5重量%を超えると表面抵抗は小
さく良好であるが、発泡倍率が極度に低下し好ましくな
い。
【0047】実施例12〜24比較例6〜7 P3のポリ乳酸にイソシアネート化合物「ミリオネート
MR−200」(イソシアネート基2.7〜2.8当量
/モル、日本ポリウレタン工業(株))、添加剤として
ポエチレングリコール/ポリプロピレングリコール(6
/4)ブレンド物、ポエチレングリコール/ポリプロピ
レングリコール(6/4)共重合物、ポリプロピレング
リコール、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムをそ
れぞれ所定量及びタルク1重量%を表3の組成となるよ
うに配合し、実施例1〜11、比較例1〜5と同様の混
練機、混練条件で処理し、ペレット状樹脂組成物を得、
引き続き、同様の処理を行い評価を行った。結果を表
4、表5に示した。
【0048】
【表4】
【0049】
【表5】
【0050】評価結果 添加剤としてポエチレングリコール/ポリプロピレング
リコール(6/4)ブレンド物、ポエチレングリコール
/ポリプロピレングリコール(6/4)共重合物、ポリ
プロピレングリコール、ドデシルベンゼンスルホン酸ソ
ーダのいずれを使用しても、0.1〜5重量%配合混練
して得られる樹脂組成物は発泡倍率、表面抵抗、生分解
性、耐熱性共に良好であった。
【0051】実施例25〜31、比較例8〜9 P3のポリ乳酸に種々の官能基数を持つイソシアネート
を所定量及び添加剤としてポリエチレングリコールモノ
ラウリルエーテルを2重量%添加、配合し実施例1〜1
1、比較例1〜5と同様の混練機、混練条件で処理し、
ペレット状樹脂組成物を得、引き続き、同様の処理を行
い評価を行った。結果を表6、表7に示した。
【0052】
【表6】
【0053】
【表7】
【0054】評価結果 実施例25〜28及び比較例8、9よりイソシアネート
の添加量が0.5重量%未満の場合は混練して得られる
樹脂組成物のMIが5を超え、発泡成形体の表面抵抗は
良好であるものの、発泡倍率が小さく、また、イソシア
ネートの添加量が5重量%を超えるものはMIは適正範
囲にあるものの、分岐、架橋度が大になるため発泡倍率
は極端に低下するので好ましくない。一方、イソシアネ
ートの官能基数が2.0未満の場合は、混練して得られ
る樹脂組成物のMIが5を超え発泡倍率が小さく本発明
の目的からはずれている。
【0055】
【発明の効果】以上、本発明の樹脂組成物は発泡性、耐
熱性、機械物性は従来から用いられてきた発泡ポリスチ
レン(PS)と同程度のものが得られ、さらには制電性
に優れ且つ生分解性が著しく優れており、地球環境保全
に資する樹脂組成物である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山 真弘 山口県防府市鐘紡町4番1号 カネボウ合 繊株式会社内 (72)発明者 内藤 寛 山口県防府市鐘紡町4番1号 カネボウ合 繊株式会社内 (72)発明者 中江 綱大 山口県防府市大字大崎276−516

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 L体とD体のモル比が95/5〜60/
    40、又は40/60〜5/95であるポリ乳酸に、イ
    ソシアネート基≧2.0当量/モルのポリイソシアネー
    トを該ポリ乳酸に対し0.5〜5重量%、及びポリアル
    キレングリコール誘導体、アルキルアリールスルホン酸
    金属塩から選ばれた化合物を0.1〜5.0重量%配合
    してなる、溶融粘度がメルトインデックス値(MI)で
    5以下、且つ、発泡成形体とした時の表面抵抗が1011
    Ω以下であることを特徴とする制電性樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 ポリアルキレングリコール誘導体のアル
    キレン基がエチレン、プロピレン、又はこれらの混合
    物、ランダム共重合物又はブロック共重合物である請求
    項1に記載の樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 アルキルアリールスルホン酸金属塩がア
    ルキルベンゼンスルホン酸金属塩である請求項1に記載
    の樹脂組成物。
  4. 【請求項4】 アルキルベンゼンスルホン酸金属塩がド
    デシルベンゼンスルホン酸ナトリウムである請求項3に
    記載の樹脂組成物。
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