JP2000228837A - 永久磁石電動機 - Google Patents

永久磁石電動機

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JP2000228837A
JP2000228837A JP11029079A JP2907999A JP2000228837A JP 2000228837 A JP2000228837 A JP 2000228837A JP 11029079 A JP11029079 A JP 11029079A JP 2907999 A JP2907999 A JP 2907999A JP 2000228837 A JP2000228837 A JP 2000228837A
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permanent magnet
core
rotor core
axis
hole
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Kenji Narita
憲治 成田
Yoshifumi Fukuda
好史 福田
Satoshi Tsukamoto
聡 塚本
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Fujitsu General Ltd
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Fujitsu General Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インナーロータ型永久磁石電動機において、
リラクタンストルクおよびマグネットトルクを有効利用
する。 【解決手段】 ロータコア10に設ける永久磁石埋設孔
および永久磁石11をともに、断面バスタブ形状とし
て、その底部をシャフト挿通孔4側に向けて配置し、永
久磁石埋設孔のロータコア外周側のコア橋絡部の幅を
x、コアシート1枚の厚さをtとして、コア橋絡部の幅
xを0.7t≦x≦2tの範囲内とし、永久磁石11の
両端部のq軸寄り側の角部をd軸とほぼ平行に面取りし
て、磁束の漏洩、短絡を防止するためのフラックスバリ
ア用孔14,14を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は空気調和機のコンプ
レッサなどに用いるインナーロータ型の永久磁石電動機
に係り、さらに詳しく言えば、ロータコアに埋設される
永久磁石の形状を工夫してリラクタンストルクおよびマ
グネットトルクの向上を図るようにした永久磁石電動機
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】インナーロータ型の永久磁石電動機とし
ては、例えば図6に示す構成のものがある。同図におい
て、ステータコア1内のロータコア(磁石埋込型界磁鉄
心)2は、断面を扇形状とした永久磁石3をロータコア
1極当り1個埋設するとともに、円周方向に極数分だけ
等間隔に配置し、かつ、それら隣接する永久磁石3を異
極としている。なお、4はロータコアの軸心に沿って回
転軸を挿通するためのシャフト挿通孔(中心孔)、5は
リベット、6はかしめ部である。
【0003】ここで、永久磁石による空隙部(ステータ
コアの歯と永久磁石との間)の磁束分布が正弦波状にな
っているものとすると、永久磁石電動機のトルクTは、
T=Pn{Φa・Ia・cosβ−0.5(Ld−L
q)・I・sin2β}で表される。なお、Tは出力
トルク、Φaはd,q座標軸上の永久磁石による電機子
鎖交磁束、Ld,Lqはd,q軸インダクタンス、Ia
はd,q座標軸上の電機子電流の振幅、βはd,q座標
軸上の電機子電流のq軸からの進み角、Pnは極対数で
ある。
【0004】上記数式において、第1項は永久磁石によ
るマグネットトルクであり、第2項はd軸インダクタン
スとq軸インダクタンスとの差によって生じるリラクタ
ンストルクである。なお、詳しくは、T.IEEE J
apan,Vol.117―D,No7,1997の論
文を参照されたい。
【0005】また、上記論文によれば、各極の永久磁石
を多層構造とすることにより、リラクタンストルクを有
効に利用できることが記載されている。すなわち、ロー
タコア内に、例えば断面円弧状の永久磁石を1極当り2
個配置して2層構造とすることにより、前述した1極当
り1個(1層)の場合と比較して、d軸インダクタンス
Ldが小さく、q軸インダクタンスLqが大幅に大きく
なり、上記数式におけるパラメータのd軸とq軸のイン
ダクタンス差(Ld−Lq)の値が大きく、結果モータ
トルクTが大きくなることが報告されている。
【0006】このように、リラクタンストルクを有効に
利用することにより、モータトルクTの増大を図ること
ができ、また、1極当りの永久磁石を多層構造にすれ
ば、リラクタンストルクをより有効に利用することがで
きる。詳細は、上記論文を参照されたい。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記永久磁
石電動機において、扇形状の永久磁石3を配置する場
合、リベット5を通してかしめ部6を設けるため、ロー
タコア2内にはどうしても磁石のない領域(図6の実線
矢印a,b参照)が必要となる。
【0008】しかしながら、永久磁石3の使用量(磁石
量)を多くしようとして、例えば扇形状の孤の曲率半径
を大きくすると、図6の実線矢印に示す領域aが大きく
なって無駄な領域が生じる一方で、永久磁石3とロータ
コア1の外周との間の領域bが小さくなる(図6の実線
矢印b参照)。
【0009】したがって、d軸とq軸のインダクタンス
差が小さくなってリラクタンストルクが小さくなり、モ
ータ効率の向上が図れない。しかも、図6の実線矢印に
示す領域bが狭くなれば、かしめ部6の形成が困難とな
り、ロータコア2の強度等に影響を与えることにもな
る。
【0010】また、永久磁石を多層構造とすることによ
り、前述した欠点は解消されるが、1極当り複数個の永
久磁石を使用することから、製造コストが高くなる。し
たがって、製造コスト面では1極当り1つの永久磁石を
使用することが好ましい。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するためになされたものであり、その目的は、1極当
り1つの永久磁石を使用でありながら、ロータコア内を
有効に利用してリラクタンストルクおよびマグネットト
ルクの向上を図り、モータの効率を上げることができる
ようにした永久磁石電動機を提供することにある。
【0012】上記目的を達成するため、本発明は、ステ
ータコアと、同ステータコア内に配置されたコアシート
の積層体からなるロータコア(磁石埋込型界磁鉄心)と
を含み、前記ロータコアに1極当たり1つの永久磁石埋
設孔を同ロータコアの円周方向にその極数に応じて等間
隔に穿設し、その各永久磁石埋設孔内に永久磁石を埋設
してなる永久磁石電動機において、前記各永久磁石埋設
孔を、前記ロータコアの軸線と直交する垂直断面がバス
タブ形状として、その凸部側の底部を前記ロータコアの
シャフト挿通孔側に向けて配置し、前記各永久磁石埋設
孔の前記ロータコア外周側のコア橋絡部の幅をx、前記
コアシート1枚の厚さをtとして、前記コア橋絡部の幅
xを0.7t≦x≦2tの範囲内とし、前記各永久磁石
を前記永久磁石埋設孔と同じくその垂直断面がバスタブ
形状とするとともに、その両端部のq軸寄り側の角部を
d軸とほぼ平行に面取りして、磁束の漏洩、短絡を防止
するためのフラックスバリア用孔を形成したことを特徴
としている。
【0013】この場合、q軸を挟んで隣接する永久磁石
間の間隔をy、ステータコアの歯端幅をwとして、永久
磁石間の間隔yはt≦y≦w(tはコアシート1枚の厚
さ)の範囲内であることが好ましく、これによれば、q
軸の磁気通路を大きくとることができる。
【0014】また、本発明において、永久磁石とシャフ
ト挿通孔との間の領域にかしめ部を形成し、バスタブ形
永久磁石の凹部とロータコア外周との間の領域にリベッ
トを通すこのが好ましく、これによれば、ロータコアの
強度向上が図れる。
【0015】このロータコアは特にブラシレスDCモー
タに好適である。そして、このブラシレスDCモータを
空気調和機のコンプレッサに適用することにより、空気
調和機の性能アップ、信頼性の向上が図れる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
ないし図5を参照して詳しく説明する。なお、図中、図
6と同一部分には同一符号を付して重複説明を省略す
る。
【0017】図1に示されているように、この実施例に
おける永久磁石電動機は三相四極であり、ロータコア
(磁石埋込型界磁鉄心)10には、同ロータコア10の
軸線と直交する垂直断面がバスタブ形状である永久磁石
埋設が1極当り1つずつ穿設され、その各々に同じく垂
直断面がバスタブ形状である永久磁石11が埋設されて
いる。このロータコア10は、後述するように電磁鋼板
をコアシートとしたコアシート積層体である。
【0018】なお、ステータコア1は先に説明した図6
のものと同じであるが、追加的に説明すると、ステータ
コア1は24のスロットを有し、各スロット内には所定
の順序でU相、V相およびW相の電機子巻線が施されて
いる。この例では、外径側の電機子巻線がU相、内径側
の電機子巻線がW相、その中間の電機子巻線がV相にな
っているが、スロット数や電機子巻線数が異なってもよ
い。
【0019】各永久磁石11は、そのバスタブ形状の凸
部側である底部をシャフト挿通孔4に向けてロータコア
10の円周方向に沿って等間隔に4つ配置されており、
隣接する極の永久磁石11は異極とされている。
【0020】本発明において、永久磁石埋設孔および永
久磁石11はともにバスタブ形状であるが、バスタブ形
状とは、2等辺台形の底辺を除く上辺および両側辺に沿
った形状のことをいう。なお、永久磁石11の両端(両
辺)の角部には、磁束の漏洩、短絡防止するためのフラ
ックスバリア用孔14,14が設けられる関係上、同じ
バスタブ形とは言え、その分、永久磁石11は永久磁石
埋設孔よりも小さい。
【0021】このように、永久磁石11を断面バスタブ
形状とすることにより、永久磁石の使用量(磁石量)を
従来の扇形状の永久磁石3と同程度もしくはそれ以上と
しても、他の部分を犠牲にすることなく、その厚さを大
きくすることができる。
【0022】すなわち、図6に示す実線矢印に対応する
領域aが有効に利用できるため、永久磁石の使用量が従
来と変わらず、もしくはそれ以上ととしてマグネットト
ルクの向上が可能である。
【0023】図2に示されているように、各永久磁石埋
設孔のロータコア外周側のコア橋絡部の幅をxとし、ロ
ータコア10のコアシート10aの厚さをt(図5参
照)とすると、本発明では、永久磁石11の磁石量を多
くするとともに、磁束の漏れを少なくするため、コア橋
絡部の幅xを0.7t≦x≦2tの範囲内としている。
【0024】図2および図4を併せて参照すると、バス
タブ形永久磁石11の両端部のq軸寄り側の角部は、d
軸とほぼ平行に面取りされており、これにより永久磁石
埋設孔内に磁束の漏洩、短絡を防止するためのフラック
スバリア用孔14が形成されている。
【0025】また、図4に示されているように、永久磁
石11の両端部の反q軸側の角部は、所定角度(例えば
ロータコア10の外周に沿った角度)でカットされてい
る(同図の実線矢印d,e参照)。
【0026】永久磁石埋設孔は全体が角張らされている
が、永久磁石11側においては、その角張っている箇所
(例えば図4に示すfないしmの角)に適当なRを施す
とよい。すなわち、角を丸めることにより、永久磁石1
1の形状も丸まった断面バスタブ形状となり、永久磁石
11を埋設する際の角の欠けなどを防止することができ
るからである。
【0027】各永久磁石11の両斜辺(側辺)は直線上
の延びており、q軸を挟んで隣接する極の永久磁石11
の斜辺同士は互いに平行である。ここで、隣接する永久
磁石11,11間の間隔をy、ステータコア1の歯端幅
をw(図3参照)、上記のようにコアシート1枚の厚さ
をtとすると、本発明では、永久磁石間の間隔yをt≦
y≦wの範囲内としている。
【0028】これにより、ステータコア1からの磁束
(一方のq軸から他方のq軸へ至る磁束)の磁路が大き
く確保され、後述する領域cによる磁路の確保とともに
d軸とq軸のインダクタンス差がより大きくなり、リラ
クタンスの向上を図ることができる。また、ロータコア
10の内周部と外周部とを連結し、コア強度を上げる働
きもする。
【0029】永久磁石11のバスタブ形状のうち、その
底部は直線的でシャフト挿通孔4に向けて配置される
が、永久磁石11とシャフト挿通孔4との間の間隔z
(図6参照)は、従来例でも説明したように、必要最小
限の値としてロータコア10の強度に配慮を図ることが
好ましい。
【0030】バスタブ形状の底部は直線的であることか
ら、ロータコア10の内周部には、ほぼ正方形の領域が
確保され、各永久磁石11とシャフト挿通孔4との間
に、余裕をもってかしめ部12を形成することができ、
ロータコアの強度を保つことができる。
【0031】また、永久磁石11のバスタブ形状の内側
は、ステータコア1側に向いた凹部になっている。した
がって、ロータコア10の外周との間の領域cは、図6
に示す従来の領域bよりも広いため、ステータコア1か
らの磁束の路(磁路)をより確保することができ、d軸
とq軸のインダクタンス差(Ld−Lq)の値が大きく
なり、リラクタンストルクの向上が図られる。また、d
軸の延長線上で領域c内にリベット13を余裕をもって
通すことができるため、ロータコアの強度が保たれる。
【0032】上記ロータコア10の製造においては、コ
アプレス金型を用いて自動プレスで電磁鋼板を打ち抜
き、金型内でかしめて一体的に形成するコア積層方式
(自動積層方式)が採用される。
【0033】そして、プレス加工工程において、シャフ
ト挿通孔(中心孔)4、永久磁石埋設孔、かしめ部1
2、リベット13を通す孔およびフラックスバリア用孔
14を打ち抜き、図5に示すように、その自動的にプレ
スとともに、コアシート10aをかしめながら積層して
ロータコア10を形成する。なお、永久磁石埋設孔とフ
ラックスバリア用の孔14とは一体化した孔である。
【0034】しかる後、永久磁石埋設孔に例えば低コス
トのフェライト磁石を埋設、着磁し、図5に示すよう
に、ロータコア10の両端部に蓋をした後、リベット1
4を通してかしめて当該ロータコア10の製造が終了す
る。
【0035】このロータコア10はブラシレスDCモー
タに好適であり、そのブラシレスDCモータを例えば空
気調和機のコンプレッサ駆動用に適用すれば、空気調和
機の性能アップ、信頼性の向上が図れる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ステータコアからの磁路(一方のq軸から他方のq軸へ
至る磁路)が大きく確保され、d軸とq軸のインダクタ
ンス差が大きくなる。
【0037】また、ロータコア内を有効に利用して永久
磁石を埋設することができ、可及的に永久磁石の使用量
(磁石量)を多くすることができるため、リラクタンス
トルクおよびマグネットトルクの向上を図り、モータの
効率を上げることができる。
【0038】さらに、ロータコアをプレス加工で得る
際、バリ等の発生を防止することができることから、製
造の歩留まりの向上させ、製造コストの低下を図ること
ができるという効果がある。
【0039】また、隣接する永久磁石の間隔をコアシー
トの厚さ以上で、ステーコアの歯端幅以下としているこ
とから、永久磁石の間にもステータコアからの磁路が確
保されるとともに、ロータコアの強度を保てるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による永久磁石電動機の一実施例を示し
た概略的平面図。
【図2】上記実施例に用いられているロータコアの概略
的平面図。
【図3】上記実施例に組み込まれているステータコアの
一部分を示した拡大平面図。
【図4】上記ロータコア内に埋設される永久磁石の一つ
を示した概略的平面図。
【図5】上記ロータコアの概略的断面図。
【図6】従来の永久磁石電動機を説明するための概略的
平面図。
【符号の説明】
1 ステータコア 4 シャフト挿通孔 10 ロータコア(磁石埋込型界磁鉄心) 10a コアシート 11 永久磁石(ロータコア10の) 12 かしめ部 13 リベット 14 フラックスバリア用孔 c 領域 x 間隔(隣接する永久磁石11の間の距離) y 距離(永久磁石11の両端面とロータコア10外周
との間隔) t コアシートの厚さ w 歯端幅(ステータコア1の)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 塚本 聡 神奈川県川崎市高津区末長1116番地 株式 会社富士通ゼネラル内 Fターム(参考) 5H019 AA04 BB20 CC03 EE14 5H621 AA03 GA01 GA04 GA15 JK05 5H622 AA03 CA02 CA07 CA13 CB04 CB05 PP03 PP10 PP11 PP19 QB05

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステータコアと、同ステータコア内に配
    置されたコアシートの積層体からなるロータコア(磁石
    埋込型界磁鉄心)とを含み、前記ロータコアに1極当た
    り1つの永久磁石埋設孔を同ロータコアの円周方向にそ
    の極数に応じて等間隔に穿設し、その各永久磁石埋設孔
    内に永久磁石を埋設してなる永久磁石電動機において、 前記各永久磁石埋設孔を、前記ロータコアの軸線と直交
    する垂直断面がバスタブ形状として、その凸部側の底部
    を前記ロータコアのシャフト挿通孔側に向けて配置し、
    前記各永久磁石埋設孔の前記ロータコア外周側のコア橋
    絡部の幅をx、前記コアシート1枚の厚さをtとして、
    前記コア橋絡部の幅xを0.7t≦x≦2tの範囲内と
    し、 前記各永久磁石を前記永久磁石埋設孔と同じくその垂直
    断面がバスタブ形状とするとともに、その両端部のq軸
    寄り側の角部をd軸とほぼ平行に面取りして、磁束の漏
    洩、短絡を防止するためのフラックスバリア用孔を形成
    したことを特徴とする永久磁石電動機。
  2. 【請求項2】 ステータコアと、同ステータコア内に配
    置されたコアシートの積層体からなるロータコア(磁石
    埋込型界磁鉄心)とを含み、前記ロータコアに1極当た
    り1つの永久磁石埋設孔を同ロータコアの円周方向にそ
    の極数に応じて等間隔に穿設し、その各永久磁石埋設孔
    内に永久磁石を埋設してなる永久磁石電動機において、 前記各永久磁石埋設孔を、前記ロータコアの軸線と直交
    する垂直断面がバスタブ形状として、その凸部側の底部
    を前記ロータコアのシャフト挿通孔側に向けて配置し、
    前記各永久磁石埋設孔の前記ロータコア外周側のコア橋
    絡部の幅をx、前記コアシート1枚の厚さをtとして、
    前記コア橋絡部の幅xを0.7t≦x≦2tの範囲内と
    し、 前記各永久磁石を前記永久磁石埋設孔と同じくその垂直
    断面がバスタブ形状とし、q軸を挟んで隣接する前記永
    久磁石間の間隔をy、前記ステータコアの歯端幅をwと
    して、前記永久磁石間の間隔yをt≦y≦wの範囲内と
    するとともに、前記永久磁石の両端部のq軸寄り側の角
    部をd軸とほぼ平行に面取りして、磁束の漏洩、短絡を
    防止するためのフラックスバリア用孔を形成したことを
    特徴とする永久磁石電動機。
  3. 【請求項3】 前記永久磁石と前記シャフト挿通孔との
    間の領域にかしめ部を形成し、前記永久磁石の凹部と前
    記ロータコア外周との間の領域にリベットを通してなる
    請求項1または2に記載の永久磁石電動機。
  4. 【請求項4】 前記ロータコアを組み込んでブラシレス
    DCモータとしてなる請求項1,2または3に記載の永
    久磁石電動機。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020048700A (ko) * 2000-12-18 2002-06-24 윤종용 압축기 모터
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WO2018176942A1 (zh) * 2017-03-28 2018-10-04 安徽美芝制冷设备有限公司 用于电机的转子、电机及压缩机

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