JP2000078784A - 永久磁石電動機 - Google Patents

永久磁石電動機

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JP2000078784A
JP2000078784A JP10246709A JP24670998A JP2000078784A JP 2000078784 A JP2000078784 A JP 2000078784A JP 10246709 A JP10246709 A JP 10246709A JP 24670998 A JP24670998 A JP 24670998A JP 2000078784 A JP2000078784 A JP 2000078784A
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rotor core
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core
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Yoshifumi Fukuda
好史 福田
Kenji Narita
憲治 成田
Satoshi Tsukamoto
聡 塚本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 永久磁石電動機において、マグネットトルク
を維持したままリラクタンストルクを上げ、かつロータ
コアの強度を保つ。 【解決手段】 インナーロータ型の永久磁石電動機にお
いて、ロータコア10の1極当り断面台形の永久磁石1
1を1つ用い、この永久磁石11の断面台形の上辺を当
該中心孔4に向けるとともに、この上辺と当該中心孔4
との間隔を所定値lとし、かつ前記断面台形の底辺をロ
ータコア10の外周に向け、この断面台形の永久磁石1
1をロータコア11の円周方向に4つ等間隔に埋設し、
この隣接している永久磁石11を異極とする。永久磁石
11と中心孔4との間の領域でq軸上にかしめ部12を
形成し、永久磁石11とロータコア10の外周との間の
領域でリベット13を通す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は空気調和機や冷蔵
庫等に用いるインナーロータ型の永久磁石電動機に係
り、特に詳しくはマグネットトルクおよびリラクタンス
トルクを有効利用して高効率化を可能とする永久磁石電
動機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】インナーロータを有する永久磁石電動機
としては、例えば図4に示す構成のものが提案されてい
る。
【0003】図4において、ステータコア1内の磁石埋
込型界磁鉄心(ロータコア)2は、ほぼ断面扇状の永久
磁石3を1極当り1個埋設してなるとともに、円周方向
に極数分だけ等間隔に配置し、かつそれら隣接する永久
磁石3を異極としている。なお、4はシャフトを通す孔
(中心孔;軸孔)、5はリベット、6,7はかしめ部で
ある。
【0004】ここに、永久磁石による空隙部(ステータ
コアの歯と永久磁石との間)の磁束分布が正弦波状にな
っているものとすると、永久磁石電動機のトルクTはT
=Pn{Φa・Ia・cosβ−0.5(Ld−Lq)
・I・sin2β}で表される。なお、Tは出力トル
ク、Φaはd,q座標軸上の永久磁石による電機子鎖交
磁束、Ld,Lqはd,q軸インダクタンス、Iaは
d,q座標軸上の電機子電流の振幅、βはd,q座標軸
上の電機子電流のq軸からの進み角、Pnは極対数であ
る。
【0005】前記数式において、第1項は永久磁石によ
るマグネットトルクであり、第2の2項はd軸インダク
タンスとq軸インダクタンスとの差によって生じるリラ
クタンストルクである。なお、詳しくは、T.IEEE
Japan,Vol.117―D,No7,1997
の論文を参照されたい。
【0006】また、前記論文によると、各極の永久磁石
を多層構造とすることにより、リラクタンストルクを有
効利用することが記載されている。例えば、ステータコ
ア1内のロータコアは、断面円弧状の永久磁石を1極当
り2個配置し、つまり2層構造になっている。これは前
述した1極当り1個(1層)の場合と比較して、d軸イ
ンダクタンスLdが小さく、q軸インダクタンスLqが
大幅に大きくなり、これにより前記数式におけるパラメ
ータのインダクタンス差(Ld−Lq)の値が大きく、
その結果モータトルクTが大きくなる。
【0007】このように、リラクタンストルクを有効利
用すれば、モータトルクTの増大を図ることができ、1
極当りの永久磁石を多層構造にすれば、リラクタンスト
ルクをより有効利用することになる。詳細は、前記論文
を参照されたい。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記永久磁
石電動機において、ほぼ断面扇状の永久磁石3と中心孔
4との距離lはロータコア(コアシート)の強度上から
最小限の寸法とする必要があり(図5参照)、ロータコ
ア2内にはどうしても磁石のない無駄な領域(同図の波
線矢印a,b参照)が生じてしまう。なお、図5は図4
に示すロータコアの拡大図である。
【0009】しかも、永久磁石の使用量(磁石量)を多
くするために、断面扇状の孤の曲率半径を大きくする
と、その無駄な領域が大きくなってしまい、それに伴っ
て、永久磁石3とロータコア1の外周との間の領域(図
5の実線矢印c参照)が小さくなる。その結果、q軸イ
ンダクタンスが小さくなってd軸とのインダクタンス差
が小さくなるため、リラクタンストルクが小さくり、ひ
いてはモータの効率向上が図れない。
【0010】また、前記論文に記載されている多層構造
の永久磁石を有するロータコアの場合には、前述したよ
うな欠点を解消することができるが、1極当り複数個の
永久磁石を使用することから、製造コストが高くなる。
したがって、製造コスト面では1極当り1つの永久磁石
を使用することが好ましい。
【0011】この発明は前記課題に鑑みなされたもので
あり、その目的は1極当り1つの永久磁石を使用し、ロ
ータコアの強度を低下させることなくマグネットトルク
を維持することにより、リラクタンストルクの有効利用
を図ることができ、ひいてはモータの効率を上げること
ができるようにした永久磁石電動機を提供することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明はステータコア内に磁石埋込型界磁鉄心
(ロータコア)を配置してなる永久磁石電動機におい
て、前記ロータコアの1極当り断面台形の永久磁石を1
つ用い、該永久磁石の断面台形の上辺を当該中心孔に向
けるとともに、該上辺と当該中心孔との間隔を所定値と
し、かつ前記断面台形の底辺を前記ロータコアの外周に
向け、該断面台形の永久磁石を前記ロータコアの円周方
向に当該極数分だけ等間隔に埋設し、該隣接している永
久磁石を異極としてなることを特徴としている。
【0013】この発明はステータコア内に磁石埋込型界
磁鉄心(ロータコア)を配置してなる永久磁石電動機に
おいて、前記ロータコアの1極当り断面台形の永久磁石
を1つとして同永久磁石の上辺を当該中心孔に向けると
ともに、該上辺と当該中心孔との間隔を所定値とし、か
つ該断面台形の底辺を前記ロータコアの外周に向けて当
該極数分だけ等間隔に埋設するために、予め断面台形の
孔を設ける一方、少なくとも前記永久磁石の断面台形の
底辺側両角を面取りし前記孔に埋設し、かつ該隣接して
いる永久磁石を異極とし、該永久磁石の両端側にフラッ
クスバリアを形成するようにしたことを特徴としてい
る。
【0014】この場合、前記隣接している異極の永久磁
石の斜辺はq軸に沿って平行であり、かつ該隣接してい
る異極の永久磁石の間隔は所定値として前記ロータコア
外周部と当該中心部とを連結すると好ましい。
【0015】前記永久磁石と前記中心孔との間の領域
で、かつq軸付近にかしめ部を形成し、前記永久磁石と
前記ロータコアの外周との間の領域にリベットを通すと
好ましい。
【0016】前記永久磁石はフェライト磁石であるとよ
い。
【0017】前記ロータコアを組み込んでブラシレスD
Cモータとするとよい。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
1ないし図3を参照して詳しく説明する。なお、図中、
図3と同一部分には同一符号を付して重複説明を省略す
る。
【0019】この発明の永久磁石電動機は、1極当り1
つの永久磁石を断面台形形状にすれば、永久磁石の間隔
が狭くなって無駄なスペースを省ける一方、永久磁石の
使用量を減らすことなく、永久磁石と中心孔との間隔を
必要程度とれ、かつ永久磁石とロータコアの外周との間
の領域が広くなることに着目したものである。
【0020】そのため、図1および図2示すように、こ
の三相四極の永久磁石電動機のロータコア(磁石埋込型
界磁鉄心)10は、1極当り1つの断面台形形状の永久
磁石(例えばフェライト磁石)11を用い、この断面台
形形状の上辺を中心孔4に向け、その底辺をコア外周に
向けて配置し、この永久磁石11を円周方向に4つ埋設
し、かつ隣接する極の永久磁石11を異極にして埋設し
ている。
【0021】また、隣接する永久磁石11の斜辺は平行
であり、これにより図5に示す波線矢印a,bに対応す
る領域(無駄な領域)を省くことができ、つまりマグネ
ットで埋めることができる。したがって、その領域分永
久磁石11の使用量(磁石量)が増え、後述する断面台
形とコア外周との間の領域が広くなる分、永久磁石11
の使用量が減ってもトータルの使用量としては従来と変
わらず、マグネットトルクの維持が可能である。
【0022】さらに、各永久磁石11の断面台形の底辺
が直線であるため、この底辺とコア外周との間の領域
(図4に示す実線矢印cに対応する領域)が従来より広
くなり、つまりステータコア1からの磁束の路(磁路)
をより確保することができる。これにより、インダクタ
ンス差(Ld−Lq)の値が大きくなってリラクタンス
トルクが大きくなる。
【0023】この場合、永久磁石11の上辺と中心孔4
との間の距離lは従来同様に最小限の寸法とする。これ
により、中心孔4の周りではリベット通しが難しいとは
いうものの、かしめ部12をその中心孔4の周りでq軸
上に形成することができるとともに、前述したように、
永久磁石11とコア外周との間の領域が広くなることか
ら、リベット13をその領域に通すことができる。
【0024】また、前記永久磁石11の断面台形の両角
部を所定曲率の曲面(R面)としたり、もしくはその両
角部をカットするなどして面取りすることが好ましい。
これによれば、永久磁石11の製造時やロータコア10
に埋め込む際に、その角部分の欠け等を防止することが
できる。
【0025】また、図3に示すように、ロータコア20
に埋設する永久磁石21の断面台形の両底辺の角をより
大きいRとし(より大きく丸め)、永久磁石21の端部
にフラックスバリア14a,14bを形成し、磁束の漏
洩、短絡を防止する。この場合、永久磁石21を埋設す
る孔およびフラックスバリア14a,14bの孔は1つ
の孔15で済み、しかもこの孔15に埋め込んだ永久磁
石21がロータコア20の回転時に動くこともない。
【0026】なお、図3中、図1と同一部分には同一符
号を付して重複説明を省略し、ステータコアについては
図1を参照されたい。
【0027】前記ロータコア10,20の製造において
は、コアプレス金型を用いて自動プレスで電磁鋼板を打
ち抜き、金型内でかしめて一体的に形成するコア積層方
式(自動積層方式)を採用する。このプレス加工工程に
おいて、中心孔4、永久磁石11の埋設孔、かしめ部1
2、リベット13を通す孔を打ち抜き、図2に示すよう
に、自動的にプレスし、コアシート10aをかしめなが
ら積層してロータコア10を形成する。なお、図3に示
すロータコア20の場合には、永久磁石11の埋設孔と
フラックスバリア14a,14bの孔とは一体化した孔
15として打ち抜く。
【0028】しかる後、成形した低コストのフェライト
磁石を永久磁石11,20の孔に埋設し、かつ永久磁石
11,21を厚さ方向(ロータコア10の径方向)に磁
化、着磁する。
【0029】また、図2に示すように、ロータコア1
0,20の両端部に蓋をした後、リベット13を通して
かしめて当該ロータコア10,20の製造が終了する。
したがって、ロータコア10,20の製造コストは従来
と殆ど同じに済む。
【0030】図1について追加的に説明すると、これ
は、永久磁石電動機を三相四極モータとした場合であ
り、24スロットのステータコア10にはU相、V相お
よびW相の電機子巻線が施されており、外径側の電機子
巻線がU相、内径側の電機子巻線がW相、その中間の電
機子巻線がV相になっているが、スロット数や電機子巻
線数が異なってもよい。
【0031】また、前述したロータコア10をブラシレ
スDCモータに利用し、例えば空気調和機のコンプレッ
サ等に適用すれば、空気調和機の性能アップ、信頼性の
向上が図れる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、この永久磁石電動
機の請求項1記載の発明によると、ステータコア内に磁
石埋込型界磁鉄心(ロータコア)を配置してなる永久磁
石電動機において、前記ロータコアの1極当り断面台形
の永久磁石を1つ用い、該永久磁石の断面台形の上辺を
当該中心孔に向けるとともに、該上辺と当該中心孔との
間隔を所定値とし、かつ前記断面台形の底辺を前記ロー
タコアの外周に向け、この断面台形の永久磁石を前記ロ
ータコアの円周方向に当該極数分だけ等間隔に埋設し、
この隣接している永久磁石を異極としてなるので、断面
台形形状によりロータコア内を有効に利用して永久磁石
の使用量(磁石量)を減らすことなく、マグネットトル
クを維持することができる一方、ロータコアの強度を低
下させることなくステータコアからの磁束の路(磁路)
を確保することができることから、リラクタンストルク
を有効利用することができ、ひいては高効率モータを実
現することができるという効果がある。
【0033】請求項2記載の発明によると、ステータコ
ア内に磁石埋込型界磁鉄心(ロータコア)を配置してな
る永久磁石電動機において、前記ロータコアの1極当り
断面台形の永久磁石を1つとして同永久磁石の上辺を当
該中心孔に向けるとともに、この上辺と当該中心孔との
間隔を所定値とし、かつこの断面台形の底辺を前記ロー
タコアの外周に向けて当該極数分だけ等間隔に埋設する
ために、予め断面台形の孔を設ける一方、少なくとも前
記永久磁石の断面台形の底辺側両角を面取りして前記孔
に埋設し、かつ該隣接している永久磁石を異極とし、こ
の永久磁石の両端側にフラックスバリアを形成するよう
にしたので、断面台形形状によりロータコア内を有効に
利用して永久磁石の使用量(磁石量)を減らすことな
く、マグネットトルクを維持することができる一方、ロ
ータコアの強度を低下させることなくステータコアから
の磁束の路(磁路)を確保することができるため、リラ
クタンストルクを有効利用することができるばかりか、
フラックスバリアによって磁束の漏洩、短絡を防止する
ことができ、ひいてはより高効率モータを実現すること
ができるという効果がある。
【0034】請求項3記載の発明によると、請求項1ま
たは2において前記隣接している異極の永久磁石の斜辺
はq軸に沿って平行であり、かつ該隣接している異極の
永久磁石の間隔は所定値として前記ロータコア外周部と
当該中心部とを連結してなるので、請求項1または2の
効果に加え、よりリラクタンストルクの発生に寄与する
ことができるという効果がある。
【0035】請求項4記載の発明によると、請求項1ま
たは2において前記永久磁石と前記中心孔との間の領域
で、かつq軸付近にかしめ部を形成し、前記永久磁石と
前記ロータコアの外周との間の領域にリベットを通して
なるので、請求項1または2の効果に加え、前記断面台
形形状によりかしめ部の形成およびリベット通しが余裕
をもってできるため、よりロータコアの強度を保つこと
ができるという効果がある。
【0036】請求項4記載の発明によると、請求項1,
2,3または4における永久磁石はフェライト磁石であ
るので、請求項1,2,3または4の効果に加え、希土
類磁石等の高価な材料を使用しなくとも、必要なマグネ
ットトルクおよびリラクタンストルクを得ることが可能
であり、つまり低コストで高効率のモータを実現するこ
とができるという効果がある。
【0037】請求項6記載の発明によると、請求項1,
2,3または4におけるロータコアを組み込んでブラシ
レスDCモータとしてなるので、請求項1,2,3また
は4の効果に加え、例えば空気調和機のコンプレッサ等
のモータに適用すれば、空気調和機の性能アップ、信頼
性の向上が図られ、さらには低コスト化をも図ることが
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態を説明するための永久磁
石電動機の概略的平面図。
【図2】図1に示す永久磁石電動機を構成するロータコ
アの概略的断面図。
【図3】この発明の他の実施の形態を説明するためのロ
ータコアの概略的平面図。
【図4】従来の永久磁石電動機を説明するための概略的
平面図。
【図5】図4に示す永久磁石電動機を構成するロータコ
アの概略的断面図。
【符号の説明】
1 ステータコア 4 中心孔(シャフト用軸孔) 10,20 ロータコア(磁石埋込型界磁鉄心) 11,21 永久磁石 12 かしめ部 13 リベット 14a,14b フラックスバリア 15 孔(永久磁石用およびフラックスバリア用)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 塚本 聡 神奈川県川崎市高津区末長1116番地 株式 会社富士通ゼネラル内 Fターム(参考) 5H622 CA02 CA07 CA10 CA13 CB04 CB05 DD01 PP03 PP11 PP12 PP14 PP16

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステータコア内に磁石埋込型界磁鉄心
    (ロータコア)を配置してなる永久磁石電動機におい
    て、前記ロータコアの1極当り断面台形の永久磁石を1
    つ用い、該永久磁石の断面台形の上辺を当該中心孔に向
    けるとともに、該上辺と当該中心孔との間隔を所定値と
    し、かつ前記断面台形の底辺を前記ロータコアの外周に
    向け、該断面台形の永久磁石を前記ロータコアの円周方
    向に当該極数分だけ等間隔に埋設し、該隣接している永
    久磁石を異極としてなることを特徴とする永久磁石電動
    機。
  2. 【請求項2】 ステータコア内に磁石埋込型界磁鉄心
    (ロータコア)を配置してなる永久磁石電動機におい
    て、前記ロータコアの1極当り断面台形の永久磁石を1
    つとして同永久磁石の上辺を当該中心孔に向けるととも
    に、該上辺と当該中心孔との間隔を所定値とし、かつ該
    断面台形の底辺を前記ロータコアの外周に向けて当該極
    数分だけ等間隔に埋設するために、予め断面台形の孔を
    設ける一方、少なくとも前記永久磁石の断面台形の底辺
    側両角を面取りし前記孔に埋設し、かつ該隣接している
    永久磁石を異極とし、該永久磁石の両端側にフラックス
    バリアを形成するようにしたことを特徴とする永久磁石
    電動機。
  3. 【請求項3】 前記隣接している異極の永久磁石の斜辺
    はq軸に沿って平行であり、かつ該隣接している異極の
    永久磁石の間隔は所定値として前記ロータコア外周部と
    当該中心部とを連結してなる請求項1または2記載の永
    久磁石電動機。
  4. 【請求項4】 前記永久磁石と前記中心孔との間の領域
    で、かつq軸付近にかしめ部を形成し、前記永久磁石と
    前記ロータコアの外周との間の領域にリベットを通して
    なる請求項1または2記載の永久磁石電動機。
  5. 【請求項5】 前記永久磁石はフェライト磁石である請
    求項1,2,3または4記載の永久磁石電動機。
  6. 【請求項6】 前記ロータコアを組み込んでブラシレス
    DCモータとしてなる請求項1,2,3または4記載の
    永久磁石電動機。
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Cited By (7)

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