JP2000227739A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000227739A
JP2000227739A JP11028466A JP2846699A JP2000227739A JP 2000227739 A JP2000227739 A JP 2000227739A JP 11028466 A JP11028466 A JP 11028466A JP 2846699 A JP2846699 A JP 2846699A JP 2000227739 A JP2000227739 A JP 2000227739A
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temperature
printing
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forming apparatus
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JP11028466A
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Mitsuhiro Ito
充浩 伊藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリント頻度が多い使用環境に対してはスタ
ンバイ状態から画像形成可能となる時間が短いスタンバ
イ状態の選択ができ、プリント頻度が少ない使用環境に
対しては消費電力が抑えられたスタンバイ状態の選択が
できる画像形成装置を提供する。 【解決手段】 非プリント時の定着器温度およびスキャ
ナモータ回転数の複数の組み合わせを予め記憶部に記憶
させておく。そして、非プリント時の経過時間を検出
し、この経過時間に応じて記憶部に記憶された複数の組
み合わせのなかから1つを選択する。または、外部装置
からの制御に応じて記憶部に記憶された複数の組み合わ
せのなかから1つを選択する。または、ユーザの設定操
作に応じて記憶部に記憶された複数の組み合わせのなか
から1つを選択する。そして、選択した組み合わせによ
り、非プリント時の定着器温度およびスキャナモータ回
転数を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録シートに転写
されたトナー像を熱加圧して定着する定着器を有し、レ
ーザ出力をポリゴンミラーで感光体ドラム上に走査さ
せ、電子写真プロセスによって画像を形成する画像形成
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の画像形成装置には、
非プリント時にはプリント指示の受付けを待つ状態(以
下、スタンバイ状態という)となっている。特に、電子
写真プロセスを用いたレーザプリンタ等の画像形成装置
においては、ハロゲンヒータを用いた熱定着器を有して
おり、スタンバイ状態では、プリント時の定着温度より
低めの温度に維持されるように温度制御を行っている。
また、ポリゴンミラーを駆動するスキャナモータを有し
ており、スタンバイ状態では、スキャナモータの回転を
停止するような制御を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年の
画像形成装置では、印刷速度の向上に伴い、定着温度の
上昇化やスキャナモータ回転数の上昇化が進んでいる。
このため、スタンバイ状態からプリント指示を受けて、
定着器の温度上昇を開始して画像形成可能となる時間、
およびスキャナモータの回転を開始してポリゴンミラー
が画像形成可能な安定回転となる時間は、両者とも長く
なる傾向にあり、プリント頻度が多い使用環境において
は、プリント指示から画像形成可能になるまでの、この
所要時間を待たなければならない問題があった。
【0004】また、逆にプリント頻度が少ない使用環境
においては、スタンバイ状態においてもハロゲンヒータ
への通電を行っているため、あまり高い温度で定着器温
度を制御していると、電力消費が増大し、省エネルギの
点で問題があった。
【0005】本発明の目的は、上記のような問題点を解
決して、プリント頻度が多い使用環境に対してはスタン
バイ状態から画像形成可能となる時間が短いスタンバイ
状態の選択ができ、プリント頻度が少ない使用環境に対
してはスタンバイ状態から画像形成可能となる時間は長
くなるものの、消費電力が抑えられたスタンバイ状態の
選択ができる画像形成装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、画像信号に基
づいてオン/オフされるレーザ出力をポリゴンミラーで
感光体ドラム上に走査させ、電子写真プロセスによって
画像を形成し、記録シートに転写されたトナー像を熱加
圧して定着する定着器を有する画像形成装置において、
定着器本体の表面温度を検出する温度検出手段と、前記
温度検出手段の検出結果に基づいて定着器の温度を制御
する温度制御手段と、ポリゴンミラーを駆動するスキャ
ナモータの回転数を切り替える回転数切替手段と、非プ
リント時の定着器温度およびスキャナモータ回転数の複
数の組み合わせを記憶しておく記憶手段と、前記記憶手
段に記憶された複数の組み合わせのなかから1つの組み
合わせを選択する選択手段と、前記選択手段によって選
択された組み合わせにより、非プリント時の定着温度と
スキャナモータ回転数の制御を行う制御手段とを有する
ことを特徴とする。
【0007】また本発明は、非プリント時の経過時間を
検出する時間検出手段を有し、前記選択手段は、非プリ
ント時の経過時間に応じて前記記憶手段に記憶された複
数の組み合わせのなかから1つの組み合わせを選択する
ことを特徴とする。
【0008】また本発明は、外部装置と通信を行う通信
手段を有し、前記選択手段は、通信手段を介する外部装
置からの制御に応じて前記記憶手段に記憶された複数の
組み合わせのなかから1つの組み合わせを選択すること
を特徴とする。
【0009】また本発明は、ユーザが画像形成装置に対
して設定操作を行える操作手段を有し、前記選択手段
は、前記操作手段によるユーザの設定操作に応じて前記
記憶手段に記憶された複数の組み合わせのなかから1つ
の組み合わせを選択することを特徴とする。
【0010】以上のような構成により、スタンバイ状態
での定着温度はプリント時の定着温度よりわずかに低
く、かつスキャナモータ回転数をプリント時の回転数よ
りわずかに低くした組み合わせを選択した場合には、ス
タンバイ状態から画像形成可能となる時間が短くなる。
【0011】逆に、スタンバイ状態での定着温度はプリ
ント時の定着温度よりかなり低く、かつスキャナモータ
回転数をプリント時の回転数よりかなり低くした組み合
わせを選択した場合には、スタンバイ状態から画像形成
可能となる時間は長くなるものの、スタンバイ状態での
消費電力は少なくなる。
【0012】したがって、プリント頻度が多い使用環境
に対してはスタンバイ状態から画像形成可能となる時間
が短いスタンバイ状態の選択ができ、プリント頻度が少
ない使用環境に対してはスタンバイ状態から画像形成可
能となる時間は長くなるものの消費電力が抑えられたス
タンバイ状態の選択が可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態および実施例】図1は、本発明の実
施例による画像形成装置の構造を示す断面図であり、こ
こではレーザプリンタの例を示している。
【0014】プリンタ本体1は、記録シートSを収納す
るカセット2を有し、このカセット2の記録シートSの
有無を検知するカセットシート有無センサ3と、カセッ
ト2の記録シートSのサイズを検知するカセットサイズ
センサ4(複数個のマイクロスイッチにて構成されてい
る)と、カセット2から記録シートSを繰り出す給紙ロ
ーラ5が設けられている。
【0015】そして、給紙ローラ5の下流には、記録シ
ートSを同期搬送するレジストローラ対6が設けられて
いる。また、レジストローラ対6の下流にはレーザスキ
ャナ部7からのレーザ光に基づいて、感光ドラム17上
にトナー像を形成する着脱可能なプロセスカートリッジ
8が設けられている。感光ドラム17上のトナー像は、
転写帯電器21によって記録シートSに転写される。
【0016】さらに、プロセスカートリッジ8の下流に
は、記録シートS上に形成されたトナー像を熱加圧定着
する定着器9が設けられており、定着器9の下流には排
紙部のシート搬送状態を検知する排紙センサ10および
記録シートSを排紙する排紙ローラ11と、画像形成の
完了した記録シートSを積載する排紙トレー12が設け
られている。
【0017】また、レーザスキャナ部7は、外部装置2
8から送出される画像信号に基づいて変調されたレーザ
光を発光するレーザユニット13と、このレーザユニッ
ト13からのレーザ光を感光ドラム17上に走査するた
めのスキャナモータユニット14と、結像レンズ群15
と、折り返しミラー16等により構成されている。スキ
ャナモータユニット14は、スキャナモータ14aおよ
びポリゴンミラー14b等から構成される。
【0018】そして、プロセスカートリッジ8は、電子
写真プロセスに必要な感光ドラム17、前露光ランプ1
8、一次帯電器19、現像器20、転写帯電器21、ク
リーナ22から構成される。また、定着器9は、ヒート
ローラ9aと、加圧ローラ9bと、ヒートローラ9a内
部に設けられたハロゲンヒータ9cと、ヒートローラ9
aの表面温度を検出するサーミスタ9d等から構成され
ている。
【0019】また、メインモータ23は、給紙ローラ5
には給紙ローラクラッチ24を介して駆動力を与え、レ
ジストローラ対6にはレジストローラクラッチ25を介
して駆動力を与えており、他に感光ドラム17を含むプ
ロセスカートリッジ8の各部、定着器9、排紙ローラ1
1にも駆動力を与えている。
【0020】また、プリンタ制御装置26は、プリンタ
本体1の全体を制御する装置であり、タイマ26a、R
OM26b、RAM26cなどを有するマイクロコンピ
ュータ26d、および各種入出力制御回路(ここでは図
示せず)で構成される。さらに、プリンタ制御装置26
は、インターフェース27を介して外部装置28と通信
可能な状態で接続されている。
【0021】図2は、本発明の第1実施例によるプリン
タ制御装置26の構成を示すブロック図である。
【0022】このプリンタ制御装置26に関する機能と
しては、インターフェース27を介しての外部機器28
との通信を制御する外部機器通信手段30と、ウォーミ
ングアップ、スタンバイ、プリント、故障等のプリンタ
状態制御を管理する状態管理手段31と、高圧ユニット
29(プロセスカートリッジ8および転写帯電器21な
ど)の各種高圧出力の制御を行う高圧制御手段32と、
定着器8の定着温度を検知したり定着温度を制御する定
着器温度制御手段33と、メインモータユニット23に
て駆動停止の制御を行う用紙搬送制御手段34と、レー
ザユニット13内の半導体レーザの駆動電流値を制御し
てレーザの発光量を制御するレーザ制御手段35と、ス
キャナユニット14内のポリゴンミラー14bを駆動す
るスキャナモータ14aの回転数制御および定常回転レ
ディの判断を行うスキャナモータ制御手段36とを有し
ている。
【0023】図3は、スタンバイから印字開始にかけて
のスキャナモータの回転数の上昇および定着器温度の上
昇の様子を示すタイムチャートである。
【0024】スキャナモータ回転数は、初期状態の回転
数0から印字可能となる回転数Rpまでの上昇を、定着
器温度は、初期状態の室温Tjから印字可能となる定着
温度Tpまでの上昇をグラフにて示した。スキャナモー
タの回転数がRpに達して安定な定常回転に入り、か
つ、定着器温度がTpに達した場合に、印字が開始され
る。
【0025】ここでスタンバイ状態として、スタンバイ
モード1〜4をそれぞれ設定する。それぞれの場合にお
いて、スタンバイ状態のスキャナモータ回転数をR1〜
R4に制御し、スタンバイ状態の定着器温度をT1〜T
4に制御することにより、スタンバイから印字開始まで
の所要時間はt1〜t4となる。なお、この例では、ス
タンバイモード1および2におけるスキャナモータの回
転数R1およびR2は0であり、つまりスキャナモータ
停止を意味している。
【0026】このようにスキャナモータの回転数と定着
器温度の組み合わせを設定することで、スタンバイから
印字開始までの所要時間を選択できるため、プリント頻
度が多い使用環境では所要時間の短いスタンバイモード
3や4を選び、プリント頻度が少ない使用環境や消費電
力を少なくしたい場合ではスタンバイモード1や2を選
ぶことが可能となる。
【0027】図4は、このようにして決定したスキャナ
モータの回転数と定着器温度の組み合わせを示す一覧表
である。
【0028】このスタンバイモード1〜4におけるスキ
ャナモータの回転数と定着器温度の組み合わせを、プリ
ンタ制御装置26のROM26bに予め記憶させてお
く。そして、本発明の第1実施例では、外部機器28よ
り外部機器通信手段30を用いて、この組み合わせの中
から1つを選択することで、スタンバイ状態でのスキャ
ナモータ回転数と定着器温度を使用環境に応じて選択で
きることになる。なお、この第1実施例では、組み合わ
せを4通り用意しているが、さらに細かい複数の組み合
わせを用意してもよい。
【0029】次に、本実施例におけるスタンバイ時のス
キャナモータ回転数および定着器温度の制御、およびス
タンバイモードの設定選択の制御について、図5〜図7
に示すフローチャートを用いて説明する。
【0030】まず、図5は、外部機器通信手段30の制
御のうち、スタンバイモード設定制御の動作を示すフロ
ーチャートである。
【0031】電源投入とともに、予めROM26bに記
憶されてあるデフォルトのモードとして、スタンバイモ
ード2をスタンバイモードに設定し、RAM26cに格
納しておく(ステップS101)。外部機器28からス
タンバイモード選択のコマンドを受信するまで待機する
(ステップS102)。
【0032】スタンバイモード選択のコマンドを受信し
たら、指定されたスタンバイモード(スタンバイモード
1〜4のいずれか)を、スタンバイモードに設定し、R
AM26cに格納しておく(ステップS103)。その
後、再びステップS102に戻る。
【0033】次に、図6は、スタンバイ状態におけるス
キャナモータ制御手段36の制御の動作を示すフローチ
ャートである。
【0034】前述したように外部機器通信手段30の制
御によって設定されているスタンバイモードをRAM2
6cから読み出す(ステップS201)。そして、この
読み出した設定スタンバイモードに従い、ROM26b
に記憶されている図4で示した組み合わせより、スキャ
ナモータ回転数を読み出し(ステップS202)、その
スキャナモータ回転数によってスキャナモータ駆動する
(ステップS203)。その後、再びステップS201
に戻る。
【0035】図7は、スタンバイ状態における定着器温
度制御手段33の制御の動作を示すフローチャートであ
る。
【0036】前述したように外部機器通信制御手段30
の制御によって設定されているスタンバイモードをRA
M26cから読み出す(ステップS301)。そして、
この読み出した設定スタンバイモードに従い、ROM2
6bに記憶されている図4で示した組み合わせから定着
器温度を読み出して目標温度とする(ステップS30
2)。
【0037】次に、定着器表面の温度をサーミスタ9d
を介して読み出し(ステップS303)、目標温度と表
面温度を比較し(ステップS304)、表面温度の方が
低ければハロゲンヒータ9cを通電し(ステップS30
5)、表面温度の方が高いもしくは同じならばハロゲン
ヒータ9cの通電を停止する(ステップS306)。こ
の後、再びステップS301に戻る。
【0038】このようにスキャナモータ回転数および定
着器温度が制御されているスタンバイ状態において、外
部機器通信手段30によって外部機器28からのプリン
ト指示コマンドを受信したら、状態管理手段31によっ
てスタンバイ状態からプリント状態に移行し、スキャナ
モータ制御手段35ではスキャナモータの回転数Rp
に、定着器温度制御手段33では定着器温度Tpに、そ
れぞれ制御することで所要時間t1〜t4を経て印字可
能となり、印字が開始される。
【0039】以上のように、本実施例では、スタンバイ
状態でのスキャナモータ回転数および定着器温度の組み
合わせを外部機器28より選択できるため、プリント頻
度が多くプリント速度を優先したい場合には、スタンバ
イ状態から印字可能となる所要時間の短い組み合わせを
選択し、プリント頻度が低く消費エネルギー抑制を優先
したい場合には、スタンバイ状態から印字可能となる所
要時間の長い組み合わせを選択することで、使用環境に
応じて適切な組み合わせを用いることが可能となる。
【0040】なお、この実施例においては、外部機器2
8から外部機器通信手段30を用いてスタンバイモード
の選択を行う例を示したが、ユーザが画像形成装置の設
定操作手段である操作パネル(図示しない)などから直
接スタンバイモードの選択を行っても良い。
【0041】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。
【0042】この第2実施例の説明において、上述した
図1〜図8のうち図5を除く各図については、この第2
実施例における第1実施例と共通の構成および動作であ
るものとし、説明は省略する。
【0043】そして、この第2実施例において、第1実
施例との違いは、第1実施例が外部機器28からのスタ
ンバイモード選択に基づいてスタンバイ状態のスキャナ
モータ回転数および定着器温度の制御を行うのに対し、
この第2実施例では、プリント終了後からの経過時間に
基づき、プリンタ制御装置26自身でスタンバイモード
を選択してスタンバイ状態のスキャナモータ回転数およ
び定着器温度制御を行う点である。
【0044】図8に、プリンタ制御装置26の状態管理
手段31のうち、スタンバイモード設定選択の制御動作
を示すフローチャートである。
【0045】本実施例では、まず、電源投入とともに、
予めROM26bに記憶されているデフォルトのモード
として、スタンバイモード4をスタンバイモードに設定
し、RAM26cに格納しておく(ステップS40
1)。そして、タイマ26aをスタートさせる(ステッ
プS402)。
【0046】次に、スタンバイ状態かチェックし(ステ
ップS403)、スタンバイ状態でなければステップS
401に戻る。また、スタンバイ状態であれば、タイマ
値が2分経過かどうかチェックして(ステップS40
4)、2分経過であれば、モード3をスタンバイモード
に設定してRAM26cに格納する(ステップS40
5)。
【0047】また、タイマ値が2分経過でなければ、タ
イマ値が5分経過かどうかチェックして(ステップS4
06)、5分経過であればモード2をスタンバイモード
に設定してRAM26cに格納する(ステップS40
7)。タイマ値が5分経過でなければ、タイマ値が10
分経過かどうかチェックして(ステップS408)、1
0分経過であればモード1をスタンバイモードに設定し
てRAM26cに格納する(ステップS409)。タイ
マ値が10分経過でなければ、ステップS403に戻
る。
【0048】このようにスタンバイモードの設定制御を
行うことにより、プリント終了後2分未満まではスタン
バイモード4、プリント終了後2分経過から5分未満ま
ではスタンバイモード3、プリント終了後5分経過から
10分未満まではスタンバイモード2、プリント終了後
10分以降はスタンバイモード1というように、プリン
タ制御装置26にてスタンバイ状態でのスキャナモータ
回転数および定着器温度の組み合わせを順次選択してい
くことになる。
【0049】したがって、プリント終了後、すぐのスタ
ンバイ状態では、スタンバイ状態から印字可能となる所
要時間が短く、プリント終了後時間が経過する毎に、ス
タンバイ状態から印字可能となる所要時間は長くなり、
消費電力は抑えられるように変化させていく。
【0050】つまり、プリント頻度が多く、プリントと
プリントの間隔(スタンバイ状態の時間)が短ければ、
スタンバイから印字可能となる所要時間も短くなり時間
的効率が良く、逆にプリント頻度が少なく、プリントと
プリントの間隔(スタンバイ状態の時間)が長ければ、
スタンバイから印字可能となる所要時間は長いものの、
消費電力が抑えられ経済的効率が良くなる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
スタンバイ状態での定着器温度およびスキャナモータ回
転数の複数の組み合わせを、使用環境に応じて選択でき
るため、プリント頻度が多い使用環境に対してはスタン
バイ状態から画像形成可能となる所要時間が短いものを
選択することで時間的効率の良いプリントを行うことが
可能となり、プリント頻度が少ない使用環境に対しては
スタンバイ状態から画像形成可能となる所要時間が長い
ものを選択することで消費電力が抑えられ経済的効率の
良いプリントを行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1、第2実施例による画像形成装置
の構造を示す断面図である。
【図2】上記第1、第2実施例による画像形成装置の制
御系の構成を示すブロック図である。
【図3】上記第1、第2実施例によるスキャナモータ回
転数上昇および定着器温度上昇の様子を示すタイムチャ
ートである。
【図4】上記第1、第2実施例によるスタンバイ状態の
スキャナモータ回転数および定着器温度の組み合わせ一
覧表を示す説明図である。
【図5】上記第1実施例による外部機器通信制御におけ
るスタンバイモード設定制御の動作を示すフローチャー
トである。
【図6】上記第1、第2実施例によるスタンバイ状態に
おけるスキャナモータ制御の動作を示すフローチャート
である。
【図7】上記第1、第2実施例によるスタンバイ状態に
おける定着器温度制御の動作を示すフローチャートであ
る。
【図8】上記第2実施例による状態管理制御におけるス
タンバイモード設定制御の動作を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1…プリンタ本体、 2…給紙カセット、 3…カセットシート有無センサ、 4…カセットサイズセンサ、 5…給紙搬送ローラ、 6…レジストローラ対、 7…レーザスキャナ部、 8…プロセスカートリッジ、 9…定着器、 10…排紙センサ、 11…排紙ローラ、 12…排紙トレー、 13…レーザユニット、 14…スキャナモータユニット、 15…結像レンズ群、 16…折り返しミラー、 17…感光ドラム、 18…前露光ランプ、 19…一時帯電器、 20…現像器、 21…転写帯電器、 22…クリーナ、 23…メインモータ、 24…給紙ローラクラッチ、 25…レジストローラクラッチ、 26…プリンタ制御装置、 27…インターフェース、 28…外部装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 15/20 109 G03G 15/20 109 Fターム(参考) 2C061 AQ06 HH11 HJ10 HK10 HT03 2H027 DA12 DA40 EA12 EC06 ED04 ED25 EE02 EE03 EE04 EE08 EE10 EF04 EF06 EF15 EJ08 EJ15 FC03 FC07 FC08 GA34 HB15 HB16 ZA09 2H033 BB01 CA05 CA07 CA27 CA44

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像信号に基づいてオン/オフされるレ
    ーザ出力をポリゴンミラーで感光体ドラム上に走査さ
    せ、電子写真プロセスによって画像を形成し、記録シー
    トに転写されたトナー像を熱加圧して定着する定着器を
    有する画像形成装置において、 定着器本体の表面温度を検出する温度検出手段と、 前記温度検出手段の検出結果に基づいて定着器の温度を
    制御する温度制御手段と、 ポリゴンミラーを駆動するスキャナモータの回転数を切
    り替える回転数切替手段と、 非プリント時の定着器温度およびスキャナモータ回転数
    の複数の組み合わせを記憶しておく記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された複数の組み合わせのなかから
    1つの組み合わせを選択する選択手段と、 前記選択手段によって選択された組み合わせにより、非
    プリント時の定着温度とスキャナモータ回転数の制御を
    行う制御手段と、 を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 非プリント時の経過時間を検出する時間検出手段を有
    し、 前記選択手段は、非プリント時の経過時間に応じて前記
    記憶手段に記憶された複数の組み合わせのなかから1つ
    の組み合わせを選択することを特徴とする画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 外部装置と通信を行う通信手段を有し、 前記選択手段は、通信手段を介する外部装置からの制御
    に応じて前記記憶手段に記憶された複数の組み合わせの
    なかから1つの組み合わせを選択することを特徴とする
    画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 ユーザが画像形成装置に対して設定操作を行える操作手
    段を有し、 前記選択手段は、前記操作手段によるユーザの設定操作
    に応じて前記記憶手段に記憶された複数の組み合わせの
    なかから1つの組み合わせを選択することを特徴とする
    画像形成装置。
  5. 【請求項5】 画像信号に基づいてオン/オフされるレ
    ーザ出力をポリゴンミラーで感光体ドラム上に走査さ
    せ、電子写真プロセスによって画像を形成し、記録シー
    トに転写されたトナー像を熱加圧して定着する定着器を
    有する画像形成装置の制御方法において、 定着器本体の表面温度を検出する温度検出工程と、 前記温度検出工程の検出結果に基づいて定着器の温度を
    制御する温度制御工程と、 ポリゴンミラーを駆動するスキャナモータの回転数を切
    り替える回転数切替工程と、 非プリント時の定着器温度およびスキャナモータ回転数
    の複数の組み合わせを記憶手段に記憶しておく記憶工程
    と、 前記記憶手段に記憶された複数の組み合わせのなかから
    1つの組み合わせを選択する選択工程と、 前記選択工程によって選択された組み合わせにより、非
    プリント時の定着温度とスキャナモータ回転数の制御を
    行う制御工程と、 を有することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 非プリント時の経過時間を検出する時間検出工程を有
    し、 前記選択工程では、非プリント時の経過時間に応じて前
    記記憶手段に記憶された複数の組み合わせのなかから1
    つの組み合わせを選択することを特徴とする画像形成装
    置の制御方法。
  7. 【請求項7】 請求項5において、 外部装置と通信を行う通信工程を有し、 前記選択工程は、通信工程による外部装置からの制御に
    応じて前記記憶手段に記憶された複数の組み合わせのな
    かから1つの組み合わせを選択することを特徴とする画
    像形成装置の制御方法。
  8. 【請求項8】 請求項5において、 ユーザが画像形成装置に対して設定操作を行える操作工
    程を有し、 前記選択工程は、前記操作工程によるユーザの設定操作
    に応じて前記記憶手段に記憶された複数の組み合わせの
    なかから1つの組み合わせを選択することを特徴とする
    画像形成装置の制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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