JP2000226778A - 透湿防水加工布 - Google Patents
透湿防水加工布Info
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Abstract
つ新規な透湿防水加工布を提供する。 【解決手段】布帛の少なくとも片面に、ポリウレタン樹
脂を主体とする微多孔質膜からなる第一層と、水膨潤率
が5〜40%である親水性無孔質膜からなる第二層と、
水膨潤率が5%以下である非親水性無孔質膜からなる第
三層を積層した布帛であり、透湿度が10,000g/
m2 ・24時間以上であり、耐水圧が0.09907MP
a(10,000mmH2 O)以上であり、かつ結露量
が20g/m2 以下であることを特徴とする透湿防水加
工布。
Description
類に好適に使用される高透湿性、低結露性及び高耐水圧
を併せ持つ透湿防水加工布に関する。
レン樹脂を水に可溶な溶剤に溶解させてなるポリウレタ
ン溶液を布帛にコーティングし、これを湿式凝固させて
製造されており、溶剤が水によって置換される時に布帛
上に形成される微多孔質のポリウレタン被膜が雨やその
他の水は通さないが、湿気(水蒸気)は通すというもの
だあった。例えば特開昭60−47954号公報に記載
されている.しかしながら従来の微多孔質膜では、膜表
面及び微多孔膜内に一度結露が発生し、物理的通路が封
鎖されると水蒸気の移動は極端に低下し、より結露が促
進されるので快適性が非常に低下する問題があった。
水滴を吸収させる事が出来るが、一旦水分を吸収すると
容易に水分を放出しないため樹脂表面がべとつく欠点が
あった.この様な欠点を改良するために水に溶解せず水
分を吸収しても異常に膨潤しないレーヨンや絹などの天
然繊維の粉末を透湿性樹脂に含有させることにより、適
度の水分を吸収しても樹脂表面がべとつかなくなること
が特開平4−202857号公報に記載してあり公知で
ある。
たとえ細かく粉砕しても樹脂に混合すると、塗布面に種
々の欠点が多発し高耐水圧の望めないものであった。
問題を解決し、高透湿性、高耐水圧に加えて低結露性を
併せ持つ新規な透湿防水加工布を提供しようとするもの
である。
解決するため次の構成を有する。
タン樹脂を主体とする微多孔質膜からなる第一層と、水
膨潤率が5〜40%である親水性無孔質膜からなる第二
層と、水膨潤率が5%以下である非親水性無孔質膜から
なる第三層を積層した布帛であり、透湿度が10,00
0g/m2 ・24時間以上であり、耐水圧が0.098
07MPa(10,000mmH2 O)以上であり、かつ
結露量が20g/m2以下である透湿防水加工布。
を有し、第一層の微多孔質膜と第二層の親水性無孔質膜
が熱融着により接合されている上記〔1〕記載の透湿防
水加工布。
イソシアネートが含まれ、第1層の微多孔質膜と第2層
の親水性無孔質膜が化学結合により接合されていること
を特徴とする上記〔1〕または〔2〕記載の透湿防水加
工布。
150μmであり、第二層の親水性無孔質膜の厚みが1
〜10μmであり、かつ第三層の非親水性無孔質膜の厚
みが1〜10μmである上記〔1〕〜〔3〕のいずれか
に記載の透湿防水加工布。
レタン樹脂を含むポリウレタン樹脂組成物から主として
なる上記〔1〕〜〔4〕のいずれかに記載の透湿防水加
工布。
ル成分の20〜60モル%がポリエチレングリコールお
よびポリプロピレングリコールのうち少なくともいずれ
か一方である上記〔5〕記載の透湿防水加工布。
レタン樹脂および非親水性ポリウレタン樹脂の混合によ
り形成される上記〔1〕〜〔6〕のいずれかに記載の透
湿防水加工布。
ポリウレタン樹脂のとの混合比が1:3〜3:1である
上記〔7〕記載の透湿防水加工布。
0μmで透湿度が10,000g/m 2 ・24時間以上の
性能を有するポリウレタン樹脂を主体する上記〔1〕〜
〔8〕のいずれかに記載の透湿防水加工布。
果、布帛の少なくとも片面に、ポリウレタン樹脂を主体
とする微多孔質膜からなる第一層と水膨潤率が5〜40
%である親水性無孔質膜からなる第二層と、水膨潤率が
5%以下である非親水性無孔質膜からなる第三層を積層
した布帛であり、透湿度が10,000g/ m2 ・24
時間以上であり、耐水圧が0.09807MPa(10,
000mmH2 O)以上であり、かつ結露量が20g/
m2 以下である透湿防水加工布を取得したのである。
に親水性無孔質膜を積層し、さらに非親水性無孔質膜を
積層することにより、耐久性に優れた高耐水圧を有し、
かつ高透湿性及び低結露性を併せ持つ防水シートが得ら
れることを見い出したのである。
衣類に用いた場合、肌側に非親水性無孔質膜が接するた
めべとつきが少ない。また、中間層に親水性無孔質膜を
有するため結露が発生した場合、素早く非親水性無孔質
膜を通し親水性無孔質膜へ拡散する。さらに拡散された
水分は微多孔質膜を通して衣服外へ放出される。
上に親水性無孔質膜を積層した2層構造だけの場合で
は、親水性無孔質膜が肌面と接するためべとつきがあ
る。また、親水性無孔質膜が水膨潤するため、膨潤時に
擦過等の外力を受けると膜面が損傷しやすい。さらに、
膨潤時の膜面はタック現象が起きやすく、膜面同士が重
なる様にたたんで保管すると膜面と膜面がタックにより
接着する。この現象のため膜が損傷したり、着用感が損
なわれる。本発明は上述のとおり非親水性無孔質膜を最
外層に有するため、タック現象がなく、べとつき感のな
い耐久性に優れた透湿防水加工布が得られる。
る。
ウレタン樹脂を主体とする微多孔質膜からなる第一層と
水膨潤率が5〜40%である親水性無孔質膜からなる第
二層と、水膨潤率が5%以下である非親水無孔質膜から
なる第三層を積層した布帛であり、透湿度が10,00
0g/m2 ・24時間以上であり、耐水圧が0.098
07MPa(10,000mmH2 O)以上であり、かつ
結露量が20g/m2以下であることを特徴とする透湿
防水加工布を提供する。
湿性及び低結露性を達成するために第二層の親水性無孔
質膜が熱融着性を有し、かつ、ブロックイソシアネート
が含まれることにより、第一層の微多孔質膜と第二層の
親水性無孔質膜が熱融着及び化学結合により接合されて
いることが好ましい。熱融着により全面が接着されてい
ることにより、はじめて高耐水圧と高透湿性及び低結露
性が得られる。全面でなく、点状に接着されていると高
耐水圧が得られない。第2層に含まれるブロックイソシ
アネートにより第1層の微多孔質膜と第2層の親水性無
孔質膜が化学結合されることにより接合耐久性が向上す
る。第1層の微多孔質膜にブロックイソシアネートを含
有させると基布との接合性は向上するが、微多孔質膜の
形成工程の熱履歴によりブロックイソシアネートの架橋
力が失効するため、第1層の微多孔質膜と第2層の親水
性無孔質膜の接合性向上効果は小さい。第2層の親水性
無孔質膜にロックイソシアネートを含有させることによ
りはじめて第1層の微多孔質膜と第2層の親水性無孔質
膜の接合性が向上する。また、第一層の微多孔質膜と第
2層の親水性無孔質膜が接着剤による接合の場合、接着
剤の介在により高透湿性及び低結露性が得られない。第
一層の微多孔質膜の上に第2層の親水性無孔質膜をコー
ティングする接合方式の場合は、第2層の親水性無孔質
膜形成に使用する溶剤によって第一層の微多孔質膜の微
多孔が溶解され透湿性が低下する。
性無孔質膜はいずれも無孔質膜であり、コーティングに
よる接合でも透湿性が低下することがなく、接合方式は
何等限定されるものではない。
膜の厚みが15〜150μmであり、第二層の親水性無
孔質膜の厚みが1〜10μmであり、かつ第三層の非親
水性無孔質膜の厚みが1〜10μmである。
規格L−1092により、透湿度の測定は、JIS規格
L−1099(B−1及びB−2)による。また、結露
量の測定は、次のとおりである。すなわち、500ml
のビーカーに40℃の温湯を500ml入れ、試験布の
コーティング面が下になるようにかぶせ温度10℃、湿
度60%RHの恒温恒湿槽に1時間放置した後、コーテ
ィング部分に付着したすなわち結露した水滴量を重量で
測定した。水膨潤率の測定は厚み150μmの膜を作成
し蒸留水中に十分浸漬後、余分な水分をふき取った後、
対角線の長さの伸び率を計算したものである。
水性ポリウレタン樹脂としては、厚み10μmの無孔質
膜とした場合、透湿度(B−2)3,000〜6,00
0g/m2 ・24時間であるポリウレタン樹脂が好まし
い。
間以下が好ましいのは、これを超えると高い耐水圧が得
られにくくなるからである。
親水性ポリウレタン樹脂としては、厚み12μmの無孔
質膜とした場合、透湿度(B−2)0〜2,000g/
m2・24時間であるポリウレタン樹脂が好ましい。
間以下が好ましいのは、これを超えると所望の成膜性の
改善が得られにくく、結局所望の微多孔質膜を与え難く
なるからである。
水性ポリウレタン樹脂とそれらの非親水性ポリウレタン
樹脂との混合が1:3〜3:1であることが好ましい。
この混合比が1:3未満では、低結露性の達成効果が不
足気味になり、3:1を超えても同様の傾向が出てくる
のである。
帛の少なくとも片面に形成させるには、親水性ポリウレ
タン樹脂と非親水性ポリウレタン樹脂の混合液を付与す
る方法が好ましい。
ポリオール成分の20〜60モル%がポリエチレングリ
コールおよびポリプロピレングリコールのうち少なくと
もいずれか一方であるポリウレタン樹脂が、好ましく用
いられる。特に好ましいのはポリオール成分の20〜6
0モル%がポリエチレングリコールであるポリウレタン
樹脂である。この場合、他のポリオール成分としては特
に制限はないが、例えばポリエステルグリコール、ポリ
カーボネートグリコール、および他のポリエーテルグリ
コールが使用される.本発明の親水性ポリウレタン樹脂
を構成するポリイソシアネート成分としては、公知の脂
肪族並びに芳香族ポリイソシアネートが使用でき、例え
ば、ヘキサメチレンジイソシアネート、トルエンジイソ
シアネート、キシレンジイソシアネート、イソホロンジ
イソシアネート、4,4’−ジフェニルメタンジイソシ
アネートが挙げられる。
リウレタン樹脂において構成されるポリウレタンのポリ
オール成分としては、公知のものが使用できる。例を挙
げるとポリエステルグリコール、ポリエーテルグリコー
ル、ポリカーボネートグリコール等適宜なものが用いら
れる。ポリイソシアネート成分についても特に限定はし
ないが4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート
(以下MDIと省略する)であるポリウレタン樹脂が好
ましく用いられる。
ン樹脂を極性有機溶剤に溶解してポリウレタン樹脂溶液
を調整し、これを布帛にコーティングする。かかる極性
有機溶剤としては、例えば、ジメチルホルムアミド(以
下DMFと省略する)、ジメチルアセトアミド、ジメチ
ルスルホキサイド、N−メチルピロリドン、およびヘキ
サメチレンホスホンアミド等が挙げられる.ポリウレタ
ン樹脂溶液中に助剤、例えば、フッ素系撥水剤や架橋剤
を添加してもよいことは勿論である。
溶液の布帛への塗工量は、ウエットにて50〜500g
/m2 の範囲が好ましく、50g/m2 未満ではポリウ
レタン多孔質膜が薄すぎて耐水圧が得られにくいし、一
方、500g/m2 を超えると所定の効果以上は望めな
いし、逆に透湿性に悪影響が出やすくなるのである。微
多孔質膜形成の塗工方法としては、ナイフコーティン
グ、ナイフオーバーコーティング、リバースロールコー
ティング等各種の塗工方法が使用される。微多孔質膜を
形成させるポリウレタン樹脂を布帛に塗工した後、これ
を水を主体とする凝固液に浸漬し、極性有機溶剤を水中
へ除去することにより、ポリウレタン樹脂を凝固させる
のである。
の凝固スピードを制御するために、ポリウレタン樹脂溶
液で使ったものと同じ極性有機溶剤を40%以下の範囲
で予めこの水に溶解させておいても良い。
る成分としては、ポリウレタン、ナイロン、ポリエステ
ル等適宜なものが用いられる。その水膨潤率は5〜40
%とするものである。5%未満では結露した水滴の吸水
性が悪く快適性が得られず、40%を超えると吸水性が
高すぎるためか、膨潤時に第一層の微多孔質膜及び第三
層の非親水性無孔質膜と剥離したり洗濯時に皮膜層が損
傷する現象が認められる。親水性付与は、ポリエチレン
グリコールやポリプロピレングリコール、ポリエチレン
オキサイド等親水性を持つ成分を配合したり、共重合さ
せることにより作成される。膜の作成方法としては、上
記微多孔質膜に直接コーティングにより作成する方法
や、予め離型紙等に塗工により作成する方法、また、押
し出し法によるフィルムの作成等適宜な方法で作成すれ
ばよい。また、厚みは1〜10μmであることが望まし
い。1μm以下では吸水の効果が少なく10μm以上で
はその効果が限界となり、反対に透湿性への悪影響が生
じる。かかる親水性無孔質膜については熱融着性がある
ことが好ましい。熱融着性を持つことにより、上記微多
孔質膜を溶解することなく親水性無孔質膜を均一に密着
させることが出来る。熱融着性は低融点素材の使用や架
橋剤の使用により付与される。
膨潤率が5%以下であることが必要である。5%を超え
ると結露したときにべとつき感が生じる。また、耐水圧
の耐久性も得られなくなる。
好ましく用いられ、厚み10μmの透湿度(B−2)が
10,000g/m2 ・24時間以上の膜が好ましい。
透湿度が10,000g/m2 ・24時間未満であると
所望の透湿性が得られなくなる。その厚みは1〜10μ
mであることが望ましい。1μm未満では所望の耐水圧
が得られず。また、10μmを超えると所望の透湿性が
得られなくなる。
設けることにより、親水性無孔質膜が膨潤した時に損傷
を受けやすいことを防ぐことができ、また、縫製品のテ
ーピング部分が洗濯等による膨潤時に剥離することを防
ぐことができる。これにより耐久性に優れた透湿防水加
工布が得られる。
成繊維の平織物(タフタ)、綾織物、サテン等特殊織物
または、編物、更には天然繊維や半合成繊維の各種生
地、不織布などが使用できる。なお、この布帛に浸透防
止のために、予め撥水剤による処理を行なっておくこと
が望ましい。
る耐水圧の低下改善や、風合い及びタッチの改善のため
第三層の非親水性無孔質膜の上部に繊維を付与させるこ
とが出来る。繊維については各種合成繊維の平織物(タ
フタ)、綾織物、サテン等特殊織物または、編物、更に
は天然繊維や半合成繊維の各種生地、不織布等が使用で
きる。なかでもナイロントリコット編物が風合い等の点
により望ましい。非親水性層と繊維を接着せしめる接着
剤としては特に限定はしないがポリエステル系ポリウレ
タン、ポリエーテル系ポリウレタン、ポリカーボネート
系ポリウレタン、シリコーン、フッ素系化合物、アミノ
酸等を共重合したポリウレタン共重合体、アクリル系樹
脂、ポリ塩化ビニル等のビニル樹脂、及び合成ゴム等、
適宜のものを用いれば良いが透湿性と低結露性の確保の
ため、透湿性を有するポリウレタンを用いることが望ま
しい。この接着方法としては、適宜な方法を用いれば良
いが、例を挙げると、第三層の非親水性膜上にグラビア
機にて前記接着剤を塗工した後、前記繊維をドライラミ
ネーターで接着する方法があるが、この方法に限定され
ないのは勿論である。
水加工布は透湿性を有し、耐久性のある耐水圧を有して
おり、かつ低結露性を持っているのである。
るが本発明はこれらに限定されるものではない。
規格L−1092により、透湿度の測定は、JIS規格
L−1099(B−1及びB−2)による。洗濯はJI
S−L−0217(103)を10回繰り返した。洗濯
の保持率は次の計算式による。 {(初期耐水圧−洗濯後の耐水圧)/初期耐水圧}×1
00 また、結露量の測定は、次のとおりである。すなわち、
500mlのビーカーに40℃の温湯を500ml入
れ、試験布のコーティング面が下になるようにかぶせ温
度10℃、湿度60%RHの恒温恒湿槽に1時間放置し
た後、コーティング部分に付着したすなわち結露した水
滴量を重量で測定した。
成し蒸留水中に十分浸漬後、余分な水分をふき取った
後、対角線の長さの伸び率を計算したものである。 [実施例1]77.8dTex(70デニール)のナイ
ロンフィラメントヤーンで構成されたナイロンタフタ
に、フッ素系撥水剤にて撥水処理を行なった。すなわ
ち、撥水剤アサヒガードAG710(明成化学(株)
製)を3重量%に含有した水分散液に上記タフタを浸漬
し、絞り率40%にピックアップしヒートセッターにて
130℃×30秒の乾燥熱処理を施した。
タン溶液をナイフオーバーロールコーターにて130g
/m2 の割合で塗工し、DMFを10重量%含有した水
溶液を凝固液とする浴槽中に30℃にて3分間浸漬して
ポリウレタン塗布液を湿式凝固させ、ついで80℃の温
湯にて10分間洗浄し、140℃にて熱風乾燥し微多孔
質膜を得た。
ック(株)製)に下記処方2に示す組成でポリウレタン
溶液をナイフオーバーロールコーターにてクリアランス
50μmで塗工し、ついで80℃にて熱風乾燥して、厚
み5μmの非親水性無孔質膜を得た。次に下記処方3に
示す組成でポリウレタン溶液を非親水性無孔質膜上にナ
イフオーバーロールコーターにてクリアランス30μm
で塗工し、ついで80℃にて熱風乾燥して、厚み3μm
の親水性無孔質膜を得た。
孔質膜を重ね合わせホットラミネーターにて温度120
℃、圧力0.9807MPa(10kg/cm2)、速度2
0m/分の条件でラミネートを行なった。冷却後離型紙
を剥がし更に160℃にて3分間熱処理をして、基布上
に微多孔質膜層からなる第一層と親水性無孔質膜からな
る第2層と非親水性無孔質膜からなる第3層からなる透
湿防水加工布を得た。得られた加工布について、耐水圧
(初期、洗濯10回後)、透湿度(B−1)及び結露量
を測定した。結果を、表1に示した。 処方1 クリスボン8166 100部(大日本インキ化学工業(株)製、ポリエステ ル系ポリウレタン) バーノックD500 1部(大日本インキ化学工業(株)製、ブロックイ ソシアネート) サイリシア#350 5部(富士デヴィソン化学(株)製、多孔質シリカ ゲル) DMF 50部 処方2 ハイムレンNPU−5 100部(大日精化工業(株)製、ポリエーテル 系ポリウレタン、透湿度(B−2)16,000g/m2 ・24時間(10μm )、水膨潤率0%) IPA 50部 トルエン 50部 処方3 ハイムレンY−265 100部(大日精化工業(株)製、ポリエーテル 系ポリウレタン、透湿度(B−2)24,000g/m2 ・24時間(10μm )、水膨潤率21%) バーノックD500 5部(大日本インキ化学工業(株)製、ブロ ックイソシアネート) MEK 100部 [実施例2]上記実施例1と同処方にて布帛の撥水処理
を行なった。
子量2000のポリテトラメチレングリコール及び平均
分子量2000のポリエチレングリコール及び平均分子
量2000のポリプロピレングリコールを50℃のDM
F中に撹拌溶解させ、次いでジイソシアネートとしてM
DIをモル比0.2/0.15/0.15/3.0で投
入し、約1時間撹拌して、プレポリマーを得た。次に、
鎖長剤としてエチレングリコールを上記モル比2.5を
滴下してポリマー化反応を生じさせ、DMFにて適量希
釈し30重量%のポリウレタン樹脂溶液(このウレタン
溶液を用いて厚さ10μmの無孔質膜を作成した場合の
透湿度(B−2)は4,600g/m2・24時間であ
った。)を用いた下記処方4に示す組成でポリウレタン
溶液をナイフオーバーロールコーターにて130g/m
2 の割合で塗工し、DMFを10重量%含有した水溶液
を凝固液とする浴槽中に30℃にて3分間浸漬してポリ
ウレタン塗布液を湿式凝固させ、ついで80℃の温湯に
て10分間洗浄し、140℃にて熱風乾燥し微多孔質膜
を得た。
と非親水性無孔質膜からなる膜を作成し上記微多孔質膜
と貼り合わすことにより、布帛上に微多孔質膜からなる
第一層と親水性無孔質膜からなる第2層と非親水性無孔
質膜からなる第3層からなる透湿防水加工布を得た。得
られた加工布について、耐水圧(初期、洗濯10回
後)、透湿度(B−1)及び結露量を測定した。結果
を、表1に示した。 処方4 クリスボン8166 50部(大日本インキ化学工業(株)製、ポリエステ ル系ポリウレタン) A液 50部 バーノックD500 1部(大日本インキ化学工業(株)製、ブロックイ ソシアネート) サイリシア#350 5部(富士デヴィソン化学(株)製、多孔質シリカ ゲル) DMF 50部 [実施例3]上記実施例2と同処方にて得られた透湿防
水加工布の非親水性無孔質膜上に処方5に示す組成で接
着剤を30メッシュのグラビアロールで塗工し、100
℃にて熱風乾燥後、ナイロントリコット(18dハーフ
トリコット:W×C=36×40)を貼り合わせ、圧着
したまま24時間40℃で熟成し、得られた加工布につ
いて、耐水圧(初期、洗濯10回後)、透湿度(B−
1)及び結露量を測定した。結果を、表1に示した。 処方5 ハイムレンY−119 100部(大日精化工業(株)製、2液ポリエーテル系 ポリウレタン) コロネートHL 8部(日本ポリウレタン工業(株)製、イソシアネ ート) アクセルT 2部(大日本インキ化学工業(株)製、架橋促進剤 ) [比較例1]上記実施例1と同処方にて布帛上に微多孔
質膜を作成し、ついで処方2のポリウレタン溶液をナイ
フオーバーロールコーターにてクリアランス50μmで
微多孔質膜上に塗工し、ついで80℃にて熱風乾燥し
て、厚み5μmの非親水性無孔質膜を得た。更に160
℃にて3分間熱処理をして、布帛上に微多孔質膜からな
る第一層と非親水性無孔質膜からなる第2層からなる透
湿防水加工布を得た。得られた加工布について、耐水圧
(初期、洗濯10回後)、透湿度(B−1)及び結露量
を測定した。結果を、表1に示した。 [比較例2]上記実施例1と同処方にて基布上に微多孔
質膜を作成し、ついで処方3のポリウレタン溶液をナイ
フオーバーロールコーターにてクリアランス50μmで
微多孔質膜上に塗工し、ついで80℃にて熱風乾燥し
て、厚み5μm親水性無孔質膜を得た。更に160℃に
て3分間熱処理をして、基布上に微多孔質膜層からなる
第一層と親水性無孔質膜からなる第2層からなる透湿防
水加工布を得た。得られた布帛について、耐水圧(初
期、洗濯10回後)、透湿度(B−1)及び結露量を測
定した。結果を、表1に示した。 [比較例3]上記実施例1と同処方にて布帛の撥水処理
を行なった。次に実施例1と同処方にて離型紙に厚み5
μmからなる非親水性無孔質膜と厚み3μmからなる親
水性無孔質膜を作成した。非親水性無孔質膜上に処方5
に示す組成で接着剤を30メッシュのグラビアロールで
塗工し、ドライラミネート方式にて膜と布帛を張り合わ
せた。40℃にて1昼夜熟成した後、離型紙を取り外
し、更に160℃にて3分間熱処理をして、基布上に親
水性無孔質膜からなる第1層と非親水性無孔質膜からな
る第2層とからなる透湿防水加工布を得た。得られた加
工布について、耐水圧(初期、洗濯10回後)、透湿度
(B−1)及び結露量を測定した。結果を、表1に示し
た。
ず、しかも蒸れず、結露によるべとつき感がない快適な
雨衣用素材として優れた透湿防水加工布を提供できた。
Claims (9)
- 【請求項1】布帛の少なくとも片面に、ポリウレタン樹
脂を主体とする微多孔質膜からなる第一層と、水膨潤率
が5〜40%である親水性無孔質膜からなる第二層と、
水膨潤率が5%以下である非親水性無孔質膜からなる第
三層を積層した布帛であり、透湿度が10,000g/
m2 ・24時間以上であり、耐水圧が0.09807MP
a(10,000mmH2 O)以上であり、かつ結露量
が20g/m2 以下であることを特徴とする透湿防水加
工布。 - 【請求項2】第二層の親水性無孔膜質膜が熱融着性を有
し、第一層の微多孔質膜と第二層の親水性無孔膜質膜が
熱融着により接合されていることを特徴とする請求項1
記載の透湿防水加工布。 - 【請求項3】第2層の親水性無孔質膜にブロックイソシ
アネートが含まれ、第1層の微多孔質膜と第2層の親水
性無孔質膜が化学結合により接合されていることを特徴
とする請求項1または2記載の透湿防水加工布。 - 【請求項4】第一層の微多孔質膜の厚みが15〜150
μmであり、第二層の親水性無孔質膜の厚みが1〜10
μmであり、かつ第三層の非親水性無孔質膜の厚みが1
〜10μmであることを特徴とする請求項1〜3のいず
れかに記載の透湿防水加工布。 - 【請求項5】第一層の微多孔質膜が親水性ポリウレタン
樹脂を含むポリウレタン樹脂組成物から主としてなるこ
とを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の透湿防
水加工布。 - 【請求項6】親水性ポリウレタン樹脂のポリオール成分
の20〜60モル%がポリエチレングリコールおよびポ
リプロピレングリコールのうち少なくともいずれか一方
であることを特徴とする請求項5記載の透湿防水加工
布。 - 【請求項7】第一層の微多孔質膜が親水性ポリウレタン
樹脂および非親水性ポリウレタン樹脂の混合により形成
されることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載
の透湿防水加工布。 - 【請求項8】親水性ポリウレタン樹脂と非親水性ポリウ
レタン樹脂のとの混合比が1:3〜3:1であることを
特徴とする請求項7記載の透湿防水加工布。 - 【請求項9】第三層の非親水性無孔質膜膜が厚み10μ
mで透湿度が10,000g/ m2 ・24時間以上の性
能を有するポリウレタン樹脂を主体することを特徴とす
る請求項1〜8のいずれかに記載の透湿防水加工布。
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