JP2000225931A - 回転速度検出装置 - Google Patents
回転速度検出装置Info
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Abstract
力無くすようにしたうえで、センサによる検出精度を安
定化できるようにすること。 【解決手段】センサ20の取り付けについてのみ支持環
体40を用いるようにし、パルサリング10の取り付け
については支持環体を用いずに取付対象である回転側部
材5aを延長してそこに直接的に取り付けるようにして
いる。これにより、構成部品点数を従来例に比べて減ら
せる。しかも、パルサリングを支持環体を用いて取り付
けていた従来例のように支持環体の万一の変形が無くせ
るので、パルサリング10の配置位置がずれることがな
くなり、パルサリング10とセンサ20との間の対向間
隙を適正に管理しやすくなる。
Description
度を検出する回転速度検出装置に関する。この回転速度
検出装置は、例えば、自動車のアンチロックブレーキシ
ステム(ABS)での情報入力手段として用いられる。
速度を検出するために、車両のハブユニットに回転速度
検出装置を取り付けるようにしている。
ていわゆるパッシブタイプとアクティブタイプと称する
2種類があるが、いずれもパルサリングとセンサとを組
み合わせた構成になっている。
やセンサは、ハブユニットに備える軸受装置の内・外輪
にそれぞれ振り分けられて取り付けられる。例えば、前
述の軸受装置を内輪回転とする場合であれば、パルサリ
ングは、内輪側に、また、センサは、外輪側にそれぞれ
取り付けられる。
めの着脱性を考慮して、内・外輪に対してパルサリング
やセンサを直接的に取り付けずに、支持環体を用いて間
接的に取り付けるようにしている。
サリングとセンサの両方を支持環体を用いて取り付ける
ようにしているために、2つの支持環体のうちいずれか
一方でも取付時に変形してしまうと、両者の対向隙間が
狂うことになり、センサによる検出精度がばらつくこと
が懸念される。
ら半永久的に使用できると言えるが、センサは能動部品
であるから故障する可能性があると言える。このことか
らすれば、パルサリングについては、着脱性を考慮する
必要がないのであり、支持環体を用いることは無駄であ
り、コストが高くつく原因になっていると言える。
隙が外部に露呈しているために、使用経過に伴い、前記
対向間隙に対して外部の異物が侵入するおそれがあり、
甚だしい場合にはセンサによる検出精度が低下すること
にもなりかねない。
度検出装置において、構成上の無駄を極力無くすように
したうえで、センサによる検出精度を安定化できるよう
にすることを目的としている。
回転速度検出装置は、相対回転可能に同心配置される筒
体と軸体とのうち、回転する側の部材の回転速度を検出
するもので、回転側部材に対して取り付けられるパルサ
リングと、非回転側部材に対してパルサリングの周方向
所要位置と径方向から非接触対向する状態で取り付けら
れかつ前記パルサリングの回転に伴う相対位置の変化を
検出するセンサとを含み、前記非回転側部材に対するセ
ンサの取り付けについて、前記非回転側部材の軸端に支
持環体を張り出す状態で取り付けて、この支持環体の張
り出し部分に対してセンサを取り付ける形態とされてお
り、前記回転側部材に対するパルサリングの取り付けに
ついて、回転側部材の軸端を前記支持環体の張り出し寸
法を考慮して軸方向に延長して、この延長部の周面に被
着する形態とされている。
は、上記請求項1において、前記支持環体が、その張り
出し部分の端縁側に前記回転側部材の延長部の周面に対
してほぼ平行に所要間隙を介して対向する円筒部を有
し、この支持環体の円筒部と前記回転側部材の延長部と
の間に密封装置が取り付けられている。
は、上記請求項1または2において、前記パルサリング
が、周方向交互に異なる極性の磁極を設けたものとさ
れ、前記センサが、前記パルサリングの回転に伴う相対
位置の変化に応じた磁界変化を検出するものとされる。
り付けについてのみ支持環体を用いるようにし、パルサ
リングの取り付けについては支持環体を用いずに取付対
象である回転側部材を延長してそこに直接的に取り付け
るようにしている。これにより、構成部品点数を減らせ
るようになる。しかも、パルサリングの取付対象に対す
る取り付けを直接的としていれば、支持環体を用いる従
来例において起こり得る支持環体の変形の心配がなくな
るので、パルサリングの配置位置を適正に管理できるよ
うになり、パルサリングとセンサとの間の対向隙間を正
確かつ安定的に管理しやすくなる。
に用いる支持環体の外端部とパルサリング取付対象であ
る回転側部材の延長部との間に密封装置を配設していれ
ば、センサとパルサリングとの対向間隙を外部から隠蔽
できるようになり、当該対向間隙に対する外部の異物侵
入を防げるようになる。
態に基づいて説明する。
している。図1は、回転速度検出装置の分解斜視図、図
2は、図1の回転速度検出装置を装備したハブユニット
を示す縦断面図、図3は、図2の回転速度検出装置周辺
の拡大図である。
象として例示するハブユニットの構成を説明する。図2
および図3において、1はハブユニット、2は自動車の
駆動車軸、3は自動車の車軸ケースである。
取り付けられるタイプであり、ハブホイール4と、軸受
装置5とを備えている。
付けられる環状板部4aと、軸心部に駆動車軸2がスプ
ライン嵌合される軸部4bとを備えている。このハブホ
イール4の軸部4bの外周面には軸受装置5が外装され
る。
部4bの外周面を一方内輪として利用した複列外向きア
ンギュラ玉軸受からなり、軸部4bの外周に圧入外嵌さ
れる単列用の内輪5aと、二列の軌道溝を有する単一の
外輪5bと、二列で配設される複数の玉5cと、二つの
冠形保持器5d,5dとを備えている。なお、外輪5b
の外周には、径方向外向きのフランジ5eが設けられて
おり、このフランジ5eを介して車軸ケース3に固定さ
れる。つまり、この軸受装置5は、外輪5bを非回転と
して内輪5aを回転させる形態で利用される。
一方軸端部分に対して、本発明にかかる回転速度検出装
置6が取り付けられる。
と、センサ20とを備えており、この実施形態では、い
わゆるアクティブタイプと呼ばれるものを採用してい
る。
極性の磁極が設けられた円筒形のプラスチックマグネッ
ト11と、その内周側に一体的に重合された非磁性材料
からなるベース12とからなる。このプラスチックマグ
ネット11は、周知のものであるが、磁性粉を混入した
合成樹脂の射出成形品や焼結フェライトなどの磁性金属
材を母材として、その周方向所要角度領域をそれぞれ交
互にS極、N極に着磁させることにより製作される。
る。このホールICは、詳細に図示しないがICチップ
を合成樹脂からなる保護カバーでモールドした構造にな
っている。この実施形態では、センサ20の保護カバー
について、ICチップが埋設される長方体形状の本体部
21と、本体部21に対してほぼ平行に所要間隙を介し
て対向する状態で連接されるL字形形状の係止片22と
を備える構造とし、側面から見てほぼコ字形となるよう
に形成されている。このセンサ20は、その本体部21
の下面をセンサ面とするようにICチップが埋設されて
いる。そして、係止片22の内面の所要位置には、凸部
23が設けられており、本体部21の上面からコード線
24が引き出されている。
置5の内輪5aの軸端外周面に対して直接的に取り付け
られ、センサ20は、上記軸受装置5の外輪5bの軸端
に対してパルサリング10の周方向所要位置に径方向か
ら非接触対向する状態で支持環体40を介して間接的に
取り付けられる。
環体40が軸受装置5の外輪5bの軸端に張り出すか
ら、この支持環体40に取り付けられるセンサ20に対
して、軸受装置5の内輪5aに直接取り付けられるパル
サリング10を径方向で対向させるために、この実施形
態では、パルサリング10の取付対象である軸受装置5
の内輪5aの軸端を、前記支持環体40の張り出し寸法
を考慮して軸方向に延ばし、この延長部5fの外周面に
対してパルサリング10を直接取り付けるようにしてい
る。このパルサリング10の取り付け方法の一例として
は、プラスチックマグネット11となりうる着磁前の母
材とベース12との2層を、内輪5aの延長部5fの外
周面に対して焼き付けることにより被着してから、この
プラスチックマグネット11となりうる母材の周方向所
要角度領域にそれぞれ交互にS極、N極を着磁するよう
になっている。このようにパルサリング10を、形状精
度の高い内輪5aの外周面に対して直接的に取り付けれ
ば、パルサリング10が径方向で高精度に位置決めされ
ることになる。但し、パルサリング10を内輪5aに対
して焼き付けるときに軸方向での位置を管理する必要が
ある。
た環状鉄板からなる。この支持環体40は、軸受装置5
の外輪5bの軸端内周面に圧入嵌合される第1円筒部4
1と、この第1円筒部41から径方向外向きに立ち上が
る第1環状板部42と、第1環状板部42の外端に連接
される第2円筒部43と、第2円筒部43から径方向内
向きに立ち下がる第2環状板部44と、第2環状板部4
4の内周に設けられ軸受装置5の内輪5aの延長部5f
に対してほぼ平行に所要間隙を介して対向する第3円筒
部45とを備えている。なお、第2円筒部43の周方向
の1カ所には、径方向内外に貫通する開口からなるセン
サポケット46が設けられ、また、第2環状板部44に
おいて前記センサポケット46と同一位相位置には、軸
方向内外に貫通する長方形の係合孔47が設けられてい
る。この係合孔47の開口形状は、センサ20の凸部2
3が合致係入するように設定されている。
ける手順を説明する。すなわち、支持環体40のセンサ
ポケット46に対してセンサ20の本体部21を径方向
から差し入れて、センサ20の本体部21を支持環体4
0の第1,第2環状板部42,44の間に、また、セン
サ20の係止片22を第2環状板部44の外側に配置さ
せた状態とし、引き続きセンサ20を押してその係止片
22の凸部23を支持環体40の係合孔47に係入させ
ればよい。このような状態では、センサ20の本体部2
1を支持環体40の第1,第2環状板部42,44で挟
んでいるので、センサ20の姿勢が安定するようにな
り、また、センサ20の係止片22を第2環状板部44
に引っ掛けてセンサ20の凸部23を支持環体40の係
合孔47に係合させているので、センサ20が安易に離
脱せずに済むようになる。このような取り付け形態であ
れば、センサ20が軸方向、径方向ならびに周方向に高
精度に位置決めされることになる。
を取り付けた後で、この支持環体40を軸受装置5の外
輪5bの軸端に沿わせるようにして取り付けると、セン
サ20のセンサ面が軸受装置5の内輪5aに取り付けて
あるパルサリング10に対して径方向から所要間隙を介
して正対するようになる。この状態でのパルサリング1
0とセンサ20との間の対向間隙は、それらを上述した
ように高精度に位置決めして取り付けることができるか
ら、高精度に管理できるようになる。なお、上述したセ
ンサ20の取り付けは、支持環体40を軸受装置5に装
着する前でも後でもかまわない。
と、軸受装置5の内輪5aの延長部5fとの間に密封装
置50が装着される。この密封装置50は、シール部材
51と、スリンガー52とを組み合わせた構成であり、
シール部材51が支持環体40側に、スリンガー52が
軸受装置5の内輪5a側にそれぞれ振り分けて圧入嵌合
されるようになっている。このように支持環体40にお
いてセンサ20よりも外側に密封装置50を設けていれ
ば、パルサリング10とセンサ20との対向間隙を外部
から隠蔽できるようになり、当該対向間隙に対する外部
からの異物侵入を防止できるようになる。
外すには、作業者がセンサ20の係止片22を撓ませる
ようにして、係止片22の凸部23を支持環体40の係
合孔47から抜いておいて、引っ張り出せばよい。
出装置6の動作について説明する。
10が同期回転すると、パルサリング10の各磁極が、
非回転のセンサ20に対して順次対面することになる。
ここで、パルサリング10の複数対の磁極間に発生する
磁界(磁力線)の向きは、円周方向交互に逆向きになっ
ているから、パルサリング10の回転に伴いセンサ20
を通過する磁界の向きは、回転速度に応じた周期で順次
反転する。そこで、センサ20は、前述の磁界の向きの
周期的な反転を検出し、パルサリング10の回転速度に
応じた周波数のパルス信号を出力する。このパルス信号
は、図示しないABSの信号処理回路に入力され、この
信号処理回路で、センサ20から入力されるパルス信号
および予め入力されている車輪の径寸法などの情報に基
づいて、ハブホイール4に取り付けられる車輪の回転速
度を認識するようになっている。
持環体40を用いて取り付けるようにして、パルサリン
グ10を取付対象である内輪5aに従来のように支持環
体を用いずに直接的に取り付けるようにしているから、
構成を簡素にできてコスト低減に貢献できる他、パルサ
リング10とセンサ20との相対位置の万一のずれを防
止できるようになってセンサ20による検出精度を高精
度に維持できるようになる。
においてセンサ20よりも外側に密封装置50を設ける
ことにより、パルサリング10とセンサ20との対向間
隙を外部から隠蔽しているから、当該対向間隙に対する
外部からの異物侵入を防止できるようになって、センサ
20による検出精度を長期にわたって高く維持できるよ
うになる。
10の取付対象である軸受装置5の内輪5aを磁性材と
する場合を考慮して、パルサリング10をプラスチック
マグネット11と非磁性材からなるベース12との2層
構造とすることにより、プラスチックマグネット11に
より内輪5aが磁化されることを防止している。ちなみ
に、内輪5aが磁化されてしまうと、軸受内部の金属摩
耗粉が内輪5aの軌道溝に付着して玉5cと内輪5aと
の間にかみ込むなどして玉5cの転がり特性を阻害しや
すくなることが懸念される。このような不具合は、上述
したようなパルサリング10を用いることで、回避でき
る。
れるものではなく、種々な応用や変形が考えられる。
0をプラスチックマグネット11とベース12との2層
構造としているが、パルサリング10の取付対象となる
部材が非磁性材である場合には、パルサリング10をプ
ラスチックマグネット11の1層構造とすることができ
る。
外端部に配設している密封装置50の構成についてはど
のような形態のものでもよいし、また、この密封装置5
0を用いないものも本発明に含む。仮に、密封装置50
を用いない場合、図示しないが、支持環体40の第2環
状板部44の内周縁を内輪5a側に延ばして非接触密封
部を形成したり、あるいは第2環状板部44の延ばした
端縁にゴムリップを設けて、内輪5aに対して接触させ
るようにしてもかまわない。
置6を、自動車の駆動車軸用のハブユニット1に使用し
た例を挙げているが、図示しないが周知の従動車軸用の
ハブユニットにも使用することができる。その他、具体
例を挙げないが、要するに、本発明の回転速度検出装置
6は、産業機械などの相対回転可能に同心配置される筒
体と軸体とのうち、回転する側の部材の回転速度を検出
する必要のある場所に使用することができる。
てホール素子を用いているが、磁気抵抗素子とすること
ができる。
度検出装置では、センサのみを支持環体を用いて取り付
けるようにして、パルサリングを取付対象である回転側
部材に従来のように支持環体を用いずに直接的に取り付
けるようにしているから、構成を簡素にできてコスト低
減に貢献できる他、パルサリングの配置位置の万一のず
れを防止できるようになってパルサリングとセンサとの
間の対向間隙を適正化できるなど、センサによる検出精
度を高精度に維持できるようになる。
えて、パルサリングとセンサとの対向間隙を密封装置で
外部から隠蔽しているから、当該対向間隙に対する外部
からの異物侵入を防止できるようになって、センサによ
る検出精度を長期にわたって高く維持できるようにな
る。
分解斜視図
トを示す縦断面図
Claims (3)
- 【請求項1】相対回転可能に同心配置される筒体と軸体
とのうち、回転する側の部材の回転速度を検出する回転
速度検出装置であって、 回転側部材に対して取り付けられるパルサリングと、 非回転側部材に対してパルサリングの周方向所要位置と
径方向から非接触対向する状態で取り付けられかつ前記
パルサリングの回転に伴う相対位置の変化を検出するセ
ンサとを含み、 前記非回転側部材に対するセンサの取り付けについて、
前記非回転側部材の軸端に支持環体を張り出す状態で取
り付けて、この支持環体の張り出し部分に対してセンサ
を取り付ける形態とされており、 前記回転側部材に対するパルサリングの取り付けについ
て、回転側部材の軸端を前記支持環体の張り出し寸法を
考慮して軸方向に延長して、この延長部の周面に被着す
る形態とされている、ことを特徴とする回転速度検出装
置。 - 【請求項2】請求項1の回転速度検出装置において、 前記支持環体が、その張り出し部分の外端側に前記回転
側部材の延長部の周面に対してほぼ平行に所要間隙を介
して対向する円筒部を有し、 この支持環体の円筒部と前記回転側部材の延長部との間
に密封装置が取り付けられている、ことを特徴とする回
転速度検出装置。 - 【請求項3】請求項1または2の回転速度検出装置にお
いて、 前記パルサリングが、周方向交互に異なる極性の磁極を
設けたものとされ、 前記センサが、前記パルサリングの回転に伴う相対位置
の変化に応じた磁界変化を検出するものとされる、こと
を特徴とする回転速度検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02477199A JP4019537B2 (ja) | 1999-02-02 | 1999-02-02 | 回転速度検出装置付き転がり軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02477199A JP4019537B2 (ja) | 1999-02-02 | 1999-02-02 | 回転速度検出装置付き転がり軸受 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2000225931A true JP2000225931A (ja) | 2000-08-15 |
JP4019537B2 JP4019537B2 (ja) | 2007-12-12 |
Family
ID=12147442
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02477199A Expired - Fee Related JP4019537B2 (ja) | 1999-02-02 | 1999-02-02 | 回転速度検出装置付き転がり軸受 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4019537B2 (ja) |
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