JP2006138692A - 回転速度検出装置付車輪用軸受装置 - Google Patents

回転速度検出装置付車輪用軸受装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 軸受装置全体の軸方向長さを増加させることがなく、またハーネスと等速ジョイントの干渉を避けるように配置でき、車体側のナックルに容易に取付けることのできる回転速度検出装置付車輪用軸受装置を提供する。
【解決手段】 外方部材1と内方部材2の対向する転走面3,4間に複列の転動体5を介在させる。内方部材2は車輪が取付けられ、回転側の部材となる。この内方部材2のインボード側端の外周に取付けられたエンコーダ12と、外方部材1にセンサホルダ16を介して取付けられて前記エンコーダ12を検出するセンサ13とで回転速度検出装置11を構成する。センサ13およびセンサホルダ16は、外方部材1のナックル嵌合面1bの外径よりも内径側に配置し、センサ13と結合されたハーネスは円周方向から取り出す。
【選択図】 図3

Description

この発明は、自動車における車輪回転速度の検出、例えばアンチロックブレーキシステムの制御のための回転速度検出等に用いられる回転速度検出装置を備えた車輪用軸受装置に関する。
アンチロックブレーキ装置(ABS)は、低摩擦路やパニックブレーキ時のタイヤロックを検知し、ブレーキを緩めてタイヤグリップを確保することで、操舵安定性を得るものである。タイヤロックを検知するABSセンサとして、車輪用の軸受装置に回転速度検出装置を設けたものが知られている(例えば特許文献1,2)。
特許文献1に開示の車輪用軸受装置では、軸受内輪におけるインボード側端部の外径面に設けた被検出部と、この被検出部を検出するセンサとで回転速度検出装置を構成し、軸受外輪のインボード側端部に設けられインボード側に向けて縮径する傾斜平坦部に、前記センサをその先端部が前記被検出部に対向するように設置している。
また、特許文献2に開示の車輪用軸受装置では、軸受内輪のインボード側端部の外径面に磁気エンコーダ兼用の第1のシールリングを圧入嵌合すると共に、軸受外輪のインボード側端部の内径面に第2のシールリングを圧入嵌合している。前記第1のシールリングで兼用される磁気エンコーダと、第2のシールリングに埋設されて前記磁気エンコーダを検出するセンサとで回転速度検出装置を構成し、センサの検出信号を取り出すハーネスを第2のシールリングから軸方向に延ばして軸受外に導出している。
特開平8−62236号公報 特開平9−196946号公報
しかし、特許文献1に開示の車輪用軸受装置では、回転速度検出装置のセンサが軸受外輪の外径側に突出するため、センサの取付けは、軸受装置を車体に取付けた後で行わなければならず、センサの取付工数、および被検出部とセンサの間のエアギャップ調整等の工数が増大する。この問題を解消するために、センサを軸受外輪外径面よりも内径側に配置しようとすると、センサを軸方向に向けて取付ける必要があり、軸受装置全体の軸方向寸法が増加する。
また、特許文献2に開示の車輪用軸受装置では、センサの検出信号を取り出すハーネスが軸方向に延ばして軸受外に導出されているため、ハーネスが等速ジョイントと干渉して破損する恐れがある。
この発明の目的は、軸受装置全体の軸方向長さを増加させることがなく、またハーネスと等速ジョイントの干渉を避けるようにセンサ等を配置でき、車体側のナックルに容易に取付けることのできる回転速度検出装置付車輪用軸受装置を提供することである。
この発明の回転速度検出装置付車輪用軸受装置は、内周に複列の転走面を有する外方部材と、前記各転走面に対向する転走面を外周に有し車輪が取付けられる内方部材と、これら対向する転走面間に介在した複列の転動体とを備え、車体に対して車輪を回転自在に支持する車輪用軸受装置において、前記内方部材のインボード側端の外周に取付けられたエンコーダ、および外方部材にセンサホルダを介して取付けられて前記エンコーダを検出するセンサとでなる回転速度検出装置を設け、前記センサおよびセンサホルダを外方部材のナックル嵌合面の外径よりも内径側に配置し、前記センサと結合されたハーネスを円周方向から取り出したことを特徴とする。
この構成によると、センサおよびセンサホルダを外方部材のナックル嵌合面の外径よりも内径側に配置したため、外方部材のナックル嵌合面に車体のナックルを嵌合させて軸受装置を車体に取付けるのに、センサおよびセンサホルダが妨げにならない。そのため、ナックルへの車輪用軸受装置の取付け作業が簡単に行える。また、前記センサと結合されたハーネスを円周方向から取り出したため、ハーネスが軸方向に延びるのを回避できることから、ハーネスと等速ジョイントの干渉を避けることもできる。ハーネスを円周方向から取り出すため、軸受装置全体の軸方向長さを増加させることもない。
この発明において、前記内方部材は、車輪取付用のフランジを有するハブ輪とこのハブ輪のインボード側端の外周に嵌合した内輪とでなり、前記ハブ輪および内輪に前記各列の転走面が設けられたものであっても良い。
この発明において、前記内方部材が前記外方部材よりもインボード側に突出し、この内方部材の外方部材よりも突出した部分の外周における前記外方部材の前記ナックル嵌合面の外径よりも内径側の空間に、前記センサおよびセンサホルダを配置しても良い。
この構成の場合、内方部材の外方部材からインボード側に突出した部分の外周空間を効果的に利用し、センサおよびセンサホルダをコンパクトに配置することができる。
特に、車輪用軸受装置が背面合わせの複列アンギュラ玉軸受型である場合、外方部材におけるインボード側列の軌道面よりもインボード側の部分は、軸受強度的には不要な部分となる。そのため、この不要部分を省いた形状として内方部材が外方部材よりもインボード側に突出する構成とすることで、その省き部分となる空間をセンサおよびセンサホルダの配置に利用することになるため、コンパクト化の効果が大きい。
前記のように内方部材を外方部材よりもインボード側に突出させた場合に、前記センサホルダは、外方部材の外径面に嵌合したリング状の芯金に取付けられたものとしても良い。この場合に、前記芯金は、前記外方部材の外径面に嵌合する嵌合用円筒部と、この嵌合用円筒部から内径側に立ち下がって前記外方部材の端面に係合する端面係合部と、この端面係合部からインボード側へ突出し先端側が縮径する円すい状部とを有するものとしても良い。
このように、センサホルダを取付ける芯金が部分的に円すい形状を有していることにより、径方向に空間を作ることができ、センサホルダが外方部材の外径より突出することをなくせる。
この構成の場合に、前記センサよりもインボード側に位置して、前記内方部材と芯金との間を密封する密封手段を設けても良い。このように密封手段を設けた場合、エンコーダおよびセンサが軸受外に対して密封される。そのため、エンコーダやセンサが外部の塵埃や泥水等で汚れることが防止される。
この発明の回転検出装置付車輪用軸受装置は、外方部材と内方部材の転走面間に複列の転動体を介在させた車輪用軸受装置において、前記内方部材のインボード側端の外周に取付けられたエンコーダ、および外方部材にセンサホルダを介して取付けられて前記エンコーダを検出するセンサとでなる回転速度検出装置を設け、前記センサおよびセンサホルダを外方部材のナックル嵌合面の外径よりも内径側に配置し、前記センサと結合されたハーネスを円周方向から取り出したため、軸受装置全体の軸方向長さを増加させることなく、またハーネスと等速ジョイントの干渉を避けるように配置でき、かつ車体側のナックルに容易に取付けることができるという効果が得られる。
この発明の一実施形態を図1ないし図4と共に説明する。この実施形態は、第3世代型の内輪回転タイプで、かつ駆動輪支持用の車輪用軸受装置に適用したものである。なお、この明細書において、車両に取付けた状態で車両の車幅方向外側寄りとなる側をアウトボード側と言い、車両の中央寄りとなる側をインボード側と呼ぶ。
この車輪用軸受装置は、内周に複列の転走面3を形成した外方部材1と、これら各転走面3に対向する転走面4を外周に形成した内方部材2と、これら外方部材1および内方部材2の転走面3,4間に介在した複列の転動体5とで構成される。この車輪用軸受装置は、複列のアンギュラ玉軸受型とされていて、転動体5はボールからなり、各列毎に保持器6で保持されている。上記各転走面3,4は断面円弧状であり、各転走面3,4はボール接触角が背面合わせとなるように形成されている。外方部材1と内方部材2との間の軸受空間の両端は、密封手段7,8によりそれぞれ密封されている。
外方部材1は固定側の部材となるものであって、車体取付フランジ1aを外周に有し、全体が一体の部品とされている。前記車体取付フランジ1aは、車体(図示せず)に設置されたナックルにボルト(図示せず)で締結される。
内方部材2は回転側の部材となるものであって、外周に車輪取付用のフランジ9aを有するハブ輪9と、このハブ輪9のインボード側端の外周に嵌合した内輪10とでなる。前記複列の転走面4におけるアウトボード側列の転走面4がハブ輪9に、インボード側列の転走面4が内輪10にそれぞれ形成されている。
外方部材1は、インボード側端が転走面3の近傍に位置する幅寸法のものとし、これにより内方部材2が外方部材1よりもインボード側に突出している。
図1のA部を拡大して図3に示す。同図のように、内方部材2の構成部品である内輪10のインボード側端の近傍の外周には、環状のエンコーダ12が取付けられ、外方部材1には前記エンコーダ12に対し、軸方向に対向してエンコーダ12を検出するセンサ13が、センサホルダ16および芯金17を介して取付けられる。これらエンコーダ12とセンサ13とで回転速度検出装置11が構成される。
エンコーダ12はアキシアル型のものであって、前記内輪10の外周に圧入状態に嵌合する支持環14と、この支持環14で支持される被検出部である多極磁石15とでなる。支持環14は、前記内輪10の外周に圧入嵌合する円筒部14aと、この円筒部14aの軸受内に向く一端から外径側に向けて屈曲形成された側壁部14bとでなる断面L字状とされ、側壁部14bにおける軸受外側に向く一側面に前記多極磁石15が設けられている。多極磁石15は、円周方向に磁極N,Sを交互に並べて着磁させた部材であり、ゴム磁石,プラスチック磁石,焼結磁石,またはフェライト等の磁石材などからなる。
外方部材1の外周のうち、ナックル嵌合面1bからインボード側端までの部分は、ナックル嵌合面1bよりも小径の段部1cとされている。この段部1cの外径面に前記芯金17が嵌合して取付けられる。なお段部1cは、必ずしも設けなくても良く、芯金17はナックル嵌合面1bの外周に嵌合させて取付けても良い。芯金17はリング状の部材であって、外方部材1の前記段部1cの外径面に嵌合する嵌合用円筒部17aと、この嵌合用円筒部17aから内径側に立ち下がって外方部材1の端面に係合する端面係合部17bと、この端面係合部17bからインボード側へ突出して先端側が縮径する円すい状部17cと、この円すい状部17cの先端からインボード側へ突出する小径円筒部17dとでなる。
この芯金17における円周方向の一部に前記センサホルダ16が取付けられ、このセンサホルダ16内に前記センサ13が埋設されている。これにより、内方部材2の外方部材1よりも突出した部分の外周における外方部材1のナックル嵌合面1bの外径よりも内径側の空間に、前記センサ13およびセンサホルダ16が配置される。具体的には、センサホルダ16は、芯金17の端面係合部17bから小径円筒部17dに跨がる部分に取付けられることで、外方部材1のナックル嵌合面1bの外径よりも内径側に配置され、センサ13は芯金17の円すい状部17cよりも内径側に配置されている。センサ13はホール素子などからなり、内方部材2の回転に伴うエンコーダ12の磁気変化を検出してセンサ信号として出力する。
図2は、この車輪用軸受装置をインボード側から見た正面図であり、センサ13と結合されセンサ13の検出信号を外部に送信するハーネス18が、センサホルダ16から円周方向に延ばして取り出されている。図4は、図2におけるIV−IV矢視断面の拡大図、つまりセンサホルダ16の取付部から円周方向にずらした位置での断面図を示す。同図のように、ハーネス18をセンサホルダ16から円周方向に延ばして取り出すことで、ハーネス18の取出し部は外方部材1のナックル嵌合面1bの外径より内径側、具体的には外方部材1の段部1cの外径よりも内径側に配置される。
また、先述した密封手段7,8のうち、インボード側端に配置される密封手段8は、前記センサ13よりもインボード側に位置して、内方部材2と前記芯金17との間を密封する。密封手段8は、回転側である内輪10に取付けられるスリンガ19と、固定側である芯金17に取付けられるシール部材20とで構成される。スリンガ19は円筒部19aと立板部19bとでなる断面L字状に形成された環体であり、円筒部19aを内輪10の外周の前記エンコーダ12よりもインボード側端寄りの位置に圧入嵌合させることで、内輪10に取付けられる。
シール部材20は、円筒部21aと立板部21bとでなる断面L字状の環体であるシール板21と、このシール板21に加硫接着された弾性体22とでなる。シール板21の円筒部21aを前記芯金17における小径円筒部17dの内周に圧入嵌合させることで、その立板部21bとスリンガ19の立板部19bとが互いに軸方向に対向するように芯金17に取付けられる。前記弾性体22は、スリンガ19の立板部19bに摺接するサイドリップ22aと、スリンガ19の円筒部19aに摺接するラジアルリップ22b,22cとを一体に有する。
この車輪用軸受装置の車両への組付けにおいて、車輪取付用のフランジ9aのボルト挿通孔24を貫通する貫通するハブボルト25、およびこのハブボルト25に螺合するハブナット(図示せず)により、ディスクブレーキ装置のブレーキロータと車輪(いずれも図示せず)とが重ねて取付けられる。
ハブ輪9は中央孔26を有し、この中央孔26に、等速ジョイント27の片方の継手部材となる外輪28のステム部28aが挿通されてスプライン嵌合され、ステム部28aの先端に螺合するナット29の締め付けにより、等速ジョイント外輪28が内方部材2に結合される。このとき等速ジョイント外輪28に設けられたアウトボード側に向く段面28bが、内輪10のインボード側に向く端面10aに押し付けられ、等速ジョイント外輪28とナット29とで内方部材2が幅締めされる。
上記したように、この回転速度検出装置付車輪用軸受装置では、内方部材2のインボード側端の外周に取付けられたエンコーダ12と、外方部材1にセンサホルダ16を介して取付けられて前記エンコーダ12を検出するセンサ13とで回転速度検出装置11を構成し、前記センサ13およびセンサホルダ16を外方部材1のナックル嵌合面1bの外径よりも内径側に配置し、センサ13と結合されたハーネス18を円周方向から取り出しているので、外方部材1のナックル嵌合面1bに車体のナックルを嵌合させて軸受装置を車体に取付けるのに、前記センサ13およびセンサホルダ16が妨げにならず、かつ軸受装置全体の軸方向長さも増加させることがない。また、ハーネス18が軸方向に延びるのを回避できることから、ハーネス18と等速ジョイント27の干渉を避けることもできる。
また、この実施形態では、内方部材2が外方部材1よりもインボード側に突出し、この内方部材2の外方部材1よりも突出した部分の外周における外方部材1のナックル嵌合面1bの外径よりも内径側の空間に、前記センサ13およびセンサホルダ16を配置しているので、内方部材2の外方部材1からインボード側に突出した部分の外周空間を効果的に利用し、センサ13およびセンサホルダ16をコンパクトに配置することができる。特に車輪用軸受装置が背面合わせの複列アンギュラ玉軸受型である場合、外方部材1におけるインボード側列の軌道面3よりもインボード側の部分は、軸受強度的には不要な部分となる。そのため、この不要部分を省いた形状として内方部材2が外方部材1よりもインボード側に突出する構成とすることで、その省き部分となる空間をセンサ13およびセンサホルダ16の配置に利用することになるため、コンパクト化の効果が大きい。
この実施形態では、前記センサホルダ16が、外方部材1の外径面に嵌合したリング状の芯金17に取付けられ、この芯金17は、外方部材1の外径面に嵌合する嵌合用円筒部17aと、この嵌合用円筒部17aから内径側に立ち下がって外方部材1の端面に係合する端面係合部17bと、この端面係合部17bからインボード側へ突出して先端側が縮径する円すい状部17cと、この円すい状部17cの先端からインボード側へ突出する小径円筒部17dとを有するものとしているので、外方部材1のナックル嵌合面1bの外径よりも内径側の空間に、センサホルダ16を容易に配置することができる。特に、センサホルダ16を取付ける芯金17が部分的に円すい形状を有していることにより、径方向に空間を作ることができ、センサホルダ16が外方部材1の外径よりも突出することをなくせる。
また、この実施形態では、センサ13よりもインボード側に位置して、内方部材2と前記芯金17との間を密封する密封手段8を設けているので、上記エンコーダ12およびセンサ13を軸受外の空間に対して密封することができる。そのため、外部からの塵埃や水の浸入等に対してセンサ13等が保護できる。
なお、前記実施形態では、アンギュラ玉軸受型の車輪用軸受装置に適用した場合につき説明したが、この発明はテーパころ型の車輪用軸受装置にも適用することができる。また前記実施形態では、駆動輪支持用の車輪用軸受装置に適用した場合につき説明したが、この発明は従動輪支持用の車輪用軸受装置に適用することもできる。
この発明の一実施形態にかかる回転速度検出装置付車輪用軸受装置の断面図である。 同軸受装置をインボード側から見た正面図である。 図1におけるA部の拡大断面図である。 図2におけるIV−IV矢視断面の拡大図である。
符号の説明
1…外方部材
1b…ナックル嵌合面
2…内方部材
3,4…転走面
5…転動体
8…密封手段
9…ハブ輪
9a…車輪取付用のフランジ
10…内輪
11…回転速度検出装置
12…エンコーダ
13…センサ
16…センサホルダ
17…芯金
17a…嵌合用円筒部
17b…端面係合部
17c…円すい状部
18…ハーネス

Claims (6)

  1. 内周に複列の転走面を有する外方部材と、前記各転走面に対向する転走面を外周に有し車輪が取付けられる内方部材と、これら対向する転走面間に介在した複列の転動体とを備え、車体に対して車輪を回転自在に支持する車輪用軸受装置において、
    前記内方部材のインボード側端の外周に取付けられたエンコーダ、および外方部材にセンサホルダを介して取付けられて前記エンコーダを検出するセンサとでなる回転速度検出装置を設け、前記センサおよびセンサホルダを外方部材のナックル嵌合面の外径よりも内径側に配置し、前記センサと結合されたハーネスを円周方向から取り出したことを特徴とする回転速度検出装置付車輪用軸受装置。
  2. 請求項1において、前記内方部材は、車輪取付用のフランジを有するハブ輪とこのハブ輪のインボード側端の外周に嵌合した内輪とでなり、前記ハブ輪および内輪に前記各列の転走面が設けられたものである回転速度検出装置付車輪用時軸受装置。
  3. 請求項1または請求項2において、前記内方部材が前記外方部材よりもインボード側に突出し、この内方部材の外方部材よりも突出した部分の外周における前記外方部材の前記ナックル嵌合面の外径よりも内径側の空間に、前記センサおよびセンサホルダを配置した回転速度検出装置付車輪用軸受装置。
  4. 請求項3において、背面合わせの複列アンギュラ玉軸受型とした回転速度検出装置付車輪用軸受装置。
  5. 請求項3または請求項4において、前記センサホルダは、外方部材の外径面に嵌合したリング状の芯金に取付けられたものであり、前記芯金は、前記外方部材の外径面に嵌合する嵌合用円筒部と、この嵌合用円筒部から内径側に立ち下がって前記外方部材の端面に係合する端面係合部と、この端面係合部からインボード側へ突出し先端側が縮径する円すい状部とを有するものである回転速度検出装置付車輪用軸受装置。
  6. 請求項5において、前記センサよりもインボード側に位置して、前記内方部材と芯金との間を密封する密封手段を設けた回転速度検出装置付車輪用軸受装置。
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