JP2004205008A - 転がり軸受装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】内外輪部材OLE_LINK12,3OLE_LINK1の各軌道面間に玉4,5を介装し、内外輪部材2,3の肩部間にシール装置8を装着した転がり軸受装置1において、シール装置8は、外輪部材2に固定した外輪側シールリング81と、内輪部材3に固定した内輪側シールリング82とからなり、内輪側シールリング82の環状芯金の軸方向外側面にパルサリング16が固定されており、外輪側シールリング81の環状芯金の外径側において、正逆検知センサ15が樹脂製外装体17にてモールドされて一体化されているものである。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、いわゆるパックシールと呼ばれるシール装置に、自動車のABS(アンチロックブレーキシステム)等に用いられる回転検出用のセンサやパルサリングを組み込み、当該回転検出器を組み込んだシール装置にて内外輪間の隙間をシールしてなる転がり軸受装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車の車軸を車体に対して回転自在に支持する軸受装置において、ABS等に用いられる回転検出器を備えたものがある(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
軸受装置は、車輪側に固定された回転輪となる外輪と、車体側に固定された固定輪となる内輪との各軌道面間に転動体を介装し、内外輪間の隙間がシール装置にてシールされている。
【0004】
回転検出器は、回転輪となる外輪に固定したパルサリングの磁界の変化をセンサにて検出し、当該検出信号はハーネスを介して車体の電子回路に送信される構成となっている。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−211311号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、回転検出器のセンサの検出面とパルサリングの被検出面が対面して配置されており、互いの間にエアギャップが必要となり、回転検出器の設置スペースが大きくなり、その結果、軸受装置が大型化するという問題があった。
【0007】
また、シール装置のシールリップと回転検出器が、軸方向に並んで設けられており、軸受装置が大型化するという問題があった。
【0008】
このように、軸受装置が大型化し、コンパクト化が望まれていた。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、軌道面を有する回転輪となる内輪部材と、この内輪部材と同心に配置されかつ前記内輪部材と対応する軌道面を有する固定輪となる外輪部材と、前記内輪部材および前記外輪部材の各軌道面間に介装した転動体と、前記内輪部材および前記外輪部材の間の隙間をシールするシール装置と、前記内輪部材の回転状態を検出する回転検出器とを備えた転がり軸受装置において、前記シール装置は、前記外輪部材に固定した外輪側シールリングと、前記内輪部材に固定した内輪側シールリングとからなり、前記内輪側シールリングは、前記内輪部材の肩部に外嵌した円筒部と、当該円筒部の軸方向外端側を径方向外向きに屈曲してなる環状板部とからなる環状芯金にて構成されており、前記外輪側シールリングは、前記外輪部材の肩部に内嵌され前記内輪側シールリングとの間に密封部を形成するシールリップを有した第1環状芯金と、前記第1環状芯金に内嵌した円筒部と当該円筒部の軸方向外端側を径方向内向きに屈曲し前記内輪側シールリングの環状板部を覆う環状板部とからなる第2環状芯金にて構成されており、前記回転検出器は、前記外輪側シールリングの第2環状芯金の円筒部の外径側(または、環状板部の軸方向外側面側)において樹脂製外装体にてモールドされて一体化された磁気センサと、前記内輪側シールリングの環状板部の軸方向外側面に固定された磁性体リングとからなり、前記磁気センサにて前記磁性体リングを検出して前記内輪部材の回転状態を検出するものである。
【0010】
前記外輪側シールリングの第2環状芯金の円筒部には、前記外輪部材の軸方向端面に当接する位置決め部が形成される。
【0011】
前記磁気センサのハーネスは、前記樹脂製外装体から前記外輪側シールリングの第2環状芯金の周方向に延設されている。
【0012】
回転検出器としては、例えば磁束の変化に応じて出力を変化させるアクティブ型検出器が用いられ、磁性体リングにはパルサリング、磁気センサには周方向に離れて配置した2個の磁気センサにて構成された正逆検知センサが挙げられる。
【0013】
本発明の転がり軸受装置によると、磁気センサは、外輪側シールリングの第2環状芯金の円筒部の外径側(または、環状板部の軸方向外側面側)において、樹脂製外装体にてモールドされて一体化されており、かつ、磁性体リングは、内輪側シールリングの環状板部の軸方向外側面に固定され、当該環状板部は外輪側シールリングの第2環状芯金の環状板部にて覆われており、磁気センサならびに磁性体リングの密封性が向上し、耐ダスト性に優れる。
【0014】
外輪側シールリングの第2環状芯金の円筒部の外径側(または、環状板部の軸方向外側面側)において、樹脂製外装体にてモールドされて一体化されて磁気センサが設けられており、かつ、内輪側シールリングの環状板部の軸方向外側面に磁性体リングが設けられており、磁気センサならびに磁性体リングがシール装置に一体化され、回転検出器のコンパクト化が図れる。
【0015】
外輪側シールリングは、第1環状芯金と第2環状芯金からなり、車体の揺れによって磁気センサのハーネスが断線した場合など、磁気センサの取替えの必要性が生じた場合、第2環状芯金のみを第1環状芯金から取り外して容易に交換できる。
【0016】
外輪側シールリングの第2環状芯金の円筒部には、外輪部材の軸方向端面に当接する位置決め部が形成されており、第2環状芯金を第1環状芯金に内嵌して位置決め部を外輪部材の軸方向端面に当接した状態で、磁気センサは磁性体リングの磁界の変化を検出可能な位置に、簡単かつ正確に位置決めされる。
【0017】
磁気センサのハーネスが、樹脂製外装体から外輪側シールリングの第2環状芯金の周方向に延設されており、軸受装置をナックルに固定する際に、ハーネスとナックルが干渉せず、組立性が向上する。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施の形態を図1ないし図7に基づいて説明する。
【0019】
図1は本実施形態に係る車両用の転がり軸受装置の全体構成を示す断面図、図2は図1の要部拡大断面図、図3は図2のシール装置部分の拡大断面図、図4は2個の磁気センサの検出信号の位相関係を示す図、図5は正逆検知センサの説明図、図6は図3のVI矢視図、図7は図3のシール装置部分の拡大斜視図である。
【0020】
本実施形態の転がり軸受装置1は、自動車の駆動輪側に用いられ、図1において左側が車両アウタ側、右側が車両インナ側となる。
【0021】
車体側にナックル9を介して非回転に支持される外輪部材2に、それぞれ冠形保持器6に円周方向等配位置に配置された二列の玉(転動体の一例)4,5を介して、内輪部材3が軸心回りに回転自在に支持されている。
【0022】
外輪部材2の外周面には、径方向外向きに突出して支持フランジ21が形成され、この支持フランジ21が取付けボルト10を介してナックル9に固定されることで、外輪部材2が非回転に支持されている。
【0023】
内輪部材3は、ハブホイール31と、このハブホイール31とは別体でハブホイール31の胴部の車両インナ側に嵌着される筒状部材32とから構成されている。ハブホイール31の胴部の外周面の一部が車両アウタ側列の玉4の内輪軌道面として用いられ、筒状部材32の外周面が車両インナ側列の玉5の内輪軌道面として用いられ、外輪部材2の内周面に両列の玉4,5のための2つの外輪軌道面が形成されている。
【0024】
外輪部材2と内輪部材3の間の環状軸受空間11を、その軸心方向両側で密封して、環状軸受空間11内の潤滑材が外部に漏れるのを防止するとともに、外部から泥水等が侵入するのを防止するための密封装置7,8が設けられている。
【0025】
ハブホイール31の中心穴にスプラインを介して等速ジョイントの椀形外輪部材12に一体的に形成された軸部13が圧入され、軸部13の車両アウタ側端部にナット14が螺着され、このナット14をハブホイール31の凹部33端面に対して締付けることで、両列の玉4,5に対して必要な予圧が付与されるとともに、椀形外輪部材12が内輪部材3に回転一体に組込まれた状態となる。
【0026】
ハブホイール31の外周面途中に、径方向外向きに突出したハブフランジ34が一体的に形成されている。ハブフランジ34に、ブレーキディスクロータならびにタイヤホイールが取付けられ、タイヤホイールに車輪が取付けられる。
【0027】
車両アウタ側の密封装置7は、外輪部材2に内嵌した環状芯金に、ハブホイール31に摺接するゴム製リップを接着してなる。
【0028】
車両インナ側の密封装置8は、外輪側シールリング81と内輪側シールリング82とを組み合わせて構成される。
【0029】
外輪側シールリング81は、外輪部材2側に取り付けられるもので、第1環状芯金83と、第2環状芯金84と、第1環状芯金83に被着したシールリップ85とから構成されている。
【0030】
第1環状芯金83は、軸方向に沿う円筒部83aと、円筒部83aの軸方向内端側を径方向内向きに屈曲してなる環状板部83bとを有している。
【0031】
第2環状芯金84は、軸方向に沿う円筒部84aと、円筒部84aの軸方向外端側を径方向外向きに折り返してなる位置決め部84bと、位置決め部84bから軸方向外側に屈曲してなる円筒部84cと、円筒部84cの軸方向外端側を径方向内向きに屈曲してなる環状板部84dとを有している。
【0032】
シールリップ85は、ラジアルリップ85a,85bと、アキシャルリップ85cとからなる。
【0033】
内輪側シールリング82は、筒状部材32側に取り付けられるもので、軸方向に沿う円筒部86aと、円筒部86aの軸方向外端側を径方向外向きに屈曲してなる環状板部86bとからなる環状芯金86にて構成されている。
【0034】
なお、シールリップ85は、ニトリルブタジエンラバー(NBR)などのゴムとされ、第1環状芯金83に対して加硫接着される。また、外輪側シールリング81の第2環状芯金84は、例えばステンレス鋼などの非磁性材で形成されている。
【0035】
シールリップ85のラジアルリップ85a,85bは、環状芯金86の円筒部86aに摺接して密封部を形成する。シールリップ85のアキシャルリップ85cは、環状芯金86の環状板部86bに摺接して密封部を形成する。
【0036】
そして、外輪側シールリング81には磁気センサとなる正逆検知センサ15が、内輪側シールリング82には磁性体リングとなるパルサリング16がそれぞれ一体に組み込まれており、これら正逆検知センサ15とパルサリング16とで筒状部材32の回転を検出するようになっている。
【0037】
正逆検知センサ15は、例えば、ホール素子や磁気抵抗素子などからなる円周方向に離れて配置した2個の磁気センサにて構成され、回転角度に加え回転方向の検出も行えるセンサである。2個の磁気センサの検出信号の位相関係は、図4に示すように、一方の磁気センサが図4(A)の矩形波信号を出力すると、他方の磁気センサは90度位相がずれた図4(B)の矩形波信号を出力するように配置する。両磁気センサの進遅により、右回りか左回りかの回転方向が判断できる。
【0038】
正逆検知センサ15には、図5に示すように、2個のホール素子22を内蔵するホールICを用いてもよい。すなわち、パルサリング16の着磁ピッチλに対し、2個のホール素子22を互いの出力位相が90度となる間隔(λ/4)で配置することにより、回転方向の検出が行えるようにする。
【0039】
正逆検知センサ15は、外輪側シールリング81の第2環状芯金84における円筒部84cの外周面上に搭載されており、円筒部84cの外径に正逆検知センサ15を覆う厚みの樹脂製外装体17を一体成形(インサート成形)することにより設けている。樹脂製外装体17は、例えばポリフェニレンサルファイド(PPS)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリアミド(PA)などのエンジニアプラスチックとされる。
【0040】
正逆検知センサ15には、信号線18,19が接続されており、信号線18,19は束ねられて絶縁パイプからなるハーネス20にて被覆されている。ハーネス20は、図6,7に示すように、正逆検知センサ15から第2環状芯金84の周方向に延設されており、ハーネス20の基部は樹脂製外装体17に一体形成され周方向に延びるガイド用凸部17aにて被覆されている。
【0041】
パルサリング16は、磁性粉末を含有したゴムを加硫成型して形成されるものであり、例えば周方向交互にN極とS極を配列する形態で着磁されている。このパルサリング16は、内輪側シールリング82の環状芯金86の環状板部86bの外周面において、正逆検知センサ15が当該パルサリング16の磁界の変化を検出可能な位置に固定されている。なお、正逆検知センサ15の検出面(内径方向)15aと、パルサリング16の被検出面(軸方向)16aは、互いに直交している。
【0042】
次に、車両インナ側のシール装置8の装着について説明する。まず、外輪側シールリング81の第1環状芯金83と内輪側シールリング82の環状芯金86とを組み合わせた状態で、第1環状芯金83の円筒部83aを外輪部材2の内周面の肩部2aに圧入嵌合し、また、パルサリング16を組み込んだ環状芯金86を筒状部材32の外周面の肩部32aに対して圧入嵌合させる。なお、円筒部83aの先端は、外輪部材2の軸方向端面2bと面一となる。
【0043】
さらに、外輪側シールリング81の正逆検知センサ15を組み込んだ第2環状芯金84を取り付ける。第2環状芯金84は、円筒部84aを第1環状芯金83の円筒部83aに内嵌し、位置決め部84bを外輪部材2の軸方向端面2bならびに円筒部83aの先端に当接させる。この状態で、正逆検知センサ15はパルサリング16の磁界の変化を検出可能な位置に位置決めされ、かつ、環状板部84dの内面とパルサリング16との間には隙間Sが形成される。環状板部84dの内径側先端には、NBRなどのゴム製の補助シールリップ87が加硫接着されており、補助シールリップ87の先端が環状芯金86の環状板部86bの外周面に当接することで、環状板部84dとパルサリング16との間の隙間Sが密封される。
【0044】
なお、第1環状芯金83の円筒部83aを外輪部材2の肩部2aに圧入した際に、円筒部83aの先端と外輪部材2の軸方向端面2bが面一となるものに限らず、円筒部83aの先端が軸方向端面2bより内側に入り込み、位置決め部84bを軸方向端面2bに当接させた状態で、正逆検知センサ15がパルサリング16の磁界の変化を検出可能な位置に位置決めされるように構成してもよい。
【0045】
正逆検知センサ15のハーネス20は、ナックル9の内周面を通して車体側に導出され、ブラケットにて車体に固定され、電子回路に接続されている。
【0046】
転がり軸受装置1は、外輪部材2を非回転で固定配置し、内輪部材3を回転させるときに、内輪部材3と一体に回転するパルサリング16の各磁極が、正逆検知センサ15の2個の磁気センサに対して順次対向することになる。このとき、正逆検知センサ15に対してパルサリング16の対向位置が順次変化するために、パルサリング16から出る磁束の向きが交互に変わるので、正逆検知センサ15から交流電圧が出力される。この交流電圧の波形周期は、パルサリング16の回転位相、回転速度に応じて変化する。この交流電圧を波形処理することにより、内輪部材3の回転位相、回転速度、回転数、回転方向などを求める。
【0047】
このように構成された転がり軸受装置1によると、正逆検知センサ15は、外輪側シールリング81の第2環状芯金84の円筒部84cの外径側において、樹脂製外装体17にてモールドされて一体化されており、かつ、パルサリング16は、内輪側シールリング82の環状板部86bの軸方向外側面に固定され、当該環状板部86bは外輪側シールリング81の第2環状芯金84の環状板部84dにて覆われており、正逆検知センサ15ならびにパルサリング16の密封性が向上し、耐ダスト性に優れる。
【0048】
しかも、環状板部84dの内径側先端に、環状芯金86の環状板部86bの外周面に当接して、環状板部84dとパルサリング16との間の隙間Sを密封する補助シールリップ87が設けられており、パルサリング16の密封性がより一層向上し、鉄粉等が侵入してパルサリング16の検出精度が低下するのを防止できて耐ダスト性に優れる。
【0049】
外輪側シールリング81の第2環状芯金84の円筒部84cの外径側において、樹脂製外装体17にてモールドされて一体化されて正逆検知センサ15が設けられており、かつ、内輪側シールリング82の環状板部86bの軸方向外側面にパルサリング16が設けられており、正逆検知センサ15ならびにパルサリング16がシール装置8に一体化され、回転検出器のコンパクト化が図れる。
【0050】
外輪側シールリング81は、第1環状芯金83と第2環状芯金84からなり、車体の揺れによって正逆検知センサ15のハーネス20が断線した場合など、正逆検知センサ15の取替えの必要性が生じた場合、第2環状芯金84のみを第1環状芯金83から取り外して容易に交換できる。
【0051】
外輪側シールリング81の第2環状芯金84には、外輪部材2の軸方向端面2bに当接する位置決め部84bが形成されており、第2環状芯金84の円筒部84aを第1環状芯金83の円筒部83aに内嵌して位置決め部84bを外輪部材2の軸方向端面2bに当接した状態で、正逆検知センサ15はパルサリング16の磁界の変化を検出可能な位置に、簡単かつ正確に位置決めされ、組立性に優れる。
【0052】
ハーネス20がナックル9を避けて第2環状芯金84の周方向に延設しており、軸受装置をナックル9に固定する際に、ハーネス20とナックル9が干渉せず、組立性が向上する。
【0053】
正逆検知センサ15にて車軸の回転速度と回転方向の検出が行える。
【0054】
正逆検知センサ15からハーネス20に渡って樹脂製外装体17にてモールドされており、正逆検知センサ15と信号線18,19の接続部が補強され、断線を防止できる。
【0055】
第2環状芯金84を第1環状芯金83に内嵌した際に、環状板部84dの内面とパルサリング16との間には隙間Sが形成され、パルサリング16の被検出面が環状板部84dにて損傷するのを防止できる。
【0056】
本発明の他の実施の形態を図8に基づいて説明する。
【0057】
図8は本実施形態に係る転がり軸受装置のシール装置部分の拡大断面図である。
【0058】
本実施形態の転がり軸受装置は、正逆検知センサ15が、外輪側シールリング81の第2環状芯金84の環状板部84dの軸方向外側面側において、樹脂製外装体17にてモールドされて一体化されていることを特徴とする。
【0059】
なお、その他の構成は図1ないし図7に示した例と同様であり、同一部分には同一符号を付してその説明を省略する。
【0060】
すなわち、シール装置8を外輪部材2の肩部2aと筒状部材32の肩部32aの間に圧入嵌合させた状態で、正逆検知センサ15の検出部15aとパルサリング16の被検出部16aが軸方向で対面し、かつ、正逆検知センサ15はパルサリング16の磁界の変化を検出可能な位置に位置決めされる。
【0061】
このように構成された転がり軸受装置においても、図1ないし図7に示した実施の形態と同様の効果が得られる。
【0062】
なお、磁気センサは正逆検知センサ15に限らず、車軸の回転速度のみ検出するものとしてもよい。また、ハーネス20が正逆検知センサ15から径方向に延設され、ナックル9に形成した切り欠きに挿通して車体の電子回路に接続してもよい。さらに、本発明の構成を従動輪側に適用してもよい。
【0063】
【発明の効果】
本発明の転がり軸受装置によると、回転検出器のコンパクト化が図れると共に耐ダスト性に優れるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る車両用の転がり軸受装置の全体構成を示す断面図である。
【図2】図1の要部拡大断面図である。
【図3】図2のシール装置部分の拡大断面図である。
【図4】本発明の一実施形態に係る正逆検知センサの検出信号の位相関係を示す図である。
【図5】本発明の一実施形態に係る正逆検知センサの説明図である。
【図6】図3のVI矢視図である。
【図7】図3のシール装置部分の拡大斜視図である。
【図8】本発明の他の実施形態に係る転がり軸受装置のシール装置部分の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 転がり軸受装置
2 外輪部材
3 内輪部材
7,8 シール装置
15 正逆検知センサ(磁気センサ)
16 パルサリング(磁性体リング)
17 樹脂製外装体
20 ハーネス
81 外輪側シールリング
82 内輪側シールリング
Claims (4)
- 軌道面を有する回転輪となる内輪部材と、この内輪部材と同心に配置されかつ前記内輪部材と対応する軌道面を有する固定輪となる外輪部材と、前記内輪部材および前記外輪部材の各軌道面間に介装した転動体と、前記内輪部材および前記外輪部材の間の隙間をシールするシール装置と、前記内輪部材の回転状態を検出する回転検出器とを備えた転がり軸受装置において、
前記シール装置は、前記外輪部材に固定した外輪側シールリングと、前記内輪部材に固定した内輪側シールリングとからなり、
前記内輪側シールリングは、前記内輪部材の肩部に外嵌した円筒部と、当該円筒部の軸方向外端側を径方向外向きに屈曲してなる環状板部とからなる環状芯金にて構成されており、
前記外輪側シールリングは、前記外輪部材の肩部に内嵌され前記内輪側シールリングとの間に密封部を形成するシールリップを有した第1環状芯金と、前記第1環状芯金に内嵌した円筒部と当該円筒部の軸方向外端側を径方向内向きに屈曲し前記内輪側シールリングの環状板部を覆う環状板部とからなる第2環状芯金にて構成されており、
前記回転検出器は、前記外輪側シールリングの第2環状芯金の円筒部の外径側において樹脂製外装体にてモールドされて一体化された磁気センサと、前記内輪側シールリングの環状板部の軸方向外側面に固定された磁性体リングとからなり、前記磁気センサにて前記磁性体リングを検出して前記内輪部材の回転状態を検出する、ことを特徴とする転がり軸受装置。 - 軌道面を有する回転輪となる内輪部材と、この内輪部材と同心に配置されかつ前記内輪部材と対応する軌道面を有する固定輪となる外輪部材と、前記内輪部材および前記外輪部材の各軌道面間に介装した転動体と、前記内輪部材および前記外輪部材の間の隙間をシールするシール装置と、前記内輪部材の回転状態を検出する回転検出器とを備えた転がり軸受装置において、
前記シール装置は、前記外輪部材に固定した外輪側シールリングと、前記内輪部材に固定した内輪側シールリングとからなり、
前記内輪側シールリングは、前記内輪部材の肩部に外嵌した円筒部と、当該円筒部の軸方向外端側を径方向外向きに屈曲してなる環状板部とからなる環状芯金にて構成されており、
前記外輪側シールリングは、前記外輪部材の肩部に内嵌され前記内輪側シールリングとの間に密封部を形成するシールリップを有した第1環状芯金と、前記第1環状芯金に内嵌した円筒部と当該円筒部の軸方向外端側を径方向内向きに屈曲し前記内輪側シールリングの環状板部を覆う環状板部とからなる第2環状芯金にて構成されており、
前記回転検出器は、前記外輪側シールリングの第2環状芯金の環状板部の軸方向外側面側において樹脂製外装体にてモールドされて一体化された磁気センサと、前記内輪側シールリングの環状板部の軸方向外側面に固定された磁性体リングとからなり、前記磁気センサにて前記磁性体リングを検出して前記内輪部材の回転状態を検出する、ことを特徴とする転がり軸受装置。 - 請求項1または請求項2に記載の転がり軸受装置において、
前記外輪側シールリングの第2環状芯金の円筒部に、前記外輪部材の軸方向端面に当接する位置決め部を形成した、ことを特徴とする転がり軸受装置。 - 請求項1または請求項2に記載の転がり軸受装置において、
前記磁気センサのハーネスが、前記樹脂製外装体から前記外輪側シールリングの第2環状芯金の周方向に延設されている、ことを特徴とする転がり軸受装置。
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