JP2007239882A - ころがり軸受 - Google Patents

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Abstract

【課題】磁気エンコーダーとセンサー部と間に異物を噛みこむことがなく、高い信号精度を確保すると共に、コンパクトなころがり軸受を提供することを課題としている。
【解決手段】両端部に取付けた二つの密封シール部材のうちいずれか一方が磁気エンコーダーを備えるころがり軸受において、
磁気エンコーダーを備える密封シール部材と転動体との間に、センサー部を磁気エンコーダーと近接対向させて配置し、磁気エンコーダーより発するパルスを検出するようにしてある。
【選択図】図1

Description

本発明は、ころがり軸受に関し、特に、車輪用のころがり軸受の回転数を検出する磁気エンコーダーを備えた密封シール部材を有するころがり軸受に関する。
従来、車輪用のころがり軸受Hzは、図11に示すように、外輪1z、内輪2z、前記外内輪の間に介装されたボール3z,3z、および車輌中心側(図中右)密封シール部材5bzおよび車両外端側(図中左)密封シール部材5azとからなっている。
なお、図11はX−X中心線より上半分の断面図である。
車両中心側密封シール部材5bzはスリンガ5bzと芯金5bzからなる組み合わせ型密封シール部材である。芯金5bzは外輪1zに固定され、ゴムなどの弾性材料からなるシールリップ5bzが加硫接着されている。
スリンガ5bzは内輪2zの外周面に嵌合固定され、半径方向外方に折れ曲がっているフランジ部5b22zを有している。
芯金5bzに加硫接着されたシールリップ5bzはスリンガ5bzに摺接している。その結果、密封シール部を形成している。
フランジ部5b22zの軸方向外面には、エンコーダー6zが接着されている。エンコーダー6zは磁気エンコーダーであり、磁性体粉が混入された弾性部材からなっていて円周方向に多極磁化されている。
磁気エンコーダー6zの軸方向外面に近接対向して、センサー部7zが配置されている。センサー部7zと磁気エンコーダー6zとは所定の間隙Sで対向していて、ころがり軸受の回転に伴い磁気エンコーダー6zから発するパルスを検出するようになっている。
車両が走行中に、この間隙Sに、小石などの異物を噛みこむ場合があり、そのような場合には噛みこんだ異物によって磁気エンコーダー6zの表面(センサー部7zの対向面)が損傷する虞がある。損傷によって、パルスの検出精度が低下してしまうと云う問題が生じる。
この問題を解決するための提案がある。(特許文献1を参照)
特開2002−333033号公報
しかしながら、特許文献1は、磁気エンコーダーの外面を保護板で被覆し、保護板の内側に磁気エンコーダーを設けることによって、磁気エンコーダーとセンサーとの間隙に異物が噛みこんだ場合に、磁気エンコーダーの損傷を防止するものである。
この場合、センサーはころがり軸受とは別の部位、例えば、車体の一部分に取付けられてころがり軸受の軸方向外方から、パルスを検出することになる。
特許文献1では、センサーと磁気エンコーダーの間の距離が保護板を介在させることにより大きくなり、そのためパルスが弱まり信号精度が低下するという問題があり、さらに、センサーを車体の一部分に取付けるため、取付け場所およびスペースの確保などの問題がある。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、本発明は、磁気エンコーダーとセンサー部との間に小石などの異物を噛みこむことがなく、高い信号精度を確保すると共に、コンパクトなころがり軸受を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するため、本発明は、
内周軌道を有する外輪と、
外周軌道を有する内輪と、
前記内周軌道と前記外周軌道間に介装され、前記外内輪を相対回転可能に支持する転動体と、
前記外輪の両端部に設けられて、前記外輪と前記内輪との軸受空間を密封する第1密封シール部材及び第2密封シール部材とからなり、
前記第1密封シール部材と第2密封シール部材のいずれか一方が磁気エンコーダーを備えるころがり軸受において、
前記磁気エンコーダーを備える前記密封シール部材と前記転動体との間に、センサー部を前記磁気エンコーダーと近接対向させて配置し、前記磁気エンコーダーより発するパルスを検出するようにしたことを特徴とするころがり軸受を提供する。
また、本発明は、
前記第1密封シール部材が車両外端側密封シールであり、前記第2密封シール部材が車両中心側密封シールであることを特徴とするころがり軸受を態様とする。
また、本発明は
前記磁気エンコーダーを備える密封シール部材が車両中心側密封シールであることを特徴とするころがり軸受を態様とする。
本発明によれば、磁気エンコーダーとセンサー部との間に小石などの異物を噛みこむことがなく、しかも高い信号精度を確保すると共に、車体の一部分に取付け場所およびスペースを必要としないコンパクトなころがり軸受を提供する事が出来る。
以下、本発明に係わる実施形態を図面を参照しつつ説明する。
(実施形態1)
図1ないし図9を参照して本発明の実施形態1を説明する。
なお、図1、図3、図4、図7、図8はX−X中心線より上側半分を示している断面図である。
図1および図3は車輪用のころがり軸受、特に、駆動輪用として使用されるものである。図4および図7は従動輪として使用されるものである。
以下の説明において、表現の簡略化のため、車両外端側を外端側と、また、車両中心側を中心側という。
図1において、ころがり軸受Hは、内周に複列の内周軌道11,12を有し、外周に車体への取付けフランジ1fを有している外輪1と、外端側に車輪(図示略)を取付けるフランジ2fと軸方向中央部2mのうちフランジ2f側外周面に直接外周軌道2aが形成され、軸方向中央部2mに連設されて、中心側に小径部2nが形成されているハブ軸2ahと、ハブ軸2ahに嵌合され、外周に外周軌道2bを有する内輪要素2bとからなる内輪2と、外輪1と内輪2との間に介装されているボール3、3と、ボール3、3を保持している保持器4、4と、外輪1の両端部に取付けられている外端側密封シール部材5aと中心側密封シール部材5bと、中心側密封シール部材5bに備えられている磁気エンコーダー6と、磁気エンコーダー6と中心側のボール3との間に設けられたセンサー部7と、から構成されている。
次に、各部品に関し、詳細に説明をする。
外輪1は上述のように、内周に複列の外端側の内周軌道11と中心側の内周軌道12を有し、外周に車体への取付けフランジ1fを有している。また、中心側の端部14と中心側内周軌道12との間に、後述するセンサー部を取付ける半径方向の取付け穴15が穿設されている。さらに、外端側端部13には後述する外端側密封シール部材を取付ける内周面1cおよび中心側端部14には中心側密封シール部材を取付ける内周面1dを有している。
内輪2は、上述のように、外端側に車輪(図示略)を取付けるフランジ2fと軸方向中央部2mにはフランジ2f側外周面に直接外周軌道2aが形成されており、さらに、軸方向中央部2mに連設されて、段部2cを介して中心側に小径部2nが形成されているハブ軸2ah、および、ハブ軸2ahの小径部2nに嵌合され、外周に外周軌道2bを有する内輪要素2bとからなっている。
なお、外周軌道2aは外輪1の内周軌道11に、外周軌道2bは内周軌道12にそれぞれ対向している。
また、ハブ軸2ahのフランジ2fには車輪(図示略)を取付けるボルト8が装着されており、ハブ軸2ahの内周には駆動軸(図示略)と嵌合するセレーション2tが加工されている。
ボール3、3は、外輪1と内輪2との間に複列に介装されており、外輪1および内輪2を相対回転可能に支持している。
保持器4、4は、ボール3、3をそれぞれ保持している。
外端側の密封シール部材5aは、第1密封シール部材に対応するものであるが、本実施形態においては、外輪1の内周面1cに取付けられている芯金5aと芯金5aに加硫接着されているシールリップ5aからなっており、外端側において、ハブ軸2ahとの間で摺接して外輪1と内輪2との間を密封する。外端側の密封シール部材5aは摺接する形式になっていればよいので図1の形状に限定する必要はない。
中心側の密封シール部材5bについて、図1のA部の拡大図である図2を参照しながら以下に説明する。
中心側の密封シール部材5bは、第2密封シール部材に対応するものであるが、外輪内周面1dに嵌合されている固定部材となる芯金5bと、内輪要素2bの外周面2b11に嵌合されている回転部材となるスリンガ5bと、芯金5bの内側面に加硫接着されているゴムなど弾性シール部材から形成されているシールリップ5bとからなり、更に、磁気エンコーダー6を備えている。
芯金5bは、円筒部5b11と円筒部5b11の軸方向所定の位置から半径方向内方へ折曲げられている内方つば部5b12とからなっている。円筒部5b11は外輪1の中心側端部14の内周面1dに嵌合固定される。芯金5bにはシールリップ5bが加硫接着されている。
シールリップ5bは軸方向内方(ころがり軸受の内部方向)へ向かって伸びるアキシャルリップ5b31、半径方向内方へ向かって伸びる第1ラジアルリップ5b32および第2ラジアルリップ5b33が形成されている。
スリンガ5bは、内輪要素2bの外周面2b11に嵌合固定される円筒部5b21と円筒部5b21の所定位置から半径方向外方へ折曲げられているフランジ部5b22とからなっている。
シールリップ5bが加硫接着されている芯金5bとスリンガ5bを組合わせて密封シール部材5bにするが、スリンガ5bのフランジ部5b22がボール3の方向に位置するように配置して取付ける。
芯金5bを外輪1に取付けるときには、内方つば部5b12がころがり軸受の外方を向くように取付ける。その結果、芯金5bに加硫接着されているシールリップ5bがスリンガ5bのフランジ部5b22と円筒部5b21に摺接することが出来、密封シール部材5bを形成することになる。
アキシャルリップ5b31、第1ラジアルリップ5b32、第2ラジアルリップ5b33のいずれもがころがり軸受の外方から水などの異物の侵入を防止することが出来るように、異物の侵入が予測される方向、すなわち、アキシャルリップ5b31は半径方向内方に向かってフランジ部5b22と、各ラジアルリップ5b32,5b33は軸方向外方に向かって円筒部5b21とそれぞれ摺接している。
磁気エンコーダー6は、磁性ゴムなどを用いた多極磁気エンコーダーであり、円周方向に交互にNおよびSの磁極が形成され、ころがり軸受の中心線と同一の中心線X−Xを有する円盤形状をなし、軸方向の一方の面は磁極面61であり、他方の面はフランジ部5b22への接着面である。
そして、スリンガ5bのフランジ部5b22のボール3側の面に磁極面61がボール3側を向くように接着固定され、中心側密封シール部材5bが磁気エンコーダー6を備えることになる。
センサー部7は、取付け部71と足部72とリード線74からなり、足部72には、磁気エンコーダー6から発信されたパルスの検出部73を有している。取付け部71には、取付け部71から水の浸入を防止するOリング75を取付けている。
センサー部7は先に述べた外輪1の取付け穴15に取付けられる。足部72と磁気エンコーダー6の磁極面61間の距離は、磁気エンコーダー6の信号の検出に好適な所定の間隙Sだけ離隔している。
検出されたパルスは、リード線74から、制御装置(図示略)へと送られる。
本実施形態によると磁気エンコーダー6がころがり軸受Hの内部に設けられていて、石など異物の噛みこみはなく、しかも、ころがり軸受Hの内部において、センサー部7と磁気エンコーダー6が直接対向してパルスを検出する構成になっているので、間隙Sを適切に設定することによって、信号精度を高く確保でき、さらに、車体の一部分にセンサー部を取付けるスペースおよび場所を必要としないので、コンパクト化が実現できる。
次に、図3を参照しながら、本実施形態の変形例1として、転動体に円すいころを用いたころがり軸受について説明する。
同図はX−X中心線より上半分を示す断面図である。
図3に示すころがり軸受Hは、図1における中心側密封シール部材5b、密封シール部材5bが備える磁気エンコーダー6およびセンサー部7と同じ構成を、複列の円すいころ軸受に適用したものである。
すなわち、図3が図1と相違するところは、図1が転動体としてボール3を使用しているのに対し、図3は円すいころ3を使用している点であり、円すいころ3の使用によって内周軌道11、12および外周軌道2a、2bならびに関連部位が変わるが、他の構成に差はない。使用している符号ならびに各部位に関する説明は重畳的になるので省略する。
次に、本実施形態の変形例2として、図4を参照しながらころがり軸受Hについて説明する。
同図は、図1における中心側密封シール部材5b、密封シール部材5bが備える磁気エンコーダー6およびセンサー部7と同じ構成を図3とは別形式の複列円すいころ軸受に適用したものである。
ころがり軸受Hは、外輪1と内輪2と、外内輪間に介装されている円すいころ3、3と、外輪1の両端部に取付けられている密封シール部材5a,5bとから構成されている。
なお、ころがり軸受Hは従動輪に使用されるものである。
各部品に関し、以下説明する。
外輪1は外周に車体のナックル9への取付けフランジ1fを有し、内周には、複列の円すい軌道11,12を有している。外端側端部13には密封シール部材5aを取付ける内周面1cを有し、中心側端部14には密封シール部材5bを取付ける内周面1dと、中心側端部14と中心側軌道12との間に後述するセンサー部7の取付け穴15が穿設されている。
内輪2は外周円すい軌道2a,2bをそれぞれに有する二つの内輪要素2a、2bからなっている。内輪要素2a、2bは互いに小径端部2a、2bで突き合わされている。
外端側密封シール部材5aは外輪1に取付けられる芯金5aと内輪要素の端部2aの外周に取付けられるスリンガ5aと芯金5aに加硫接着されているシールリップ5aとからなっているが、ここで説明した構成に限定されるものではなく、密封シール部材であれば別の構成でも良い。
中心側の密封シール部材5bは図1、図2、図3において説明したものと同一構造であるから説明は省略する。
図4では、センサー部7の取付け方法の例を主に説明することを目的としているので、図1、図2、図3と重複する符号、部位の説明は省略する。
図4のY方向より見た図5を参照しながら説明する。
一部が開放された不完全な円形の板ばねからなる座金7cにセンサー部7を取付けてある。座金7cは中心Oから角度αだけ不連続部分があり、角度αを広げることによりP方向にばね力が発生する。例えば、センサー部7を固定した座金7cを外輪1のセンサー取付け穴15にセンサー部7を取付けるようにしながら、嵌合すると座金7cの角度αが広がって、ばね力Pが発生し、座金7cを外輪1に固定できる。
図6は、センサー部7を取付ける別の態様であり、図4をY方向から見た図であるが、座金7cに不連続な部分を設けることなく、座金7cの端部を、カップリング7cを用いて連続し、固定している。座金7cを外輪1の外周に取付けた後にカップリング7cで固定することによりセンサー7を外輪1に取付けることが出来る。
図7および図7をY方向から見た図8は、センサー部7の取付け方法に関する更なる別の態様を示している。
ころがり軸受Hは図4に示すものと同一なので説明は省略する。
外輪1をボルト81にて固定しているナックル9(車体の一部)に、軸方向中心側に延在した顎部91を設け、顎部91に半径方向に穿設した穴92から、センサー部7を外輪1の取付け穴15に挿入している。この場合、センサー部7の固定を確実にするために予め顎部91に座金712をねじ711で固定し、固定した座金712によってセンサー部7の固定を確実にしている。
次に、本実施形態の変形例3である図9に示すころがり軸受Hについて説明する。
同図は、図1にて説明した中心側密封シール部材5b、密封シール部材5bが備える磁気エンコーダー6およびセンサー部7と同じ構成を単列玉軸受に使用したものである。
同図において、第1シール部材5a(図左側)は外輪1と内輪2間を密封し、外輪1の内周面1cに固定される芯金5aと芯金5aに加硫接着されているシールリップ5aからなっており、シールリップ5aが内輪2と摺接している。第2シール部材5b(図右側)は図1、図2において説明してある密封シール部材5b、磁気エンコーダー6およびセンサー部7を使用したものである。
図1、図2において説明してある符号については説明を省略する。
単列玉軸受に使用することにより、多用途に展開実施するものである。
(実施形態2)
次に本発明の実施形態2について、図10を参照しながら説明する。
図10は図2に相当する図で、要部の拡大図である。
図10では、磁気エンコーダー6の円盤部63をスリンガ5bのフランジ部5b22に接着し、外周部に軸方向の突出し部を設けて円環状部64となし、円環状部64の外周面65の円周方向に、交互に多極磁化して磁気エンコーダー6としている。センサー部7は外輪1の取付け穴15に取付け、検出部73と外周面65との間に所定の半径方向の間隙Sが設定されて、半径方向において磁気エンコーダー6からのパルスを検出している。
本実施形態においては半径方向にパルスを検出できるように磁気エンコーダー6とセンサー部7を配置しているので、ころがり軸受としては軸方向の寸法がさらにコンパクトになる。
本実施形態の説明では、既に実施形態1において説明してある符号、部位については説明を省略してある。
以上説明したように、本発明は、自動車用に限らず、密封機能と回転数検出機能を併せ持つ必要のある用途に対して、ころがり軸受の形式、形状に関係なく実施するものである。
本発明の実施形態1を示す上半分断面図である。 図1のA部の拡大図である。 第1実施形態の変形例1を示す。 第1実施形態の変形例2を示す。 図4のセンサーの取付け方法を示す。 図4のセンサーの他の取付け方法を示す。 センサーの他の取付け方法を示す。 図7のY方向からの側面図である。 実施形態1の変形例3を示す。 本発明の実施形態2を示す。 従来技術を示す断面図である。
符号の説明
、H、H、H:ころがり軸受
1:外輪
11:内周軌道(外端側)
12:内周軌道(中心側)
14:外輪(中心側)端部
15:取付け穴
1d:外輪端部内周面(中心側)
1f:車体取付けフランジ
2:内輪
2ah:ハブ軸
2a:内輪要素
2b:内輪要素
2a:外周軌道
2b:外周軌道
2b11:内輪要素外周面
2m:中央部
2n:小径部
2f:車輪取付けフランジ
3:転動体(ボール、円すいころ)
4:保持器
5a:第1密封シール部材、外端側密封シール部材
5b:第2密封シール部材、中心側密封シール部材
5b:芯金
5b11:芯金円筒部
5b12:内方つば部
5b:スリンガ
5b21:スリンガ円筒部
5b22:スリンガフランジ部
5b:シールリップ
5b31:アキシャルリップ
5b32:第1ラジアルリップ
5b33:第2ラジアルリップ
6:磁気エンコーダー
61:磁極面
63:円盤部
64:円環状部
65:円環状部外周面
S:間隙
7:センサー部
71:取付け部
72:足部
73:検出部
74:リード線
7c:座金
7c:座金
7c:カップリング
8:車輪取付けボルト
9:ナックル

Claims (3)

  1. 内周軌道を有する外輪と、
    外周軌道を有する内輪と、
    前記内周軌道と前記外周軌道間に介装され、前記外内輪を相対回転可能に支持する転動体と、
    前記外輪の両端部に設けられて、前記外輪と前記内輪との軸受空間を密封する第1密封シール部材及び第2密封シール部材とからなり、
    前記第1密封シール部材と第2密封シール部材のいずれか一方が磁気エンコーダーを備えるころがり軸受において、
    前記磁気エンコーダーを備える前記密封シール部材と前記転動体との間に、センサー部を前記磁気エンコーダーと近接対向させて配置し、前記磁気エンコーダーより発するパルスを検出するようにしたことを特徴とするころがり軸受。
  2. 前記第1密封シール部材が車両外端側密封シール部材であり、前記第2密封シール部材が車両中心側密封シール部材であることを特徴とする請求項1に記載のころがり軸受。
  3. 前記磁気エンコーダーを備える密封シール部材が車両中心側密封シール部材であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のころがり軸受。
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DE102011086550A1 (de) * 2011-11-17 2013-05-23 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Wälzlager mit Ausnehmung zur Sensoranordnung

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