JP2005121105A - 自動車のスライドドア用クラッチ - Google Patents

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Takayuki Hirose
貴之 広瀬
Shinko Murase
真弘 村瀬
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Abstract

【課題】 小型、軽量化し、低コスト型の自動車のスライドドア用クラッチを提供する。
【解決手段】 自動車のスライドドアを開閉する駆動力を伝達する回転シャフト12と、回転シャフト12と一体的に回転するロータ20と、このロータ20と係合、離隔することによって、駆動力を伝達或いは遮断するアーマチュア30とを備えた自動車のスライドドア用クラッチ10において、回転シャフト12の端面に、NS磁極を等間隔に交互に配置した環状の多磁極マグネット40を取り付けると共に、この多磁極マグネット40に軸方向に対向する面に、所定の間隙を隔てて、対のホール素子50を配置し、この回転センサ50により出力される信号波形により、前記回転シャフトの回転を検出するように構成した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動車のスライドドア用クラッチに係り、特に、小型、軽量化した自動車のスライドドア用クラッチの改良に関する。
先ず、従来の自動車のスライドドア用クラッチについて、図6及び図7を用いて説明する。
図6は、特許文献1に開示された、従来の自動車のスライドドア用クラッチの一例を示す一部裁断断面図である。
図7は、従来の自動車のスライドドア用クラッチに用いられる回転検出機構の主要構成を示す斜視図である。
図6に示すように、従来の自動車のスライドドア用クラッチ100の主要構成は、回転シャフト102、この回転シャフト102と一体的に回転支持されるロータ110、回転シャフト102と相対回転自在に支持される回転ディスク120、可動プレート122、板バネ124、アーマチュア130である。
また、ロータ110は、励磁コイル112、コア114を備えた構成である。
この構成において、励磁コイル112に給電すると、励磁コイル112、コア114、ロータ110、アーマチュア130間で磁束が生成され、アーマチュア130をロータ110に吸引する電磁力が発生する。
これにより、可動プレート122が板バネ124の弾性力に抗してロータ110に向かって軸方向に移動し、可動プレート122とロータ110が噛合し、回転ディスク120とロータ110が一体に回転するするようになり、駆動力が伝達される。
一方、励磁コイル112への給電を解除すると、アーマチュア130と可動プレート122は、板バネ124の弾性力により軸方向にロータ110から離れ、ロータ110と回転ディスク120は離隔し、駆動力も伝達されなくなる。
また、ロータ110の外周部には、図7に示すような、複数組のN/S極が交互に配置された環状の多磁極マグネット140が配置され、この環状の多磁極マグネット140の外周面に対向して、回転センサ150として、対のホール素子が取り付けられている。
特開2000−179233
ところで、従来の自動車のスライドドア用クラッチでは、図6及び図7に示すように、回転シャフト102と一体的に回転するロータ110の外周部に、環状の多磁極マグネット140を配置し、多磁極マグネット140の径を大きくして、ロータ110の回転分解能を向上させ、回転シャフト102の検出精度を向上させるようにしている。
また、ホール素子150も、多磁極マグネット140の更に外周側に取り付けられている。
従って、従来の自動車のスライドドア用クラッチ100では、多磁極マグネット140がロータ110外周側にあるので、質量が大きくなり、クラッチ100全体の重量化、コストの増大化に繋がる。
また、ロータ110外周に多磁極マグネット140が、更に、その外周側に対向してホール素子150が取り付けられているために、径方向にスペースが必要になり、全体の大型化に繋がってしまうという問題を備えている。
本発明は、上記従来の問題点を解決し、小型、軽量化し、低コスト型の自動車のスライドドア用クラッチを提供することを目的とする。
本発明の自動車のスライドドア用クラッチは、請求項1に記載のものでは、自動車のスライドドアを開閉する駆動力を伝達する回転シャフトと、該回転シャフトと一体的に回転するロータと、このロータと係合、離隔することによって、駆動力を伝達或いは遮断するアーマチュアとを備えた自動車のスライドドア用クラッチにおいて、前記回転シャフトの端面に、NS磁極を等間隔に交互に配置した環状の多磁極マグネットを取り付けると共に、この多磁極マグネットに軸方向に対向する面に、所定の間隙を隔てて、対のホール素子等の回転センサを配置し、この回転センサにより出力される信号波形により、前記回転シャフトの回転を検出するように構成した。
請求項2に記載の自動車のスライドドア用クラッチでは、自動車のスライドドアを開閉する駆動力を伝達する回転シャフトと、該回転シャフトと一体的に回転するロータと、このロータと係合、離隔することによって、駆動力を伝達或いは遮断するアーマチュアとを備えた自動車のスライドドア用クラッチにおいて、前記回転シャフトの外周面に、NS磁極を等間隔に交互に配置した環状の多磁極マグネットを取り付けると共に、この多磁極マグネットに径方向に対向する面に、所定の間隙を隔てて、対のホール素子等の回転センサを配置し、この回転センサにより出力される信号波形により、前記回転シャフトの回転を検出するように構成した。
本発明の自動車のスライドドア用クラッチは、上述のように構成したために、以下のような優れた効果を有する。
(1)請求項1に記載したように構成すると、多磁極マグネットを軽量化でき、また、多磁極マグネットや回転センサの配置スペースを削減できるので、小型化、軽量化、低コスト型が可能になる。
(2)請求項2に記載したように構成すると、多磁極マグネットを軽量化でき、また、多磁極マグネットや回転センサの配置スペースを削減できるので、小型化、軽量化、低コスト型が可能になる。
本発明の自動車のスライドドア用クラッチの各実施の形態を図1乃至図5を用いて説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態の自動車のスライドドア用クラッチの要部構成を示す一部裁断断面図である。
図2は、本発明の第1の実施の形態の自動車のスライドドア用クラッチの一部構成を示す斜視図である。
図3は、本発明の第1の実施の形態の自動車のスライドドア用クラッチに用いる環状の多磁極マグネットを示す正面図である。
図4は、本発明の第2の実施の形態の自動車のスライドドア用クラッチの一部構成を示す裁断断面図である。
図5は、本発明の第2の実施の形態の自動車のスライドドア用クラッチに用いる環状の多磁極マグネットを示す斜視図である。
第1の実施の形態
先ず、本発明の自動車のスライドドア用クラッチの第1の実施の形態について、図1乃至図3を用いて説明する。
図1に示すように、本実施の形態の自動車のスライドドア用クラッチ10の主要構成は、従来のもの同様に、自動車のスライドドアを開閉する駆動力を伝達する回転シャフト12と、この回転シャフト12と一体的に回転するロータ20と、このロータ20と係合、離隔することによって、駆動力を伝達或いは遮断するアーマチュア30とを備えている。
また、各構成の基本動作は、従来のものと同様である。
一方、本実施の形態の自動車のスライドドア用クラッチ10では、図1及び図2に示すように、回転シャフト12の端面に、図3に示す、NS磁極を等間隔に交互に配置した環状の多磁極マグネット40を取り付けると共に、この多磁極マグネット40に軸方向に対向する面に、所定の間隙を隔てて、対のホール素子50を配置した点に特徴を有している。
回転シャフト12の回転に伴って多磁極マグネット40も回転すると、対のホール素子50は、多磁極マグネット40のN/S極性により信号が切り換わり、位相が互いに90度ずれた信号波形をそれぞれ出力する。
これにより、環状の多磁極マグネット40と対のホール素子50は、回転シャフト12の回転を検出する回転検出器として機能する。
この際に、回転シャフト12の端面に、多磁極マグネット40を取り付け、この多磁極マグネット40に軸方向に対向する面に、対のホール素子50を配置しすることにより、図7に示す従来の多磁極マグネット140と比較して、大幅に重量を軽減でき、省スペース化が可能になる。
これにより、小型化、軽量化、コストを削減した自動車のスライドドア用クラッチ10とすることができる。
第2の実施の形態
次に、本発明の自動車のスライドドア用クラッチの第2の実施の形態について、図4及び図5を用いて説明する。
本実施の形態では、基本構成は、第1の実施の形態とほぼ同様であるが、回転シャフト12の外周面に、環状の多磁極マグネット42を取り付けると共に、この多磁極マグネット42に径方向に対向する面に、所定の間隙を隔てて、対のホール素子52の回転センサを配置した点に特徴を有している。
これにより、実施例1同様に、図7に示す従来の多磁極マグネット140と比較して、大幅に重量を軽減でき、省スペース化が可能になる。
これにより、小型化、軽量化、コストを削減した自動車のスライドドア用クラッチ10とすることができる。
本発明の第1の実施の形態の自動車のスライドドア用クラッチの要部構成を示す一部裁断断面図である。 本発明の第1の実施の形態の自動車のスライドドア用クラッチの一部構成を示す斜視図である。 本発明の第1の実施の形態の自動車のスライドドア用クラッチに用いる環状の多磁極マグネットを示す正面図である。 本発明の第2の実施の形態の自動車のスライドドア用クラッチの一部構成を示す裁断断面図である。 本発明の第2の実施の形態の自動車のスライドドア用クラッチに用いる環状の多磁極マグネットを示す斜視図である。 従来の自動車のスライドドア用クラッチの一例を示す一部裁断断面図である。 従来の自動車のスライドドア用クラッチに用いられる回転検出機構の主要構成を示す斜視図である。
符号の説明
10:自動車のスライドドア用クラッチ
12:回転シャフト
20:ロータ
30:アーマチュア
40、42:環状の多磁極マグネット
50、52:ホール素子

Claims (2)

  1. 自動車のスライドドアを開閉する駆動力を伝達する回転シャフトと、該回転シャフトと一体的に回転するロータと、このロータと係合、離隔することによって、駆動力を伝達或いは遮断するアーマチュアとを備えた自動車のスライドドア用クラッチにおいて、
    前記回転シャフトの端面に、NS磁極を等間隔に交互に配置した環状の多磁極マグネットを取り付けると共に、この多磁極マグネットに軸方向に対向する面に、所定の間隙を隔てて、対のホール素子等の回転センサを配置し、この回転センサにより出力される信号波形により、前記回転シャフトの回転を検出するようにしたことを特徴とする自動車のスライドドア用クラッチ。
  2. 自動車のスライドドアを開閉する駆動力を伝達する回転シャフトと、該回転シャフトと一体的に回転するロータと、このロータと係合、離隔することによって、駆動力を伝達或いは遮断するアーマチュアとを備えた自動車のスライドドア用クラッチにおいて、
    前記回転シャフトの外周面に、NS磁極を等間隔に交互に配置した環状の多磁極マグネットを取り付けると共に、この多磁極マグネットに径方向に対向する面に、所定の間隙を隔てて、対のホール素子等の回転センサを配置し、この回転センサにより出力される信号波形により、前記回転シャフトの回転を検出するようにしたことを特徴とする自動車のスライドドア用クラッチ。
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