JP2000215110A - メモリアドレスバス試験方式 - Google Patents

メモリアドレスバス試験方式

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JP2000215110A
JP2000215110A JP11015723A JP1572399A JP2000215110A JP 2000215110 A JP2000215110 A JP 2000215110A JP 11015723 A JP11015723 A JP 11015723A JP 1572399 A JP1572399 A JP 1572399A JP 2000215110 A JP2000215110 A JP 2000215110A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のメモリアドレスバス試験方式では複数
のメモリモジュールから構成されたメモリに関して、全
てのメモリモジュールに分配されたアドレスバスについ
ての試験が行われないということ、及びアドレスバスの
ブリッジ障害を検出できないという問題があった。 【解決手段】 メモリモジュール1−4〜7のそれぞれ
の最小アドレスと最大アドレスを求め、該最小アドレス
とメモリモジュール内アドレス選択バス1−2の1ビッ
トのみ“1”とした試験アドレスのライトリード試験
と、最大アドレスとメモリモジュール内アドレス選択バ
ス1−2の1ビットのみ“0”とした試験アドレスのラ
イトリード試験をメモリモジュール選択バス1−3の値
を変更し、全メモリモジュールにて実施することにより
アドレスバスの正常性を確認する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メモリアドレスバ
ス試験方式、メモリアドレスバス試験方法およびメモリ
アドレスバス試験用プログラムを記録した記録媒体に関
し、特に、複数のメモリモジュールから構成されたメモ
リのアドレスバスに適用可能としたメモリアドレスバス
試験方式、メモリアドレスバス試験方法およびメモリア
ドレスバス試験用プログラムを記録した記録媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来におけるメモリアドレスバス試験方
式の一例は、特開平5−173900号公報、および特
開平5−28058号公報に開示された技術が提案され
ている。
【0003】上記特開平5−173900号公報では、
図7に示すように、この従来のメモリアドレスバス試験
方式は、メモリに接続されるNビットのアドレスバスに
ついて“0”(“1”)スタックの有無を試験する方式
であって、最小アドレスAD1(最大アドレスAD3)
と、nビットのみが“1”(“0”)であるアドレスA
D2(AD4)とを対とし、最小アドレスAD1(最大
アドレスAD3)にオール“0”(“1”)のデータを
書き込むとともに、nビットのみが“1”(“0”)の
アドレスAD2(AD4)に、nビットのみが“1”
(または“0”)のデータを書き込んだ後に、最小アド
レスAD1(最大アドレスAD3)からデータを読み出
し、該データがオール“0”(“1”)の時に正常であ
ると判断するように構成されている。このような構成を
有する従来のメモリアドレスバス試験方式は次のように
動作する。
【0004】すなわち、図7(a)に示すように、メモ
リの最小アドレスAD1“0000…0000”とn
(1<n≦N)ビットのみが“1”であるメモリのアド
レスAD2とを対とし(ステップD1)、その最小アド
レスAD1にオール“0”のデータを書き込むとともに
(ステップD2)、nビットのみが“1”のアドレスA
D2に、該アドレス番号と同一のnビットのみが“1”
のデータを書き込んだ後(ステップD3)、最小アドレ
スAD1からデータを読み出し(ステップD4)、読み
出されたデータがオール“0”か否かを判定し(ステッ
プD5)、オール“0”の時に正常であると判断する
(ステップD6)。
【0005】一方、オール“0”でない場合には、アド
レスバスのNビットのうち“1”としたnビットの位置
に“0”スタックが発生していると判断する(ステップ
D7)。
【0006】なお、nビットのみが“1”のデータの
“1”のビット位置はnビットのみが“1”のアドレス
の“1”のビット位置を変更・シフトする毎に、それに
合わせて同様に変更・シフトされるようになっている。
【0007】一方、メモリに接続されるNビットのアド
レスバスについて“1”スタックの有無を試験する場合
には、図7(b)に示すように、“0”スタック試験の
場合とは逆に、メモリの最大アドレスAD3“1111
…1111”と、n(1<n≦N)ビットのみが“0”
であるメモリのアドレスAD4とを対とし(ステップE
1)、その最大アドレスAD3にオール“1”のデータ
を書き込むとともに(ステップE2)、nビットのみが
“0”のアドレスAD4に、該アドレス番号と同一のn
ビットのみが“0”のデータを書き込んだ後(ステップ
E3)に、最大アドレスAD3からデータを読み出し
(ステップE4)、読み出されたデータがオール“1”
か否かを判定し(ステップE5)、オール“1”の時に
正常であると判断する(ステップE6)。
【0008】一方オール“1”でない場合には、アドレ
スバスのNビットのうち“0”としたnビットの位置に
“1”スタックが発生していると判断する(ステップE
7)。
【0009】なお、nビットのみが“0”のデータの
“0”のビット位置はnビットのみが“0”のアドレス
の“0”のビット位置を変更・シフトする毎に、それに
合わせて同様に変更・シフトされるようになっている。
【0010】また、特開平5−28058号公報は上記
作用を実現する手段をハードウェアとして置き換えたも
のである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、叙上の
従来技術には下記に示す如き欠点があった。
【0012】第1の問題点は、複数のメモリモジュール
から構成されたメモリに関して、全てのメモリモジュー
ルに分配されたアドレスバスについての試験が行われな
いということである。
【0013】その理由は、最小アドレスに1ビットのみ
が“1”であるアドレス及び該“1”のビットをシフト
したアドレスを試験対象アドレスとしている場合には、
メモリモジュールの選択ビット以外のビット位置でシフ
トしている間は1つのメモリモジュール内での試験とな
ってしまい、またメモリモジュール選択ビットの位置に
該“1”のビットがシフトしてきた場合には、対となる
オール“0”のアドレスを持つメモリは別のメモリモジ
ュールとなり、試験は成立しない。
【0014】またこれを複数ビット“1”とした場合に
も同様となる。同じように最大アドレスの1ビットのみ
“0”や複数ビット“0”という条件であっても試験と
して不十分となる。
【0015】第2の問題点は、アドレスバスのブリッジ
障害を検出することができないということである。
【0016】その理由は、最小アドレスに1ビットのみ
が“1”であるアドレスの該“1”を設定したビットが
別のビットとブリッジとなっている場合には、書き込み
が行われるアドレスは最小アドレスに2ビットが“1”
となるアドレスとなり、最小アドレスのデータを読み出
すことによる試験では正常と判断してしまうためであ
る。
【0017】またこれを複数ビット“1”とした場合で
もブリッジ障害の場合には最小アドレスへの書き込みで
はなく、n+1ビット“1”となるアドレスへの書き込
みが行われるために正常と判断してしまう。
【0018】同様に最大アドレスによる試験においても
アドレスバスのブリッジ障害は検出することができな
い。
【0019】本発明は従来の上記実情に鑑み、従来の技
術に内在する上記諸欠点を解消するためになされたもの
であり、従って本発明の目的は、複数のメモリモジュー
ルから構成されたメモリのアドレスバスの正常性を短時
間で検証することを可能とした新規なメモリアドレスバ
ス試験方式を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為
に、本発明に係るメモリアドレスバス試験方式は、複数
のメモリモジュールによって構成されるメモリのアドレ
スバスの正常性を試験する方式であって、メモリモジュ
ール内の最小アドレスと最大アドレスを求める手段と、
該最小アドレスにオール“0”を書き込み、最小アドレ
スの任意の“0”であるビット位置を“1”とした試験
アドレスにそのアドレス値と同一のデータを書き込み
後、該最小アドレスを読み出し、オール“0”であるこ
とにより該任意のビット位置に0スタックがないことを
確認する手段と、前記最大アドレスにオール“1”を書
き込み、最大アドレスの任意の“1”であるビット位置
を“0”とした試験アドレスにそのアドレス値と同一の
データを書き込み後、該最大アドレスを読み出し、オー
ル“1”であることにより該任意のビット位置に1スタ
ックがないことを確認する手段と、前記試験アドレスを
順次読み出し、書き込みデータと同一であることにより
該試験アドレスにブリッジ障害がないことを確認する手
段と、前記の試験手段を各メモリモジュール毎に行う手
段とを備えて構成される。
【0021】本発明に係るメモリアドレスバス試験方式
はまた、複数のメモリモジュールによって構成されるメ
モリのアドレスバスの正常性を試験する方式であって、
メモリモジュール内の最小アドレスと最大アドレスを求
める手段と、該最小アドレスに任意のデータを書き込
み、最小アドレスの任意の“0”であるビット位置を
“1”とした試験アドレスに該任意のデータと異なるア
ドレス固有のデータを書き込み後、該最小アドレスを読
み出し、該任意のデータであることにより該任意のビッ
ト位置に0スタックがないことを確認する手段と、前記
最大アドレスに任意のデータを書き込み、最大アドレス
の任意の“1”であるビット位置を“0”とした試験ア
ドレスに該任意のデータと異なるアドレス固有のデータ
を書き込み後、該最大アドレスを読み出し、オール
“1”であることにより該任意のビット位置に1スタッ
クがないことを確認する手段と、前記試験アドレスを順
次読み出し、アドレス固有のデータと同一であることに
より該試験アドレスにブリッジ障害がないことを確認す
る手段と、前記の試験手段を各メモリモジュール毎に行
う手段とを備えて構成される。
【0022】前記各メモリモジュール毎に行う手段は、
試験対象となるメモリが単一のメモリモジュールによっ
て構成される場合において、最小アドレス及び最大アド
レスがそれぞれ1つであるとし、1メモリモジュール分
だけを実施する手段を含むことを特徴としている。
【0023】本発明に係るメモリアドレスバス試験方法
は、複数のメモリモジュールによって構成されるメモリ
のアドレスバスの正常性を試験する方式であって、メモ
リモジュール内の最小アドレスと最大アドレスを求め、
該最小アドレスにオール“0”を書き込み、最小アドレ
スの任意の“0”であるビット位置を“1”とした試験
アドレスにそのアドレス値と同一のデータを書き込み
後、該最小アドレスを読み出し、オール“0”であるこ
とにより該任意のビット位置に0スタックがないことを
確認し、該最大アドレスにオール“1”を書き込み、最
大アドレスの任意の“1”であるビット位置を“0”と
した試験アドレスにそのアドレス値と同一のデータを書
き込み後、該最大アドレスを読み出し、オール“1”で
あることにより該任意のビット位置に1スタックがない
ことを確認し、該試験アドレスを順次読み出し、書き込
みデータと同一であることにより該試験アドレスにブリ
ッジ障害がないことを確認し、前記の試験手段を各メモ
リモジュール毎に行うことを特徴としている。
【0024】本発明に係るメモリアドレスバス試験方法
はまた、複数のメモリモジュールによって構成されるメ
モリのアドレスバスの正常性を試験する方式であって、
メモリモジュール内の最小アドレスと最大アドレスを求
め、該最小アドレスに任意のデータを書き込み、最小ア
ドレスの任意の“0”であるビット位置を“1”とした
試験アドレスに該任意のデータと異なるアドレス固有の
データを書き込み後、該最小アドレスを読み出し、該任
意のデータであることにより該任意のビット位置に0ス
タックがないことを確認し、該最大アドレスに任意のデ
ータを書き込み、最大アドレスの任意の“1”であるビ
ット位置を“0”とした試験アドレスに該任意のデータ
と異なるアドレス固有のデータを書き込み後、該最大ア
ドレスを読み出し、オール“1”であることにより該任
意のビット位置に1スタックがないことを確認し、該試
験アドレスを順次読み出し、アドレス固有のデータと同
一であることにより該試験アドレスにブリッジ障害がな
いことを確認し、前記の試験手段を各メモリモジュール
毎に行うことを特徴としている。
【0025】本発明に係る記録媒体は、メモリモジュー
ル内の最小アドレスと最大アドレスを求める処理と、該
最小アドレスにオール“0”を書き込み、最小アドレス
の任意の“0”であるビット位置を“1”とした試験ア
ドレスにそのアドレス値と同一のデータを書き込み後、
該最小アドレスを読み出し、オール“0”であることに
より該任意のビット位置に0スタックがないことを確認
する処理と、該最大アドレスにオール“1”を書き込
み、最大アドレスの任意の“1”であるビット位置を
“0”とした試験アドレスにそのアドレス値と同一のデ
ータを書き込み後、該最大アドレスを読み出し、オール
“1”であることにより該任意のビット位置に1スタッ
クがないことを確認する処理と、該試験アドレスを順次
読み出し、書き込みデータと同一であることにより該試
験アドレスにブリッジ障害がないことを確認する処理
と、前記の試験手段を各メモリモジュール毎に行う処理
とをコンピュータに実行させるためのプログラムを記録
したことを特徴としている。
【0026】本発明に係る記録媒体はまた、メモリモジ
ュール内の最小アドレスと最大アドレスを求める処理
と、該最小アドレスに任意のデータを書き込み、最小ア
ドレスの任意の“0”であるビット位置を“1”とした
試験アドレスに該任意のデータと異なるアドレス固有の
データを書き込み後、該最小アドレスを読み出し、該任
意のデータであることにより該任意のビット位置に0ス
タックがないことを確認する処理と、該最大アドレスに
任意のデータを書き込み、最大アドレスの任意の“1”
であるビット位置を“0”とした試験アドレスに該任意
のデータと異なるアドレス固有のデータを書き込み後、
該最大アドレスを読み出し、該任意のデータであること
により該任意のビット位置に1スタックがないことを確
認する処理と、該試験アドレスを順次読み出し、アドレ
ス固有のデータと同一であることにより該試験アドレス
にブリッジ障害がないことを確認する処理と、前記の試
験手段を各メモリモジュール毎に行う処理とをコンピュ
ータに実行させるためのプログラムを記録したことを特
徴としている。
【0027】
【発明の実施の形態】次に、本発明をその好ましい各実
施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0028】[第1の実施の形態]図1は、本発明によ
る第1の実施の形態を示すブロック構成図である。
【0029】[第1の実施の形態の構成]図1を参照す
るに、本発明による第1の実施の形態は、プログラム制
御により動作するプロセッサ(中央処理装置;コンピュ
ータ;データ処理装置)1−1と、メモリモジュール1
−4、1−5、1−6、1−7と、該プロセッサ1−1
から各メモリモジュールを制御するためのメモリモジュ
ール内アドレス選択バス1−2と、メモリモジュール選
択バス1−3とから構成されている。
【0030】プロセッサ(中央処理装置;コンピュー
タ;データ処理装置)1−1は、メモリモジュール内の
最小アドレスと最大アドレスを求める手段(図2のステ
ップA1)と、0スタック及びブリッジ障害を確認する
手段(図3aのステップB1〜ステップB14)と、1
スタック及びブリッジ障害を確認する手段(図3bのス
テップC1〜ステップC14)と、上記の試験手段を各
メモリモジュール毎に行う手段(図2のステップA2〜
ステップA4)とを含む。
【0031】これらの手段はそれぞれ概略つぎのように
動作する。
【0032】最小アドレスと最大アドレスを求める手段
(図2のステップA1)は、図4に示すADmin及び
ADmaxの設定方法に従い、メモリモジュール内アド
レス選択ビットが全て“0”であるアドレスを最小アド
レス、メモリモジュール内アドレス選択ビットが全て
“1”であるアドレスを最大アドレスとして、メモリモ
ジュール選択ビットが採りうる状態全ての個数分が用意
される。
【0033】0スタック及びブリッジ障害を確認する手
段(図3aのステップB1〜ステップB14)は、該最
小アドレスにオール“0”を書き込み、最小アドレスの
任意の“0”であるビット位置を“1”とした試験アド
レスにそのアドレス値と同一のデータを書き込み後、該
最小アドレスを読み出し、オール“0”であることによ
り該任意のビット位置に0スタックがないことを確認す
る。その後該試験アドレスの全てを読み出し、アドレス
値と同一のデータであることによりブリッジ障害がない
ことを確認する。
【0034】1スタック及びブリッジ障害を確認する手
段(図3bのステップC1〜ステップC14)は、該最
大アドレスにオール“1”を書き込み、最小アドレスの
任意の“1”であるビット位置を“0”とした試験アド
レスにそのアドレス値と同一のデータを書き込み後、該
最大アドレスを読み出し、オール“1”であることによ
り該任意のビット位置に1スタックがないことを確認す
る。その後該試験アドレスの全てを読み出し、アドレス
値と同一のデータであることによりブリッジ障害がない
ことを確認する。
【0035】[第1の実施の形態の動作]次に、図2、
図3a及び図3bのフローチャート及び図4の試験アド
レスの設定を示す図を参照して本第1の実施の形態の全
体の動作について詳細に説明する。
【0036】図2及び図4において、本試験方式の全体
の流れ、及びメモリアドレスバス試験方式で用いるメモ
リモジュル内の最小アドレス(ADmin)及び最大ア
ドレス(ADmax)の設定方法について説明する。
【0037】先ず、先頭のメモリモジュル内の最小アド
レスADmin及び最大アドレスADmaxの設定を行
う(ステップA1)。先頭のメモリモジュル内の最小ア
ドレスADminは、図4に示すようにメモリモジュー
ル選択ビットが全て“0”となり、かつメモリモジュー
ル内アドレス選択ビットも全て“0”となるアドレスと
なる。また、先頭のメモリモジュール内のADmaxは
同様にメモリモジュール選択ビットが全て“0”とな
り、かつメモリモジュール内アドレス選択ビットが全て
“1”となるアドレスとなる。
【0038】次に、上記により設定された最小アドレス
ADmin、及び最大アドレスADmaxを使用して、
試験実行プログラムを起動する(ステップA2)。試験
終了後、上記のADmin及びADmaxがメモリを構
成する最終モジュールかを判定し(ステップA3)、最
終メモリモジュールでなければ次のメモリモジュールの
ADmin及びADmaxを設定する。即ち、メモリモ
ジュール選択ビットは+1され、メモリモジュール内ア
ドレス選択ビットはADminは全て“0”、ADma
xは全て“1”というアドレスとなる。
【0039】その後、ステップA1へ戻り、ステップA
3にて最終メモリモジュールであると判断されるまで処
理を繰り返す。ステップA3にてメモリ最終モジュール
と判断された場合には終了する。
【0040】図3a及び図3bは、図2のステップA2
にて起動される0スタック及びブリッジ試験、及び1ス
タック及びブリッジ試験の手順を説明したものである。
【0041】先ず、最小アドレスADminの最下位ビ
ットを“1”としたアドレスAD1を設定し(ステップ
B1)、ADminにオール“0”のデータを書き込み
(ステップB2)、ADnにアドレス固有となるデータ
即ちアドレス番号と同一のデータを書き込み(ステップ
B3)、ADminからデータを読み出し(ステップB
4)、読み出されたデータがオール“0”か否かを判定
する(ステップB5)。
【0042】ステップB5による判定の結果、オール
“0”の時にはアドレスAD1とADminの差分であ
るビット“1”を上位へシフトしてアドレスAD2とし
(ステップB6)、アドレスAD2の“1”を設定する
ビット位置がメモリモジュール内アドレス選択ビットの
範囲を越えていなければ(ステップB8)、ステップB
3の処理に戻る。
【0043】以上の処理をアドレスADNとなるまで繰
り返す。また、ステップB5にて読み出しデータがオー
ル“0”ではない時にはアドレスADminとアドレス
ADnの違いとなる“1”を設定したビット位置に0ス
タックが発生していると判断する(ステップB7)。
【0044】次にアドレスAD1からデータを読み出し
(ステップB9)、ステップB3にて書き込んだアドレ
ス固有データであるか否かを判定し(ステップB1
0)、アドレス固有データの時にはアドレスAD1とA
Dminとの差分であるビット“1”を上位へシフトし
てアドレスAD2とし(ステップB11)、アドレスA
D2の“1”を設定するビット位置がメモリモジュール
内アドレス選択ビットの範囲を越えていなければ(ステ
ップB13)、ステップB9の処理に戻る。
【0045】以上の処理をアドレスADNとなるまで繰
り返す。
【0046】また、ステップB10の判断にてアドレス
固有データではない時には、その時のアドレスADnの
“1”を設定したビット位置にそのほかのビット位置と
のブリッジ障害が発生していると判断する(ステップB
12)。
【0047】上記までの処理でステップB7及びステッ
プB12の処理へはいかず、ステップB13にてアドレ
スADNまでの処理を終了した場合には、メモリのアド
レスバスは正常と判断する(ステップB14)。
【0048】次に図3(b)を参照するに、最大アドレ
スADmaxの最下位ビットを“0”としたアドレスA
D11を設定し(ステップC1)、最大アドレスADm
axにオール“1”のデータを書き込み(ステップC
2)、AD1nにアドレス固有となるデータ即ちアドレ
ス番号と同一のデータを書き込み(ステップC3)、A
Dmaxからデータを読み出し(ステップC4)、読み
出されたデータがオール“1”か否かを判定する(ステ
ップD5)。
【0049】ステップC5による判定の結果、オール
“1”の時には、アドレスAD11とADmaxの差分
であるビット“0”を上位へシフトしてAD12とし
(ステップC6)、アドレスAD12の“0”を設定す
るビット位置がメモリモジュール内アドレス選択ビット
の範囲を越えていなければ(ステップC8)、ステップ
C3の処理に戻る。
【0050】以上の処理をアドレスAD1Nとなるまで
繰り返す。
【0051】また、ステップC5にて読み出しデータが
オール“1”ではない時にはアドレスADmaxとAD
1nの違いとなる“0”を設定したビット位置に1スタ
ックが発生していると判断する(ステップC7)。
【0052】次にアドレスAD11からデータを読み出
し(ステップC9)、ステップC3にて書き込んだアド
レス固有データであるか否かを判定し(ステップC1
0)、判定の結果、アドレス固有データの時にはアドレ
スAD11とADmaxとの差分であるビット“0”を
上位へシフトしてアドレスAD12とし(ステップC1
1)、アドレスAD12の“0”を設定するビット位置
がメモリモジュール内アドレス選択ビットの範囲を越え
ていなければ(ステップC13)、ステップC9の処理
に戻る。
【0053】以上の処理をアドレスAD1Nとなるまで
繰り返す。
【0054】また、ステップC10にてアドレス固有デ
ータではない時には、その時のアドレスAD1nの
“0”を設定したビット位置にそのほかのビット位置と
のブリッジ障害が発生していると判断する(ステップC
12)。
【0055】上記までの処理でステップC7及びステッ
プC12の処理へはいかず、ステップC13にてアドレ
スAD1Nまでの処理を終了した場合には、メモリのア
ドレスバスは正常と判断する(ステップC14)。
【0056】次に、本第1の実施の形態の効果について
説明する。
【0057】第1の実施の形態では、メモリモジュール
内でのアドレスバス試験を全メモリモジュールに対して
実施するというように構成されているために、複数メモ
リモジュールにより構成されたメモリのアドレスバスの
0スタック、1スタック、及びブリッジ障害の試験を、
最小限のアドレスに対しての書き込み及び読み出しによ
って、わずかな時間にて可能にする。
【0058】次に、具体的な実施例を用いて第1の実施
の形態の動作を説明する。
【0059】図5に具体的な実施例として、プログラム
制御により動作するプロセッサから出力可能な全ビット
が32ビット、16MByteの容量を持つメモリモジ
ュール4個で構成された64MByteのメモリ、メモ
リへの書き込み及びメモリからの読み出しの単位が1ワ
ード(4Byte)である構成の場合の、各メモリモジ
ュール毎のADmin及びADmaxの設定を示す。
【0060】先ず、先頭のメモリモジュール内の最小ア
ドレスADminは、図5に示すように、メモリモジュ
ール選択ビットが“00”となり、かつメモリモジュー
ル内アドレス選択ビットも全て“0”となるアドレスと
なる。また、先頭のメモリモジュール内の最大アドレス
ADmaxは同様にメモリモジュール選択ビットが全て
“00”となり、かつメモリモジュール内アドレス選択
ビットは“11111111111111111111
100”となるアドレスとなる。最下位より2ビット分
はメモリの書き込み、読み出しの単位が1ワードである
ために、常に“00”となる。
【0061】次に、上記により設定されたADmin及
びADmaxを使用して、試験実行プログラムを起動す
る(ステップA2)。
【0062】試験実行プログラムでは、先ず、メモリモ
ジュール1の最小アドレスADminの最下位より2ビ
ット分を除いたうちの最下位ビットを“1”としたアド
レス;メモリモジュール1のAD1を設定し(ステップ
B1)、メモリモジュール1のADminにオール
“0”のデータを書き込み(ステップB2)、AD1に
アドレス番号と同一のデータを即ち“00000000
000000000000000000000100”
を書き込み(ステップB3)、メモリモジュール1のA
Dminからデータを読み出し(ステップB4)、読み
出されたデータがオール“0”か否かを判定し(ステッ
プB5)、ステップB5による判定の結果、オール
“0”の時にはメモリモジュール1のAD1とADmi
nの差分であるビット“1”を上位へシフトしてメモリ
モジュール1のAD2とし(ステップB6)、ステップ
B3の処理に戻る。
【0063】以上の処理をAD21となるまで繰り返
す。
【0064】また、ステップB5にて読み出しデータが
オール“0”ではない時には、メモリモジュール1のA
Dminとメモリモジュール1のADnの違いとなる
“1”を設定したビット位置に0スタックが発生してい
ると判断する(ステップB7)。
【0065】次にメモリモジュール1のAD1からデー
タを読み出し(ステップB9)、ステップB3にて書き
込んだメモリモジュール1のAD1のアドレス番号と同
一のデータであるか否かを判定し(ステップB10)、
メモリモジュール1のAD1のアドレス番号と同一のデ
ータの時にはメモリモジュール1のアドレスAD1とメ
モリモジュール1のADminとの差分であるビット
“1”を上位へシフトしメモリモジュール1のAD2と
し(ステップB11)、ステップB9の処理に戻る。
【0066】以上の処理をメモリモジュール1のAD2
1となるまで繰り返す。
【0067】また、ステップB10にてアドレス番号と
同一のデータではない時には、その時のメモリモジュー
ル1のADnの“1”を設定したビット位置にそのほか
のビット位置とのブリッジ障害が発生していると判断す
る(ステップB12)。
【0068】上記までの処理でステップB7及びステッ
プB12の処理へはいかず、ステップB13にてメモリ
モジュール1のAD21までの処理を終了した場合に
は、メモリモジュール1のアドレスバスは正常と判断す
る(ステップB14)。
【0069】次に、メモリモジュール1のADmaxの
最下位より2ビット分を除いたうちの最下位ビットを
“0”としたアドレス;メモリモジュール1のAD1−
1を設定し(ステップC1)、メモリモジュール1のA
Dmaxにオール“1”のデータを書き込み(ステップ
C2)、AD1−1にアドレス番号と同一のデータをす
なわち“000000000111111111111
11111111000”を書き込み(ステップC
3)、メモリモジュール1のADmaxからデータを読
み出し(ステップC4)、読み出されたデータがオール
“1”か否かを判定し(ステップC5)、オール“1”
の時にはメモリモジュール1のAD1−1とADmax
の差分であるビット“0”を上位へシフトしてメモリモ
ジュール1のAD1−2とし(ステップC6)、ステッ
プC3の処理へ戻る。
【0070】以上の処理をAD1−21となるまで繰り
返す。
【0071】また、ステップC5にて読み出しデータが
オール“1”ではない時には、メモリモジュール1のA
Dmaxとメモリモジュール1のAD1−nの違いとな
る“0”を設定したビット位置に1スタックが発生して
いると判断する(ステップC7)。
【0072】次にメモリモジュール1のAD1−1から
データを読み出し(ステップC9)、ステップC3にて
書き込んだメモリモジュール1のAD1−1のアドレス
番号と同一のデータであるか否かを判定し(ステップC
10)、メモリモジュール1のAD1−1のアドレス番
号と同一のデータの時にはメモリモジュール1のアドレ
スAD1−1とメモリモジュール1のADmaxとの差
分であるビット“0”を上位へシフトしてメモリモジュ
ール1のAD1−2とし(ステップC11)、ステップ
C9の処理へ戻る。
【0073】以上の処理をメモリモジュール1のAD1
−21となるまで繰り返す。
【0074】また、ステップC10にてアドレス番号と
同一のデータではない時には、そのときのメモリモジュ
ール1のAD1−nの“0”を設定したビット位置にそ
のほかのビット位置とのブリッジ障害が発生していると
判断する(ステップC12)。
【0075】上記までの処理でステップC7及びステッ
プC12の処理へはいかず、ステップC13にてメモリ
モジュール1のAD1−21までの処理を終了した場合
には、メモリモジュール1のアドレスバスは正常と判断
する(ステップC14)。
【0076】以上の試験をメモリモジュール4まで繰り
返しメモリモジュール4の試験を完了したと判断した場
合(図2のステップA3)は終了する。
【0077】[第2の実施の形態]次に、本発明による
第2の実施の形態について図面を参照して詳細に説明す
る。
【0078】図6は、本発明による第2の実施の形態を
示すブロック構成図である。
【0079】図6を参照するに、本発明による第2の実
施の形態は、叙上の第1の実施の形態の構成に加えて、
メモリアドレスバス試験プログラムを記録した記録媒体
6−8を備えている。この記録媒体6−8は磁気ディス
ク、半導体メモリ、その他の記録媒体であってよい。
【0080】メモリアドレスバス試験プログラムは、記
録媒体6−8からコンピュータ(中央処理装置;プロセ
ッサ;データ処理装置)6−1に読み込まれ、コンピュ
ータ6−1の動作を制御する。コンピュータ6−1はメ
モリアドレスバス試験プログラムの制御により以下の処
理、すなわち第1の実施の形態におけるコンピュータ1
−1による処理と同一の処理を実行する。
【0081】先ず、最小アドレスと最大アドレスを求め
る手段(図2のステップA1)は、図4に示す最小アド
レスADmin及び最大アドレスADmaxの設定方法
に従い、メモリモジュール内アドレス選択ビットが全て
“0”であるアドレスを最小アドレス、メモリモジュー
ル内アドレス選択ビットが全て“1”であるアドレスを
最大アドレスとして、メモリモジュール選択ビットが採
りうる状態全ての個数分が用意される。
【0082】0スタック及びブリッジ障害を確認する手
段(図3aのステップB1〜ステップB14)は、該最
小アドレスにオール“0”を書き込み、最小アドレスの
任意の“0”であるビット位置を“1”とした試験アド
レスにそのアドレス値と同一のデータを書き込み後、該
最小アドレスを読み出し、オール“0”であることによ
り該任意のビット位置に0スタックがないことを確認す
る。その後該試験アドレス全てを読み出し、アドレス値
と同一のデータであることによりブリッジ障害がないこ
とを確認する。
【0083】1スタック及びブリッジ障害を確認する手
段(図3bのステップC1〜ステップC14)は、該最
大アドレスにオール“1”を書き込み、最小アドレスの
任意の“1”であるビット位置を“0”とした試験アド
レスにそのアドレス値と同一のデータを書き込み後、該
最大アドレスを読み出し、オール“1”であることによ
り該任意のビット位置に1スタックがないことを確認す
る。その後該試験アドレスの全てを読み出し、アドレス
値と同一のデータであることによりブリッジ障害がない
ことを確認する。
【0084】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成され、作用する
ものであり、本発明によれば以下に示す如き効果が得ら
れる。
【0085】第1の効果は、複数のメモリモジュールか
ら構成されたメモリに関して、全てのメモリモジュール
に分配されたアドレスバスについての試験ができること
である。
【0086】その理由は、メモリを制御するアドレスバ
スをメモリモジュール選択ビットとメモリモジュール内
アドレス選択ビットに分割し、メモリモジュール内アド
レス選択ビットの試験を全てメモリモジュールに対して
実施する構成を持つためである。
【0087】第2の効果は、アドレスバスのブリッジ障
害を検出できることである。
【0088】その理由は、0スタック試験及び1スタッ
ク試験にて各試験対象アドレスにアドレス固有のデータ
を書き込むことにより、ブリッジ障害による同一アドレ
スの書き込みが行われたか否かを判別できるためであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1の実施の形態を示すブロック
構成図である。
【図2】メモリアドレスバス試験方式の全体の流れ図で
ある。
【図3a】0スタック及びブリッジ試験方式の流れ図で
ある。
【図3b】1スタック及びブリッジ試験方式の流れ図で
ある。
【図4】メモリモジュール毎のアドレスADmin、A
Dmax、ADnの設定を示す図である。
【図5】実施例におけるメモリモジュール毎のアドレス
ADmin、ADmax、ADnの設定を示す図であ
る。
【図6】本発明による第2の実施の形態を示すブロック
構成図である。
【図7】(a)、(b)は従来のメモリアドレスバス試
験方式を示す流れ図である。
【符号の説明】
1−1、6−1…コンピュータ(中央処理装置;プロセ
ッサ;データ処理装置) 1−2、6−2…メモリモジュール内アドレス選択バス 1−3、6−3…メモリモジュール選択バス 1−4、1−5、1−6、1−7、6−4、6−5、6
−6、6−7…メモリモジュール 6−8…記録媒体 A1…ADmin、ADmax設定手段 A2…試験実行プログラム起動手段 A3…メモリモジュール最終判定手段 A4…次メモリモジュール設定手段 B1…AD1設定手段 B2…ADminへのオール“0”書き込み手段 B3…ADnへのアドレス値書き込み手段 B4…ADminからのデータ読み出し手段 B5…読み出しデータのオール“0”判定手段 B6、B11…ADn更新手段 B7…“0”スタック発生判断手段 B8、B13、C8、C13…アドレス選択ビットの範
囲内判定手段 B9…ADnからのデータ読み出し手段 B10、C10…読み出しデータのアドレス値判定手段 B12、C12…ブリッジ障害発生判定手段 B14、C14…正常判定手段 C1…AD1−1設定手段 C2…ADmaxへのオール“1”書き込み手段 C3…AD1−nへのアドレス値書き込み手段 C4…ADmaxからのデータ読み出し手段 C5…読み出しデータのオール“1”判定手段 C6、C11…AD1−n更新手段 C7…“1”スタック発生判断手段 C8…アドレス選択ビットの範囲内判定手段 C9…AD1−nからのデータ読み出し手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のメモリモジュールによって構成さ
    れるメモリのアドレスバスの正常性を試験する方式であ
    って、 メモリモジュール内の最小アドレスと最大アドレスを求
    める手段と、 該最小アドレスにオール“0”を書き込み、最小アドレ
    スの任意の“0”であるビット位置を“1”とした試験
    アドレスにそのアドレス値と同一のデータを書き込み
    後、該最小アドレスを読み出し、オール“0”であるこ
    とにより該任意のビット位置に0スタックがないことを
    確認する手段と、 前記最大アドレスにオール“1”を書き込み、最大アド
    レスの任意の“1”であるビット位置を“0”とした試
    験アドレスにそのアドレス値と同一のデータを書き込み
    後、該最大アドレスを読み出し、オール“1”であるこ
    とにより該任意のビット位置に1スタックがないことを
    確認する手段と、 前記試験アドレスを順次読み出し、書き込みデータと同
    一であることにより該試験アドレスにブリッジ障害がな
    いことを確認する手段と、 前記の試験手段を各メモリモジュール毎に行う手段と、 を備えたことを特徴とするメモリアドレスバス試験方
    式。
  2. 【請求項2】 複数のメモリモジュールによって構成さ
    れるメモリのアドレスバスの正常性を試験する方式であ
    って、 メモリモジュール内の最小アドレスと最大アドレスを求
    める手段と、 該最小アドレスに任意のデータを書き込み、最小アドレ
    スの任意の“0”であるビット位置を“1”とした試験
    アドレスに該任意のデータと異なるアドレス固有のデー
    タを書き込み後、該最小アドレスを読み出し、該任意の
    データであることにより該任意のビット位置に0スタッ
    クがないことを確認する手段と、 前記最大アドレスに任意のデータを書き込み、最大アド
    レスの任意の“1”であるビット位置を“0”とした試
    験アドレスに該任意のデータと異なるアドレス固有のデ
    ータを書き込み後、該最大アドレスを読み出し、オール
    “1”であることにより該任意のビット位置に1スタッ
    クがないことを確認する手段と、 前記試験アドレスを順次読み出し、アドレス固有のデー
    タと同一であることにより該試験アドレスにブリッジ障
    害がないことを確認する手段と、 前記の試験手段を各メモリモジュール毎に行う手段と、 を備えたことを特徴とするメモリアドレスバス試験方
    式。
  3. 【請求項3】 前記各メモリモジュール毎に行う手段
    は、試験対象となるメモリが単一のメモリモジュールに
    よって構成される場合において、最小アドレス及び最大
    アドレスがそれぞれ1つであるとし、1メモリモジュー
    ル分だけを実施する手段を含むことを更に特徴とする請
    求項1または2のいずれか一項に記載のメモリアドレス
    バス試験方式。
  4. 【請求項4】 複数のメモリモジュールによって構成さ
    れるメモリのアドレスバスの正常性を試験する方式であ
    って、 メモリモジュール内の最小アドレスと最大アドレスを求
    め、該最小アドレスにオール“0”を書き込み、最小ア
    ドレスの任意の“0”であるビット位置を“1”とした
    試験アドレスにそのアドレス値と同一のデータを書き込
    み後、該最小アドレスを読み出し、オール“0”である
    ことにより該任意のビット位置に0スタックがないこと
    を確認し、該最大アドレスにオール“1”を書き込み、
    最大アドレスの任意の“1”であるビット位置を“0”
    とした試験アドレスにそのアドレス値と同一のデータを
    書き込み後、該最大アドレスを読み出し、オール“1”
    であることにより該任意のビット位置に1スタックがな
    いことを確認し、該試験アドレスを順次読み出し、書き
    込みデータと同一であることにより該試験アドレスにブ
    リッジ障害がないことを確認し、前記の試験手段を各メ
    モリモジュール毎に行うことを特徴とするメモリアドレ
    スバス試験方法。
  5. 【請求項5】 複数のメモリモジュールによって構成さ
    れるメモリのアドレスバスの正常性を試験する方式であ
    って、 メモリモジュール内の最小アドレスと最大アドレスを求
    め、該最小アドレスに任意のデータを書き込み、最小ア
    ドレスの任意の“0”であるビット位置を“1”とした
    試験アドレスに該任意のデータと異なるアドレス固有の
    データを書き込み後、該最小アドレスを読み出し、該任
    意のデータであることにより該任意のビット位置に0ス
    タックがないことを確認し、該最大アドレスに任意のデ
    ータを書き込み、最大アドレスの任意の“1”であるビ
    ット位置を“0”とした試験アドレスに該任意のデータ
    と異なるアドレス固有のデータを書き込み後、該最大ア
    ドレスを読み出し、オール“1”であることにより該任
    意のビット位置に1スタックがないことを確認し、該試
    験アドレスを順次読み出し、アドレス固有のデータと同
    一であることにより該試験アドレスにブリッジ障害がな
    いことを確認し、前記の試験手段を各メモリモジュール
    毎に行うことを特徴とするメモリアドレスバス試験方
    法。
  6. 【請求項6】 メモリモジュール内の最小アドレスと最
    大アドレスを求める処理と、該最小アドレスにオール
    “0”を書き込み、最小アドレスの任意の“0”である
    ビット位置を“1”とした試験アドレスにそのアドレス
    値と同一のデータを書き込み後、該最小アドレスを読み
    出し、オール“0”であることにより該任意のビット位
    置に0スタックがないことを確認する処理と、該最大ア
    ドレスにオール“1”を書き込み、最大アドレスの任意
    の“1”であるビット位置を“0”とした試験アドレス
    にそのアドレス値と同一のデータを書き込み後、該最大
    アドレスを読み出し、オール“1”であることにより該
    任意のビット位置に1スタックがないことを確認する処
    理と、該試験アドレスを順次読み出し、書き込みデータ
    と同一であることにより該試験アドレスにブリッジ障害
    がないことを確認する処理と、前記の試験手段を各メモ
    リモジュール毎に行う処理とをコンピュータに実行させ
    るためのプログラムを記録したことを特徴とする記録媒
    体。
  7. 【請求項7】 メモリモジュール内の最小アドレスと最
    大アドレスを求める処理と、該最小アドレスに任意のデ
    ータを書き込み、最小アドレスの任意の“0”であるビ
    ット位置を“1”とした試験アドレスに該任意のデータ
    と異なるアドレス固有のデータを書き込み後、該最小ア
    ドレスを読み出し、該任意のデータであることにより該
    任意のビット位置に0スタックがないことを確認する処
    理と、該最大アドレスに任意のデータを書き込み、最大
    アドレスの任意の“1”であるビット位置を“0”とし
    た試験アドレスに該任意のデータと異なるアドレス固有
    のデータを書き込み後、該最大アドレスを読み出し、該
    任意のデータであることにより該任意のビット位置に1
    スタックがないことを確認する処理と、該試験アドレス
    を順次読み出し、アドレス固有のデータと同一であるこ
    とにより該試験アドレスにブリッジ障害がないことを確
    認する処理と、前記の試験手段を各メモリモジュール毎
    に行う処理とをコンピュータに実行させるためのプログ
    ラムを記録したことを特徴とする記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008026988A (ja) * 2006-07-18 2008-02-07 Ricoh Co Ltd 画像入出力装置及び画像入出力方法
JP2009289380A (ja) * 2008-05-30 2009-12-10 Fujitsu Ltd メモリテスト方法およびメモリテスト装置
JP2011125374A (ja) * 2009-12-15 2011-06-30 Daito Giken:Kk 遊技台
CN112988491A (zh) * 2021-05-20 2021-06-18 新华三半导体技术有限公司 一种内存测试方法、装置及内存控制器

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