JP3090182B2 - 代替セクタの登録方式 - Google Patents
代替セクタの登録方式Info
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Description
ける磁気ディスクシステムの代替セクタの登録方式に関
し、特に固定長ブロック方式のディスク二重化処理に関
する。
き込みまたは読み込み時のI/Oの障害(以下、I/O
エラーという)時、当該エラーディスクを二重化システ
ムから切り離し、単体の磁気ディスク装置としてエラー
セクタの代替セクタ処理を行っていた。
4−155673号公報に開示されたように、ミラード
ディスクの場合は、書き込みもしくは読み込みのI/O
エラー時に、該当I/Oの延長上で代替セクタ処理、お
よびデータの復元処理を行っていた。
ディスク二重化処理では、I/Oエラー発生時のディス
ク復旧処理に人手の介入を必要とするため、復旧までに
時間を要するとともに、復旧までの間、二重化運転状態
を継続することができないため、システムの信頼性が低
下するという欠点がある。また、ミラードディスクの場
合は、I/Oエラー時に代替セクタ処理を行うため、処
理が遅延するという問題がある。
め、本発明は、二重化された磁気ディスク装置を有する
情報処理システムにおいて、前記磁気ディスク装置への
データ書き込みもしくはデータ読み込み時にI/Oエラ
ーが発生したときそのエラー情報を格納するエラーセク
タ管理テーブルと、前記エラーセクタ管理テーブルに格
納されている前記エラー情報を基に前記磁気ディスク装
置のエラーセクタの代替セクタを作成する代替セクタ作
成手段と、作成された前記代替セクタを磁気ディスク装
置に書き込む二重化書き込み手段とを有することを特徴
とする。また、前記エラーセクタ管理テーブルは、エラ
ーの発生した磁気ディスク装置の装置番号,装置内のセ
クタ番号およびセクタ状態を管理するためのエラー情報
を備えている。
して説明する。
実現する一実施の形態を示すブロック図である。また、
図2は、本発明の代替セクタの登録方式の構成を示す図
であって、図2(a)は、二重化された磁気ディスク装
置を有する情報処理システムの主要構成を示し、図2
(b)は、エラーセクタ管理テーブルの構成を示してい
る。
クタの登録方式は、磁気ディスク装置に対する書き込み
もしくは読み込み時のI/Oエラー検出を管理するエラ
ーセクタ管理テーブル200と、二重化された正系磁気
ディスク装置300および副系磁気ディスク装置400
と、エラーセクタチェック手段500と、エラーセクタ
管理テーブル200のデータに基づいてエラーセクタの
代替セクタ処理を行う代替セクタ作成手段600と、入
出力手段700とを含んでおり、これらはプログラムの
命令により制御される。
すると、主記憶装置100と、エラーセクタ管理テーブ
ル200と、正系磁気ディスク装置300と、副系磁気
ディスク装置400とを含んでいる。そして、主記憶装
置100には、内部に読み込みもしくは書き込みのデー
タであるデータ101が格納され、エラーセクタ管理テ
ーブル200には、装置番号201,セクタ番号20
2,セクタ状態203および代替セクタ204を含み、
さらに、正系磁気ディスク装置300には、正系へ書き
込みもしくは読み出された正系セクタ301が格納さ
れ、副系磁気ディスク装置400には、副系へ書き込み
もしくは読み出された副系セクタ401および副系セク
タ401の代替セクタである副系代替セクタ402が格
納される。
重化制御処理)の流れについて説明する。
処理の流れを示す流れ図であり、図4は、本発明におけ
るI/O実行時の処理の流れを示す流れ図である。
装置100上のデータ101に対して、磁気ディスク装
置へのリードI/Oならば片系へ発行し、ライトI/O
ならば両系へ発行する(ステップ501)。そして、い
ずれかの系でI/Oエラーが発生した場合(ステップ5
02)、エラーセクタ管理テーブル200にエラーの発
生した磁気ディスク装置の装置番号201,セクタ番号
202およびセクタ状態203を登録する(ステップ5
03)。続いて、代替セクタ作成処理を起動し(ステッ
プ504)、I/O処理を終了する。
ー発生時に起動され、I/Oエラー発生セクタの代替セ
クタ処理を行い(ステップ601)、該当セクタに対す
るI/OをライトI/O許可状態に変更する(ステップ
602)。
対して再度I/O要求が発生した場合、該当するI/O
がリード系I/Oであれば(ステップ801)、エラー
発生していない反対の系へI/O発行し(ステップ80
2)、正しいデータを取得する。そして、エラーの発生
したセクタに対する代替セクタに対しライト動作を行う
(ステップ803)。そして、エラー状態管理テーブル
200を更新するとともに、リード・ライトが可能な状
態に変更し(ステップ804)、処理を終了する。ま
た、ステップ801においてライト系I/Oであれば、
通常どおりI/Oを実行する。
側の代替セクタ処理を例に挙げて詳細に説明する。
に対してディスクの片系、仮に副系のディスク400上
のセクタ401からリードI/Oを発行し、このリード
I/Oがセクタ不良等の障害によりI/Oエラーとなっ
た場合、ステップ502においてエラー状態が判断さ
れ、ステップ503でエラーセクタ管理テーブル200
にエラーの発生した装置番号201,セクタ番号20
2,エラーの発生したセクタ状態203を示すデータが
格納され、該当セクタに対するリード・ライトが禁止さ
れる。そして、ステップ504で代替セクタ作成処理が
起動される。
クタ作成処理では、ステップ601で代替セクタが作成
され、エラーセクタ管理テーブル200内の代替セクタ
番号204に代替セクタ番号が登録され、ステップ60
2においてライトI/Oが許可状態に変更される。
発行されると、通常どおり両系に対してI/Oが発行さ
れる。また、リード動作が発行されると、ステップ80
2で反対系から該当データをリードする。次に、ステッ
プ802においてリードしたデータ101をステップ8
03で書き込む。そして、ステップ804でエラーセク
タ管理テーブル200内のセクタ状態203をリード・
ライトが可能な状態に更新する。
ラーによる副系側の代替セクタ処理を例に挙げて説明し
たが、処理上は正系,副系ともに等価であり、副系への
I/Oエラーによっても同様の処理が行われる。また、
エラーセクタ管理テーブル200は、処理の途中ではエ
ラーセクタの状態を管理し、かつ代替セクタ処理が終了
した後は、代替セクタを利用しているセクタの管理テー
ブルとなる。
重化された磁気ディスク装置に対する代替セクタ処理
を、人手の介入なしに実行することが可能となり、障害
ディスク装置の復旧処理を迅速に行うことができる。ま
た、ミラードディスクの場合に比較して、代替セクタ作
成のための処理の遅延を大幅に低減できるという効果が
ある。
的に参照することにより、磁気ディスク装置ごとのエラ
ーセクタの数を取得し、予防保守の必要な磁気ディスク
装置を判断するための情報として利用できるという効果
がある。
図である。
の構成を示す図である。
示す流れ図である。
す流れ図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 二重化された磁気ディスク装置内のある
セクタに入出力エラーが発生した時に、該入出力エラー
が発生した磁気ディスク装置の装置番号およびセクタ番
号の情報と該セクタ番号のセクタへのデータ書き込みお
よびデータ読み出しを禁止する旨の情報とをエラーセク
タ管理テーブルへ格納するエラーセクタチェック手段
と、 前記エラーセクタチェック手段により前記エラーセクタ
管理テーブルに格納された情報を参照して、入出力エラ
ーが発生したセクタを有する磁気ディスク装置内に該セ
クタの代替セクタを作成し、該代替セクタの番号の情報
と該セクタへデータ書き込みを行うことができる旨の情
報を前記エラーセクタ管理テーブルに格納する代替セク
タ作成手段と、 前記代替セクタ作成手段により代替セクタが作成された
セクタからのデータ読み出し要求を受けた場合には、該
セクタに対応する該セクタを含まない他系の磁気ディス
ク装置内のセクタからデータを読み出して該データを該
代替セクタに書き込み、該セクタへのデータ書き込みお
よびデータ読み出しを行うことができる旨の情報を前記
エラーセクタ管理テーブルに格納するとともに、前記代
替セクタ作成手段により代替セクタが作成されたセクタ
へのデータ書き込み要求を受けた場合には、該セクタの
代替セクタと該セクタに対応する該セクタを含まない他
系の磁気ディスク装置内のセクタとにデータを書き込
み、該セクタへのデータ書き込みおよびデータ読み出し
を行うことができる旨の情報を前記エラーセクタ管理テ
ーブルに格納する代替セクタ入出力手段とを備えたこと
を特徴とする代替セクタの登録方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07192227A JP3090182B2 (ja) | 1995-07-27 | 1995-07-27 | 代替セクタの登録方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07192227A JP3090182B2 (ja) | 1995-07-27 | 1995-07-27 | 代替セクタの登録方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0944317A JPH0944317A (ja) | 1997-02-14 |
JP3090182B2 true JP3090182B2 (ja) | 2000-09-18 |
Family
ID=16287783
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07192227A Expired - Fee Related JP3090182B2 (ja) | 1995-07-27 | 1995-07-27 | 代替セクタの登録方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3090182B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4886209B2 (ja) | 2005-04-15 | 2012-02-29 | 株式会社東芝 | アレイコントローラ、当該アレイコントローラを含む情報処理装置及びディスクアレイ制御方法 |
JP2007115162A (ja) * | 2005-10-24 | 2007-05-10 | Meidensha Corp | データの二重保存方法 |
JP4399021B1 (ja) | 2008-10-29 | 2010-01-13 | 株式会社東芝 | ディスクアレイ制御装置および記憶装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2735183B2 (ja) * | 1987-02-05 | 1998-04-02 | 株式会社東芝 | 計算機システムの記憶制御方式 |
JPH05233466A (ja) * | 1992-02-19 | 1993-09-10 | Hitachi Ltd | 二重化補助記憶装置の障害回復方式 |
-
1995
- 1995-07-27 JP JP07192227A patent/JP3090182B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0944317A (ja) | 1997-02-14 |
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