JP2000214460A - バックライト装置 - Google Patents

バックライト装置

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JP2000214460A
JP2000214460A JP11015117A JP1511799A JP2000214460A JP 2000214460 A JP2000214460 A JP 2000214460A JP 11015117 A JP11015117 A JP 11015117A JP 1511799 A JP1511799 A JP 1511799A JP 2000214460 A JP2000214460 A JP 2000214460A
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light
light guide
reflection
backlight device
angle
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JP11015117A
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Yasuhiro Furusawa
康弘 古澤
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Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のバックライト装置の構成では、導光体
底面から射出する射出光を、再度導光体底面で反射させ
る反射板が、その射出光の指向性に対して、最適な形状
になっていない。 【解決手段】 透明な導光体2の側端部に管状光源1、
光源反射板5を配置する。導光体2の底面(液晶表示パ
ネルが配置される側とは反対側)には、導光体2の全域
が均一に発光するような面光源手段3が形成されてい
る。面光源手段3は、例えば導光体2の底面に、白色系
のドット状拡散反射物が管状光源1から離間するほど、
密になるように形成したものである。導光体2の底面と
接する側に、導光体2からの射出光を反射させる反射板
4、導光体2の天面側に拡散板6を設ける。反射板4
は、導光体2の入光面とほぼ平行な方向に三角形状を有
しており、導光体2の入光面とほぼ垂直な方向に、頂角
が一様で多数形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置等に
搭載されるバックライト装置に関し、特に光源を導光体
の側端部に配したエッジライト方式のバックライト装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のエッジライト方式のバックライト
装置は、図14に示すように、透明な導光体2の側端部
に管状光源1を配置し、その管状光源1を覆うように光
源反射板5が配置されている。その導光体2の底面(液
晶表示パネルなどの表示パネルが配置される側とは反対
側)には、導光体2の全域が均一に発光するような面光
源手段3が形成されている。
【0003】さらに、導光体2の底面と接する側に、導
光体2からの射出光を反射させる反射板8が設けられ、
導光体2の天面(液晶表示パネルなどの表示パネルが配
置される側)には、導光体2からの射出光を拡散させる
拡散板6、導光体2の天面の法線方向に集光させるレン
ズシート7が配置されている。
【0004】なお、その面光源手段3は、図15(a)
に示すように、導光体2の底面に、白色系のドット状拡
散反射物、あるいはドット状に粗した粗面処理部を、管
状光源1から離間するほど、密になるように形成したも
の、図15(b)に示すように、導光体2の底面全域を
粗面処理し、その粗さが管状光源1から離間するほど、
疎になるように形成したもの、図15(c)に示すよう
に、導光体2の天面から、所望の指向性を有する光を射
出させること、かつ導光体2の全域が均一に発光するよ
うに、導光体2の底面に、三角状の溝を施したもの等が
ある。
【0005】バックライト装置の各構成部材として、例
えば、光源1は冷陰極蛍光灯、導光体2は鏡面仕上げさ
れたPMMA(ポリメチルメタクリレート)、光源反射
板5や反射板8は白色系のPET(ポリエチレンテレフ
タレート)シートや銀蒸着シート、拡散板6やレンズシ
ート7はPC(ポリカーボネイト)等で構成されてい
る。
【0006】また、図14や図15のバックライト装置
は光源2灯式の場合であるが、1灯式や複数灯式、光源
がL字やコの字の場合も、原理上は上記と同様である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来のバックライト装置の構成では、以下に示す
ような問題点を有している。
【0008】すなわち、導光体底面から射出する射出光
を、再度導光体底面で反射させる反射板が、その射出光
の指向性に対して、最適な形状になっていないことであ
る。
【0009】導光体は、基本的には空気との界面で生じ
る全反射現象を利用して、効率よく光を遠方まで伝播し
ている。例えば、図16に示すように、導光体2がPM
MAのとき、屈折率N2=1.49、空気の屈折率N1
=1であるから、全反射角Raは、式1のようになる。
【0010】 Ra=sin-1(N1/N2) =42.155° (式1)。
【0011】導光体2に入光する光の入射角iと屈折角
rの関係は、スネルの法則より、式2のようになる。
【0012】 N1*sin(i)=N2*sin(r) r=sin-1((N1/N2)*sin(i)) (式2)。
【0013】入射角iと屈折角rの範囲は上式より、式
3のようになる。
【0014】 入射角i:−90°≦i≦90° 屈折角r:−42.155°≦r≦42.155° (式3)。
【0015】図16に示すように、この屈折角rの光が
導光体2の底面に到達するとき、その底面の入射角s
は、導光体2の底面の傾きをαとすると、s=90−α
−r、となり、この底面の入射角sが全反射角Raより
大きいとき全反射する。いまα=0のとき、上式より、
底面の入射角sの範囲は、47.845°≦s、とな
り、底面の入射角sは必ず全反射角Raより大きくなる
ため、導光体2の内部に入射した光は、空気との界面で
すべて全反射し、導光体2の底面および天面から光が射
出することはない。逆に言えば、導光体2の底面の傾き
αを変化させるか、界面に空気以外のものが存在すれ
ば、導光体2の底面および天面から光が射出することに
なる。
【0016】導光体の光伝播の基本原理は上記に示した
ものであるが、バックライト装置の目的は、導光体上部
に配された表示装置側へ光を照射することであるから、
上記で説明したように、導光体2の底面の傾きαが0゜
のまま、あるいは界面が空気のままでは、その目的を達
せられない。そこで、図15に示したように、導光体2
の底面の傾きαが0゜でない部分や、拡散反射物を形成
することにより、導光体2の天面から光が射出すること
になる。
【0017】以上が、導光体が面光源として機能するた
めの基本原理であるが、導光体2の底面で全反射しない
ということは、導光体の底面を射出する光が存在するこ
とを意味する。その射出光の指向性は次のように考える
ことができる。
【0018】図15に示した面光源手段は、光線追跡上
で考えれば、図16に示すように、導光体2の底面の傾
きαが規則的、あるいはランダムに変化したものの集合
体と考えることができる。そこで、図16に示すよう
に、導光体2の内部に入射した光が、導光体2の底面の
傾きαに対して、どのような傾きで射出するかを、以下
に示す理論式より算出した。
【0019】導光体2に入光する光の入射角iと屈折角
r、底面の入射角sおよび全反射角Raは上記より、式
4のような関係である。
【0020】 Ra=sin-1(N1/N2) r=sin-1((N1/N2)*sin(i)) s=90−α−r s>Raのとき 全反射するため導光体底面の射出光なし s≦Raのとき t=sin-1((N2/N1)*sin(s)) u=α+t 入射角i:−90°≦i≦90° 屈折角r:−42.155°≦r≦42.155° (式4)。
【0021】導光体2の底面の傾きαが変化したとき、
屈折角rを有する光が導光体2の底面で全反射するとき
の角度範囲は、式5のようになる。
【0022】 90−α−r≧Ra r≦90−α−Ra (式5)。
【0023】導光体2がPMMAのとき、屈折率N2=
1.49、空気の屈折率N1=1より、式6のような関
係が得られる。
【0024】 Ra=42.155° r<47.845°−α (式6)。
【0025】すなわち、導光体2の底面の傾きαと、導
光体2内部に入射した光の関係は式7のようになる。
【0026】 α<5.69° :すべて全反射する 5.69°≦α<47.845°:一部全反射し 一部導光体底面より射出する 47.845°≦α :全反射する光は存在しない (式7)。
【0027】以上により、導光体2の底面の傾きαに対
する底面射出光の指向特性は図17のようになる。図1
7によれば、例えばα=40°のとき、底面射出光の傾
きuは51.7°から139.2°であることを意味す
る。すなわち、導光体2の底面の傾きαが何度であって
も、底面射出光の傾きuは約42°以上になるというこ
とである。但し、実際は導光体2の底面で反射した光
が、導光体2の天面でさらに反射し、再度導光体2の底
面に入射する光なども存在するので、上記以外の傾きを
有する底面射出光も存在することになるが、多重反射を
繰り返した光であるので、上記したような、一回目で底
面から射出する光に比べて、その強度が小さいのは言う
までもない。
【0028】そこで、図18に示すように、導光体2、
管状光源1、光源反射板5を使用して、導光体2から射
出する光の指向性(輝度)を実測した。その結果を図1
9に示す。
【0029】なお、面光源手段3は図15(a)のよう
に白色系の拡散反射塗料をドット状に印刷したもの、導
光体2は全面鏡面仕上げしたPMMAでサイズが215
mm(H)*170mm(V)*5mm(厚み)、光源
1は冷陰極蛍光灯で管径2.6mm、管長227mm、
管電流6mA、光源反射板5は白色PETフィルムを使
用している。
【0030】また、図19は導光体2の中心点におい
て、導光体天面あるいは底面の法線を0゜とし、図18
に示すV方向に、その中心点を基点として角度をふり、
その法線との成す角度を視野角としたときの各視野角に
おける輝度を測定し、法線輝度を100%としたときの
相対輝度を縦軸に、視野角を横軸で表している。
【0031】図19によれば、導光体2の底面から射出
する光の指向性は次のようになる。まず、法線輝度(視
野角0゜のときの輝度)に比べて、視野角40゜で2
倍、視野角75゜では6.75倍にもなり、圧倒的に視
野角の大きい光が強い。このことは図17で説明したよ
うに、理論上、底面射出光の大部分は傾き約42°以上
になるという内容と一致する。
【0032】一方、導光体2の天面から射出する光の指
向性も傾向的に上記と同じであるが、天面の方から射出
する光は、面光源手段3で拡散された光であり、底面側
ほど指向性は強くない。注目すべきは、導光体2の底面
から射出する視野角の大きい光は、導光体2の天面から
射出する光よりも、はるかに強いということである。
【0033】従来のバックライト装置は、図14に示す
ように、導光体2の底面の下に、白色系のPETシート
や銀蒸着シートを反射板8として設けているが、その反
射板は鏡面あるいは拡散反射であり、図20に示すよう
に、射出角の小さい光(例えば、図中破線で示したよう
な光)に対しては、効率よく導光体天面の法線方向に光
を反射させることができるが、射出角の大きい光(例え
ば、図中実線で示したような光)に対しては、導光体底
面に角度が浅く入射するため、効率よく導光体天面の法
線方向に光を反射させることができない。例えば、図2
0に示すように、入射角i=70゜、屈折率N1=1、
屈折率N2=1.49のとき、反射率Rは式8から求ま
り、反射率が大きくなる。
【0034】 R=0.5*((sin2(i−r)/sin2(i+r))+ (tan2(i−r)/tan2(i+r))) r=sin-1((N1/N2)*sin(i)) ∴R=0.1689=16.89% (式8)。
【0035】また、入射した光は、その強度が小さい
上、導光体天面から射出するときの角度は、やはり浅い
ままである。すなわち、従来のバックライト装置の反射
板は、導光体底面からの射出光の指向特性に全く適して
いないのである。
【0036】また、従来技術には、例えば特開平5−1
96820号公報や特開平7−20462号公報のよう
に、導光体そのもので、導光体天面の法線方向に光を射
出する手段もあるが、次に説明するような問題がある。
【0037】つまり、導光体内部を伝播する光の傾き
(図16でいえば、屈折角rを意味する)は、上記した
ように、導光体がPMMAであるなら、0°≦r≦4
2.155°であり、各々の傾きを有する光の強度は、
光源あるいは光源反射板が特別な配光性を持たない限
り、ほぼ一様であると考えられる。すなわち、導光体天
面の法線に光を射出する時の、導光体底面の傾きが最適
とするなら、その最適角は導光体内部を伝播する光の傾
きによって異なるし、導光体底面での反射率も小さくな
り、よって導光体天面の法線方向に射出する光よりも、
はるかに導光体底面から射出する光の方が大きいのであ
る。
【0038】例えば、図16に示すように、N1=1、
N2=1.49、入射角iが0゜、20゜、60゜のと
き、導光体2の底面の傾きαの最適角、反射率Rを表1
に示す。また、表2に導光体2の底面の傾きαの最適角
に対して、入射角iが0゜、20゜、60゜のとき、反
射率R、導光体天面射出角wを示す。なお、導光体天面
射出角wは式9より求まる。
【0039】 v=s−α w=sin-1((N2/N1)*sin(v)) (式9)。
【0040】一方、導光体底面から射出する底面射出光
の傾きu(導光体の法線と成す角度)は、上記したよう
に、大きいのは改めて言うまでもない。
【0041】
【表1】
【0042】
【表2】
【0043】表1、表2によれば、導光体に0゜で入射
した光は、導光体の底面の傾きαを45゜にすれば、全
反射で導光体天面の法線方向に光を射出するすることが
できるが、20゜で入射した光は、導光体底面で5.9
1%の反射率しかなく(導光体の吸収率を無視すれば、
94.09%は導光体底面を透過することを意味す
る)、導光体天面射出角も20゜になる。また、導光体
の底面の傾きαを27.25゜にすれば、0゜や20゜
で入射した光は、導光体底面を全反射させることができ
るが、導光体天面射出角はそれぞれ、59.9゜、3
4.3゜と大きくなる。60゜で入射した光は、導光体
天面射出角は0゜になるが、導光体底面で4.2%の反
射率しかない。
【0044】以上のように、従来技術の導光体反射板、
あるいは導光体そのものだけで、導光体天面から、その
法線方向に光を効率よく射出することはできないのであ
る。
【0045】本発明の目的は、前記従来技術の問題点を
解決するためになされたものであり、導光体底面から射
出する光を、効率よく導光体の法線方向に反射させる導
光体の反射板を形成することにより、高輝度のバックラ
イト装置を提供することにある。
【0046】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のバックラ
イト装置は、表示装置の背面側に配され、光を伝播、反
射、拡散させる導光体と、前記導光体の少なくとも一側
端部に配される光源と、前記導光体の底面に配され、前
記導光体からの光を反射させる反射手段とが形成された
バックライト装置において、前記反射手段は、前記導光
体の入光面とほぼ平行な方向に、頂角による稜線を有す
る三角形状を成し、前記導光体の入光面とほぼ垂直な方
向に、頂角が一様で多数形成されていることを特徴とす
る。
【0047】請求項2記載のバックライト装置は、表示
装置の背面側に配され、光を伝播、反射、拡散させる導
光体と、前記導光体の少なくとも一側端部に配される光
源と、前記導光体の底面に配され、前記導光体からの光
を反射させる反射手段とが形成されたバックライト装置
において、前記反射手段は、前記導光体の入光面とほぼ
垂直な方向に、頂角による稜線を有する三角形状を成
し、前記導光体の入光面とほぼ水平な方向に頂角が一様
で多数形成されていることを特徴とする。
【0048】請求項3記載のバックライト装置は、表示
装置の背面側に配され、光を伝播、反射、拡散させる導
光体と、前記導光体の少なくとも一側端部に配される光
源と、前記導光体の底面に配され、前記導光体からの光
を反射させる反射手段とが形成されたバックライト装置
において、前記反射手段は、前記導光体の入光面とほぼ
平行な方向およびほぼ垂直な方向に、頂角による稜線を
有するピラミッド形状を成し、前記導光体の入光面とほ
ぼ平行な方向およびほぼ垂直な方向に頂角が一様で多数
形成されていることを特徴とする。
【0049】請求項4記載のバックライト装置の反射手
段の反射面は、拡散面で形成されることを特徴とする。
【0050】請求項5記載のバックライト装置の反射手
段の反射面の接続部は、曲面で形成されることを特徴と
する。
【0051】請求項6記載のバックライト装置の反射手
段は、前記導光体と前記光源とを収納するために設けら
れた筐体の導光体と接する面に設けられていることを特
徴とする。
【0052】上記構成による作用を説明する。請求項1
記載のバックライト装置によれば、導光体底面から射出
する、導光体の入光面とほぼ垂直な方向に指向性をもつ
光の主光線を、簡素な形状の反射板で、導光体天面の法
線方向に反射することができるため、高輝度のバックラ
イト装置を実現できる。
【0053】請求項2記載のバックライト装置によれ
ば、導光体底面から射出する、導光体の入光面とほぼ平
行な方向に指向性をもつ光の主光線を、簡素な形状の反
射板で、導光体天面の法線方向に反射することができる
ため、高輝度のバックライト装置を実現できる。
【0054】請求項3記載のバックライト装置によれ
ば、導光体底面から射出する、導光体の入光面とほぼ平
行、および垂直な方向に指向性をもつ光の主光線を、導
光体天面の法線方向に反射することができるため、より
高輝度のバックライト装置を実現できる。
【0055】請求項4記載のバックライト装置によれ
ば、導光体底面から射出する光の主光線を、反射板にお
いて拡散反射させることにより、導光体天面の法線方向
に反射しながら、反射ムラなどの発光ムラを解消するこ
とができるため、高輝度で、均一な発光面を有するバッ
クライト装置を実現できる。
【0056】請求項5記載のバックライト装置によれ
ば、導光体底面から射出する光の主光線を、反射板にお
いて鏡面、あるいは拡散反射させることにより、導光体
天面の法線方向に反射しながら、反射面の接続部での乱
反射や、反射面の反射ムラなどの発光ムラを解消するこ
とができるため、高輝度で、均一な発光面を有するバッ
クライト装置を実現できる。
【0057】請求項6記載のバックライト装置によれ
ば、前記反射手段を単独で形成する必要が無いため、部
材削減がなされた高輝度のバックライト装置を実現でき
る。
【0058】
【発明の実施の形態】以下に、本発明のバックライト装
置の具体的な構成、原理等について、図面に基づき説明
する。
【0059】(実施形態1)図1は、実施形態1のバッ
クライト装置を示す断面図である。なお、図1に図示し
ないが、本発明のバックライト装置も、図18に示すよ
うに、H、V方向に、照射する液晶表示パネル等の表示
装置の画面サイズに応じた大きさを有している。
【0060】図1に示すように、その構成は従来と同様
に、透明な導光体2の側端部に管状光源1を配置し、そ
の管状光源1を覆うように光源反射板5が配置されてい
る。その導光体2の底面(液晶表示パネルなどの表示装
置が配置される側とは反対側)には、導光体2の全域が
均一に発光するような面光源手段3が形成されている。
その面光源手段3は、図15(a)に示すように、導光
体2の底面に、白色系のドット状拡散反射物、あるいは
ドット状に粗した粗面処理部を、管状光源1から離間す
るほど、密になるように形成したもの、図15(b)に
示すように、導光体2の底面全域を粗面処理し、その粗
さが管状光源1から離間するほど、疎になるように形成
したもの、図15(c)に示すように、導光体2の天面
から、所望の指向性を有する光を射出させること、かつ
導光体2の全域が均一に発光するように、導光体2の底
面に、三角状の溝を施したもの等で形成すればよいが、
後述する反射板の原理から、上記(a)のドット状に粗
した粗面部で形成した方が適している。
【0061】さらに、導光体2の底面と接する側に、導
光体2からの射出光を反射させる反射板4、導光体2の
天面と接する側に、導光体2からの射出光を拡散させる
拡散板6を設けるが、反射板4は、図3に示すように、
導光体の入光面とほぼ平行な方向(図3に示すH方向)
に、頂角による稜線を有する三角形状を成したものを、
導光体の入光面とほぼ垂直な方向(図3に示すV方向)
に、頂角が一様で多数形成する。
【0062】上記の各構成部材として、例えば、光源1
は冷陰極蛍光灯、導光体2は鏡面仕上げされたPMMA
(ポリメチルメタクリレート)、光源反射板5は白色系
の高反射PET(ポリエチレンテレフタレート)シート
や銀蒸着シート、拡散板6はPC(ポリカーボネイト)
等で構成するが、上記の材料に限定されるものではな
い。また、反射板4は、銀やアルミなどを、直接加工し
たものや、樹脂、ガラスなどの基材に蒸着したもので構
成するが、反射率の高い鏡面を有するものであれば、上
記の材料や、加工方法に限定されるものではない。
【0063】なお、反射板4の三角形のピッチや頂角に
ついては、後述するように、面光源手段3や、そこから
射出する光の指向性、導光体2の天面に配置する拡散板
6のような光学シートによって、その最適値は異なるの
で、特に限定しない。
【0064】以上のようなバックライト装置において、
導光体2の底面から射出する光が、反射板4の三角形の
頂角βによって、どのように反射されるかについて、図
2に基づき説明する。
【0065】図2は、本発明の反射板による光線反射の
原理図である。図2の範囲によれば、導光体2の底面
から出射角θ1で光が射出し、反射板4の反射面Aで反
射されて、再び導光体2の底面へ入射するときの入射角
θ3は、式10より求まる。
【0066】 θ2=θ1−α α=90−(β/2) θ3=α−θ2 =2*α−θ1 =180−β−θ1 (式10)。
【0067】すなわち、導光体2の底面から出射角θ1
で射出する光は、三角形の頂角βで、上式のように入射
角θ3の光に変換されるのである。
【0068】導光体の天面と底面が平行で、かつ鏡面で
あれば、図2に示すように、スネルの法則より、θ3=
θ5、となる。実際には、導光体底面には面光源手段3
が存在するが、図15(a)に示すような、ドット状拡
散部で形成した場合は、それ以外のところは上式のよう
になるし、図15(b)や(c)に示すように、導光体
2の底面に傾きがあっても、上記と同様に、スネルの法
則より、その傾きの関数でθ3とθ5は表現できる。面
光源手段3はドット状に粗した粗面部で形成した方が適
しているのは、図2のように反射板4の頂角βで、導光
体天面から射出する光の指向性を制御しやすいからであ
る。なお、図2で示す範囲、のように、反射面Bで
反射される光もあるが、従来技術の課題で説明したよう
に、導光体の底面から射出した光の傾き(図2ではθ1
を意味する)は大部分40゜以上になるので、ほとんど
は範囲のように、反射面Aで反射されると考えて良
い。
【0069】以上から、図2において、屈折率N1=
1、N2=1.49としたとき、導光体2の底面からの
光の出射角θ1、反射板4の頂角β、導光体2の底面へ
の光の入射角θ3の関係は、図4のようになる。なお、
図中の±の符号は、図2で図示した方向の傾きを+と
し、出射角θ1は±40°、±60°、±80°を代表
させて算出している。
【0070】図4によれば、例えば反射板4の頂角β=
100°のとき、導光体2の底面から出射角θ1=±8
0°で射出した光は、反射板4の反射面Aで反射され
て、再び導光体2の底面へ入射角θ3=0°で入射す
る。同様に、導光体2の底面を出射角θ1=±60°、
±40°で射出した光は、それぞれ入射角θ3=20
°、40°で入射する。
【0071】ところで、導光体2の底面から射出する光
の指向性が、その底面全域において、図19のようにな
るとき、視野角(上記でいうところの出射角θ1に相当
する)80°あたりの輝度が最大であるから、頂角β=
100°の反射板を導光体2の底面に配置すれば、この
最大輝度を有する光が、入射角θ3=0°の光として、
導光体2の底面に反射されるため、結局導光体天面から
射出する光の輝度は、飛躍的に向上する。あるいは、導
光体2の底面から射出する光を、上記のように1本ずつ
の光線としてではなく、例えば出射角θ1=±40°〜
±80°の領域のある光として考えたとき、図4によれ
ば、頂角β=120°の反射板を導光体2の底面に配置
すれば、入射角θ3=0°〜±20°で反射されるた
め、導光体2の底面から射出する光を、導光体2の天面
の法線方向に、最も効率よく集光できることになる。
【0072】以上のことから、本発明のバックライト装
置によれば、導光体の底面から射出する光は、反射板の
頂角により、導光体の天面において所望する角度で射出
するように、反射板で反射させることができるのであ
る。
【0073】通常は、導光体の天面の法線方向の輝度を
強めたい場合が多いと考えられ、また導光体の底面から
射出する光の指向性が、上記のように出射角θ1=±4
0°〜±80°で強い場合、反射板の頂角は100°〜
120°が最適であると考えられる。
【0074】しかしながら、下記に示すような場合、反
射板の頂角は100°〜120°にはならず、大きく変
化する。
【0075】例えば、図5(a)に示すように、導光体
の底面が規則性のある傾きを有する場合、(b)に示す
ように、導光体の天面が規則性のある傾きを有する場
合、(c)と(d)に示すように、導光体の天面に指向
性を変換する拡散板6やレンズシート7がある場合であ
る。また、図6に示すように、液晶表示装置10の画面
の法線方向の輝度を強めるには、バックライト装置11
の発光面から斜め方向の輝度を強くしなければならない
場合などである。
【0076】一例として図7に示すように、導光体2の
天面に頂角40°のレンズシート7があり、導光体の底
面から射出する光の指向性が出射角θ1=±70°で強
いとした場合、反射板4の最適頂角は、160°にな
る。
【0077】以上のように、反射板の頂角は、どんな場
合でも100°〜120°が最適ではなく、表示装置画
面あるいはバックライト装置発光面の目的に応じて、導
光体の天面から射出する光の指向性が、それぞれに適し
たものになるように、反射板の頂角を設定すれば良い。
【0078】すなわち、本発明のバックライト装置にお
いて、その反射板の頂角は、特に限定されるものではな
い。なお、その頂角のピッチは、微小な方が良いが、三
角形状による稜線や、反射面の部分的な反射による発光
ムラを、上記した拡散板6で、視認できないレベルに拡
散できる程度であれば良い。
【0079】(実施形態2)次に、実施形態2のバック
ライト装置における反射板4を図8に示す。なお、図8
には図示しないが、そのバックライト装置は、図1に示
す反射板4を、図8の反射板4に、下記に示す内容にな
るよう、置き換えたものである。
【0080】反射板4は、図8に示すように、導光体の
入光面とほぼ垂直な方向(図8に示すV方向)に、頂角
による稜線を有する三角形状を成したものを、その入光
面とほぼ平行な方向(図8に示すH方向)に、頂角が一
様で多数形成する。
【0081】このように反射板4を配置した場合、導光
体2の底面からの射出光において、導光体2の入光面と
ほぼ水平な方向(図8に示すH方向)に指向性をもった
光を、反射板4の頂角により、前記と同様の原理で、導
光体の天面において所望する角度で射出するよう、反射
させることができる。
【0082】(実施形態3)次に、実施形態3のバック
ライト装置における反射板4を図9に示す。なお、図9
には図示しないが、そのバックライト装置は、図1に示
す反射板4を、図9の反射板に、下記に示す内容になる
よう、置き換えたものである。
【0083】反射板4は、図9に示すように、導光体の
入光面とほぼ平行な方向(図9に示すH方向)と、その
入光面とほぼ垂直な方向(図9に示すV方向)に、頂角
による稜線を有するピラミッド形状を成したものを、そ
の入光面とほぼ平行な方向(図8に示すH方向)と、そ
の入光面とほぼ垂直な方向(図9に示すV方向)に、頂
角が一様で多数形成する。
【0084】このように反射板4を配置した場合、導光
体2の底面からの射出光において、導光体の入光面とほ
ぼ平行な方向(図9に示すH方向)と、その入光面とほ
ぼ垂直な方向(図9に示すV方向)の両方向に指向性を
もった光を、反射板4の頂角により、前記と同様の原理
で、導光体の天面において所望する角度で射出するよ
う、反射させることができる。
【0085】(実施形態4)次に、実施形態4のバック
ライト装置における反射板4を図10に示す。なお、図
10には図示しないが、そのバックライト装置は、図1
8に示すように、H、V方向に、照射する液晶表示パネ
ル等の表示装置の画面サイズに応じた大きさを有してい
る。
【0086】反射板4は、図10に示すように、導光体
の入光面とほぼ垂直な方向(図10に示すV方向)にお
いて、その頂角が光源から離間するほど大きくなる形状
である。このような反射板は、実施形態1から実施形態
3で説明した反射板にも、導光体入光面とほぼ垂直な方
向(図3および図9に示すV方向)に連続する頂角に適
用することができる。
【0087】導光体の入光面から離間するほど、導光体
の底面からの射出光の主光線の傾き(図2で示すθ1を
意味する)が大きくなる光を、導光体の天面へ出射する
ためには、反射板4の頂角を大きくする必要がある。導
光体の入光面に近いほど、導光体の底面からの射出光の
主光線の傾き(図2で示すθ1を意味する)が小さくな
る光を、導光体の天面へ出射するためには、反射板4の
頂角を小さくする必要がある。
【0088】このように反射板4を配置した場合、導光
体の底面からの射出光の指向性に均一性がなく、導光体
の入光面から離間するほど、導光体の底面からの射出光
の主光線(指向性分布において、輝度が比較的高い光
線)の傾き(図2で示すθ1を意味する)が大きくなる
指向性をもった光を、反射板4の頂角により、前記と同
様の原理で、導光体の天面において所望する角度で射出
するよう、反射させることができる。
【0089】(実施形態5)次に、バックライト装置の
反射板4の反射面拡大図を図11に示す。なお、図11
には図示しないが、そのバックライト装置は、図18に
示すようにH、V方向に、照射する液晶表示パネル等の
表示装置の画面サイズに応じた大きさを有している。
【0090】反射板4は、図11に示すように、上記と
同様にほぼ三角形状を成すが、その反射面がランダムな
凹凸を有する拡散面を成し、その反射面の接続部(図1
1に示すA、B)が成す角度βを頂角とする。このよう
な反射板は、実施形態1から実施形態4で説明した反射
板の反射面に適用することができる。
【0091】このような反射面は、例えば高い反射率を
有する樹脂や金属の表面を粗面処理したり、白色系の拡
散反射物を塗布するなどして形成する。なお、その反射
面が反射率の高い拡散面を有するのであれば、上記の材
料や、加工方法に限定されるものではない。
【0092】このように反射板4を配置した場合、導光
体の底面からの射出光の主光線を、導光体の天面におい
て所望する角度で射出するよう反射しつつ、拡散光とし
て反射させることができる。
【0093】(実施形態6)次に、バックライト装置の
反射板4の反射面拡大図を図12に示す。なお、図12
には図示しないが、バックライト装置は、図18に示す
ようにH、V方向に、照射する液晶等の表示装置の画面
サイズに応じた大きさを有している。
【0094】反射板4は、図12に示すように、上記と
同様にほぼ三角形状を成すが、その反射面の接続部(図
12に示すA、B)が、円弧などの曲線を成し、その反
射面の成す角度βを頂角とする。このような反射板は、
実施形態1から実施形態4で説明した反射板の反射面に
適用することができる。
【0095】このような反射面は、上記と同様な材質、
加工方法例で形成する。なお、その接続部が曲線で形成
されるのであれば、上記の材料や、加工方法に限定され
るものではない。
【0096】このように反射板4を配置した場合、導光
体の底面からの射出光の主光線を、導光体の天面におい
て所望する角度で射出するよう反射しつつ、反射面の接
続部での乱反射を抑制させることができる。
【0097】(実施形態7)次に、実施形態7のバック
ライト装置における反射板4を図13に示す。なお、図
13には図示しないが、そのバックライト装置は、図1
8に示すように、H、V方向に、照射する液晶表示パネ
ル等の表示装置の画面サイズに応じた大きさを有してい
る。
【0098】図13において、筐体9はバックライト装
置の各部材を保持、収納するものであり、その筐体9と
導光体2の底面が接する面は、実施形態1から実施形態
4のいずれかの一つの反射板と同一形状であり、その反
射面を実施形態5または実施形態6で説明した形状と組
み合わせても良い。
【0099】筐体9は、例えば高い反射率を有する樹脂
や金属を、金型成形、切削等の加工で形成したり、反射
率が低い材質での加工後、筐体9と導光体2の底面が接
する面に、高い反射率を有する銀やアルミなどを蒸着し
たもので形成しても良い。なお、筐体9と導光体2の底
面が接する面が、反射率の高い鏡面を有するのであれ
ば、上記の材料や、加工方法に限定されるものではな
い。
【0100】このように反射板4を配置した場合、反射
板4の頂角により、上記と同様の原理で、導光体の天面
において所望する角度で射出するよう、反射させること
ができる。
【0101】上記で説明したバックライト装置は、導光
体の対向する側端部に光源を、1本ずつ配置した場合の
ものであるが、一側端部に配置する場合、光源をL字型
にして直交する二側端部に配置する場合、光源をコの字
型にして直交する三側端部に配置する場合、あるいは、
側端部に複数の光源を配置する場合でも適応することが
できる。
【0102】
【発明の効果】本発明のバックライト装置によれば、導
光体底面から射出する光を、導光体天面から所望する角
度で射出するように、簡素な形状の反射板で反射し再利
用できる。さらに、バックライト装置の各部材を収納す
るための筐体の一部を反射板とすることにより、従来と
比べて、次のような効果が得られる。
【0103】 高輝度のバックライト装置を提供できる。 レンズシートを必ずしも必要としない。 部材削減ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1のバックライト装置の断面図であ
る。
【図2】本発明の反射板4による光線反射の原理図であ
る。
【図3】実施形態1のバックライト装置の反射板4の形
状を示す全体図である。
【図4】本発明の反射板4の反射特性を表す図である。
【図5】バックライト装置の構成を示す断面図である。
【図6】バックライト装置11に対して液晶表示装置1
0が斜めに傾斜している場合を示している図である。
【図7】導光体2の上にレンズシート7がある場合、本
発明の反射板4による光線反射の原理図である。
【図8】実施形態2のバックライト装置の反射板4の形
状を示す全体図である。
【図9】実施形態3のバックライト装置の反射板4の形
状を示す全体図である。
【図10】実施形態4のバックライト装置の反射板4の
形状を示す全体図である。
【図11】実施形態5のバックライト装置の反射板4の
反射面の形状を示す図である。
【図12】実施形態6のバックライト装置の反射板4の
反射面の形状を示す図である。
【図13】実施形態7のバックライト装置の反射板4の
形状を示す図である。
【図14】従来のバックライト装置の断面図である。
【図15】導光体底面の面光源手段の断面図である。
【図16】導光体の内部を伝播する光の光線追跡図であ
る。
【図17】導光体底面における傾きと射出光の角度の関
係を表すグラフである。
【図18】反射板を除いたバックライト装置を示す全体
図である。
【図19】導光体底面および天面の中心における視野角
に対する輝度の関係を表すグラフである。
【図20】従来の反射板による光線反射の原理図であ
る。
【符号の説明】
1 管状光源 2 導光体 3 面光源手段 4、8 反射板 5 光源反射板 6 拡散板 7 レンズシート 9 筐体 10 液晶表示装置 11 バックライト装置 R 反射率 i 入射角 r 屈折率 u 底面射出光の傾き w 導光体底面射出角 α 導光体の底面の傾き β 頂角 θ1 出射角 θ3 入射角

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示装置の背面側に配され、光を伝播、
    反射、拡散させる導光体と、前記導光体の少なくとも一
    側端部に配される光源と、前記導光体の底面に配され、
    前記導光体からの光を反射させる反射手段とが形成され
    たバックライト装置において、 前記反射手段は、前記導光体の入光面とほぼ平行な方向
    に、頂角による稜線を有する三角形状を成し、前記導光
    体の入光面とほぼ垂直な方向に、頂角が一様で多数形成
    されていることを特徴とするバックライト装置。
  2. 【請求項2】 表示装置の背面側に配され、光を伝播、
    反射、拡散させる導光体と、前記導光体の少なくとも一
    側端部に配される光源と、前記導光体の底面に配され、
    前記導光体からの光を反射させる反射手段とが形成され
    たバックライト装置において、 前記反射手段は、前記導光体の入光面とほぼ垂直な方向
    に、頂角による稜線を有する三角形状を成し、前記導光
    体の入光面とほぼ水平な方向に頂角が一様で多数形成さ
    れていることを特徴とするバックライト装置。
  3. 【請求項3】 表示装置の背面側に配され、光を伝播、
    反射、拡散させる導光体と、前記導光体の少なくとも一
    側端部に配される光源と、前記導光体の底面に配され、
    前記導光体からの光を反射させる反射手段とが形成され
    たバックライト装置において、 前記反射手段は、前記導光体の入光面とほぼ平行な方向
    およびほぼ垂直な方向に、頂角による稜線を有するピラ
    ミッド形状を成し、前記導光体の入光面とほぼ平行な方
    向およびほぼ垂直な方向に頂角が一様で多数形成されて
    いることを特徴とするバックライト装置。
  4. 【請求項4】 前記反射手段の反射面は、拡散面で形成
    されることを特徴とする請求項1から3記載のバックラ
    イト装置。
  5. 【請求項5】 前記反射手段の反射面の接続部は、曲面
    で形成されることを特徴とする請求項1から4記載のバ
    ックライト装置。
  6. 【請求項6】 前記反射手段が、前記導光体と前記光源
    とを収納するために設けられた筐体の導光体と接する面
    に設けられていることを特徴とする請求項1から5記載
    のバックライト装置。
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