JP2013149559A - 照明装置、表示装置、及びテレビ受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】導光板と反射シートとを備える照明装置において、輝度を向上させること。
【解決手段】バックライト装置は、側面に設けられた入光面と、一方の板面に設けられた出光面と、出光面とは反対側の板面である反対板面20cと、を有する導光板20と、導光板20の入光面と対向して配されたLED光源と、導光板20の反対板面20c側に配され、反対板面20cと対向する面が光を反射する反射面とされた反射シート26であって、反射面が、LED光源側から反対板面20c側に傾斜して立ち上がる傾斜面26c1を含む凹凸状とされた反射シート26と、を備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、照明装置、表示装置、及びテレビ受信装置に関する。
近年、テレビ受信装置をはじめとする画像表示装置の表示素子は、従来のブラウン管から液晶パネルやプラズマディスプレイパネルなどの薄型表示素子を適用した薄型表示装置に移行しつつあり、画像表示装置の薄型化を可能としている。液晶表示装置は、これに用いる液晶パネルが自発光しないため、別途に照明装置としてバックライト装置を必要としている。このようなバックライト装置の一例として、導光板の側面に入光面が設けられ、導光板の側面側にLED等の光源が配されたエッジライト型のバックライト装置が知られている。
エッジライト型のバックライト装置では、導光板と筐体としてのシャーシの底板との間であって導光板の出光面とは反対側に反射シートが配されることがある。このような反射シートを配することにより、光源から出射されて導光板内へと入射した光のうち導光板から漏れた光を、当該反射シートによって反射させて再び導光板内へと戻すことが可能となり、光の利用効率を向上させることができる。このような反射シートを備えるエッジライト型のバックライト装置の一例として、例えば特許文献1のバックライト装置が開示されている。
特開2009−266636号公報
ところで、導光板から反射シート側へ漏れる光は、反射シートの反射面に対して斜め方向から入射する。一方、反射シートの反射面は平坦面とされている。このため、上記した特許文献1の照明装置では、導光板から反射シート側へ漏れて反射シートへ到達した光は、反射シートによって、導光板の反射シートと対向する板面に対して斜め方向から入射するような方向(当該板面に対して45°〜0°の角度をなして入射するような方向)へと反射される。この結果、反射シートによって反射されて導光板内へと戻った光は、導光板の出光面に対してその斜め方向へと出射されることとなるため、導光板の出光面を正面から視たときの輝度を十分に得ることができない。
本明細書で開示される技術は、上記の課題に鑑みて創作されたものである。本明細書で開示される技術は、エッジライト型の照明装置において、導光板の出光面を正面から視たときの輝度を向上させることができる技術を提供することを目的とする。
本明細書で開示される技術は、側面に設けられた入光面と、一方の板面に設けられた出光面と、該出光面とは反対側の板面である反対板面と、を有する導光板と、前記導光板の前記入光面と対向して配された光源と、前記導光板の前記反対板面側に配され、前記反対板面と対向する面が光を反射する反射面とされた反射シートであって、前記反射面が、前記光源側から前記反対板面側に傾斜して立ち上がる傾斜面を含む凹凸状とされた反射シートと、を備える照明装置。
このような照明装置によれば、光源から出射されて導光板の反対板面から反射シート側に漏れた光は、反射面の傾斜面によって、反射シートの反射面が平坦面とされている場合に比して導光板の反対板面に対して一層直交するような方向(反対板面に対して90°〜45°の角度をなして入射するような方向)、即ち導光板の出光面に対して一層直交するような方向へと反射されることとなる。これにより、導光板の出光面を正面から視たときの光量が増加することとなるので、エッジライト型の照明装置において、導光板の出光面を正面から視たときの輝度を向上させることができる。
前記導光板の対辺を構成する二つの側面の各々に入光面が設けられ、前記入光面の各々に対向するように二方向に前記光源が配され、凹凸状とされた前記反射面のうち凸の部位が、二方向に配された前記光源の各々の側から前記反対板面側に傾斜して立ち上がる二つの傾斜面を含んでもよい。
この構成によると、二方向に光源を配した場合に、各々の光源から出射されて導光板の反対板面から反射シート側に漏れた光を、二つの傾斜面によって、反射シートの反射面が平坦面とされている場合に比して導光板の出光面に対して直交するような方向へと反射させることができる。このため、二方向に光源を配した場合であっても、エッジライト型の照明装置において、導光板の出光面を正面から視たときの輝度を向上させることができる。
隣接する前記傾斜面の間隔が10μmから1000μmの範囲内とされていてもよい。又は、複数の前記傾斜面の高さが10μmから100μmの範囲内とされていてもよい。
隣接する傾斜面の間隔又は傾斜面の高さが10μmより小さいと、傾斜面の面積が微小なものとなり、傾斜面を設けた効果が不十分なものとなる。また、隣接する傾斜面の間隔又は傾斜面の高さが1000μmより大きいと、傾斜面によって反射される光同士が十分に混ざり合わないため、輝度ムラが生じ易いものとなる。上記の構成によると、反射シートに傾斜面を設けることによる照明装置の輝度向上を効果的なものとすることができる。
前記傾斜面が前記反対板面に対して10°から45°の角度をなすように設けられていてもよい。
この構成によると、傾斜面によって反射される光が導光板の反対板面に対して直交するような方向へ反射されるための、傾斜面の具体的な角度を実現することができる。
前記反射シートは、該反射シートの表裏に配された一対の支持層と、該一対の支持層の間に挟まれて配された反射層と、を有し、前記反対板面と対向する一方の前記支持層が前記反射面とされていてもよい。
この構成によると、反射シートの製造工程において、一方の支持層を凹凸状の反射面を形成することにより、反射面が凹凸状とされた反射シートを実現することができる。
反射シートの前記反射層内には、炭酸ガスを含む液体を気化させることにより形成された空隙が含まれてもよい。
この構成によると、反射層内に空隙を形成するための具体的な製造方法を実現することができる。
前記反射シートは、白色無機粒子を添加したPETフィルムを延伸させることにより形成されたものであってもよい。または、非相溶樹脂を添加したPETフィルムを延伸させることにより形成されたものであってもよい。
この構成によると、内部に空隙が形成された三層構造の反射シートを形成することができる。
前記反射シートの前記反射面にビーズコーティングが施されていてもよい。
この構成によると、コーティングされたビーズによって反射面における光の反射率を高めることができる。
本明細書で開示される技術は、上記の照明装置からの光を利用して表示を行う表示パネルと、を備える表示装置として表現することもできる。また、当該表示パネルを、液晶を用いた液晶パネルとする表示装置も、新規で有用である。また、上記の表示装置を備えるテレビ受信装置も、新規で有用である。
本明細書で開示される技術によれば、エッジライト型の照明装置において、導光板の出光面を正面から視たときの輝度を向上させることができる技術を提供することができる。
実施形態1に係るテレビ受信装置TVの分解斜視図 液晶表示装置10の分解斜視図 液晶表示装置10の断面図 反射シート26の断面図 反射シート26による光の反射態様を示す断面図 実施形態2に係るバックライト装置124の断面図 反射シート126による光の反射態様を示す断面図 実施形態3に係るバックライト装置の反射シート226の断面図
<実施形態1>
図面を参照して実施形態1を説明する。なお、各図面の一部にはX軸、Y軸およびZ軸を示しており、各軸方向が各図面で共通した方向となるように描かれている。このうちY軸方向は、鉛直方向と一致し、X軸方向は、水平方向と一致している。また、特に断りがない限りは、上下の記載については鉛直方向を基準とする。
図1は、実施形態1に係るテレビ受信装置TVの分解斜視図を示している。テレビ受信装置TVは、液晶表示装置10と、当該表示装置Dを挟むようにして収容する表裏両キャビネットCa、Cbと、電源Pと、チューナーTと、スタンドSと、を備えている。
図2は、液晶表示装置10の分解斜視図を示している。ここで、図2に示す上側を表側とし、同図下側を裏側とする。図2に示すように、液晶表示装置10は、全体として横長の方形を成し、表示パネルである液晶パネル16と、外部光源であるバックライト装置24とを備え、これらが枠状を成すベゼル12などにより一体的に保持されるようになっている。
続いて、液晶パネル16について説明する。液晶パネル16は、透明な(高い透光性を有する)一対のガラス基板が所定のギャップを隔てた状態で貼り合わせられるとともに、両ガラス基板間に液晶層(図示しない)が封入された構成とされる。一方のガラス基板には、互いに直交するソース配線とゲート配線とに接続されたスイッチング素子(例えばTFT)と、そのスイッチング素子に接続された画素電極、さらには配向膜等が設けられ、他方のガラス基板には、R(赤色),G(緑色),B(青色)等の各着色部が所定配列で配置されたカラーフィルタや対向電極、さらには配向膜等が設けられている。このうち、ソース配線、ゲート配線および対向電極などには、図示しない駆動回路基板から画像を表示するのに必要な画像データや各種制御信号が供給されるようになっている。なお、両ガラス基板の外側には偏光板(図示しない)が配されている。
続いて、バックライト装置24について説明する。図3は、液晶表示装置10を鉛直方向(Y軸方向)に沿って切断した断面の断面図を示している。図2及び図3に示すように、バックライト装置24は、フレーム14と、光学部材18と、シャーシ22とを備えている。フレーム14は、枠状を成しており、導光板20の表面(出光面20b)の端縁側に沿って配され、内縁に沿って液晶パネル16を支持している。光学部材18は、導光板20の表側(出光面20b側)に載置されている。シャーシ22は、表側(光出射側、液晶パネル16側)に開口した略箱型を成している。
シャーシ22内には、LED(Light Emitting Diode)ユニット32と、反射シート26と、導光板20とが収容されている。LEDユニット32は、シャーシ22の一方の長辺側外縁(側板)22bに配されており、光を出射する。導光板20の一方の長手方向側面(入光面)20aはLEDユニット32と対向する位置に配されており、当該LEDユニット32から出射される光を液晶パネル16側へ導く。そして、この導光板20の表側に光学部材18が載置されている。本実施形態に係るバックライト装置24では、導光板20および光学部材18が液晶パネル16の直下に配されていると共に光源であるLEDユニット32が導光板20の側端部に配されてなる、いわゆるエッジライト方式(サイドライト方式)を採用している。なお、上述したように、バックライト装置24では、LEDユニット32が導光板20の側面周りの一方向のみ配された構成とされている。
シャーシ22は、例えばアルミ系材料などの金属製とされ、平面視矩形状を成す底板22aと、底板22aの両長辺の各外縁から立ち上がる側板22b、22cと、底板22aの両短辺の各外縁から立ち上がる側板とから構成されている。シャーシ22内においてLEDユニット32及び一方の側板22cと対向する空間が、導光板20用の収容空間となっている。なお、底板22aの裏側には、LEDユニット32に電力を供給する電源回路基板(図示しない)等が取り付けられている。
光学部材18は、導光板20側から順に、拡散シート18a、レンズシート18b、反射型偏光板18cが積層されたものである。拡散シート18a、レンズシート18b、反射型偏光板18cは、LEDユニット32から出射され、導光板20を通過した光を面状の光とする機能を有している。反射型偏光板18dの上面側には液晶パネル16が設置されており、光学部材18は導光板20と液晶パネル16との間に配されている。
LEDユニット32は、樹脂製の矩形状を成すLED基板30に、白色発光するLED光源28が一列に並んだ構成となっている。LED基板30は、シャーシ22の一方の側板22bに、ビス留め等により固定されている。なお、LED光源28は、青色発光素子に、黄色の領域に発光ピークを持つ蛍光体を塗布することにより白色発光するものとしたものであってもよい。また、青色発光素子に、緑色と赤色の領域にそれぞれ発光ピークを持つ蛍光体を塗布することにより白色発光するものとしたものであってもよい。また、青色発光素子に、緑色の領域に発光ピークを持つ蛍光体を塗布すると共に、赤色発光素子を組み合わせることにより白色発光するものとしたものであってもよい。また、LED光源28は、青色発光素子と、緑色発光素子と、赤色発光素子と、を組み合わせることにより白色発光するものとしたものであってもよい。また、紫外光発光素子と、蛍光体と、を組み合わせたものであってもよい。特に、紫外光発光素子に、青色と緑色と赤色にそれぞれ発光ピークを持つ蛍光体を塗布することにより白色発光するものとしたものであってもよい。
導光板20は、矩形状の板状部材とされ、アクリル等の透光性の大きい(透明度の高い)樹脂により形成されており、反射シート26と当接していると共に、シャーシ22によって支持されている。導光板20は、図2に示すように、LEDユニット26とシャーシ22の一方の側板22cとの間に、主板面である出光面20bを拡散シート18a側に向け、出光面20bとは反対側の板面である反対板面20cを反射シート26側に向ける形で配されている。このような導光板20が配設されることにより、LEDユニット32から生じた光は、導光板20の入光面20aから入射して拡散シート18aと対向する出光面20bから出射することで、液晶パネル16をその背面側から照射する。
続いて本実施形態の要部である反射シート26の構成について詳しく説明する。反射シート26は、長手状をなし、合成樹脂製とされるとともに、その表面が光反射性に優れた白色とされており、シャーシ22の底板22aの表側に載置されている。反射シート26は、その表側に反射面(後述する第2支持層26c)を有し、この反射面が導光板20の反対板面20cと当接している。そして、反射シート26は、LEDユニット32又は導光板20からその反射面側へ漏れた光を反射させることが可能となっている。上記のような反射シート26は、酸化チタン等の白色フィラーを充填したPETフィルム又は非相溶樹脂を添加したPETフィルムを延伸させることによって形成されている。これにより、反射層26b内の炭酸ガスを含む液体が気化されて反射層26b内に空隙が生じ、白色なものとなる。
反射シート26は、フィルムの成形性と反射率の向上を両立させるべく、積層構造とされている。具体的には、反射シート26は、図4に示すように、三層構造とされており、裏側(シャーシ22の底板22a側)から順に第1支持層26aと、反射層26bと、第2支持層26cと、が積層されて構成されている。即ち、反射シート26は、第1支持層26aと第2支持層26cとの間に反射層26bが挟持された構成となっている。このうち、導光板20の反対板面20cと対向するとともに反射面とされた第2支持層26cは、図4に示すように、凹凸状とされている。この凹凸は、LED光源28側(図4における左側)から反対板面20c側(図4における上側)に向かって傾斜して立ち上がる複数の傾斜面26c1と、反対板面20cに対して垂直に立ち上がる複数の垂直面26c2と、によって凹凸状に形成されている。傾斜面26c1は、反対板面20cに対して10°から45°の角度をなすように設けられており、LED光源28側から立ち上がることで、LED光源28側に向けられた状態となっている。また、これらの傾斜面26c1及び垂直面26c2は、LED基板30の長手方向(シャーシ22の長辺方向(X軸方向))に沿って設けられている。
反射シート26の第2支持層26cにおいて、隣接する傾斜面26c1の間隔W1はそれぞれ等しいものとされ、傾斜面26c1の高さW2はそれぞれ等しいものとされている(図4参照)。そして、隣接する傾斜面26c1の間隔W1は10μmから1000μmの範囲内とされている。さらに、複数の傾斜面26c1の高さW2は10μmから100μmの範囲内とされている。
続いて、導光板20の反対板面20cから反射シート26側に漏れた光の反射態様について説明する。導光板20の反対板面26cから反射シート26側に漏れる光は、図5の一点鎖線で示すように、LED光源28側(図5における左側)から反射シート26側に向かって斜め方向に進行する。そしてこの光が反射シート26の反射面(第2支持層26c)に到達すると、第2支持層26cの傾斜面26c1によって導光板20側へと反射される。このとき、傾斜面26c1はLED光源28側から反対板面20c側に立ち上がって傾斜しているので、傾斜面26c1に到達した光は、傾斜面26c1によって導光板20の反対板面20cに対してほぼ直交するような方向(反対板面20cに対して90°の角度をなして入射するような方向)へと反射されることとなる(図5の一点鎖線参照)。
以上のように本実施形態に係るバックライト装置24では、LED28から出射されて導光板20の反対板面20cから反射シート26側に漏れた光は、反射面26cの傾斜面26c1によって、反射シート26の反射面26cが平坦面とされている場合に比して導光板20の反対板面20cに対して一層直交するような方向(反対板面20cに対して90°〜45°の角度をなして入射するような方向)、即ち導光板20の出光面20bに対して一層直交するような方向へと反射されることとなる。これにより、導光板20の出光面20bを正面から視たときの光量が増加することとなるので、エッジライト型のバックライト装置24において、導光板20の出光面20bを正面から視たときの輝度を向上させることができる。
また、本実施形態に係るバックライト装置24では、反射シート26の反射面26cにおいて、隣接する傾斜面26c1の間隔W1が10μmから1000μmの範囲内とされている。さらに、複数の傾斜面26c1の高さW2が10μmから100μmの範囲内とされている。ここで、反射シート26の反射面26cにおいて、隣接する傾斜面26c1の間隔W1又は傾斜面26c1の高さW2が10μmより小さいと、傾斜面26c1の面積が微小なものとなり、傾斜面を設けた効果が不十分なものとなる。また、隣接する傾斜面26c1の間隔W1又は傾斜面26c1の高さW2が1000μmより大きいと、傾斜面26c1によって反射される光同士が十分に混ざり合わないため、輝度ムラが生じ易いものとなる。本実施形態に係るバックライト装置24によると、反射シート26に傾斜面26c1を設けることによるバックライト装置24の輝度向上を効果的なものとすることができる。
なお、本実施形態に係るバックライト装置24は、導光板20を備えるため、導光板20を備えないバックライト装置に比して輝度設計を行い易いものとすることができる。さらに、バックライト装置24は、反射シート26を備えるため、反射シート26の替わりに反射板を用いるバックライト装置に比して部材コストを削減することができる。
また、反射シートの反射面上に凹凸状の別部材を設ける場合、反射シートに向かった光の向きを反射面によって十分に変化させることができない。これに対し、本実施形態に係るバックライト装置24では、反射シート26の反射面自体が凹凸形状とされているため、反射面上に凹凸状の別部材を設ける場合に比して反射される光を反対板面に一層直交するような方向へと向かわせることができる。
<実施形態2>
図面を参照して実施形態2を説明する。実施形態2は、LED光源128の配置態様及び反射シート126の反射面における凹凸形状が実施形態1のものと異なっている。その他の構成については実施形態1のものと同様であるため、構造、作用、及び効果の説明は省略する。なお、図6及び図7において、図3及び図5の参照符号にそれぞれ数字100を加えた部位は、実施形態1で説明した部位と同一である。
実施形態2に係るバックライト装置124では、図6に示すように、導光板120の対辺を構成する二つの側面、具体的には、導光板120の長辺方向(X軸方向)の両側面にそれぞれ入光面120aが設けられている。そして、これらの入光面120aに対向するようにシャーシ122の長辺方向(X軸方向)の両側板122b、122c側にそれぞれLED光源128が配されている。一方、図7に示すように、凹凸状とされた反射シート126の反射面が、LED光源128の各々の側から反対板面120c側に傾斜して立ち上がる二つの傾斜面126c1,126c2によって構成されている。
本実施形態に係るバックライト装置124において、導光板120の反対板面126cから反射シート126側に漏れる光は、図7に示すように、両LED光源28側(図7における左右側)から反射シート126側に向かって斜め方向に進行する。そしてこれらの光が反射シート126の反射面(第2支持層126c)に到達すると、第2支持層126cの二つの傾斜面126c1,126c2によって導光板120側へと反射される。このとき、各傾斜面126c1,126c2は両LED光源128側から反対板面120c側に立ち上がって傾斜しているので、傾斜面126c1,126c2に到達した光は、傾斜面126c1,126c2によって導光板120の反対板面120cに対してほぼ直交するような方向へと反射されることとなる(図7の一点鎖線参照)。このように、二方向にLED光源128を配した場合であっても、導光板120と反射シート126とを備えるバックライト装置124において、輝度を向上させることができる。
<実施形態3>
図面を参照して実施形態3を説明する。実施形態3は、反射シートの反射面上にビーズコーティングが施されている点で実施形態1のものと異なっている。その他の構成については実施形態1のものと同様であるため、構造、作用、及び効果の説明は省略する。なお、図8において、図4の参照符号に数字200を加えた部位は、実施形態1で説明した部位と同一である。
実施形態3に係るバックライト装置では、図8に示すように、反射シート226の反射面(第2支持層226c)上にビーズ234がコーティングされている。このような構成により、コーティングされたビーズ234によって反射面における光の反射率を高めることができる。このため、導光板と反射シート226とを備えるバックライト装置において、輝度を一層向上させることができる。
上記の各実施形態の変形例を以下に列挙する。
(1)上記の各実施形態では、導光板の一方の側面側又は対辺を構成する一対の側面側にLED光源が配された構成を例示したが、LED光源の配置態様は限定されない。また、反射シートの反射面における傾斜面の形状も限定されない。傾斜面の形状は、LED光源の配置態様に応じたものとすることが好ましい。
(2)上記の各実施形態では、反射シートが三層構造とされた構成を例示したが、反射シートの構造は限定されない。
(3)上記の各実施形態以外にも、反射シートの構成、形状、構成材料、形成方法等については、適宜に変更可能である。
(4)上記の各実施形態では、表示パネルとして液晶パネルを用いた液晶表示装置を例示したが、他の種類の表示パネルを用いた表示装置にも本発明は適用可能である。
(5)上記の各実施形態では、チューナーを備えたテレビ受信装置を例示したが、チューナーを備えない表示装置にも本発明は適用可能である。
以上、本発明の各実施形態について詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時の請求項に記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
TV…テレビ受信装置、Ca、Cb…キャビネット、T…チューナー、S…スタンド、10、110…液晶表示装置、12、112…ベゼル、14、114…フレーム、16、116…液晶パネル、18、118…光学部材、20、120…導光板、20a、120a…入光面、20b、120b…出光面、20c、120c…反対板面、22、122、222…シャーシ、24、124…バックライト装置、26、126、226…反射シート、26a、126a、226a…第1支持層、26b、126b、226b…反射層、26c、126c、226c…第2支持層(反射面)、28、128…LED光源、32…LEDユニット、234:ビーズ

Claims (13)

  1. 側面に設けられた入光面と、一方の板面に設けられた出光面と、該出光面とは反対側の板面である反対板面と、を有する導光板と、
    前記導光板の前記入光面と対向して配された光源と、
    前記導光板の前記反対板面側に配され、前記反対板面と対向する面が光を反射する反射面とされた反射シートであって、前記反射面が、前記光源側から前記反対板面側に傾斜して立ち上がる傾斜面を含む凹凸状とされた反射シートと、
    を備える照明装置。
  2. 前記導光板の対辺を構成する二つの側面の各々に入光面が設けられ、
    前記入光面の各々に対向するように二方向に前記光源が配され、
    凹凸状とされた前記反射面のうち凸の部位が、二方向に配された前記光源の各々の側から前記反対板面側に傾斜して立ち上がる二つの傾斜面を含む、請求項1に記載の照明装置。
  3. 隣接する前記傾斜面の間隔が10μmから1000μmの範囲内とされている、請求項1又は請求項2に記載の照明装置。
  4. 複数の前記傾斜面の高さが10μmから100μmの範囲内とされている、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の照明装置。
  5. 前記傾斜面が前記反対板面に対して10°から45°の角度をなすように設けられている、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の照明装置。
  6. 前記反射シートは、該反射シートの表裏に配された一対の支持層と、該一対の支持層の間に挟まれて配された反射層と、を有し、前記反対板面と対向する一方の前記支持層が前記反射面とされている、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の照明装置。
  7. 前記反射シートの前記反射層内には、炭酸ガスを含む液体が気化されることにより形成された空隙が含まれる、請求項6に記載の照明装置。
  8. 前記反射シートは、白色無機粒子を添加したPETフィルムを延伸させることにより形成されたものである、請求項6又は請求項7に記載の照明装置。
  9. 前記反射シートは、非相溶樹脂を添加したPETフィルムを延伸させることにより形成されたものである、請求項6又は請求項7に記載の照明装置。
  10. 前記反射シートの前記反射面にビーズコーティングが施されている、請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の照明装置。
  11. 請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の照明装置からの光を利用して表示を行う表示パネルを備えることを特徴とする表示装置。
  12. 前記表示パネルが液晶を用いた液晶パネルであることを特徴とする請求項11に記載の表示装置。
  13. 請求項11又は請求項12に記載の表示装置を備えることを特徴とするテレビ受信装置。
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