JP2000211565A - 車両用盗難防止装置 - Google Patents

車両用盗難防止装置

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JP2000211565A
JP2000211565A JP5660599A JP5660599A JP2000211565A JP 2000211565 A JP2000211565 A JP 2000211565A JP 5660599 A JP5660599 A JP 5660599A JP 5660599 A JP5660599 A JP 5660599A JP 2000211565 A JP2000211565 A JP 2000211565A
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    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R25/00Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles
    • B60R25/10Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles actuating a signalling device
    • B60R25/1003Alarm systems characterised by arm or disarm features

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リモコンを用いることなくシステムを解除で
きるようにした自動二輪車の盗難防止装置を提供する。 【解決手段】 車両のメインスイッチ8をOFF状態に
設定することにより、システムを自動的にセットする自
動セット手段12を有する車両用盗難防止装置におい
て、前記メインスイッチ8をOFF状態とするときに、
該メインスイッチ8のキーによるOFF位置以外への操
作を加えた場合に、これをメインスイッチ動作検知手段
13にて検知し、制御手段11にて前記システムの警報
音が発生しないようにし、又、前記システムのセット状
態から、前記メインスイッチ8をON状態とするとき
に、該メインスイッチ8のキーによるON位置以外への
操作を加えた場合に、これを前記メインスイッチ動作検
知手段13にて検知し、前記制御手段11にて前記シス
テムの警報音が発生しないようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両用盗難防止
装置、特に、リモコンを必要としない車両用盗難防止装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、自動二輪車の盗難防止のため
に、駐車中の車体の姿勢変化を検出して警報を発するよ
うに構成されたものがある(例えば、特開平6ー312
647号、特開平6ー305397号公報等参照)。ま
た、メインスイッチをOFFすることによりシステムを
自動的にセットする技術として、実公平4ー15588
号公報に記載されたようなものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のものにあっては、降車時にメインスイッチを
OFFすると自動的にシステムがセットされるようにな
っているため、セットのし忘れを防止できるが、ガソリ
ンスタンドで給油する場合や整備する場合に、システム
がセットされていると、車体を動かした場合等に警報音
が発生してしまう。このため、リモコンを操作すること
によりシステムの不作動への切換を行うことで、上記の
ような場合等に不用意に警報音が発生するのを防止して
いる。従って、リモコンが必要となるため、リモコンを
持ち歩いたり、操作したりするのが面倒であると共に、
リモコンを装備する費用も発生することとなる。
【0004】そこで、この発明は、リモコンを用いるこ
となくシステムを解除できるようにした自動二輪車の盗
難防止装置を提供することを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる課題を達成するた
めに、請求項1に記載の発明は、車両のメインスイッチ
をOFF状態に設定することにより、システムを自動的
にセットする自動セット手段を有する車両用盗難防止装
置において、前記システムのセット状態から、前記メイ
ンスイッチをON状態とするときに、該メインスイッチ
のキーによるON位置以外への操作を加えた場合に、こ
れを前記メインスイッチ動作検知手段にて検知し、前記
制御手段にて前記システムを解除可能とした車両用盗難
防止装置としたことを特徴とする。
【0006】請求項2に記載の発明によれば、車両のメ
インスイッチをOFF状態に設定することにより、シス
テムを自動的にセットする自動セット手段を有する車両
用盗難防止装置において、前記メインスイッチをOFF
状態とするときに、該メインスイッチのキーによるOF
F位置以外への操作を加えた場合に、これをメインスイ
ッチ動作検知手段にて検知し、制御手段にて前記システ
ムがセットされないようにし、又、前記システムのセッ
ト状態から、前記メインスイッチをON状態とするとき
に、該メインスイッチのキーによるON位置以外への操
作を加えた場合に、これを前記メインスイッチ動作検知
手段にて検知し、前記制御手段にて前記システムを解除
可能とした車両用盗難防止装置としたことを特徴とす
る。
【0007】請求項3に記載の発明によれば、車両のメ
インスイッチをOFF状態に設定することにより、シス
テムが自動的にセットされ、エンジンの点火回路が遮断
されてエンジンが作動できないようにするイモビライザ
ー機能を有する車両用盗難防止装置において、前記シス
テムのセット状態から、前記メインスイッチをON状態
とするときに、該メインスイッチのキーによるON位置
以外への操作を加え、前記メインスイッチ操作開始から
ON状態までの操作にかかる時間が所定時間以内である
場合に、これを前記メインスイッチ動作検知手段にて検
知し、前記制御手段にて前記イモビライザー機能を解除
するようにした車両用盗難防止装置としたことを特徴と
する。
【0008】請求項4に記載の発明によれば、車両のメ
インスイッチをOFF状態に設定することにより、シス
テムが自動的にセットされ、エンジンの点火回路が遮断
されてエンジンが作動できないようにするイモビライザ
ー機能を有すると共に、該セット状態で前記メインスイ
ッチをONとして所定時間経過すると警報音を発生させ
るようにした車両用盗難防止装置において、前記システ
ムのセット状態から、前記メインスイッチをON状態と
するときに、該メインスイッチのキーによるON位置以
外への操作を加え、前記メインスイッチ操作開始からO
N状態までの操作にかかる時間が所定時間以内である場
合に、これを前記メインスイッチ動作検知手段にて検知
し、前記制御手段にて前記イモビライザー機能を解除す
ると共に、前記警報音が発生しないようにした車両用盗
難防止装置としたことを特徴とする。
【0009】請求項5に記載の発明は、請求項1,2又
は4に記載の構成に加え、前記警報音の発生前に、警告
音を発生させるようにしたことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて説明する。
【0011】[発明の実施の形態1]
【0012】図1乃至図6には、この発明の実施の形態
1を示す。
【0013】まず構成を説明すると、この実施の形態の
盗難防止装置は、盗難防止装置本体(Main Uni
t)1、センサ2、サイレン4、インジケータランプ
(LED Unit)5等から構成されている(図2及
び図4等参照)。
【0014】その盗難防止装置本体1は、メインスイッ
チ8からの命令を受信し、システムのセット、解除、イ
ンジケータランプ5等の制御を行うと共に、センサ2か
らの信号、或いはメインスイッチ(Main SW)8
の不正操作(システムの解除を伴わない操作)でサイレ
ン4を作動させるように制御する。
【0015】また、この盗難防止装置本体1は、図2,
3等に示すように、ケース1a内に前記センサ2やサイ
レン4と共に内蔵されてこれらと接続され、このケース
1aから複数本のリード線1bが延長されて、図1に示
すように、車両側のバッテリー電源7、メインスイッチ
8、エンジンの点火回路9、インジケータランプ5等と
接続され、メインスイッチ8からの指令信号が入力され
るようになっている。
【0016】さらに、センサ2は、車両の360°全方
向の傾きを検出するようになっている。
【0017】さらにまた、インジケータランプ5は、点
灯、点滅により、システムのセット、解除などの状態を
表示するように構成されており、図4に示すように、イ
ンジケータランプ本体5aの図中上面部に発光部5bが
設けられ、底面には、両面テープ5cが設けられてい
る。そして、インジケータランプ5は、その両面テープ
5cにより図示省略の車体(例えば燃料タンク上面)に
貼り付けられるようになっている。
【0018】このインジケータランプ5の表示と、シス
テムの作動状態とは、図5及び図6に示すように盗難防
止装置本体1により制御されるようになっている。
【0019】そして、この盗難防止装置には、以下のよ
うな機能が設けられている。
【0020】(1)基本機能 アラーム機能 車両の姿勢変化をセンサ2が検知したときや、メインス
イッチ8の不正操作(システムの解除を伴わない操作)
などがあったときに警報音を発生する。
【0021】これにより、車両を揺らしたり、移動する
などのいたずらに対し警報するようにしている。
【0022】イモビライザー機能 システムがセットされると、エンジンの点火回路9を遮
断し、エンジンが作動できないようにする。
【0023】これにより、メインスイッチ8の不正操作
などを行ってもエンジンが始動できないこととなる。
【0024】作動表示機能 システムの作動状態をインジケーターランプ5で上述の
ように表示する。
【0025】これにより、システムが作動中であること
を表示し、車両に対するいたずらを抑止する。
【0026】次に、盗難防止装置本体1の構成等を作用
と共に説明する。
【0027】(1)システムをセットする。
【0028】自動二輪車のメインスイッチ8をOFFす
ることにより、システムは自動的にセットされる。
【0029】 自動セット 図5及び図6に示すように、運転状態aから運転を停止
して、自動二輪車のメインスイッチ8をOFFにする
と、時点において、盗難防止装置本体1の自動セット
手段12により、インジケータランプ5が60秒間点灯
される。これが準備状態であり、その後、インジケータ
ランプ5が約2秒に1回、点滅する。これで、システム
がセット状態(待機状態)となる。このようにメインス
イッチ8に連動して、システムがON動作するためセッ
ト忘れがない。
【0030】この待機状態で、時点において不正操作
等によりメインスイッチ8がONされると、5秒後にサ
イレン4から警報音を発し(警告状態)、10秒間ON
のままだとサイレン4が20秒間吹鳴し(警報状態)、
その後再び待機状態に入る。しかも、この場合には、イ
モビライザー機能にて、点火回路9が制御されることに
より、エンジンも作動しないようになっている。
【0031】また、その待機状態で、所定以上の振動又
は傾斜を感知するとサイレン4が警告音を発し(警告状
態)、10秒以内に再度所定以上の振動又は傾斜を感知
するとサイレン4が20秒間吹鳴し(警報状態)、その
後再び待機状態に入る。
【0032】次いで、駐車b状態から乗車運転cにする
場合(システムのセット状態からメインスイッチ8をO
N状態とするとき)には、メインスイッチ8をキー操作
によりOFF状態から操作を開始し、ON→OFF→O
N操作を5秒以内に行う(メインスイッチ8のキーによ
るON位置以外への操作を加える)ことにより、この操
作がメインスイッチ動作検知手段13により検知され
る。正確には、OFF状態からONになった時点をセン
サで検知し、このセンサからの信号によりタイマーがス
タートし、次に、ON状態になるまでの時間が5秒以内
であることを検知するようにしている。そして、このメ
インスイッチ動作検知手段13からの信号が制御手段1
1に入力されてシステムが解除されると共に、エンジン
が始動可能状態となる。
【0033】この乗車運転cの状態から駐車dする場合
(メインスイッチ8をOFF状態とするとき)には、シ
ステムが自動的にセットされないように非セット状態と
したい場合がある。この場合には、メインスイッチ8の
キー操作によりメインスイッチ8のON状態からOFF
→ON→OFF操作を5秒以内に行う(メインスイッチ
8のキーによるOFF位置以外への操作を加える)こと
により、この操作がメインスイッチ動作検知手段13に
より検知される。そして、このメインスイッチ動作検知
手段13からの信号が制御手段11に入力されて、シス
テムが非セット状態とされる。
【0034】このようにすれば、メインスイッチ8をO
FFにした場合でも、システムが自動セットされること
がなく、ガソリンスタンドで給油する場合や整備する場
合の警報音の発生を防止できる。
【0035】また、この状態から運転するときには、シ
ステムは解除された状態であるため、メインスイッチ8
を単にONするだけで、警報音が発生することなく、エ
ンジンを始動させることができる。
【0036】なお、この実施の形態では、この乗車運転
cの状態から駐車dする場合(メインスイッチ8をOF
F状態とするとき)に、メインスイッチ8のキー操作に
よりメインスイッチ8のON状態からOFF→ON→O
FF操作を5秒以内に行う(メインスイッチ8のキーに
よるOFF位置以外への操作を加える)ことにより、シ
ステム全体が自動的にセットされないようにし、警報音
が発生せず、且つ、イモビライザー機能も作動しないよ
うにしている。これに限らず、システムの一部、つま
り、イモビライザー機能及びメインスイッチ8不正操作
によるサイレン4の警報は常に作動するが、センサ2に
よるサイレン4の警報だけを解除することが可能であ
る。これにより、ガソリンスタンドや人通りの多い所、
又は深夜等に駐車する際で振動等による警報音を発生さ
せたくない場合に効果的である。
【0037】[発明の実施の形態2]図7及び図8に
は、この発明の実施の形態2を示す。
【0038】この実施の形態2には、図7に示すよう
に、実施の形態1のセンサー2及びインジケータランプ
5が設けられておらず、サイレン4は、システムのセッ
ト状態からメインスイッチ8をONとして所定時間経過
すると警報音が発生するように構成されている。
【0039】次に、この実施の形態2の盗難防止装置の
動作を、図8のタイムチャートに基づいて説明する。
【0040】乗車状態(メインスイッチON状態)から
運転を停止して、自動二輪車のメインスイッチ8をOF
Fにすると、時点において、盗難防止装置本体1の自
動セット手段12により、システムのイモビライザー機
能がON状態となる。このようにメインスイッチ8に連
動して、システムがON動作をするためセット忘れがな
い。
【0041】このシステムON状態で、所有者が誤操作
により、時点で、メインスイッチ8を単純にONにし
ただけであると、5秒経過後に、サイレン4が警告音
を発生する。これにより、所有者は誤操作をしたことを
認識でき、メインスイッチ8をOFFに切り換えること
により、サイレン4の警報音が発生する前に、警告音の
吹鳴しが停止される。イモビライザー機能は依然ON状
態である。
【0042】また、このシステムON状態で、時点に
おいて不正操作等によりメインスイッチ8がONされる
と、5秒後にサイレン4から断続的な警告音が発生
し、更に、メインスイッチ8がON状態のままである
と、5秒間連続的な警報音を発生する。この警報音
の後、再度、断続的な警告音を発生する。
【0043】一方、正規の操作としては、システムのO
N状態、すなわち、メインスイッチ8のOFF状態から
キー操作により、時点においてON→OFF→ON動
作を5秒以内(所定時間内)に行う。ここでのメインス
イッチ8のOFF位置への操作が、メインスイッチ8の
キーによるON位置以外への操作である。そして、この
操作がメインスイッチ動作検知手段13により検知さ
れ、このメインスイッチ動作検知手段13からの信号が
制御手段11に入力されてシステムが解除されることに
より、イモビライザー機能がOFF状態となると共に、
サイレン4の動作も停止されることとなる。
【0044】従って、かかる操作法を知らない人では、
所有者がキーを抜き忘れていたとしても、このキーを使
ったところでエンジンを掛けて運転することはできない
し、警報音を発生させることになってしまう。
【0045】このようにすれば、キー操作のみで、シス
テムを解除できるため、リモコンを用意する必要が無
く、リモコンを持ち歩いたり、操作したりする手間が省
ける。
【0046】また、メインスイッチ8がOFFで、キー
がメインスイッチ8に差し込まれた状態において、所定
時間経過した場合に、警告音が発生するようにすること
により、キーの抜き忘れを防止することができる。
【0047】さらに、メインスイッチ8がOFF状態
で、所定時間経過した場合に、警告音が発生するように
すると、運転者にイモビライザー機能がON状態となっ
たこと等の喚起を促すことができる。
【0048】[発明の実施の形態3]図9には、この発
明の実施の形態3を示す。
【0049】この実施の形態1では、インジケータラン
プ(LED)5は、システムのセット状態で常に点灯又
は点滅するようになっていたが、この実施の形態3で
は、待機状態においては、点滅又は点灯しないように制
御されている。そして、センサー2からの信号が入力
されることにより、インジケータランプ(LED)5が
点滅して警戒状態となり、センサー2からの信号の入
力停止、又はサイレン4の警報の終了後、15秒経過
すると、再度点滅が停止して待機状態となるように制御
される。また、待機状態から、メインスイッチの不正操
作が加えられたときにもインジケータランプ5が点滅
し、メインスイッチON状態からOFF状態とした後所
定時間経過後にインジケータランプ5の点滅が停止し、
待機状態となるように制御される。これにより、インジ
ケータランプ5による電力消費が抑制されることとな
る。
【0050】なお、上記発明の実施の形態では、メイン
スイッチをキー操作にてON→OFF→ON又は、OF
F→ON→OFFを5秒以内に行うことにより、システ
ムの解除等を行うようにしているが、これに限らず、O
N又はOFF位置以外への操作を加えても良いことは勿
論である。具体的には、OFF状態からON状態にする
際に、OFF→Pos→OFF→ON、或いは、ON状
態からOFF状態にする際に、ON→OFF→Pos→
OFFというように、「Pos」位置への操作を加えて
も良い。この場合のメインスイッチは、例えば反時計回
りに、ON,OFF,ハンドルロック,Posとなって
おり、通常のPosの位置では停車状態でウインカーが
点灯状態となるように構成されている。但し、この発明
の実施の形態のように、所定時間として5秒以内に操作
を行うという制限を設けた方がより効果的である。つま
り、操作手順を知っている者でも、キー以外の操作で上
記の動作を行おうとすると、その時間内に操作を完了す
るのは難しいため、不正操作を行った場合には警報音が
発生する。また、この発明のシステムには、イモビラ
イザー機能、メインスイッチの不正操作による警報音
の発生機能、振動センサによる警報音の発生機能があ
り、この発明では、これらの何れか一つ、又は、何れの
組み合わせでも良く、上記の機能のみを備え、システ
ムが解除されたときには、その機能のみが解除されるよ
うにすることもできる。
【0051】
【発明の効果】以上説明してきたように、各請求項に記
載された発明によれば、リモコンを用いる必要なく、シ
ステムの警報音の発生やイモビライザー機能を解除でき
るため、ガソリンスタンドで給油する場合や整備する場
合の警報音の発生を防止できると共に、エンジンの始動
を行うことができ、リモコンが不用となり、リモコンを
持ち歩いたり、操作したりする手間が省ける。
【0052】請求項5に記載された発明によれば、警報
音の発生前に、警告音を発生させるようにしたため、所
有者は誤操作したことを即座に認識することができ、警
報音が発生する前に、誤操作を正常な状態に戻すことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1に係る車両用盗難防止
装置のブロック図である。
【図2】同実施の形態1に係る盗難防止装置の分解斜視
図である。
【図3】同実施の形態1に係る盗難防止装置本体の平面
図である。
【図4】同実施の形態1に係るインジケータランプの正
面図である。
【図5】同実施の形態1に係る車両用盗難防止装置の動
作のタイミングチャート図である。
【図6】同実施の形態1に係る車両用盗難防止装置の動
作の表図である。
【図7】この発明の実施の形態2に係るに係る車両用盗
難防止装置のブロック図である。
【図8】同実施の形態2に係る車両用盗難防止装置の動
作のタイミングチャート図である。
【図9】この発明の実施の形態3に係る車両用盗難防止
装置の動作のタイミングチャート図である。
【符号の説明】
1 盗難防止装置本体 2 センサ 4 サイレン 5 インジケーターランプ 8 メインスイッチ 11 制御手段 12 自動セット手段 13 メインスイッチ動作検知手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のメインスイッチをOFF状態に設
    定することにより、システムを自動的にセットする自動
    セット手段を有する車両用盗難防止装置において、 前記システムのセット状態から、前記メインスイッチを
    ON状態とするときに、該メインスイッチのキーによる
    ON位置以外への操作を加えた場合に、これを前記メイ
    ンスイッチ動作検知手段にて検知し、前記制御手段にて
    前記システムを解除可能としたことを特徴とする車両用
    盗難防止装置。
  2. 【請求項2】 車両のメインスイッチをOFF状態に設
    定することにより、システムを自動的にセットする自動
    セット手段を有する車両用盗難防止装置において、 前記メインスイッチをOFF状態とするときに、該メイ
    ンスイッチのキーによるOFF位置以外への操作を加え
    た場合に、これをメインスイッチ動作検知手段にて検知
    し、制御手段にて前記システムがセットされないように
    し、又、前記システムのセット状態から、前記メインス
    イッチをON状態とするときに、該メインスイッチのキ
    ーによるON位置以外への操作を加えた場合に、これを
    前記メインスイッチ動作検知手段にて検知し、前記制御
    手段にて前記システムを解除可能としたことを特徴とす
    る車両用盗難防止装置。
  3. 【請求項3】 車両のメインスイッチをOFF状態に設
    定することにより、システムが自動的にセットされ、エ
    ンジンの点火回路が遮断されてエンジンが作動できない
    ようにするイモビライザー機能を有する車両用盗難防止
    装置において、 前記システムのセット状態から、前記メインスイッチを
    ON状態とするときに、該メインスイッチのキーによる
    ON位置以外への操作を加え、前記メインスイッチ操作
    開始からON状態までの操作にかかる時間が所定時間以
    内である場合に、これを前記メインスイッチ動作検知手
    段にて検知し、前記制御手段にて前記イモビライザー機
    能を解除するようにしたことを特徴とする車両用盗難防
    止装置。
  4. 【請求項4】 車両のメインスイッチをOFF状態に設
    定することにより、システムが自動的にセットされ、エ
    ンジンの点火回路が遮断されてエンジンが作動できない
    ようにするイモビライザー機能を有すると共に、該セッ
    ト状態で前記メインスイッチをONとして所定時間経過
    すると警報音を発生させるようにした車両用盗難防止装
    置において、 前記システムのセット状態から、前記メインスイッチを
    ON状態とするときに、該メインスイッチのキーによる
    ON位置以外への操作を加え、前記メインスイッチ操作
    開始からON状態までの操作にかかる時間が所定時間以
    内である場合に、これを前記メインスイッチ動作検知手
    段にて検知し、前記制御手段にて前記イモビライザー機
    能を解除すると共に、前記警報音が発生しないようにし
    たことを特徴とする車両用盗難防止装置。
  5. 【請求項5】 前記警報音の発生前に、警告音を発生さ
    せるようにしたことを特徴とする請求項1,2又は4記
    載の車両用盗難防止装置。
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Cited By (4)

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