JP2000210630A - 基板用搬送除塵装置 - Google Patents

基板用搬送除塵装置

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JP2000210630A
JP2000210630A JP11016574A JP1657499A JP2000210630A JP 2000210630 A JP2000210630 A JP 2000210630A JP 11016574 A JP11016574 A JP 11016574A JP 1657499 A JP1657499 A JP 1657499A JP 2000210630 A JP2000210630 A JP 2000210630A
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air
chamber
air suction
suction chamber
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JP11016574A
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Hajime Takagi
一 高木
Moritoshi Kanno
盛利 管野
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Hugle Electronics Inc
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B08CLEANING
    • B08BCLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
    • B08B5/00Cleaning by methods involving the use of air flow or gas flow
    • B08B5/02Cleaning by the force of jets, e.g. blowing-out cavities
    • B08B5/023Cleaning travelling work
    • B08B1/30
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B08CLEANING
    • B08BCLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
    • B08B5/00Cleaning by methods involving the use of air flow or gas flow
    • B08B5/04Cleaning by suction, with or without auxiliary action
    • B08B5/043Cleaning travelling work

Abstract

(57)【要約】 【課題】 吸着ステージを使用しなくても吸着力に対す
る抵抗力を確実に与えるとともに装置全体の小型化、構
造の簡素化、低コスト化を可能にした基板用搬送除塵装
置を提供する。 【解決手段】少なくとも各1個のエア吸引室及びエア排
出室を有する除塵ユニットを備え、基板を除塵ユニット
方向へ搬送してエア排出室から基板表面に向けて噴出さ
せた清浄エアをエア吸引室により吸引するようにした基
板用搬送除塵装置において、除塵ユニットは、第1のエ
ア吸引室101Vと第1のエア排出室101Pとが基板
搬送方向に沿って並べて配置され、かつ、第1のエア吸
引室101Vの吸引力に抵抗する抵抗力を搬送中の基板
に与えるため基板に従動して回動するコロ302等の回
動体を備えるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガラス板、合成樹
脂板、または金属板などの基板を搬送し、その表面の塵
や埃等を単なる清浄エアや超音波周波数で振動する清浄
エア(以下、単に超音波エアという)により吸引除去す
る基板用搬送除塵装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、基板の一例であるTFT(薄膜ト
ランジスタ)液晶パネル、PDP(プラズマ・ディスプ
レイ・パネル)またはLCD(液晶ディスプレイ)等に
用いられるガラス基板を対象とした除塵装置として、例
えば特開平7−60211号公報に記載されたものや、
実用新案登録第3009694号公報に記載されたもの
が知られている。これらの除塵装置では、超音波エアー
を基板表面に噴射するエア排出室と、超音波エアによっ
て舞い上がった塵を吸引除去するエア吸引室とからなる
除塵ユニットを、ガラス基板の上方において基板搬送方
向に沿って配置するのが基本的な構造となっている。
【0003】しかしながら、上述した構造を採る限り、
除塵ユニットの直下に搬送されてきたガラス基板はエア
吸引室の負圧によって上方へ吸い上げられることがあ
る。特に、TFT液晶パネル用の基板は0.3mm〜
1.1mmという薄いガラス基板であって、吸い上げら
れることが多い。一般的に、除塵効率を上げるために、
エア吸引口とガラス基板表面との間隔は短く設定されて
おり、負圧によって吸い上げられたガラス基板がエア吸
引口に接触したり、移動したりする恐れがあり、これら
の挙動がガラス基板を損傷させる原因ともなる。
【0004】上記の問題を解消するため、負圧による吸
引力を越える抵抗力(以下、単に抵抗力という。)をガ
ラス基板に与え、吸引を回避する必要がある。そのよう
な従来技術の例として、搬送されてきたガラス基板を吸
着ステージにより下方から吸着保持し、この吸着ステー
ジごと除塵ユニットの下方に搬送することによってガラ
ス基板がエア吸引口側へ吸い上げられないようにする搬
送装置がある。
【0005】図12は、吸着ステージを使用する搬送装
置の一例を概略的に示したものであり、11は2個のエ
ア吸引室(V)とその間の1個のエア排出室(P)とを
有する除塵ユニット、13は突き上げピン14を備えた
吸着ステージ、12,15は吸着ステージ13の前後に
配置されたシャッター、Gは除塵するべきガラス基板で
ある。
【0006】その動作としては、ガラス基板Gの進入
(ステップS1)から始まり、基板Gを吸着ステージ1
3により下方から吸着保持し(ステップS2,S3)、
そのままの状態で除塵ユニット11の下方を通過させて
その間に除塵を行い(ステップS4)、その後、基板G
の排出(ステップS5,S6)、吸着ステージ13の復
帰(ステップS7〜S9)という一連の操作を繰り返し
ている。
【0007】図12のように吸着ステージ13を使用す
る場合には、吸着ステージ13の移動ストロークを考慮
し、その移動方向に沿ってシャッター12,15の寸法
も含めた十分な空間を確保しなくてはならず、これが搬
送装置全体の大型化を招いていた。同時に、吸着ステー
ジ13やシャッター12,15を水平方向(前後方向)
及び上下方向に駆動する機構が不可欠であり、装置が大
掛かりなものであった。このように装置は大掛かりであ
るが、TFT液晶パネル等に用いられるガラス基板が薄
く、ガラス基板の吸い上げやガラス基板のたわみ変形に
対処するためにも、上述の吸着ステージ13を使用せざ
るをえなかった。
【0008】しかしながら、PDPに用いられる基板
は、厚さ数mmのガラス基板であって、ガラス基板の吸
い上げやガラス基板のたわみ変形が発生する虞が少ない
ものであった。また、合成樹脂や金属の基板は、基板の
吸い上げが発生するものの所定限度内のたわみの発生が
許容される基板であった。上述のような基板を対象とす
る除塵装置として、吸着ステージを用いることは過剰性
能であってコストが高くなり、経済上好ましくなかっ
た。また、合成樹脂の回路用基板など基板自体に孔が開
いている基板を吸着できなかった。上述のような厚いガ
ラス板、合成樹脂板、または金属板などの基板に清浄エ
アや超音波エアを吹き付けて洗浄する除塵装置におい
て、吸着ステージの使用を回避し、かつ、エア吸引口へ
の吸着力に対する抵抗力を確実に与えたいという要請が
あった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、吸着
ステージを使用しなくても吸着力に対する抵抗力を確実
に与えるとともに装置全体の小型化、構造の簡素化、低
コスト化を可能にした基板用搬送除塵装置を提供しよう
とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、少なくとも各1個のエア吸
引室及びエア排出室を有する除塵ユニットを備え、基板
を前記除塵ユニット方向へ搬送してエア排出室から基板
表面に向けて噴出させた清浄エアをエア吸引室により吸
引するようにした基板用搬送除塵装置において、前記除
塵ユニットは、第1のエア吸引室と第1のエア排出室と
が基板搬送方向に沿って並べて配置され、かつ、前記第
1のエア吸引室の吸引力に抵抗する抵抗力を搬送中の基
板に与えるため基板に従動して回動する回動体を備える
ようにしたものである。
【0011】請求項2記載の発明は、少なくとも各1個
のエア吸引室及びエア排出室を有する除塵ユニットを備
え、基板を前記除塵ユニット方向へ搬送してエア排出室
から基板表面に向けて噴出させた清浄エアをエア吸引室
により吸引するようにした基板用搬送除塵装置におい
て、前記除塵ユニットは、第1のエア吸引室とこれを挟
む第1、第2のエア排出室とが基板搬送方向に沿って並
べて配置され、かつ、前記第1のエア吸引室の吸引力に
抵抗する抵抗力を搬送中の基板に与えるため基板に従動
して回動する回動体を備えるようにしたものである。
【0012】請求項3記載の発明は、少なくとも各1個
のエア吸引室及びエア排出室を有する除塵ユニットを備
え、基板を前記除塵ユニット方向へ搬送してエア排出室
から基板表面に向けて噴出させた清浄エアをエア吸引室
により吸引するようにした基板用搬送除塵装置におい
て、前記除塵ユニットは、第1のエア排出室とこれを挟
む第1、第2のエア吸引室とが基板搬送方向に沿って並
べて配置され、かつ、前記第1、第2のエア吸引室の吸
引力に抵抗する抵抗力を搬送中の基板に与えるため基板
に従動して回動する回動体を備えるようにしたものであ
る。
【0013】請求項4記載の発明は、少なくとも各1個
のエア吸引室及びエア排出室を有する除塵ユニットを備
え、基板を前記除塵ユニット方向へ搬送してエア排出室
から基板表面に向けて噴出させた清浄エアをエア吸引室
により吸引するようにした基板用搬送除塵装置におい
て、前記除塵ユニットは、第1のエア吸引室と第1のエ
ア排出室とが基板搬送方向に沿って並べて配置されると
ともに第1のエア吸引室の基板搬送経路を介した対向側
に基板の裏面に負圧を作用させる第2のエア吸引室が配
置され、かつ、前記第1、第2のエア吸引室の吸引力に
抵抗する抵抗力を搬送中の基板に与えるため基板に従動
して回動する回動体を備えるようにしたものである。
【0014】請求項5記載の発明は、少なくとも各1個
のエア吸引室及びエア排出室を有する除塵ユニットを備
え、基板を前記除塵ユニット方向へ搬送してエア排出室
から基板表面に向けて噴出させた清浄エアをエア吸引室
により吸引するようにした基板用搬送除塵装置におい
て、前記除塵ユニットは、第1のエア吸引室とこれを挟
む第1、第2のエア排出室とが基板搬送方向に沿って並
べて配置されるとともに前記第1のエア吸引室の基板搬
送経路を介した対向側に基板の裏面に負圧を作用させる
第2のエア吸引室が配置され、かつ、前記第1、第2の
エア吸引室の吸引力に抵抗する抵抗力を搬送中の基板に
与えるため基板に従動して回動する回動体を備えるよう
にしたものである。
【0015】請求項6記載の発明は、少なくとも各1個
のエア吸引室及びエア排出室を有する除塵ユニットを備
え、基板を前記除塵ユニット方向へ搬送してエア排出室
から基板表面に向けて噴出させた清浄エアをエア吸引室
により吸引するようにした基板用搬送除塵装置におい
て、前記除塵ユニットは、第1のエア排出室とこれを挟
む第1、第2のエア吸引室とが基板搬送方向に沿って並
べて配置されるとともに前記第1、第2のエア吸引室の
基板搬送経路を介した対向側に基板の裏面に負圧を作用
させる第3、第4のエア吸引室がそれぞれ設けられ、か
つ、前記第1、第2、第3および第4のエア吸引室の吸
引力に抵抗する抵抗力を搬送中の基板に与えるため基板
に従動して回動する回動体を備えるようにしたものであ
る。
【0016】請求項7記載の発明は、少なくとも各1個
のエア吸引室及びエア排出室を有する除塵ユニットを備
え、基板を前記除塵ユニット方向へ搬送してエア排出室
から基板表面に向けて噴出させた清浄エアをエア吸引室
により吸引するようにした基板用搬送除塵装置におい
て、前記除塵ユニットは、第1のエア吸引室とこれを挟
む第1、第2のエア排出室とが基板搬送方向に沿って並
べて配置されるとともに前記第1のエア吸引室と前記第
1、第2のエア排出室との基板搬送経路を介した対向側
に第2のエア吸引室とこれを挟む第3、第4のエア排出
室とが基板搬送方向に沿って並べて配置され、前記第1
および第2のエア吸引室の吸引力に抵抗する抵抗力を搬
送中の基板に与えるため基板に従動して回動する回動体
を備えるようにしたものである。
【0017】請求項8記載の発明は、少なくとも各1個
のエア吸引室及びエア排出室を有する除塵ユニットを備
え、基板を前記除塵ユニット方向へ搬送してエア排出室
から基板表面に向けて噴出させた清浄エアをエア吸引室
により吸引するようにした基板用搬送除塵装置におい
て、前記除塵ユニットは、第1のエア排出室とこれを挟
む第1、第2のエア吸引室とが基板搬送方向に沿って並
べて配置されるとともに前記第1のエア排出室と前記第
1、第2のエア吸引室との基板搬送経路を介した対向側
に第2のエア排出室とこれを挟む第3、第4のエア吸引
室とが基板搬送方向に沿って並べて配置され、前記第
1、第2、第3および第4のエア吸引室の吸引力に抵抗
する抵抗力を搬送中の基板に与えるため基板に従動して
回動する回動体を備えるようにしたものである。
【0018】請求項9記載の発明は、少なくとも各1個
のエア吸引室及びエア排出室を有する除塵ユニットを備
え、基板を前記除塵ユニット方向へ搬送してエア排出室
から基板表面に向けて噴出させた清浄エアをエア吸引室
により吸引するようにした基板用搬送除塵装置におい
て、前記除塵ユニットは、第1のエア排出室とこれを挟
む第1、第2のエア吸引室とが基板搬送方向に沿って並
べて配置されるとともに前記第1のエア排出室の基板搬
送経路を介した対向側に基板の裏面に負圧を作用させる
第3のエア吸引室が配置され、かつ、前記第1、第2お
よび第3のエア吸引室の吸引力に抵抗する抵抗力を搬送
中の基板に与えるため基板に従動して回動する回動体を
備えるようにしたものである。
【0019】請求項10記載の発明は、請求項1〜請求
項9の何れか1項に記載の基板用搬送除塵装置におい
て、前記回動体は、基板の側部近傍にのみ当接して回動
するようにしたものである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図に沿って本発明の実施形
態を説明する。先ず、図1は本発明の第1実施形態を示
す概略的な側面図、図2は、同じく斜視図、図3は同じ
く正面図であり、除塵ユニットとして各1個のエア排出
室とエア吸引室とを並設した例(便宜上、P−V構造と
いう)である。
【0021】図1において、101Vは第1のエア吸引
室、101Pは基板搬送方向に沿って第1のエア吸引室
101Vに隣接する第1のエア排出室であり、これらは
除塵ユニット401を構成している。図2では、第1の
エア吸引室101Vの吸気パイプおよび第1のエア排出
室101Pおよび排気パイプが図示され、吸気パイプは
図示しない吸気ポンプへ、また、排気パイプは図示しな
い排気ポンプへ接続されるものとする。除塵するべきガ
ラス基板Gは、上記第1のエア吸引室101V及び第1
のエア排出室101Pの直下を、水平方向に搬送され
る。このように複数のガラス基板Gが、所定の間隔を隔
てて順次搬送され、除塵が行われる。
【0022】301はガラス基板Gを支持するコロであ
り、ガラス基板Gを搬送する駆動力を与えるように構成
されるか、または、他の駆動源により搬送される基板に
従動するように回動自在に構成される。302は、同じ
くコロであり、搬送されるガラス基板Gに当接し、従動
するように回動自在に構成されている。上下方向へガラ
ス基板Gが移動しないようにコロ302は上下方向の移
動を拘束するような構成とするか、または、図示しない
ばね等の弾性体によりガラス基板Gを上から押圧するよ
うな構成とする。
【0023】コロ302が基板Gを押圧する場合の押圧
力は、第1のエア吸引室101Vにより発生する吸引力
と同程度か、あるいはガラス基板Gの自重を考慮して若
干低めに設定され、ガラス基板Gに不必要に力を掛ける
ことを回避する。このように、コロ302は、前記第1
のエア吸引室101Vの吸引力に抵抗する抵抗力を搬送
中の基板に与える回動体としての機能を果たす。
【0024】なお、第1のエア吸引室101V及び第1
のエア排出室101Pの基板搬送方向に沿った長さL1
は、例えば55cm〜80cmである。また、ガラス基
板Gの大きさは、例えば、650×(550〜830)
×2.8mmである。ここで、上記数値はあくまで一例
であり、本発明の技術的範囲を限定するものでないこと
は言うまでもない。
【0025】上記構成において、ガラス基板Gを図1お
よび図2の矢印aの方向に搬送しながら第1のエア吸引
室101V、第1のエア排出室101Pを動作させる
と、ガラス基板Gが第1のエア吸引室101Vの直下を
通過する際にガラス基板Gに吸引力が作用するが、コロ
302が与える抵抗力によりガラス基板Gが浮き上がっ
たり移動したりする心配がない。
【0026】従って、ガラス基板Gが上昇することなく
搬送され、同時に、第1のエア排出室101Pから清浄
エアが基板表面に噴射されて第1のエア吸引室101V
にて吸引されることにより、基板表面の除塵が行われる
ことになる。このため、ガラス基板Gを損傷する恐れが
ないと共に、搬送機構としては単にコロ搬送のみで済む
ので、広大な設備スペースや複雑、高価な装置構成が不
要になる。
【0027】なお、図1および図2における基板用搬送
除塵装置では、コロ301,302が、図3(a)に示
すように、長いロッド状であるとして図示している。し
かしながら、PDPなどのガラス基板のように表面また
は裏面に傷をつけることを回避したい場合がある。そこ
で、図3(b)や図3(c)で示すように、基板の側部
近傍のみ当接するような短いコロ301または302と
し、基板の表面に傷つけないように構成してもよい。
【0028】なお、図3(b)で示すように基板の片面
のみ傷つけないようにコロ302のみ短くするか、図3
(c)で示すように基板の両面を傷つけないようにコロ
301とコロ302とを共に短くするかは使用する基板
に応じて適宜選択される。いずれの構成であっても、コ
ロ301は、吸引力に抵抗する抵抗力を搬送中の基板に
与える。なお、第1実施形態で説明したコロ301およ
び302の長さは、後述する実施形態においても同様に
長短の選択が適宜可能であり、後述する実施形態ではコ
ロ301およびコロ302の長短の選択について説明を
省略する。
【0029】次に、図4は本発明の第2実施形態を示し
ている。この実施形態は、除塵ユニットとして2個のエ
ア排出室の間に1個のエア吸引室を配置した例(便宜
上、P−V−P構造という)である。図4において、1
01Pは第1のエア排出室、101Vは第1のエア吸引
室、102Pは第2のエア排出室であり、これらによっ
て除塵ユニット402が構成されている。この除塵ユニ
ット402は、基板搬送方向に沿って例えば80cmの
長さL2を有している。
【0030】301と302はコロであり、第1実施形
態で説明した機能と同じ機能をそれぞれ有している。こ
の実施形態においても、第1のエア吸引室101Vの直
下を通過する際にガラス基板Gに吸引力が作用するが、
コロ302の抵抗力によりガラス基板Gが浮き上がる心
配がない。従って、ガラス基板Gが上昇することなく搬
送される。
【0031】次いで、図5は本発明の第3実施形態であ
り、除塵ユニットとして2個のエア吸引室の間に1個の
エア排出室を配置した例(便宜上、V−P−V構造とい
う)であり、これらによって除塵ユニット403が構成
されている。図5において、101Vは第1のエア吸引
室、101Pは第1のエア排出室、102Vは第2のエ
ア吸引室であり、これらによって除塵ユニット403が
構成されている。301と302はコロであり、第1実
施形態で説明した機能と同じ機能をそれぞれ有してい
る。この実施形態においても、第1のエア吸引室101
Vおよび第2のエア吸引室102Vの直下を通過する際
にガラス基板Gに吸引力が作用するが、コロ302の抵
抗力によりガラス基板Gが浮き上がる心配がない。従っ
て、ガラス基板Gが上昇することなく搬送される。
【0032】第1〜第3実施形態の基板用搬送除塵装置
において、さらに、基板搬送経路を介して第1のエア吸
引室101Vまたは第2エア吸引室102Vの対向する
位置に、エア吸引室を配置して、吸引力を相殺する構成
も考えられる。しかしながら、基板自体にそりが生じて
いたり、基板自体の厚みが一定でない場合、第1のエア
吸引室101Vの開口と基板までの距離(以下、このよ
うな距離をエア吸引室101Vのギャップという。)と
対向するエア吸引室のギャップとが、また、第2のエア
吸引室101Vのギャップと対向するエア吸引室のギャ
ップとが異なるような場合、吸引力に差が生じ、上側ま
たは下側へ吸引力が生じることがある。
【0033】このような場合であっても、コロ301と
コロ302により上下方向への移動が防止されるので安
定して基板を搬送し、除塵することが可能となる。この
場合、コロ301とコロ302とは共に吸引力に抵抗す
る抵抗力を搬送中の基板に与えるため基板に従動して回
動する回動体としての機能を果たす。以下、このような
実施形態について説明する。
【0034】図6は本発明の第4実施形態であり、P−
V構造の除塵ユニットのエア吸引室に対向する位置にエ
ア吸引室を配置した例である。図6において、101V
は第1のエア吸引室、101Pは基板搬送方向に沿って
第1のエア吸引室101Vに隣接する第1のエア排出室
であり、これらは除塵ユニット404を構成している。
除塵するべきガラス基板Gは、上記第1のエア吸引室1
01V及び第1のエア排出室101Pの直下を、所定の
間隔を隔てて水平方向に搬送可能である。
【0035】また、ガラス基板Gの搬送経路を介した第
1のエア吸引室101Vの対向側(すなわちガラス基板
Gの裏面に対向する側)には、第2のエア吸引室201
Vが配置されている。ここで、第2のエア吸引室201
Vの内圧は第1のエア吸引室101Vと同程度か、ある
いはガラス基板Gの自重を考慮して若干高め(負圧の絶
対値が小さくなるように)に設定されており、何れにし
ても、ガラス基板Gの裏面に負圧を作用させるべく設け
られている。
【0036】301はガラス基板Gを支持しているコロ
であり、基板を搬送する駆動力を与えたり、または図示
しない駆動源により搬送される基板に従動して回転す
る。さらに、コロ301は、第2のエア吸引室201V
の吸引力に抵抗する抵抗力を搬送中の基板に与える。3
02は、同じくコロであり、搬送されるガラス基板Gに
当接し、従動するように回動自在に構成されている。上
下方向へガラス基板Gが移動しないように、コロ302
は、上下方向の移動を拘束するような構成とするか、ま
たは、図示しないばね等の弾性体によりガラス基板Gを
上から押圧するような構成とする。
【0037】上記構成において、ガラス基板Gを図の矢
印方向に搬送しながら各エア吸引室101V,201
V、エア排出室101Pを動作させると、ガラス基板G
がエア吸引室101V,201Vの間を通過する際に、
その表裏面にはほぼ同程度の負圧が働くことになり、ガ
ラス基板Gの浮き上がりを防止している。従って、ガラ
ス基板Gはその平坦性を保ちながら搬送され、同時に、
第1のエア排出室101Pから清浄エアが基板表面に噴
射されて第1のエア吸引室101Vにて吸引されること
により、基板表面の除塵が行われることになる。
【0038】さて、ガラス基板G自体にそりが生じてい
たり、ガラス基板G自体の厚みが一定でなかったりし
て、第1のエア吸引室101Vのギャップと第2のエア
吸引室102Vのギャップとが異なる場合、ガラス基板
Gの吸引力に差が生じ、移動する虞がある。しかし、コ
ロ301,302により上下方向への移動が防止される
ので、移動させることなく安定して基板を搬送し、除塵
することが可能となる。このため、ガラス基板Gが損傷
する虞がないと共に、搬送機構としては単にコロ搬送の
みで済むので、広大な設備スペースや複雑、高価な装置
構成が不要になる。
【0039】図7は本発明の第5実施形態であり、P−
V−P構造の除塵ユニットのエア吸引室に対向する位置
にエア吸引室を配置した例である。図7において、10
1Pは第1のエア排出室、101Vは第1のエア吸引
室、102Pは第2のエア排出室であり、これらによっ
て除塵ユニット405が構成されている。そして、基板
搬送経路を介した第1のエア吸引室101Vの対向側に
は、前記同様に第2のエア吸引室201Vが配置されて
いる。
【0040】なお、第2のエア吸引室201Vの内圧
は、前記同様に第1のエア吸引室101Vと同程度か、
若干高めに設定されている。301と302はコロであ
り、第4実施形態で説明した機能と同じ機能をそれぞれ
有している。
【0041】この実施形態においても、第1のエア吸引
室101Vと同程度の負圧によってガラス基板Gが第2
のエア吸引室201Vにより裏側から吸引されるため、
前記同様にガラス基板Gの浮き上がりを防止している。
さらに第1のエア吸引室101Vのギャップと第2のエ
ア吸引室102Vのギャップとが異なって吸引力に差が
生じた場合であっても、コロ301,302により上下
方向への移動が防止されるので安定して基板を搬送し、
除塵することが可能となる。
【0042】次いで、図8は本発明の第6実施形態であ
り、V−P−V構造の除塵ユニット406の2個のエア
吸引室に対向する位置に2個のエア吸引室を配置した例
である。この実施形態では、第1のエア排出室101P
とこれをを挟む第1、第2のエア吸引室101V,10
2Vによって除塵ユニット406が構成されている。こ
れら第1、第2のエア吸引室101V,102Vに対向
して、第3、第4のエア吸引室201V,202Vが配
置されている。
【0043】これらの第3、第4のエア吸引室201
V,202Vの内圧は、第1、第2のエア吸引室101
V,102Vと同程度か、若干高めに設定されている。
301と302はコロであり、第4実施形態でも説明し
たように、コロ301とコロ302とは共に、対向する
エア吸引室のギャップの相違による吸引力に抵抗する抵
抗力を搬送中の基板に与えるため基板に従動して回動す
る回動体としての機能を果たす。
【0044】本実施形態でも、第1、第2のエア吸引室
101V,102Vと同程度の負圧によってガラス基板
Gが第3、第4のエア吸引室201V,202Vにより
裏側から吸引されるので、ガラス基板Gの吸い上げを防
止している。さらに第1エア吸引室101Vのギャップ
と第3のエア吸引室201Vのギャップとが、また、第
2エア吸引室102Vのギャップと第4のエア吸引室2
01Vのギャップとが異なって吸引力に差が生じる場合
であっても、コロ301,302により上下方向への移
動が防止されるので安定して基板を搬送し、除塵するこ
とが可能となる。
【0045】図9は本発明の第7実施形態であり、P−
V−P構造の除塵ユニット407,408によってガラ
ス基板Gを上下から挟む構造である。この実施形態は、
第1、第2のエア排出室101P,102P及び第1の
エア吸引室101Vを有する除塵ユニット407に対向
させて、ガラス基板Gの裏面を除塵する別のP−V−P
構造の除塵ユニット408を配置したものである。
【0046】この除塵ユニット408は、第1のエア吸
引室101Vに対向してこれと同程度の内圧(負圧)を
有する第2のエア吸引室201Vと、この第2のエア吸
引室201Vの両側に配置された第3、第4のエア排出
室201P,202Pとから構成されている。301と
302はコロであり、第4実施形態でも説明したよう
に、コロ301とコロ302とは共に、対向するエア吸
引室のギャップの相違による吸引力に抵抗する抵抗力を
搬送中の基板に与えるため基板に従動して回動する回動
体としての機能を果たす。
【0047】この実施形態によれば、表裏の除塵ユニッ
ト407,408によりガラス基板Gを表裏から吸引す
るので、上述の各実施形態と同様にガラス基板Gの吸い
上げを防止できると共に、基板Gの表裏面を同時に除塵
できる利点がある。さらに第1エア吸引室101Vのギ
ャップと第2のエア吸引室201Vのギャップとが異な
って吸引力に差が生じる場合であっても、コロ301,
302により上下方向への移動が防止される。さらに、
第1のエア排出室101Pのギャップと第3のエア排出
室201Pのギャップとが異なり、また、第2のエア排
出室102Pのギャップと第4のエア排出室202Pの
ギャップとが異なり、排出力に差が生じる場合であって
も、コロ301,302により上下方向への移動が防止
されるので安定して基板を搬送し、除塵することが可能
となる。
【0048】図10は本発明の第8実施形態であり、V
−P−V構造の除塵ユニット409,410によってガ
ラス基板Gを上下から挟む構造である。この実施形態
は、第1、第2のエア吸引室101V,102V及び第
1のエア排出室101Pを有する除塵ユニット409に
対向させて、ガラス基板Gの裏面を除塵する別のV−P
−V構造の除塵ユニット410を配置したものである。
【0049】この除塵ユニット410は、第1のエア排
出室101Pに対向してこれと同程度の正圧を有する第
2のエア排出室201Pと、この第2のエア排出室20
1Pの両側に配置された第3、第4のエア吸引室201
V,202Vとから構成されている。301と302は
コロであり、第4実施形態でも説明したように、コロ3
01とコロ302とは共に、対向するエア吸引室のギャ
ップの相違による吸引力に抵抗する抵抗力を搬送中の基
板に与えるため基板に従動して回動する回動体としての
機能を果たす。
【0050】この実施形態によれば、表裏の除塵ユニッ
ト409,410によりガラス基板Gを表裏から吸引す
るので、上述の各実施形態と同様にガラス基板Gの吸い
上げを防止できると共に、基板Gの表裏面を同時に除塵
できる利点がある。さらに第1のエア吸引室101Vの
ギャップと第3のエア吸引室201Vのギャップ、また
は、第2エア吸引室102Vのギャップと第4のエア吸
引室202Vのギャップとが異なって吸引力に差が生じ
る場合であっても、コロ301,302により上下方向
への移動が防止されるので安定して基板を搬送し、除塵
することが可能となる。
【0051】図11は本発明の第9実施形態であり、V
−P−V構造の除塵ユニット411のエア排出室に対向
する位置に特殊なエア吸引室を配置した例である。この
実施形態では、第1のエア排出室101Pとこれを挟む
第1、第2のエア吸引室101V,102Vによって除
塵ユニット411が構成されている。この第1のエア排
出室101Pに対向して、第3のエア吸引室203Vが
配置されている。そして、第3のエア吸引室203Vの
吸引口は、第1、第2のエア吸引室101V,102V
の吸引口方向へ対向するよう左右両側が開口している。
各エア吸引口の角度、距離、負圧を調整してガラス基板
Gの表裏の吸引力がつり合う状態を決定する。
【0052】この第3エア吸引室203Vの内圧は、第
1、第2のエア吸引室101V,102Vと同程度か、
若干高めに設定されている。301と302はコロであ
り、第4実施形態でも説明したように、コロ301とコ
ロ302とは共に、対向するエア吸引室のギャップの相
違による吸引力に抵抗する抵抗力を搬送中の基板に与え
るため基板に従動して回動する回動体としての機能を果
たす。
【0053】本実施形態でも、第1、第2のエア吸引室
101V,102Vと同程度の負圧によって、第3のエ
ア吸引室203Vがガラス基板Gを裏側から吸引するの
で、ガラス基板Gの吸い上げを防止している。また、第
1エア吸引室101Vのギャップと第3のエア吸引室2
03Vのギャップとが、また、第2エア吸引室102V
のギャップと第3のエア吸引室203Vのギャップとが
異なって吸引力に差が生じる場合であっても、コロ30
1,302により上下方向への移動が防止されるので安
定して基板を搬送し、除塵することが可能となる。
【0054】以上第1〜第9の実施形態について説明し
たが、上記各実施形態において、各エア吸引室の内圧は
例えば−20〜−150mmAq程度、各エア排出室の
内圧は例えば1100〜2300mmAq程度に設定さ
れるが、これらの数値は何ら限定的なものではなく、所
期の除塵効果が得られるのであれば、上記範囲外の値で
も良い。
【0055】また、除塵用に噴射される清浄エアの周波
数は任意でよい。言い替えれば、エア排出室における超
音波発生器の有無は本発明の要旨に関係なく、何れの場
合も本発明の技術的範囲に包含されるものである。更
に、除塵対象物となる基板は、ガラス基板Gのみに限定
されず、合成樹脂や金属の基板、半導体ウェハ等であっ
ても良い。
【0056】また、コロ302の位置および個数は、第
1〜第9実施形態において、除塵ユニット401〜41
1の両側に2個ある場合について図示している。しかし
ながら、本発明はこのようなコロの配置および個数に限
定されるものではなない。例えば、2個を越える複数個
のコロを配置することも可能である。コロは、配置およ
び個数によらずエア吸引室の吸引力に抵抗する抵抗力を
与える機能を有していればよく適宜設計される。
【0057】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、除塵ユニ
ットの直下に搬送される基板の吸い上げ、移動を防止す
ることができ、除塵ユニット等への接触による基板の損
傷を防ぐと共に、円滑な除塵処理を行わせることができ
る。これにより、製品歩留まりや除塵効率の向上が可能
になる。更に、基板の搬送に吸着ステージを使用する必
要がなく、簡易なコロ搬送を利用できるので、設備スペ
ースの削減、搬送・駆動機構の簡素化、小形軽量化、更
には装置全体のコスト低減を図ることができる。総じ
て、吸着ステージを使用しなくても吸着力に対する抵抗
力を確実に与えるとともに装置全体の小型化、構造の簡
素化、低コスト化を可能にした基板用搬送除塵装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す概略的な側面図で
ある。
【図2】本発明の第1実施形態を示す概略的な斜視図で
ある。
【図3】本発明の第1実施形態を示す概略的な正面図で
ある。
【図4】本発明の第2実施形態を示す概略的な側面図で
ある。
【図5】本発明の第3実施形態を示す概略的な側面図で
ある。
【図6】本発明の第4実施形態を示す概略的な側面図で
ある。
【図7】本発明の第5実施形態を示す概略的な側面図で
ある。
【図8】本発明の第6実施形態を示す概略的な側面図で
ある。
【図9】本発明の第7実施形態を示す概略的な側面図で
ある。
【図10】本発明の第8実施形態を示す概略的な側面図
である。
【図11】本発明の第9実施形態を示す概略的な側面図
である。
【図12】従来技術を示す概略的な側面図である。
【符号の説明】
101V,102V,201V,202V,203V
エア吸引室 101P,102P,201P,202P
エア排出室 301,302
コロ 401,402,403,404,
除塵ユニット 405,406,407,408
除塵ユニット 409,410,411
除塵ユニット G
ガラス基板

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも各1個のエア吸引室及びエア排
    出室を有する除塵ユニットを備え、基板を前記除塵ユニ
    ット方向へ搬送してエア排出室から基板表面に向けて噴
    出させた清浄エアをエア吸引室により吸引するようにし
    た基板用搬送除塵装置において、 前記除塵ユニットは、第1のエア吸引室と第1のエア排
    出室とが基板搬送方向に沿って並べて配置され、かつ、
    前記第1のエア吸引室の吸引力に抵抗する抵抗力を搬送
    中の基板に与えるため基板に従動して回動する回動体を
    備えることを特徴とする基板用搬送除塵装置。
  2. 【請求項2】少なくとも各1個のエア吸引室及びエア排
    出室を有する除塵ユニットを備え、基板を前記除塵ユニ
    ット方向へ搬送してエア排出室から基板表面に向けて噴
    出させた清浄エアをエア吸引室により吸引するようにし
    た基板用搬送除塵装置において、 前記除塵ユニットは、第1のエア吸引室とこれを挟む第
    1、第2のエア排出室とが基板搬送方向に沿って並べて
    配置され、かつ、前記第1のエア吸引室の吸引力に抵抗
    する抵抗力を搬送中の基板に与えるため基板に従動して
    回動する回動体を備えることを特徴とする基板用搬送除
    塵装置。
  3. 【請求項3】少なくとも各1個のエア吸引室及びエア排
    出室を有する除塵ユニットを備え、基板を前記除塵ユニ
    ット方向へ搬送してエア排出室から基板表面に向けて噴
    出させた清浄エアをエア吸引室により吸引するようにし
    た基板用搬送除塵装置において、 前記除塵ユニットは、第1のエア排出室とこれを挟む第
    1、第2のエア吸引室とが基板搬送方向に沿って並べて
    配置され、かつ、前記第1、第2のエア吸引室の吸引力
    に抵抗する抵抗力を搬送中の基板に与えるため基板に従
    動して回動する回動体を備えることを特徴とする基板用
    搬送除塵装置。
  4. 【請求項4】少なくとも各1個のエア吸引室及びエア排
    出室を有する除塵ユニットを備え、基板を前記除塵ユニ
    ット方向へ搬送してエア排出室から基板表面に向けて噴
    出させた清浄エアをエア吸引室により吸引するようにし
    た基板用搬送除塵装置において、 前記除塵ユニットは、第1のエア吸引室と第1のエア排
    出室とが基板搬送方向に沿って並べて配置されるととも
    に第1のエア吸引室の基板搬送経路を介した対向側に基
    板の裏面に負圧を作用させる第2のエア吸引室が配置さ
    れ、かつ、前記第1、第2のエア吸引室の吸引力に抵抗
    する抵抗力を搬送中の基板に与えるため基板に従動して
    回動する回動体を備えることを特徴とする基板用搬送除
    塵装置。
  5. 【請求項5】少なくとも各1個のエア吸引室及びエア排
    出室を有する除塵ユニットを備え、基板を前記除塵ユニ
    ット方向へ搬送してエア排出室から基板表面に向けて噴
    出させた清浄エアをエア吸引室により吸引するようにし
    た基板用搬送除塵装置において、 前記除塵ユニットは、第1のエア吸引室とこれを挟む第
    1、第2のエア排出室とが基板搬送方向に沿って並べて
    配置されるとともに前記第1のエア吸引室の基板搬送経
    路を介した対向側に基板の裏面に負圧を作用させる第2
    のエア吸引室が配置され、かつ、前記第1、第2のエア
    吸引室の吸引力に抵抗する抵抗力を搬送中の基板に与え
    るため基板に従動して回動する回動体を備えることを特
    徴とする基板用搬送除塵装置。
  6. 【請求項6】少なくとも各1個のエア吸引室及びエア排
    出室を有する除塵ユニットを備え、基板を前記除塵ユニ
    ット方向へ搬送してエア排出室から基板表面に向けて噴
    出させた清浄エアをエア吸引室により吸引するようにし
    た基板用搬送除塵装置において、 前記除塵ユニットは、第1のエア排出室とこれを挟む第
    1、第2のエア吸引室とが基板搬送方向に沿って並べて
    配置されるとともに前記第1、第2のエア吸引室の基板
    搬送経路を介した対向側に基板の裏面に負圧を作用させ
    る第3、第4のエア吸引室がそれぞれ設けられ、かつ、
    前記第1、第2、第3および第4のエア吸引室の吸引力
    に抵抗する抵抗力を搬送中の基板に与えるため基板に従
    動して回動する回動体を備えることを特徴とする基板用
    搬送除塵装置。
  7. 【請求項7】少なくとも各1個のエア吸引室及びエア排
    出室を有する除塵ユニットを備え、基板を前記除塵ユニ
    ット方向へ搬送してエア排出室から基板表面に向けて噴
    出させた清浄エアをエア吸引室により吸引するようにし
    た基板用搬送除塵装置において、 前記除塵ユニットは、第1のエア吸引室とこれを挟む第
    1、第2のエア排出室とが基板搬送方向に沿って並べて
    配置されるとともに前記第1のエア吸引室と前記第1、
    第2のエア排出室との基板搬送経路を介した対向側に第
    2のエア吸引室とこれを挟む第3、第4のエア排出室と
    が基板搬送方向に沿って並べて配置され、前記第1およ
    び第2のエア吸引室の吸引力に抵抗する抵抗力を搬送中
    の基板に与えるため基板に従動して回動する回動体を備
    えることを特徴とする基板用搬送除塵装置。
  8. 【請求項8】少なくとも各1個のエア吸引室及びエア排
    出室を有する除塵ユニットを備え、基板を前記除塵ユニ
    ット方向へ搬送してエア排出室から基板表面に向けて噴
    出させた清浄エアをエア吸引室により吸引するようにし
    た基板用搬送除塵装置において、 前記除塵ユニットは、第1のエア排出室とこれを挟む第
    1、第2のエア吸引室とが基板搬送方向に沿って並べて
    配置されるとともに前記第1のエア排出室と前記第1、
    第2のエア吸引室との基板搬送経路を介した対向側に第
    2のエア排出室とこれを挟む第3、第4のエア吸引室と
    が基板搬送方向に沿って並べて配置され、前記第1、第
    2、第3および第4のエア吸引室の吸引力に抵抗する抵
    抗力を搬送中の基板に与えるため基板に従動して回動す
    る回動体を備えることを特徴とする基板用搬送除塵装
    置。
  9. 【請求項9】少なくとも各1個のエア吸引室及びエア排
    出室を有する除塵ユニットを備え、基板を前記除塵ユニ
    ット方向へ搬送してエア排出室から基板表面に向けて噴
    出させた清浄エアをエア吸引室により吸引するようにし
    た基板用搬送除塵装置において、 前記除塵ユニットは、第1のエア排出室とこれを挟む第
    1、第2のエア吸引室とが基板搬送方向に沿って並べて
    配置されるとともに前記第1のエア排出室の基板搬送経
    路を介した対向側に基板の裏面に負圧を作用させる第3
    のエア吸引室が配置され、かつ、前記第1、第2および
    第3のエア吸引室の吸引力に抵抗する抵抗力を搬送中の
    基板に与えるため基板に従動して回動する回動体を備え
    ることを特徴とする基板用搬送除塵装置。
  10. 【請求項10】請求項1〜請求項9の何れか1項に記載
    の基板用搬送除塵装置において、 前記回動体は、基板の側部近傍にのみ当接して回動する
    ことを特徴とする基板用搬送除塵装置。
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