JP2005296809A - 除塵装置用異物検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
異物の検出範囲を広げつつ、異物の検出感度も高めて検出性能を向上させる除塵装置用異物検出装置を提供する。
【解決手段】
断面略円形の円形レーザビームを照射する投光部241,251と、この円形レーザビームを楕円レーザビームに拡張成形して照射するビームエキスパンダ242,252と、楕円レーザビームを集光する集光レンズ243,253と、集光されたレーザビームを受光して検出信号を出力する受光部244,254を備える第1異物検出部240,第2異物検出部250により、吸引スリットの下側で横長の楕円レーザビームで広い範囲を照射し、異物がある場合に受光部244,254からの検出信号が減少して、異物があると検出できるような除塵装置用異物検出装置とした。
【選択図】 図4

Description

本発明は、除塵対象の表面に付着する塵や埃等(以下、これらを総称して塵埃という)を単なる清浄エア、または、超音波周波数で振動する超音波エア(以下、これらを総称して洗浄エアという)により塵埃を飛散させて吸引除去する除塵装置に搭載される除塵装置用異物検出装置に関するものである。
除塵装置に搬送されて除塵される除塵対象の一例として、例えば板状のガラス基板などを挙げることができる。このガラス基板は、例えば、TFT(薄膜トランジスタ)液晶パネル、PDP(プラズマ・ディスプレイ・パネル)、または、LCD(液晶ディスプレイ)等に用いられている。
このようなガラス基板を対象とする除塵装置として、例えば、本出願人の特許出願に係り、出願公開された特許公開公報である特許文献1,2などがある。
しかしながら、従来技術による除塵装置では、搬送されるガラス基板が種々の原因(例えば、真空吸着時に破損する)により破壊され、例えば、図9の異物による目詰まりの説明図で示すように、ガラスの破片である異物1が除塵ヘッド2の吸引スリット2aまで吸引される事象が確認されている。特に、TFT液晶パネル用のガラス基板Gは0.3mm〜1.1mmという薄い基板であって破壊に至ることも少なくない。この場合、吸引スリット2aに吸引されるガラスの破片である異物1が、何らかの原因でガラス基板Gへ落下した場合、または、吸引により吸着されている異物1が搬送中のガラス基板Gに接触した場合、ガラス基板Gの表面に傷がついて不良品となるおそれがあった。ガラス基板Gへ落下する場合は一枚のガラス基板に傷をつけるのみであるが、吸着されたガラスの破片による接触は搬送される多数のガラス基板Gを次々と傷をつけるという問題があった。このような事情から、ガラスの破片が吸引スロットに吸着されたことを直ちに検出してガラスの破片を取り除きたいという要請があった。
そこで従来技術では、光学系による除塵装置用異物検出装置を用いて異物を検出していた。この従来技術例1について図を参照しつつ説明する。図10は従来技術例1の除塵装置用異物検出装置の構成図、図11は従来技術例1の除塵装置用異物検出装置による異物検出の説明図である。従来技術例1の除塵装置用異物検出装置は、例えば、図10で示すように投光部3、受光部4を備え、図示しないコンピュータにより受光量を解析することで吸引スロットへの異物の吸着を検出するようにしている。この投光部3から照射される投光は放射状に広がるものであり、広範囲の異物を検出するものであった。
このような従来技術例1の除塵装置用異物検出装置は、図11で示すように異物1により受光部4へ光が到達できなくなり、この光の減少により受光部4から出力される光量の検出信号が減少したようなときに異物1があると判断していた。
また、従来技術の他の例として従来技術例2について図を参照しつつ説明する。図12は従来技術例2の除塵装置用異物検出装置の構成図、図13は従来技術例2によるビーム形状の説明図である。
従来技術例2の除塵装置用異物検出装置は、図12で示すように投光部5、受光部6を備え、図示しないコンピュータにより異物検出を行うものであり、投光部5からほぼ直線状であって、断面は図13で示すように略円形の投光(例えばレーザビーム)が照射されて、上記のように異物の有無を判断していた。
このような従来技術例2の除塵装置用異物検出装置では、投光部5から出射する例えばレーザビームのような直線上の投光であって受光部6へ確実に入射するため、投光部5からの投光が少ない光量であっても、効率良く異物1を検出できるという利点があった。
特開2000−84510号公報 (段落番号0013〜0025,図1〜図4) 特開2000−210630号公報 (段落番号0020〜0056,図1〜図11)
しかしながら、これら従来技術例1,2はそれぞれ問題点を有していた。例えば、図10,図11で示す従来技術例1による異物の検出では、投光が広範囲に広がって広い範囲を検出できるため異物がある場合には確実に遮蔽されるが、図11でも示したように、上側の除塵ヘッド2や下側のガラス基板Gに反射する光も受光してしまい、異物1により遮光されているにもかかわらず、反射光を検出することで、受光量の変化が少なくなり、異物1を検出できないおそれがあるという問題があった。
また、従来技術例2では図13で示すように、投光部5から出射する投光(レーザビーム)は直線上であって範囲が狭いため、上記のような反射による問題は無くなるが、検出範囲が狭くなり、異物の位置によってはやはり異物1を検出できないおそれがあるという問題があった。
そこで、本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、異物の検出範囲を広げつつ、異物の検出感度も高めて検出性能を向上させる除塵装置用異物検出装置を提供することにある。
本発明の請求項1に係る除塵装置用異物検出装置は、
少なくとも各1個のエア吸引室およびエア噴出室を有する除塵ヘッドを備え、エア噴出室の噴出スリットから除塵対象の表面に向けて洗浄エアを噴出し、飛散する塵埃をエア吸引室の吸引スリットへ吸引するようにした除塵装置に搭載される除塵装置用異物検出装置において、
断面略円形の円形レーザビームを照射する投光部と、
円形レーザビームの光軸上に配置され、この円形レーザビームを楕円レーザビームに拡張成形し、吸引スリットの直下の空間に楕円レーザビームを照射するビームエキスパンダと、
吸引スリットの直下の空間を挟んでビームエキスパンダと対向するように楕円レーザビームの光軸上に配置され、楕円レーザビームを集光する集光レンズと、
集光レンズの光軸上に配置され、集光されたレーザビームを受光して検出信号を出力する受光部と、
吸引スリットに吸着される異物が楕円レーザビームを遮蔽することによる検出信号の変化を検出し、この検出信号の変化の検出に基づいて吸引スリットに異物が吸着したか否かを判定する信号処理部と、
を備えることを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係る除塵装置用異物検出装置は、
請求項1に記載の除塵装置用異物検出装置において、
前記除塵ヘッドは、第1のエア噴出室とこれを挟む第1、第2のエア吸引室とが除塵対象の搬送方向に沿って並べて設けられ、かつ第1、第2のエア吸引室のそれぞれの吸引スリットの直下の空間を楕円レーザビームが通過することを特徴とする。
また、本発明の請求項3に係る除塵装置用異物検出装置は、
請求項2に記載の除塵装置用異物検出装置において、
前記第1のエア吸引室の直下の楕円レーザビームと前記第2のエア吸引室用の直下の楕円レーザビームとは略平行であって投光方向が逆方向となることを特徴とする。
また、本発明の請求項4に係る除塵装置用異物検出装置は、
請求項1〜請求項3の何れか一項に記載の除塵装置用異物検出装置において、
前記ビームエキスパンダはガリレオ型のエキスパンダであることを特徴とする。
また、本発明の請求項5に係る除塵装置用異物検出装置は、
請求項1〜請求項3の何れか一項に記載の除塵装置用異物検出装置において、
前記ビームエキスパンダはケプラー型のエキスパンダであることを特徴とする。
以上のような本発明によれば、異物の検出範囲を広げつつ、異物の検出感度も高めて検出性能を向上させる除塵装置用異物検出装置を提供することができる。
続いて、本発明を実施するための最良の形態について図に基づいて説明する。図1Aは本発明を実施するための最良の形態の除塵装置用異物検出装置が取付けられた除塵装置の斜視外観図、図1Bは同じく除塵装置用異物検出装置が取付けられた除塵装置のa矢視図である。
除塵装置1000は、図1A,図1Bで示すように、除塵ヘッド100と、除塵装置用異物検出装置200に含まれる第1ユニット210,第2ユニット220を備えている。この除塵装置1000ではガラス基板Gが矢印a方向(基板移動方向)に搬送される。
続いて、除塵ヘッド100について説明する。図2は除塵ヘッド100およびガラス基板GのA−A線断面図である。この除塵ヘッド100は、図2で示すように、矢印a方向(基板移動方向a)に沿って、エア吸引室V1、エア噴出室P、エア吸引室V2となるように並べられて構成されている。エア吸引室V1,V2は図示しない吸気ポンプへ、また、エア噴出室Pは図示しない送風ポンプへ接続されるものとする。
このエア吸引室V1には吸引スリット110が、エア噴出室Pには噴出スリット120が、エア吸引室V2には吸引スリット130が、それぞれ設けられている。
なお、エア吸引室V1の吸引スリット110は下流側、換言すれば噴出スリット120側へ傾斜しており、噴出スリット120から噴出されるエア流は、吸引スリット110へ吸引される。
同様に、エア吸引室V2の吸引スリット130は上流側、換言すれば噴出スリット120側へ傾斜しており、噴出スリット120から噴出されるエア流は、吸引スリット130へ吸引される。
なお、吸引スリット110,130は、必ずしも傾斜が必要ではなく、図示しないが基板Gの基板搬送方向aに対して略垂直となるように設けられても良い。
続いて、除塵装置用異物検出装置200について説明する。図3Aは本形態の除塵装置用異物検出装置200の平面図(D矢視図)、図3Bは本形態の除塵装置用異物検出装置200の側面図(B矢視図)、図4は除塵装置用異物検出装置200の第1異物検出部240,第2異物検出部250の光学系の構成図、図5はガリレオ型のビームエキスパンダ252の構成図、図6は吸引スリット110,130の直下に形成される楕円ビームの説明図である。
本形態の除塵装置用異物検出装置200は、図3Aで示すように、第1ユニット210、第2ユニット220、信号処理部230を備え、図1,図3A,図3Bで示すように、第1ユニット210と第2ユニット220とは除塵ヘッド100を挟んで対向する位置に配置される。そして、図3Aで示すように、2個の異物検出部240,250が並べて形成されている。
第1異物検出部240は、図3Aの矢印B方向から見ると、図4(a),(b)で示すように、投光部241、ビームエキスパンダ242、集光レンズ243、受光部244を備えている。同様に第2異物検出部250は、図3Aの矢印C方向から見ると、図4(a),(b)で示すように、投光部251、ビームエキスパンダ252、集光レンズ253、受光部254を備えている。続いてこれら構成について説明する。これら構成は第1異物検出部240,第2異物検出部250は同じ構成であるため一括して説明する。
投光部は241,251は、断面が略円形である円形レーザビーム245,255を照射する。
ビームエキスパンダ242,252は、円形レーザビーム245,255を断面が楕円の楕円レーザビーム246,256に拡張成形し、図6で示すように、吸引スリット110,130の直下の空間に楕円レーザビーム246,256を照射する。ビームエキスパンダ242,252は、詳しくは、図5で示すように、ガリレオ型と呼ばれるエキスパンダであり、平凹シリンドリカルレンズ242a,252a、平凸シリンドリカルレンズ242b,252bを備えている。平凹シリンドリカルレンズ242a,252aはほぼ円形の入射光を縦方向はそのままに横方向のみ屈折して楕円形状に拡張する。平凹シリンドリカルレンズ242b,252bは入射光を縦方向はそのままに横方向のみ平行光に戻して出射する。長軸の拡張率はd1/d2=f1/f2を満たす。これにより、図4,図6で示すように楕円レーザビーム246,256が吸引スリット110,130の直下の空間を直線状に照射される。楕円レーザビーム246,256は長軸とガラス基板平面Gとが略平行となるように、換言すれば長軸と基板移動方向aとが略平行となるように配置することで吸引スリット110,130を覆う。
集光レンズ243,253は、吸引スリット110,130の直下の空間を挟んで楕円レーザビームの光軸上でビームエキスパンダ242,252と対向して配置される両凸レンズであり、平行光の楕円レーザビームを一点に集光させる。
受光部244,254は、集光されたレーザビームを受光して検出信号を出力する。
これら第1異物検出部240,第2検出部250は同じ構成を有するものであるが、レーザビームの照射方向が相違するものであり、図3Aで示すように、第1のエア吸引室V1用の第1異物検出部240の投光方向Eと第2のエア吸引室V2用の第2異物検出部250の投光方向Fとは略平行であって逆方向となっている。このような投光方向とする理由は、互いの投光部241,251が照射するレーザビームが仮に異物で乱反射して照射方向が変化したとしても、異物検出部の受光部244,254へ乱反射した光が入射しないようにするためである。
続いて、異物の検出について説明する。図3Aで示す信号処理部230は、図示しないCPU装置、A/D変換装置および出力装置で構成される。例えば、CPU装置は投光部241,251に供給電流を供給して発光させる。そして発光の間は受光部244,254から出力される検出信号をA/D変換した検出データとしてCPU装置へ読み込む。この場合、前段に増幅手段を介在させて振幅の変化が十分に現れるような処理を行ってもよい。CPU装置がプログラム処理により検出データの振幅の増減を検出し(検出手段)、振幅の変化(例えば異物がない通常時を100%の振幅の検出データとすると異物検出時には50%の振幅の検出データとなるような振幅が減少する変化)を検出した場合に吸引スリット110,130に吸着されたガラスの破片等の異物が楕円レーザビーム246,256を遮蔽して受光部244,254の受光量が低下していることを報知する(報知手段)ように、内蔵する出力装置(ディスプレイ・報知器・回転灯等)を制御する。出力装置が報知して、オペレータは異物が吸引スリットに異物が吸着したと認識する。
信号処理部230による検出処理はこのようにして行われる。
続いて他の形態について図を参照しつつ説明する。図7は除塵装置用異物検出装置の他の第1,第2異物検出部の光学系の構成図、図8はケプラー型のビームエキスパンダの構成図である。
本形態では、第1異物検出部240’,第2異物検出部250’は、図7で示すように、投光部241,251、ビームエキスパンダ242,252、集光レンズ243,253、受光部244,254を備える点では同じであるが、ガリレオ型のビームエキスパンダーに代えてケプラー型のビームエキスパンダ247,257とした点が相違する。この相違点について重点的に説明する。
ビームエキスパンダ247,257は、円形レーザビームを楕円レーザビームに拡張成形し、吸引スリット110,130の直下の空間に楕円レーザビーム246,256を照射する。詳しくは、図8で示すように、ケプラー型と呼ばれるエキスパンダであり、平凸シリンドリカルレンズ247a,257aとの平面側と、平凸シリンドリカルレンズ247b,257bの平面側とを共に対向させている。前側の平凸シリンドリカルレンズ247a,257aはほぼ円形の入射光を、縦方向はそのままに横方向のみ一旦収束させた後に拡大して楕円形状に拡張する。後側の平凸シリンドリカルレンズ247b,257bは入射光を、縦方向はそのままに横方向のみ平行光に戻して出射する。長軸の拡張率は図8で示すように、d1/d2=f1/f2となる。これにより、図6で示すように楕円レーザビーム246,256が吸引スリット110,130の直下の空間を直線状に照射される。
このように図7,8を用いて説明したケプラー型のビームエキスパンダ247,257と、図4,5を用いて説明したガリレオ型のビームエキスパンダ242,252とでは、楕円レーザビーム形状を形成するために必要な距離が相違し、図4,5を用いて説明したガリレオ型のビームエキスパンダ242,252の方が距離を短くできるという利点があるため、ガリレオ型のビームエキスパンダ242,252を採用することで小型化が可能となる。
以上本発明の実施形態について説明した。しかしながら、本発明では各種の変形が可能である。
例えば、上記の実施形態では、除塵ヘッドは2個のエア吸引室V1,V2の間に1個のエア噴出室Pを配置した例(V−P−V構造)であるものとして説明したが、これ以外にも2個のエア噴出室の間に1個のエア吸引室を配置した例(P−V−P構造)としてもよい。この場合、1個のエア吸引室のスリットの下側にレーザビームが通過するように異物検出部を配置する。
また、1個のエア噴出室の間に1個のエア吸引室を配置した例(V−P構造,P−V構造)としてもよい。この場合、1個のエア吸引室のスリットの下側にレーザビームが通過するように異物検出部を配置する。
さらには、複数個のエア噴出室と複数個のエア吸引室を交互に配置した例(V−P−V−P−VというようにVとPとの繰り返し構造)としてもよい。この場合、エア吸引室のスリットの下側にレーザビームが通過するように異物検出部を配置する。これら構成が適宜選択される。
本発明を実施するための最良の形態の除塵装置用異物検出装置が取付けられた除塵装置の斜視外観図である。 本発明を実施するための最良の形態の除塵装置用異物検出装置が取付けられた除塵装置のa矢視図である。 除塵ヘッドおよびガラス基板のA−A線断面図である。 本発明を実施するための最良の形態の除塵装置用異物検出装置の平面図である。 本発明を実施するための最良の形態の除塵装置用異物検出装置の側面図である。 本発明を実施するための最良の形態の除塵装置用異物検出装置の第1,第2異物検出部の光学系の構成図である。 ガリレオ型のビームエキスパンダの構成図である。 吸引スリット直下に形成される楕円ビームの説明図である。 除塵装置用異物検出装置の他の第1,第2異物検出部の光学系の構成図である。 ケプラー型のビームエキスパンダの構成図である。 異物による目詰まりの説明図である。 従来技術例1の除塵装置用異物検出装置の構成図である。 従来技術例1の除塵装置用異物検出装置による異物検出の説明図である。 従来技術例2による異物の検出を説明する説明図である。 従来技術例2によるビーム形状の説明図である。
符号の説明
1000 除塵装置
100 除塵ヘッド
V1,V2 エア吸引室
P エア噴出室
110 V1用の吸引スロット
120 P用の噴出スロット
130 V2用の吸引スロット
200 除塵装置用異物検出装置
210 第1ユニット
220 第2ユニット
230 信号処理部
240 第1異物検出部
241 投光部
242 ビームエキスパンダー
242a 平凹シリンドリカルレンズ
242b 平凸シリンドリカルレンズ
243 集光レンズ
244 受光部
245 円形レーザビーム
246 楕円レーザビーム
247 ビームエキスパンダー
247a 平凸シリンドリカルレンズ
247b 平凸シリンドリカルレンズ
250 第2異物検出部
251 投光部
252 ビームエキスパンダー
252a 平凹シリンドリカルレンズ
252b 平凸シリンドリカルレンズ
253 集光レンズ
254 受光部
255 円形レーザビーム
256 楕円レーザビーム
257 ビームエキスパンダー
257a 平凸シリンドリカルレンズ
257b 平凸シリンドリカルレンズ
G ガラス基板

Claims (5)

  1. 少なくとも各1個のエア吸引室およびエア噴出室を有する除塵ヘッドを備え、エア噴出室の噴出スリットから除塵対象の表面に向けて洗浄エアを噴出し、飛散する塵埃をエア吸引室の吸引スリットへ吸引するようにした除塵装置に搭載される除塵装置用異物検出装置において、
    断面略円形の円形レーザビームを照射する投光部と、
    円形レーザビームの光軸上に配置され、この円形レーザビームを楕円レーザビームに拡張成形し、吸引スリットの直下の空間に楕円レーザビームを照射するビームエキスパンダと、
    吸引スリットの直下の空間を挟んでビームエキスパンダと対向するように楕円レーザビームの光軸上に配置され、楕円レーザビームを集光する集光レンズと、
    集光レンズの光軸上に配置され、集光されたレーザビームを受光して検出信号を出力する受光部と、
    吸引スリットに吸着される異物が楕円レーザビームを遮蔽することによる検出信号の変化を検出し、この検出信号の変化の検出に基づいて吸引スリットに異物が吸着したか否かを判定する信号処理部と、
    を備えることを特徴とする除塵装置用異物検出装置。
  2. 請求項1に記載の除塵装置用異物検出装置において、
    前記除塵ヘッドは、第1のエア噴出室とこれを挟む第1、第2のエア吸引室とが除塵対象の搬送方向に沿って並べて設けられ、かつ第1、第2のエア吸引室のそれぞれの吸引スリットの直下の空間を楕円レーザビームが通過することを特徴とする除塵装置用異物検出装置。
  3. 請求項2に記載の除塵装置用異物検出装置において、
    前記第1のエア吸引室の直下の楕円レーザビームと前記第2のエア吸引室用の直下の楕円レーザビームとは略平行であって投光方向が逆方向となることを特徴とする除塵装置用異物検出装置。
  4. 請求項1〜請求項3の何れか一項に記載の除塵装置用異物検出装置において、
    前記ビームエキスパンダはガリレオ型のエキスパンダであることを特徴とする除塵装置用異物検出装置。
  5. 請求項1〜請求項3の何れか一項に記載の除塵装置用異物検出装置において、
    前記ビームエキスパンダはケプラー型のエキスパンダであることを特徴とする除塵装置用異物検出装置。
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