JP2001074645A - 微量微細粒子の測定方法及び測定装置 - Google Patents

微量微細粒子の測定方法及び測定装置

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JP2001074645A
JP2001074645A JP25020699A JP25020699A JP2001074645A JP 2001074645 A JP2001074645 A JP 2001074645A JP 25020699 A JP25020699 A JP 25020699A JP 25020699 A JP25020699 A JP 25020699A JP 2001074645 A JP2001074645 A JP 2001074645A
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Isao Shimizu
勲 清水
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 微量微細粒子の測定方法及び測定装置に関
し、大容量の純粋流体中に微量に存在する直径数十nm
程度の極微小な微細粒子の状態を大視野で正確且つ迅速
に測定することを可能にする。 【解決手段】 被測定流体中に向けてレーザ光70Aを
照射するとともにこのレーザ光70Aを走査し、該レー
ザ光70Aを照射されることで被測定流体中に発生した
散乱光72を検出し、検出された散乱光72に基づいて
該被測定流体中に混在する該微細粒子の状態を測定する

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大量の純水中に混
在する微量で直径が数十nm程度の極微小な微細粒子を
迅速に検出するのに用いて好適の、微量微細粒子の測定
方法及び測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば水等の液体(広義には、流体)の
純度を高めても、この流体中に、流体とは異なる微細粒
子が混在してしまうことが多い。このような流体を評価
するためには、流体中にどの程度或いはどのような状態
で微細粒子が混在しているかを把握することが極めて重
要である。
【0003】例えば、純水製造プラントで製造される純
水中に混在する粒度が数十nmの汚染粒子を検出するこ
とが行なわれている。かかる検出を行なう場合、従来は
主として2つの測定方法が用いられていた。第1の方法
は、多量の純水をフィルタで濾過して粒子を捕らえフィ
ルタ上の異物を電子顕微鏡で観察する方法である。第2
の方法は、純水をサンプリングして微小視野レーザ光照
射の光散乱粒子測定器で検出する方法であり、例えば図
11に示すように、透明パイプ120内で水を流通させ
て、この透明パイプ120内の水にレーザ光101を照
射する。このレーザ光101はレンズ102により透明
パイプ120内の1点に集光され、この集光された1点
のみにレーザ光が強く照射される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、超純水製造
は産業の基盤を支える重要な技術である。例えば、超純
水は集積回路作成時に使われるが、集積回路作成技術が
進歩して回路中の細線が微細になると、純水中の直径が
例えば30nm程度の微細粒子の混在が、さらに近い将
来では直径が10nm程度の微細粒子の混在が、集積回
路製品の品質又は製造効率に悪い影響を与えるようにな
る。したがって、このような極めて微細な粒子(汚染微
粒子)の混在も許されなくなってくる。
【0005】しかしながら、従来の測定方法のうち第1
の方法では、顕微鏡を用いて人間の眼で直径数十nmの
粒子を検出しようとするが、人間の眼で直径数十nmの
粒子を検出することは光顕微鏡の分解能上困難であり、
ましてや、直径が30nm程度、更には10nm程度の
ごく微細な粒子についての検出は不可能と言える。ま
た、電子顕微鏡を用いれば必要な分解能が得られるもの
の電子顕微鏡による観察では労力と時間がかかるという
課題がある。
【0006】また、従来の測定方法のうち第2の方法の
サンプリング法では、光散乱粒子測定器で光散乱法によ
り粒子の測定を行なうが、通常の光散乱法では数十nm
の粒子のサイズや数濃度を正確に測定することは困難で
ある。つまり、第2の方法では、光散乱法を用いて粒径
測定をする場合、波長の短いレーザ光を照射し前方散乱
光を集めて測定することなどが行なわれたり、収束光中
に入った微細粒子による散乱光と収束光の干渉による縞
パターンからサブミクロン粒子を検出しようとすること
が行なわれている。しかし、この方法による粒径の検出
限界は約50nm程度であるとも言われるが、その大き
さが正確には分からないのが現状である。したがって、
光散乱による粒子サイズの測定法では公称値は別にして
現状は約50nm以下の粒径は測定できず、集積回路製
造業界で要望の強い直径30nmや10nmの微細な粒
子の検出は不可能である。
【0007】さらに、粒子の数の測定などにはMie散
乱粒子カウント方法等が用いられるが、この場合の測定
視野の大きさは(数百μm)3 と微細であり、このよう
な微細な測定体積で大容量の純水中の極く微量の粒子を
検出するには膨大な時間と労力がかかってしまう。つま
り、通常の光散乱法では、例えば図11に示すように透
明パイプ120内の1点のみを固定して照射するため、
測定視野が極めて小さく、空間で三次元的に広く分布す
る媒質中の微細な被測定粒子をその測定視野に導くため
には、測定器自体を動かすか或いは粒子を微細な測定視
界に吸引するなどしなくてはならず、測定に多大の時間
を要してしまうのである。
【0008】このように、清浄が求められる大量流体中
での微量で微小な汚染粒子等の微細粒子の迅速で信頼性
の高い測定法は殆ど見当たらないのが現状である。本発
明は、上記課題を解決しようとするものであり、従来の
方法では困難であった大容量の純水流体中に微量に存在
する直径数十nm程度の極微小な微細粒子の状態、例え
ば微細粒子の存在量や粒度や数,微細粒子の粒度及びそ
の空間分布,微細粒子の粒径とその空間分布(ヒストグ
ラム)やその粒子の挙動,微細粒子の存在位置,粒径,
数密度などを、大視野で正確且つ迅速に測定することを
可能にした、微量微細粒子の測定方法及び測定装置を提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成すべく創案されたもので、本発明の微量微細粒子の
測定方法(請求項1)は、被測定流体中に微量に混在す
る微細粒子を測定する微量微細粒子の測定方法であっ
て、該被測定流体中に向けてレーザ光を照射するととも
に該レーザ光を走査し、該レーザ光を照射されることで
該被測定流体中に発生した散乱光を検出して、検出され
た該散乱光に基づいて該被測定流体中に混在する該微細
粒子の状態を測定することを特徴としている。
【0010】該被測定流体中に向けて照射される該レー
ザ光は、一定の幅を有する平行光束であることが好まし
い(請求項2)。例えば直径1mm程度のレーザ光線を
直径数μmの細くて光強度の高い平行光束とし、それを
流体中で平行走査することが好ましい。これにより、流
体中の微細粒子(例えば懸濁粒子)がこの平行走査光中
を横切ると、微細粒子は光を散乱し、この微細粒子によ
る散乱光の強度は、Dを粒子の直径、λを入射光の波長
として、ミー(Mie)散乱〔又はレイリー(Rayl
eigh散乱)という〕によって、粒径パラメータα
(=πD/λ)の関数として与えることができる。
【0011】また、該被測定流体中に向けて照射される
該レーザ光は、レーザ発振器から射出されたレーザ光束
を集束して光強度を強めた収束光であることが好ましく
(請求項3)、光強度を強めるという点では、レーザ光
は平行光束でなくてもある程度有効であり、該被測定流
体中に向けて照射される該レーザ光は、例えば該被測定
流体中に収束する点光であってもよい(請求項4)。
【0012】また、該被測定流体中に向けて照射される
該レーザ光を平行に走査することが好ましい(請求項
5)。一般に、直径数十nm、望ましくは直径10nm
程度の微細粒子のサイズを測定するには、波長が短くて
光強度の強い照射レーザ光束を流体に照射する必要があ
るが、このためには、レーザから射出されたレーザ光束
を集束して光強度を強めた収束光とすることが(請求項
3)有効であり、例えば照射レーザ光束の直径を数百n
mに絞って単位断面積あたりの光強度を更に強くするこ
とが有効になる。これに伴い、レーザ光束による微量微
細粒子の測定領域は微細になるが、レーザ光を走査する
ことにより、微量微細粒子の測定領域を飛躍的に拡大す
ることができ、効率よい測定を行なうことができる。
【0013】また、レーザ光の走査時に、レーザ光を扇
型走査すると、光束走査領域が重なったり走査しない領
域ができたり、また、空間での光線の時間的存在密度が
異なって、同種同一径粒子であっても散乱光の単位時間
あたりの強度が存在位置によって異なるなどするが、レ
ーザ光を平行走査していれば、かかる不具合も発生せ
ず、空間分布する微細粒子のより正確な粒子計測ができ
る。
【0014】もちろん、レーザ光を走査することは、平
行走査に限らず広い範囲を測定しうる効果はあり、該被
測定流体中に向けて照射される該レーザ光を扇形に走査
するようにしてもよい(請求項6)。また、該被測定流
体は水であることが好ましい(請求項7)。該微細粒子
の状態とは、該微細粒子の存在量,存在位置,粒径,数
密度,空間分布,挙動のうちの少なくともいずれか一つ
であることが好ましい(請求項8)。
【0015】本発明の微量微細粒子の測定装置(請求項
9)は、被測定流体中に微量に混在する微細粒子を測定
する微量微細粒子の測定装置であって、該被測定流体中
に向けてレーザ光を照射するレーザ光照射手段と、該レ
ーザ光照射手段により照射される該レーザ光を走査する
レーザ光走査手段と、該レーザ光照射手段により該レー
ザ光を照射されることで該被測定流体中に発生した散乱
光を検出する散乱光検出手段と、該散乱光検出手段によ
り検出された該散乱光に基づいて該被測定流体中に混在
する該微細粒子の状態を測定する微細粒子状態測定手段
とをそなえていることを特徴としている。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面により、本発明の実施
の形態について説明すると、図1〜図10は本発明の一
実施形態としての微量微細粒子の測定装置を示すもので
ある。まず、本測定装置の概要を説明すると、本微量微
細粒子の測定装置は、図1に示すように、透明パイプ2
0内に、被被測定流体としての水(例えば純水製造プラ
ントで製造される純水)を矢印Aで示すように流通さ
せ、この流通する水にレーザ光照射手段30からレーザ
光を照射して、水の中に微量に含まれているだろう微細
粒子(即ち、不純物、以下、微粒子ともいう)からの光
の散乱光を散乱光検出手段40により検知し、解析系
(微細粒子状態測定手段)50(図7参照)により微細
粒子の状態を解析するものである。なお、透明パイプ2
0内を流通する水の流量は、例えば数十リットル/分程
度である。
【0017】透明パイプ20は、透明な平行平板のガラ
ス製であり、矩形断面を有するように形成され、流体
(水)の流通する流路を構成する。ここでは、透明パイ
プ(ガラスパイプ)20はその全周を透明な平行平板の
ガラスにより形成されているが、かかる流路は、少なく
とも流路の上下が又は流路の左右が透明な平行平板ガラ
スであればよい。また、ここでは、透明パイプ20の上
下幅hを左右幅wよりも大きく形成している。これは、
本実施形態では、レーザ光を透明パイプ20の下から上
に向けて照射するため、上下のガラス壁面でガラスから
の散乱光が受光面への影響を少しでも回避しようと配慮
したものである。なお、透明パイプ20の材料は精度良
く平行平板状に加工できる透明材料であってキズのつき
難いものであればよく、ガラスに限るものではなく、樹
脂製のものも考えられる。
【0018】レーザ光照射手段30は、図1,図2に示
すように、レーザ発振器(単に、レーザともいう)1
と、凸レンズである第1のレンズ(L1 )2と、ガルバ
ノミラー又はポリゴンミラー(以下、単にガルバノミラ
ーという)3と、凸レンズである第2のレンズ(L2
4とを、レーザ照射方向の上流側から順にそなえて構成
される。光源としてのレーザ発振器1は、連続光のAr
レーザの488.0nmとか514.5nmなどの短い
波長が好ましい。
【0019】また、照射レーザ光として1本の収束光を
用いるときには焦点位置からの距離の違いにより照射光
は距離の2乗に反比例して弱くなため、散乱光強度の変
化(減少)は距離の2乗に反比例する。一方、粒子によ
る散乱は、レイリー散乱領域では、粒径の6乗に比例す
る。したがって、収束光中の距離の違いによる散乱光強
度の誤差に対して、かかる照射光の影響は極めて少ない
ものであり、微細粒子の検出やその粒度(粒径)の測定
の支障にはならないと考えられる。
【0020】図5に示すように、第1のレンズ2と第2
のレンズ4とはリレーレンズ(リレー光学系)系を構成
し、レーザ発振器1から出射されたレーザ光70を第1
のレンズ2で集光し、第1のレンズ2の後焦点よりも後
方に配置された第2のレンズ4により、第1のレンズ2
で集光された後に僅かに拡散した光を平行光に収束させ
るようになっている。このようなリレーレンズ系2,4
によって、通常は直径1mm程度のレーザ光を直径数μ
m程度の細くて光強度の高い平行光束として、透明パイ
プ20内を流通する水に照射するのである。なお、第1
のレンズ(L1)2は第2のレンズ(L2 )4よりも焦
点距離の長いレンズである。また、本実施形態では、透
明パイプ20の下から上に向けてレーザ光を照射してい
る。
【0021】ガルバノミラー3は、図5に示すように、
第1のレンズ2の後焦点で且つ第2のレンズ4の前焦点
の位置に配置されている。このガルバノミラー3は、レ
ーザ発振器1から出射されたレーザ光70(光軸A1参
照)を第1のレンズ2を介して受光してこれを反射させ
て第2のレンズ4へ出射する(光軸A2参照)が、ガル
バノミラー3での反射角度をずらすことにより、第2の
レンズ4へ出射されるレーザ光70の向きが移動して、
第2のレンズ4を通じて平行にされる平行光束70Aが
平行移動して、透明パイプ20へ出射される平行光束の
レーザ光70Aが平行走査されるようになっている。こ
のレーザ光70Aの平行走査の速度は数kHz程度が好
ましい。
【0022】つまり、1本のレーザ光束をガルバノミラ
ー又はポリゴンミラー等3に当て光束を一次元に走査す
る。走査レーザ光束はガルバノミラー又はポリゴンミラ
ー等3の後方の焦点距離に設置された凸レンズ(第2の
レンズ)4により扇型に拡がらずに平行に走査される。
なお、1本の走査平行レーザ光束の直径はガルバノミラ
ー3の前方の第1のレンズ2の焦点距離f1 とガルバノ
ミラー3の後方の第2のレンズ4の焦点距離f2 との比
によって決めることができる。
【0023】そして、ガラスパイプ20の流路内を水平
方向に流れる流体に対して、入射平行光束は流路に鉛直
下方から上方に垂直に照射され、流路の流れ方向とある
角度をもって流路を切るように流れに垂直に一次元走査
されることになる。これにより、ガラスパイプ20の流
路内を横断するように光の面が形成され、流路内を流れ
る流体中に存在する微粒子が必ず走査レーザ光束を横切
るようになる。
【0024】このような平行光束のレーザ光70Aの平
行走査により、図1,図2,図6に示すように、透明パ
イプ20内では、矩形A1 1 2 2 の平面領域がレ
ーザ照射されることになるが、この矩形A1 1 2
2 の面(光の面)71は、透明パイプ20内の軸線に対
して直交する向きではなく、この直交面A1 1 0
0 に対して適当な角度θだけ側方に傾斜するように設定
されている。これは、光の面71を透明パイプ20内の
軸線に対する直交面よりも角度をもたせることにより、
後述する側方散乱の検出に都合がよいためである。な
お、この角度θは、例えば1〜50°程度が好ましい。
【0025】散乱光検出手段40には、図1に示すよう
に、前方散乱検出系41と側方散乱検出系42とがそな
えられている。これらの検出系41,42では、流体中
に浮遊している粒子が走査レーザ光束を横切るとレーザ
光を散乱させるので、この散乱光を受光するためにそな
えられる。この散乱光の受光には、前方又は後方散乱の
受光と側方散乱の受光との2つの方法に分けられ、前方
散乱検出系41と側方散乱検出系42とがそなえられて
いる。
【0026】前方散乱検出系41は、図1〜図3に示す
ように、透明パイプ20の上方、つまり、レーザ光照射
手段30から発振されるレーザ光の向きの下流側(光軸
A2上)に設けられている。この前方散乱検出系41
は、透明パイプ20に近い側から、凸レンズである第3
のレンズ(L3 )7,第1の遮光板(S1 )11,凸レ
ンズである第4のレンズ(L4 )8,第2の遮光板(S
2 )12,第3の遮光板(S3 )13,受光装置10を
順に配設された構成になっている。
【0027】図3に示すように、凸レンズである第3の
レンズ7及び第4のレンズ8はリレーレンズ系(リレー
光学系)を構成して、走査光束中に入った粒子による散
乱光72を集光する(集光した光には符号72Aを付
す)。また、散乱光72の集光度合(エネルギ密度の上
げ度合)は、第3のレンズ7の焦点距離f1 と第4のレ
ンズ8の焦点距離f2 との比(もちろん、f1 >f2
によって設定でき、予備試験等を行なって適当な度合に
設定することができる。
【0028】また、このとき、走査平行光束70Aは第
3のレンズ7の後焦点面に置かれた遮光板11によって
遮られるようになっている。なお、一次元走査レーザ光
を遮光するためには、遮光板11に代えて、図8に示す
ように、流路の直後に走査光と同じ方向に遮光フィルタ
又は遮光ミラーを設置してもよい。また、走査平行光束
70Aが流路の上下壁で散乱される光も、前方散乱検出
系41の方向に向かうが、これに対しては、第4のレン
ズ8の後方の結像面に走査光束70Aの散乱光像が結像
する方向に長い第2,第3の遮光板12,13をそれぞ
れ配設することによって遮るようにしている。
【0029】第3の遮光板13の後に配置された受光装
置10は、イメージインテンシファイヤ等の光映像強度
増幅器を備えたCCDカメラ又は光アレイセンサであ
り、レンズ(第5のレンズ)9及び受光面10Aをそな
えている。この受光装置10には、第1〜3の遮光板1
1,12,13によってガラス流路内走行光束中に入っ
た微粒子の散乱光だけが受光されることになる。
【0030】側方散乱検出系42は、図1,図2,図4
に示すように、透明パイプ20の側方に配置され、凸レ
ンズである第6のレンズ(L6 )15,凸レンズである
第7のレンズ(L7 )16,受光装置17を透明パイプ
20に近い側から順に配設された構成になっている。こ
の側方散乱検出系42では、ガラスパイプ20の壁面か
らの散乱は考慮にいれず、流路内走査光中に入った微細
粒子による散乱光72を、BB1軸上に並べた凸レンズ
である第6のレンズ15,第7のレンズ16により構成
されるリレーレンズ系(リレー光学系)で集光するよう
になっている。また、第6のレンズ15の前焦点は流路
の中心に設定されている。また、この場合も、散乱光7
2の集光度合(エネルギ密度の上げ度合)は、第6のレ
ンズ15の焦点距離f1 と第7のレンズ16の焦点距離
2 との比(もちろん、f1 >f2 )によって設定で
き、予備試験等を行なって適当な度合に設定することが
できる。
【0031】受光装置17は、第7のレンズ16の後方
に配置され、受光装置10と同様にイメージインテンシ
ファイヤ等の光映像強度増幅器を備えたCCDカメラ又
は光アレイセンサにより構成される。この受光装置17
は、リレーレンズ系15,16の軸A3に対して角度β
(=90°−θ)だけ傾けて設置されている。また、受
光装置17の中心は第7のレンズ16の後焦点距離に配
置されている。このように受光装置(受光アレイ又はC
CDカメラ)17の光軸を傾けるのは、物体位置と結像
位置とがレンズに対して逆の距離関係にあるために走査
入射光束中に入る微粒子の結像位置を受光アレイ等の上
に正しく置くようにするためである。
【0032】なお、リレーレンズ系15,16の軸A3
は、ガラスパイプ20の軸心線に対して側方へ直角に向
けており、光の面の傾斜角度θに応じて散乱光を受光す
ることができ、傾斜角度θが大きいほど、微粒子に関す
る検出精度(例えば2粒子の分離精度)を高められる
が、傾斜角度θを大きくすると、レーザ光の平行走査範
囲が広くなりレンズ等も大型化することが必要になるの
で、前述のように傾斜角度θを1〜50°程度に設定し
ているのである。
【0033】また、図2,図9に示すように、リレーレ
ンズ系15,16及び受光装置17を光の面に直交する
向きの軸線(軸A4)上に配設し(符号17′参照)受
光面をA3 3 4 4 (図2参照)とすれば、微粒子
に関する検出精度を高められるが、この場合、検出系を
ガラスパイプ20の側面のガラス面に対して斜めに向け
ることになり、受光装置10と光の面との間に、ガラス
面をたくさん挟んでしまうことになり、ガラスパイプ2
0の側面の厚みが均一でないと光の検出精度が大幅に低
下してしまう。したがって、ガラスパイプ20の精度を
考慮して、ガラスパイプ20の側面の厚みの不均一によ
る影響が少なく、且つ、光の面に対してできるだけ正面
に近い角度になるように、リレーレンズ系15,16及
び受光装置17の軸線を設定することが好ましい。な
お、図9において、受光装置17,17′の受光面上の
〇印,矢印は、光の面上の〇印,矢印と対応している。
【0034】解析系(微細粒子状態測定手段)50は、
図7に示すように、受光装置10,17からの画像情報
等を入力されるデジタル録画器51と、このデジタル録
画器51に録画された画像情報を解析するパソコン52
とからなる。パソコン52には、画像情報から画像内の
散乱光をとらえて、その散乱光の位置を検出する機能
と、その散乱光の光の強さを判定する機能と、この光の
強さに基づいて散乱光の光源である微細粒子の粒径を算
出する機能と、微粒子の数密度,空間分布を算出する機
能と、微細粒子の挙動を把握する機能とを有する。
【0035】この微細粒子の粒径を算出について説明す
ると、直径が数十nm程度の粒子の光散乱はミー散乱の
中でもレイリー散乱と呼ばれ、微細粒子による散乱光強
度は、このミー散乱(レイリー散乱)によって粒径パラ
メータα(=πD/λ)の関数として与えられる。ただ
し、Dは粒子の直径、λは入射光の波長である。例え
ば、単位強度の偏光されていない自然光の入射光に対し
て、粒子からの光散乱強度は、垂直偏光成分をi1 、水
平偏光成分をi2 とすると、 i1=α6 |(m2 −1)/(m2 +2)|2 i2=α6 |(m2 −1)/(m2 +2)|2 cos2θ となり、散乱光の垂直偏光成分,水平偏光成分は共に粒
径の6乗に比例する。また、90度散乱では水平偏光成
分は0となるが垂直偏光成分はやはり粒径の6乗に比例
する。
【0036】したがって、例えば10nm,30nm,
50nmの粒子からの散乱光強度は前方又は後方散乱に
おいても、或いは側方散乱においても、16 :36 :5
6 =1:700:16000程度の大きな差となり、サ
イズの区別をつけることができるのである。そこで、例
えばポリスチレンラテックス標準粒子によって機器の較
正実験を行なうなどして、散乱光強度と粒径との関係を
求めることができる。
【0037】本発明の一実施形態としての微量微細粒子
の測定装置は、上述のように構成されているので、以下
の手順(本発明の一実施形態としての微量微細粒子の測
定方法)により、微量微細粒子の測定を行なう。つま
り、レーザ光照射手段30において、レーザ発振器1か
らレーザ光70を出射すると、レーザ光70は第1のレ
ンズ2で集光され、第1のレンズ2の後焦点上のガルバ
ノミラー3により向きを変更されて第2のレンズ4に送
られて、この第2のレンズ4で平行なレーザ光束70A
にされて、扇型に拡がらずに平行に透明パイプ20に出
射される。この際、ガルバノミラー3による角度調整
で、透明パイプ20に出射される平行なレーザ光束70
Aは、平行に一次元走査される。
【0038】これにより、透明パイプ20内を流れる水
の中に微細粒子が浮遊していれば、この微細粒子は走査
レーザ光束(光の面)を横切ることになる。微細粒子が
光の面を横切ると、微細粒子がレーザ光を散乱する。こ
の散乱光を散乱光検出手段40で検出する。つまり、前
方散乱検出系41では、図1〜図3に示すように、透明
パイプ20の上方で、リレーレンズ系4,8により走査
光束中に入った微細粒子による散乱光を集光する。この
とき、走査平行光束70Aは第1の遮光板11によって
遮られ、また、流路の上下壁で散乱される光も第2,第
3の遮光板12,13によって遮られて、受光装置10
には、ガラス流路内走行光束中に入った微粒子の散乱光
だけが受光される。
【0039】また、側方散乱検出系42は、図1,図
2,図4に示すように、透明パイプ20の側方におい
て、リレーレンズ系15,16により走査光束中に入っ
た微細粒子による散乱光を集光する。そして、受光装置
17により、この集光した光を受光する。このように、
前方散乱検出系41及び側方散乱検出系42により受光
した光の画像は、解析系50に送られる。解析系50で
は、デジタル録画器51に受光装置10,17からの画
像情報等を入力され、このデジタル録画器51に録画さ
れた画像情報をパソコン52により解析する。
【0040】つまり、画像情報から画像内の散乱光をと
らえて、その散乱光の位置を検出するとともに、その散
乱光の光の強さを判定する。この粒子からの光散乱強度
は、前方散乱又は後方散乱の場合も側方散乱の場合も共
に粒径6乗に比例することから、光散乱強度から微細粒
子の粒径を算出することができる。このようにして微細
粒子の存在位置と粒径とを求めることができると、微粒
子の存在量,数密度,空間分布(ヒストグラム)を求め
ることも可能になる。また、微細粒子の存在位置を把握
できれば、微細粒子の挙動を把握することも可能にな
る。本発明は、特に、微粒子の存在量と粒径の測定に適
している。
【0041】このように、本発明にかかる微量微細粒子
の測定方法及び測定装置によれば、レーザ光を集光して
光の強度を高めるとともに、レーザ光を平行光束にし且
つこれを平行に一次元走査することにより、流路内を横
切るような光の面を形成して、流体中に浮遊する微細粒
子(例えば直径が数十nm程度或いはそれ以下の微小な
もの)を広範囲に検出することができるのである。な
お、本測定法は、レイリー散乱領域だけでなく、全ての
ミー散乱領域の粒子測定に適用できる。
【0042】また、受光光学系にリレーレンズ系を用い
ることや照射光やガラス壁面での散乱光を遮光板11,
12,13により遮ることによって、照射光中の光路上
のどこからでも粒子の散乱光を確実に且つ精度良くとら
えることができる。なお、本発明は、上述の実施形態に
限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範
囲で種々変更して実施しうるものである。
【0043】例えば、図10(a)に示すように、本実
施形態では、平行光束により流体を照射しているが、図
10(b)に示すように、流体内に集光する点光を照射
してこれを二次元走査すれば、実施形態と同様の光の面
をつくることも可能である。このように収束光を用いる
場合、焦点位置からの場所によって散乱光強度算出値を
補正することも必要になる。また、本実施形態では、平
行走査を行なっているが、走査方法はこれに限るもので
なく、図10(c)に示すように、例えば扇型走査など
を行なっても、検出制度は落ちるものの実施形態と同様
の光の面をつくることが可能である。また、本発明は、
純水中の不純物の検出に限らず、液体(広義には、流
体)中に微小に含まれる微細粒子に関する種々の測定に
適用しうるものである。
【0044】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の本
発明の微量微細粒子の測定方法及び請求項9記載の本発
明の微量微細粒子の測定装置によれば、被測定流体中に
向けて照射するレーザ光を走査することにより、大視野
での計測を行なうことができるようになり、大容量の流
体中に微量だけ混在する微細粒子であって直径が数十n
m程度のこれまで測定困難とされていた微細粒子を正確
且つ迅速に測定することができるようになる。したがっ
て、例えば測定流体の一種である純水の質の評価も適切
に行なうことができるようになり、純水の品質向上や製
造技術の向上に寄与できる利点がある。かかる本発明は
産業基盤技術を支えるのに不可欠な技術であり、本発明
の波及効果は非常に大である。
【0045】また、該レーザ光を平行光束とすることに
より、流体に均一に光を照射することができ、微細粒子
の測定精度が向上し(請求項2)、光強度を強めた収束
光を用いることによっても微細粒子の測定精度が向上す
る(請求項3)。該レーザ光を点光としても一定の測定
性向上効果が得られる(請求項4)。また、レーザ光を
平行に走査することも微細粒子の測定精度の向上に寄与
することができ(請求項5)、該レーザ光を扇形に走査
しても一定の測定性向上効果が得られる(請求項6)。
【0046】また、特に純水中の不純物を調べるために
適用すると効果的であり(請求項7)、微細粒子の存在
量や存在位置や粒径や数密度や空間分布や挙動等を求め
るのに適している(請求項8)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる微量微細粒子の測
定装置の構成を模式的に示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態にかかる微量微細粒子の測
定装置の構成を示す斜視図であり、図1をさらに模式化
して示す図である。
【図3】本発明の一実施形態にかかる微量微細粒子の測
定装置の前方散乱検出系を示す模式的な側面図である。
【図4】本発明の一実施形態にかかる微量微細粒子の測
定装置の側方散乱検出系を示す模式図であり、(a)は
平面図、(b)は側面図〔(a)のB方向矢視図〕、
(c)は断面図〔(b)のC−C矢視断面図〕である。
【図5】本発明の一実施形態にかかる微量微細粒子の測
定装置のレーザ光照射手段を説明する模式図である。
【図6】本発明の一実施形態にかかる微量微細粒子の測
定装置のレーザ光走査手段を説明する模式的な斜視図で
ある。
【図7】本発明の一実施形態にかかる微量微細粒子の測
定装置の散乱光検出手段を説明する模式図である。
【図8】本発明の一実施形態にかかる微量微細粒子の測
定装置の散乱光検出手段の光学系の変形例を説明する模
式的な斜視図である。
【図9】本発明の一実施形態にかかる微量微細粒子の測
定装置の側方散乱検出系を説明する模式図である。
【図10】本発明の一実施形態にかかる微量微細粒子の
測定装置及びその変形例を説明する模式図であり、
(a)は本実施形態を示す図、(b)は第1変形態を示
す図、(c)は第2変形態を示す図である。
【図11】従来の微量微細粒子の測定装置を説明する模
式図である。
【符号の説明】
1 レーザ発振器 2 第1のレンズ(L1 ) 3 ガルバノミラー又はポリゴンミラー 4 第2のレンズ(L2 ) 7 第3のレンズ(L3 ) 8 第4のレンズ(L4 ) 9 レンズ(第5のレンズ) 10 受光装置 10A 受光面 11 第1の遮光板(S1 ) 12 第2の遮光板(S2 ) 13 第3の遮光板(S3 ) 15 第6のレンズ(L6 ) 16 第7のレンズ(L7 ) 17 受光装置 20 透明パイプ(ガラスパイプ) 30 レーザ光照射手段 40 散乱光検出手段 41 前方散乱検出系 42 側方散乱検出系 50 解析系(微細粒子状態測定手段) 51 デジタル録画器 52 パソコン 70 レーザ光 70A 平行光束 71 光の面 72,72A 散乱光

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定流体中に微量に混在する微細粒子
    を測定する微量微細粒子の測定方法であって、 該被測定流体中に向けてレーザ光を照射するとともに該
    レーザ光を走査し、 該レーザ光を照射されることで該被測定流体中に発生し
    た散乱光を検出し、 検出された該散乱光に基づいて該被測定流体中に混在す
    る該微細粒子の状態を測定することを特徴とする、微量
    微細粒子の測定方法。
  2. 【請求項2】 該被測定流体中に向けて照射される該レ
    ーザ光は、一定の幅を有する平行光束であることを特徴
    とする、請求項1記載の微量微細粒子の測定方法。
  3. 【請求項3】 該被測定流体中に向けて照射される該レ
    ーザ光は、レーザ発振器から射出されたレーザ光束を集
    束して光強度を強めた収束光であることを特徴とする、
    請求項1又は2記載の微量微細粒子の測定方法。
  4. 【請求項4】 該被測定流体中に向けて照射される該レ
    ーザ光は、該被測定流体中に収束する点光であることを
    特徴とする、請求項1記載の微量微細粒子の測定方法。
  5. 【請求項5】 該被測定流体中に向けて照射される該レ
    ーザ光を平行に走査することを特徴とする、請求項1〜
    4のいずれかの項に記載の微量微細粒子の測定方法。
  6. 【請求項6】 該被測定流体中に向けて照射される該レ
    ーザ光を扇形に走査することを特徴とする、請求項1〜
    4のいずれかの項に記載の微量微細粒子の測定方法。
  7. 【請求項7】 該被測定流体は水であることを特徴とす
    る、請求項1〜6のいずれかの項に記載の微量微細粒子
    の測定方法。
  8. 【請求項8】 該微細粒子の状態とは、該微細粒子の存
    在量,存在位置,粒径,数密度,空間分布,挙動のうち
    の少なくともいずれか一つであることを特徴とする、請
    求項1〜7のいずれかの項に記載の微量微細粒子の測定
    方法。
  9. 【請求項9】 被測定流体中に微量に混在する微細粒子
    を測定する微量微細粒子の測定装置であって、 該被測定流体中に向けてレーザ光を照射するレーザ光照
    射手段と、 該レーザ光照射手段により照射される該レーザ光を走査
    するレーザ光走査手段と、 該レーザ光照射手段により該レーザ光を照射されること
    で該被測定流体中に発生した散乱光を検出する散乱光検
    出手段と、 該散乱光検出手段により検出された該散乱光に基づいて
    該被測定流体中に混在する該微細粒子の状態を測定する
    微細粒子状態測定手段とをそなえていることを特徴とす
    る、微量微細粒子の測定装置。
  10. 【請求項10】 該レーザ光照射手段は、レーザ発振器
    と、該レーザ発振器から射出されたレーザ光束を集束し
    て光強度を強めるとともに平行光束とするリレー光学系
    とをそなえ、該レーザ光を平行光束として該被測定流体
    中に向けて照射することを特徴とする、請求項9記載の
    微量微細粒子の測定装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008096299A (ja) * 2006-10-12 2008-04-24 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd フローサイトメータ
WO2020026378A1 (ja) * 2018-08-01 2020-02-06 株式会社島津製作所 光散乱検出装置および光散乱検出方法
JP2020063925A (ja) * 2018-10-15 2020-04-23 株式会社島津製作所 画像解析式粒子分析装置
JPWO2019116802A1 (ja) * 2017-12-15 2020-12-24 株式会社堀場製作所 粒子分析装置

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