JP2000209302A - Atコマンド解析装置 - Google Patents

Atコマンド解析装置

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JP2000209302A
JP2000209302A JP11006119A JP611999A JP2000209302A JP 2000209302 A JP2000209302 A JP 2000209302A JP 11006119 A JP11006119 A JP 11006119A JP 611999 A JP611999 A JP 611999A JP 2000209302 A JP2000209302 A JP 2000209302A
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    • H04L25/0262Arrangements for detecting the data rate of an incoming signal
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  • Communication Control (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、ATコマンドの速度解析にあた
り、周辺回路の規模および複雑さを軽減することを目的
とする。 【解決手段】 DTEからの調歩同期式シリアルデータ
をボーレートクロックに基づいて受信するUART6
と、MPU9の指示によりUART6に出力するボーレ
ートクロックを生成するボーレート生成部8と、ATコ
マンドのスタートビットの幅を計測する第1カウンタ1
と、第1カウンタ1の結果を受けて第1キャラクタのサ
ンプリングするクロックを生成するための分周データを
出力するとともに前記スタートビットがあらかじめ設定
された以上の速度であればそのことを示すフラグを出力
するデコーダ2と、前記フラグの有無によりデコーダ2
或いはMPU9からの分周データを選択しサンプリング
クロックを生成する第2カウンタ3及びフリップフロッ
プ4と、フラグもしくはMPU9の指示によりフリップ
フロップ4からのクロックに基づいてスタートビットに
続くデータ受信して保持し、MPU9に送出するシフト
レジスタ5と、を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はパーソナルコンピ
ュータ用モデム装置に用いられるATコマンドの解析装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のパーソナルコンピュータ用モデム
装置に用いられているATコマンドは、DTE(ユーザ
端末装置:Data Terminal Equipu
ment)とDCE(回線装置:Data Circu
it Terminateing Equipumen
t)間の通信速度及び通信パラメータを自動的に認識応
答するものである。
【0003】まず、ATコマンドは、コマンドの先頭の
文字を「AT」または「at」の2種類に限定してお
り、ATコマンドという名称はこの2文字に由来してい
る。ATコマンドで自動認織、応答するものには通信速
度と通信パラメータがあり、以下それぞれの自動認織方
法を説明する。
【0004】通信速度について説明する。コマンド先頭
のAまたはaはASCIIコードで表すと16進表示で
それぞれ41hと61hである。両方とも最下位ビット
(LSB)が1なので、これをシリアルインターフエー
スのLSBフアーストのビット列に直すと、通信の始め
に必ず1ビット分のスペース(スタートビット)が出現
する。通信速度はこのスペース時間を計測することによ
って求められる。
【0005】ATコマンドによるパソコン通信が開始さ
れた時代は通信速度は300bpsであったが、その後
の速度上昇は目覚ましく、14400bpsから336
00bps、さらに最近では56000bpsが採用さ
れている。しかもこの56000bpsはDCE−DC
E間の通信速度で、この間のデータは最大で1/4に圧
縮されている可能性があり、DCEとDTE間はこの圧
縮を復元した4倍の230.4kbpsの通信速度を満
たす必要がある。使用されるボーレートの種類は、23
0400、115200、57600、38400、1
9200、9600、4800、2400、1200、
300bpsが標準的である。非同期通信のため送信側
と受信側とのクロックのずれが生じるが、標準の周波数
に対して規定では+2.5%、−1.0%までの周波数
備差が許容されている。そのため、速度の自動設定を行
う場合、相手からの受信速度を検出してその速度に最も
近いサポートするボーレートの周波数に設置する必要が
ある。
【0006】上記通信パラメータにつき説明する。通信
パラメータは、はじめに8ビット(スタートビットとデ
ータビットの7ビット)、パリティビットなしで設定し
ておき、1文字目(Aまたはa)で求めた通信速度でコ
マンドの2文字目(Tまたはt)を受信する。そして、
1文字目と2文字日のそれぞれのパリティビット(D
7)と、文字がATかatかのいずれかによりITU−
TのV.25terでサポートする通信パラメータが求
められる。図7はこの通信パラメータを示す。なお、パ
リティビットを表すD7は、データビットが7ビットで
その次にくるパリティビットを含め8ビットとしたと
き、LSBファーストで各ビットをDO〜D7で表した
時の8番目のビットを表す。なお、通信パラメータはデ
ータフォーマットとも呼ばれる。
【0007】ATコマンドは、従来は中央処理演算部
(MPU)を用いて解析していたが、上記のように通信
速度が高速化されたこと及び各種機能が増加してきたこ
とにより、MPUの負担が大きくなってきた。MPUの
負担を軽減し、ATコマンドによる通信速度の自動認識
のための技術が特開平9−153923号公報に開示さ
れている。
【0008】特開平9−153923号公報において、
開示されている従来のATコマンド解析装置を図6に示
し、この装置につき説明する。
【0009】図6において、RXD100はDTEとの
シリアルインターフエースの入力データ信号であり、解
析開始判断部101は後述するMPU109の通信速度
解析開始の指示を受けてRXD10を監視し、速度測定
開始のStart信号を送出する。速度解析部102は
このStart信号によりスタートビットの通信速度を
解析する。シリアルデータ制御部103は速度解析部1
02より出力されるgate信号がOFFの間、後述す
るUART(調歩同期式シリアルデータ送受信回路)1
08へのRXD100の入力を停止する。
【0010】デコーダ104は速度解析部102がスタ
ートビットの通信期間をカウントしたカウント値から速
度データとボーレートクロックを発生させるための分周
データを生成する。速度レジスタ105はデコーダ10
4の速度データを保持する。シフトレジスタ部106は
8ビットのシフトレジスタからなり、ATコマンドの第
1キャラクタを受信して保持する。ボーレートクロック
生成部107はデコーダ104からの分周データによ
り、コマンドを受信するボーレートクロックを生成し、
シフトレジスタ部106とUART108に供給する。
UART108は調歩同期式シリアルデータであるRX
D100を送受信する送受信回路である。
【0011】MPU109はindicate信号を解
析開始判断部101に出力して通信速度開始を指示し、
シフトレジスタ部106から第1キャラクタを入力して
「A」を判断し、UART108から第2キャラクタ以
降の受信データを入力して解析する。解析開始判断部1
01はMPU109からのindicate信号のON
を速度測定開始指示として受け付け、あらかじめ監視し
ていたRXDl00にスタートビット(Lまたは0)の
逆の論理(Hまたは1)が続く定常状態がシフトレジス
タクロックの10周期分(スタート、ストップビット、
パリティビットの各1ビットとデータビットの7ビット
の合計10ビットに相当)以上続けば、コマンドが発行
されていない状態であると判断して、速度解析部102
に対してstart信号をONにし通信測度解析を開始
させる。
【0012】速度解析部102はgate信号をOFF
にし、RXDl00を監視しスタートビットを待つ。シ
リアルデータ制御部103はgate信号がOFFの
間、UART108とRXDl00を切り離すことによ
り速度設定前のUART108が誤った通信速度でAT
コマンドの第1キャラクタを受信することを防止する。
速度解析部102はRXDl00にスタートビットが表
れたら内部のカウンタをスタートさせスタートビットの
時間を計測し、スタートビットが終了すると内部カウン
タを停止させload信号をONにし、MPU109へ
速度測定終了割り込み信号を発行する。
【0013】速度データは速度解析部102のカウント
値より算出した速度の値と速度測定が失敗した場合にこ
れを知らせるエラービットとから成る。速度レジスタ1
05はデコーダ104からの速度データを速度解析部1
02からのload信号がONになったタイミングで保
持する。ボーレートクロック生成部107は速度解析部
102からのload信号がONになったタイミングで
デコーダ104の分周データをロードし、この分周デー
タに基づく新たなボーレートクロックを生成しUART
108へ供給する。これによりUART108は通信速
度に適合したクロックを絶えず供給される。またボーレ
ートクロック生成部107はシフトレジスタ部106に
ボーレートクロックと同じ周波数のシフトレジスタクロ
ックを8周期分供給する。
【0014】シフトレジスタ部106はボーレートクロ
ック生成部107から供給されるシフトレジスタクロッ
クのタイミングでコマンドの第1キャラクタのスタート
ビットの次に始まるデータビットの7ビットとパリティ
ビットの8ビットを受信し、8ビットを終了したところ
で第1のキャラクタの受信終了信号をONにしてMPU
109に割込みを発生させる。速度解析部102はこの
受信終了信号がONになったらgate信号をONにす
る。gate信号がONになるとUART108にRX
DlO0が入力される。これによりUART108は第
1キャラクタの影響を受けないので、ATコマンドの第
2キャラクタおよびこれに続くキャラクタをUART1
08で確実に受信することができる。
【0015】UART108はボーレートクロック生成
部107から供給されるボーレートクロックでRXDl
O0のATコマンドの第2キャラクタ以降を順次受信
し、キャラクタ毎にMPU109に受信割り込みを発生
させる。MPU109は速度解析部102からの速度測
定終了割り込み信号を受けると、速度レジスタ105の
速度データをリードし、エラービットより速度測定か成
功したか否かを判断し、成功した場合測定した結果の速
度の値を確認する。
【0016】次に、MPU109はシフトレジスタ部1
06からの受信終了割込みを受けるとシフトレジスタ部
106よりコマンドの第1キャラクタとそのパリティビ
ットをリードし、キャラクタがAまたはaであることを
確認する。速度測定がエラーになったとき、および第1
キャラクタがAまたはaでないときはindicate
信号を再びONにして速度解析を初めからやり直す。A
Tコマンドの第2キャラクタとこれに続くキャラクタは
UART108により受信する。MPU109はUAR
T108からの受信割込みを受けた後、受信データをリ
ードし、第2ビットがTまたはtならば第1キャラクタ
のパリティビットと第2キャラクタのパリティビットか
ら、受信データのデータフォーマットを決定する。MP
U109はUART108をこのデータフォーマットに
設定し、UART18はATコマンドの第3キャラクタ
とこれに続くキャラクタを順次受信する。
【0017】上記した従来のATコマンド解析装置は、
送受信手段(UART)108と制御手段(MPU)1
09に追加して、MPU109の指示により通信速度を
解析する速度解析部102と、解析した通信速度により
ボーレートクロックを生成し、UART108に伝送
し、通信速度を知らせるボーレートクロック生成部10
7と、このボーレートクロックを入力して第1キャラク
タを受信するシフトレジスタ106とを設け、通信速度
の解析、通信速度のUART108への通知、第1キャ
ラクタの受信といった従来MPU109が行っていた役
割を速度解析部102ボーレートクロック生成部10
7、シフトレジスタ106などの周辺回路が全て行うよ
うにして、MPU109の負担を軽減している。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、この
従来技術によれば、ATコマンドを認識してモデムを制
御するMPUの負担を軽減させるために、ハードにより
ボーレートの生成までをすべて行っている。
【0019】このように通信速度が高速化されたこと
で、MPUによらない周辺ハード回路によるATコマン
ドの速度解析とボーレートの設定を行う方法を取らざる
得ないが、サポートする速度は、300〜230.5K
bpsまでの多くの速度をサポートしなければならず、
MPUのソフトを用いた制御方法に比べて、ATコマン
ド解析のための回路制御やボーレートを決定するデコー
ド回路などが増え、回路も複雑になるとともに、規模も
大きくなる。
【0020】また、UART108のボーレートは、ボ
ーレートクロック生成部107から出力されており、A
Tコマンドの速度解析後にしか再設定されないようにな
っている。これでは、ATコマンドを受信しない場合、
たとえば、電話のリングが来た場合モデムは、それを検
出すると、リングのキャラクタをDTEへ送出する必要
がある。その場合、MPU109は、内部パラメータで
設定されたボーレートにUART108を設定して動作
させる必要があるが、それが上述した従来の方法ではで
きない。
【0021】また、第1キャラクタは8ビットをサンプ
リングした後にキャラクタをMPUがチェックするが、
これがA、aで無い場合、次のキャラクタを第1キャラ
クタとして受信する必要があるが、高速度なデータの場
合、この判定がソフトの介在で遅れて、受信できない可
能性がある。また、非同期通信においては、ストップビ
ットのない不正フレームキャラクタが発生したとき、こ
の従来の技術では、ストップビットをチェックしていな
いためエラーであるキャラクタと認織できない。
【0022】この発明は、上述の問題点に鑑みてなされ
たもので、ATコマンドの速度解析にあたり、周辺回路
の規模および複雑さを軽減することを目的とする。ま
た、第1キャラクタが“A”、“a”以外であるエラー
を直ぐに検出できるエラー検出機能を強化することを目
的とする。
【0023】さらに、この発明は、ATコマンドの速度
解析に使用する回路をモデムの別の機能を実現する回路
にも適用できるようにして、全体の回路規模の増大を防
ぐことを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】この発明のATコマンド
解析装置は、DTEからの調歩同期式シリアルデータを
ボーレートクロックに基づいて受信する送受信手段と、
前記送受信手段の受信データを解析する制御手段と、前
記制御手段の指示により前記送受信手段に出力するボー
レートクロックを生成するボーレート生成手段と、前記
制御手段からの指示に基づきDTEから送出されるAT
コマンドの第1キャラクタのスタートビットの幅を計測
する計測手段と、前記計測手段の結果を受けて第1キャ
ラクタのサンプリングするクロックを生成するための分
周データを出力するとともに前記スタートビットがあら
かじめ設定された以上の速度であればそのことを示すフ
ラグを出力する速度解析手段と、前記フラグの有無によ
り前記速度解析手段或いは前記制御手段からの分周デー
タを選択しサンプリングクロックを生成するサンプリン
グクロック生成手段と、前記フラグもしくは前記制御手
段の指示により前記サンプリングクロック生成手段から
のクロックに基づいて第1キャラクタのスタートビット
に続くデータ受信して保持し前記制御手段に送出するシ
フトレジスタ部と、を具備することを特徴とする。
【0025】上記したシフトレジスタ部は、第1キャラ
クタが“A”、“a”(16進表示で41Hもしくは6
1H)であることかどうかをビットをサンプルする毎に
チェックし、異なったビットをサンプルした場合にはサ
ンプル動作を中止し、エラーを表すフラグを前記制御手
段へ出力するように構成すると良い。
【0026】また、上記のシフトレジスタ部は、スター
トビットに続くビットをサンプリングする前にそのビッ
トがハイからローへ変化した場合にはサンプル動作を中
止し、エラーを表すフラグを前記制御手段へ出力するよ
うに構成すると良い。
【0027】更に、上記のシフトレジスタ部は、スター
トビットに続く8ビットをサンプリングした後に続くス
トップビットをサンプルし、その結果ストップビットが
検出できなければエラーを表すフラグを前記制御手段へ
出力するように構成すると良い。
【0028】また、この発明は、前記シフトレジスタ部
にクロックを供給するクロック生成手段は1ショットパ
ルス出力動作モードを持ち、前記制御手段の指示により
クロック生成モードと1ショットパルス出力動作モード
が変更でき1ショットパルスを前記制御手段の割込み信
号として出力するように構成することができる。
【0029】上記したように、この発明のATコマンド
解析装置では、ATコマンドの速度解析後の送受信手段
(UART)のボーレート設定などは制御手段(MP
U)が行い、スタートビットの幅を測定したカウント値
を基に、ATコマンドの第1キャラクタをサンプリング
するためのクロック速度を決定する部分は、周辺回路に
よる自動設定と制御手段(MPU)による設定とを用意
し、ATコマンドの速度によりどちらかが選択される。
【0030】この発明によれば、従来すべてを回路制御
で行ってきた方法から、制御手段(MPU)のソフトに
よる制御で十分に間に合う低速のATコマンドの速度解
析とその後のクロック生成の設定は制御手段(MPU)
のソフトで行い、制御手段(MPU)ソフトで制御でき
ない高速のATコマンドの速度解析やクロック生成の設
定は周辺回路により行うこととし、全体の回路規模や複
雑さを軽減することができる。
【0031】 〔発明の詳細な説明〕以下、この発明の実施の形態につ
き図に従い説明する。図1は、この発明の実施の形態に
係るATコマンド解析装置を示すブロック図である。
【0032】この実施の形態においては、第1カウンタ
1、第2カウンタ3及びボーレート生成部8は、クロッ
ク周波数3.6864MHzで動作している。
【0033】計測手段としての第1カウンタ1は、RX
D10(シリアルライン)の受信データからATコマン
ドの第1キャラクタのスタートビットのロー期間の幅を
計測するカウンタであり、RXD10が立ち下がってか
らのロー期間をカウントし、そのカウント値をMPUデ
ータバスとデコーダ2に出力し、MPU9に対してはカ
ウント終了の割り込み信号を出力する。最も高いボーレ
ートの230.4Kbpsの場合、第1カウンタ1のス
タートビットのカウンタ値は10Hとなるが周波数誤差
の許容範囲を考えると 0FH〜11Hまで変化する可
能性がある。また、使用する回路の立ち上がり、立ち下
がりの特性や回路遅延などの諸条件を考えた場合そのカ
ウント値の範囲を0EH〜12Hまで変化すると考えて
おく必要がある。
【0034】速度解析手段としてのデコーダ2は第1カ
ウンタ1のカウント値が6FH以下のカウント値であれ
ば高速度フラグをセットし、そのカウント値からサンプ
リングクロックを発生させるための分周データを出力す
る。分周データは、受信データのボーレートに最も近い
サポートボーレートの倍のクロックを生成するための分
周データとなる。
【0035】また、デーコーダ2は、カウント値が0E
H〜12Hの範囲にあれば、230.4Kbpsの倍の
周波数を生成するため08Hを出力するように、ある範
囲に値があればその値を一定の値に丸めて出力する丸め
機能を持っている。ある範囲に値がある時に一定の値を
出力するには、丸め機能以外にテーブルを使用する方法
も考えられる。この実施の形態では、カウンタ値に+6
を行いその値の下位3ビットを0にし、そのデータを1
/2することで丸めを行っている。この丸め方法の場
合、テーブル参照に比べて回路量が少なく容易に実現で
きる利点がある。上記の例では、カウント値がOAH〜
19Hであれば、08Hが出力され、230.4Kbp
sの倍の周波数のクロックに分周する値となる。また、
カウンタ値が5AH〜69Hの時には80H(48)が
出力され、38.4Kbpsの倍の周波数のクロックに
分周する値となる。尚、3.6864MHzを48分周
すると76.8KHzとなる。
【0036】一方、19.2Kbpsの低速度の場合、
第1カウンタ1のカウント値が6FHを越えるため、高
速度フラグはセットされない。また、低速度の場合の丸
め処理は、許容誤差に対応していないため、分周データ
として使用できない。全サポートボーレートまでを対象
としたデコーダ回路は当然可能であるが、回路が複雑お
よび大きくなることは避けれない。
【0037】サンプリングクロック生成手段としての第
2カウンタ3は、上記したようにクロック周波数3.6
864MHzで動作しており、第1カウンタ1からのカ
ウント終了信号が来て、デコーダ2からの高速度フラグ
がセットされているとデコーダ2からの分周データをロ
ードし、自動的に動作し、クロックを分周する。分周さ
れたクロックは、結果的に、測定したボーレートの速度
の2倍のクロックとなる。2倍のクロックを出力させる
のは、フリップフロツプ4で2分周し、受信データのビ
ットの中心でサンプリングするためのクロックを作成す
るためである。受信データ速度は、前述したように、そ
の周波数の許容誤差があるため、受信ビットの端方でサ
ンプリングすると8ビットサンプリングしていく間に受
信周波数とサンプリング周波数との誤差が蓄積して誤っ
た位置でサンプリングする可能性がある。そのため、サ
ンプリングの位置はなるべくビットの中心で行う必要が
あるためである。
【0038】もし、デコーダ2からの速度フラグがセッ
トされていなければ、第2カウンタ3は動作せず、制御
手段(MPU)9からの指示で分周データが設定され、
動作を開始する。フリップフロツプ4は、第2カウンタ
3からの分周クロックを1/2に分周してシフトレジス
タ5のサンプルクロックを出力する。
【0039】図2に受信データ、第2カウンタ3の出力
とフリップフロツプ4の出力タイミングを示す。
【0040】この図2に示すように、第2カウンタ3か
らの分周クロックがフリップフロップ4により分周さ
れ、その出力がシフトレジスタ5のサンプルクロックと
して与えられ、シフトレジスタ5にRXD10ラインの
信号をサンプリングする。
【0041】第2カウンタ3は、通常の分周カウントモ
ードと指定カウント値をカウントした後に1ショットパ
ルスを出力する1ショットパルス出力モードの2つの動
作モードを持っている。ATコマンドの解析を行う場合
は、MPU9は、クロックを分周する動作モードに設定
し、その後のATコマンドのコマンド処理動作を行う場
合には、1ショットパルス動作モードにすることによ
り、第2カウンタ3を他の目的に使用することが出来
る。たとえば、パルスダイヤリング処理は、パルスのデ
ューティを正確に保つ必要があるため、1ショットパル
ス動作にて割り込み信号を出力させ、オンフック、オフ
フックの時間管理を行うことが可能となる。
【0042】シフトレジスタ5は、RXD10ラインの
信号をフリップフロツプ4からのサンプルクロックで8
ビットのデータとしてサンプリングしデータを保持す
る。また、ビット毎に”A”、”a”が,(16進表示
で41Hもしくは61H)のキャラクタかどうかをチェ
ックし、もし、ビットが異なっていればサンプリングを
中止しエラーフラグをセットする。例えば、図4に示す
ように、シフトレジスタ5にサンプリングされるデータ
のビット2が1と認識すると、ビットが異なっているの
で、キャラクタエラーと判断し、エラー(EERR)ビ
ットをセットし、エラーフラグをMPU9に与える。ま
た、この動作と同時に、割り込み信号(ASPINT)
を出力し、MPU9に割り込み信号を与え、シフト動作
を停止させる。
【0043】また、シフトレジスタ5は、第2カウンタ
からの出力に基づく最初のサンプルクロックが到達する
前に受信信号がハイレベルからローレベルへ変化すると
エラーフラグをセットし、サンプリングを中止する。即
ち、最初のサンプリングクロックが来る前に、RXD1
0のラインが変化することは正常動作ではないので、図
5に示すように、サンプリングクロックが来る前に、R
XDライン10がローに変化すると、エラー(DLIN
E)ビットし、エラーフラグをMPU9に与える。ま
た、この動作と同時に、割り込み信号(ASPINT)
を出力し、MPU9に割り込み信号を与え、シフト動作
を停止させる。
【0044】更に、シフトレジスタ5は、8ビットのサ
ンプリングが終了した後のストップビットをチェック
し、もし、ストップビットが検出されなければエラーと
して同様の処理を行う。サンプリングが終了(エラーで
の終了も含む)すれば、MPU9に対して割り込み信号
を出力する。
【0045】受信開始制御回路(UART)7は、高速
度フラグがセットされている場合は、サンプリング終了
割り込み信号発生時にシフトレジスタ5からのエラーフ
ラグがセットされていなければUART6の受信動作を
イネーブルにする。もし、高速度フラグがセットされて
いなければ、MPU9からの受信開始指示でUART6
は受信イネーブルとなる。
【0046】ボーレート生成部8は、MPU9の指示の
みによりボーレートを生成し、UART6に供給する。
これは、ボーレートはATコマンドの第1キャラクタを
サンプリング終了までに設定すればよいので、MPU9
の割り込み処理で十分に対応できる。そのため、デコー
ダ2はボーレートデータを出力する必要はないため、回
路規模は、従来のものより小さくできる。
【0047】上記したUART6は、RXD10からA
Tコマンドの第2キャラクタ以降を受信開始制御回路7
もしくはMPU9からの指示により受信開始する。
【0048】実際の動作を図3を参照してATコマンド
の速度が高速(19.2Kbps〜230.4Kbp
s)の場合とそれ以下の速度の場合とで説明を行う。図
3は正常に動作を行ったときの状態を示すタイミングチ
ャートである。
【0049】まず、高速度の場合につき説明する。MP
U9は、第1カウンタ1、第2カウンタ3などの回路を
初期設定しておき、カウント1に対してカウントの開始
を指示する。第1カウンタ1は、RXD10のデータを
チェックし、スタートビットの幅をカウントし、カウン
タ値とカウント終了信号を出力する。デコーダ2は、第
1カウンタ1からのカウント値から分周データを出力
し、高速フラグをセットする。図3に示す例において
は、デコーダ3より1.8432MHzの分周データが
出力され、第2カウンタ3のカウンタ値が0008の場
合である。
【0050】第2カウンタ3は、高速度フラグがセット
されているため、デコーダ2からの分周データを自動的
にロードし、分周動作を行い、分周クロックをフリップ
フロップ4に出力する。そして、フリップフロツプ4に
て2分周されたサンプルクロックがシフトレジスタ5に
出力される。
【0051】シフトレジスタ5は、受信データ8ビット
をサンプリングし、ストップビットを検出すると、CE
NDビットをセットし、サンプリング動作を停止し、そ
の結果をシフトレジスタ5に格納する。図3の例では、
シフトレジスタ5は41Hとなる。そして、次のシフト
クロック、図3の例では、9発目のシフトクロック時点
でRXD10がハイの場合にはサンプリング終了信号
(SFEND)をセットし、MPU9へサンプル終了信
号を出力する。尚、もし、RXD10がローであれば、
以降のシフトクロックでRXD10のハイがサンプリン
グされるまで、サンプリング終了信号はセットされな
い。
【0052】受信開始制御回路7は、高速度フラグがセ
ットされて、サンプリング終了信号が出力され、サンプ
リングのエラーがない場合UART6の受信開始動作を
イネーブルにする。
【0053】MPU9は、第1カウンタ1からのカウン
ト終了の割り込み信号を受けると、割り込みルーチンの
中で高速度フラグがセットされているかどうかをチェッ
クする。セットされていれば、第1カウンタ1のカウン
ト値からボーレートを判定し、ボーレート生成部8にボ
ーレートを設定し、UART6に対してボーレートクロ
ックを供給する。シフトレジスタ5からのサンプリング
終了の割り込み信号を受け取ると、割り込みルーチンの
中でサンプリングのエラーフラグがセットされていない
場合、正常に終わったことを確認する。もし、エラーが
発生していた場合には、初期設定を再度行い、ATコマ
ンドの第1キャラクタを待つ。
【0054】次に、低速度の場合につき説明する。MP
U9は、第1カウンタ1、第2カウンタ3などの回路を
初期設定しておき、第1カウンタ1に対してカウントの
開始を指示する。第1カウンタ1は、RXD10のデー
タをチェックし、スタートビットの幅をカウントしてカ
ウンタ値とカウント終了の割り込み信号を出力する。デ
コーダ2は、第1カウンタ1からのカウント値から分周
データを出力し、高速フラグをセットしない。第2カウ
ンタ3は、高速度フラグがセットされていないため、動
作は行わず、MPU9からの指示による分周データで分
周動作を行う。MPU9からの分周データに基づきフリ
ップフロツプ4を通してシフトレジスタ5のサンプリン
グクロックが出力される。レジスタ5は、受信データ8
ビットをサンプリングし、ストップビットを検出すると
サンプリング動作を停止し、サンプリング終了信号をM
PU9へ出力する。受信開始制御回路7は、高速度フラ
グがセットされていないため動作しない。
【0055】MPU9は、第1カウンタ1からのカウン
ト終了の割り込み信号を受けると、割り込みルーチンの
中で高速度フラグがセットされているかどうかをチェッ
クする。低速度の場合には、フラグは、セットされてい
ないため、第1カウンタ1のカウンタ値からボーレート
を判定し、第2カウンタ3へMPU9から分周データを
設定し、動作開始を指示する。また、ボーレート生成部
8にボーレートを設定し、UART6に対してボーレー
トクロックを供給する。シフトレジスタ5からのサンプ
リング終了の割り込み信号を受け取ると、割り込みルー
チンの中でサンプリングのエラーフラグがセットされて
いない場合、正常に終わったことを確認したらUART
6の受信開始をイネーブルにする。もし、エラーが発生
していた場合には、初期設定を再度行い、ATコマンド
の第1キャラクタを待つ。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ATコマンドの速度に応じて周辺回路により動作す
るモードと制御手段(MPU)のソフトが制御するモー
ドの2つを備えることにより、すべてを回路により行う
場合に比べて全体の回路規模および複雑さを軽減でき
る。
【0057】また、デコーダからの分周データは、一部
の高速度をサポートするボーレートのみに対応したもの
でよいため簡易な丸め回路で実現することができ回路規
模を軽減できる。
【0058】さらに、ATコマンド解析時のみに使用す
るカウンタは、他の動作モードを持たせることにより、
ATコマンドのコマンド処理には同じカウンタを異なっ
た動作モードで使用することができ、全体の回路規模の
軽減が可能となる。
【0059】また、この発明は、サンプリング時のエラ
ーチェックもビットごとに行うため8ビットサンプリン
グを行っている間にできるため、エラー発生の場合に
は、次のキャラクタ受信のための準備が無駄なくでき
る。しかも従来技術では、ストップビットがないキャラ
クタのエラー処理がなかったが、このようなエラーキャ
ラクタの検出も可能となり、不正キャラクタの誤受信動
作が減少する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態にかかるATコマンド解
析装置の構成を示すブロック図である。
【図2】この発明における受信データ、第2カウンタと
フリップフロップの出力タイミングを示すタイミングチ
ャートである。
【図3】この発明の実施の形態にかかるATコマンド解
析装置の正常動作のときのタイミングチャートである。
【図4】この発明の実施の形態にかかるATコマンド解
析装置のキャラクターエラーのときのタイミングチャー
トである。
【図5】この発明の実施の形態にかかるATコマンド解
析装置のライン変化を検出したエラーのときのタイミン
グチャートである。
【図6】従来のATコマンド解析装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図7】ATコマンドの通信パラメータを示す図であ
る。
【符号の説明】
1 第1カウンタ 2 デコーダ 3 第2カウンタ 4 フリップフロップ 5 シフトレジスタ 6 UART 7 受信開始制御回路 8 ボーレート生成部 9 MPU 10 RXD
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木下 泉 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 5K034 AA11 FF13 HH02 HH03 HH07 HH09 HH24 KK02 KK05 MM08 PP03 5K047 AA16 GG02 HH03 HH12 JJ04 MM27 MM38 MM55 MM56

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 DTEからの調歩同期式シリアルデータ
    をボーレートクロックに基づいて受信する送受信手段
    と、前記送受信手段の受信データを解析する制御手段
    と、前記制御手段の指示により前記送受信手段に出力す
    るボーレートクロックを生成するボーレート生成手段
    と、前記制御手段からの指示に基づきDTEから送出さ
    れるATコマンドの第1キャラクタのスタートビットの
    幅を計測する計測手段と、前記計測手段の結果を受けて
    第1キャラクタのサンプリングするクロックを生成する
    ための分周データを出力するとともに前記スタートビッ
    トがあらかじめ設定された以上の速度であればそのこと
    を示すフラグを出力する速度解析手段と、前記フラグの
    有無により前記速度解析手段或いは前記制御手段からの
    分周データを選択しサンプリングクロックを生成するサ
    ンプリングクロック生成手段と、前記フラグもしくは前
    記制御手段の指示により前記サンプリングクロック生成
    手段からのクロックに基づいて第1キャラクタのスター
    トビットに続くデータ受信して保持し前記制御手段に送
    出するシフトレジスタ部と、を具備することを特徴とす
    るATコマンド解析装置。
  2. 【請求項2】 前記シフトレジスタ部は、第1キャラク
    タが“A”、“a”(16進表示で41Hもしくは61
    H)であることかどうかをビットをサンプルする毎にチ
    ェックし、異なったビットをサンプルした場合にはサン
    プル動作を中止し、エラーを表すフラグを前記制御手段
    へ出力することを特徴とする請求項1に記載のATコマ
    ンド解析装置。
  3. 【請求項3】 前記シフトレジスタ部は、スタートビッ
    トに続くビットをサンプリングする前にそのビットがハ
    イからローへ変化した場合にはサンプル動作を中止し、
    エラーを表すフラグを前記制御手段へ出力することを特
    徴とする請求項1または2に記載のATコマンド解析装
    置。
  4. 【請求項4】 前記シフトレジスタ部は、スタートビッ
    トに続く8ビットをサンプリングした後に続くストップ
    ビットをサンプルし、その結果ストップビットが検出で
    きなければエラーを表すフラグを前記制御手段へ出力す
    ることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載
    のATコマンド解析装置。
  5. 【請求項5】 前記シフトレジスタ部にクロックを供給
    するクロック生成手段は1ショットパルス出力動作モー
    ドを持ち、前記制御手段の指示によりクロック生成モー
    ドと1ショットパルス出力動作モードが変更でき1ショ
    ットパルスを前記制御手段の割込み信号として出力する
    ことができることを特徴とする請求項1に記載のATコ
    マンド解析装置。
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