JPH10294772A - Atコマンド受信方式 - Google Patents
Atコマンド受信方式Info
- Publication number
- JPH10294772A JPH10294772A JP9103302A JP10330297A JPH10294772A JP H10294772 A JPH10294772 A JP H10294772A JP 9103302 A JP9103302 A JP 9103302A JP 10330297 A JP10330297 A JP 10330297A JP H10294772 A JPH10294772 A JP H10294772A
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- JP
- Japan
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- speed
- input data
- reception
- character
- receiving
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- Granted
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-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M11/00—Telephonic communication systems specially adapted for combination with other electrical systems
- H04M11/06—Simultaneous speech and data transmission, e.g. telegraphic transmission over the same conductors
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Communication Control (AREA)
- Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 入力データの受信速度に拘わらず、常に正確
なATコマンドの受信を可能にする。 【解決手段】 UART2は、ATコマンドからなる入
力データを調歩同期方式により受信する。速度検出部3
は、入力データの先頭キャラクタのスタートビットの長
さから入力データの速度を検出する。クロック供給部5
は、速度検出部3で検出された速度に基づいて受信クロ
ックを生成しUART2の受信クロックとして供給す
る。マスク部1は、速度検出部3で検出された速度に基
づいて入力データの先頭キャラクタをマスクしてUAR
T2への入力を禁止する。先頭キャラクタは先頭キャラ
クタ受信部4で受信される。
なATコマンドの受信を可能にする。 【解決手段】 UART2は、ATコマンドからなる入
力データを調歩同期方式により受信する。速度検出部3
は、入力データの先頭キャラクタのスタートビットの長
さから入力データの速度を検出する。クロック供給部5
は、速度検出部3で検出された速度に基づいて受信クロ
ックを生成しUART2の受信クロックとして供給す
る。マスク部1は、速度検出部3で検出された速度に基
づいて入力データの先頭キャラクタをマスクしてUAR
T2への入力を禁止する。先頭キャラクタは先頭キャラ
クタ受信部4で受信される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、端末装置からモ
デム及びターミナルアダプタ等の通信制御装置に送られ
るATコマンドを調歩同期方式により受信するATコマ
ンド受信方式に関し、特にATコマンドの先頭ビットか
ら受信速度を検出して受信動作を行うATコマンド受信
方式に関する。
デム及びターミナルアダプタ等の通信制御装置に送られ
るATコマンドを調歩同期方式により受信するATコマ
ンド受信方式に関し、特にATコマンドの先頭ビットか
ら受信速度を検出して受信動作を行うATコマンド受信
方式に関する。
【0002】
【従来の技術】モデム及びターミナルアダプタ等の通信
制御装置では、コンピュータ等の端末装置からATコマ
ンドを調歩同期方式で受信する場合、キャラクタの先頭
に付加されたスタートビットとキャラクタの後尾に付加
されたストップビットとを検出することでキャラクタの
区切りを検出する。通常は、UART(Universal Asyn
cronous Receiver/Transmiter) と呼ばれる調歩同期送
受信回路でATコマンドを受信するが、受信速度が端末
側の送信速度に依存する場合、UARTへの受信開始時
に速度設定処理を行うことが必要になる。この速度設定
は、受信データの先頭キャラクタのスタートビットST
の長さを測定することにより行っている。
制御装置では、コンピュータ等の端末装置からATコマ
ンドを調歩同期方式で受信する場合、キャラクタの先頭
に付加されたスタートビットとキャラクタの後尾に付加
されたストップビットとを検出することでキャラクタの
区切りを検出する。通常は、UART(Universal Asyn
cronous Receiver/Transmiter) と呼ばれる調歩同期送
受信回路でATコマンドを受信するが、受信速度が端末
側の送信速度に依存する場合、UARTへの受信開始時
に速度設定処理を行うことが必要になる。この速度設定
は、受信データの先頭キャラクタのスタートビットST
の長さを測定することにより行っている。
【0003】従来は、端末から受信した入力データによ
ってCPUに割り込みをかけ、CPUがI/Oポートを
ポーリングすることにより受信データの通信速度を検出
し、UARTの受信速度を設定すると共にUARTの受
信回路を有効にすることでATコマンドを受信するよう
にしている。UARTでキャラクタの区切りを正しく認
識するためには、受信速度が正しく設定されることは勿
論であるが、UARTが先頭キャラクタのスタートビッ
トから正しく認識可能であることも必要である。スター
トビットからずれたビットのデータをスタートビットで
あると誤認識すると、以後のデータが全て本来のキャラ
クタとは異なるキャラクタとして把握されてしまうから
である。このため、CPUは、先頭キャラクタのスター
トビットの長さから受信速度を検出したら、速やかにU
ARTの受信設定を完了させる必要がある。また、UA
RTには、この設定処理の時間的な余裕を持たせるため
のバッファも内蔵される。
ってCPUに割り込みをかけ、CPUがI/Oポートを
ポーリングすることにより受信データの通信速度を検出
し、UARTの受信速度を設定すると共にUARTの受
信回路を有効にすることでATコマンドを受信するよう
にしている。UARTでキャラクタの区切りを正しく認
識するためには、受信速度が正しく設定されることは勿
論であるが、UARTが先頭キャラクタのスタートビッ
トから正しく認識可能であることも必要である。スター
トビットからずれたビットのデータをスタートビットで
あると誤認識すると、以後のデータが全て本来のキャラ
クタとは異なるキャラクタとして把握されてしまうから
である。このため、CPUは、先頭キャラクタのスター
トビットの長さから受信速度を検出したら、速やかにU
ARTの受信設定を完了させる必要がある。また、UA
RTには、この設定処理の時間的な余裕を持たせるため
のバッファも内蔵される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
端末装置の通信速度が大幅に増大し、従来のようなCP
Uによる速度設定方式では、処理時間が間に合わないと
いう問題が生じてきた。例えば、従前の9600bps
程度の通信速度から230.4kbps程度の通信速度
に対応するためには、従来の24倍の速度で設定処理を
行わなくてはならない。このため、先頭キャラクタのス
タートビットの受信時間内での処理が間に合わず、UA
RTがキャラクタの区切りを誤って判別していわゆる文
字化けが発生するという問題がある。
端末装置の通信速度が大幅に増大し、従来のようなCP
Uによる速度設定方式では、処理時間が間に合わないと
いう問題が生じてきた。例えば、従前の9600bps
程度の通信速度から230.4kbps程度の通信速度
に対応するためには、従来の24倍の速度で設定処理を
行わなくてはならない。このため、先頭キャラクタのス
タートビットの受信時間内での処理が間に合わず、UA
RTがキャラクタの区切りを誤って判別していわゆる文
字化けが発生するという問題がある。
【0005】この発明は、このような点に鑑みなされた
もので、入力データの受信速度に拘わらず、常に正確な
ATコマンドの受信が可能なATコマンド受信方式を提
供することを目的とする。
もので、入力データの受信速度に拘わらず、常に正確な
ATコマンドの受信が可能なATコマンド受信方式を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るATコマ
ンド受信方式は、ATコマンドからなる入力データを調
歩同期方式により受信する調歩同期受信手段と、前記入
力データの先頭キャラクタのスタートビットの長さから
前記入力データの速度を検出する速度検出手段と、この
速度検出手段で検出された速度に基づいて受信クロック
を生成し前記調歩同期受信手段の受信クロックとして供
給するクロック供給手段と、前記速度検出手段で検出さ
れた速度に基づいて前記入力データの2番目のキャラク
タの先頭ビットからの入力データを前記調歩同期受信手
段への入力データとして有効にする入力制御手段とを備
えたことを特徴とする。
ンド受信方式は、ATコマンドからなる入力データを調
歩同期方式により受信する調歩同期受信手段と、前記入
力データの先頭キャラクタのスタートビットの長さから
前記入力データの速度を検出する速度検出手段と、この
速度検出手段で検出された速度に基づいて受信クロック
を生成し前記調歩同期受信手段の受信クロックとして供
給するクロック供給手段と、前記速度検出手段で検出さ
れた速度に基づいて前記入力データの2番目のキャラク
タの先頭ビットからの入力データを前記調歩同期受信手
段への入力データとして有効にする入力制御手段とを備
えたことを特徴とする。
【0007】この発明によれば、入力制御手段が、速度
検出手段で検出された速度に基づき、例えばマスク処理
等によって2番目のキャラクタの先頭ビットからの入力
データを調歩同期受信手段への入力データとして有効に
するようにしているので、先頭キャラクタについては、
調歩同期受信手段へ入力することはできないが、2番目
のキャラクタからは調歩同期受信手段に正しく入力させ
ることができる。このように、先頭キャラクタをパスし
た結果、2番目のキャラクタからは区切りを誤ることな
く正しい受信が可能になり、しかも先頭キャラクタの受
信から2番目のキャラクタの先頭ビット受信までの間を
受信速度設定等の処理に使用することが可能になるの
で、その分だけ時間的余裕が生まれることになる。従っ
て、この発明によれば、高速で端末から供給されたAT
コマンドを正確に受信することが可能になる。
検出手段で検出された速度に基づき、例えばマスク処理
等によって2番目のキャラクタの先頭ビットからの入力
データを調歩同期受信手段への入力データとして有効に
するようにしているので、先頭キャラクタについては、
調歩同期受信手段へ入力することはできないが、2番目
のキャラクタからは調歩同期受信手段に正しく入力させ
ることができる。このように、先頭キャラクタをパスし
た結果、2番目のキャラクタからは区切りを誤ることな
く正しい受信が可能になり、しかも先頭キャラクタの受
信から2番目のキャラクタの先頭ビット受信までの間を
受信速度設定等の処理に使用することが可能になるの
で、その分だけ時間的余裕が生まれることになる。従っ
て、この発明によれば、高速で端末から供給されたAT
コマンドを正確に受信することが可能になる。
【0008】なお、先頭キャラクタについては、調歩同
期受信手段とは別個に先頭キャラクタを受信する先頭キ
ャラクタ受信手段によって受信するようにすれば良い。
先頭キャラクタ受信手段は、単に先頭のキャラクタ
“A”又は“a”を認識するだけのものであるから、簡
単なシフトレジスタや比較回路等によって容易に構成す
ることができる。これにより、先頭キャラクタが誤って
いることによる不具合、例えば検出速度が正しくない、
パリティ情報が正確でない等の問題も解決することがで
きる。
期受信手段とは別個に先頭キャラクタを受信する先頭キ
ャラクタ受信手段によって受信するようにすれば良い。
先頭キャラクタ受信手段は、単に先頭のキャラクタ
“A”又は“a”を認識するだけのものであるから、簡
単なシフトレジスタや比較回路等によって容易に構成す
ることができる。これにより、先頭キャラクタが誤って
いることによる不具合、例えば検出速度が正しくない、
パリティ情報が正確でない等の問題も解決することがで
きる。
【0009】また、この発明によれば、速度検出処理が
ソフトウェアに依存していないため、その分高速に受信
速度を検出することができる。更に、調歩同期受信回路
に関して言えば、先頭キャラクタを受信しないだけであ
り、他の動作は従来と変わらないため、従来の調歩同期
受信回路に僅かなハードウェアを付加するだけで構成す
ることができ、従来の調歩同期受信回路をそのまま利用
することができるという利点もある。
ソフトウェアに依存していないため、その分高速に受信
速度を検出することができる。更に、調歩同期受信回路
に関して言えば、先頭キャラクタを受信しないだけであ
り、他の動作は従来と変わらないため、従来の調歩同期
受信回路に僅かなハードウェアを付加するだけで構成す
ることができ、従来の調歩同期受信回路をそのまま利用
することができるという利点もある。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の好ましい実施の形態について説明する。図1は、この
発明の一実施例に係るATコマンド受信回路を示すブロ
ック図である。このATコマンド受信回路は、端末と回
線との間に配置されるモデム及びターミナルアダプタ等
の通信制御装置の一部に使用される。端末から供給され
通信制御装置に入力される入力データは、入力制御手段
としてのマスク部1において先頭キャラクタ分だけマス
クされてUART(調歩同期送受信回路)2に供給され
る。また、入力データは、速度検出部3と先頭キャラク
タ受信部4にも供給されている。速度検出部3は、入力
データの先頭キャラクタのスタートビットの時間的な長
さから受信速度を検出し、その検出速度と速度を検出し
たことを示す検出信号とを出力する。検出速度はクロッ
ク供給部5に供給され、ここで検出速度に応じた受信ク
ロックが生成される。マスク部1は、速度検出部3から
供給される検出信号の入力タイミングとクロック供給部
5から供給される受信クロックとによって定められる先
頭キャラクタの受信時間だけ入力データをマスクする。
先頭キャラクタ受信部4は、クロック供給部5から供給
される受信クロックに従って先頭キャラクタを受信す
る。先頭キャラクタ受信部4で受信された先頭キャラク
タとUART2から出力される2番目以降のキャラクタ
とは、図示しないCPU等に割り込み情報として供給さ
れる。
の好ましい実施の形態について説明する。図1は、この
発明の一実施例に係るATコマンド受信回路を示すブロ
ック図である。このATコマンド受信回路は、端末と回
線との間に配置されるモデム及びターミナルアダプタ等
の通信制御装置の一部に使用される。端末から供給され
通信制御装置に入力される入力データは、入力制御手段
としてのマスク部1において先頭キャラクタ分だけマス
クされてUART(調歩同期送受信回路)2に供給され
る。また、入力データは、速度検出部3と先頭キャラク
タ受信部4にも供給されている。速度検出部3は、入力
データの先頭キャラクタのスタートビットの時間的な長
さから受信速度を検出し、その検出速度と速度を検出し
たことを示す検出信号とを出力する。検出速度はクロッ
ク供給部5に供給され、ここで検出速度に応じた受信ク
ロックが生成される。マスク部1は、速度検出部3から
供給される検出信号の入力タイミングとクロック供給部
5から供給される受信クロックとによって定められる先
頭キャラクタの受信時間だけ入力データをマスクする。
先頭キャラクタ受信部4は、クロック供給部5から供給
される受信クロックに従って先頭キャラクタを受信す
る。先頭キャラクタ受信部4で受信された先頭キャラク
タとUART2から出力される2番目以降のキャラクタ
とは、図示しないCPU等に割り込み情報として供給さ
れる。
【0011】図2は、このように構成されたATコマン
ド受信回路の動作を示すタイミングチャートである。入
力データは、“A”(41h)又は“a”(61h),
“T”(54h)又は“t”(74h)で続くATコマ
ンドであり、先頭キャラクタの“A”又は“a”の先頭
に付加されたスタートビット(ST)の立ち下がりを速
度検出部3が検出すると、速度検出部3は、内部のカウ
ンタのカウントを開始し、スタートビットの立ち上がり
でカウンタのカウントを終了すると共に速度を検出した
ことを示す検出信号を立ち上げる。この検出信号は、A
Tコマンドの受信が終了するまで“H”レベルを維持す
る。カウンタ値の内容が検出速度に相当する。
ド受信回路の動作を示すタイミングチャートである。入
力データは、“A”(41h)又は“a”(61h),
“T”(54h)又は“t”(74h)で続くATコマ
ンドであり、先頭キャラクタの“A”又は“a”の先頭
に付加されたスタートビット(ST)の立ち下がりを速
度検出部3が検出すると、速度検出部3は、内部のカウ
ンタのカウントを開始し、スタートビットの立ち上がり
でカウンタのカウントを終了すると共に速度を検出した
ことを示す検出信号を立ち上げる。この検出信号は、A
Tコマンドの受信が終了するまで“H”レベルを維持す
る。カウンタ値の内容が検出速度に相当する。
【0012】クロック供給部5は、速度検出部3で検出
速度が確定した時点で、その速度に応じた周波数のクロ
ックを発生させても良いし、速度検出部3の内部のカウ
ンタの値に応じて順次クロック周波数を増加させてい
き、速度検出が終了するとほぼ同時に検出速度に応じた
周波数の受信クロックを発生させるようにしても良い。
この受信クロックは、入力データの各ビットを確実に検
出できるように、例えば入力データの16〜32倍のビ
ットレートに設定される。クロック供給部5で生成され
た受信クロックはマスク部1、UART2及び先頭キャ
ラクタ受信部4にそれぞれ供給される。
速度が確定した時点で、その速度に応じた周波数のクロ
ックを発生させても良いし、速度検出部3の内部のカウ
ンタの値に応じて順次クロック周波数を増加させてい
き、速度検出が終了するとほぼ同時に検出速度に応じた
周波数の受信クロックを発生させるようにしても良い。
この受信クロックは、入力データの各ビットを確実に検
出できるように、例えば入力データの16〜32倍のビ
ットレートに設定される。クロック供給部5で生成され
た受信クロックはマスク部1、UART2及び先頭キャ
ラクタ受信部4にそれぞれ供給される。
【0013】先頭キャラクタ受信部4は、内部にシフト
レジスタを備え、このシフトレジスタに入力データの先
頭キャラクタを格納する。スタートビットの終了の時点
で受信クロックがほぼ確定するので、この受信クロック
に基づいて入力データの先頭キャラクタのスタートビッ
トの次のビットからストップビットまでのキャラクタを
内部のシフトレジスタに格納する。そして、シフトレジ
スタに格納されたキャラクタが“A”又は“a”である
かどうかを比較回路等によって確認する。先頭キャラク
タが“A”又は“a”でない場合には、検出された速度
自体が誤りである可能性があるので、エラーコードをリ
ザルコードとして端末側に返送する。
レジスタを備え、このシフトレジスタに入力データの先
頭キャラクタを格納する。スタートビットの終了の時点
で受信クロックがほぼ確定するので、この受信クロック
に基づいて入力データの先頭キャラクタのスタートビッ
トの次のビットからストップビットまでのキャラクタを
内部のシフトレジスタに格納する。そして、シフトレジ
スタに格納されたキャラクタが“A”又は“a”である
かどうかを比較回路等によって確認する。先頭キャラク
タが“A”又は“a”でない場合には、検出された速度
自体が誤りである可能性があるので、エラーコードをリ
ザルコードとして端末側に返送する。
【0014】また、マスク部1は、速度検出部3から検
出信号が入力されてから、受信クロックをカウントし、
“A”又は“a”のストップ信号を検出するまでマスク
信号を“H”レベルにする。これにより、UART2に
は、2番目のキャラクタ“T”又は“t”のスタートビ
ットから入力データが入力されることになる。この結
果、UART2にキャラクタの途中からデータが入力さ
れるといった事態を防止することができ、キャラクタの
誤認識を回避することができる。
出信号が入力されてから、受信クロックをカウントし、
“A”又は“a”のストップ信号を検出するまでマスク
信号を“H”レベルにする。これにより、UART2に
は、2番目のキャラクタ“T”又は“t”のスタートビ
ットから入力データが入力されることになる。この結
果、UART2にキャラクタの途中からデータが入力さ
れるといった事態を防止することができ、キャラクタの
誤認識を回避することができる。
【0015】この回路によれば、ソフトウェアの介在な
しに速度設定が可能であり、しかも、UART2は、マ
スク部1が前段に設けられているので、常に受信可能な
状態にしておくことができる。このため、ATコマンド
を高速に受信することが可能になる。
しに速度設定が可能であり、しかも、UART2は、マ
スク部1が前段に設けられているので、常に受信可能な
状態にしておくことができる。このため、ATコマンド
を高速に受信することが可能になる。
【0016】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
入力制御手段が、速度検出手段で検出された速度に基づ
き、2番目のキャラクタの先頭ビットからの入力データ
を調歩同期受信手段への入力データとして有効にするよ
うにしているので、2番目のキャラクタからは区切りを
誤ることなく正しい受信が可能になり、しかも先頭キャ
ラクタの受信から2番目のキャラクタの先頭ビット受信
までの間を受信速度設定等の処理に使用することが可能
になるので、その分だけ時間的余裕が生まれることにな
る。従って、この発明によれば、高速で端末から供給さ
れたATコマンドを正確に受信することが可能になると
いう効果を奏する。
入力制御手段が、速度検出手段で検出された速度に基づ
き、2番目のキャラクタの先頭ビットからの入力データ
を調歩同期受信手段への入力データとして有効にするよ
うにしているので、2番目のキャラクタからは区切りを
誤ることなく正しい受信が可能になり、しかも先頭キャ
ラクタの受信から2番目のキャラクタの先頭ビット受信
までの間を受信速度設定等の処理に使用することが可能
になるので、その分だけ時間的余裕が生まれることにな
る。従って、この発明によれば、高速で端末から供給さ
れたATコマンドを正確に受信することが可能になると
いう効果を奏する。
【図1】 この発明の一実施例に係るATコマンド受信
回路のブロック図である。
回路のブロック図である。
【図2】 同回路の動作を説明するためのタイミングチ
ャートである。
ャートである。
1…マスク部、2…UART、3…速度検出部、4…先
頭キャラクタ受信部、5…クロック供給部。
頭キャラクタ受信部、5…クロック供給部。
Claims (2)
- 【請求項1】 ATコマンドからなる入力データを調歩
同期方式により受信する調歩同期受信手段と、 前記入力データの先頭キャラクタのスタートビットの長
さから前記入力データの速度を検出する速度検出手段
と、 この速度検出手段で検出された速度に基づいて受信クロ
ックを生成し前記調歩同期受信手段の受信クロックとし
て供給するクロック供給手段と、 前記速度検出手段で検出された速度に基づいて前記入力
データの2番目のキャラクタの先頭ビットからの入力デ
ータを前記調歩同期受信手段への入力データとして有効
にする入力制御手段とを備えたことを特徴とするATコ
マンド受信方式。 - 【請求項2】 前記調歩同期受信手段とは別個に前記入
力データの先頭キャラクタを受信する先頭キャラクタ受
信手段を更に備えたことを特徴とする請求項1記載のA
Tコマンド受信方式。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10330297A JP3329229B2 (ja) | 1997-04-21 | 1997-04-21 | Atコマンド受信方式 |
DE1998117760 DE19817760B4 (de) | 1997-04-21 | 1998-04-21 | AT-Befehlsempfangsschaltung |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10330297A JP3329229B2 (ja) | 1997-04-21 | 1997-04-21 | Atコマンド受信方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10294772A true JPH10294772A (ja) | 1998-11-04 |
JP3329229B2 JP3329229B2 (ja) | 2002-09-30 |
Family
ID=14350456
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10330297A Expired - Fee Related JP3329229B2 (ja) | 1997-04-21 | 1997-04-21 | Atコマンド受信方式 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3329229B2 (ja) |
DE (1) | DE19817760B4 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6529548B1 (en) | 1999-03-25 | 2003-03-04 | Nec Corporation | Device and method for detecting data communication property |
JP2003075038A (ja) * | 2001-08-29 | 2003-03-12 | Mitsubishi Electric Corp | 冷凍装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4722067B2 (ja) * | 2007-03-06 | 2011-07-13 | 日立ビークルエナジー株式会社 | 蓄電装置,蓄電池管理制御装置及びモータ駆動装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5072407A (en) * | 1990-01-08 | 1991-12-10 | Gandalf Technologies, Inc. | Serial data rate detection method and apparatus |
US5222081A (en) * | 1991-06-28 | 1993-06-22 | Universal Data Systems, Inc. | Method of performing an autobaud function using a state flow machine |
-
1997
- 1997-04-21 JP JP10330297A patent/JP3329229B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1998
- 1998-04-21 DE DE1998117760 patent/DE19817760B4/de not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6529548B1 (en) | 1999-03-25 | 2003-03-04 | Nec Corporation | Device and method for detecting data communication property |
DE10014671B4 (de) * | 1999-03-25 | 2006-02-16 | Nec Electronics Corp., Kawasaki | Vorrichtung und Verfahren zum Detektieren von Datenkommunikationseigenschaften |
JP2003075038A (ja) * | 2001-08-29 | 2003-03-12 | Mitsubishi Electric Corp | 冷凍装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3329229B2 (ja) | 2002-09-30 |
DE19817760B4 (de) | 2007-08-02 |
DE19817760A1 (de) | 1998-10-29 |
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