JP2003075038A - 冷凍装置 - Google Patents
冷凍装置Info
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- JP2003075038A JP2003075038A JP2001259706A JP2001259706A JP2003075038A JP 2003075038 A JP2003075038 A JP 2003075038A JP 2001259706 A JP2001259706 A JP 2001259706A JP 2001259706 A JP2001259706 A JP 2001259706A JP 2003075038 A JP2003075038 A JP 2003075038A
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Abstract
冷凍装置としか通信できず、他の通信様式の被冷凍装置
とは通信できなかったり、演算装置を使用して通信でき
るようにしたとしても、ショーケース等を変更・追加し
た場合には、冷凍装置に製造会社毎の演算装置を設置し
なければならず、構成が複雑になるとともに、コストが
高くなるという問題があった。 【解決手段】 現在、市場に出回っている被冷凍装置が
持つ通信仕様では、各々に伝送速度と通信データの長さ
が異なることから、通信データのスタートビットから伝
送速度を判別し、この伝送速度と通信データの長さとに
基づいて通信データの通信仕様を識別する制御装置を冷
凍装置に設けた。
Description
機種等に関係なくショーケースや冷蔵庫等の被冷凍装置
から送られてくる通信データを処理できる冷凍装置の制
御に関するものである。
蔵庫等の被冷凍装置に配置された蒸発器の霜取り制御等
の必要性から、冷凍装置に電子基板からなる制御装置を
配置し、被冷凍装置に配置された制御装置との通信を可
能としている。
置では、現在市場に出回っている被冷凍装置から送られ
る通信データのフォーマットや伝送速度等の通信仕様が
製造会社によって異なっているので、汎用的なRS−4
85で接続できたとしても、1つの通信仕様を持つ被冷
凍装置としか通信できず、他の通信様式の被冷凍装置と
は通信できないという問題があった。
ショーケースから送られる通信データ中に機種識別コー
ドを設定し、冷凍装置側でそれを認識する方法が記載さ
れているが、市場に出回っているショーケースの製造会
社が異なるので、全製造会社の通信データ中に機種識別
コードを設定させるように統一することは困難である。
は、伝送路上に演算装置を挿入し、この演算装置で、各
ショーケースから送られる通信データを統一のフォーマ
ットにする方法が記載されているが、他の製造会社のシ
ョーケースに変更した場合には、都度それに対応した演
算装置を挿入したり、接続される各ショーケースの製造
会社毎に演算装置を設置しなければならず、構成が複雑
になるとともに、コストが高くなるという問題があっ
た。
されたものであり、現在市場に出回っている被冷却装置
の製造会社毎の通信仕様の相違に着目し、この相違から
各被冷凍装置に対応した通信仕様を判別することで、接
続される被冷凍装置の製造会社や機種に関係なく通信が
できる冷凍装置を提供することを目的としている。
置は、被冷凍装置から送られた通信データのスタートビ
ットから伝送速度を判別し、この伝送速度に基づいて通
信データの通信仕様を識別する制御装置を有するものと
した。
凍装置から送られた通信データのスタートビットから伝
送速度を判別し、この伝送速度に基づいて、通信データ
の長さを判別し、伝送速度と通信データの長さとに基づ
いて前記通信データの通信仕様を識別する制御装置を有
するものとした。
s、4800bps、9600bpsの伝送速度を判別
できるものとした。
バイトのいずれかであるとした。
凍装置から送られた通信データのスタートビットから伝
送速度が2400bps、4800bps、9600b
psのいずれであるかを判別し、この判別した伝送速度
に基づいて、通信データの長さが4バイトであるか6バ
イトであるかを判別すると共に3バイト目以降に存在す
る特定ビットの値を判別し、伝送速度と、通信データの
長さと、特定ビットの値とに基づいて通信データの通信
仕様を識別する制御装置を有するものとした。
凍装置から送られた通信データのスタートビットから伝
送速度が2400bps、4800bps、9600b
psのいずれであるかを判別し、この判別した伝送速度
に基づいて、通信データの長さが4バイトであるか6バ
イトであるかを判別すると共に最終バイトの状態を判別
し、伝送速度と、通信データの長さと、最終バイトの状
態とに基づいて通信データの通信仕様を識別する制御装
置を有するものとした。
の実施の形態1に示す冷凍装置を使用した冷凍サイクル
の回路図である。図中、冷凍装置100と、n台のショ
ーケース200a〜n(以降、個別に識別する以外は添
え字は省略する)とは配管300で接続されている。冷
凍装置100では、圧縮機101から吐出された冷媒
が、油分離器102で油が取り除かれた後に、凝縮器1
03で凝縮されて液化され、配管300を介してショー
ケース200に送られ、ショーケース200では、絞り
201で絞られた後に蒸発器202で気化され、配管3
00を介して冷凍装置のアキュムレータ104に送ら
れ、圧縮機101に吸入される。また、冷凍装置100
は制御装置105を有し、ショーケース200の制御装
置203と伝送線を介して接続されている。
づいて説明する。図2中、冷凍装置100の制御装置1
05は、全体を制御するコントロール部106と、圧縮
機101から吐き出される吐出圧力や温度等を検知する
センサに接続され、検知した情報を受け取るセンサ入力
部107と、アクチュエータに信号を出力するアクチュ
エータ出力部108と、RS−485仕様で外部との通
信を行なう為のRS−485用通信部109と、ショー
ケースに固定の接続方式で接続する為の機種固定通信部
110と、受信した通信データから通信仕様を判定する
通信仕様判定部111と、冷凍サイクルでの制御装置1
05自体を識別する為のアドレスが設定された自己アド
レス設定部112と、受信したデータがどのショケース
から送られてきたのかを保持する接続先アドレス記憶部
113と、通信仕様判定部111で判定された結果を記
憶する通信仕様判定記憶部114とを有している。な
お、冷凍サイクル内では、冷凍装置100の制御装置1
05も、ショーケース200の制御装置203も、自己
を識別するためにユニークなアドレスが割り振られてい
る。
それぞれに、各ショケース全体を制御するコントロール
部204と、圧力や温度等を検知するセンサに接続さ
れ、検知した情報を受け取るセンサ入力部205と、ア
クチュエータに信号を出力するアクチュエータ出力部2
06と、各制御装置203自体を識別する為のアドレス
が設定された自己アドレス設定部207と、相手先であ
る冷凍装置の制御装置105のアドレスが設定された相
手アドレス設定部208と、通信部209とを有してい
る。なお、図2では、通信部209a、通信部209
c、…、通信部209nはRS−485ケーブルでRS
−485用通信部に接続され、通信部209bは機種固
定のH/W仕様であり、機種固定通信部110に専用の
ケーブルで接続されているものとする。
について説明する。現在、想定しているショーケースの
通信仕様の概要を図3に示す。図3に示す様に、想定し
ているショーケースの通信仕様は、製造会社の相違によ
り、概ね6個に区分できており、これらは伝送速度とコ
マンド長とを調べることによって大体判別できることが
分かる。
て、図4のフローチャートに基づいて説明する。まず、
ショーケースの通信部209から送られた通信信号をR
S−485用通信部109又は機種固定通信部110で
受け、その通信信号が通信仕様判定部111の記憶部
(図示せず)に一時的に記憶される(ステップ(以下、
「S」とする)1)。
に記憶された通信信号のスタートビットから通信速度が
2400bpsか、4800bpsか、9600bps
かを判定する(S2)。なお、スタートビットとは、通
信信号の最初に表れる’1’の状態のビットであり(そ
の後に’0’となる)、この’1’状態の時間により、
通信速度を識別することができる(9600bpsで、
最初に’1’状態である時間をtとすると、4800b
psでは2t、2400bpsでは4tとなる)。
には、次に、以降に続く伝送コマンドが4バイトか、6
バイトかを判定する(S3)。ここで、4バイトと判定
された場合には、通信仕様はAであるので、通信仕様A
に従って通信データを読み込んで解析し、その結果をコ
ントロール部106に送る。これにより、コントール部
では、解析結果に応じてアクチュエータの動作制御を行
なうことが可能となる。また、1バイト目の送信元アド
レスを接続先アドレス記憶部113に、通信仕様Aを通
信仕様判定結果記憶部114に記憶させる(S4)。な
お、S3で、6バイトと判定された場合には、通信仕様
はBとして、S4と同様の操作を行なう(S5)
には、次に、以降に続く伝送コマンドが4バイトか、6
バイトかを判定し(S6)、4バイトと判定された場合
には、通信仕様はCとして、S4と同様の操作を行い
(S7)、6バイトと判定された場合では、通信仕様は
Dとして、S4と同様の操作を行なう(S8)。
れた場合には、次に、以降に続く伝送コマンドが4バイ
トか、6バイトかを判定し(S9)、4バイトと判定さ
れた場合には、通信仕様はEとして、S4と同様の操作
を行い(S10)、6バイトと判定された場合では、通
信仕様はFとして、S4と同様の操作を行なう(S1
1)。このようにすることで、想定しているショーケー
スに関しては、識別が可能となる。
の制御装置203に通信データを返送する場合について
以下に説明する。まず、コントロール部106が、自己
アドレス設定部112から自己アドレスを識別し、接続
先アドレス記憶部113から信号を送る接続先のアドレ
スを識別し、通信仕様判定結果記憶部114から接続先
の通信仕様を読み出す。次に、読み出した通信仕様に基
づいて、通信データを作成し、RS−485用通信部1
09又は機種固定通信部110を介して通信データが送
られたショーケースの制御装置203に返送する。この
ようにすることで、通信仕様が異なる複数のショーケー
スに対しての通信データの返送が可能となる。
しては、通信速度とバイト長から接続されたショーケー
スの通信仕様を識別することが可能であるが、例えば、
機種毎にも通信仕様を変える場合には、3バイト目以降
を機種対応で変えることが考えられる。例えば、通信仕
様Aを持つ製造会社が、さらに同じ通信速度、バイト長
で機種A1とA2毎に識別を変えたい場合には、3バイ
ト目以降の特定の1ビットを’0’(A1を示す)、’
1’(A2を示す)に特定することが考えらる。従っ
て、その場合には、冷凍装置100の通信仕様判定部1
11で、図4のフローチャートで仕様Aを識別した後
に、3バイト目以降の特定ビットが’0’か’1’かを
識別するステップを実行すればよい。
トを前段のコマンドのビット毎のANDにし、A2では
最終バイトをバイト毎の和にする、あるいは、和の補数
にする等とした場合には、図4のフローチャートで仕様
Aを識別した後に、その最終バイトによりA1かA2か
の識別を実行すればよいことになる。
より詳細になっても、その相違に対応した識別さえわか
れば、識別することが可能となる。
では、接続されるショーケース等の製造会社や機種に関
係なく通信でき、接続されるショーケースが変更されて
も冷凍装置には何ら変更をすることなく通信することが
可能となる。
凍サイクルの回路図である。
である。
離器、103 凝縮器、 104 アキュムレータ、
105 制御装置、106 コントロール部、 107
センサ入力部、108 アクチュエータ出力部、 1
09 RS−485用通信部、110 機種固定通信
部、 111 通信仕様判定部、112 自己アドレス
設定部、 113 接続先アドレス記憶部、114 通
信仕様結果記憶部、 200 ショーケース、201
絞り、 202 蒸発器、 203 制御装置、204
コントロール部、 205 センサ入力部、206
アクチュエータ出力部、 207 自己アドレス設定
部、208 相手アドレス設定部、 209 通信部、
300 配管。
Claims (6)
- 【請求項1】 圧縮機と、凝縮器と、制御装置とを有
し、蒸発器を有する複数の被冷凍装置と配管で接続され
る冷凍装置であって、前記制御装置は、前記被冷凍装置
から送られた通信データのスタートビットから伝送速度
を判別し、この伝送速度に基づいて前記通信データの通
信仕様を識別することを特徴とする冷凍装置。 - 【請求項2】 圧縮機と、凝縮器と、制御装置とを有
し、蒸発器を有する複数の被冷凍装置と配管で接続され
る冷凍装置であって、前記制御装置は、前記被冷凍装置
から送られた通信データのスタートビットから伝送速度
を判別し、この伝送速度に基づいて、前記通信データの
長さを判別し、前記伝送速度と前記通信データの長さと
に基づいて前記通信データの通信仕様を識別することを
特徴とする冷凍装置。 - 【請求項3】 制御装置は、2400bps、4800
bps、9600bpsの伝送速度を判別できることを
特徴とする請求項1または2に記載の冷凍装置。 - 【請求項4】 通信データは4バイトあるいは6バイト
のいずれかであることを特徴とする請求項1から3のい
ずれかに記載の冷凍装置。 - 【請求項5】 圧縮機と、凝縮器と、制御装置とを有
し、蒸発器を有する複数の被冷凍装置と配管で接続され
る冷凍装置であって、前記制御装置は、前記被冷凍装置
から送られた通信データのスタートビットから伝送速度
が2400bps、4800bps、9600bpsの
いずれであるかを判別し、この判別した伝送速度に基づ
いて、前記通信データの長さが4バイトであるか6バイ
トであるかを判別すると共に3バイト目以降に存在する
特定ビットの値を判別し、前記伝送速度と、前記通信デ
ータの長さと、前記特定ビットの値とに基づいて通信デ
ータの通信仕様を識別することを特徴とする冷凍装置。 - 【請求項6】 圧縮機と、凝縮器と、制御装置とを有
し、蒸発器を有する複数の被冷凍装置と配管で接続され
る冷凍装置であって、前記制御装置は、前記被冷凍装置
から送られた通信データのスタートビットから伝送速度
が2400bps、4800bps、9600bpsの
いずれであるかを判別し、この判別した伝送速度に基づ
いて、前記通信データの長さが4バイトであるか6バイ
トであるかを判別すると共に最終バイトの状態を判別
し、前記伝送速度と、前記通信データの長さと、前記最
終バイトの状態とに基づいて通信データの通信仕様を識
別することを特徴とする冷凍装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001259706A JP2003075038A (ja) | 2001-08-29 | 2001-08-29 | 冷凍装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001259706A JP2003075038A (ja) | 2001-08-29 | 2001-08-29 | 冷凍装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003075038A true JP2003075038A (ja) | 2003-03-12 |
Family
ID=19087035
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001259706A Pending JP2003075038A (ja) | 2001-08-29 | 2001-08-29 | 冷凍装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003075038A (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2001
- 2001-08-29 JP JP2001259706A patent/JP2003075038A/ja active Pending
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