JP2000209057A - ノイズフィルタ - Google Patents

ノイズフィルタ

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JP2000209057A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型化、薄型化、低コスト化を図ること。 【解決手段】 負荷側に接続される板状スパイラル等か
らなる平板型コイル1と、板状誘電体セラミックスコン
デンサ等からなる接地用の平板型コンデンサ2とを一体
化して接続し、磁性体等からなるケース4内に収納す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、インバー
タなどの電力変換器を構成する半導体スイッチ素子のス
イッチング動作に伴って発生するスイッチングノイズを
濾波する電力変換器用フィルタ素子に適用可能なノイズ
フィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、インバータなどの電力変換器に
は、スイッチ素子として半導体スイッチ素子等が用いら
れている。
【0003】半導体スイッチ素子のスイッチング動作
は、キャリア周波数を数kHzから十数kHz程度とし
たパルス幅変調(PWM)された駆動信号に基づいて行
われ、このスイッチング動作により数十kHz以上の周
波数成分のスイッチングノイズが電力変換器から発生す
る。
【0004】近年、上記スイッチングノイズの周波数成
分のうち、百kHz以上の成分が外部機器に与える悪影
響を抑制すべく、当該する電力変換器に様々の法的規制
が敷かれ、これに対応するために電力変換用ノイズフィ
ルタをこの電力変換器に設置している。
【0005】従来、この種の電力変換用ノイズフィルタ
としては、フェライト、非晶質合金、結晶合金などから
なるコアに電線を巻回してなる単体のリアクトルと、フ
ィルムやチップなどからなる単体のコンデンサとを、例
えば、逆L形に接続することによってノイズフィルタを
構成し、このノイズフィルタによって前記半導体スイッ
チ素子のスイッチング動作に伴って発生するスイッチン
グノイズを濾波するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のノイズフィルタを構成するリアクトルは一般に
トロイダル形状をしており、また、コンデンサはピン挿
入型で偏平状、円筒状などの形状をしている。
【0007】このため、従来のノイズフィルタを電力変
換器用内部のプリント基板上に実装する場合には、個々
の体積以上の実相空間を必要とするという問題がある。
【0008】また、このノイズフィルタを個別配線によ
り装着する場合には、接続個所が多く、個々の部品の固
定方法も複雑になるという問題がある。
【0009】そこで、本発明の目的は、小型化、薄型
化、低コスト化を図ることが可能なノイズフィルタを提
供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、スイッチ素子
のスイッチング動作に伴って発生するノイズを濾波する
ノイズフィルタであって、前記スイッチ素子に接続され
る平板型のコイルと、前記平板型のコイルに一体に接続
される接地用の平板型のコンデンサと前記一体に接続さ
れた平板型のコイルと平板型のコンデンサとを収納する
ケースとを具えることによって、ノイズフィルタを構成
する。
【0011】ここで、前記平板型のコンデンサを、分割
した短冊状の誘電体セラミックスにより形成し、当該分
割した短冊状の誘電体セラミックスを前記平板型のコイ
ルに直接接着して分布定数型フィルタ素子を構成するこ
とができる。
【0012】前記平板型のコイルは、矩形スパイラル形
状若しくは円形スパイラル形状に形成することができ
る。
【0013】前記ケースは、フェライトコアを用いるこ
とができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態を詳細に説明する。
【0015】(概要)まず、本発明の概要について説明
する。
【0016】本発明は、半導体スイッチ等からなるスイ
ッチ素子のスイッチング動作に伴って発生するスイッチ
ングノイズを濾波する電力変換器用のノイズフィルタに
おいて、前記スイッチ素子に接続される矩形スパイラル
形状あるいは円形スパイラル形状からなる平板型のコイ
ルと、誘電体セラミックスコンデンサ等から形成される
平板型の接地用コンデンサとを用い、平板型のコイルに
平板型の接地用コンデンサを直接ハンダ等を用いて接続
し、これらコイルとコンデンサとを一体化して全体をフ
ェライトコア等からなるケースに収納し、該ケース内を
樹脂モールドすることによって、ノイズフィルタを構成
する。
【0017】また、上記ノイズフィルタにおいて、平板
型のコイルに、分割した誘電体セラミックスコンデンサ
等の接地用コンデンサを直接接着し、分布定数型回路と
して構成する。
【0018】以下、具体的な例を挙げて説明する。
【0019】[第1の例]まず、本発明の第1の実施の
形態を、図1〜図4に基づいて説明する。
【0020】図1は、本発明に係る電力変換器用の3相
用ノイズフィルタの構造例を示す。
【0021】1は、インダクタ機能を有する平板型のコ
イルであり、矩形あるいは円形のスパイラル状のコイル
等から形成される。
【0022】2は、コンデンサ機能を有する接地用の平
板型のコンデンサであり、平板型の誘電体セラミックス
コンデンサ等から形成される。
【0023】3は、絶縁体である。この絶縁体3は、コ
イル1と、コンデンサ2の一方の面2aとの間に配設さ
れる。
【0024】4は、収納用のケースであり、磁性体とし
てのフェライトコア等から形成される。
【0025】5は、アースであり、コンデンサ2の他方
の面2bと位置Qにおいて接触している。
【0026】6は、エポキシ等の樹脂であり、フィルタ
素子をモールドするために用いられる。
【0027】コイル1とコンデンサ2とは、位置Pにお
いて半田等を用いて直接接続され、一体化して構成され
ている。
【0028】そして、本例では、このようにして一体化
されたフィルタ素子を1組として、ケース4内の上、
中、下に渡って3組収納されており、内部空間は樹脂6
によってモールドされている。
【0029】次に、ノイズフィルタの具体的な作製例に
ついて説明する。
【0030】図2は、ノイズフィルタの1相分の概略構
成を示す。図3は、図2の破線で示す枠線A内を拡大し
て示す。
【0031】コイル1は、8Aの電流を流すことを考慮
して、導体での電流ロスが無いように、電流密度5A/
mm2 となるように断面積が設計されている。その結果、
コイル1は、厚さ0.8mmtの銅板をプレスにより、線
幅2mmの矩形型スパイラル状に打ち抜いて形成される。
【0032】コンデンサ2は、高耐電圧用として、誘電
率の値が3000の板状のチタバリ系誘電体セラミック
スコンデンサを使用する。この板状誘電体セラミックス
コンデンサの厚さは、0.8mmtであり、その両面には
電極としてAgぺーストが印刷、焼き付けされている。
誘電体セラミックスコンデンサの容量は、フィルタの設
計上、22nFである。
【0033】そして、スパイラル状のコイル1は、ノイ
ズの発生源となるインバータ側の端子u′に近い位置P
のコイル部分で、コンデンサ2の一方の面2aと半田で
接合される。また、コンデンサ2の他方の面2bには、
リード線が半田付けされており、アース5と接続されて
いる。
【0034】また、スパイラル状のコイル1には、コン
デンサ2と接続される位置Pの接続部分以外のコイル部
分において、絶縁体3が挟み込まれている。
【0035】このような絶縁体3を挟んだコイル1とコ
ンデンサ2とからなる1組のフィルタ回路を電流1相分
として構成する。
【0036】そして、図1に示すように、そのフィルタ
回路を、コア中央部4aで2分割されたコア4にはめ込
み、3組分重ね合わせることによって組み付ける。その
後、コア4内にフィラー入りの低膨張エポキシ系の樹脂
6を注入しモールドすることによってノイズフィルタを
作製することができる。
【0037】このように、1組のフィルタ回路を2相分
重ね合わせることによって単相用ノイズフィルタを構成
することができ、さらに、1組のフィルタ回路を3相分
重ね合わせることによって3相用ノイズフィルタを構成
することができる。
【0038】図4は、ノイズフィルタの等価的な回路構
成を簡略化して示す。
【0039】破線で囲んで示す領域100が、図1に示
したコイル1と接地用のコンデンサ2とを一体化してケ
ース4内に封止したLC集中定数型のノイズフィルタに
対応する構成部分である。領域100内のP点は、図1
における端子u′側に近い位置Pのコイル4とコンデン
サ2の面2aとが接続された接続部分に相当する。ま
た、Q点は、図1におけるコンデンサ2の面2bとアー
ス5との接続部分に相当する。
【0040】上述したように、コイル1とコンデンサ2
とを一体化して構成することにより、単相用、又は、3
相用のノイズフィルタを作製することができ、これによ
り、装置の小型化、薄型化を図ることが可能となる。
【0041】また、コアをケース4として用い、樹脂6
でモールドすることにより、ノイズフィルタの絶縁破壊
電圧および部分放電の向上を図り、良好なノイズ除去特
性を得ることができる。また、これに伴ない、ケース部
材のコストを削減でき、端子の確実な固定を行うことが
できる。
【0042】また、単相用ノイズフィルタでは、主電流
用端子4本、アース用端子2本の端子数となり、また、
3相用ノイズフィルタでは、主電流用端子6本、アース
用端子3本の端子数となる。しかし、アース用端子は、
モールドしたノイズフィルタ内で接続することにより、
1本にすることができるので、部品点数を削減すること
ができ、プリント基板への実装工程を一段と簡略化さ
せ、コストダウンを図ることが可能となる。
【0043】[第2の例]次に、本発明の第2の実施の
形態を、図5〜図9に基づいて説明する。なお、前述し
た第1の例と同一部分についての説明は省略し、同一符
号を付す。
【0044】本例は、矩形スパイラル状のコイル1に、
分割された複数の誘電体セラミックスのコンデンサ2を
コイル各辺に接続する場合の構造に関する。
【0045】図5は、ノイズフィルタの断面構造を示
す。
【0046】コア4内には、コア中央部4aを挟む形
で、フィルタ回路が4段に渡って設けられている。
【0047】1段目(最上段)のフィルタ回路と2段目
のフィルタ回路において、1段目の絶縁体3側の中心部
e1と2段目の絶縁体3側の中心部e2とがコア中央部
4aで接続され、1段目のコイル1側の中心部u1と2
段目のコイル1側の中心部u2とがコア中央部4aで接
続され、これにより電流1相分のフィルタ回路を構成し
ている。
【0048】同様に、3段目および4段目(最下段)の
フィルタ回路において、3段目の絶縁体3側の中心部e
3と4段目の絶縁体3側の中心部e4とがコア中央部4
aで接続され、3段目のコイル1側の中心部u3と4段
目のコイル1側の中心部u4とがコア中央部4aで接続
され、電流1相分のフィルタ回路を構成している。
【0049】このように対称的なスパイラル形状のコイ
ル1を交互に接続してノイズフィルタを構成することに
より、電源と接続される側の1段目の端子uおよび3段
目の端子vと、負荷(インバータ)と接続される側の2
段目の端子u′および4段目の端子v′とを、基板の外
周側に配置することができ、これにより単純な配線構造
とすることができる。
【0050】図6、図7は、矩形スパイラル状のコイル
1に、短冊状のコンデンサ2(セラミックスコンデン
サ)を貼り付ける場合の構成例を示す。
【0051】図6は、1段目(又は3段目)のフィルタ
回路に相当するものである。図6(a) において、絶縁
体3上にはスパイラル状にアース5が形成されており、
このアース5の各辺にはコンデンサ2が接着されてい
る。また、図6(b)は、銅板をプレス等により打ち抜
くことによりスパイラル状に形成されたコイル1であ
る。そして、複数のコンデンサ2を有する絶縁体3側の
アース5の中心部e1と、コイル1側の中心部u1とを
一致させるようにして重ね合わせて接合することによっ
てフィルタ回路を形成する。
【0052】図7は、2段目(又は4段目)のフィルタ
回路に相当するものである。図7(a) は、図6(a)
と同様な構成であるが、アース5は対称的な逆のスパイ
ラル状に形成され、複数のコンデンサ2が接着されてい
る。また、図7(b)は、図6(b)と同様な構成であ
るが、コイル1は対称的な逆のスパイラル状に形成され
ている。そして、絶縁体3側のアース5の中心部e2
と、コイル1側の中心部u2とを一致させるようにして
重ね合わせて接合することによってフィルタ回路を形成
する。
【0053】図8は、図6および図7のフィルタ回路の
接続断面を示す。
【0054】絶縁体3上にはAgペーストを用いてアー
ス5が形成されており、このアース5上にコンデンサ2
を介してコイル1が接合される。
【0055】図9は、ノイズフィルタの等価的な回路構
成を簡略化して示す。
【0056】図9(a)は、図5に示した1段目と2段
目のフィルタ回路に相当する。電源側の端子uが1段目
のコイル1の端子uに対応し、インバータ側の端子u′
が2段目のコイル1の端子u′に対応する。
【0057】図9(b)は、図5に示した3段目と4段
目のフィルタ回路に相当する。電源側の端子vが3段目
のコイル1の端子vに対応し、インバータ側の端子v′
が4段目のコイル1の端子v′に対応する。
【0058】上述したように、中心対称の2つの矩形ス
パイラル状のコイル1を中心部で接続(1,2段目では
e1とe2、u1とu2をそれぞれ接続、3,4段目で
はe3とe4、u3とu4をそれぞれ接続)したので、
コイルのターン数を増加させ、電流の入口および出口を
同じ向きにできる。これにより、分布定数型の回路を構
成し、回路配線を簡素化させることができる。
【0059】ここで、具体的な作製例について説明す
る。
【0060】図5の例では、幅2mm,厚さ0.8mmtで
4ターンの矩形状スパイラルのコイル1の各辺に、1.
5mmX15〜20mmの長さに切断した誘電体セラミック
スからなるコンデンサ2を15枚、導電性接着剤を用い
て貼り付ける。同様に、対称形の2段目のコイル1に
も、誘電体セラミックスからなるコンデンサ2を15枚
を貼り付ける。
【0061】これら1段目と2段目との全体で22nF
の容量になるように調整する。1段目と2段目とを絶縁
体3を介してコア4のコア中央部4aで接続することに
よって、1相分のフィルタ回路として構成する。そし
て、コア4内では、1段目と2段目、3段目と4段目と
をコア中央部4aで接続することにより、コモンモード
チョークコイル兼コンデンサの単相用ノイズフィルタを
構成する。
【0062】そして、このような矩形スパイラル状のコ
イル1と同じパターンが形成されたプリント基板をコア
4に挟み込んだ後、全体をエポキシ系の樹脂6でモール
ドすることによって、ノイズフィルタを作製する。
【0063】上述したように、矩形スパイラル状のコイ
ル1に、コンデンサ2を分割した状態で接続したので、
分布定数の特性を示し、共振反共振の影響を大きくとる
ことができ、これにより、小さなインダクタンスで効率
の良いゲイン特性を得ることができる。
【0064】また、矩形スパイラル状のコイル1を4タ
ーン、2段重ねして1相分のフィルタ回路を構成して、
インダクタンスを大きくとるようにしたので、全体を偏
平小型化することができ、良好なノイズ除去特性を得る
ことができる。
【0065】なお、本例では、矩形スパイラル状のコイ
ル1と同じパターンが形成されたプリント基板を用い
て、プリント基板の絶縁体3上にコイル1を導電性接着
剤で貼り付けたが、絶縁プリント基板を用いてコイル1
を貼り付けることも可能であり、この場合、絶縁体3も
兼ねることができるため、工程の簡略化を図ることがで
きる。
【0066】本例では、4段重ねされた2相分のフィル
タ回路によって単相用ノイズフィルタを構成したが、さ
らに、2段追加して3相分のフィルタ回路を構成するこ
とによって3相用ノイズフィルタを構成することができ
る。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
板状スパイラル等からなる平板型コイルと板状誘電体セ
ラミックスコンデンサ等からなる接地用の平板型コンデ
ンサとを接続して一体化し、磁性体等からなるケース内
に収納するようにしたので、ノイズフィルタ全体の構成
を偏平化、小型化することができる。
【0068】また、本発明によれば、平板型のコイルお
よびコンデンサを一体化して構成するので、部品点数を
削減でき、管理コスト、組立てコストの低減を図ること
ができる。
【0069】さらに、本発明によれば、分割された短冊
状の誘電体セラミックスを、矩形スパイラスコイルの各
辺に接着することによって、コンデンサを形成するよう
にしたので、分布定数型回路を作製することができ、こ
れにより、共振反共振のゲイン特性を大きくとり、小さ
なインダクタンスでノイズを除去することが可能とな
り、装置全体の構成をさらに小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態であるコアに収納さ
れた電力変換器用のノイズフィルタの構成例を示す断面
図である。
【図2】1相分のフィルタ構成を示す説明図である。
【図3】図2の接続部分を拡大して示す斜視図である。
【図4】ノイズフィルタの等価的な回路構成を示す回路
図である。
【図5】本発明の第2 の実施の形態であるスパイラルコ
イルに対する誘電体セラミックスコンデンサの貼り付け
位置を示す平面図である。
【図6】図5の1段目又は3段目のフィルタ回路に相当
するものであり、(a)はスパイラル形状のアース上に
コンデンサが設けられた絶縁基板を示す平面図、(b)
はスパイラル状のコイルを示す平面図である。
【図7】図5の2段目又は4段目のフィルタ回路に相当
するものであり、(a)はスパイラル形状のアース上に
コンデンサが設けられた絶縁基板を示す平面図、(b)
はスパイラル状のコイル形状を示す平面図である。
【図8】コイルとコンデンサとの接続断面を示す断面図
である。
【図9】(a)は図5の1段目と2段目、および、図6
に対応する等価回路図、(b)は図5の3段目,4段
目、および、図7に対応する等価回路図である。
【符号の説明】
1 コイル 2 コンデンサ 3 絶縁体 4 ケース(コア) 5 アース 6 樹脂
フロントページの続き Fターム(参考) 5E070 AA05 AB01 BA06 CB12 CB17 CC02 DA11 DB08 EA06 5E082 AA01 AB03 BB02 BC39 DD09 DD15 EE04 EE23 EE35 FF05 FG08 FG26 GG08 5J024 AA01 BA11 DA04 DA26 DA28 DA29 DA32 DA34 EA08 FA04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチ素子のスイッチング動作に伴っ
    て発生するノイズを濾波するノイズフィルタであって、 前記スイッチ素子に接続される平板型のコイルと、 前記平板型のコイルに一体に接続される接地用の平板型
    のコンデンサと前記一体に接続された平板型のコイルと
    平板型のコンデンサとを収納するケースとを具えたこと
    を特徴とするノイズフィルタ。
  2. 【請求項2】 前記平板型のコンデンサを、分割した短
    冊状の誘電体セラミックスにより形成し、 当該分割した短冊状の誘電体セラミックスを、前記平板
    型のコイルに直接接続して分布定数型フィルタ素子を構
    成したことを特徴とする請求項1記載のノイズフィル
    タ。
  3. 【請求項3】 前記平板型のコイルは、矩形スパイラル
    形状若しくは円形スパイラル形状に形成されたことを特
    徴とする請求項1又は2記載のノイズフィルタ。
  4. 【請求項4】 前記ケースは、フェライトコアからなる
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の
    ノイズフィルタ。
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