JP3680627B2 - ノイズフィルタ - Google Patents

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    • H03H1/00Constructional details of impedance networks whose electrical mode of operation is not specified or applicable to more than one type of network
    • H03H2001/0092Inductor filters, i.e. inductors whose parasitic capacitance is of relevance to consider it as filter

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、インバータなどの電力変換器を構成する半導体スイッチ素子のスイッチング動作に伴って発生するスイッチングノイズを濾波する電力変換器用ノイズフィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】
インバータなどの電力変換器を構成する半導体スイッチ素子のスイッチング動作は、キャリア周波数を数kHzから十数kHz程度としたパルス幅変調(PWM)された駆動信号に基づいて行われ、このスイッチング動作により数十kHz以上の周波数成分のスイッチングノイズがこの電力変換器から発生する。
【0003】
近年、上記スイッチングノイズの周波数成分のうち、100kHz以上の成分が外部機器に与える悪影響を抑制するべく、当該する電力変換器に様々の法的規制が敷かれ、これに対応するために電力変換用ノイズフィルタをこの電力変換器に設置している。
【0004】
従来のこの種の電力変換用ノイズフィルタとしては、フェライト、非晶質合金、結晶合金などからなるコアに電線を巻回してなる単体のリアクトルと、フィルムやチップなどからなる単体のコンデンサとを、例えば逆L形に接続して該フィルタを構成し、このフィルタにより前記半導体スイッチ素子のスイッチング動作に伴って発生するスイッチングノイズを濾波するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のこの種のノイズフィルタとして用いられるリアクトルは一般にトロイダル形状をしており、また、コンデンサはピン挿入型で偏平状、円筒状などの形状をしており、これらを電力変換器用内部のプリント基板上に実装する場合、個々の体積以上の実装空間を必要とするという問題があり、また、このフイルタを個別配線により装着する場合には接続個所が多く、個々の部品の固定方法も複雑になるという問題があった。
【0006】
この発明の目的は、上記問題点を解決し電力変換器用ノイズフィルタをより小型薄型で低コストに提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の実施の形態は、ノイズフィルタであって、
断面が矩形の2枚のスパイラルコイルと、前記スパイラルコイルの幅以下の短冊状をなし、前記スパイラルコイルとの間で低域通過フィルタを形成するのに必要なキャパシタンスを得るための複数の誘電体チップとを有し、前記2枚のスパイラルコイルにより前記複数の誘電体チップをはさみこみ接合しスパイラルLC複合部材を形成し、
所望の層数の前記スパイラルLC複合部材を絶縁シートを介し積層し、前記スパイラルLC複合部材を構成する一方のスパイラルコイルを該スパイラルコイルの内部端で相互に接続して主回路が所望する電流を通流させる主回路となし、前記スパイラルLC複合部材を構成する他方のスパイラルコイルを該スパイラルコイルの内部端で相互に接続して高周波ノイズに基づく電流を通流させるアース回路となす低域通過ノイズフィルタ回路を形成し、
所望の数の前記ノイズフィルタ回路を、絶縁シートを介して積層して、低域通過ノイズフィルタ回路積層体を形成し、および
前記ノイズフィルタ回路積層体の中心および外周部において互いに接合されるE字形状の磁性体で囲って該ノイズフィルタ回路積層体の周囲に磁気回路を形成し、リアクトルの機能およびコンデンサの機能を有するフィルタ回路を構成したことを特徴とするノイズフィルタである。
【0008】
本発明の第2の実施の形態は、前記スパイラルコイルは所定の厚みに金属板をプレス打抜き加工されたものであることを特徴とする第1の実施の形態のノイズフィルタである。
【0009】
本発明の第3の実施の形態は、前記主回路を形成するスパイラルコイルは所定の厚みに金属板をプレス打抜き加工されたものであり、および前記アース回路を形成するスパイラルコイルが、厚さを除いて前記主回路を形成するスパイラルコイルと同一形状であり、所望とする電流を通流させることができる断面積を有した薄肉の金属板をプレス打抜き加工されたものであることを特徴とする第1の実施の形態のノイズフィルタである。
【0010】
本発明の第4の実施の形態は、前記主回路を形成するスパイラルコイルは所定の厚みに金属板をプレス打抜き加工されたものであり、および前記アース回路を形成するスパイラルコイルが、前記主回路を形成するスパイラルコイルと同一平面パターンに銅箔をエッチング加工したプリント基板を用いることを特徴とする第1の実施の形態のノイズフィルタである。
【0011】
本発明の第5の実施の形態は、前記主回路を形成するスパイラルコイルは所定の厚みに金属板をプレス打抜き加工されたものであり、前記アース回路を形成するスパイラルコイルが、主回路用スパイラルコイルと同一平面パターンの導電ペースト材を絶縁シートに塗工し、および前記アース回路が共振抑制抵抗として機能することを特徴とする第1の実施の形態のノイズフィルタである。
【0012】
本発明の第6の実施の形態は、前記短冊状の誘電体チップは前記スパイラルコアと接合される面に予め導電ペースト材が塗工されており、導電接着材で前記スパイラルコアと接合されることを特徴とする第1〜5の実施の形態のいずれかのノイズフィルタである。
【0013】
本発明の第7の実施の形態は、前記短冊状の誘電体チップは前記スパイラルコアと接合される面に予め導電ペースト材が塗工されており、はんだ材で前記スパイラルコアと接合されることを特徴とする第1〜5の実施の形態のいずれかのノイズフィルタである。
【0014】
本発明の第8の実施の形態は、前記短冊状の誘電体チップは前記スパイラルコアと接合される面に予め導電ペースト材が塗工されており、樹脂材で前記スパイラルコアと接合されることを特徴とする第1〜5の実施の形態のいずれかのノイズフィルタである。
【0015】
本発明の第9の実施の形態は、第1〜8の実施の形態のいずれかのノイズフィルタを、プラスチック製ケースに収め、および樹脂材料を用いて封止して、フィルタユニットとして構成したことを特徴とするノイズフィルタユニットである。
【0016】
本発明の第10の実施の形態は、前記樹脂材料は、無機充填材を所定の割合で充填した高分子樹脂材料からなることを特徴とする第9の実施の形態のノイズフィルタユニットである。
【0017】
本発明の第11の実施の形態は、第1〜8の実施の形態のいずれかのノイズフィルタを、プラスチック製ケースに収め、他の内部領域を前記シリコーンゲルを用いて封止し、および入出力端子が配置される側の領域のみ無機充填材を所定の割合で充填した高分子樹脂材料で封止して、フィルタユニットとして構成したことを特徴とするノイズフィルタユニットである。
【0018】
本発明の第12の実施の形態は、前記樹脂材料は、シリコーンゲルからなり、入出力端子が配置される側の領域に当該端子を固定するためのカバーを設けたことを特徴とする第9の実施の形態のノイズフイルタユニットである。
【0019】
本発明の第13の実施の形態は、第1〜8の実施の形態のいずれかのノイズフィルタまたは第9〜12の実施の形態のいずれかのノイズフィルタユニットを、スイッチ素子を有する電力変換機の入力段および/または出力段に接続し、コモンモードチョークコイルとし、該スイッチ素子のスイッチ動作に伴って発生するスイッチングノイズを濾波することを特徴とする電力変換装置である。
【0020】
本発明の第14の実施の形態は、第1〜8の実施の形態のいずれかのノイズフィルタまたは第9〜12の実施の形態のいずれかのノイズフィルタユニットを、スイッチ素子を有する電力変換機内の回路に接続し、コモンモードチョークコイルとし、該スイッチ素子のスイッチ動作に伴って発生するスイッチングノイズを濾波することを特徴とする電力変換装置である。
【0021】
【発明の実態の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1〜図5は、本発明の第1の実施の形態のノイズフィルタの製造方法を示す図である。図1〜図5では、2つのノイズフィルタ回路を用いる単相用ノイズフィルタを例として説明する。
【0022】
図1は、第1のスパイラルLC複合部材50を形成するための工程1を示す図である。ここで、1aおよび2aはインダクタの機能を発現するスパイラル(渦巻き状)コイルである。
【0023】
ここでスパイラルコイル1aは、主回路(例えば、電力変換機の回路)をなす。したがって、主回路の電流を通流させるために必要な電流容量を有する必要がある。スパイラルコイル1aは、例えば銅板をプレス打抜き加工により形成することができる。この場合、例えば、電流容量を1A〜100A程度とするために、必要な断面積は0.1〜10mm2であり、好ましくは0.2〜20mm2である。スパイラルコイル1aの厚さは、0.2〜5.0mm位の範囲で形成することが可能である。
【0024】
また、スパイラルコイル1aの外側の端に、外部回路との接続を行なうため、例えばプリント配線板にピン挿入し実装できるように、外部に―定の長さだけ引き出きれた領域1acを形成する。スパイラルコイル1aの内側の端は、他の主回路をなすスパイラルコイルとの接続に用いられる領域1anである。
【0025】
次にスパイラルコイル2aはアース回路をなす。スパイラルコイル2aは、スパイラルコイル1aと同一の形状および同一の材質を有してもよい。好ましくは、スパイラルコイル2aは、スパイラルコイル1aの平面パターンと同一の平面パターンを有するべきである。スパイラルコイル2aの断面積は、スパイラルコイル1aの断面積と同一でもよく、あるいは異なっていてもよい。
【0026】
ここで、スパイラルコイル2aの内側の端は、他のアース回路をなすスパイラルコイルとの接続に用いられる領域2anである。
【0027】
3は誘電体チップである。この誘電体チップ3は、スパイラルコイル1aおよび2aと接続されて、コンデンサをなす。誘電体チップ3の材料は、大きな誘電率を有することが好ましく、BaTiO3、SrTiO3およびジルコン酸チタン酸鉛(PZT)等の強誘電体のセラミック材がより好ましい。この誘電体チップの厚さは、50μm〜2mmの範囲内であり、好ましくは100μm〜1mmの範囲内であり、およびより好ましくは0.4〜1mmの範囲内である。また幅はスパイラルコイル1aの幅と同じかそれ以下とする。さらに長さはスパイラルコイル1aの一辺の長さ以下とする。
【0028】
この誘電体チップ3の必要な枚数を、適当な間隔でスパイラルコイル1aと2aの間に挟み込み、および接合する。以上により、1層分のインダクタおよびコンデンサの機能をもつ第1のを構成する。
【0029】
次に図2は、スパイラルLC複合部材50と同等の機能を有する第2のスパイラルLC複合部材60の製造する工程2を示した図である。第2のスパイラルLC複合部材60は、スパイラルLC複合部材の多層化により、インダクタンスLとキャパシタンスCを増やすために用いる。
【0030】
第2のスパイラルLC複合部材60の構成要素1b、2b、および3は、それぞれ、対応する第1のスパイラルLC複合部材50の構成要素1a、2a、および3と同等の材質および形状を有してもよい。第1のスパイラルLC複合部材と同様に、スパイラルコイル1bは主回路をなし、およびスパイラルコイル2bはアース回路をなす。
【0031】
スパイラルコイル1bは、その外側の端に外部回路との接続を行うための領域1bcを有する。また、スパイラルコイル1bの内側の端は、別の主回路をなすスパイラルコイルと接続するための領域1bnである。
【0032】
また、スパイラルコイル2bの一端に、外部回路との接続を行なうため、例えばプリント配線板にピン挿入し実装できるように、外部に一定の長さだけ引き出きれた領域2bcを形成する。さらに、スパイラルコイル2bの内側の端は、別のアース回路をなすスパイラルコイルと接続するための領域2bnである。
【0033】
スパイラルLC複合部材50と同様に誘電体チップ3を所定の個数、主回路用スパイラルコイル1bとアース回路スパイラルコイル2bではさみインダクタ兼コンデンサの機能を有するスパイラルLC複合部材60を形成する。
【0034】
図3は、スパイラルLC複合部材50とスパイラルLC複合部材60を接合し、ノイズフィルタ回路70を形成するための工程3を示した図である。
【0035】
スパイラルLC複合部材50とスパイラルLC複合部材60は絶縁シート4を介して積層され、両複合部材の内側の各々の端子で接合される。スパイラルLC複合部材50の主回路用内側端子1anは、スパイラルLC複合部材60の主回路用内側端子1bnと接合される。接合方法としては段差を補う金属片等を介してはんだ付けで行なう。接合方法として、電気スポット溶接、あるいは圧接を用いることも可能である。
【0036】
またアース回路の接続は、スパイラルLC複合部材50のアース回路内側端子2anとスパイラルLC複合部材60のアース回路内側端子2bnとを接続して行われる。接続方法としては、主回路と接触しないように電線で行なう。
【0037】
このようにして、必要なインダクタンスLを得るための巻数を有したコイルと必要なキャパシタンスCを有するコンデンサとを具えたノイズフィルタ回路70を形成する。
【0038】
図4は、ノイズフィルタ回路71および72を、絶縁シート4を介して積層してノイズフィルタ回路積層体を形成し、そして磁性体分割コアで挟み込む工程4を示した図である。ノイズフィルタ回路71および72は、前記工程1〜3で作成した、2つのノイズフィルタ回路70を示す。ノイズフィルタ回路積層体(71、4、および72の積層体)を磁性体分割コア5aおよび5bで挟みこむことにより、71および72内部のスパイラルコイルのインダクタンスが増大する。
【0039】
磁性体分割コア5aおよび5bは、ノイズフィルタ回路積層体の中心部、およびインダクタ兼コンデンサの外周部において、互いに接合されるE字形状の部材である。したがって磁性体分割コア5aおよび5bは、ノイズフィルタ回路積層体の周囲に磁気回路を形成する。また、磁性体分割コア5aおよび5bは、通常の磁性体を用いて形成され、好ましくは鉄を用いて形成される。
【0040】
ここで、2組のノイズフィルタ回路70(すなわち71および72)、絶縁シート4を介して積層し、磁性体分割コア5a,5bで挟み込むことにより、単相用のラインフィルタに用いられるコモンモード用リアクトルと接地コンデンサが複合されたフィルタを形成することができる。ここでは上部のノイズフィルタ回路がU相となり、下部のノイズフィルタ回路がV相となる。したがって、上部ノイズフィルタ回路の主回路用接続部(図3の70における1acおよび2acに相当)が、それぞれU相の入出力端子U1,U2となり、アース回路用接続部(図3の70における2bcに相当)が、アース端子Pとなる。同様に、下部ノイズフィルタ回路の入出力端子V1,V2およびアース端子Pを示した。
【0041】
なお、図示していないが、3組のノイズフィルタ回路70を、それぞれ絶縁シートを介して積層して、磁性体分割コアで挟みこめば、3相用のコモンモードリアクトルと接地コンデンサが複合されたラインフィルタを形成することができる。この場合には、3組のノイズフィルタ回路は、それぞれU相、V相、W相となる。
【0042】
次に図5は、磁性体分割コア5aおよび5bを固定することにより、本発明の単相用ノイズフィルタ6を完成する工程5を示した図である。ノイズフィルタ6はリアクトルの機能とコンデンサの機能とを有する。磁性体分割コア5aおよび5bは、当該技術において知られている技術を用いて固定することができ、たとえば、溶接を用いて固定することができる。
【0043】
次に、図6に基づいて、本発明のノイズフィルタの電気的性質について説明する。図6は、図5に示した本発明の単相用ノイズフィルタ6の等価回路図である。図6において、それぞれのノイズフィルタ回路の主回路用スパイラルコイルは所定の長さを有しているので、U相およびV相の入出力端子間、すなわちU1−U2間およびV1−V2間には、微小なインダクタンスが連続的に分布する。同様に、端子Pに接続されるアース用スパイラルコイルも微小なインダクタンスが連続的に分布する。また誘電体チップ3は、スパイラルLC複合部材50および60(図1および図2参照)の主回路用スパイラルコイルとアース用スパイラルコイルの間に空間的に分布して配置されているので、主回路U1−U2およびV1−V2は、一定の間隔で、一定のキャパシタンスを介して、それぞれのアース回路に接続されている。その結果、低域通過フィルタの機能を有する分布定数回路を構成することができる。ここでいう、低域通過フィルタとは、インバータ等の電力変換機器を構成する半導体スイッチ素子のスイッチング動作に伴って発生するスイッチングノイズを濾波するのに必要なカットオフ周波数(例えば10kHz以上)を有するものとする。本発明のノイズフィルタ回路は、たとえば誘電体チップの材質および/または形状を変更して、前記のキャパシタンスおよびインダクタンスを変更することにより、種々のカットオフ周波数を有することができる。本発明のノイズフィルタ回路は、好ましくは10〜150kHz、より好ましくは10〜50kHzのカットオフ周波数を有する。
【0044】
次に、本発明の第2の実施の形態を、図7に基づいて説明する。
【0045】
図7は、2組の主回路用スパイラルコイル1aで誘電体チップ3を挟みこんだものの断面図である。すなわち、アース回路用スパイラルコイル2aとして、主回路用スパイラルコイル1aと同じものを使用している。主回路用スパイラルコイルは所定の電流容量を有しており、その電流容量は、コイルを構成する銅等の金属板の厚みを変えてコイルの断面積を変化させることにより、変更できる。スパイラルコイルは、銅などの金属板の打抜きにより形成してもよく、その際の金属板には0.2〜1.0mm厚の銅板等を用いる。大きな電流容量が必要であり単一のスパイラルコイルを用いたときに電流密度が大きくなりすぎる場合あるいはインダクタンスおよび/またはキャパシタンスを大きくする必要がある場合は、複数のスパイラルコイルを用いることができる。この場合には、同一の形状のスパイラルコイルを必要な枚数積層し、それらを並列に接続して、電流密度を下げること、あるいは必要なインダクタンスおよび/またはキャパシタンスを得ることができる。主回路用スパイラルコイル1aと同じものをアース回路に用いることにより、別にアース回路用スパイラルコイルを製作する必要を除去することができる。
【0046】
次に、本発明の第3の実施の形態を、図8に基づいて説明する。
【0047】
図8は、主回路用スパイラルコイル1aと、1aと異なる断面積を有するアース回路用スパイラルコイル2aとで、誘電体チップ3を挟みこんだノイズフィルタ回路の断面図である。アース回路用スパイラルコイル2aは、誘電体チップ3を介して流れ込むノイズ成分の電流をアースに導くだけでよいため、その断面積は主回路コイルパターンに比べて小さくすることができる。加えて、主回路用スパイラルコイル1aとアース回路用スパイラルコイル2aの厚みが厚くなると、誘電体チップ3に熱応力のための引張力が厚み方向の中央部にかかり、引き裂かれてしまう可能性がある。そこで、アース回路用スパイラルコイル2aの厚みを必要な厚みだけにし、熱応力のための引張り力が誘電体チップ3の中央部に生じさせないようにすることができる。ただし、アース回路用スパイラルコイル2aは、誘電体チップ3により構成されるコンデンサのキャパシタンスを考慮すると、その厚さ以外は主回路用スパイラルコイル1aと同一の形状を有することが好ましい。
【0048】
次に、本発明の第4の実施の形態を、図9に基づいて説明する。
【0049】
図9は、アース回路用スパイラルコイルとしてプリント基板を用いたスパイラルLC複合部材51の模式的な断面図である。アース回路用プリント基板7は銅張積層基板の銅箔を主回路コイルと同様にスパイラル状にエッチング加工し、アース回路用コイル7aを形成したものである。アース回路用コイル7aの銅箔は一般的な18μm厚、35μm厚、70μm厚等を用いることができる。その上面に誘電体チップ3を配置し、さらに主回路用スパイラルコイル1aを積層して、スパイラルLC複合部材51を形成する。
【0050】
アース回路用スパイラルコイルにプリント基板を用いることにより、コイル全体の形状保持が容易になる。また、プリント基板は銅板に比べ剛性が小さいので、熱応力のための引張り力が誘電体チップ3の中央部に生じない。さらに、プリント基板の基材はガラスエポキシ等の絶縁体であるので、インダクタンス、キャパシタンスを増すために、複数のスパイラルLC複合部材51を積層する場合において、絶縁シートを用いることなく、各スパイラルLC複合部材51間の絶縁を維持することができる。
【0051】
次に、本発明の第5の実施の形態を、図10に基づいて説明する。
【0052】
図10は、誘電体基板上に導電ペースト材で形成したアース回路用コイルを用いたスパイラルLC複合部材の断面図である。ガラスエポキシ基板等の絶縁シート8上に、導電ペースト材をスパイラル状に塗工し、アース回路用導電ペースト製コイル9を形成する。その上面に誘電体チップ3を配置し、さらに主回路用スパイラルコイル1aを積層して、スパイラルLC複合部材を形成する。
【0053】
導電ペースト材には銀粉、銅粉等とバインダーを練り合わしたものが用いられる。導電ペースト材は銅箔等に比ベると抵抗率が高いので、パターンを形成すると1Ω〜100Ω程度の抵抗が生じる。主回路用スパイラルコイル1aから誘電体チップ3を介しアース回路用コイルにノイズ電流が流れる時、条件によってはインダクタンスとキャパシタンスによる共振現象が生じて、ノイズ電圧が上昇してしまうことがある。―般にこのような場合には、アース回路用コイルとアース線との間に抵抗器を入れて、この共振現象を抑制する手段がとられるが、本実施の形態の導電ペースト材により形成されたアース回路用コイルならば、コイル自身がある程度の抵抗値を有するため、共振現象を抑制するための抵抗を導入する必要性を除去することができる。
【0054】
次に、本発明の第6の実施の形態を、図11に基づいて説明する。
【0055】
図11は、上下面に予め導電ペースト材が塗工され電極10が形成された誘電体チップ3と主回路用スパイラルコイル1aとアース回路用スパイラルコイル2aを導電接着材11で接合した状態の断面図である。この誘電体チップ3のスパイラルコイル1aおよび2aとの接合面には、電極が形成されている。その電極は金属、または導電ペーストからなる薄層である。導電ペーストを用いる場合には、例えばAgを主成分としたペーストを用いることができ、その形成方法としては導電ペーストをスクリーン印刷により塗布し硬化させることを用いることができる。金属を用いる場合には、銅等のスパッタ法、真空蒸着法、またはめっき法を用いて電極を形成することができる。導電接着材11を電極10に塗付後、主回路用スパイラルコイル1aとアース回路用スパイラルコイル2aで挟み込み、その後加熱硬化し接着する。このように接合することにより主回路用スパイラルコイル1aとアース回路用スパイラルコイル2a間にキャパシターを形成することができる。
【0056】
次に、本発明の第7の実施の形態を、図12に基づいて説明する。
【0057】
図12は上下面に予め電極10が形成された誘電体チップ3と主回路用スパイラルコイル1aとアース回路用スパイラルコイル2aをハンダ12で接合した状態の断面図である。電極10は、前記の材料を用いて形成することができる。このように接合することにより主回路用スパイラルコイル1aとアース回路用スパイラルコイル2a間にキャパシターを形成することができる。またハンダ材を使うので短時間に接合ができる。
【0058】
次に、本発明の第8の実施の形態を、図13に基づいて説明する。
【0059】
図13は上下面に予め電極10が形成された誘電体チップ3と主回路用スパイラルコイル1aとアース回路用スパイラルコイル2aを樹脂材13で接合した状態の断面図である。電極10は前記の材料を用いて形成することができる。樹脂材13には液状エポキシ樹脂等が用いられる。樹脂材13を電極10に塗付後、主回路用スパイラルコイル1aとアース回路用スパイラルコイル2aで挟み込み、その後加熱硬化し接着する。エポキシ樹脂等の樹脂材は絶縁性であるが、電極10およびスパイラルコイルのそれぞれの表面の微細な凹凸により、それらは接触していると考えている。もし接触していないとしても、樹脂材13の厚さが1〜2μmであるならば、樹脂材13がキャパシターの誘電体として機能し、電極10と主回路用スパイラルコイル1aおよびアース回路用スパイラルコイル2aとの間にキャパシターを形成する。上記のいずれかにより、誘電体チップ3とスパイラルコイルのそれぞれとの間に、所定のキャパシタンスを得ることができる。導電性接着材は銀等が用いられて高額であるのに対して、エポキシ樹脂は安価であるので、本実施の形態を用いることによりコスト低減を図ることができる。
【0060】
次に、本発明の第9の実施の形態を、図14に基づいて説明する。
【0061】
図14は、本発明の単相用ノイズフィルタ6をプラスチックケース14に収納した場合のノイズフィルタユニットを示す図である。プラスチックケース14には、絶縁性、堅牢性、耐汚染性などの性質が求められる。プラスチックケース14の材料としては、PBT(ポリブチレンテレフタレート)、PPS(ポリフェニレンサルファイド)等を用いることができる。プラスチックケースに収納することにより、塵挨等の汚染からの保護および外部回路との絶縁ができる。
【0062】
次に、本発明の第10の実施の形態を、図15に基づいて説明する。
【0063】
図15は、本発明の単相用ノイズフィルタ6をプラスチックケース14に収納し、高分子樹脂材料15で封止した場合のノイズフィルタユニットを示す断面図である。
【0064】
プラスチックケース14の材料は、上述のものを使用することができる。高分子樹脂材料15として、石英紛やアルミナ紛等の無機充填材を添加したエポキシ樹脂、ウレタン樹脂、シリコーン樹脂等を用いることができる。高分子樹脂材料15を用いて封止することによって、絶縁特性の向上を図るとともに、内部への塵挨等の汚染を保護し、絶縁劣化を防げることができる。
【0065】
高分子樹脂材料には、熱膨張係数、高い電気絶縁性、高い熱伝導性、および高い機械的強度などの性質が求められる。熱応力による歪みを生じさせないために、高分子樹脂材料15の熱膨張係数は、磁性体分割コア5a、5bと同等にすることが必要である。また、通流による発熱をより有効に放散させるために、大きな熱伝達係数を有することが必要であり、高分子樹脂材料15が充填材を含有することにより達成することができる。
【0066】
さらに、本実施の形態においては、高い機械的強度を有する高分子樹脂材料15が、ノイズフィルタ6のリード端子U1,U2,V1,V2,Pを固定する。したがって,外力がそれらリ一ド端子U1,U2,V1,V2,Pに加わっても、内部のノイズフィルタ6の構成要素(スパイラルコイル等)に外力が加わることを防ぐことができる。
【0067】
次に、本発明の第11の実施の形態を、図16に基づいて説明する。
【0068】
図16は、前記ノイズフィルタ6をプラスチックケース14に収納し、シリコーンゲル16で開口部付近まで封止し、さらに、そのシリコーンゲル16の上部に高分子樹脂材15を封止したノイズフィルタユニットを示す断面図である。プラスチックケース14および高分子樹脂材15は、前述したような各種材料を用いることができる。
【0069】
このようにプラスチックケース14の内部と表面とで封止する材料を適宜選択することにより、絶縁性の向上が図ることができるとともに、開口部から内部への塵挨等の汚染を防ぎ絶縁劣化を防げることができる。
【0070】
また、弾力性が小さいシリコーンゲル16を用いることにより、熱応力による歪みを生じないで、機械的信頼性を得ることができる。高い機械的強度を有する高分子樹脂材料15が、ノイズフィルタ6のリード端子U1,U2,V1,V2,Pを固定する。したがって,外力がそれらリ一ド端子U1,U2,V1,V2,Pに加わっても、内部のノイズフィルタ6の構成要素(スパイラルコイル等)に外力が加わることを防ぐことができる。
【0071】
次に、本発明の第12の実施の形態を、図17に基づいて説明する。
【0072】
図17は、前記ノイズフィルタ6をプラスチックケース14に収納し、シリコーンゲル16で開口部付近まで封止し、開口部を端子固定用カバー17で覆い、ノイズフィルタ6のリード端子U1、U2,V1,V2,Pを接着材18で固定したノイズフィルタユニットを示す断面図である。プラスチックケース14およびシリコーンゲル16は、前述の各種材料を用いることができる。
【0073】
このように端子固定用カバー17および接着材18を用いて固定したことにより,外力がそれらリード端子U1,U2,V1,V2,Pに加わっても、内部のノイズ6に外力が加わることを防ぐことができる。さらに開口部から内部ヘの塵挨等の汚染を防ぎ絶縁劣化を防げることができる。
【0074】
端子固定用カバー17の材質は、成形が容易なPBT、PPS等の高分子樹脂材料を用いることができる。
【0075】
接着材18は、当該技術において用いられる一般的な絶縁性を有する接着剤を用いることができ、たとえば、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、シリコーンゴム等を用いることができる。
【0076】
次に、本発明の第13の実施の形態を、図18〜図20に基づいて説明する。
【0077】
図18は、インバータ等の電力変換機30の入力段に、本発明のノイズフィルタを設けた場合の回路図である。ここでは、3組(3相分)のノイズフィルタ回路100,200,300を用いる。
【0078】
前述した図1〜図17の例では,2組のノイズフィルタ回路を用い、単相用のノイズフイルタ6の構造を示したが、3相用のノイズフィルタとして構成する場合には、図4の工程4において、ノイズフィルタ回路72の下方にノイズフィルタ回路300を、絶縁シートを介してさらに実装することによって、簡単に実現することができる。
【0079】
このように構成されたノイズフイルタ回路100のリード端子をU1,U2とし、ノイズフイルタ回路200のリード端子をV1,V2とし、ノイズフイルタ回路300のリード端子をW1,W2とする。そして、リード端子U1,V1,W1を入力導体21a,21b,21cに接続し、リード端子U2,V2,W2を電力変換機30に接続する。
【0080】
このようにして接続することによって、入力導体21a,21b,21cから電力変換機30に侵入するノイズを濾波することができるとともに、電力変換機30内の素子により発生するスイッチングノイズが入力導体21a,21b,21cに伝導されるのを防止できる。
【0081】
図19は、インバータ等の電力変換機30の出力段に、本発明に係わる3組のリアクトル兼コンデンサ100,200,300を設けた場合の例である。
【0082】
リード端子U1,V1,W1を電力変換機30に接続し、リード端子U2,V2,W2を出力導体22a,22b,22cに接続する。
【0083】
このようにして接続することによって、電力変換機30内の素子により発生するスイッチングノイズを濾波することができるため、電力変換機30から出力導体22a,22b,22cにスイッチングノイズが伝導されるのを防止できる。また、出力導体22a,22b,22cから電力変換機30に侵入するノイズを濾波することができる。
【0084】
図20は、インバータ等の電力変換機30の内部に、本発明に2セットのノイズフィルタ回路100,200を設けた例である。
【0085】
電力変換機30内において、入力側には外部から入力される交流を直流に変換する整流器31が設けられ、また、出力側には半導体スイッチング素子32が設けられている。
【0086】
リード端子U1,V1を入力側の整流器31に接続し、リード端子U2,V2を出力側の半導体スイッチング素子32に接続する。
【0087】
このようにして接続することによって、入力端子R,S,Tから整流器31を介して半導体スイッチング素子32に侵入するノイズを濾波することができるとともに、半導体スイッチング素子32により発生するスイッチングノイズが入力端子R,S,Tに伝導されるのを防止できる。
【0088】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の構成を用いることにより、電力変換機のスイッチングノイズ等のノイズを十分にカットできるとともに、電力変換機に必要な数アンペア以上の電流容量を十分に確保可能なノイズフィルタを提供することができる。
【0089】
また、本発明によれば、複数個のノイズフィルタ回路をプラスチックケースに収め、隙間を高分子樹脂材料などで封止するようにしたので、簡単な製造工程により製作することが可能であり、これにより、プリント配線板に対して実装し易い構造とすることができるとともに、絶縁性や機械的な信頼性に優れ、小型で安価なノイズフィルタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のノイズフィルタに用いる、第1のスパイラルLC複合部材の製造法を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態のノイズフィルタに用いる、第2のスパイラルLC複合部材の製造法を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態のノイズフィルタに用いる、ノイズフィルタ回路の製造法を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態のノイズフィルタに用いる、ノイズフィルタ回路積層体の製造法を示す図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態のノイズフィルタの、ノイズフィルタの完成品の製造法を示す図である。
【図6】本発明のノイズフィルタの等価回路である、LCの分布定数回路とそれによるコモンモードリアクトルを示す回路図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態である、2つの主回路用スパイラルコイルで誘電体チップを挟みこんだスパイラルLC複合部材の断面図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態である、主回路用スパイラルコイルと薄肉アース回路用スパイラルコイルで誘電体チップを挟みこんだスパイラルLC複合部材の断面図である。
【図9】本発明の第4の実施の形態である、主回路用スパイラルコイルとプリント基板コイルで誘電体チップを挟みこんだスパイラルLC複合部材の断面図である。
【図10】本発明の第5の実施の形態である、アース回路用コイルとして、絶縁シート上に導電ペーストで形成されたコイルを用いるスパイラルLC複合部材の断面図である。
【図11】本発明の第6の実施の形態である、電極を塗工した誘電体チップを導電性接着材で主回路コイルとアース回路用コイルを接合したスパイラルLC複合部材の断面図である。
【図12】本発明の第7の実施の形態である、電極を塗工した誘電体チップをはんだ材で主回路コイルとアース回路用コイルに接合したスパイラルLC複合部材の断面図である。
【図13】本発明の第8の実施の形態である、電極を塗工した誘電体チップを高分子樹脂材で主回路コイルとアース回路用コイルに接合したスパイラルLC複合部材の断面図である。
【図14】本発明の第9の実施の形態である、プラスチックケース内にノイズフィルタを収納し、樹脂材料を用いて封止した場合のノイズフィルタユニットを示す斜視図である。
【図15】本発明の第10の実施の形態である、プラスチックケース内にノイズフィルタを収納し、無機充填材を含有する樹脂材料を用いて封止したノイズフィルタユニットの構造を示す断面図である。
【図16】本発明の第11の実施の形態である、プラスチックケース内にノイズフイルタを収納し、シリコーンゲルを用いて封止した場合のノイズフィルタユニットを示す断面図である。
【図17】本発明の第12の実施の形態である、プラスチックケース内にノイズフィルタを収納し、ノイズフィルタを固定するカバーを設けた場合のノイズフィルタユニットを示す断面図である。
【図18】本発明の第13の実施の形態である、電力変換器の入力段にノイズフィルタを設置した場合の回路図である。
【図19】本発明の第13の実施の形態である、電力変換器の出力段にノイズフィルタを設置した場合の回路図である。
【図20】本発明の第14の実施の形態である、電力変換器内部にノイズフィルタを設置した場合の回路図である。
【符号の説明】
1a,1b 主回路用スパイラルコイル
1ac,1bc 主回路用外側端子
1an,1bn 主回路用内側端子
2a,2b アース回路用スパイラルコイル
2bc アース回路用外側端子
2an,2bn アース回路内側端子
3 誘電体チップ
4 絶縁シート
5a,5b 磁性体分割コア
6 ノイズフィルタ
7 プリント基板
7a 銅箔
8 絶縁シート
9 導電ペースト製コイル
10 電極
11 導電接着材
12 ハンダ
13 樹脂材
14 プラスチックケース
15 高分子樹脂材料
16 シリコーンゲル
17 端子固定用カバー
18 接着材
21a,21b,21c 入力導体
22a,22b,22c 出力導体
30 電力変換機
31 整流器
32 半導体スイッチング素子
50、51、60 スパイラルLC複合部材
70、71、72、100、200、300 ノイズフィルタ回路
400 鉄心
U1,U2,W1 入力端子
V1,V2,W2,U,V,W 出力端子
R,S,T 入力端子
P アース端子

Claims (14)

  1. 断面が矩形の2枚のスパイラルコイルと、前記スパイラルコイルの幅以下の短冊状をなし、前記スパイラルコイルとの間で低域通過フィルタを形成するのに必要なキャパシタンスを得るための複数の誘電体チップとを有し、前記2枚のスパイラルコイルにより前記複数の誘電体チップをはさみこみ接合しスパイラルLC複合部材を形成し、
    所望の層数の前記スパイラルLC複合部材を絶縁シートを介し積層し、前記スパイラルLC複合部材を構成する一方のスパイラルコイルを該スパイラルコイルの内部端で相互に接続して主回路が所望する電流を通流させる主回路となし、前記スパイラルLC複合部材を構成する他方のスパイラルコイルを該スパイラルコイルの内部端で相互に接続して高周波ノイズに基づく電流を通流させるアース回路となす低域通過ノイズフィルタ回路を形成し、
    所望の数の前記ノイズフィルタ回路を、絶縁シートを介して積層して、低域通過ノイズフィルタ回路積層体を形成し、および
    前記ノイズフィルタ回路積層体の中心および外周部において互いに接合されるE字形状の磁性体で囲って該ノイズフィルタ回路積層体の周囲に磁気回路を形成し、リアクトルの機能およびコンデンサの機能を有するフィルタ回路を構成したことを特徴とするノイズフィルタ。
  2. 前記スパイラルコイルは所定の厚みに金属板をプレス打抜き加工されたものであることを特徴とする請求項1に記載のノイズフィルタ。
  3. 前記主回路を形成するスパイラルコイルは所定の厚みに金属板をプレス打抜き加工されたものであり、および前記アース回路を形成するスパイラルコイルが、厚さを除いて前記主回路を形成するスパイラルコイルと同一形状であり、所望とする電流を通流させることができる断面積を有した薄肉の金属板をプレス打抜き加工されたものであることを特徴とする請求項1に記載のノイズフィルタ。
  4. 前記主回路を形成するスパイラルコイルは所定の厚みに金属板をプレス打抜き加工されたものであり、および前記アース回路を形成するスパイラルコイルが、前記主回路を形成するスパイラルコイルと同一平面パターンに銅箔をエッチング加工したプリント基板を用いることを特徴とする請求項1に記載のノイズフィルタ。
  5. 前記主回路を形成するスパイラルコイルは所定の厚みに金属板をプレス打抜き加工されたものであり、前記アース回路を形成するスパイラルコイルが、主回路用スパイラルコイルと同一平面パターンの導電ペースト材を絶縁シートに塗工し、および前記アース回路が共振抑制抵抗として機能することを特徴とする請求項1に記載のノイズフィルタ。
  6. 前記短冊状の誘電体チップは前記スパイラルコアと接合される面に予
    め導電ペースト材が塗工されており、導電接着材で前記スパイラルコアと接合されることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のノイズフィルタ。
  7. 前記短冊状の誘電体チップは前記スパイラルコアと接合される面に予め導電ペースト材が塗工されており、はんだ材で前記スパイラルコアと接合されることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のノイズフィルタ。
  8. 前記短冊状の誘電体チップは前記スパイラルコアと接合される面に予め導電ペースト材が塗工されており、樹脂材で前記スパイラルコアと接合されることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のノイズフィルタ。
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載のノイズフィルタを、プラスチック製ケースに収め、および樹脂材料を用いて封止して、フィルタユニットとして構成したことを特徴とするノイズフィルタユニット。
  10. 前記樹脂材料は、無機充填材を所定の割合で充填した高分子樹脂材料からなることを特徴とする請求項9記載のノイズフィルタユニット。
  11. 請求項1〜8のいずれかに記載のノイズフィルタを、プラスチック製ケースに収め、他の内部領域を前記シリコーンゲルを用いて封止し、および入出力端子が配置される側の領域のみ無機充填材を所定の割合で充填した高分子樹脂材料で封止して、フィルタユニットとして構成したことを特徴とするノイズフィルタユニット。
  12. 前記樹脂材料は、シリコーンゲルからなり、入出力端子が配置される側の領域に当該端子を固定するためのカバーを設けたことを特徴とする請求項9記載のノイズフィルタユニット。
  13. 請求項1〜8のいずれかに記載のノイズフィルタまたは請求項9〜12のいずれかに記載のノイズフィルタユニットを、スイッチ素子を有する電力変換機の入力段および/または出力段に接続し、コモンモードチョークコイルとし、該スイッチ素子のスイッチ動作に伴って発生するスイッチングノイズを濾波することを特徴とする電力変換装置。
  14. 請求項1〜8のいずれかに記載のノイズフィルタまたは請求項9〜12のいずれかに記載のノイズフィルタユニットを、スイッチ素子を有する電力変換機内の回路に接続し、コモンモードチョークコイルとし、該スイッチ素子のスイッチ動作に伴って発生するスイッチングノイズを濾波することを特徴とする電力変換装置。
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