JP2000206317A - 防眩フィルム、偏光板、表示装置及び防眩フィルムの製造方法 - Google Patents

防眩フィルム、偏光板、表示装置及び防眩フィルムの製造方法

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JP2000206317A
JP2000206317A JP11007153A JP715399A JP2000206317A JP 2000206317 A JP2000206317 A JP 2000206317A JP 11007153 A JP11007153 A JP 11007153A JP 715399 A JP715399 A JP 715399A JP 2000206317 A JP2000206317 A JP 2000206317A
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JP
Japan
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film
ionizing radiation
curable resin
glare
resin
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JP11007153A
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English (en)
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Norinaga Nakamura
典永 中村
Yukimitsu Iwata
行光 岩田
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 防眩フィルムにおいて、所望の凹凸のサイ
ズ、頻度での表面凹凸形状の緻密な制御を可能とし、周
期性のある凹凸形状を有する防眩フィルムを得る。 【解決手段】 防眩フィルム10は、透明基材フィルム
12と防眩層18を積層してなり、防眩層18は透光性
樹脂14中に、透光性微粒子16を含み、防眩層の表面
に、電離放射線硬化型樹脂に対する電離放射線照射量の
差による電離放射線硬化型樹脂の硬化収縮により形成さ
れた周期性を有する凹凸形状を設けるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンピュータ、
ワードプロセッサ、テレビジョン等の画像表示に用いる
CRT、液晶パネル等の高精細画像用ディスプレイの表
面に設ける防眩フィルム、偏光板、表示装置および防眩
フィルムの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】上記のようなディスプレイにおいて、主
として内部から出射する光がディスプレイ表面で拡散す
ることなく直進すると、ディスプレイ表面を目視した場
合、眩しいために、内部から出射する光をある程度拡散
するための防眩フィルムをディスプレイ表面に設けてい
る。
【0003】この防眩フィルムは、例えば特開平6−1
8706号公報、特開平10−20103号公報等に開
示されるように、透明基材フィルムの表面に、二酸化ケ
イ素(シリカ)等のフィラーを含む樹脂を塗工して形成
したものである。
【0004】これらの防眩フィルムは、凝集性シリカ等
の粒子の凝集によって防眩層の表面に凹凸形状を形成す
るタイプ、塗膜の膜厚以上の粒径を有する有機フィラー
を樹脂中に添加して層表面に凹凸形状を形成するタイ
プ、或いは層表面に凹凸をもったフィルムをラミネート
して凹凸形状を転写するタイプがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の防
眩フィルムは、いずれのタイプでも、製造上の表面凹凸
の制御が緻密でなく、製造安定性に欠けるため、表面凹
凸形状の位置、サイズ、形、頻度等を決めることが難し
く、表面凹凸は位置、サイズ、形、大きさ、頻度等がラ
ンダムとなり、製造された防眩フィルムの防眩性は変動
が大きいという問題点がある。また、層表面に凹凸をも
ったフィルムをラミネートして凹凸形状を転写する場合
は、製造工程に転写過程が必要であり、工程が増えると
同時に生産設備も必要となる。
【0006】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであって、所望の凹凸のサイズ、頻度での表面
凹凸形状の緻密な制御を可能とし、周期性のある凹凸形
状を有する防眩フィルム、偏光フィルム、表示装置およ
び防眩フィルムの製造方法を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、請求項1のよ
うに、透明基材フィルムの一方又は両方の面に、少なく
とも電離放射線硬化型樹脂からなる防眩層を積層してな
る防眩フィルムであって、前記防眩層の表面に周期性を
有する凹凸形状を設けたことを特徴とする防眩フィルム
により、上記目的を達成するものである。
【0008】請求項2のように、前記凹凸形状の周期d
が30〜300μmであってもよい。
【0009】又、請求項3のように、前記凹凸が、電離
放射線硬化型樹脂に対する電離放射線照射量の差による
電離放射線硬化型樹脂の硬化収縮により形成されたこと
を特徴とする防眩フィルムにより、上記目的を達成する
ものである。
【0010】請求項4のように、前記電離放射線硬化型
樹脂は、紫外線硬化型樹脂としてもよい。
【0011】又、前記電離放射線硬化型樹脂の中に、前
記電離放射線硬化型樹脂の中に、前記電離放射線硬化型
樹脂との屈折率の差がある微粒子を含有していてもよ
い。
【0012】更に又、前記透明基材フィルムは、トリア
セチルセルロースフィルムであってもよい。
【0013】偏光板に係る発明は、請求項7のように、
偏光素子と、前記偏光素子の表面に、前記透明基材フィ
ルムにおける前記防眩層と反対側の面を向けて積層され
た請求項1乃至6のいずれかの防眩フィルムと、を有し
て構成することにより、上記目的を達成するものであ
る。
【0014】更に、表示装置の発明は、請求項8のよう
に、複数の画素を有し、各画素が光を透過又は光を反射
することにより、画像を形成する表示パネルと、該表示
パネルの表示面側に設けられた請求項1乃至6のいずれ
かの防眩パネルと、を有してなる表示装置を構成し、上
記の目的を達成するものである。
【0015】更に、表示装置の発明は、請求項9のよう
に、複数の画素を有し、各画素が光を透過又は光を反射
することにより、画像を形成する表示パネルと、該表示
パネルの表示面側に設けられた請求項7の偏光板と、を
有してなる表示装置を構成し、上記の目的を達成するも
のである。
【0016】更に又、透明基材フィルム上に電離放射線
硬化型樹脂を塗布形成し、前記透明基材フィルム上に形
成した電離放射線硬化型樹脂上に、透明フィルム上に電
離放射線の透過率が30%以下であるパターン部を有す
る賦型パターンフィルムをラミネートし、賦型パターン
フィルム側から電離放射線を照射して、前記電離放射線
硬化型樹脂を一部硬化させ、賦型パターンフィルムを剥
離し、前記電離放射線硬化型樹脂側から再度電離放射線
を照射して、前記電離放射線硬化型樹脂を完全硬化さ
せ、硬化収縮により表面凹凸を形成する工程を含む防眩
フィルムの製造方法により、上記の目的を達成するもの
である。
【0017】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態の例を図
面を参照して詳細に説明する。
【0018】図1は本発明の実施の形態の例に係る防眩
フィルム10の断面図である。図1に示されるように、
透明基材フィルム12と、透光性樹脂14中に透光性微
粒子16を含む防眩層18と、を積層してなる。図2は
防眩フィルムの防眩層18の拡大図であり、防眩層表面
には凹凸形状が形成され、該凹凸は後述するように、電
離放射線照射量の差による電離放射線硬化型樹脂の硬化
収縮により形成されたものである。該凹凸の周期d及び
表面平均粗さRz(JISB0601に準ずる)は、本
発明の製造方法により自由に数値の設定を行うことがで
きるが、防眩性の観点から、30〜300μmの周期d
であることが好ましく、又表面平均粗さRzが1μm〜
8μmであることが好ましい。
【0019】前記透明基材フィルム12は、トリアセチ
ルセルロースフィルム等の樹脂フィルムであり、透光性
樹脂14は、透明基材フィルム12へ塗布後に硬化する
ことができ、例えば紫外線硬化型樹脂(屈折率1.5
1)からなり、前記透光性微粒子16は、例えばスチレ
ンビーズ(屈折率1.60)から構成されている。
【0020】図には示さないが、前記透明基材フィルム
12の防眩層18と反対側の面に、粘着層を設けるよう
にしても良く、又、透明基材フィルム12と防眩層18
との間に導電性層を設けても良い。
【0021】前記透光性微粒子16と前記透光性樹脂1
4との屈折率の差を0.02以上0.20以下が好まし
く、屈折率差が0.02未満の場合は、両者の屈折率の
差が小さすぎて、光拡散効果を得られず、又屈折率差が
0.2よりも大きい場合は、光拡散性が高すぎて、フィ
ルム全体が白化してしまうからである。なお、前記屈折
率差は、0.02以上0.11以下がより好ましく、
0.03以上0.09以下が最も良い。
【0022】前記透光性微粒子16の粒径は1.0μm
以上5.0μm以下が好ましく、1.0μm未満の場
合、透光性樹脂14に添加すべき前記透光性微粒子の添
加量を非常に大きくしないと光拡散効果が得られなくな
り、粒径が5.0μmを超えるときは、防眩層18の表
面に透光性微粒子による凹凸形状が生じ、表面が粗くな
り、ヘイズ値が高くなってしまうからである。なお、理
想的には、前記透光性微粒子の直径は1μm以上3μm
以下である。
【0023】上記のようにすると、前記透光性微粒子1
6と透光性樹脂14との僅かな屈折率差により、フィル
ム全体が白化したりすることなく、高い透過鮮明度を維
持した状態で、拡散効果により防眩フィルム10内を透
過する光を平均化することができる。
【0024】このため、フィルムの曇価が高い場合で
も、透過鮮明度を低下させることなく、表面のぎらつき
を防止することができ、又、曇価が低い場合(ヘイズ値
20以下)でも、更に高い透過鮮明度を維持した状態で
面のぎらつき(シンチレーション)を防止することがで
きる。
【0025】前記透明基材フィルム12の素材として
は、透明樹脂フィルム、透明樹脂板、透明樹脂シートや
透明ガラスがある。
【0026】透明樹脂フィルム12としては、例えば、
トリアセチルセルロース(TAC)フィルム、ポリエチ
レンテレフタレート(PET)フィルム、ジアセチレン
セルロースフィルム、アセテートブチレートセルロース
フィルム、ポリエーテルサルホンフィルム、ポリアクリ
ル系樹脂フィルム、ポリウレタン系樹脂フィルム、ポリ
エステルフィルム、ポリカーボネートフィルム、ポリス
ルホンフィルム、ポリエーテルフィルム、ポリメチルペ
ンテンフィルム、ポリエーテルケトンフィルム、(メ
タ)アクリルニトリルフィルム等が使用できる。又、厚
さは通常25μm〜1000μm程度とする。
【0027】前記透明基材フィルム12としては、複屈
折がないTACフィルムが、防眩フィルムを偏光素子と
積層して偏光板を作製することが可能(後述)であり、
更にその偏光板を用いて表示品位の優れた液晶表示装置
を得ることができるので、特に好ましい。
【0028】又、防眩層18を、各種コーティング方法
によって塗工する場合の耐熱、耐溶剤性や機械強度等の
加工適性の面から、透明基材フィルム12としては、P
ETが特に望ましい。
【0029】前記防眩層18を形成する透光性樹脂14
としては、主として紫外線・電子線によって硬化する樹
脂、即ち、電離放射線硬化型樹脂、電離放射線硬化型樹
脂に熱可塑性樹脂と溶剤を混合したもの、が使用され
る。又、厚さは通常0.5μm〜50μm程度とし、好
ましくは1μm〜20μm、さらに好ましくは2μm〜
10μmとすると硬化収縮が適度に生じ良い。
【0030】電離放射線硬化型樹脂組成物の被膜形成成
分は、好ましくは、アクリレート系の官能基を有するも
の、例えば比較的低分子量のポリエステル樹脂、ポリエ
ーテル樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹
脂、アルキッド樹脂、スピロアセタール樹脂、ポリブタ
ジエン樹脂、ポリチオールポリエン樹脂、多価アルコー
ル等の多官能化合物の(メタ)アクリレート(以下本明
細書では、アクリレートとメタアクリレートとを(メ
タ)アクリレートと記載する。)などのオリゴマー又は
プレポリマー及び反応性希釈剤としてを比較的多量に含
む電離放射線硬化型樹脂から構成する。上記希釈剤とし
ては、エチル(メタ)アクリレート、エチルヘキシル
(メタ)アクリレート、スチレン、ビニルトルエン、N
−ビニルピロリドンなどの単官能モノマー、並びに多官
能モノマー、例えばトリメチロールプロパントリ(メ
タ)アクリレート、ヘキサンジオール(メタ)アクリレ
ート、トリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ペ
ンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ジペン
タエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、1,6
ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチ
ルグリコールジ(メタ)アクリレートなどがある。
【0031】更に、上記の電離放射線硬化型樹脂を紫外
線硬化型樹脂として使用するときは、これらの中に光重
合開始剤として、アセトフェノン類、ベンゾフェノン
類、ミヒラーベンゾイルベンゾエート、α−アミロキシ
ムエステル、チオキサントン類や、光増感剤としてn−
ブチルアミン、トリエチルアミン、トリn−ブチルホス
フィンなどを混合して使用することができる。特に本発
明では、オリゴマーとしてウレタンアクリレート、モノ
マーとしてジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アク
リレート等を混合するのが好ましい。
【0032】更に、上記防眩層18を形成するための透
光性樹脂14として、上記のような電離放射線硬化型樹
脂に対して溶剤乾燥型樹脂を含ませてもよい。前記溶剤
乾燥型樹脂には、主として、熱可塑性樹脂例えば、セノ
ール樹脂、尿素樹脂、ジアリルフタレート樹脂、メラミ
ン樹脂、グアナミン樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ポ
リウレタン樹脂、エポキシ樹脂、アミノアルキッド樹
脂、メラミン−尿素共縮合樹脂、ケイ素樹脂、ポリシロ
キサン樹脂等が用いられる。
【0033】電離放射線硬化型樹脂に添加する溶剤乾燥
型熱可塑性樹脂の種類は通常用いられるものが使用され
るが、透明基材フィルム12として特に前述のようなT
AC等のセルロース系樹脂を用いるときには、電離放射
線硬化型樹脂に含ませる溶剤乾燥型樹脂には、ニトロセ
ルロース、アセチルセルロース、セルロースアセテート
プロピオネート、エチルヒドロキシエチルセルロース等
のセルロース系樹脂が塗膜の密着性及び透明性の点で有
利である。
【0034】上記のような電離放射線硬化型樹脂組成物
の硬化方法としては、前記電離放射線硬化型樹脂組成物
の通常の硬化方法、即ち、電子線又は紫外線の照射によ
って硬化することができる。
【0035】例えば、電子線硬化の場合には、コックロ
フワルトン型、バンデグラフ型、共振変圧型、絶縁コア
変圧器型、直線型、ダイナミトロン型、高周波型等の各
種電子線加速器から放出される50〜1000KeV、
好ましくは100〜300KeVのエネルギーを有する
電子線等が使用され、紫外線硬化の場合には超高圧水銀
灯、高圧水銀灯、低圧水銀灯、カーボンアーク、キセノ
ンアーク、メタルハライドランプ等の光線から発する紫
外線等が利用できる。
【0036】前記防眩層18に含有させる透光性微粒子
16としては、プラスチックビーズが好適であり、特に
透明度が高く、透光性樹脂14との屈折率差が前述のよ
うな数値になるものが好ましい。
【0037】透光性微粒子16に用いられるプラスチッ
クビーズとしては、例えば、メラミンビーズ(屈折率
1.57)、アクリルビーズ(屈折率1.49)、アク
リル−スチレン共重合体ビーズ(1.54)、スチレン
ビーズ(屈折率1.60)、ポリカーボネートビーズ、
ポリエチレンビーズ、塩ビビーズ等が用いられる。
【0038】次に、前記透明基材フィルム12の面に、
防眩層18を形成する過程について図3を参照して説明
する。
【0039】図3(A)の前記透光基材フィルム12に
対して、図3(B)のように、前記透光性微粒子16を
混ぜた透光性樹脂14(電離放射線硬化型樹脂)を塗
布、乾燥し塗布層を形成する。次に図3(C)のように
賦型パターンフィルム(図4(A)参照)19を該表面
が前記塗布層に接するようにラミネートし、(図3
(C)参照)、さらに前記透光性樹脂14へ電離放射線
を賦型パターンフィルム19を介して照射する。
【0040】前記賦型パターンフィルムは、電離放射線
の透過率が30%以下であるパターンが施されているた
め、パターン部分と非パターン部分とで電離放射線の透
過量が異なる、すなわち前記透光性樹脂14への電離放
射線の照射量が異なることになり、その結果、パターン
部と非パターン部とで前記透光性樹脂14の硬化の程度
に違いを生じる。
【0041】続いて、図3(D)のように賦型パターン
フィルムを前記塗布層から剥離し、さらに図3(E)の
ように前記塗布層へ前記透光性樹脂14が完全に硬化す
るのに十分な電離放射線を照射する。
【0042】前述のように前記透光性樹脂14において
は、前記賦型パターンフィルムのパターン部と非パター
ン部に対応する部分で前記透光性樹脂14の硬化の程度
に違いを生じているので、ここへさらに電離放射線が照
射されるため、硬化の程度が異なる透光性樹脂間におい
て硬化収縮の差が生じ、透光性樹脂へひずみが生じて防
眩層18の表面の凹凸形状が形成されるものと考えられ
る。印刷部と非印刷部は規則的にパターニングが施され
ているため、防眩層18の表面の凹凸は同様のパターン
となり周期性を持った表面凹凸が形成される。
【0043】ここで、前記賦型パターンフィルム19に
ついて、図4を参照して説明する。
【0044】図4(A)は賦型パターンフィルム19の
拡大平面図である。賦型パターンフィルム19は透明フ
ィルム49の上へ、図4(A)のようにパターン部47
及び非パターン部48とで構成されるパターンが、一定
の間隔で規則正しく配列されている。パターンの形成は
通常行われる方法であればどのような方法でも良く、特
に好ましくは印刷によるパターンの形成をする。
【0045】パターンの配列は図4(B)のようにもす
ることができるし、またパターンが等間隔となるような
らばどのようなパターンとしてもよい。前記一定の間隔
は30〜300μmに設定され、パターン部47の形状
は、ドット以外に四角形やひし形等任意の形状とするこ
とができ、パターン部47の大きさは最長部で15〜3
00μmに設定される。このようにすると、防眩層18
の表面凹凸の形成に好適である。
【0046】すなわち本発明での周期性を有する凹凸形
状とは、基本的に賦型パターンフィルムのパターンが、
防眩層の表面の凹凸パターンへと転換されたものであ
り、そのパターン部と非パターン部のオンオフ状のパタ
ーンが、電離放射線硬化型樹脂の硬化収縮差によって、
3次元立体的な凹凸形状となる。図4(C)は図4
(A)のa−a‘の断面を示すものであり、印刷のオン
オフパターンは図4(C)のように多少角のとれた形状
ととなっているが、オンオフ形状ははっきりしているこ
とがわかる。これが電離放射線硬化型樹脂の硬化収縮差
によって、3次元立体的な凹凸形状となり、図2のよう
ななだらかな曲線を結ぶような防眩層表面の凹凸形状と
なる。
【0047】また凹凸形状の深さは、電離放射線の照射
量や印刷パターンの電離放射線透過率などにより調整す
ることができる。
【0048】印刷部47の印刷に用いられる印刷インキ
には、通常の顔料分散或いは染料分散インキが使用でき
るほか、ZnO、Ce2O3、TIO2などの超微粒子
分散インキ等を用いることができる。
【0049】前記透明フィルム49としては、例えば、
トリアセチルセルロース(TAC)フィルム、ポリエチ
レンテレフタレート(PET)フィルム、ジアセチレン
セルロースフィルム、アセテートブチレートセルロース
フィルム、ポリエーテルサルホンフィルム、ポリアクリ
ル系樹脂フィルム、ポリウレタン系樹脂フィルム、ポリ
エステルフィルム、ポリカーボネートフィルム、ポリス
ルホンフィルム、ポリエーテルフィルム、ポリメチルペ
ンテンフィルム、ポリエーテルケトンフィルム、(メ
タ)アクリルニトリルフィルム等が使用できる。又、厚
さは通常25μm〜1000μm程度とする。
【0050】次に図5に示される本発明にかかる偏光板
の実施の形態の例について説明する。
【0051】図5に示されるように、この実施の形態の
例の偏光板20は、偏光層(偏光素子)22の一方の面
(図5において上面側)に前記と同様の防眩フィルム1
1が設けられた構成である。
【0052】前記偏光層22は3層構造であり、第1層
及び第3層がポリビニルアルコール(PVA)にヨウ素
を加えたフィルム、中間の第2層がPVAフィルムから
なっており、偏光板20の透明基材フィルムであるTA
Cフィルム12A、24の間に積層されている。
【0053】前記防眩フィルム11はTACフィルム1
2Aに防眩層18を積層した構成である。
【0054】前記偏光層22の両外側に設けられ、透明
基材となるTACは複屈折がなく偏光が乱されないの
で、偏光素子となるPVA及びPVA+ヨウ素フィルム
と積層しても、偏光が乱されない。従って、このような
偏光板20を用いて表示品位の優れた液晶表示装置を得
ることができる。
【0055】上記のような偏光板20における偏光層2
2を構成する偏光素子としては、ヨウ素又は染料により
染色し、延伸してなるPVAフィルムに、ポリビニルホ
ルマールフィルム、ポリビニルアセタールフィルム、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体系ケン化フィルム等があ
る。
【0056】なお、偏光層22を構成する各フィルムを
積層するにあたっては、接着性の増加及び静電防止のた
めに、前記TACフィルムにケン化処理を行うとよい。
【0057】図には示さないが、前記TACフィルム2
4の防眩層18と反対側の面に、粘着層を設けるように
しても良い。また、本発明の全ての防眩フィルムを偏光
板に用いることができる。
【0058】次に、図6〜図8に示されている本発明に
係る表示装置を液晶表示装置とした場合の実施の形態の
例について説明する。
【0059】図6に示される液晶表示装置60は、上記
偏光板20と同様な偏光板62と、液晶パネル64と、
偏光板50とを、この順で積層すると共に、偏光板36
側の背面にバックライト68を配置した透明型の液晶表
示装置である。偏光板として、通常の液晶表示装置で用
いられる偏光板を用いることができる。
【0060】図7は、本発明を適用した外付け反射板タ
イプの反射型液晶表示装置70である。この液晶表示装
置70においては、前記液晶表示装置70におけるバッ
クライトに代えて、偏光板50に密着して反射板72を
配置したものである。
【0061】図8は、本発明を適用した内部反射電極タ
イプの反射型液晶表示装置80である。この液晶表示装
置80においては、液晶パネル64、液晶セル82内に
反射板の電極を兼ねる反射電極84を配置したものであ
り、図8の液晶表示装置70における偏光板50及び反
射板72は設けられていない。
【0062】前記液晶表示装置60、70、80におけ
る液晶パネル64で使用される液晶モードとしては、ツ
イストネマチックタイプ(TN)、スーパーツイストネ
マチックタイプ(STN)、相転移タイプ(PC)、高
分子分散タイプ(PDLC)等のいずれであってもよ
い。
【0063】又、液晶の駆動モードとしては、単純マト
リックスタイプ、アクティブマトリックスタイプのどち
らでもよく、アクティブマトリックスタイプの場合で
は、TFT、MIM等の駆動方式が取られる。
【0064】更に、液晶パネル64は、カラータイプあ
るいはモノクロタイプのいずれであってもよい。
【0065】
【実施例】以下本発明の実施例について、比較例と対照
して説明する。
【0066】〔実施例1〕透明PETフィルム(東レ
(株)製、T−60、膜厚50μm)上に、ZnO超微
粒子分散インキ(住友大阪セメント(株)製、ZS−3
00)をインキとして用い、直径50μmのドットを1
00μmピッチで印刷し、賦型パターンフィルムを作製
した。印刷部分の紫外線透過率は26%であった。
【0067】〔実施例2〕防眩層を構成する透光性樹脂
は、紫外線硬化型樹脂(日本化薬(株)製PETA、屈
折率1.51)を100部とし、トリアセチルセルロー
ス樹脂(バイエル社製、セリドールCP)を1.7重量
部、硬化開始剤(チバガイギー社製、イルガキュアー1
84)を5重量部、透光性微粒子としては、スチレンビ
ーズ(総研化学(株)製、粒径1.3μm、屈折率1.
60)を20重量部、これらをトルエンと混合して固形
分40%塗工液として調整したものを、トリアセチルセ
ルロースフィルム(富士写真フィルム(株)製、TD−
80U)上に塗工し、乾燥膜厚6μmになるように形成
した。
【0068】溶剤乾燥後、塗工面に上記で作製した賦型
パターンフィルムをラミネートし、紫外線を70MJ照
射した後、賦型パターンフィルムを剥離し、さらに同じ
面から紫外線を70MJ照射して樹脂層を完全に硬化し
て防眩フィルムを作製した。
【0069】得られた防眩フィルムは賦型フィルムのパ
ターンを再現し、凹凸部の深さRzは約3μm、凸部分
の底部の径約47μm、凹凸形状の周期となる凸部分の
頂部の間隔dは約100μmであった。測定はSE−3
400(小坂研究所製)にて行った。
【0070】この防眩フィルムを用いて形成した偏光板
を12.1インチサイズのXGA液晶パネル上に貼り合
せて観察した際、シンチレーション(面ぎら)は発生し
せず、良好な防眩性を示した。
【0071】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成したので、
所望の凹凸のサイズ、頻度での表面凹凸形状の緻密な制
御を可能とし、周期性のある凹凸形状を有する防眩フィ
ルムを容易に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る防眩フィルムを示す
断面図
【図2】本発明の実施の形態に係る防眩層の表面を示す
拡大平面図
【図3】同防眩フィルムの製造過程を示す断面図
【図4】本発明の実施の形態に係る賦型パターンフィル
ムを示す拡大平面図
【図5】本発明の防眩フィルムを用いた偏光板の実施の
形態の例を示す断面図
【図6】本発明の防眩フィルムを用いた表示装置の実施
の形態の第1例を示す断面図
【図7】本発明の防眩フィルムを用いた表示装置の実施
の形態の第2例を示す断面図
【図8】本発明の防眩フィルムを用いた表示装置の実施
の形態の第3例を示す断面図
【符号の説明】
10、11…防眩フィルム 12 …透明基材フィルム 14 …透光性樹脂 16 …透光性微粒子 18 …防眩層 19 …賦型パターンフィルム 20、50、62…偏光板 47 …パターン部 48 …非パターン部 49 …透明フィルム 70、80、90…液晶表示装置

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透明基材フィルムの一方又は両方の面に、
    少なくとも電離放射線硬化型樹脂からなる防眩層を積層
    してなる防眩フィルムであって、前記防眩層の表面に周
    期性を有する凹凸形状を設けたことを特徴とする防眩フ
    ィルム。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記凹凸形状の周期d
    が30〜300μmであることを特徴とする防眩フィル
    ム。
  3. 【請求項3】請求項1又は2において、前記凹凸が、電
    離放射線硬化型樹脂に対する電離放射線照射量の差によ
    る電離放射線硬化型樹脂の硬化収縮により形成されたこ
    とを特徴とする防眩フィルム。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のいずれかにおいて、前記
    電離放射線硬化型樹脂は、紫外線硬化型樹脂であること
    を特徴とする防眩フィルム。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4のいずれかにおいて、前記
    電離放射線硬化型樹脂の中に、前記電離放射線硬化型樹
    脂との屈折率の差のある微粒子を含有していることを特
    徴とする防眩フィルム。
  6. 【請求項6】請求項1乃至5のいずれかにおいて、前記
    透明基材フィルムは、トリアセチルセルロースフィルム
    であることを特徴とする防眩フィルム。
  7. 【請求項7】偏光素子と、前記偏光素子の表面に、前記
    透明基材フィルムにおける前記防眩層と反対側の面を向
    けて積層された請求項1乃至6のいずれかの防眩フィル
    ムと、を有してなる偏光板。
  8. 【請求項8】複数の画素を有し、各画素が光を透過又は
    光を反射することにより、画像を形成する表示パネル
    と、該表示パネルの表示面側に設けられた請求項1乃至
    6のいずれかの防眩パネルと、を有してなる表示装置。
  9. 【請求項9】複数の画素を有し、各画素が光を透過又は
    光を反射することにより、画像を形成する表示パネル
    と、該表示パネルの表示面側に設けられた請求項7の偏
    光板と、を有してなる表示装置。
  10. 【請求項10】透明基材フィルム上に電離放射線硬化型
    樹脂を塗布形成し、前記透明基材フィルム上に形成した
    電離放射線硬化型樹脂上に、透明フィルム上に電離放射
    線の透過率が30%以下であるパターン部を有する賦型
    パターンフィルムをラミネートし、前記賦型パターンフ
    ィルム側から電離放射線を照射して、前記電離放射線硬
    化型樹脂を一部硬化させ、前記賦型パターンフィルムを
    剥離し、前記電離放射線硬化型樹脂側から再度電離放射
    線を照射して、前記電離放射線硬化型樹脂を完全硬化さ
    せ、硬化収縮により表面凹凸を形成する工程、からなる
    防眩フィルムの製造方法。
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