JP2000204211A - ペ―スト用塩化ビニル系樹脂 - Google Patents

ペ―スト用塩化ビニル系樹脂

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JP2000204211A
JP2000204211A JP625699A JP625699A JP2000204211A JP 2000204211 A JP2000204211 A JP 2000204211A JP 625699 A JP625699 A JP 625699A JP 625699 A JP625699 A JP 625699A JP 2000204211 A JP2000204211 A JP 2000204211A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブレンディングレジンを使用せず、希釈剤ま
たは可塑剤の配合量が少なくても低粘度なため、発泡壁
紙用として、発泡性、表面平滑性及びエンボスシャープ
性に優れており、また艶消し性に優れ、ロータリースク
リーン印刷適性にも優れたペースト用塩化ビニル系樹脂
を提供する。 【解決手段】 平均粒径が0.9〜1.8μmの大粒子
と0.2〜0.7μmの小粒子とからなり、大粒子の構
造が平均重合度600〜900の内核とその回りに内核
の平均重合度より100以上大きい重合度で、かつ平均
重合度700〜1500の外核からなり、また小粒子の
平均重合度が600〜1500、更に小粒子の個数が大
粒子の10〜50倍である粒子から構成された平均粒径
1〜80μmの造粒体からなるペースト用塩化ビニル系
樹脂。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ペースト用塩化ビ
ニル系樹脂に関し、詳しくは特にペーストゾルとして有
用な、すなわち、低可塑剤量配合に対応可能で、低せん
断領域から高せん断領域までの広いせん断速度領域にわ
たって低粘度で発泡壁紙加工性に優れたペーストゾルを
与えるペースト用塩化ビニル系樹脂に関する。
【0002】
【従来の技術】塩化ビニル系樹脂のペースト加工は、塩
化ビニル系ペースト樹脂及び可塑剤を必須成分とし、必
要に応じて安定剤、充填剤等を加えて混合・混練してペ
ーストゾル化し、その流動性を利用して賦形し、その後
加熱ゲル化して成形加工する方法である。ペースト加工
においては、その加工性と加工製品の品質は、ペースト
ゾルの流動性(ゾル粘度)と密接な関係があり、必須成
分である可塑剤の配合量が少ないほどペーストゾルは高
粘度となり、加工製品は高硬度となる。すなわち、高硬
度のペースト加工製品を得るためには、可塑剤の配合量
を減らせばよいが、ペーストゾルの粘度が高くなりすぎ
ると、塗工性が悪くなり、ついには塗工できなくなって
しまうという問題があった。
【0003】従来、塩化ビニル系樹脂100重量部に対
して可塑剤を50重量部以下配合したペーストゾルは、
著しく高粘度であり、希釈剤を添加したり、あるいは塩
化ビニル系ペースト樹脂よりも大きな粒子を併用するこ
とにより、ゾル粘度を下げて塗工を行っていたのが現状
であった。しかし、希釈剤を多量に添加した場合、加熱
ゲル化時に希釈剤が発揮して加工製品にピンホールが生
じたり、希釈剤の蒸気が作業環境を汚染する等の問題が
あった。また、一般に平均粒径が20〜100μmの範
囲にある塩化ビニル系ブレンディング樹脂(以下、「B
R」という。)を併用した場合、薄膜用途においては、
塗工時に大粒子による筋斑が発生したり、また低温加工
用途では、ゲル化不良の大粒子が未溶融物として残る等
による、加工性、耐候性等が悪いという問題があった。
このような、希釈剤あるいはBRを使用した場合の、加
工製品に欠陥が生じやすいという問題を解決し、外観性
及び引っ張り特性、耐衝撃性、耐熱性、耐寒性、耐候性
等の品質面を損なうことなく、低可塑剤量配合に対応で
きる塩化ビニル系ペースト樹脂の開発が望まれていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
問題点を解決するもので、BRを使用せず低希釈剤配合
および低可塑剤量配合に対応可能であり、高品質を維持
しながら、低せん断領域から高せん断領域までの広い範
囲のせん断速度領域にわたって低粘度で発泡壁紙用途の
加工性に優れたペーストゾルを与えるペースト用塩化ビ
ニル系樹脂を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、平均粒径が
0.9〜1.8μmの大粒子と0.2〜0.7μmの小
粒子とからなり、大粒子の構造が平均重合度600〜9
00の内核とその回りに内核の平均重合度より100以
上大きい重合度で、かつ平均重合度700〜1500の
外核からなり、また小粒子の平均重合度が600〜15
00、更に小粒子の個数が大粒子の10〜50倍である
粒子から構成された平均粒径1〜80μmの造粒体から
なるペースト用塩化ビニル系樹脂に関する。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明のペースト用塩化ビニル系
樹脂は大粒子と小粒子からなり、これらから構成された
造粒体からなる。大粒子の平均粒径は0.9〜1.8μ
mであり、好ましくは1.0〜1.6μmである。0.
9μm未満では粒子比表面積が大きくなり、粒子表面の
電気的二重層に捕捉されて流動性に寄与しない可塑剤が
多くなるため流動性に寄与する可塑剤量が減り、プラス
チゾル流動性が低下し、一方、1.8μmを超える場合
は、重合時の攪拌により粒子同士が衝突し、その衝撃力
により凝集体を形成しやすく製造効率が悪くなるので好
ましくない。小粒子の平均粒径は0.2〜0.7μmで
あり、好ましくは、0.3〜0.6μmである。0.2
μm未満では前述したように比表面積が大きくなりプラ
スチゾル流動性が低下し、一方、0.8μmを超える場
合は、重合時に発生させる粒子核数の制御が困難で製造
効率が悪くなるので好ましくない。
【0007】また、小粒子の個数は、大粒子の10〜5
0倍であることが必要であり、好ましくは20〜40で
ある。小粒子の個数が大粒子の10〜50倍であると、
小粒子と大粒子を乾燥造粒した場合の粒子充填度が高く
空隙が少なくなるのでプラスチゾル流動性が向上する
が、この範囲外では、プラスチゾルの流動性が低くな
り、特に、10倍未満では発泡性が悪化し、50倍を超
えると製品光沢上好ましくない。
【0008】次に、小粒子の平均重合度は600〜15
00であり、好ましくは700〜1400である。60
0未満では溶融性が向上するが、発泡セル強度が低くセ
ルパンク性が劣り、一方、1500を越えると溶融性が
悪いため発泡性が低下するので好ましくない。大粒子の
平均重合度は内核が600〜900、外核は700〜1
500であり、かつ、外核は内核の平均重合度より10
0以上、大きいことが必要である。内核の平均重合度が
600未満では重合温度が高くなりすぎ、重合缶の耐圧
要求が高いため好ましくない。又連鎖移動剤を使用する
場合、使用量が多くなりすぎるため、重合反応の制御が
困難となる。一方、大粒子の内核の平均重合度が900
を超えると大粒子の溶融性が低下し、発泡性が悪化する
ので好ましくない。外核の平均重合度が700未満では
発泡時のセルパンク性が劣り、1500を超えると発泡
性が低下するので好ましくない。外核と内核の平均重合
度差が100未満では外核と内核の溶融性差が小さくな
るので艶消し性が不十分となるため好ましくない。大粒
子の内核の好ましい平均重合度は600〜800、外核
の好ましい平均重合度は800〜1400であり、外核
は内核の平均重合度より200以上大きいことが好まし
い。
【0009】そして、本発明のペースト用塩化ビニル系
樹脂は、大粒子と小粒子とから構成された平均粒径1〜
80μmの造粒体である。好ましくは2〜60μmであ
り、緻密で崩壊しにくい凝集体粒子が好ましい。1μm
未満では噴霧乾燥・粉砕工程が複雑で製造効率が悪く好
ましくなく、一方、80μmを超えると凝集体粒子が低
可塑剤量配合では崩壊せずに残るため、塗工時の筋斑の
原因となりやすく、また、ロータリースクリーン印刷に
使用した場合は、目詰まりを起こすので好ましくない。
【0010】本発明のペースト用塩化ビニル系樹脂は、
塩化ビニルの単独重合体及び塩化ビニルと共重合可能な
コモノマーとの共重合体である。塩化ビニルと共重合可
能なコモノマーとしては、酢酸ビニル、プロピオン酸ビ
ニル、ステアリン酸ビニル等のビニルエステル、アクリ
ル酸、メタクリル酸、イタコン酸などの一価不飽和酸、
これらの一価不飽和酸のアルキルエステル、メチルビニ
ルエーテル、エチルビニルエーテル、オクチルビニルエ
ーテル、ラウリルビニルエーテル等のビニルエーテル、
マレイン酸、フマル酸などの二価不飽和酸、これらの二
価不飽和酸のアルキルエステル、塩化ビニリデン等のハ
ロゲン化ビニリデン、不飽和ニトリルなどが挙げられ
る。これらは、一種または二種以上の混合物で使用する
ことができる。
【0011】本発明の塩化ビニル系樹脂の製造方法とし
ては、塩化ビニルまたは塩化ビニルと共重合可能なコモ
ノマーの混合物を、水性媒体中で界面活性剤の存在下、
乳化重合または微細懸濁重合により得られる塩化ビニル
系樹脂の水性分散液(以下「ラテックス」という。)を
噴霧乾燥機で乾燥造粒して製造することができる。ま
ず、小粒子と大粒子を含む樹脂を製造するには、塩化ビ
ニルまたは塩化ビニルとこれと共重合可能なコモノマー
との混合物を水性媒体中で、乳化剤および水溶性重合開
始剤の存在下に乳化重合する方法、または乳化剤および
油溶性重合開始剤の存在下に微細懸濁重合する方法等、
従来の一般的な重合方法により製造できる。
【0012】内核と外核から構成される大粒子を製造す
る方法は、まず、乳化重合で製造した大粒子の内核とな
る粒子(以下「シード」という。)のラテックスをあら
かじめ重合缶に仕込み、このシードを更に乳化重合によ
り粒径を成長させて大粒子を得る方法、大粒子の内核を
微細懸濁重合で製造したシードラテックスを使用して、
このシードを更に微細懸濁重合により粒径を成長させて
大粒子を得る方法、及び大粒子の内核を微細懸濁重合で
製造したシードラテックスを使用して、このシードを次
に乳化重合により粒径を成長させて大粒子を得る方法等
が挙げられる。この際小粒子は、大粒子を製造する際
に、新たに発生する粒子が小粒子となる。また、小粒子
及び大粒子とも各々別の重合により製造したラテックス
同士を混合する方法により小粒子と大粒子からなる樹脂
を得ることもできる。
【0013】塩化ビニル系重合体ラテックスの製造に用
いる重合開始剤としては、乳化重合の場合は、例えば過
硫酸塩(ナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウム塩
等)、過酸化水素等の水溶性過酸化物、またはこれらの
水溶性過酸化物と水溶性還元剤(例えば亜硫酸ナトリウ
ム、ピロ亜硫酸ナトリウム、亜硫酸水素ナトリウム、ア
スコルビン酸、ナトリウムホルムアルデヒドスルホキシ
レートなど)とからなる水溶性レドックス開始剤、また
微細懸濁重合の場合は、アゾビスイソブチロニトリル、
アゾビス−2,4−ジメチルバレロニトリル、ラウロイ
ルパーオキサイド、t−ブチルパーオキシピバレート等
の単量体可溶性(油溶性)開始剤、またはこれらの油溶
性開始剤と前記の水溶性還元剤の組み合わせからなるレ
ドックス開始剤が挙げられる。
【0014】また、ラテックスの製造に用いられる乳化
剤としては、例えば高級アルコール硫酸エステル塩(ア
ルカリ金属塩、アンモニウム塩)、アルキルベンゼンス
ルホン酸塩(アルカリ金属塩、アンモニウム塩)、高級
脂肪酸塩(アルカリ金属塩、アンモニウム塩)、その他
のアニオン界面活性剤、ノニオン界面活性剤、カチオン
界面活性剤が挙げられる。これらの界面活性剤は一種類
でも、二種以上併用してもよい。好ましいのは、アニオ
ン界面活性剤である。また、アニオン界面活性剤および
/またはノニオン界面活性剤は、重合用乳化剤とは別
に、ラテックスの調整時、または調整後に添加してもよ
い。
【0015】更に、ラテックスの製造においては、重合
調整剤、その他の助剤類を用いてもよい。重合調整剤と
しては、例えばトリクロルエチレン、四塩化炭素、2−
メルカプトエタノール、オクチルメルカプタン等の連鎖
移動剤、フタル酸ジアリル、イソシアヌル酸トリアリ
ル、エチレングリコールジアクリレート、トリメチロー
ルプロパントリメタクリレートなどの架橋剤が挙げられ
る。他の助剤類としては、例えばレドックス開始剤の活
性化剤として作用する塩化第二銅、硫酸第一鉄、硫酸第
二ニッケル等の水溶性遷移金属塩、またはリン酸一もし
くは二水素アルカリ金属塩、フタル酸水素カリウム、炭
酸水素ナトリウムなどのpH調整剤等が挙げられる。
【0016】塩化ビニル重合体ラテックス中の固形分含
量は、特に制限されるものではなく、通常20〜80重
量%、好ましくは40〜65重量%であり、重合反応終
了後のラテックスをそのまま用いてもよいし、限外濾過
等の方法で濃縮したものを用いてもよい。ラテックスの
粘度は普通0.1Pa・sec以下である。次に、大粒
子と小粒子とから構成された造粒体にするには、重合で
得られたラテックスから水分を除去するため噴霧乾燥に
より造粒体とする。噴霧乾燥に使用する乾燥機は、回転
円盤式や二流体ノズル式の噴霧乾燥機のようにラテック
スを微噴霧できるタイプのものが挙げられる。
【0017】微噴霧するための方法としては、回転円盤
式の場合、乾燥気流はラテックスの噴霧方向に合わせて
旋回流とすることが好ましい。造粒体の粒径は、円盤の
回転数、円盤径、ラテックス処理量を適宜選択すること
により求める平均粒径を得ることができるが、一般的に
はラテックスの処理量で調整することが多い。二流体ノ
ズル式の場合、乾燥気流は微噴霧されたラテックス液滴
どうしが衝突により粒径肥大を起こさないよう、乾燥気
流及び噴霧気流の乱れを抑制することが重要で、垂直下
降並流型にすることが好ましい。造粒体の粒径は、ラテ
ックスを微噴霧するための噴霧用空気/ラテックス流量
の比率を調整する方法により、求める平均粒径のものを
得ることができる。いずれの場合でも、乾燥済みの粉体
および乾燥気流の出口は、乾燥機底部から排出される型
式でも下部コーンの側壁から排出される形式でもかまわ
ない。また、乾燥後、粉砕機や篩粉機を通して粗粒子を
除去して平均粒径1〜80μmの造粒体としても構わな
い。
【0018】本発明に用いる乾燥用気体は、入手のしや
すさから空気を用いるのが好ましい。また、その流量は
乾燥温度を考慮した乾燥機における熱バランスから決定
することができ、乾燥温度は乾燥機入口で一般的に10
0〜200℃に、また出口では45〜70℃、好ましく
は50〜65℃に調節することが好ましい。本発明の塩
化ビニル樹脂は、このような乾燥方法により平均粒径1
〜80μmの造粒体とするが、粒径の大きさや造粒体の
硬さ等により、発泡壁紙用のケミカルエンボス、メカニ
カルエンボス及びロータリースクリーンの各用途に好適
に使用することができる。例えば、ラテックスを2流体
のノズル式の噴霧乾燥機で乾燥した平均粒径10〜30
μmの造粒体は、ロータリースクリーン印刷用に好適で
あり、回転円盤式の噴霧乾燥機で乾燥した平均粒径50
〜80μmの造粒体は、そのままで、または、粉砕して
平均粒径1〜10μmにして、ケミカルエンボス用及び
メカニカルエンボス用に好適に使用することができる。
【0019】これら発泡壁紙用に使用するには本発明の
ペースト用塩化ビニル系樹脂に可塑剤及び発泡剤を加
え、更に必要に応じて、安定剤、充填剤、補強剤、希釈
剤、減粘剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、難燃剤、帯電
防止剤、滑剤、顔料、表面処理剤、チキソトロープ剤及
び接着性付与剤等の1種又は2種以上を加えて混練し
て、ペーストゾル組成物とし、その流動性を利用して賦
形し、その後加熱ゲル化して成形加工される。なお、希
釈剤を使用する場合は、多量に添加すると加工製品の外
観を損ない、また作業環境を汚染するので、これらの問
題を巻き起こさない範囲内で使用するのが好ましい。
【0020】使用する可塑剤について特に制限はない
が、1次可塑剤として、ジ−2−ヘキシルフタレート、
ジ−n−オクチルフタレート、ジブチルフタレート、ジ
イソノニルフタレート等のフタル酸エステル、トリクレ
ジルホスフェート、トリ−2−エチルヘキシルアジペー
ト等のアジピン酸エステル、ジ−2−エチルヘキシルセ
バケート等のセバシン酸エステル、ジ−2−エチルヘキ
シルアゼレート等のアゼライン酸エステル、トリ−2−
エチルヘキシルトリメリテート等のトリメリット酸エス
テル、ポリエステル系可塑剤等を用いることができる。
これらは単独で又は2種以上組み合わせて用いられる。
また、クエン酸エステル、グリコール酸エステル、塩素
化パラフィン、塩素化脂肪酸エステル、エポキシ系可塑
剤等の2次可塑剤を併用してもよい。これらの2次可塑
剤も単独で、又は2種以上組み合わせて用いられる。そ
の他の配合剤についても公知のものを使用することがで
きる。
【0021】可塑剤の量は特に制限されないが、本発明
のペースト用塩化ビニル系樹脂は、特に低可塑剤配合に
好適であり、例えば、塩化ビニル系樹脂100重量部に
対して可塑剤20〜60重量部配合しても、高品質を維
持しながら、低せん断領域から高せん断領域までの広い
範囲にわたって低粘度で加工性に優れたペーストゾルと
なる。使用する発泡剤としては、特に制限はないが、例
えばアゾ系、スルホヒドラジド系、ニトロソ系等の化合
物が用いられる。これらは単独で又は2種以上組み合わ
せて用いることもできる。発泡剤は、塩化ビニル系樹脂
100重量部に対して2〜6重量部配合して使用するこ
とができる。更に、本発明のペースト用塩化ビニル系樹
脂は、床材、帆布、レーザー、自動車用部品の鋼板、日
用雑貨等の分野にも利用することができる。
【0022】
【実施例】以下、本発明を実施例及び比較例により、更
に詳細に説明するが、本発明は、その要旨を超えない限
り以下の実施例に限定されるものではない。なお評価方
法は以下の方法により行った。
【0023】<粒径分布>レーザー回折粒径分布測定装
置(堀場製作所(株)製 LA−910)にフローセル
ホルダーをセットし、分散媒として塩化ビニル系樹脂ラ
テックスの場合は、イオン交換水を、造粒体の場合は、
0.1重量%ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレ
ート水溶液約200mlをバスに入れ、攪拌・循環させ
た。回折像のブランクを測定し、次いで塩化ビニル系樹
脂ラテックスまたは造粒体を少量バスに添加し、30秒
間分散させた後、試料の粒径分布を測定した。得られた
粒径分布から平均粒径及び小粒子/大粒子の個数比を算
出した。
【0024】<平均重合度>JIS−K6721のウベ
ローデ粘度計を用いて、溶液粘度測定法により平均重合
度を算出した。
【0025】<プラスチゾルの調整>実施例及び比較例
で得られた塩化ビニル系樹脂100部に対して、可塑剤
(フタル酸ジ−2−エチルヘキシル)を45部、炭酸カ
ルシウム(白石工業(株)製、ホワイトンB)を50
部、化学発泡剤(大塚化学(株)製、ユニホームAZL
30)を3部、金属石鹸複合安定剤(旭電化(株)製、
FL23)を2.5部、白色顔料(大日精化工業(株)
製、VT2030ホワイト)を20部、鉱物油系炭化水
素(日本石油(株)製、ミネラルスピリットA)を11
部の比で、プラネタリーミキサー(HOBART社製、
HOBART MIXER N−50型)内へ、塩化ビ
ニル樹脂量として300g相当を計量、投入し、61r
pmにて5分間、125rpmにて15分間、攪拌・混
合してプラスチゾルを得た。
【0026】<B8H粘度>プラスチゾルを作成後、2
3℃、50%RHの室内で2時間熟成した後、東京計器
(株)製B8H型粘度計で#6ローターを使用して、回
転速度50rpmの粘度を測定した。
【0027】<発泡性、表面平滑性、エンボスシャープ
性>プラスチゾルを日本製紙(株)製の基材へ、ガード
ナーナイフを用いて0.1mmの厚みでコーティング
し、熱風式乾燥機に入れ130℃、1分間加熱し、ゲル
化させた。次いで、このゲル化シートを200℃、1分
間熱風式乾燥機へ入れ発泡体を得た。発泡性、表面平滑
性(エアパンク性)については発泡体をカミソリで切り
込みを入れ、断面の目視により発泡セルの状態および発
泡体表面の表面平滑性について次の評価基準で判定を行
った。また、ケミカルエンボスシャープ性については、
上記ゲル化シートに発泡抑制剤の入ったインクで柄を印
刷後、200℃、1分間熱風式乾燥機に入れ発泡体を
得、発泡体表面の凹凸模様のエッジのシャープ性を次の
判定基準で測定した。
【0028】
【表1】
【0029】<光沢度>発泡体シートの表面を日本電色
工業(株)製デジタル変角光沢計VG−1D型を用い
て、入射角/受光角が60度/60度の条件で光沢度を
測定した。数値は小さい程艶が消えている状態で、製品
外観上、5以下が望まれる。
【0030】<ロータリースクリーン印刷適性>ロータ
リースクリーン印刷機(ストークス社製、PD−3型)
に100メッシュラッカースクリーン又は135メッシ
ュノバススクリーンをセットし、厚さ0.15mm、幅
30mmのスキージイをホルダーに取り付けた。スクリ
ーン内部にプラスチゾルを供給し、ライン速度30m/
分にて基材へ塗工した。ロータリースクリーン(以下、
「RS」という。)印刷適性については、次のように目
視により判定した。
【0031】
【表2】 1)ゾルがスクリーン開口部を抜けて柄模様を忠実に表現したかどうかを判定 2)柄の中央部と周囲部で塗工肉厚に差がなく表面が平滑であるかを判定
【0032】<実施例1>まず、乳化重合法により塩化
ビニル単量体を重合させて塩化ビニル系重合体のシード
ラテックスを製造した。攪拌機を備えた容積15m3
重合缶を使用し、脱イオン水8t、シード重合初期乳化
剤を添加せず、シード重合初期開始剤として過硫酸カリ
ウム0.65kgを加え、50℃攪拌下で20分後に塩
化ビニル単量体6.5t、レドックス系重合開始剤とし
て過硫酸カリウム1.4kg、ピロ亜硫酸ナトリウム7
kg、主乳化剤としてラウリル硫酸ナトリウム40kg
を仕込み、反応温度は64℃で重合した。得られたシー
ドラテックス重合体中の重合体粒子の平均粒径は0.5
μmであり、平均重合度は800であった。
【0033】次に、このシードラテックスを用いて2段
目の乳化重合を行い、塩化ビニル重合体の大粒子と小粒
子を製造した。シードの重合に用いたのと同じ重合缶に
脱イオン水7t、塩化ビニル単量体7t、シード重合体
が塩化ビニル単量体に対して3.8重量%、レドックス
系重合開始剤として過硫酸カリウム1kg、ピロ亜硫酸
ナトリウム6kg、主乳化剤としてラウリル硫酸ナトリ
ウム40kgを仕込み、反応温度は53℃で重合した。
【0034】得られたラテックス中の大粒子の平均粒径
は1.37μm、小粒子の平均粒径は0.54μm、小
粒子と大粒子の個数比は20、大粒子の外核の平均重合
度は1300、小粒子の平均重合度は1300であっ
た。ついで、このラテックスを回転円盤式の噴霧乾燥機
で表1に示した乾燥条件で乾燥し、平均粒径が約50μ
mの粉体の造粒体を得、これを更に粉砕して約3μmの
塩化ビニル樹脂を造粒体を得た。得られた造粒体を前記
した評価方法に従い評価した結果を表1に示した。
【0035】<実施例2>実施例1において、2段目の
乳化重合により得られたラテックスを2流体ノズル式の
噴霧乾燥機に代え、また表1に示した乾燥条件に代えて
乾燥した他は、同様な方法で平均粒径が約20μmの粉
体の塩化ビニル樹脂造粒体を得た。得られた造粒体を前
記した評価方法に従い評価した結果を表1に示した。
【0036】<実施例3>実施例1において、シードラ
テックスの製造の際、シード重合初期開始剤とともにシ
ード重合初期乳化剤としてラウリル硫酸ナトリウム0.
65kgを加え、50℃で20分攪拌したこと、またシ
ード重合温度を74℃に代えた他は同様な方法で、平均
粒径0.3μm、平均重合度600のシードラッテクス
重合体粒子を得、更に、2段目の重合において、シード
重合体を塩化ビニル単量体に対して0.5重量%に代
え、反応温度を64℃に代えた他は、同様な方法により
重合した。得られたラテックス中の大粒子の平均粒径
は、1.40μm、小粒子の平均粒径は0.54μm、
小粒子と大粒子の個数比は12、大粒子の外核及び小粒
子の平均重合度は800であった。ついでこのラテック
スを実施例1と同様な方法で乾燥し、約3μmの塩化ビ
ニル樹脂造粒体を得た。得られた造粒体を前記した評価
方法に従い評価した結果を表1に示した。
【0037】<実施例4>実施例1において、シードラ
テックスの製造の際、シード重合初期開始剤の量を0.
325kgに代え、またシード重合温度を70℃に代え
た他は、同様な方法で、平均粒径0.6μm、平均重合
度700のシードラテックス重合体粒子を得、更に、2
段目の重合において、シード重合体を塩化ビニル単量体
に対して13重量%に代え、反応温度を49℃に代えた
他は、同様な方法により重合した。得られたラテックス
中の大粒子の平均粒径は、1.16μm、小粒子の平均
粒径は0.26μm、小粒子と大粒子の個数比は50、
大粒子の外核及び小粒子の平均重合度は1500であっ
た。ついで、このラテックスを実施例1と同様な方法で
乾燥し、約3μmの塩化ビニル樹脂造粒体を得た。得ら
れた造粒体を前記した評価方法に従い評価した結果を表
1に示した。
【0038】<比較例1>実施例1において、2段目の
重合において得られたラテックスを、2流体ノズル式の
噴霧乾燥機に代え、また表1に示した乾燥条件に代えて
乾燥した他は、同様な方法で平均粒径が約100μmの
粉体の塩化ビニル樹脂造粒体を得た。得られた造粒体を
前記した評価方法に従い評価した結果を表1に示した。
【0039】<比較例2>実施例1において、シードラ
テックスの製造の際、シード重合初期開始剤とともに、
シード重合初期乳化剤としてラウリル硫酸ナトリウム
0.325kgを加え、50℃で20分攪拌したことの
他は、同様な方法で平均粒径0.4μm、平均重合度8
00のシードラテックス重合体粒子を得、更に、2段目
の重合において、シード重合体を塩化ビニル単量体に対
して1.0重量%に代え、反応温度を62.5℃に代え
た他は、同様な方法により重合した。得られたラテック
ス中の大粒子の平均粒径は、1.36μm、小粒子の平
均粒径は0.49μm、小粒子と大粒子の個数比は2
5、大粒子の外核及び小粒子の平均重合度は850であ
った。ついでこのラテックスを実施例1と同様な方法で
乾燥し、約3μmの塩化ビニル樹脂造粒体を得た。得ら
れた造粒体を前記した評価方法に従い評価した結果を表
1に示した。
【0040】<比較例3>実施例1において、シードラ
テックスの製造の際、シード重合初期開始剤の量を0.
325kgに代え、またシード重合温度を61℃に代え
た他は、同様な方法で平均粒径0.6μm、平均重合度
900のシードラテックス重合体粒子を得、更に、2段
目の重合において、シード重合体を塩化ビニル単量体に
対して16重量%に代え、反応温度を51℃に代えた他
は、同様な方法により重合した。得られたラテックス中
の大粒子の平均粒径は0.90μm、小粒子の平均粒径
は0.17μm、小粒子と大粒子の個数比は100、大
粒子の外核及び小粒子の平均重合度は1400であっ
た。ついで、このラテックスを実施例1と同様な方法で
乾燥し、約3μmの塩化ビニル樹脂造粒体を得た。得ら
れた造粒体を前記した評価方法に従い評価した結果を表
1に示した。
【0041】<比較例4>実施例4において、2段目の
重合において、シード重合体を塩化ビニル単量体に対し
て8重量%に代えた他は、同様な方法により重合した。
得られたラテックス中の大粒子の平均粒径は0.77μ
m、小粒子の平均粒径は0.28μm、小粒子と大粒子
の個数比は20、大粒子の外核及び小粒子の平均重合度
は1500であった。ついでこのラテックスを実施例4
と同様な方法で乾燥し、約3μmの塩化ビニル樹脂造粒
体を得た。得られた造粒体を前記した評価方法に従い評
価した結果を表1に示した。
【0042】
【表3】
【0043】
【表4】
【0044】
【発明の効果】本発明のペースト用塩化ビニル系樹脂
は、ブレンディングレジンを使用せず、希釈剤または可
塑剤の配合量が少なくても低粘度なため、発泡壁紙用と
して、発泡性、表面平滑性及びエンボスシャープ性に優
れており、また艶消し性に優れ、ロータリースクリーン
印刷適性にも優れた発泡体を提供することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒田 禎樹 三重県四日市市東邦町1番地 日本ポリケ ム株式会社四日市技術センター内 Fターム(参考) 4J002 BD041 BD081 BD091 BD101 FD026

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平均粒径が0.9〜1.8μmの大粒子
    と0.2〜0.7μmの小粒子とからなり、大粒子の構
    造が平均重合度600〜900の内核とその回りに内核
    の平均重合度より100以上大きい重合度で、かつ平均
    重合度700〜1500の外核からなり、また小粒子の
    平均重合度が600〜1500、更に小粒子の個数が大
    粒子の10〜50倍である粒子から構成された平均粒径
    1〜80μmの造粒体からなることを特徴とするペース
    ト用塩化ビニル系樹脂。
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