JPH0711036A - プラスチゾル組成物 - Google Patents
プラスチゾル組成物Info
- Publication number
- JPH0711036A JPH0711036A JP15969893A JP15969893A JPH0711036A JP H0711036 A JPH0711036 A JP H0711036A JP 15969893 A JP15969893 A JP 15969893A JP 15969893 A JP15969893 A JP 15969893A JP H0711036 A JPH0711036 A JP H0711036A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vinyl chloride
- resin
- chloride resin
- plastisol composition
- weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)
- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、加熱・発泡した時に表面平滑性・
艶消し性が優れた発泡体を与える事のできるプラスチゾ
ル組成物を提供する事を目的としている。 【構成】 平均重合度500〜2000のペースト用塩
化ビニル樹脂、平均粒子径10〜50μm、ゲル分5〜
90%の塩化ビニル系樹脂、可塑剤、化学発泡剤、及び
塩化ビニル樹脂用安定剤を含有してなるプラスチゾル組
成物。
艶消し性が優れた発泡体を与える事のできるプラスチゾ
ル組成物を提供する事を目的としている。 【構成】 平均重合度500〜2000のペースト用塩
化ビニル樹脂、平均粒子径10〜50μm、ゲル分5〜
90%の塩化ビニル系樹脂、可塑剤、化学発泡剤、及び
塩化ビニル樹脂用安定剤を含有してなるプラスチゾル組
成物。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はペースト加工法による塩
化ビニル系樹脂製品、特に化学発泡剤を用いた発泡壁紙
において、優れた艶消し性と良好な表面平滑性を与える
ような、塩化ビニル系プラスチゾル組成物に関する。
化ビニル系樹脂製品、特に化学発泡剤を用いた発泡壁紙
において、優れた艶消し性と良好な表面平滑性を与える
ような、塩化ビニル系プラスチゾル組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】建物の内装用として多く用いられる発泡
壁紙は、ペースト用塩化ビニル系樹脂と可塑剤とを主配
合成分とするプラスチゾルを化学発泡剤により発泡させ
て製造する。この場合、壁紙に高級感をもたせるため艶
消しとすることが行われているが、従来の手法、例えば
高分子量の塩化ビニル系樹脂あるいは無機質微粉末の添
加等によっては、発泡セルの均一性、発泡体の表面平滑
性等の面で十分満足できるものが得られていなかった。
壁紙は、ペースト用塩化ビニル系樹脂と可塑剤とを主配
合成分とするプラスチゾルを化学発泡剤により発泡させ
て製造する。この場合、壁紙に高級感をもたせるため艶
消しとすることが行われているが、従来の手法、例えば
高分子量の塩化ビニル系樹脂あるいは無機質微粉末の添
加等によっては、発泡セルの均一性、発泡体の表面平滑
性等の面で十分満足できるものが得られていなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】艶消し性、表面の平滑
性に優れた発泡体を与えるプラスチゾル組成物の提供。
性に優れた発泡体を与えるプラスチゾル組成物の提供。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨とするとこ
ろは、 (A)平均重合度500〜2000のペースト用塩化ビ
ニル樹脂、 (B)平均粒子径10〜50μm、ゲル分5〜90%の
塩化ビニル系樹脂(以下「架橋ブレンディングレジン」
という)、 (C)可塑剤 (D)化学発泡剤 (E)塩化ビニル樹脂用安定剤 を含有してなるプラスチゾル組成物、に存する。
ろは、 (A)平均重合度500〜2000のペースト用塩化ビ
ニル樹脂、 (B)平均粒子径10〜50μm、ゲル分5〜90%の
塩化ビニル系樹脂(以下「架橋ブレンディングレジン」
という)、 (C)可塑剤 (D)化学発泡剤 (E)塩化ビニル樹脂用安定剤 を含有してなるプラスチゾル組成物、に存する。
【0005】本発明を詳細に説明する。本発明の組成物
に用いられるペースト用塩化ビニル樹脂は、塩化ビニル
単量体または塩化ビニル単量体とこれと共重合可能なコ
モノマーとの混合物(以下「塩化ビニル系単量体」と略
記)を、乳化重合または微細懸濁重合させて得られるラ
テックスを噴霧乾燥し、粉砕・分級等の工程を経て製造
されるものである。このペースト用塩化ビニル樹脂とし
ては、平均重合度(JIS−K6721による)が50
0〜2000、好ましくは700〜1500のものを使
用する。平均重合度が500未満では、得られるプラス
チゾル組成物の粘度安定性が劣る上、艶消し性も不充分
となりやすく、また平均重合度が2000を超えると、
化学発泡させた時に均一なセル構造をもつ発泡体が得ら
れにくくなる。
に用いられるペースト用塩化ビニル樹脂は、塩化ビニル
単量体または塩化ビニル単量体とこれと共重合可能なコ
モノマーとの混合物(以下「塩化ビニル系単量体」と略
記)を、乳化重合または微細懸濁重合させて得られるラ
テックスを噴霧乾燥し、粉砕・分級等の工程を経て製造
されるものである。このペースト用塩化ビニル樹脂とし
ては、平均重合度(JIS−K6721による)が50
0〜2000、好ましくは700〜1500のものを使
用する。平均重合度が500未満では、得られるプラス
チゾル組成物の粘度安定性が劣る上、艶消し性も不充分
となりやすく、また平均重合度が2000を超えると、
化学発泡させた時に均一なセル構造をもつ発泡体が得ら
れにくくなる。
【0006】上記の塩化ビニル系単量体が混合物である
場合は、塩化ビニル単量体の含有量は80重量%以上で
あるのがよい。また、塩化ビニル単量体と共重合可能な
コモノマーとしては、エチレン、プロピレン等のオレフ
ィン類、酢酸ビニル、ステアリン酸ビニル等のビニルエ
ステル類、エチルビニルエーテル、セチルビニルエーテ
ル等のビニルエーテル類、(メタ)アクリル酸エステル
類、マレイン酸或いはフマル酸のエステル類等の不飽和
カルボン酸エステル類、アクリロニトリル等の不飽和ニ
トリル化合物等が挙げられる。
場合は、塩化ビニル単量体の含有量は80重量%以上で
あるのがよい。また、塩化ビニル単量体と共重合可能な
コモノマーとしては、エチレン、プロピレン等のオレフ
ィン類、酢酸ビニル、ステアリン酸ビニル等のビニルエ
ステル類、エチルビニルエーテル、セチルビニルエーテ
ル等のビニルエーテル類、(メタ)アクリル酸エステル
類、マレイン酸或いはフマル酸のエステル類等の不飽和
カルボン酸エステル類、アクリロニトリル等の不飽和ニ
トリル化合物等が挙げられる。
【0007】架橋ブレンディングレジンは、塩化ビニル
系単量体と、分子内に複数のラジカル重合性二重結合を
有する化合物とを、特殊な懸濁重合をさせることにより
得られる平均粒子径10〜50μmの、ゲル分を含む塩
化ビニル共重合体である。このような架橋ブレンディン
グレジンは、例えば、塩化ビニル系単量体を、これに可
溶な重合開始剤を用いて水溶性蛋白質等の保護コロイド
剤を含む水中で、フタル酸ジアリル、トリメチロールプ
ロパントリ(メタ)アクリレート、メチロールメラミン
トリ(メタ)アクリレート、イソシアヌル酸トリアリ
ル、等の分子内に複数のラジカル重合可能な二重結合を
有する共重合性単量体を添加して重合させる方法で調製
できる。
系単量体と、分子内に複数のラジカル重合性二重結合を
有する化合物とを、特殊な懸濁重合をさせることにより
得られる平均粒子径10〜50μmの、ゲル分を含む塩
化ビニル共重合体である。このような架橋ブレンディン
グレジンは、例えば、塩化ビニル系単量体を、これに可
溶な重合開始剤を用いて水溶性蛋白質等の保護コロイド
剤を含む水中で、フタル酸ジアリル、トリメチロールプ
ロパントリ(メタ)アクリレート、メチロールメラミン
トリ(メタ)アクリレート、イソシアヌル酸トリアリ
ル、等の分子内に複数のラジカル重合可能な二重結合を
有する共重合性単量体を添加して重合させる方法で調製
できる。
【0008】本発明においては、架橋ブレンディングレ
ジンの粒子径は10〜50μmのものを用いる。平均粒
子径が10μm未満では十分な艶消し効果が得られず、
また粒子径が50μmを超えると、発泡時にセル粗れを
起こしやすくなる。また、架橋ブレンディングレジンの
ゲル分は5〜90%、好ましくは40〜90%のものを
使用する。ゲル分が5%未満では得られる発泡体の艶消
し性が不充分となり、90%を超えると発泡体の表面平
滑性が悪化したり、セルが粗大になりやすく、いずれも
本発明の目的が達成されない。ゲル分の調整は、上記の
分子内に複数のラジカル重合可能な二重結合を有する化
合物の添加時期、添加量等により行うことができる。
ジンの粒子径は10〜50μmのものを用いる。平均粒
子径が10μm未満では十分な艶消し効果が得られず、
また粒子径が50μmを超えると、発泡時にセル粗れを
起こしやすくなる。また、架橋ブレンディングレジンの
ゲル分は5〜90%、好ましくは40〜90%のものを
使用する。ゲル分が5%未満では得られる発泡体の艶消
し性が不充分となり、90%を超えると発泡体の表面平
滑性が悪化したり、セルが粗大になりやすく、いずれも
本発明の目的が達成されない。ゲル分の調整は、上記の
分子内に複数のラジカル重合可能な二重結合を有する化
合物の添加時期、添加量等により行うことができる。
【0009】なお、本発明においてゲル分とは次の方法
で測定した値をいう。塩化ビニル系樹脂約2グラム
(g)を精秤する(Wo g)。これを容量500mlの
ビーカー中に、テトラヒドロフラン(THF)400g
とともに投入し、室温下1時間攪拌し、未架橋部分を溶
解する。これをフィルターで濾過し、不溶解分を分離す
る。一夜真空乾燥したのち、重量を精秤する(Wg)。
ここで得られたWO とWから、次式によりゲル分(%)
を算出する。
で測定した値をいう。塩化ビニル系樹脂約2グラム
(g)を精秤する(Wo g)。これを容量500mlの
ビーカー中に、テトラヒドロフラン(THF)400g
とともに投入し、室温下1時間攪拌し、未架橋部分を溶
解する。これをフィルターで濾過し、不溶解分を分離す
る。一夜真空乾燥したのち、重量を精秤する(Wg)。
ここで得られたWO とWから、次式によりゲル分(%)
を算出する。
【数1】ゲル分(%)=W/Wo ×100
【0010】ペースト用塩化ビニル樹脂と架橋ブレンデ
ィングレジンとの混合割合は、ペースト用塩化ビニル樹
脂/架橋ブレンディングレジンの重量比で90/10〜
70/30、好ましくは85/15〜75/25を用い
る。この比が90/10を上回ると艶消し効果が不充分
となり、70/30を下回ると化学発泡させた時の発泡
セルや表面平滑性が悪化する傾向となる。
ィングレジンとの混合割合は、ペースト用塩化ビニル樹
脂/架橋ブレンディングレジンの重量比で90/10〜
70/30、好ましくは85/15〜75/25を用い
る。この比が90/10を上回ると艶消し効果が不充分
となり、70/30を下回ると化学発泡させた時の発泡
セルや表面平滑性が悪化する傾向となる。
【0011】本発明のプラスチゾル組成物に用いられる
可塑剤として、フタル酸ジ2−エチルヘキシル(DO
P)、フタル酸ジイソノニル、フタル酸ジイソデシル、
フタル酸ジブチル、フタル酸ブチルベンジル、混合高級
アルコールのフタル酸ジエステル等のフタル酸ジエステ
ル類、トリメリット酸トリ2−エチルヘキシル、混合高
級アルコールのトリメリット酸トリエステル等のトリメ
リット酸トリエステル類、アジピン酸ジエステル類、ア
ゼライン酸ジエステル類等の脂肪族二塩基酸のジエステ
ル類、あるいは多価アルコールと多塩基酸とのポリエス
テル類、リン酸トリエステル類、その他通常塩化ビニル
系樹脂用可塑剤として使用されているものであれば、特
に制限なく使用可能である。可塑剤の使用量はペースト
用塩化ビニル樹脂と架橋ブレンディングレジンとの樹脂
混合物(以下「混合樹脂」と略記)の量を100重量部
とした時、40〜100重量部の範囲、好ましくは45
〜75重量部の範囲を用いる事が好ましい。可塑剤量が
40重量部未満では得られる発泡体の表面平滑性が悪化
したり、発泡セルが粗れたりしやすく、また100重量
部を超えて使用した場合には、艶が出やすくなり、いず
れも好ましくない。
可塑剤として、フタル酸ジ2−エチルヘキシル(DO
P)、フタル酸ジイソノニル、フタル酸ジイソデシル、
フタル酸ジブチル、フタル酸ブチルベンジル、混合高級
アルコールのフタル酸ジエステル等のフタル酸ジエステ
ル類、トリメリット酸トリ2−エチルヘキシル、混合高
級アルコールのトリメリット酸トリエステル等のトリメ
リット酸トリエステル類、アジピン酸ジエステル類、ア
ゼライン酸ジエステル類等の脂肪族二塩基酸のジエステ
ル類、あるいは多価アルコールと多塩基酸とのポリエス
テル類、リン酸トリエステル類、その他通常塩化ビニル
系樹脂用可塑剤として使用されているものであれば、特
に制限なく使用可能である。可塑剤の使用量はペースト
用塩化ビニル樹脂と架橋ブレンディングレジンとの樹脂
混合物(以下「混合樹脂」と略記)の量を100重量部
とした時、40〜100重量部の範囲、好ましくは45
〜75重量部の範囲を用いる事が好ましい。可塑剤量が
40重量部未満では得られる発泡体の表面平滑性が悪化
したり、発泡セルが粗れたりしやすく、また100重量
部を超えて使用した場合には、艶が出やすくなり、いず
れも好ましくない。
【0012】本発明において用いられる化学発泡剤とし
ては、アゾジカルボンアミド、アゾビスイソブチロニト
リル、4,4’−オキシビスベンゼンスルホニルヒドラ
ジド、パラトルエンスルホニルヒドラジド、ジニトロソ
ペンタメチレンテトラミン等のいわゆる化学発泡剤が使
用できる。化学発泡剤の使用量は混合樹脂100重量部
に対して1〜3重量部が好適である。化学発泡剤の使用
量が1重量部未満では発泡倍率が低く、塩化ビニル系樹
脂発泡体に期待されるような質感、触感が得られず、3
重量部を超える量では発泡セルが粗大になりやすく、表
面平滑性が損なわれる傾向となる。
ては、アゾジカルボンアミド、アゾビスイソブチロニト
リル、4,4’−オキシビスベンゼンスルホニルヒドラ
ジド、パラトルエンスルホニルヒドラジド、ジニトロソ
ペンタメチレンテトラミン等のいわゆる化学発泡剤が使
用できる。化学発泡剤の使用量は混合樹脂100重量部
に対して1〜3重量部が好適である。化学発泡剤の使用
量が1重量部未満では発泡倍率が低く、塩化ビニル系樹
脂発泡体に期待されるような質感、触感が得られず、3
重量部を超える量では発泡セルが粗大になりやすく、表
面平滑性が損なわれる傾向となる。
【0013】本発明のプラスチゾル組成物において用い
られる塩化ビニル系樹脂用安定剤としては、ペースト用
塩化ビニル樹脂の安定剤として通常使用される安定剤で
あれば特に制限なく使用できるが、中でもバリウム−亜
鉛(Ba−Zn)系、ナトリウム−亜鉛(Na−Zn)
系、カリウム−亜鉛(K−Zn)系その他の亜鉛を含む
発泡用液状複合安定剤を用いるのがよい。安定剤の使用
量は通常、混合樹脂100重量部に対して1〜3重量部
である。本発明のプラスチゾル組成物には、上記の必須
成分の他に、炭酸カルシウム、タルク等の充填剤、チタ
ン白その他の着色剤(顔料)、セル調整剤、難燃剤、酸
化防止剤、帯電防止剤、希釈剤その他公知の加工助剤・
改質剤等の添加剤を併用する事ができる。これらの添加
剤の配合量は、その添加剤の添加目的、発泡体の用途等
に応じて決定される。
られる塩化ビニル系樹脂用安定剤としては、ペースト用
塩化ビニル樹脂の安定剤として通常使用される安定剤で
あれば特に制限なく使用できるが、中でもバリウム−亜
鉛(Ba−Zn)系、ナトリウム−亜鉛(Na−Zn)
系、カリウム−亜鉛(K−Zn)系その他の亜鉛を含む
発泡用液状複合安定剤を用いるのがよい。安定剤の使用
量は通常、混合樹脂100重量部に対して1〜3重量部
である。本発明のプラスチゾル組成物には、上記の必須
成分の他に、炭酸カルシウム、タルク等の充填剤、チタ
ン白その他の着色剤(顔料)、セル調整剤、難燃剤、酸
化防止剤、帯電防止剤、希釈剤その他公知の加工助剤・
改質剤等の添加剤を併用する事ができる。これらの添加
剤の配合量は、その添加剤の添加目的、発泡体の用途等
に応じて決定される。
【0014】本発明のプラスチゾル組成物は、ペースト
用塩化ビニル樹脂、架橋ブレンディングレジン、可塑
剤、化学発泡剤、及び塩化ビニル系樹脂用安定剤並びに
必要に応じて上述の各種添加剤を配合し、リボンブレン
ダー、スーパーミキサー、バタフライミキサー、ディゾ
ルバー、等の混合機により攪拌・混合する事により調製
できる。また、このプラスチゾル組成物を、ナイフコー
ター、リバースロールコーター、ロータリースクリーン
式印刷機等で難燃紙等の基材上に塗布し、加熱して予備
ゲル化した原反を経て、或いはこれを経ることなく、加
熱・発泡させることにより、優れた艶消し状態の発泡成
形品を得ることができる。この発泡成形品にエンボスを
加えたり、あるいは予備ゲル化した原反上にロータリー
スクリーン法で意匠を印刷したのち発泡させた成形品
は、特に艶消し壁紙として好適に使用される。
用塩化ビニル樹脂、架橋ブレンディングレジン、可塑
剤、化学発泡剤、及び塩化ビニル系樹脂用安定剤並びに
必要に応じて上述の各種添加剤を配合し、リボンブレン
ダー、スーパーミキサー、バタフライミキサー、ディゾ
ルバー、等の混合機により攪拌・混合する事により調製
できる。また、このプラスチゾル組成物を、ナイフコー
ター、リバースロールコーター、ロータリースクリーン
式印刷機等で難燃紙等の基材上に塗布し、加熱して予備
ゲル化した原反を経て、或いはこれを経ることなく、加
熱・発泡させることにより、優れた艶消し状態の発泡成
形品を得ることができる。この発泡成形品にエンボスを
加えたり、あるいは予備ゲル化した原反上にロータリー
スクリーン法で意匠を印刷したのち発泡させた成形品
は、特に艶消し壁紙として好適に使用される。
【0015】
【実施例】以下に本発明を実施例にて更に詳細に説明す
るが、本発明はその要旨を超えない限り、以下の実施例
により限定されるものではない。
るが、本発明はその要旨を超えない限り、以下の実施例
により限定されるものではない。
【0016】<評価方法> ゲル分測定 架橋ブレンディングレジン中に含まれるTHF不溶解分
を前記の方法に従って測定し、ゲル分とした。 粒子径の測定 架橋ブレンディングレジンの平均粒子径は、堀場製作所
(株)製のレーザー回折式粒径分布測定装置LA−50
0にて測定した。 プラスチゾル組成物の調製 下記の配合に従い、塩化ビニル系樹脂及び配合剤を秤量
・採取し、プラネタリーミキサー(ホバートミキサーN
−50型、The HOBART Manufacturing Co. Ltd.,製)に
て20分間混練して、プラスチゾル組成物(「ゾル」)
を調製する。
を前記の方法に従って測定し、ゲル分とした。 粒子径の測定 架橋ブレンディングレジンの平均粒子径は、堀場製作所
(株)製のレーザー回折式粒径分布測定装置LA−50
0にて測定した。 プラスチゾル組成物の調製 下記の配合に従い、塩化ビニル系樹脂及び配合剤を秤量
・採取し、プラネタリーミキサー(ホバートミキサーN
−50型、The HOBART Manufacturing Co. Ltd.,製)に
て20分間混練して、プラスチゾル組成物(「ゾル」)
を調製する。
【0017】
【表1】 (配合) ペースト用塩化ビニル系樹脂 所定量* (三菱化成ビニル(株)製、ビニカTMペーストP410D、 平均重合度1450) 架橋ブレンディングレジン 所定量* ブレンディングレジン 所定量* (三菱化成ビニル(株)製、ビニカTMブレンディングレジン 75BX又は80BX) 可塑剤(三菱化成ビニル(株)製、ダイヤサイザーTMDOP) 60 充填剤(炭酸カルシウム、白石カルシウム(株)製、ホワイトンB) 90 顔料(チタン白、石原産業(株)製、タイペークR820) 20 化学発泡剤(アゾジカルボンアミド、大塚化学(株)製ユニホームAZH)2 安定剤(Na−Zn系、旭電化(株)製、アデカスタブFL−34) 2 *:表に記載
【0018】 発泡体の調製 で作成したゾルを壁紙用難燃紙上に、厚さ130μm
となるようにバーコーターを用いて塗布し、これを15
0℃のギヤ・オーブン中で60秒間加熱・予備ゲル化さ
せて原反を作成した。この原反を220℃のギヤ・オー
ブン中で40秒間加熱・発泡させて、発泡体を作成し
た。 発泡体の評価 発泡倍率:難燃紙部分以外の発泡体の厚さと、発泡前の
ゲル化原反の厚さ(紙部分を除く)の比を発泡倍率とし
た。 性状 :発泡体の表面状態、発泡体断面の発泡セルの
状態を目視にて観察した。 ○・・・表面平滑性、発泡セルともに良好 △・・・表面の凹凸がやや目立つ、発泡セルもいくらか
大きく粗れ気味。 ×・・・表面の凹凸が著しく、発泡セルも粗大。
となるようにバーコーターを用いて塗布し、これを15
0℃のギヤ・オーブン中で60秒間加熱・予備ゲル化さ
せて原反を作成した。この原反を220℃のギヤ・オー
ブン中で40秒間加熱・発泡させて、発泡体を作成し
た。 発泡体の評価 発泡倍率:難燃紙部分以外の発泡体の厚さと、発泡前の
ゲル化原反の厚さ(紙部分を除く)の比を発泡倍率とし
た。 性状 :発泡体の表面状態、発泡体断面の発泡セルの
状態を目視にて観察した。 ○・・・表面平滑性、発泡セルともに良好 △・・・表面の凹凸がやや目立つ、発泡セルもいくらか
大きく粗れ気味。 ×・・・表面の凹凸が著しく、発泡セルも粗大。
【0019】 艶の評価 光沢度 :日本電色工業(株)製のグロスメータVG−
1D型により、入射角60°、反射角60°の条件で入
射光量と反射光量との百分比を5点測定し、その平均値
を光沢度の値とした。この値が小さいほど艶消し性が良
好である。 艶安定性:において発泡体の調製時の発泡時間を3
0、40、50秒と変えて発泡を行わせた試料の光沢度
を上記により測定して、発泡時間の変動に対する艶の変
化を評価した。発泡時間による光沢度の変化巾が小さい
ものを、艶の安定性が良いと評価する。
1D型により、入射角60°、反射角60°の条件で入
射光量と反射光量との百分比を5点測定し、その平均値
を光沢度の値とした。この値が小さいほど艶消し性が良
好である。 艶安定性:において発泡体の調製時の発泡時間を3
0、40、50秒と変えて発泡を行わせた試料の光沢度
を上記により測定して、発泡時間の変動に対する艶の変
化を評価した。発泡時間による光沢度の変化巾が小さい
ものを、艶の安定性が良いと評価する。
【0020】<架橋ブレンディングレジンの製造> (a)ゲル分5%の架橋ブレンディングレジン 内容積300lのガラスライニングした重合缶にイオン
交換水125kg、ゼリー強度100ブルーム、等電点
8.3の酸性処理ゼラチン420gをイオン交換水7k
gに溶解した水溶液、フタル酸ジアリル220g、リン
酸水素二ナトリウム105gを仕込み、缶内温度を30
℃に調整した後、缶内圧を160hPa(120mmH
g)に減圧し、この状態を10分間保持して、重合系の
空気を脱気した。続いて重合缶内容物を攪拌しながら、
塩化ビニル単量体110kg及び重合開始剤(ジセカン
ダリーブチルパーオキシジカーボネート)26gを缶内
へ圧入して51℃で重合を行った。缶内圧が51℃にお
ける塩化ビニル単量体の飽和圧力から980hPa(1
kg/cm2 )低下したところで、未反応塩化ビニル単
量体を系外へ回収し、反応を停止した。その後缶内温度
を70℃に上昇させ、減圧下に残留塩化ビニル単量体を
除去した。この重合液に炭酸ナトリウム21g及び酢酸
カルシウム9gを添加し、pHを7に調整した。液温は
68℃となった。
交換水125kg、ゼリー強度100ブルーム、等電点
8.3の酸性処理ゼラチン420gをイオン交換水7k
gに溶解した水溶液、フタル酸ジアリル220g、リン
酸水素二ナトリウム105gを仕込み、缶内温度を30
℃に調整した後、缶内圧を160hPa(120mmH
g)に減圧し、この状態を10分間保持して、重合系の
空気を脱気した。続いて重合缶内容物を攪拌しながら、
塩化ビニル単量体110kg及び重合開始剤(ジセカン
ダリーブチルパーオキシジカーボネート)26gを缶内
へ圧入して51℃で重合を行った。缶内圧が51℃にお
ける塩化ビニル単量体の飽和圧力から980hPa(1
kg/cm2 )低下したところで、未反応塩化ビニル単
量体を系外へ回収し、反応を停止した。その後缶内温度
を70℃に上昇させ、減圧下に残留塩化ビニル単量体を
除去した。この重合液に炭酸ナトリウム21g及び酢酸
カルシウム9gを添加し、pHを7に調整した。液温は
68℃となった。
【0021】この条件下に高温細菌の一種であるバチル
ス サーモプロテオリティクス ロッコ(Bacillus the
rmoproteolyticus Rokko)から得られる中性(微アルカ
リ性)蛋白質分解酵素を力価5000万プロテアーゼ単
位に相当する量で添加し、30分間攪拌した後脱水・乾
燥し、架橋ブレンディングレジンを製造した。この架橋
ブレンディングレジンのゲル分及び平均粒子径を前記
、の方法で測定し、平均粒子径は35μm、ゲル分
は5%であった。(以下これを「架橋ブレンディングレ
ジンA」と称する。)
ス サーモプロテオリティクス ロッコ(Bacillus the
rmoproteolyticus Rokko)から得られる中性(微アルカ
リ性)蛋白質分解酵素を力価5000万プロテアーゼ単
位に相当する量で添加し、30分間攪拌した後脱水・乾
燥し、架橋ブレンディングレジンを製造した。この架橋
ブレンディングレジンのゲル分及び平均粒子径を前記
、の方法で測定し、平均粒子径は35μm、ゲル分
は5%であった。(以下これを「架橋ブレンディングレ
ジンA」と称する。)
【0022】(b)ゲル分70%の架橋ブレンディング
レジン 内容積300lのガラスライニングした重合缶にイオン
交換水125kg、ゼリー強度100ブルーム、等電点
8.3の酸性処理ゼラチン570gをイオン交換水9.
3kgに溶解した水溶液、イソシアヌル酸トリアリル3
30g、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム4.2
g、リン酸水素二ナトリウム100gを仕込み、缶内温
度を30℃に昇温した後、缶内圧を160hPa(12
0mmHg)に減圧し、この状態を10分間保持して、
重合系の空気を脱気した。続いて重合缶内容物を攪拌し
ながら、塩化ビニル単量体83kg及び重合開始剤
(2,2−アゾビス−2,4−ジメチルバレロニトリ
ル)27gを缶内へ圧入して55℃で重合を行った。缶
内圧が55℃における塩化ビニル単量体の飽和圧力から
980hPa(1kg/cm2 )低下したところで、未
反応塩化ビニル単量体を系外へ回収し、反応を停止し
た。その後缶内温度を70℃に上昇させ、減圧下に残留
塩化ビニル単量体を除去した。この重合液に炭酸ナトリ
ウム18g及び酢酸カルシウム8gを添加し、pHを7
に調整した。液温は68℃となった。
レジン 内容積300lのガラスライニングした重合缶にイオン
交換水125kg、ゼリー強度100ブルーム、等電点
8.3の酸性処理ゼラチン570gをイオン交換水9.
3kgに溶解した水溶液、イソシアヌル酸トリアリル3
30g、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム4.2
g、リン酸水素二ナトリウム100gを仕込み、缶内温
度を30℃に昇温した後、缶内圧を160hPa(12
0mmHg)に減圧し、この状態を10分間保持して、
重合系の空気を脱気した。続いて重合缶内容物を攪拌し
ながら、塩化ビニル単量体83kg及び重合開始剤
(2,2−アゾビス−2,4−ジメチルバレロニトリ
ル)27gを缶内へ圧入して55℃で重合を行った。缶
内圧が55℃における塩化ビニル単量体の飽和圧力から
980hPa(1kg/cm2 )低下したところで、未
反応塩化ビニル単量体を系外へ回収し、反応を停止し
た。その後缶内温度を70℃に上昇させ、減圧下に残留
塩化ビニル単量体を除去した。この重合液に炭酸ナトリ
ウム18g及び酢酸カルシウム8gを添加し、pHを7
に調整した。液温は68℃となった。
【0023】以下上記(a)と同様に酵素による処理を
行った上、脱水・乾燥し、架橋ブレンディングレジンを
製造した。上述と同様にして、平均粒子径、ゲル分を測
定し、平均粒子径25μm、ゲル分70%を得た。(以
下これを「架橋ブレンディングレジンB」と称する。)
行った上、脱水・乾燥し、架橋ブレンディングレジンを
製造した。上述と同様にして、平均粒子径、ゲル分を測
定し、平均粒子径25μm、ゲル分70%を得た。(以
下これを「架橋ブレンディングレジンB」と称する。)
【0024】<実施例1〜5、比較例1〜3>上記及
び表に示す配合に従い、前記、に記す方法で、プラ
スチゾルの作成及び発泡を行い、得られた発泡体につい
て、、に示す方法で評価を加えた。評価結果は表に
併せて示す。なお、比較例で使用したブレンディングレ
ジン(ビニカTMブレンディングレジン75BX又は80
BX)はそれぞれ、平均粒子径35μm及び25μmで
あり、いずれもゲル分は含有していない。
び表に示す配合に従い、前記、に記す方法で、プラ
スチゾルの作成及び発泡を行い、得られた発泡体につい
て、、に示す方法で評価を加えた。評価結果は表に
併せて示す。なお、比較例で使用したブレンディングレ
ジン(ビニカTMブレンディングレジン75BX又は80
BX)はそれぞれ、平均粒子径35μm及び25μmで
あり、いずれもゲル分は含有していない。
【0025】
【表2】(表)
【0026】実施例1〜4と比較例1〜3の対比から、
本発明のプラスチゾル組成物に基づく発泡体(実施例1
は架橋ブレンディングレジンAを実施例2〜4は架橋ブ
レンディングレジンBを使用)について下記の点が認め
られる。即ち、実施例1〜3については発泡性がブレン
ディングレジン無添加(比較例1)もしくは通常のブレ
ンィングレジンを配合したもの(比較例2、3)と同等
である一方、艶消し性は著しく良好となっている。ま
た、実施例4では、ペースト用塩化ビニル樹脂と架橋ブ
レンディングレジンBとの重量比が70/30となって
いる。この場合、実施例中では最もよく艶が消えている
が、発泡性(表面平滑性、発泡セル構造)は幾分悪化す
る傾向となった。実施例1、3、比較例1、2では発泡
時間が変わった場合の艶の安定性を評価した。本発明の
プラスチゾル組成物に基づく発泡体は、発泡時間の変動
による艶の変化が小さいことが認められる。これは、壁
紙等の製造時に加工条件が多少変動しても得られる製品
の品質が安定している事を意味しており、実用上効果が
大きい。
本発明のプラスチゾル組成物に基づく発泡体(実施例1
は架橋ブレンディングレジンAを実施例2〜4は架橋ブ
レンディングレジンBを使用)について下記の点が認め
られる。即ち、実施例1〜3については発泡性がブレン
ディングレジン無添加(比較例1)もしくは通常のブレ
ンィングレジンを配合したもの(比較例2、3)と同等
である一方、艶消し性は著しく良好となっている。ま
た、実施例4では、ペースト用塩化ビニル樹脂と架橋ブ
レンディングレジンBとの重量比が70/30となって
いる。この場合、実施例中では最もよく艶が消えている
が、発泡性(表面平滑性、発泡セル構造)は幾分悪化す
る傾向となった。実施例1、3、比較例1、2では発泡
時間が変わった場合の艶の安定性を評価した。本発明の
プラスチゾル組成物に基づく発泡体は、発泡時間の変動
による艶の変化が小さいことが認められる。これは、壁
紙等の製造時に加工条件が多少変動しても得られる製品
の品質が安定している事を意味しており、実用上効果が
大きい。
【0027】
【発明の効果】以上の説明の通り、本発明のプラスチゾ
ル組成物を用いる事により、表面平滑性、艶消し性に優
れ、かつ加工条件が多少変動しても艶(光沢度)があま
り変化しない、安定した品質の艶消し発泡壁紙を得るこ
とができる。
ル組成物を用いる事により、表面平滑性、艶消し性に優
れ、かつ加工条件が多少変動しても艶(光沢度)があま
り変化しない、安定した品質の艶消し発泡壁紙を得るこ
とができる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D06N 3/06 8016−4F
Claims (5)
- 【請求項1】(A)平均重合度500〜2000のペー
スト用塩化ビニル樹脂、 (B)平均粒子径10〜50μm、ゲル分5〜90%の
塩化ビニル系樹脂(以下「架橋ブレンディングレジン」
という)、 (C)可塑剤 (D)化学発泡剤 (E)塩化ビニル樹脂用安定剤を含有してなるプラスチ
ゾル組成物。 - 【請求項2】(A)成分と(B)成分との混合比が、
(A)/(B)の重量比で、90/10〜70/30で
ある請求項1記載のプラスチゾル組成物。 - 【請求項3】(A)成分と(B)成分とから成る樹脂混
合物100重量部に対し、(C)成分の可塑剤を40〜
100重量部、(D)成分の化学発泡剤を1〜3重量部
含有する、請求項1又は請求項2記載のプラスチゾル組
成物。 - 【請求項4】 請求項1、請求項2又は請求項3記載の
プラスチゾル組成物を基材上に塗布し、加熱・発泡して
なる発泡体。 - 【請求項5】 請求項4の発泡体からなる壁紙。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15969893A JPH0711036A (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | プラスチゾル組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15969893A JPH0711036A (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | プラスチゾル組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0711036A true JPH0711036A (ja) | 1995-01-13 |
Family
ID=15699366
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15969893A Pending JPH0711036A (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | プラスチゾル組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0711036A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000309742A (ja) * | 1999-02-22 | 2000-11-07 | Tosoh Corp | 艶消し塗料用添加剤およびそれよりなる艶消し塗料用組成物、並びにその用途 |
JP2003012882A (ja) * | 2001-07-02 | 2003-01-15 | Tosoh Corp | 艶消し性ペースト加工用塩化ビニル系樹脂及びそれよりなる艶消し性ペースト組成物 |
JP2007092197A (ja) * | 2005-09-27 | 2007-04-12 | Toli Corp | 壁紙、及び壁紙用表面保護剤 |
CN112126015A (zh) * | 2020-09-30 | 2020-12-25 | 宜宾海丰和锐有限公司 | 消光聚氯乙烯树脂及其制备方法 |
CN112210043A (zh) * | 2020-09-30 | 2021-01-12 | 宜宾海丰和锐有限公司 | 高凝胶含量消光聚氯乙烯树脂及其制备方法 |
-
1993
- 1993-06-29 JP JP15969893A patent/JPH0711036A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000309742A (ja) * | 1999-02-22 | 2000-11-07 | Tosoh Corp | 艶消し塗料用添加剤およびそれよりなる艶消し塗料用組成物、並びにその用途 |
JP2003012882A (ja) * | 2001-07-02 | 2003-01-15 | Tosoh Corp | 艶消し性ペースト加工用塩化ビニル系樹脂及びそれよりなる艶消し性ペースト組成物 |
JP2007092197A (ja) * | 2005-09-27 | 2007-04-12 | Toli Corp | 壁紙、及び壁紙用表面保護剤 |
CN112126015A (zh) * | 2020-09-30 | 2020-12-25 | 宜宾海丰和锐有限公司 | 消光聚氯乙烯树脂及其制备方法 |
CN112210043A (zh) * | 2020-09-30 | 2021-01-12 | 宜宾海丰和锐有限公司 | 高凝胶含量消光聚氯乙烯树脂及其制备方法 |
CN112210043B (zh) * | 2020-09-30 | 2022-06-07 | 宜宾海丰和锐有限公司 | 高凝胶含量消光聚氯乙烯树脂及其制备方法 |
CN112126015B (zh) * | 2020-09-30 | 2022-06-07 | 宜宾海丰和锐有限公司 | 消光聚氯乙烯树脂及其制备方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101530335B1 (ko) | 염화비닐계 페이스트 수지, 및 이의 제조방법 | |
JPH0711036A (ja) | プラスチゾル組成物 | |
US6441085B1 (en) | PVC mixture and method for its production | |
JP4249075B2 (ja) | 塩化ビニル系プラスチゾル組成物及び発泡成形体 | |
JP2009091423A (ja) | ペースト加工用ポリ塩化ビニル系樹脂 | |
JP3301138B2 (ja) | ペースト用塩化ビニル系樹脂組成物及びその製造方法 | |
JP3637798B2 (ja) | ペースト用塩化ビニル系樹脂 | |
JPS5821433A (ja) | 塩化ビニル系発泡性樹脂組成物 | |
JP3328980B2 (ja) | プラスチゾル組成物 | |
JPH10204241A (ja) | 塩化ビニル系樹脂組成物 | |
KR101944903B1 (ko) | 염화비닐계 페이스트 수지의 제조방법 | |
KR101620140B1 (ko) | 염화비닐계 수지용 포스트 중합 첨가제, 염화비닐계 수지 조성물 및 염화비닐계 수지의 제조방법 | |
JP3861374B2 (ja) | ペースト用塩化ビニル系樹脂及びそれよりなるペースト用塩化ビニル系樹脂組成物 | |
US5248723A (en) | Vinyl chloride polymer composition | |
JPH07304921A (ja) | プラスチゾル組成物 | |
JPS6134735B2 (ja) | ||
JP4067699B2 (ja) | 発泡用塩化ビニルプラスチゾル組成物 | |
JP3588906B2 (ja) | ペースト用塩化ビニル共重合体組成物及びそれよりなる発泡体、発泡体の製造方法並びにその用途 | |
JPH0762132A (ja) | 合成レザーの製造方法 | |
JPH07304922A (ja) | プラスチゾル組成物 | |
KR100301128B1 (ko) | 발포성이 우수한 pvc 페이스트 수지의 제조 방법 | |
JPH11199699A (ja) | 塩化ビニル系樹脂組成物および該組成物よりなる発泡体 | |
JPH10298297A (ja) | ポリ塩化ビニル系ペースト樹脂及びペースト用ブレンド樹脂の製造方法 | |
JPS5949250A (ja) | 艶消成型品 | |
JP2003321589A (ja) | 塩化ビニル系ペースト樹脂 |