JP2000203324A - 着座乗員検知装置 - Google Patents

着座乗員検知装置

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JP2000203324A
JP2000203324A JP11008380A JP838099A JP2000203324A JP 2000203324 A JP2000203324 A JP 2000203324A JP 11008380 A JP11008380 A JP 11008380A JP 838099 A JP838099 A JP 838099A JP 2000203324 A JP2000203324 A JP 2000203324A
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Japan
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cushion frame
seat
seat cushion
upper rail
load
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JP11008380A
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Makoto Hamada
真 浜田
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Priority to DE60035727T priority patent/DE60035727T2/de
Priority to EP07110386A priority patent/EP1837228B1/en
Priority to EP07110384A priority patent/EP1839930B1/en
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シートに作用する荷重の測定精度を向上す
る。 【解決手段】 シートクッションフレーム18の前部1
8Bにおいては、縦壁部18Eが、シートトラック26
の一部を構成するアッパレール28の前部28Aにボル
ト44とナットとによって回転可能に連結されている。
シートクッションフレーム18の後部18Gにおいて
は、アッパレール28とシートクッションフレーム18
との締結部からシート幅方へオフセットした位置にセン
サ取付部が設定されており、このセンサ取付部に荷重セ
ンサとしての伸び歪測定型ロードセル52が配設されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、着座乗員検知装置
に係り、特に、自動車等の車両のフロアに前後方向へ移
動可能に配設されたシートに適用される着座乗員検知装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車等の車両のフロアに前後方
向へ移動可能に配設されたシートに適用される着座乗員
検知装置の一例が特開平9−207638号公報に示さ
れている。
【0003】図7に示される如く、この着座乗員検知装
置装置では、シート100をフロア102に取り付ける
ためのシート取付部104と、フロア102の取付部1
02Aとの間に挟んで荷重センサ106を設けており、
荷重センサ106の数は必要最小限の2個であって、そ
の位置は通常4ヵ所に設けれるシート取付部104のう
ちの対角線方向の前後2ヵ所とされている。この結果、
乗員の着座姿勢に関係なく、乗員の有無を確実に検知す
ることができ、必要以上の荷重センサを設けることによ
る構成の複雑化やコストの上昇を防止するようになって
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この着
座乗員検知装置装置では、例えば、シートトラック11
0のロアレールに設けたシート取付部104と、フロア
102との締結部に荷重センサ106を配設しているた
め、シート100がシートトラック110に沿って後方
へ移動され、さらにシートバック100Aが後方へリク
ライニングされた状態では、シートバック100Aに寄
り掛かった乗員の体重によって、前方側のシート取付部
104に上方へ荷重が作用する場合がある。この結果、
前方側のシート取付部104に配設された荷重センサ1
06においては、実質的に荷重を測定できなくなるた
め、測定精度が上がらない。
【0005】また、この着座乗員検知装置装置では、シ
ート100の支持剛性を上げるために、締結部材として
のボルト108の締付を強くすると、荷重センサ106
の初期値(初期の歪)が大きくなり、この初期値に対す
る測定すべき荷重によって生じる荷重センサ106の変
動値(変動歪)が小さくなる。この結果、初期値に対す
る変動値が小さくなるため、測定精度が上がらない。
【0006】本発明は上記事実を考慮し、シートに作用
する荷重の測定精度を向上できる着座乗員検知装置を得
ることが目的である。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
着座乗員検知装置は、フロアとシートクッションフレー
ムとの間に介在し、前記フロアに対して前記シートクッ
ションフレームを前後方向へ移動可能とするシートトラ
ックと、前記シートトラックのアッパレールに対する前
記シートクッションフレームの変位に基づいて前記シー
トクッションフレームに作用する荷重を検出する荷重セ
ンサと、を有することを特徴とする。
【0008】従って、シートを前後方向へ移動した場合
においても、シートトラックのアッパレールの移動によ
って、アッパレールに対するシートクッションフレーム
の相対位置は変化しない。この結果、着座乗員によって
生じる、アッパレールに対するシートクッションフレー
ムの変位が、シートの前後方向の位置によって影響され
ない。このため、荷重センサによって、アッパレールに
対するシートクッションフレームの変位に基づいてシー
トクッションフレームに作用する荷重を精度良く測定で
きる。
【0009】請求項2記載の本発明の着座乗員検知装置
は、フロアとシートクッションフレームとの間に介在
し、前記フロアに対して前記シートクッションフレーム
を前後方向へ移動可能とするシートトラックと、前記シ
ートクッションフレームの前部と前記シートトラックの
アッパレールの前部とを連結する前側連結部と、前記シ
ートクッションフレームの後部と前記アッパレールの後
部とを連結する後側連結部と、該後側連結部に対してシ
ート幅方向へオフセットした部位に設定されたセンサ取
付部において、前記アッパレールに対する前記シートク
ッションフレームの変位に基づいて前記シートクッショ
ンフレームに作用する荷重を検出する荷重センサと、前
記アッパレールの後側連結部と前記センサ取付部との間
に形成された低強度部と、を有することを特徴とする。
【0010】従って、シートを前後方向へ移動した場合
においても、シートトラックのアッパレールの移動によ
って、アッパレールに対するシートクッションフレーム
の相対位置は変化しない。この結果、着座乗員によって
生じる、アッパレールに対するシートクッションフレー
ムの変位が、シートの前後方向の位置によって影響され
ない。このため、荷重センサによって、アッパレールに
対するシートクッションフレームの変位に基づいてシー
トクッションフレームに作用する荷重を精度良く測定で
きる。
【0011】また、後側連結部に対してシート幅方向へ
オフセットした部位にセンサ取付部を設定すると共に、
アッパレールの後側連結部とセンサ取付部との間に低強
度部を形成したため、後側連結部において、アッパレー
ルとシートクッションフレームとを強固に結合した場合
においても、センサ取付部における、アッパレールに対
するシートクッションフレームの変位に殆ど影響しな
い。この結果、荷重センサによる測定精度を低下させる
ことなく、シートの支持剛性を上げ、乗員の乗り心地を
向上させることができる。
【0012】請求項3記載の本発明は、請求項2記載の
着座乗員検知装置において、前記前側連結部において、
前記シートクッションフレームは前記アッパレールに回
転可能に連結されていることを特徴とする。
【0013】従って、シートに着座した乗員の荷重によ
って、シートクッションフレームがアッパレールに対し
て前側連結部を中心にして下方へ回転する。この結果、
アッパレールに対するシートクッションフレームの変位
を荷重センサに効果的に伝達することができ、シートク
ッションフレームに作用する荷重を更に精度良く測定で
きる。
【0014】請求項4記載の本発明は、請求項2記載の
着座乗員検知装置において、前記アッパレールのセンサ
取付部と前記シートクッションフレームのセンサ取付部
との間に防音部材を有することを特徴とする。
【0015】従って、車両が荒れ地等を走行した際に、
乗員の動きに従って、アッパレールのセンサ取付部とシ
ートクッションフレームのセンサ取付部との間に隙間が
発生し、その後、再度両者が接触する際に発生する騒音
を防音部材によって防止することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の着座乗員検知装置の一実
施形態を図1〜図6に従って説明する。
【0017】なお、図中矢印FRは車体前方方向を、矢
印UPは車体上方方向を、矢印INは車幅内側方向を示
す。
【0018】図6に示される如く、本実施形態の車両用
シート10は、車両12の助手席を構成しており、シー
トクッション14の後部には、シートバック16が前後
方向へ揺動可能に取付けられている。
【0019】図1に示される如く、左右一対のシートク
ッションフレーム18の後端部18Aには、軸22が架
設されており、この軸22を回転中心にしてシートバッ
クフレーム20が、前後方向へ揺動可能に取付けられて
いる。なお、シートクッションフレーム18とシートバ
ックフレーム20との連結部には、周知のリクライニン
グ機構(図示省略)が配設されており、シートクッショ
ンフレーム18に対して、シートバックフレーム20の
後方への倒し角度が調整可能となっている。
【0020】図2に示される如く、シートクッションフ
レーム18の前部18B及び中間部18Cの、車両前方
から見た断面形状はL字状となっており、上壁部18D
には、シートパン24が架設されている。具体的には、
シートクッションフレーム18の上壁部18Dに穿設さ
れた取付孔30と、シートパン24のフランジ部24A
に穿設された取付孔32との双方を貫通するボルト34
と、このボルト34に螺合するナット36によって、シ
ートパン24の四隅がシートクッションフレーム18の
上壁部18Dに固定されている。
【0021】シートクッションフレーム18の前部18
Bにおいては、縦壁部18Eが、シートトラック26の
一部を構成するアッパレール28の前部28Aにボルト
44とナット46とによって取付けられている。具体的
には、縦壁部18Eに穿設された貫通孔38にブッシュ
40が取付けられており、アッパレール28の前部28
Aに穿設された取付孔42に挿入されたボルト44の螺
子部44Aがブッシュ40を貫通し、ナット46に螺合
している。従って、シートクッションフレーム18は、
アッパレール28に対して、ボルト44の螺子部44A
を中心に回転可能となっている。また、アッパレール2
8の下部28Bは、ロアレール50に摺動可能に係合さ
れている。
【0022】図6に示される如く、ロアレール50の前
後両端部には取付部50A、50Bが形成されており、
これの取付部50A、50Bは、それぞれボルト45に
よって、フロア47上に車幅方向に配設されたフロアク
ロスメンバ48及び車体前後方向に沿って配設されたサ
イドシル49に固定されている。
【0023】図2に示される如く、アッパレール28の
上端部には、シート幅方向外側へ向けてフランジ28C
が形成されており、シートクッションフレーム18の下
端部には、シート幅方向内側へ向けてフランジ18Fが
形成されている。なお、ロアレール50に対してアッパ
レール28の位置を固定する爪、ロック機構において
は、周知の構造のため説明及び図示を省略する。
【0024】図1に示される如く、アッパレール28の
後部28Dには荷重センサとしての伸び歪測定型ロード
セル52が配設されており、ロードセル52の取付部か
ら車両前方にオフセットした位置において、シートクッ
ションフレーム18の縦壁部18Eとアッパレール28
の前部28Aを、ボルト44で軸支することで、ロード
セル52の取付部の車両前後方向の拘束を行っている。
【0025】図4に示される如く、アッパレール28の
後部28Dにおいては、フランジ28Cに幅広とされた
センサ取付部28Eが形成されており、このセンサ取付
部28Eには貫通孔54が穿設されている。また、セン
サ取付部28Eからはシート幅方向内側へ向けて延設さ
れた部位には、締結部28Fが形成されており、締結部
28Fの先端部には貫通孔56が穿設されている。
【0026】アッパレール28の締結部28Fとセンサ
取付部28Eとの間には、前後方向からそれぞれ形成さ
れた切欠58と、下側から形成された前後方向に延びる
溝60とによって、低強度部89が形成されており、低
強度部89の略下方となるアッパレール28の縦壁部2
8Gの部位には、切り起こしによる開口穴62が形成さ
れている。
【0027】一方、シートクッションフレーム18の後
部18Gにおいては、フランジ18Fに幅広とされた締
結部18Hが形成されており、この締結部18Hには貫
通孔64が穿設されている。また、締結部18Hからは
シート幅方向外側へ向けて延設されたセンサ取付部18
Jが形成されており、センサ取付部18Jには貫通孔6
6が穿設されている。なお、締結部18Hの根本部の略
上方となるシートクッションフレーム18の縦壁部18
Kの部位には、切り起こしによる開口穴63が形成され
ている。
【0028】アッパレール28のセンサ取付部28E、
締結部28Fと、シートクッションフレーム18のセン
サ取付部18J、締結部18Hとの間には、防音部材と
しての板バネ70が配設されており、板バネ70のバネ
部70Aは、アッパレール28のセンサ取付部28E
と、シートクッションフレーム18のセンサ取付部18
Jとの間に位置している。なお、板バネ70には、貫通
孔72、74が配設されている。
【0029】図5に示される如く、貫通孔56、貫通孔
72及び貫通孔64には、下方からボルト76の螺子部
76Aが挿入されており、ボルト76の螺子部76Aに
は、上方からナット78が螺合されている。また、貫通
孔54、貫通孔74及び貫通孔66には、下方からロー
ドセル52に立設された螺子部52Aが挿入されてお
り、ロードセル52の螺子部52Aには、上方からナッ
ト80が螺合されている。なお、ロードセル52の本体
部52Bは、アッパレール28の開口穴62内に配設さ
れており、ナット80はシートクッションフレーム18
の開口穴63内に配設されている。
【0030】即ち、ロードセル52の取付部から車幅方
向にオフセットした位置において、シートクッションフ
レーム18の締結部18Hとアッパレール28の締結部
28Fを、ボルト76とナット78とで締結すること
で、ロードセル52の取付部の車幅方向の拘束を行って
いる。
【0031】図6に示される如く、ロードセル52はコ
ントロールユニット82に接続されており、コントロー
ルユニット82は衝撃感知センサ84及び、インストル
メントパネル85に配設された助手席用エアバッグ装置
86に接続されている。なお、コントロールユニット8
2は、衝撃感知センサ84からの衝突検知入力データ
と、ロードセル52からの乗員の有無、乗員の体格等の
入力データとに基づいて、助手席用エアバッグ装置86
におけるインフレータの作動制御、出力制御等を行うよ
うになっている。
【0032】次に、本実施形態の作用について説明す
る。
【0033】上記構成の本実施形態では、図6に示され
る如く、シート10に着座した乗員88の体重は、図6
の矢印F1、F2に示すように、主としてシートクッシ
ョン14の後部14Aとシートバック16に加わる。こ
のため、図1に示されるシートクッションフレーム18
は、アッパレール28の前部28Aに配設されたボルト
44を回転中心にして下方へ揺動する。この結果、図5
に矢印Aで示される如く、シートクッションフレーム1
8の後部18Gでは、センサ取付部18Jが下方へ移動
し、この時の歪をロードセル52により検出できる。
【0034】この際、本実施形態では、シートクッショ
ンフレーム18の締結部18Hとアッパレール28の締
結部28Fが、ボルト76とナット78とで締結されて
おり、この締結部が、ロードセル52の取付部から車幅
方向にオフセットした位置にと別途設定されている。更
に、締結部28Fとセンサ取付部28Eとの間に低強度
部89が形成されており、この低強度部89が変形する
ことで、締結部によってセンサ取付部18Jの上下方向
移動が妨げられないようになっている。この結果、ロー
ドセル52の測定値が、アッパレール28とシートクッ
ションフレーム18の締結力によって影響を受け難く、
ボルト76とナット78との締結力を上げても、ロード
セル52の検知精度が低下することがない。このため測
定精度を向上できると共に、シートクッションフレーム
18のアッパレール28への取付部の左右方向の剛性を
確保し、乗員の乗り心地の悪化を防止できる。また、本
実施形態では、従来技術のように、シート10の前後方
向のスライド位置に影響されること無しに、シート10
に着座した乗員88による荷重の変化を正確に検出でき
る。
【0035】また、本実施形態では、アッパレール28
のセンサ取付部28E、締結部28Fと、シートクッシ
ョンフレーム18のセンサ取付部18J、締結部18H
との間に、板バネ70が配設されているため、車両が荒
れ地等を走行した際に、乗員88の動きに従って、アッ
パレール28のセンサ取付部28Eと、シートクッショ
ンフレーム18のセンサ取付部18Jとの間に隙間が発
生し、その後、両者が再度接触する際に発生する騒音を
板バネ70によって防止することができる。
【0036】また、本実施形態では、ロードセル52の
本体部52Bを、アッパレール28の開口穴62内に配
設したことで、ロードセル52をアッパレール28の縦
壁部28Gに近い位置に設定することができる。この結
果、曲げモーメントがロードセル52に作用し難く、曲
げモーメントによる荷重測定への悪影響を最小限にでき
る。
【0037】また、本実施形態では、シートクッション
フレーム18の締結部18Hとアッパレール28の締結
部28Fを、ボルト76とナット78とで締結すること
で、ロードセル52の取付部の車幅方向の拘束を行って
いるため、貫通孔54、貫通孔74及び貫通孔66とロ
ードセル52の螺子部52Aとが干渉し難い。この結
果、貫通孔54、貫通孔74及び貫通孔66とロードセ
ル52の螺子部52Aとが干渉し、曲げモーメントがロ
ードセル52に入り荷重測定に悪影響を与えることを防
止できる。
【0038】以上に於いては、本発明を特定の実施形態
について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に
限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々
の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかで
ある。例えば、本実施形態では、シートクッションフレ
ーム18の前部18Bにおいて、縦壁部18Eを、シー
トトラック26の一部を構成するアッパレール28の前
部28Aにボルト44とナット46とによって取付けた
が、これに代えて、シートクッションフレーム18の前
部18Bとアッパレール28の前部28Aとの固定部に
おいても、前述した、シートクッションフレーム18の
後部18Gとアッパレール28の後部28Dとの固定と
同様な構成とし、ロードセル52を配設しても良い。な
お、この場合には、シートクッションフレーム18とア
ッパレール28の前後方向の剛性を確保する必要がある
ため、ボルト76とナット78に相当する結合部の締結
力を上げる等の配慮が必要となる。
【0039】また、前側連結部と後側に配設したロード
セル52との間の距離が長い場合には、シートクッショ
ンフレーム18の前部において、ロードセル52に代え
てボルトとナットにより、シートクッションフレーム1
8の締結部18Hとアッパレール28の締結部28Fに
相当する部位を締結しても良い。この場合には、前側連
結部と後側に配設したロードセル52との間のシートク
ッションフレーム18の撓みにより、前記締結部が支点
の役割を果たすことができる。
【0040】また、本実施形態では、切欠58と溝60
によって低強度部89を形成したが、切欠58と溝60
とのうちの一方のみで低強度部89を形成しても良い。
また、切欠58、溝60に代えて、ビード等の他の構成
で低強度部89を形成しても良い。
【0041】また、本実施形態では、防音部材として板
バネ70を使用したが、板バネ70に代えて、ゴム板等
の他の防音部材を使用しても良い。また、本発明の着座
乗員検知装置は、助手席以外の他のシートにも適用可能
である。
【0042】
【発明の効果】上記説明した如く、請求項1記載の本発
明の着座乗員検知装置は、シートに作用する荷重の測定
精度を向上できるという優れた効果を有する。
【0043】請求項2記載の本発明の着座乗員検知装置
は、シートに作用する荷重の測定精度を向上できると共
に、シートの支持剛性を上げ乗員の乗り心地を向上させ
ることができるという優れた効果を有する。
【0044】請求項3記載の本発明は、請求項2記載の
効果に加えて、シートに作用する荷重を更に精度良く測
定できるという優れた効果を有する。
【0045】請求項4記載の本発明は、請求項2記載の
効果に加えて、車両が荒れ地等を走行した際の騒音を防
止できるという優れた効果を有する。
【0046】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る着座乗員検知装置を
示す車両斜め前方外側から見た斜視図である。
【図2】図1の2−2線に沿った拡大断面図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る着座乗員検知装置の
後側連結部を示す拡大側面図である。
【図4】本発明の一実施形態に係る着座乗員検知装置の
後側連結部を示す車両斜め前方外側から見た斜視図であ
る。
【図5】図3の5−5線に沿った拡大断面図である。
【図6】本発明の一実施形態に係る着座乗員検知装置が
適用された車両の一部を示す概略側面図である。
【図7】従来の実施形態に係る着座乗員検知装置が適用
された車両の一部を示す概略側面図である。
【符号の説明】
10 車両用シート 14 シートクッション 16 シートバック 18 シートクッションフレーム 18H シートクッションフレームの締結部 18J シートクッションフレームのセンサ取付部 26 シートトラック 28 アッパレール 28E アッパレールのセンサ取付部 28F アッパレールの締結部 44 ボルト 46 ナット 50 ロアレール 52 ロードセル(荷重センサ) 70 板バネ(防音部材) 76 ボルト 78 ナット 89 低強度部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロアとシートクッションフレームとの
    間に介在し、前記フロアに対して前記シートクッション
    フレームを前後方向へ移動可能とするシートトラック
    と、 前記シートトラックのアッパレールに対する前記シート
    クッションフレームの変位に基づいて前記シートクッシ
    ョンフレームに作用する荷重を検出する荷重センサと、 を有することを特徴とする着座乗員検知装置。
  2. 【請求項2】 フロアとシートクッションフレームとの
    間に介在し、前記フロアに対して前記シートクッション
    フレームを前後方向へ移動可能とするシートトラック
    と、 前記シートクッションフレームの前部と前記シートトラ
    ックのアッパレールの前部とを連結する前側連結部と、 前記シートクッションフレームの後部と前記アッパレー
    ルの後部とを連結する後側連結部と、 該後側連結部に対してシート幅方向へオフセットした部
    位に設定されたセンサ取付部において、前記アッパレー
    ルに対する前記シートクッションフレームの変位に基づ
    いて前記シートクッションフレームに作用する荷重を検
    出する荷重センサと、 前記アッパレールの後側連結部と前記センサ取付部との
    間に形成された低強度部と、 を有することを特徴とする着座乗員検知装置。
  3. 【請求項3】 前記前側連結部において、前記シートク
    ッションフレームは前記アッパレールに回転可能に連結
    されていることを特徴とする請求項2に記載の着座乗員
    検知装置。
  4. 【請求項4】 前記アッパレールのセンサ取付部と前記
    シートクッションフレームのセンサ取付部との間に防音
    部材を有することを特徴とする請求項2に記載の着座乗
    員検知装置。
JP11008380A 1999-01-14 1999-01-14 着座乗員検知装置 Pending JP2000203324A (ja)

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JP11008380A JP2000203324A (ja) 1999-01-14 1999-01-14 着座乗員検知装置
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