JP2000280813A - 着座乗員検知装置 - Google Patents

着座乗員検知装置

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JP2000280813A
JP2000280813A JP11087785A JP8778599A JP2000280813A JP 2000280813 A JP2000280813 A JP 2000280813A JP 11087785 A JP11087785 A JP 11087785A JP 8778599 A JP8778599 A JP 8778599A JP 2000280813 A JP2000280813 A JP 2000280813A
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seat
occupant
sensor
load
seat cushion
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JP11087785A
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Tsukasa Fujimoto
宰 藤本
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Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シートに作用する荷重の測定精度を向上す
る。 【解決手段】 シートクッションフレーム18とシート
トラック27との間には、荷重センサ62が配設された
センサ取付板44が架設されており、車両用シート10
のシートクッション14の着座部には、乗員有無判別セ
ンサ63が配設されている。また、コントロール回路6
4は、乗員有無判別センサ63により乗員無しと判断す
る毎に、荷重センサ62の検出値を初期値として読み込
み、この初期値によって荷重センサ62の検出値を補正
するようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、着座乗員検知装置
に係り、特に、自動車等の車両のフロアに前後方向へ移
動可能に配設されたシートに適用される着座乗員検知装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車等の車両のフロアに前後方
向へ移動可能に配設されたシートに適用される着座乗員
検知装置の一例が特開平9−207638号公報に示さ
れている。
【0003】図7に示される如く、この着座乗員検知装
置では、シート100をフロア102に取り付けるため
のシート取付部104と、フロア102の取付部102
Aとの間に挟んで荷重センサ106を設けており、荷重
センサ106の数は必要最小限の2個であって、その位
置は通常4ヵ所に設けれるシート取付部104のうちの
対角線方向の前後2ヵ所とされている。この結果、乗員
の着座姿勢に関係なく、乗員の有無を確実に検知するこ
とができ、必要以上の荷重センサを設けることによる構
成の複雑化やコストの上昇を防止するようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この着
座乗員検知装置では、例えば、シートトラック110の
ロアレールに設けたシート取付部104と、フロア10
2との締結部に荷重センサ106を配設しているため、
シート100がシートトラック110に沿って後方へ移
動され、さらにシートバック100Aが後方へリクライ
ニングされた状態では、シートバック100Aに寄り掛
かった乗員の体重によって、前方側のシート取付部10
4に上方へ荷重が作用する場合がある。この結果、前方
側のシート取付部104に配設された荷重センサ106
においては、実質的に荷重を測定できなくなるため、測
定精度が上がらない。
【0005】また、この着座乗員検知装置では、シート
100の支持剛性を上げるために、締結部材としてのボ
ルト108の締付を強くすると、荷重センサ106の初
期値(初期の歪)が大きくなり、この初期値に対する測
定すべき荷重によって生じる荷重センサ106の変動値
(変動歪)が小さくなる。この結果、初期値に対する変
動値が小さくなるため、測定精度が上がらない。
【0006】これを改善する着座乗員検知装置として
は、シートクッションフレームとシートアジャスタのア
ッパレールとの間の距離の変化、即ちシートアジャスタ
部分の歪みをセンサにより計測し、乗員の体重を判別す
る構成(特願平11−8380未公開、特願平11−4
1255未公開)が考えられるが、この場合には、シー
トアジャスタ部分に、車両への組付け時、径年変化、車
両の衝突事故等により歪みが生じると、この歪みもセン
サにより計測されるため、シートに作用する荷重の測定
精度が低下するという不具合がある。
【0007】本発明は上記事実を考慮し、シートに作用
する荷重の測定精度を向上できる着座乗員検知装置を得
ることが目的である。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
着座乗員検知装置は、シートアジャスタ部分の歪みに基
づいてシートに作用する荷重を検出する荷重センサと、
シートに着座した乗員の有無を検出する乗員有無判別セ
ンサと、を有し、該乗員有無判別センサにより乗員無し
と判断する毎に、前記荷重センサの検出値を初期値とし
て読み込み、該初期値によって前記荷重センサの検出値
を補正することを特徴とする。
【0009】従って、乗員有無判別センサにより乗員無
しと判断する毎に、荷重センサの検出値を初期値として
読み込んでいるため、シートアジャスタ部分に、車両へ
の組付け時、径年変化、車両の衝突事故等により歪みが
生じた場合には、この歪みにより変化した荷重センサの
初期値によって荷重センサの検出値を補正することがで
きる。この結果、補正値は、車両への組付け時、径年変
化、車両の衝突事故等により生じたシートアジャスタ部
分の歪みに影響されることがないため、シートに作用す
る荷重を精度良く測定できる。
【0010】請求項2記載の本発明の着座乗員検知装置
は、フロアとシートクッションフレームとの間に介在
し、前記フロアに対して前記シートクッションフレーム
を前後方向へ移動可能とするシートトラックと、前記シ
ートトラックのアッパレールに対する前記シートクッシ
ョンフレームの変位に基づいて前記シートクッションフ
レームに作用する荷重を検出する荷重センサと、シート
に着座した乗員の有無を検出する乗員有無判別センサ
と、を有し、該乗員有無判別センサにより乗員無しと判
断する毎に、前記荷重センサの検出値を初期値として読
み込み、前記荷重センサの検出値から前記初期値を減算
することによって前記荷重センサの検出値を補正するこ
とを特徴とする。
【0011】従って、乗員有無判別センサにより乗員無
しと判断する毎に、荷重センサの検出値を初期値として
読み込んでいるため、シートトラック及びシートクッシ
ョンフレームに、車両への組付け時、径年変化、車両の
衝突事故等により歪みが生じた場合には、この歪みによ
り変化した荷重センサの初期値を、荷重センサの検出値
から減算して、その結果を補正値とすることができる。
この結果、補正値は、車両への組付け時、径年変化、車
両の衝突事故等により生じたシートトラック及びシート
クッションフレームの歪みに影響されることがないた
め、シートに作用する荷重を精度良く測定できる。ま
た、減算という簡単な補正によって、シートに作用する
荷重を精度良く測定できる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の着座乗員検知装置の一実
施形態を図1〜図6に従って説明する。
【0013】なお、図中矢印FRは車両前方方向を、矢
印UPは車両上方方向を、矢印INは車幅内側方向を示
す。
【0014】図5に示される如く、本実施形態の車両用
シート10は、車両12の助手席を構成しており、シー
トクッション14の後部には、シートバック16が前後
方向へ回転可能に取付けられている。
【0015】図2に示される如く、左右一対のシートク
ッションフレーム18の後端部18Aには、軸22が架
設されており、この軸22を回転中心にしてシートバッ
クパッド21、ヘッドレスト23等が取付けられたシー
トバックフレーム20が、前後方向へ回転可能に取付け
られている。なお、シートクッションフレーム18とシ
ートバックフレーム20との連結部には、周知のリクラ
イニング機構(図示省略)が配設されており、シートク
ッションフレーム18に対して、シートバックフレーム
20の後方への倒し角度が調整可能となっている。
【0016】シートクッションフレーム18の上下両端
縁部には、シート幅方向外方へ向けてそれぞれフランジ
18B、18Cが形成されている。また、シートクッシ
ョンフレーム18の縦壁部18Dのシート幅方向内側面
には、前後一対の取付ブラケット19が固定されてお
り、これらの取付ブラケット19を介して、シートクッ
ションパン24がシートクッションフレーム18に固定
されている。なお、シートクッションパン24の上部に
はシートクッションパッド26が配設されている。
【0017】図1に示される如く、シートトラック27
のロアレール30の前後両端部には取付部30A、30
Bが形成されており、これらの取付部30A、30B
は、それぞれボルト32によって、フロア34上に車幅
方向に配設された前後のフロアクロスメンバ36、38
に固定されている。
【0018】図4に示される如く、ロアレール30に
は、シートトラック27のアッパレール28の下部28
Aが、シート前後方向に摺動可能に係合されており、ア
ッパレール28の上端部には、シート幅方向外側へ向け
てフランジ28Bが形成されている。なお、ロアレール
30に対してアッパレール28の位置を固定する爪及び
ロック機構においては、周知の構造のため説明及び図示
を省略する。
【0019】図3に示される如く、アッパレール28の
フランジ28Bの前後方向両端部近傍には、下方へ向け
てセンサ取付部40がそれぞれ形成されており、これら
のセンサ取付部40の側面視形状は、逆台形状とされて
いる。一方、シートクッションフレーム18の下フラン
ジ18Cの前後方向両端部近傍には、上方へ向けてセン
サ取付部42がそれぞれ形成されており、これらのセン
サ取付部42の側面視形状は、台形状とされている。ア
ッパレール28のセンサ取付部40とシートクッション
フレーム18のセンサ取付部42とには、センサ取付板
44が架設されており、センサ取付板44と対向する部
位において、アッパレール28とシートクッションフレ
ーム18とがブラケット46によって連結されている。
なお、センサ取付板44とブラケット46は、それぞれ
側面視において、上下方向を長手方向とする矩形状とな
っている。
【0020】図4に示される如く、ブラケット46は、
アッパレール28とシートクッションフレーム18との
間に作用する上下方向の荷重によって、図4に二点鎖線
で示すように上下方向に圧縮変形し、アッパレール28
とシートクッションフレーム18との間の距離を変化さ
せるが、破損しないだけの剛性を持っている。また、ブ
ラケット46は、荷重が除去された際には、図4に実線
で示すもとの形状に戻る必要があるため、バネ鋼を使用
したり、屈曲部の角度θを大きくすることが必要であ
る。特に、周囲の部品との関係に制約がなければ、図4
に示されるようにく字状に屈曲した平板が好ましい。
【0021】センサ取付板44に上下両端部近傍には、
取付孔48がそれぞれ穿設されており、これらの取付孔
48は上下方向を長手方向とする長孔とされている。ま
た、シートクッションフレーム18のセンサ取付部42
には、取付孔50が穿設されており、アッパレール28
のセンサ取付部40には、取付孔52が穿設されてい
る。取付孔48と取付孔50及び取付孔48と取付孔5
2には、それぞれ、シート幅方向外側からボルト54が
挿入されており、これらのボルト54の螺子部54A
が、それぞれセンサ取付部42、40のシート幅方向内
側部に配設されたウエルドナット56に螺合している。
また、ブラケット46は、上端部46Aがシートクッシ
ョンフレーム18の縦壁部18Dに溶着されており、下
端部46Bがアッパレール28の縦壁部28Cに溶着さ
れている。また、ブラケット46の上下方向中間部に形
成された屈曲部46Cは、シート前後方向から見た形状
がく字状となっており、シート10に乗員60が着座し
た場合には、その荷重によって、図4に二点鎖線で示す
ように、ブラケット46の屈曲部46Cが上下方向に圧
縮変形し、シートクッションフレーム18が下方(図4
の矢印A方向)へ移動するようになっている。また、セ
ンサ取付板44は薄板で構成されており、上下方向中央
部44Aのシート幅方向外側面44Bには、シート状と
された歪測定センサからなる荷重センサ62が配設され
ている。従って、シートクッションフレーム18が下方
(図4の矢印A方向)へ移動した場合には、センサ取付
板44の上下方向中間部44Aがシート幅方向外側へ湾
曲し、この時の歪を荷重センサ62によって検出できる
ようになっている。
【0022】図5に示される如く、車両用シート10の
シートクッション14の着座部には、乗員有無判別セン
サ63が配設されている。この乗員有無判別センサ63
は、シートクッション14のパッドと表皮との間に配設
されており、周知の感圧フィルムセンサ、静電容量セン
サ等で構成されている。
【0023】図1に示される如く、荷重センサ62及び
乗員有無判別センサ63はそれぞれコントロールユニッ
ト64に接続されており、コントロールユニット64は
衝撃感知センサ66、インストルメントパネル68内に
配設された助手席用エアバッグ装置70に接続されてい
る。なお、コントロールユニット64は、衝撃感知セン
サ66からの衝突検知入力データと、乗員有無判別セン
サ63からの乗員の有無データと、乗員の体格等の判定
に使用される荷重センサ62からの入力データとに基づ
いて、助手席用エアバッグ装置70におけるインフレー
タの作動制御、出力制御等を行と共に、乗員有無判別セ
ンサ63により乗員無しと判断する毎に、荷重センサ6
2の検出値を初期値として読み込み、この初期値によっ
て荷重センサ62の検出値を補正するようになってい
る。
【0024】次に、本実施形態の作用を図6に示される
フローチャートに従って詳細に説明する。
【0025】本実施形態では、乗員のイグニッションキ
ー操作によって、コントロールユニット64等が通電さ
れると、図6に示される如く、コントロールユニット6
4では、フローチャートのステップ(以下、Sとする)
100において、乗員有無判別センサ63の出力信号を
読み込む。
【0026】次に、S102において、乗員有無判別セ
ンサ63の出力信号に基づいて、シート10に乗員が着
座していないか否かの判定を行う。S102において、
シート10に乗員が着座していない(乗員無し)と判断
した場合には、S104に移りタイマTをスタートす
る。次に、S106においては、車両が悪路を走行して
いる場合等の乗員有無判別センサ63のチャタリング
や、電気ノイズによる誤検知を防止するため、タイマT
が所定時間T1以上となるまでS100に戻り、タイマ
Tが所定時間T1以上となった時点でS108に移る。
S108では、荷重センサ62の検出値を初期値Soと
して読み込み、S100に戻る。
【0027】一方、S102において、シート10に乗
員が着座している(乗員有り)と判断した場合には、S
110に移りタイマTをスタートする。次に、S112
においては、車両が悪路を走行している場合等の乗員の
僅かな身体の動きによる乗員有無判別センサ63のチャ
タリングや、電気ノイズによる誤検知を防止するため、
タイマTが所定時間T2以上となるまでS100に戻
り、タイマTが所定時間T2以上となった時点でS11
4に移る。S114では、荷重センサ62の検出値Sd
を読み込み、続く、S116において、この検出値Sd
から初期値Soを減算して補正値(Sd−So)を算出
し、この補正値(Sd−So)が閾値Sより大きいか否
かの判定を行う。
【0028】S116において、補正値(Sd−So)
が閾値Sより大きいと判定された場合には、S118に
移りタイマTをスタートする。次に、S120において
は、車両が悪路を走行している場合等の乗員の僅かな身
体の動きによる乗員有無判別センサ63のチャタリング
や、電気ノイズによる誤検知を防止するため、タイマT
が所定時間T2以上となった場合にのみ、S122に移
り、助手席用エアバッグ装置70を作動可能状態とす
る。
【0029】一方、S116において、補正値(Sd−
So)が閾値Sより大きいと判定されない場合、又は、
S120において、タイマTが所定時間T2以上となら
ない場合には、それぞれS124に移り、助手席用エア
バッグ装置70を作動禁止状態とする。
【0030】この様に、本実施形態では、乗員有無判別
センサ63により乗員無しと判断する毎に、荷重センサ
62の検出値を初期値として読み込んでいるため、シー
トクッションフレーム18及びシートトラック27に、
車両への組付け時、径年変化、車両の衝突事故等により
歪みが生じた場合には、この歪みにより変化した荷重セ
ンサ63の初期値Soを、荷重センサ63の検出値Sd
から減算して荷重センサの補正値(Sd−So)とする
ことができる。この結果、補正値は、車両への組付け
時、径年変化、車両の衝突事故等により生じたシートク
ッションフレーム18及びシートトラック27の歪みに
影響されることがないため、シート10に作用する荷重
を精度良く測定できる。また、減算という簡単な補正に
よって、シート10に作用する荷重を精度良く測定でき
る。
【0031】なお、本実施形態では、乗員60の体重
が、図1の矢印F1、F2に示すように、主としてシー
トクッション14の後部14Aとシートバック16に加
わる。この結果、アッパレール28は下方へ押圧される
ため、図4に二点鎖線で示すように、ブラケット46の
屈曲部46Cが上下方向に圧縮変形し、シートクッショ
ンフレーム18が下方(図4の矢印A方向)へ移動し、
シートクッションフレーム18とアッパレール28との
間の距離が短くなる。この際、図4に二点鎖線で示すよ
うに、センサ取付板44の上下方向中間部44Aがシー
ト幅方向外側へ湾曲するため、この時の歪をセンサ62
により検出できる。
【0032】以上に於いては、本発明を特定の実施形態
について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に
限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々
の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかで
ある。例えば、本実施形態では、車両用シート10のシ
ートクッション14の着座部に、乗員有無判別センサ6
3を配設し、この乗員有無判別センサ63を周知の感圧
フィルムセンサ、静電容量センサ等で構成したが、乗員
有無判別センサ63はこれに限定されず、図1に二点鎖
線で示す様に、インストルメントパネル68上に配設し
赤外線センサ、超音波センサ等の非接触型センサ71に
よって構成しても良い。また非接触型センサ71は、イ
ンストルメントパネル68上以外にルーフ等に配設して
も良い。また、本実施形態では、助手席用エアバッグ装
置70を作動させる構成としたが、助手席用エアバッグ
装置70の他にサイドエアバッグ装置等の他のエアバッ
グ装置を作動させる構成としても良い。また、荷重セン
サ62の取付位置、取付方法においても本実施形態に限
定されない。
【0033】
【発明の効果】請求項1記載の本発明の着座乗員検知装
置は、シートアジャスタ部分の歪みに基づいてシートに
作用する荷重を検出する荷重センサと、シートに着座し
た乗員の有無を検出する乗員有無判別センサと、を有
し、乗員有無判別センサにより乗員無しと判断する毎
に、荷重センサの検出値を初期値として読み込み、初期
値によって荷重センサの検出値を補正するため、シート
に作用する荷重の測定精度を向上できるという優れた効
果を有する。
【0034】請求項2記載の本発明の着座乗員検知装置
は、フロアとシートクッションフレームとの間に介在
し、フロアに対してシートクッションフレームを前後方
向へ移動可能とするシートトラックと、シートトラック
のアッパレールに対するシートクッションフレームの変
位に基づいてシートクッションフレームに作用する荷重
を検出する荷重センサと、シートに着座した乗員の有無
を検出する乗員有無判別センサと、を有し、乗員有無判
別センサにより乗員無しと判断する毎に、荷重センサの
検出値を初期値として読み込み、荷重センサの検出値か
ら初期値を減算することによって荷重センサの検出値を
補正するため、シートに作用する荷重の測定精度を向上
できるという優れた効果を有する。また、減算という簡
単な補正によって、シートに作用する荷重を精度良く測
定できるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る着座乗員検知装置が
適用された車両の一部を示す概略側面図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る着座乗員検知装置が
適用されたシートを示す車両斜め前方外側から見た分解
斜視図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る着座乗員検知装置の
シートの一部を示す車両斜め前方外側から見た分解斜視
図である。
【図4】図3の4−4線に沿った拡大断面図である。
【図5】本発明の一実施形態に係る着座乗員検知装置が
適用された車室内前部を示す概略斜視図である。
【図6】本発明の一実施形態に係る着座乗員検知装置に
おける制御を示すフローチャートである。
【図7】従来の実施形態に係る着座乗員検知装置が適用
された車両の一部を示す概略側面図である。
【符号の説明】
10 シート 14 シートクッション 16 シートバック 18 シートクッションフレーム 20 シートバックフレーム 28 シートトラックのアッパレール 30 シートトラックのロアレール 62 荷重センサ 63 乗員有無判別センサ 64 コントロールユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B60R 21/32 B60R 21/32 G01L 5/00 101 G01L 5/00 101Z G01V 3/08 G01V 3/08 D

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートアジャスタ部分の歪みに基づいて
    シートに作用する荷重を検出する荷重センサと、 シートに着座した乗員の有無を検出する乗員有無判別セ
    ンサと、 を有し、該乗員有無判別センサにより乗員無しと判断す
    る毎に、前記荷重センサの検出値を初期値として読み込
    み、該初期値によって前記荷重センサの検出値を補正す
    ることを特徴とする着座乗員検知装置。
  2. 【請求項2】 フロアとシートクッションフレームとの
    間に介在し、前記フロアに対して前記シートクッション
    フレームを前後方向へ移動可能とするシートトラック
    と、 前記シートトラックのアッパレールに対する前記シート
    クッションフレームの変位に基づいて前記シートクッシ
    ョンフレームに作用する荷重を検出する荷重センサと、 シートに着座した乗員の有無を検出する乗員有無判別セ
    ンサと、 を有し、該乗員有無判別センサにより乗員無しと判断す
    る毎に、前記荷重センサの検出値を初期値として読み込
    み、前記荷重センサの検出値から前記初期値を減算する
    ことによって前記荷重センサの検出値を補正することを
    特徴とする着座乗員検知装置。
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