JP2002116081A - シート重量計測装置 - Google Patents

シート重量計測装置

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JP2002116081A JP2001228986A JP2001228986A JP2002116081A JP 2002116081 A JP2002116081 A JP 2002116081A JP 2001228986 A JP2001228986 A JP 2001228986A JP 2001228986 A JP2001228986 A JP 2001228986A JP 2002116081 A JP2002116081 A JP 2002116081A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 設計条件や破壊強度がシートスライド位置の
影響を受けにくい等の利点を有するシート重量計測装置
を提供する。 【解決手段】 シート1下面のサイドフレーム3は、レ
ールブラケット5及びシート重量計測装置10を介し
て、アッパーレール11に接続されている。ロアーレー
ル15は、車両フロア7に固定された車体ブラケット9
に支持されている。シート重量計測装置10がサイドフ
レーム3とレール11、15との間に配置されているの
で、シート1がフロントモスト配置あるいはリアモスト
配置であっても、シート1とシート重量計測装置10と
の相対位置が変化せず、乗員や荷物が載置されないとき
のシート1の重心位置が、シート重量計測装置10に対
して一定に保持され、シート重量計測装置10内の荷重
センサーにシート1からの荷重が比較的均一に負荷され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用シートに座
っている乗員の重量を含むシート重量を計測する装置に
関する。特には、設計条件や破壊強度がシートスライド
位置の影響を受けにくい等の利点を有するシート重量計
測装置に関する。
【0002】
【関連技術】自動車には、乗員の安全を確保するための
設備として、シートベルトやエアバッグが備えられる。
最近では、シートベルトやエアバッグの性能をより向上
させるため、乗員の重量(体重)に合わせてそれらの安
全設備の動作をコントロールしようという動向がある。
例えば、乗員の体重に合わせて、エアバッグの展開ガス
量や展開速度を調整したり、シートベルトのプリテンシ
ョンの強さを調整したりする。そのためには、シートに
座っている乗員の重量を何らかの手段で知る必要があ
る。
【0003】このような目的を有するシート重量計測装
置には、荷重センサーとして歪みゲージを使用するもの
がある。この種の荷重センサーは、検出精度と破壊強度
の両方を充分に備えている必要がある。具体的には、荷
重センサーの重力方向荷重の検出精度は、約100gの
荷重変動も検出できることが求められる。この精度は、
重力方向以外の荷重が100kgかかった場合にも影響
されないことが求められる。一方、荷重センサーの強度
に関しては、車両衝突時の大きな荷重負荷に対しても破
断しないことが求められる。このような条件を満たす荷
重センサーの例は、日本特許公開第H11−30457
9号公報や日本特許公開第H11−351952号公
報、日本特許公開第2000−258233号公報、日
本特許出願第2000−122068号、日本特許公開
第2001−12998号公報等に記載されている。
【0004】以下、本発明の前提技術としてのシート重
量計測装置の一例を、図面を参照して説明する。図9
は、シート重量計測装置の一例を示す正面図である。図
10は、図9のシート重量測定装置を備える車両用シー
トを示す側面図である。(A)はシートがノーマル配置
(シート中央状態)にある場合を示す図であり、(B)
はシートがフロントモスト配置(シート前方移動限界状
態)にある場合を示す図であり、(C)はシートがリア
モスト配置(シート後方移動限界状態)にある場合を示
す図である。なお、本明細書における上下・前後・左右
は、各図中の矢印方向を指すものとする。
【0005】これらの図に示すように、シート101の
下面のシートパン102からは、サイドフレーム103
が垂下している。サイドフレーム103の下端部には、
アッパーレール105が接続されている。アッパーレー
ル105は、ロアーレール107に対して前後にスライ
ド可能に組み付けられている。一方、車両フロア110
の上面には、車体ブラケット111が固定されている。
そして、ロアーレール107下面のレールブラケット1
09(図9では図示省略)と車体ブラケット111間
に、荷重センサー(歪みゲージ)を有するシート重量計
測装置120が配置されている。なお、これらサイドフ
レーム103やアッパーレール105・ロアーレール1
07、シート重量計測装置120は、シート101の左
右両側に装備されている。
【0006】シート重量計測装置120は、図9に示す
ように、上向きコ字状のベース122を基体としてい
る。ベース122とロアーレール107とは、ピンブラ
ケット125を介して接続されている。ピンブラケット
125の上端は、ロアーレール107下面に固定されて
いる。このピンブラケット125は、ベース122の内
側に配置され、ブラケットピン113で軸支されてい
る。図10に示すように、シート101の左右それぞれ
のシート重量計測装置120において、荷重センサー1
21は、ベース122の長手方向中心を挟んで前後に配
置された歪みゲージで構成される。歪みゲージの計測値
は、図示しないECUまで伝送される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このシート
重量計測装置120は、以下に述べる課題がある。図1
0(A)に示すように、シート101がノーマル配置に
ある場合、シート101からの荷重は、前後の荷重セン
サー121に均等に負荷されるので問題はない。しかし
ながら、図10(B)に示すように、シート101がフ
ロントモスト配置にある場合は、前側の荷重センサー1
21Fには後側の荷重センサー121Rよりも大きな荷
重が負荷される可能性がある。逆に、図10(C)に示
すように、シート101がリアモスト配置にある場合
は、後側の荷重センサー121Rには前側の荷重センサ
ー121Fよりも大きな荷重が負荷される可能性があ
る。
【0008】これに対してより適切に対処するため、荷
重センサーの周辺部を頑強にする等、より耐久性を高め
る対策を講じる必要がある。さらに、図10に示すよう
に、シート重量測定装置120が車体ブラケット111
を介して車両フロア110に直接固定される場合、測定
精度を高くするためには、シート重量計測装置120
を、フロア面の製造誤差の影響を受けにくい構造とする
ことが好ましい。あるいは、図9に示すように、ロアー
レール107下面にピンブラケット125が固定された
構造の場合、ロアーレール107とベース122を組み
付ける際における、ブラケットピン113の挿通される
孔(ピンブラケット125、ベース122及びアーム1
27の各孔)の相対位置の調整は、より容易であること
が好ましい。
【0009】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたもので、設計条件や破壊強度がシートスライド位置
の影響を受けにくい等の利点を有するシート重量計測装
置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の第1のシート重量計測装置は、車両用シー
トに座っている乗員の重量を含むシート重量を計測する
装置であって、 断面コ字状の凹部を有するベース部材
と、 該ベース部材の凹部に収められたセンサー部と、
を具備し、 前記ベース部材が前記シートのフレーム
に接続されており、 前記センサー部が車両前後方向に
スライドするシートレールに接続されており、 前記ベ
ース部材の凹部が車両のフロア側に開口するように向け
て配置されていることを特徴とする。
【0011】このシート重量計測装置は、シートフレー
ムとシートレール間に配置されているので、シートがフ
ロントモスト配置あるいはリアモスト配置であっても、
シート位置とシート重量計測装置との相対位置が変化せ
ず、乗員や荷物が載置されないときのシートの重心位置
が、シート重量計測装置に対して一定に保持されるの
で、4つの荷重センサーにシートからの荷重が比較的均
一に負荷される。そのため、装置の計測環境が安定にな
る。さらに、装置の設計条件も単純化され、設計強度を
下げることもできる。あるいは、シート重量計測装置そ
のものの事故時破壊強度が、シートスライド位置の影響
を受けなくなる利点もある。さらに、ベース部材の凹部
が車両のフロア側(下側)に開口するように向けて配置
されているので、凹部が上側に開口している場合と異な
り、凹部にカバーを取り付ける必要性が減る。
【0012】また、このように車両フロアとシート重量
計測装置との間にシートレールを介在させて構成すれ
ば、シート重量計測装置に発生する応力が、シートレー
ルの摺動接続によって生じるクリアランスで吸収され
て、車両フロア面の製造誤差の影響を受けず、装置の測
定精度を確保できる。なお、本明細書にいうシート重量
計測装置の目的は、基本的にはシート上の乗員の重量を
測定することである。したがって、シートそのものの重
量分をキャンセルして乗員の重量のみを計測する装置
も、本明細書にいうシート重量計測装置に含まれる。
【0013】本発明の第2のシート重量計測装置は、車
両用シートに座っている乗員の重量を含むシート重量を
計測する装置であって、 前記シートのフレームに接続
されたベース部材と、 該ベース部材に搭載されてお
り、かつ、車両前後方向にスライドするシートレールに
接続されたセンサー部と、 を具備し、 前記センサー
部が、 前記ベース部材に固定された歪みセンサーと、
該歪みセンサーに力を伝達する押圧部を一端に備えた
アームと、 該アームに軸支された、前記シートレール
に対して取り付け位置の融通性をもって接続可能な連結
部材と、 を有することを特徴とする。
【0014】このシート重量計測装置では、前記連結部
材の取り付け位置の融通性があるので、ベース部材とア
ームを組み付ける際の相対位置関係の調整が従来よりも
容易になる。
【0015】本発明のシート重量計測装置においては、
前記連結部材を前記シートレールに対して接続する複数
のボルトを備え、 これらボルトが、前記シートレール
に穿たれたバカ穴に挿入され、ナットで締結されるもの
とすることができる。この場合、ボルトの軸部が挿入さ
れるバカ穴で取り付け誤差が吸収されるので、組み付け
時の位置調整が容易になる。また、組み付け時にピンを
通す作業が必要となる場合にも、ピンを通し易い。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ説明す
る。なお、以下に述べる説明において、図中の各構成部
品の大きさや形状、配置関係等は、本発明の理解を容易
にするよう概略的に示してあるに過ぎない。また、以下
に述べる数値的条件は、単なる例示に過ぎない。
【0017】図1は、本発明の1実施例に係るシート重
量計測装置の全体構成を示す側面断面図である。図2
は、同シート重量計測装置の正面図である。図3は、同
シート重量計測装置の中央部及び後半部分を示す側面断
面図である。図4は、同シート重量計測装置のベース部
材端部及びZアームの詳細を示す斜視図である。
【0018】図5は、同シート重量計測装置のセンサー
板周りの詳細構成を示す一部破断斜視図である。図6
は、同シート重量計測装置のセンサー板とハーフアーム
の関係を模式的に示す側面図である。(A)は無荷重状
態、(B)は荷重がかかった状態を示す。図7は、本発
明に係るシート重量測定装置を備える車両用シートを示
す側面図である。(A)はシートがノーマル配置(シー
ト中央状態)にある場合を示す図であり、(B)はシー
トがフロントモスト配置(シート前方移動限界状態)に
ある場合を示す図であり、(C)はシートがリアモスト
配置(シート後方移動限界状態)にある場合を示す図で
ある。
【0019】まず、図7を参照しつつ自動車のシート回
りの構造を説明する。図7には、典型的な車両用のシー
ト1が示されている。このシート1のシートクッション
1a上に人が座る。シートクッション1aの下面には、
鋼板製のシートパン2が設けられている。シートパン2
は、シートクッション1aの下面を覆うように広がって
いる。シートパン2は、鋼板製のサイドフレーム3によ
って支持されている。サイドフレーム3は、レールブラ
ケット5及びシート重量計測装置10を介して、アッパ
ーレール11に支持されている。アッパーレール11の
下には、ロアーレール15が摺動可能に組み合わされて
いる。ロアーレール15は、車両フロア7に固定された
車体ブラケット9に支持されている。サイドフレーム3
やシート重量計測装置10、アッパーレール11・ロア
ーレール15、車体ブラケット9は、シート1の左右両
側に装備されている。両レール11、15は、前後方向
に延びている。
【0020】図2に示すように、この例のアッパーレー
ル11は、断面が下向きコ字状であり、上板部12、側
板部13、スライド部14の部位からなる。上板部12
には、図1及び図2に示すように、複数のバカ穴12A
が開けられている。このバカ穴12Aは、後述するボル
ト45の軸径よりもやや大きい穴である。側板部13
は、上板部12の左右両側から垂下している。スライド
部14は、側板部13の下端から外側に上向き鉤状に形
成されており、先端部は上方に折れ曲がっている。
【0021】ロアーレール15は、下板部16、ガイド
部17の部位からなり、内側に凹状の溝部18が存在す
る。溝部18内には、アッパーレール11の下端部が入
っている。ロアーレール15のガイド部17は、下板部
16の両端から内側に下向き鉤状に屈曲しており、先端
部は下方に折れ曲がっている。ロアーレール15のガイ
ド部17の内側には、アッパーレール11のスライド部
14の先端部が入っている。アッパーレール11は、ロ
アーレール15内で前後方向にスライド可能である。な
お、これらアッパーレール11とロアーレール15でシ
ートレールが構成される。
【0022】以下、シート重量計測装置10の詳細につ
いて説明する。図1〜図3に示すように、シート重量計
測装置10は、細長いベース部材21を備えている。ベ
ース部材21は、図2に分かり易く示すように、正面断
面が下向きコ字状の鋼板プレス品である。ベース部材2
1のコ字状開口が下向きであるため、カバーを取り付け
る等の考慮は不要である。このベース部材21におい
て、断面の天井の部分をベース上板部22と呼び、この
ベース上板部22の左右端から90°曲がって左右に垂
下する部分をベース側板部23(23L、23R)と呼
ぶ。
【0023】ベース上板部22には、図1及び図2に示
すように、所定位置に複数の孔22Aが開けられてい
る。これら各孔22Aには、ベース部材21内側からボ
ルト47が挿通され、溶接等で固定されている。各ボル
ト47の軸部(ねじ部)は、ベース上板部22よりも上
方に露出している。これらのボルト47は、シートのレ
ールブラケット5のバカ穴5Aに挿入され、図示せぬナ
ットで締結される(詳細は後述する)。左右ベース側板
部23のそれぞれには、前後端寄りそれぞれ2ヶ所にお
いて、図4に示すように長孔23Aとピン孔23Bが形
成されている。各孔23A、23Bは、左右の両ベース
側板部23L、23Rに対向して開けられている。
【0024】図1〜図4に示すように、ベース部材21
前後端寄りに開けられた長孔23A内には、ブラケット
ピン24が挿通されている。図2及び図4に示すよう
に、このブラケットピン24の左端にはフランジ24a
が形成されている。ブラケットピン24の右端は、右側
のベース側板部23Rを貫通して外側に突出している
(図2参照)。ブラケットピン24と長孔23A間には
隙間があって、通常はブラケットピン24が長孔23A
の内縁に触れることはない。しかしながら、ベース部材
21に過大な荷重がかかったときには、ベース部材21
が下がって長孔23Aの上縁に当たり、この部分で超過
荷重が後述する連結部材40に直接伝わるので、超過荷
重は荷重センサー(センサー板51、詳細後述)には作
用しない。
【0025】図4に示すように、ベース部材21におい
て、長孔23Aの隣り(ベース中央部寄り)には、ピン
孔23Bが開けられている。ピン孔23Bには、図1及
び図4に示すように、ベースピン25が挿通される。ベ
ースピン25は、左右のベース側板部23L、23R間
に掛け渡されて固定されている。
【0026】ベース部材21の内側には、Zアーム31
が配置されている。図4に分かり易く示すように、この
Zアーム31の平面形状は、中央寄りが左右二叉に分か
れ(中央叉部32)、前後端寄りが長方形をしている。
Zアーム31の前後端寄りの左右両側には、下方に90
°折り返されたアーム側板部33(33L、33R)が
形成されている。中央叉部32は、単なる平板状をして
いる。アーム側板部33は、図2に示すように、ベース
側板部23の内側に沿って組み付けられている。但し、
ベース側板部23とアーム側板部33間には、若干隙間
が存在する。
【0027】図4に示すように、Zアーム31のアーム
側板部33にも、ベース側板部23の長孔23A、ピン
孔23Bに対応した位置に、それぞれ孔33A、33B
が開けられている。図2及び図4に分かり易く示すよう
に、Zアーム31の前後端寄りの孔33A(長孔23A
に対応した孔)には、ブラケットピン24が貫通してい
る。ブラケットピン24は、Zアーム31の回動中心軸
であり、同ピン24とZアーム31間は、Zアーム31
の回動に対応した摺動が生じる。Zアーム31の中央寄
りの孔33B(ピン孔23Bに対応した孔)には、ベー
スピン25が貫通している。ベースピン25は、ベース
部材21とZアーム31の双方に軸支係合されており、
ベース部材21にかかる荷重をZアーム31に伝え、図
3に示すようにZアーム31を回動させる。なお、前述
のように、ブラケットピン24とベース部材21の間に
は長孔23Aの隙間があるので、通常時はベース部材2
1とブラケットピン24とは干渉しない。
【0028】Zアーム31の中央叉部32は、前述の通
り、また図4に分かり易く示すように、左右に分かれて
前後方向中央寄りに延びており、中央寄りでは巾狭とな
っている。そして、図5に分かり易く示すように、中央
叉部32の先端の作用部32aは、上下のハーフアーム
35、36の羽根部35a、36aの間に挟まれてい
る。ベース部材21に荷重がかかると、Zアーム31は
図3に示すようにわずかに回動して、アーム端の作用部
32aはハーフアーム35、36を介してセンサー板5
1に荷重を伝える。
【0029】図2に示すように、Zアーム31の両側板
部33R、33Lの内側及び外側には、ガタ止めスプリ
ング29が嵌められている。ガタ止めスプリング29
は、孔の開いたバネ座金状の部分を有し、ベース部材2
1と後述する連結部材40間のガタを吸収する役割を果
たす。
【0030】図1、図3に示すように、ベース部材21
の前後端寄りそれぞれの内側には、連結部材40が配置
されている。連結部材40は、ブラケットピン24とア
ッパーレール11間を連結する部材である。連結部材4
0は、上ブラケット板42と下ブラケット板41とが重
ね合わされてなる。上ブラケット板42は、中央隆起部
42a、傾斜部42c及び平板部42bを有している。
中央隆起部42aは、円形アーチ状に屈曲している。傾
斜部42cは、中央隆起部42aの両下端から前後方向
斜め下方に延び出ている。平板部42bは、各傾斜部4
2cから前後方向両側に水平に延び出ている。各平板部
42bには、孔42dが形成されている。
【0031】下ブラケット板41は、中央隆起部41a
及び平板部41bを有している。中央隆起部41aは、
ほぼ台形アーチ状に屈曲している。図1及び図3に示す
ように、この中央隆起部41aの外面稜部は、上ブラケ
ット板42の中央隆起部42aの下側で、傾斜部42c
の内側に接する。このとき、上下ブラケット板42、4
1の各中央傾斜部42a、41a間にはスペースが構成
され、このスペース内にブラケットピン24が挿通され
ている。下ブラケット板41の平板部41bは、中央隆
起部41aの両下端から前後方向両側に水平に延び出て
いる。各平板部41bには、上ブラケット板42の孔4
2dに対応した位置に、孔41dが形成されている。な
お、孔40d(42d及び41d)は、後述するボルト
45を通すための孔である。
【0032】連結部材40の上下ブラケット板42、4
1を一体化するには、上下ブラケット板42、41を図
1〜図3のように重ね合わせ、各中央傾斜部42a、4
1a間のスペースに図示せぬ治具を挟む。この治具は、
ブラケットピン24と同一寸法のものを用いる。そし
て、治具を挟んだ状態で、これら2個のブラケット板4
2、41を溶接し、溶接完了後に治具を外す。このよう
にして、高精度のスペースを備えた連結部材40が得ら
れる。なお、連結部材40をこのような平板2枚組構造
とする理由は、できるだけ上下方向の高さを低くするた
めである。
【0033】次いで、シート重量計測装置の荷重センサ
ー50の構成について説明する。図3や図5、図6に示
すように、ベース部材21の長手方向中央部には、荷重
センサー50が設けられている。この荷重センサー50
の主要構成材であるセンサー板(バネ材)51は、図5
に示すように、全体として二カ所のくびれ51cの入っ
た長方形の板である。センサー板51は、ベース上板部
22の中央部のコラム63に、座金67、ナット68で
強固に固定されている。
【0034】センサー板51には、電気絶縁のための絶
縁層や配線層、抵抗層が成膜されている。そして、その
ような成膜方法により、荷重センサー50を構成する4
個の歪み抵抗54a〜54dが形成されている。これら
4個の歪み抵抗54a〜54dは、ブリッジ回路を形成
するように接続されている。歪み抵抗54a〜54dの
計測値は、図示しないECUまで伝送される。このよう
な荷重センサー50のより詳細な説明は、例えば日本特
許公開第2000−258233号公報に示されてい
る。なお、歪み抵抗54a〜54dでセンサー板51の
歪みを検出する代わりに、静電容量センサーやホール素
子等によってセンサー板51のたわみを検出し、そのた
わみを荷重に換算してもよい。
【0035】ハーフアーム35、36は、図3や図5、
図6に示すように、前後・上下4枚組みの部品であっ
て、センサー板51の前後を上下から挟むように組み込
まれている。個々のハーフアーム35、36は同じ形状
をしているので、下側のハーフアーム36について説明
する。ハーフアーム36は、長方形の板状体であって、
その基部中央には取付孔36e(図6参照)が開いてい
る。ハーフアーム36の中央寄りの縁部には、図5に示
すように、横方向両側に張り出した羽根部36aが形成
されている。羽根部36aの裏面には、左右方向に延び
る堤状の支点36bが形成されている。支点36bの先
はやや尖った稜となっている。
【0036】ここで、上下ハーフアーム35、36、セ
ンサー板51、Zアーム31の作用部32aの組み立て
構造について説明する。図3や図5、図6に示すよう
に、上ハーフアーム35と下ハーフアーム36の基部
は、センサー板51の表面にピッタリ合わせてボルト3
9で固定されている。上下のハーフアーム35、36の
羽根部35a、36aは、支点35b、36b同士を対
向させて向かい合っている。両支点35b、36bの間
には、Zアーム31の作用部32aが挟まれている。な
お、支点35b、36bの位置は、2枚の歪み抵抗54
a、54cあるいは54d、54bのちょうど中間(セ
ンサー板51のくびれ51c部分)に位置する。
【0037】シート重量計測装置10に荷重がかかる
と、図3に示すように、Zアーム31がブラケットピン
24周りにわずかに回動して、アーム作用部32aが下
に押し付けられる。このときのセンサー板51やハーフ
アーム35、36の様子を模式的に誇張して示すのが図
6(B)である。Zアーム作用部32aが下がると、下
ハーフアーム36の支点36bが押し下げられる。この
ため、センサー板51の前後方向端部にモーメントMが
かかる。このモーメントMに伴う各歪み抵抗54a〜5
4dの抵抗変化を電気信号として取り出して、センサー
板51の歪みを測定し、シート重量計測装置10にかか
る荷重をECUで計測する。
【0038】次に、前記の構成からなるシート重量計測
装置10をアッパーレール11とサイドフレーム3との
間に組み付ける方法について、主に図1及び図2を参照
しつつ説明する。まず、アッパーレール11上に連結部
材40を置いて、連結部材40のピン挿入スペースとZ
アーム31の孔33Aとを正確に一致させ、その中にブ
ラケットピン24を挿入する(図2参照)。なお、連結
部材40の前後の各孔40d内には、図の上側からボル
ト45を挿入し、図1及び図2のようにネジ部を下方に
突出させておく。そして、ボルト45のネジ部を、アッ
パーレール11に穿たれたバカ穴12A(ボルト45の
ネジ部よりもやや大きめの穴)内に挿入し、アッパーレ
ール11の内側からナット46で締め付ける。
【0039】本実施例のシート重量計測装置10では、
前後2つの連結部材40が、前後2つのブラケットピン
24にそれぞれ独立に支持される構造であるので、ブラ
ケットピン24と、Zアーム31の孔33Aと、連結部
材40のスペースとの各々の相対位置関係の調整は、従
来のように2つの連結部材(レールブラケット)がロア
ーレールに一体的に固定されている構造の場合よりもは
るかに容易に行うことができる。
【0040】一方、シート重量計測装置10上にサイド
フレーム3を組み付けるには、ベース上板部22に溶接
固定されている複数のボルト47の軸部を、シートのレ
ールブラケット5に穿たれたバカ穴5Aに挿通する。こ
の状態で、レールブラケット5の上からボルト47のネ
ジ部に図示しないナットを締結する。この際、ベース上
板部22に固定された複数のボルト47と、これらに対
応したシートブラケット5のバカ穴5Aとを直線的に揃
え、全てのボルト47を対応するバカ穴5Aに挿入し、
所定の側に圧接させた状態でナット締めする。こうする
と、シート重量計測装置10をサイドフレーム3に対し
て正確に位置決めすることができる。
【0041】このような構成を有するシート重量計測装
置10は、シート1が図7(B)に示すフロントモスト
配置にある場合や、図7(C)に示すリアモスト配置に
ある場合でも、シート1とシート重量計測装置10の相
対位置が変化しない。そのため、荷重センサー50に負
荷される、シートスライドによる前後偏荷重を下げるこ
とができ、装置の計測環境が安定になる。あるいは、シ
ート重量計測装置そのものの事故時破壊強度が、シート
スライド位置の影響を受けなくなる利点もある。
【0042】あるいは、乗員がアウトオブポジション
(シート1上で乗員が正規の位置から偏って着座してい
る場合)でも、特定の歪み抵抗54a〜54dにのみ荷
重が負荷される度合いが下がる。そのため、荷重センサ
ー50の荷重を受ける部材(例えば、レールブラケット
5やブラケットピン24、ベース部材21、ベースピン
25、Zアーム31等)の設計条件が単純になって、設
計強度を下げることができ(例えば、鋼板の肉厚を薄く
したり、部品を小さくする等)、シート重量計測装置1
0の小型化や軽量化が実現できる。
【0043】さらに、本発明では、車両フロア9とシー
ト重量計測装置10との間に、アッパーレール11・ロ
アーレール15を介装した構造である。そのため、車両
フロア9上面の影響を受けて、シート重量計測装置10
に組み立て応力が発生する可能性がある場合にも、この
組み立て応力はアッパーレール11とロアーレール15
の摺動接続間に生じるクリアランスで吸収される。した
がって、車両フロア9上面の影響がシート重量計測装置
10には及びにくいので、装置の測定精度を充分に確保
できる。
【0044】さらに、ベース部材21の開口部が下向き
となっているので、外部から塵埃等が進入してもベース
部材21内には溜まりにくい。そのため、ベース部材2
1の開口部を塞ぐためのカバー等が不要になり、コスト
ダウン及び軽量化を図ることもできる。なお、歪み抵抗
54a〜54d周辺だけを覆う小さなカバーは、使用し
たほうがより好ましい。
【0045】なお、本実施例のシート重量計測装置は、
例えば図8のように構成することもできる。図8は、本
発明に係るシート重量計測装置の他の例を示す正面図で
ある。図8に示すシート重量計測装置120は、ピンブ
ラケット125を有する前述の図9のものと同一構成で
ある。このように、ベース開口部が上向きのものを用い
る場合は、サイドフレーム3の下端にフランジ部80を
形成し、このフランジ部80でベース開口部を覆うよう
にするのが好ましい。あるいは、図8のように、アッパ
ーレール105の上部を断面T字状の縦長構造とするこ
ともできる。
【0046】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、設計条件や破壊強度がシートスライド位置の
影響を受けない等の利点を有するシート重量計測装置を
提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例に係るシート重量計測装置の
全体構成を示す側面断面図である。
【図2】同シート重量計測装置の正面図である。
【図3】同シート重量計測装置の中央部及び後半部分を
示す側面断面図である。
【図4】同シート重量計測装置のベース部材端部及びZ
アームの詳細を示す斜視図である。
【図5】同シート重量計測装置のセンサー板周りの詳細
構成を示す一部破断斜視図である。
【図6】同シート重量計測装置のセンサー板とハーフア
ームの関係を模式的に示す側面図である。(A)は無荷
重状態、(B)は荷重がかかった状態を示す。
【図7】本発明に係るシート重量測定装置を備える車両
用シートを示す側面図である。(A)はシートがノーマ
ル配置(シート中央状態)にある場合を示す図であり、
(B)はシートがフロントモスト配置(シート前方移動
限界状態)にある場合を示す図であり、(C)はシート
がリアモスト配置(シート後方移動限界状態)にある場
合を示す図である。
【図8】本発明に係るシート重量計測装置の他の例を示
す正面図である。
【図9】シート重量計測装置の一例を示す正面図であ
る。
【図10】図9のシート重量測定装置を備える車両用シ
ートを示す側面図である。(A)はシートがノーマル配
置(シート中央状態)にある場合を示す図であり、
(B)はシートがフロントモスト配置(シート前方移動
限界状態)にある場合を示す図であり、(C)はシート
がリアモスト配置(シート後方移動限界状態)にある場
合を示す図である。
【符号の説明】
1 シート 1a シ
ートクッション 2 シートパン 3 サイ
ドフレーム 5 レールブラケット 5A バ
カ穴 7 車両フロア 9 車体
ブラケット 10 シート重量計測装置 11 アッパーレール 12 上板部 12A
バカ穴 13 側板部 14 ス
ライド部 15 ロアーレール 16 下板部 17 ガ
イド部 18 溝部 21 ベース部材 22 ベース上板部 22A
孔 23(23L、23R) ベース側板部 23A
長孔 23B ピン孔 24 ブ
ラケットピン 25 ベースピン 29 ガ
タ止めスプリング 31 Zアーム 32 中央叉部 32a
作用部 33(33L、33R) アーム側板部 33A、
33B 孔 35、36 ハーフアーム 35a、
36a 羽根部 35b、36b 支点 40 連結部材 41 下ブラケット板 41a
中央隆起部 41b 平板部 41d
孔 42 上ブラケット板 42a
中央隆起部 42b 平板部 42c
傾斜部 42d 孔 45、4
7 ボルト 50 荷重センサー 51 センサー板 54a〜
54d 歪み抵抗 80 フランジ部 120
シート重量計測装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両用シートに座っている乗員の重量を
    含むシート重量を計測する装置であって、 断面コ字状の凹部を有するベース部材と、 該ベース部材の凹部に収められたセンサー部と、 を具備し、 前記ベース部材が前記シートのフレームに接続されてお
    り、 前記センサー部が車両前後方向にスライドするシートレ
    ールに接続されており、 前記ベース部材の凹部が車両のフロア側に開口するよう
    に向けて配置されていることを特徴とするシート重量計
    測装置。
  2. 【請求項2】 車両用シートに座っている乗員の重量を
    含むシート重量を計測する装置であって、 前記シートのフレームに接続されたベース部材と、 該ベース部材に搭載されており、かつ、車両前後方向に
    スライドするシートレールに接続されたセンサー部と、 を具備し、 前記センサー部が、 前記ベース部材に固定された歪みセンサーと、 該歪みセンサーに力を伝達する押圧部を一端に備えたア
    ームと、 該アームに軸支された、前記シートレールに対して取り
    付け位置の融通性をもって接続可能な連結部材と、 を有することを特徴とするシート重量計測装置。
  3. 【請求項3】 前記連結部材を前記シートレールに対し
    て接続する複数のボルトを備え、 これらボルトが、前記シートレールに穿たれたバカ穴に
    挿入され、ナットで締結されることを特徴とする請求項
    1又は2記載のシート重量計測装置。
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