JP2000202993A - 印刷機胴上で胴ばりを強く締付けるためのクランプ装置および印刷機 - Google Patents

印刷機胴上で胴ばりを強く締付けるためのクランプ装置および印刷機

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JP2000202993A JP8827A JP2000008827A JP2000202993A JP 2000202993 A JP2000202993 A JP 2000202993A JP 8827 A JP8827 A JP 8827A JP 2000008827 A JP2000008827 A JP 2000008827A JP 2000202993 A JP2000202993 A JP 2000202993A
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ハイラー ペーター
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クロップ フランク
Rosauku Juergen
ロサウク ユルゲン
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
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    • B41F27/12Devices for attaching printing elements or formes to supports for attaching flexible printing formes
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Supply, Installation And Extraction Of Printed Sheets Or Plates (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 胴への胴ばりのセッティングを容易にする。 【解決手段】 クランプ装置12.1は、支持台13と、支
持台13に回転継手25で揺動可能に搭載された支持部
材14と、支持部材14に回転継手23で揺動可能に搭
載されたクランプ15と、両端に平坦部18が形成さ
れ、支持部材14の凹部に回転可能に搭載されたカム軸
16とを有する。側壁44には、カム軸16の回転を阻
止する切欠き内側面およびカム軸16が回転可能な切欠
き拡張部29が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、請求項1の前提部
分に記載したように、クランプ当接面、このクランプ当
接面と共働するクランプジョーと、カム軸を有する、印
刷機胴上で胴ばりを強く締付けるためのクランプ装置お
よび印刷機に関する。
【0002】
【従来の技術】このようなクランプ装置は、例えば実開
平第2-104235号に開示されている。この公開公
報の図2で開示された、版を締付けるための後縁側のク
ランプ装置は、クランプ板がリンク接続され、このクラ
ンプ板を作動させるカム軸を支持している、胴軸方向に
延びる巻付けロッドから構成されている。このクランプ
装置の場合、クランプ当接面は、この巻付けロッドに直
接形成されている。カム軸もクランプ板も、クランプ当
接面に対し相対的に移動可能な支持部材に支持されてい
ない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このクランプ装置の場
合、版をそのクランプジョー位置へ押し込むことが非常
に手間のかかる、クランプ板とクランプ当接面との間の
その小さな開口幅が、作業のしやすさに関しては不利と
なっている。
【0004】さらに、ドイツ特許第19515843号
では、冒頭で述べたような種類に属さない、版を版胴上
に張るための装置が記載されている。
【0005】この装置は、開口幅がたしかに十分に大き
いものの、他の点については不利である。版端部を解放
するために、引張りばねの作用に抗して張り部材を揺動
させることが可能な空気圧シリンダが必要である。この
装置の場合、作業者が工具を用いて手動で解放すること
は、この際に引張りばねに打ち勝つ張力が強すぎるの
で、不可能である。
【0006】本発明の目的は、大きい開口幅を有する、
手動で操作可能なクランプ装置およびこのクランプ装置
を備えた印刷機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的は、請求項1の
特徴を有するクランプ装置によって達成される。
【0008】本発明による、クランプ当接面と、クラン
プ当接面と共働するクランプジョーと、カム軸を有す
る、印刷機胴上で胴ばりを強く締付けるためのクランプ
装置は、カム軸およびクランプジョーが共にクランプ当
接面に対して相対的に第1の支持部材位置および第2の
支持部材位置へ選択的に移動可能な支持部材に支持され
ていることを特徴としている。
【0009】このクランプ装置により、2段階の締付け
工程が実現する。第1の段階では、クランプジョーが、
手動による支持部材の移動によって、胴ばり端を嵌め込
むための、手を入れやすい大きく開かれたクランプジョ
ー位置から、わずかに開かれたクランプジョー位置へ移
動することが可能である。クランプジョーは、このわず
かに開かれたクランプジョー位置では、胴ばりへ締付け
作用を全て及ぼしているわけではない。しかし、この胴
ばりは、その締付け位置から抜け落ちないように固定さ
れる。第2の段階では、クランプジョーは、カム軸の手
動で行うことが可能な回転によって、わずかに開かれた
クランプジョー位置から、完全に閉じたクランプジョー
位置へと、完全な締付けを行う状態に移動することがで
きる。このクランプ装置により、胴ばりを縁部が折れ曲
がることなく、かつ、保持した状態で強く締付けること
も可能であり、これにより、印刷機胴の周方向におけ
る、続いて行われる胴ばりの均一な張りのための適切な
前提条件が得られる。
【0010】以下の実施態様は、本発明によるクランプ
装置の、構造的に特に好ましく、優れた作業安全性を保
証する、他の構成を示すものである。
【0011】一実施態様は、支持部材が、支持部材リン
ク部のまわりを揺動可能状態に印刷機胴に支持されてい
ることを特徴としている。
【0012】他の実施態様は、クランプジョーが、クラ
ンプリンク部のまわりを揺動可能状態で支持部材に支持
されていることを特徴としている。
【0013】他の実施態様は、支持部材がばねを支持し
ていることを特徴とする。
【0014】他の実施態様は、クランプジョーが、ばね
により、締め付け位置から解除位置へ戻ることが可能で
あることを特徴としている。
【0015】他の実施態様は、支持部材が第1の支持部
材位置にあるときにはカム軸の回転を阻止し、支持部材
が第2の支持部材位置にあるときにはカム軸の回転を可
能にする回り止め機構がカム軸に設けられていることを
特徴としている。
【0016】他の実施態様は、支持部材が第1の支持部
材位置にある場合には支持部材外側の当接面に対する対
向位置にあり、嵌合状態によりカム軸の回転を止める、
周囲の平坦部をカム軸が備えていることを特徴としてい
る。
【0017】他の実施態様は、カム軸が、少なくとも1
つの軸端に、細くなった軸段部を備えており、この軸段
部の側部面が平坦部を形成していることを特徴としてい
る。他の実施態様は、カム軸に対応して設けられた、当
接面を形成する切欠き内側面を有するリンクガイドが印
刷機胴に配置されており、このリンクガイドは、支持部
材が第2の支持部材位置にあるときにカム軸が自由に回
転する切欠き拡張部を備えていることを特徴としてい
る。
【0018】本発明によるクランプ装置は、例えば箔状
の、または柔軟な板として形成された、種々の胴ばりを
輪転印刷機の印刷機胴上に強く締付けることに適してい
る。例えば、このクランプ装置により、アルミニウム製
支持ベース上の板、ポリエステルから構成される板、お
よび、塗布胴上へ完全に平坦なニス引きまたは塗布を行
うためのゴムブランケットを、選択的に張ることができ
る。
【0019】このクランプ装置は、胴ばりを、その胴ば
り縁がその際に折り曲げられることなく摩擦による嵌合
状態および/または嵌合状態で確実に強く締付けること
を可能にする。摩擦による良好な嵌合状態は、クランプ
当接面および/またはクランプの直接締付ける接触面を
粗くすることにより得ることができる。この方法に加え
て、または、この方法の代わりとして、クランプ当接面
の接触面および/またはクランプジョーの接触面が、胴
ばり内へ押し込まれるこぶ状の嵌合部材を備えることに
より、良好な嵌合状態による締付けが可能になる。
【0020】
【発明の実施の態様】次に、図面を参照して、本発明の
共通の形態について説明する。
【0021】図1に示された印刷機1は、枚葉紙給紙装
置2と、枚葉紙排紙装置3と、複数のオフセット印刷機
構4から7と、印刷物搬送方向にみてオフセット印刷機
構4から7の後方に配置された塗布機構8とを有する輪
転印刷機1として示されている。この輪転印刷機1は、
周囲に胴ばり11が張られた胴10に対応する、印刷物
を案内する胴9を備えている。胴9は、胴10に対応す
る圧胴9であり、そして、胴10は、この場合、胴9上
に置かれた枚葉印刷物へ印刷インキ、ニス、または塗布
液を塗布するための塗布胴10である。
【0022】第1のクランプ装置12.1は、胴周方向
にみて後側にある胴ばり縁を強く締め付ける役目をし、
そして、第2のクランプ装置12.2は、胴ばり11の
前側の胴ばり縁を強く締め付ける役目をし、または他の
固定装置がこの胴ばり11の前側の胴ばり縁を保持する
役目をする。
【0023】図2には、クランプ装置12.1の構成が
示されている。クランプ装置12.1は、胴10、およ
び、例えば、胴10に付属している胴ばり11を周方向
に張る揺動可能な引張りレバー(図示せず)とに固定さ
れた支持台13から構成されている。この支持台13
と、複数の回転継手22、23を介して揺動可能に支持
台13に支持されたクランプジョー15との間には、胴
ばり11が挟み込まれている。
【0024】クランプジョー15は、第1の回転継手2
2を介し、支持部材14に対して揺動可能に支持部材1
4に支持されており、そして、他方で、この支持部材1
4は、第2の回転継手23を介して胴10および支持台
13に対して揺動可能に支持台13に支持されている。
クランプジョー15は、第1のレバーアームを有する揺
動アームを形成しており、この場合、この第1のレバー
アームの下側には、支持台13のクランプ当接面31に
対して胴ばり11を押圧する締付け面30(図4)が形
成されている。クランプジョー15の第2のレバーアー
ムの下側には、クランプジョー15をカム軸16のカム
周囲面上で支持する半球状支持部37が形成されてい
る。
【0025】カム軸16は、上方へ開口したV字状案内
部材としての形状を有するその支持凹部40内に平行に
延びる2つの接触ライン41、42に沿ってカム軸16
が凹部に載るようにして挿入されることにより、支持部
材14内に回転可能に支持されている。第1の回転継手
22、第2の回転継手23、形づけられたクランプジョ
ー15、周囲面が平坦化されたカム軸16、および、支
持凹部40は、互いに、そして胴10の回転軸26(図
1)に対し軸平行な方向に延びている。
【0026】支持部材14は、クランプジョー15およ
びカム軸16の他に、クランプジョー15および支持部
材14を互いに付勢する状態で配置された少なくとも1
つのばね21をさらに支持している。ばね21は、支持
部材14の収容孔20内に差し込まれた、クランプジョ
ー15の第1のレバーアームを下側から押圧するコイル
ばね21として形成されている。複数のこの種のばね2
1が、軸平行な、すなわち図面に対して垂直な列状に、
この説明した手法によって配置されているのが好まし
い。
【0027】クランプジョー15、および同時にカム軸
16もしくはそのカム軸線19.1、19.2は、第1
の支持部材位置14a(図4)から第2の支持部材位置
14b(図2、3)へ第2の回転継手23のまわりを揺
動することによる支持部材14の移動により、クランプ
ジョー15に対する片側を形成し、印刷機胴10に固定
されたクランプ当接面31に対して相対的に、第1の軸
線位置(図4)から、この第1の軸線位置(図4)に対
し軸平行な第2の軸線位置(図2および図3)へ移動可
能である。クランプジョー15は、第1の回転継手22
のまわりを支持部材14に対し相対的に第1のクランプ
ジョー位置15a(図3および4)および第2のクラン
プジョー位置15b(図2)へ選択的に揺動することが
可能であり、この結果、胴10に対する支持部材14の
移動により相対的に胴10に対して行われるクランプジ
ョー15の移動の他に、支持部材14に対する相対的な
クランプジョー15の付加的な移動可能性が与えられ
る。
【0028】カム軸16の楕円形の断面形状は、このカ
ム軸16が反時計回り方向に回転する際に、クランプジ
ョー15の締付け力を連続的に増大させ、そして、各々
の胴ばり11の厚さおよび圧縮性による必要な締付け力
の調節を可能にする。カム軸16の楕円形の断面形状
は、例えばそれぞれ7mmの同じ大きさの半径R1およびR2
を有する2つの半円から得られ、この場合、これらの半
円の中心19.1、19.2がオフセットAだけ互いに
反対方向にずらされ、そしてこれによりこれらの半円が
互いに重なり合ってずらされた状態となっている。
【0029】カム軸16は、このカム軸16の断面図か
らわかるように、カム軸16の軸長さ全体にわたって延
び、わずかに凹状に湾曲した、周囲側の平坦部36を備
えている。平坦部36は、同一の断面平面(図面平面)
に関し、カム軸16が楕円形状となるように双方の半円
がオフセットAだけずれた方向に対して、概ね垂直に延
びている。周囲側の凹状の平坦部36の曲率半径は、凸
状の半球状支持部37の曲率半径よりも大きく、この結
果、凸状の半球状支持部37が、凹状の平坦部36のB
点およびC点(図4)に当接することが回避され、そし
て、図3に示すように、半球状支持部37が、図面平面
に対して垂直な支持ラインに沿って平坦部36上に置か
れる。
【0030】カム軸16の各軸端には、軸段部17が形
成されており、この場合、軸段部17は、カム軸16を
両側で案内する役目をする。各々の軸段部17は、リン
クのようにそれぞれ1つのリンクガイド27内を摺動す
る。これらのリンクガイド27は、カム軸16の両側
で、胴10に、そして、例えば胴10の支持台13また
は側壁44に形成されている。両端の軸段部17は、例
えば、平坦部18にいたるまでの切削深さに、そして例
えば軸段部17が5mm突出するような切削幅でカム軸1
6を切削することによって作ることが可能であり、この
場合、軸段部17は、この断面図中では概ね半円状を呈
しており、そして、軸段部17の平坦部18は、周囲部
の平坦部36に向かって斜めに延びている。
【0031】平坦部18に対して軸段部17の外側曲線
部にいたるまで垂直に測定された寸法Yは、平坦部18
に対して平行に延びる、軸段部17の最大の寸法Xより
も小さく(図4)、この結果、軸段部17の幅狭の断面
長さと幅広の断面長さが生じる。この幅狭の断面長さ
は、切欠き幅Nを有するリンクガイド27の非拡張領域
よりも小さい。軸段部17は、図4に示したように、縦
になった状態でリンクガイド27のこの非拡張領域内へ
差し込まれる。軸段部17の幅広の断面長さは、切欠き
幅Nよりも大きく、この結果、軸段部17が、この非拡
張領域内にあるとき、カム軸16の回転が阻止される。
【0032】リンク軸線25のまわりを円弧状に延びて
いるリンクガイド27は、リンクガイド27の切欠き内
で軸段部17の縦状態からその横状態へ軸段部17の回
転を可能にする切欠き拡張部29を備えている。
【0033】図5には、第1の回転継手22の、製造技
術的に特に有利な別の構成が示されている。ここでは、
頭部下側が概ね半球状に丸く形成された少なくとも1つ
のねじ33が、支持部材13にねじ込まれている。この
別の実施形態の場合にクランプジョー15の代わりに用
いられるクランプジョー32は、ねじ軸線に対して斜め
の環状の内側傾斜面35を有する、ねじ33が貫通し、
この内側傾斜面35に接するねじ頭部曲線部34と共働
してクランプジョー32の回転継手を形成する孔を備え
ている。クランプジョー32には、軸平行で図面平面に
対して垂直な列状に、複数のこの種の回転継手が形成さ
れていることが好ましい。
【0034】図6にはクランプ装置12.1が平面図で
示されており、この場合、より見やすくするために若干
の部分が省略されている。図6には、カム軸16に複数
のクランプジョー15が取り付けられていること、そし
て、カム軸16が、このカム軸16の回転に用いられる
把持部38を差込むための1つまたは複数の横孔39を
有する、クランプジョー15の間に配置された環状隆起
部を備えていることが示されている。把持部38および
差込み孔39に代わって、カム軸16を回転させるため
の、カム軸16と嵌合させることが可能な他の工具が用
いられる。
【0035】続いて、図2〜4に基づき、クランプ装置
12.1の機能および動作を説明する。
【0036】図4には、第1の支持部材位置14aにあ
る支持部材14と、第1のクランプジョー位置15aに
あるクランプジョー15とを有するクランプ装置12.
1が示されており、この場合、クランプジョー15が大
きく開かれ、その締付け面30が、クランプ当接面31
との対向位置から引戻され、この結果、胴ばり11の胴
ばり縁を、支障なくクランプ当接面31上へ載せること
が可能になる。図4に示されているように、作業者がカ
ム軸16の回転のために把持部38を反時計回り方向に
上方へ引くとき、軸段部17がリンクガイド27の非拡
張領域内にあり、これにより平坦部18が当接面28と
の対向位置にある間、当接面28を形成する切欠き内側
面28に平坦部18が当接することにより、カム軸16
の回転は一時的に阻止される。
【0037】これにより、平坦部18の表面が当接面2
8との対向位置から離れ、そして、軸段部17がカム軸
16が回転できる切欠き拡張部29内へ移動させられる
まで、支持部材14が反時計回り方向に第2の回転継手
23のまわりを揺動することによって、先ず、カム軸1
6が回転することなく、そしてこれによりクランプジョ
ー15が移動することなく、支持部材14の移動が行わ
れ、そしてこの後、クランプ装置12.1が図3に示さ
れる位置となる。このいわゆるカム軸16が回転可能と
なった位置では、クランプジョー15が、既にクランプ
当接面31、およびこのクランプ当接面31上に置かれ
た胴ばり11に押し付けられているものの、まだ完全に
は閉じられておらず、この結果、場合によっては必要
な、胴ばり11の位置の微調整がまだ可能となってい
る。
【0038】把持部38をさらに引き上げると、ばね2
1の復元作用に抗して、反時計回り方向にカム軸16が
回転し、この場合、支持部材14がさらに揺動すること
は、支持台13に向かってその当接面31にこの支持部
材14が当接することにより阻止される。クランプジョ
ー15は、カム軸16の回転により、胴ばり11を強く
挟み込むまで第1の回転継手22のまわりを反時計回り
方向に揺動させられ、そして、クランプ装置12.1
は、図3に示されたわずかに開かれた位置から、図2で
示された完全に閉じた締付け位置へと移動する。
【0039】クランプ装置12.1については、締付け
の全工程が、単一の操作によって、すなわち把持部38
の引き上げによって行われることが好ましく、この場
合、この締付ける動きは2つの段階に区分される。第1
の段階では、カム軸16が、リンクガイド27によって
阻止されるとともに橋渡しされ、そしてリンクガイド2
7によって比較的長い経路を案内される。第2の段階で
は、リンクガイド27はカム軸16を開放し、これによ
り本来の締め付ける動きを可能にする。これにより、胴
ばり11の嵌め込みを非常に良好に容易に行うことがで
きる。
【0040】胴10上へ胴ばり11を張る際、先ず、前
縁を保持するクランプ装置12.1を、そして、これに
先立って、または、この後に、胴ばり11の後縁を保持
するクランプ装置12.2を閉じることができる。双方
のクランプ装置12.1、12.2が閉じられる場合、
クランプ装置12.1、12.2は、概ね周方向に互い
に重なり合うように移動することができ、この結果、胴
10に巻き付けられる胴ばり11が強く張られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】後縁がクランプ装置によって保持された胴ばり
を有する印刷機を示す模式図である。
【図2】締付け位置におけるクランプ装置を示す図であ
る。
【図3】解除位置におけるクランプ装置を示す図であ
る。
【図4】大きく開かれた位置におけるクランプ装置を示
す図である。
【図5】図2から図4で示されたクランプ配置の代わり
に用いることが可能な他のクランプ配置を示す図であ
る。
【図6】図2から図4で示されたクランプ装置を示す平
面図である。
【符号の説明】
1 輪転印刷機 2 枚葉紙給紙装置 3 枚葉紙排紙装置 4、5、6、7 オフセット印刷機構 8 塗布機構 9 対向して配置された圧胴 10 塗布胴 11 胴ばり 12.1、12.2 クランプ装置 13 支持台 14 支持部材 14a 第1の支持部材位置 14b 第2の支持部材位置 15、32 クランプジョー 15a 解除された位置 15b 締め付ける位置 16 カム軸 17 軸段部 18 平坦部 19.1、19.2 カム軸線 20 収容孔 21 ばね 22 第1の回転継手 23 第2の回転継手 24、25 リンク軸線 26 回転軸 27 リンクガイド 28 当接面(切欠き内側面) 29 切欠き拡張部 30 締付け面 31 クランプ当接面 33 ねじ 36 平坦部 37 半球状支持部 38 把持部 39 差込み孔 40 支持凹部 41、42 接触ライン 43 当接面 44 側壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 390009232 Kurfuersten−Anlage 52−60,Heidelberg,Fede ral Republic of Ger many (72)発明者 フランク クロップ ドイツ連邦共和国 69256 マウアー ガ ルテンシュトラーセ 25 (72)発明者 ユルゲン ロサウク ドイツ連邦共和国 69226 ヌスロッホ ハウプトシュトラーセ 109

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クランプ当接面(31)と、該クランプ
    当接面(31)に対応するクランプジョー(15)と、
    カム軸(16)とを有する、印刷機胴(10)上の胴ば
    り(11)を強く締付けるためのクランプ装置(12.
    1)において、 前記カム軸(16)および前記クランプジョー(15)
    が共に前記クランプ当接面(31)に対して相対的に第
    1の支持部材位置(14a)および第2の支持部材位置
    (14b)へ選択的に移動可能な支持部材(14)に支
    持されていることを特徴とするクランプ装置。
  2. 【請求項2】 前記支持部材(14)が、支持部材リン
    ク部(23)のまわりを揺動可能に前記印刷機胴(1
    0)に支持されている、請求項1記載のクランプ装置。
  3. 【請求項3】 前記クランプジョー(15)が、クラン
    プリンク部(22)のまわりを揺動可能に支持部材(1
    4)に支持されている、請求項1または2に記載のクラ
    ンプ装置。
  4. 【請求項4】 前記支持部材(14)がばね(21)を
    支持している、請求項1から3のいずれか1項に記載の
    クランプ装置。
  5. 【請求項5】 前記クランプジョー(15)が、前記ば
    ね(21)により、締め付ける位置(15b)から解除
    された位置(15a)へ戻ることが可能である、請求項
    4記載のクランプ装置。
  6. 【請求項6】 前記支持部材(14)が前記第1の支持
    部材位置(14a)にあるときには前記カム軸(16)
    の回転を阻止し、前記支持部材(14)が前記第2の支
    持部材位置(14b)にあるときには前記カム軸(1
    6)の回転を可能にする回り止め機構(18、28)が
    前記カム軸(16)に付属している、請求項1から5の
    いずれか1項に記載のクランプ装置。
  7. 【請求項7】 前記支持部材(14)が前記第1の支持
    部材位置(14a)にあるときには支持部材外側の当接
    面(28)に対する対向位置にあり、前記カム軸(1
    6)の回転を嵌合状態によって、周囲の平坦部(18)
    を前記カム軸(16)が備えている、請求項6記載のク
    ランプ装置。
  8. 【請求項8】 前記カム軸(16)が、少なくとも1つ
    の軸端に、細くなった軸段部(17)を備えており、前
    記軸段部(17)の側部面(18)は前記平坦部(1
    8)を形成している、請求項7記載のクランプ装置。
  9. 【請求項9】 前記カム軸(16)に対応して、前記当
    接面(28)を形成する切欠き内側面(28)を有し、
    前記印刷機胴(10)に配置されたリンクガイド(2
    7)が設けられており、前記リンクガイド(27)は、
    前記支持部材(14)が前記第2の支持部材位置(14
    b)にある場合には前記カム軸(16)が自由に回転で
    きる切欠き拡張部(29)を備えている、請求項7また
    は8記載のクランプ装置。
  10. 【請求項10】 請求項1から9のいずれか1項に記載
    の構成を有する少なくとも1つのクランプ装置(12.
    1)を備えた印刷機。
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