JP2881115B2 - 印刷機における版把持装置 - Google Patents

印刷機における版把持装置

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JP2881115B2
JP2881115B2 JP16973794A JP16973794A JP2881115B2 JP 2881115 B2 JP2881115 B2 JP 2881115B2 JP 16973794 A JP16973794 A JP 16973794A JP 16973794 A JP16973794 A JP 16973794A JP 2881115 B2 JP2881115 B2 JP 2881115B2
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峰幸 伊藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はオフセット印刷機等の印
刷機において、版の版胴への装着に際し、その版の両端
を把持するための版把持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10に示すように、一般的なオフセッ
ト印刷機200では、インキローラ群201からのイン
キと水ローラ群202からの水とが混練された状態で、
版胴203に保持された版204に塗布される。版20
4上のインキは、ブラン胴205に保持されたブランケ
ット206に転写された後、圧胴207周面上の印刷用
紙Paに印刷される。このように、版204の状態は二
度にわたる転写により印刷用紙Paに印刷される。従っ
て、版胴203に対する版204の装着状態の良否は印
刷品質を左右することになる。
【0003】図11に示すように、版胴203の外周に
は取付溝208が形成され、ここに第1の版万力211
及び第2の版万力212が取付けられている。版204
はアルミニウム合金製の薄板により形成され、その第1
の端部204a及び第2の端部204bは専用の加工機
によって予め曲げ加工されている。版204の版胴20
3への装着に際しては、第1の端部204aが第1の版
万力211によって把持される。この状態で版204が
版胴203の周囲に巻付けられ、第2の端部204bが
第2の版万力212によって把持される(従来技術
1)。
【0004】上記の印刷機200においては、版204
の両端部204a,204bの曲げ加工に手間がかかる
ばかりか専用の曲げ加工機が必要となり、印刷コストが
高くなるという問題がある。そこで、例えば特開平6−
134972号公報には、第2の端部204bを曲げ加
工しなくてもすむ版把持装置が開示されている(従来技
術2)。
【0005】この版把持装置における第2の版万力21
2は、図12に示すように取付溝208内の把持位置と
緊張位置との間を移動可能である。把持位置は、緩んだ
状態の版204の第2の端部204bを把持するため
に、版万力212が取付溝208の壁面208bに当接
する位置である。緊張位置は、図12に実線で示すよう
に、把持した版204を緊張させるために版万力212
が壁面208bから離間する位置である。
【0006】前記二位置間での移動のために、版万力2
12はコイルばね225により常に緊張位置側へ付勢さ
れている。また、両版万力211,212間の駆動シャ
フト226は版胴203の側板215に回動可能に支持
されている。駆動シャフト226外周のピニオン228
と版万力212のラック229とは相互に噛み合ってい
る。
【0007】図13,14に示すように、駆動シャフト
226と一体回動する支軸227の外周には歯231が
形成されている。側板215には、歯233を有し、か
つ版胴203の軸線Lと平行な軸234を中心として回
動するレバー232が取付けられている。歯231,2
33は相互に噛み合っている。
【0008】側板215の近傍には、レバー232を回
動させるためのレバー駆動機構235が設けられてい
る。この駆動機構235は、版胴203の半径方向へ前
進あるいは後退してレバー232に接触あるいは離間す
る駆動アーム236と、圧縮空気によりピストンロッド
237をシリンダ238から出没させるエアシリンダ2
39と、駆動アーム236及びエアシリンダ239間に
介在され、同ピストンロッド237の動きを駆動アーム
236に伝達する中間部品(レバー、シャフト等)24
1とから構成されている。
【0009】第2の端部204bの把持の際には、レバ
ー232と駆動アーム236とが対向する位置まで版胴
203が回転される。ピストンロッド237がシリンダ
238から突出されて、駆動アーム236が図14に二
点鎖線で示す位置まで前進する。この前進によりレバー
232が押圧され、軸234を中心として回動するとと
もに、支軸227が反対方向へ回動する。支軸227と
同軸上の駆動シャフト226が同一方向へ回動し、その
回動がピニオン228及びラック229を介して版万力
212に伝達され、同版万力212がコイルばね225
の付勢力に抗して移動する。そして、ピストンロッド2
37がシリンダ238から突出する途中で、すなわち、
ストロークエンド(ピストンロッド237がシリンダ2
38から最も大きく突出する位置)に達するよりも前の
タイミングで、版万力212が取付溝208の壁面20
8bに当接し、把持位置に保持される。
【0010】版204の緊張の際には、ピストンロッド
237がシリンダ238へ没入されて、駆動アーム23
6が図14に実線で示す位置まで後退する。すると、駆
動アーム236がレバー232から離間し、同レバー2
32を押圧する力がなくなり、版万力212を把持位置
に保持するための力がなくなる。このため、コイルばね
225の付勢力により、版万力212が把持位置から緊
張位置へ自動的に戻される。これにともない駆動シャフ
ト226が回動し、レバー232が図14に実線で示す
位置へ戻される。
【0011】このように従来技術2では、第2の端部2
04bの把持に際し版万力212を一旦把持位置まで移
動させ、緩んだ状態の版204を把持する。その把持後
に版万力212を緊張位置へ移動させて版204を緊張
させるようにしている。従って、版204の装着のため
に第2の端部204bを曲げ加工しなくてもすむ。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来技
術2では、版万力212の把持位置への移動に際し、エ
アシリンダ239のピストンロッド237がストローク
エンドに達するよりも前のタイミングで、版万力212
が壁面208bに当接する。この際、ピストンロッド2
37にはシリンダ238から突出しようとする力が残っ
ている。この力は、上述した中間部品(レバー、シャフ
ト等)241、駆動アーム236、レバー232、支軸
227、駆動シャフト226、ピニオン228、ラック
229等、力の伝達経路を構成する各種部品に、余分な
負荷として加わる。この不具合を解消するには、版万力
212が壁面208bから若干離れた位置を把持位置と
し、ピストンロッド237がストロークエンドまで突出
したときに、版万力212がこの把持位置に至るように
することが望ましい。
【0013】しかし、このようにすると、ピストンロッ
ド237のシリンダ238からの突出量は常に一定にな
る。このため、第2の端部204bの把持に際し、版胴
203が予め定められた所定の回転位相(レバー232
と駆動アーム236とが対向する回転位相)で正確に停
止されなかった場合、その停止位置に応じてレバー23
2の駆動アーム236との当接位置が異なってくる。こ
れにともないレバー232、支軸227、駆動シャフト
226等の各回動角度が異なり、版万力212が前記把
持位置からずれた位置へ移動されてしまう。その結果、
版万力212によって把持される第2の端部204bの
量が変わり、版204が版胴203に適正に装着され
ず、印刷品質の低下を招くおそれがある。
【0014】本発明は前述した事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、第2の端部を曲げ加工すること
なく版を版胴に装着できるとともに、第2の版万力を把
持位置へ移動させるための力の伝達経路を構成する各種
部品に余分な負荷が加わるのを抑制し、さらに第2の端
部の把持のために版胴が所定の回転位相で正確に停止さ
れなかった場合でも、レバーの回動角度を常に一定に
し、第2の版万力を所定の把持位置へ移動させることの
できる印刷機における版把持装置を提供することにあ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載の第1の発明は、軸線を中心として回
転し、かつ外周の一部に取付溝を有する版胴と、前記取
付溝内に設けられ、版の第1の端部を把持するための第
1の把持機構と、前記第1の端部が第1の把持機構にて
把持され、かつ版胴の外周に巻付けられた状態の版の第
2の端部を取付溝内で把持するための機構であって、前
記第1の把持機構と対向する取付溝の壁面近傍に設けら
れ、緩んだ状態の版の第2の端部を把持すべく壁面に近
接した把持位置と、把持した版を緊張させるべく壁面か
ら離間した緊張位置との間を移動し得るように設けられ
た第2の把持機構と、前記第2の把持機構を緊張位置側
へ付勢する付勢手段と、前記版胴の軸線と平行な軸を中
心として回動するレバー、及び前記第2の把持機構を緊
張位置へ移動させるときにはレバーから離間するととも
に、同把持機構を把持位置へ移動させるときには所定位
置まで移動した後に停止することによりレバーを押圧し
て回動させるレバー駆動機構を有し、前記第2の端部の
把持時にはレバー駆動機構によるレバーの回動を第2の
把持機構に伝達し、付勢手段による付勢力に抗して第2
の把持機構を把持位置へ移動させる移動手段とを備えた
印刷機における版把持装置であって、前記レバー駆動機
構によりレバーが回動されたとき、同レバーにおけるレ
バー駆動機構との当接面が、版胴の軸線を中心とする円
の一部を構成するように、同当接面を円弧状に形成して
いる。
【0016】請求項2に記載の第2の発明は、第1の発
明の構成に加え、前記レバー駆動機構は版胴の近傍に設
けられ、第2の把持機構を把持位置へ移動させるときに
は前記版胴の軸線へ向けて突出してレバーを押圧するロ
ッドを備えている。
【0017】
【作用】第1の発明における版の版胴への装着に際して
は、その版の第1の端部が、取付溝内の第1の把持機構
によって把持される。版が版胴の外周に巻付けられ、そ
の版の第2の端部が取付溝内の第2の把持機構によって
把持される。この把持の際には、第2の把持機構が把持
位置と緊張位置との間で移動する。把持位置は、緩んだ
状態の版の第2の端部を把持すべく壁面に近接した位置
であり、緊張位置は、把持した版を緊張させるべく壁面
から離間した位置である。この二位置間での移動のため
に移動手段は次のように作動する。
【0018】第2の把持機構を把持位置へ移動させると
き、移動手段のレバー駆動機構は所定位置まで移動した
後に停止する。この移動によりレバーが押圧されて回動
する。前記回動は第2の把持機構に伝達され、付勢手段
による付勢力に抗して第2の把持機構が把持位置へ移動
する。この際、レバー駆動機構は所定位置で停止し、第
2の把持機構は取付溝の壁面から若干離れて停止してい
る。レバー駆動機構からレバーへは、これをさらに押圧
して回動させようとする力が作用しない。このため、同
把持機構を把持位置へ移動させるための力の伝達経路を
構成する各種部品には、レバー駆動機構から余分な負荷
が加わりにくい。
【0019】一方、第2の把持機構を緊張位置へ移動さ
せるとき、レバー駆動機構はレバーから離間する。レバ
ーには駆動機構により押圧力が作用せず、第2の把持機
構には、これを把持位置側へ移動させようとする力が伝
達されない。このため、第2の把持機構は付勢手段の付
勢力により緊張位置に移動される。
【0020】このように版の版胴への装着に際しては、
版が緩められた状態で第2の端部が把持位置の第2の把
持機構によって把持される。把持後、第2の把持機構が
緊張位置へ移動されて版が緊張される。従って、第2の
端部を曲げ加工しなくても版を版胴に装着することが可
能である。
【0021】ところで、第2の把持機構の把持位置は、
レバー駆動機構によるレバーの回動角度に応じて異な
る。すなわち、第2の把持機構は、レバーが所定角度だ
け回動されたときにのみ予め定められた把持位置へ移動
され、所定角度とは異なる角度だけ回動されると把持位
置からずれた位置へ移動される。
【0022】ここで、仮に、レバーの回動角度が常に所
定量となるようにレバーの形状が工夫されておらず、レ
バー駆動機構によるレバーの押圧位置が常に一定である
とする。すると、版胴が所定の回転位相で正確に停止さ
れず、レバーにおけるレバー駆動機構との当接面がその
版胴の停止位置毎に異なると、それに応じてレバーの回
動角度が異なってくる。その結果、第2の把持機構が予
め定められた把持位置からずれた位置へ移動されてしま
う。
【0023】これに対し第1の発明では、レバー駆動機
構によりレバーが回動されたとき、レバーにおけるレバ
ー駆動機構との当接面が、版胴の軸線を中心とする円の
一部を構成するように、同当接面が円弧状に形成されて
いる。このため、前記のように版胴が所定の回転位相で
正確に停止されず、レバーにおけるレバー駆動機構との
当接面がその版胴の停止位置毎に異なったとしても、レ
バーの回動角度は一定である。従って、第2の把持機構
は常に一定の把持位置へ移動されることになる。
【0024】第2の発明においては、第2の把持機構を
把持位置へ移動させるときには、レバー駆動機構のロッ
ドが版胴の軸線へ向けて突出される。突出したロッドが
レバーに当接すると、同レバーが押圧されて回動され
る。この際、ロッドからレバーへは軸線方向へのみ力が
加わり、それ以外の方向、例えばレバーの接線方向(版
胴の軸線を中心とする円の接線方向)へは力が加わらな
い。このため、ロッドからレバーに対し最も効率よく力
が伝達される。
【0025】
【実施例】以下、第1,2の発明を、3色刷りのオフセ
ット印刷機における版把持装置に具体化した一実施例を
図1〜9に従って説明する。
【0026】図2に示すように、オフセット印刷機(以
下、単に印刷機という)1は、第1の印刷ユニット2、
第2の印刷ユニット3及び第3の印刷ユニット4を備え
ている。印刷機1の給紙側(図2の左側)には第1の印
刷ユニット2に近接してフィーダ5が配置され、排紙側
(図2の右側)には第3の印刷ユニット4に近接してデ
リバリ装置6が配置されている。
【0027】各印刷ユニット2〜4内には、略円筒状の
版胴7が矢印A方向への回転可能に設けられている。版
胴7の外周には、アルミニウム合金よりなる薄板状の版
(図3参照)8が取り外し可能に装着される。各版胴7
には、インキローラ群9を介してインキが送られ、水ロ
ーラ群11を介して水が送られる。これらのインキ及び
水は、各版胴7外周の版8上で混練される。各版8上に
印刷模様として残ったインキは、ブラン胴12上に保持
されたブランケット(図示しない)に転写される。
【0028】そして、印刷用紙Paがフィーダ5から移
送胴13を経て第1の印刷ユニット2へ搬送される。印
刷用紙Paは、圧胴14の外周面に保持されてブラン胴
12上のブランケットと接触する。この際、ブランケッ
ト上のインキにより印刷用紙Paに第1色の印刷が行わ
れる。圧胴14の回転にともないブラン胴12も回転
し、印刷用紙Pa全体に印刷が施される。印刷用紙Pa
は移送胴15を経て第2の印刷ユニット3の圧胴14に
送られる。
【0029】第2の印刷ユニット3においては第1の印
刷ユニット2と同様に、印刷用紙Paが圧胴14の外周
面に保持されてブラン胴12上のブランケットと接触
し、この際、印刷用紙Paに第2色の印刷が行われる。
さらに、印刷用紙Paは第3の印刷ユニット4に送ら
れ、第3色の印刷が施される。以上のように印刷された
印刷紙Pbはデリバリ装置6へ移送され印刷が終了す
る。
【0030】次に、各印刷ユニット2〜4において、版
8を版胴7に装着するために用いられる版把持装置につ
いて説明する。なお、各版把持装置は印刷ユニット2〜
4毎に互いに同一構成であるので、ここでは第1の印刷
ユニット2の版把持装置についてのみ説明する。
【0031】図3,7に示すように、版胴7の外周には
取付溝16が設けられている。取付溝16は、版胴7の
軸線Lに沿って延びる一対の壁面16a,16bを備え
ている。取付溝16内の壁面16aの近傍には、版8の
第1の端部8aを把持するために、第1の把持機構とし
ての第1の版万力17が配置されている。この版万力1
7は、取付溝16の底面16cに対し、ボルト33によ
り矢印E方向への回動可能に取付けられている。
【0032】同じく、取付溝16内の壁面16bの近傍
には、第2の把持機構としての第2の版万力18が設け
られている。版万力18は、第1の端部8aが第1の版
万力17によって把持され、かつ版胴7の周囲に巻付け
られた状態の版8の第2の端部8bを取付溝16内で把
持するための機構である。版万力18は、緩んだ状態の
版8の第2の端部8bを把持すべく壁面16bに近接し
た把持位置(図9参照)と、把持した版8を緊張させる
べく壁面16bから離間した緊張位置(図7参照)との
間を移動可能である。また、版万力18は軸線Lに沿う
方向へも移動可能である。
【0033】第2の版万力18は、把持ブロック21
と、その把持ブロック21上に開閉可能に取付けられた
可動把持板22とを備えている。可動把持板22には断
面弓形状の座金23が係合されている。ボルト24は、
これらの座金23及び可動把持板22を貫通して把持ブ
ロック21に螺合されている。
【0034】把持ブロック21と可動把持板22との間
には、前記軸線Lに沿って延びるカムシャフト25が回
動可能に介在されている。カムシャフト25の外周には
平面状のカム面25aが形成されている。図5に示すよ
うに、カムシャフト25を挟んでボルト24の反対側に
は引張りコイルばね26が配置されており、その一端が
可動把持板22に係止され、他端が把持ブロック21に
係止されている。この引張りコイルばね26により、可
動把持板22の基端部が常に把持ブロック21側へ引っ
張られている。
【0035】そして、カムシャフト25のカム面25a
以外の個所が可動把持板22に当接すると、引張りコイ
ルばね26の引張り力に抗して可動把持板22の先端が
把持ブロック21に近づけられ、両者間で第2の端部8
bを把持することが可能となる。また、カム面25aが
可動把持板22に当接する(図8参照)と、その先端が
把持ブロック21から離間するようになっている。
【0036】図7に示すように第1の版万力17は、第
2の版万力18と同様に、把持ブロック27、可動把持
板28、座金29、ボルト31、カム面32aを有する
カムシャフト32、引張りコイルばね(図示しない)等
により構成されている。この版万力17では、カムシャ
フト32のカム面32a以外の個所が可動把持板28に
当接したとき、その先端と把持ブロック27との間で版
8の第1の端部8aが把持される。また、カム面32a
が可動把持板28に当接したとき、その先端と把持ブロ
ック27とにより把持されていた第1の端部8aが開放
されるようになっている。
【0037】図4,8に示すように、第2の版万力18
の把持ブロック21には取付溝16の底面16cと平行
にばね収容穴45が設けられており、ここに挿入された
シャフト46が把持ブロック21を貫通している。シャ
フト46の頭部46aとばね収容穴45の底部との間に
は、付勢手段としてのコイルばね47が圧縮状態で介装
されている。コイルばね47により頭部46aが壁面1
6bに押圧され、把持ブロック21が緊張位置側へ常に
付勢されている。
【0038】第1の印刷ユニット2は、コイルばね47
の付勢力に抗して第2の版万力18を把持位置へ移動さ
せるか、あるいは同付勢力を利用して版万力18を緊張
位置へ移動させるための移動手段を備えている。この移
動手段について説明すると、図3,4に示すように、取
付溝16内の両版万力17,18間には、軸線Lに沿っ
て延びる駆動シャフト36が配置されている。版胴7の
左右両端の側板37,38にはそれぞれすべり軸受3
9,41が取付けられている。駆動シャフト36の左端
には支軸42が固定されている。そして、この支軸42
と駆動シャフト36の右端とが前記すべり軸受39,4
1にそれぞれ回動可能に挿通されている。
【0039】図3,7に示すように、駆動シャフト36
の互いに離間した複数個所には脚片43が挿通され、同
脚片43はナット40によって締付固定されている。各
脚片43は、駆動シャフト36を中心として半径方向外
方へ延びており、その先端にローラ44が支持されてい
る。これらのローラ44は、駆動シャフト36が矢印B
方向へ回動されたとき、前記コイルばね47の付勢力に
抗して、版万力18の把持ブロック21を壁面16bに
接近する方向へ押圧する。
【0040】図1,4に示すように、左側の側板37か
ら突出する支軸42の端部外周には多数の歯48が形成
されている。側板37において支軸42の近傍には、版
胴7の軸線Lと平行して延びる軸49がボルト51によ
って固定され、その軸49上にレバー52が回動可能に
支持されている。レバー52には、前記歯48に噛み合
う複数の歯53と、軸49を中心としての略半径方向外
方へ延びる叩打部54とが形成されている。
【0041】第1の印刷ユニット2内であって、側板3
7近傍にはレバー駆動機構としてのエアシリンダ55が
配設されている。エアシリンダ55は、シリンダ本体5
5aと、圧縮空気によりシリンダ本体55aから出没す
るピストンロッド56とを備えている。ピストンロッド
56は、版万力18を緊張位置へ移動させるとき、図1
の実線で示すようにシリンダ本体55a内に没入し、叩
打部54から離間する。
【0042】また、ピストンロッド56は版万力18を
把持位置へ移動させるとき、シリンダ本体55aから突
出する。この突出は、ピストンロッド56がそのストロ
ークエンド(シリンダ本体55aから最も大きく突出す
る点)に達したところで停止する。ピストンロッド56
は叩打部54を押圧し、レバー52を二点鎖線で示す位
置まで回動させる。この回動にともない支軸42が矢印
B方向へ回動し、破線で示す脚片43が二点鎖線で示す
位置まで傾動する。その結果、同脚片43上のローラ4
4によって版万力18が壁面16b側へ押され、コイル
ばね47の付勢力に抗して把持位置へ移動される。
【0043】なお、図3において版胴7の右側部及びそ
の近傍には、版万力17,18による版8の把持・開放
のために、カムシャフト32,25をそれぞれ回動させ
るクランプ機構57が設けられている。また、第1の印
刷ユニット2は、版胴7に巻付けられ、かつ端部8a,
8bが版万力17,18により把持された版8が予め定
められた所定位置からずれているとき、版万力18を軸
線Lに沿って微動させて、版8を所定位置まで移動させ
るための調整装置60を備えている。
【0044】前記構成に加え、本実施例では図1に示す
ように、シリンダ本体55aからピストンロッド56が
ストロークエンドまで突出してレバー52が回動された
とき、そのピストンロッド56に当接する叩打部54の
当接面54aが、版胴7の軸線Lを中心とする円58の
一部を構成するように円弧状に形成されている。また、
ピストンロッド56が軸線Lへ向けて出没するようにエ
アシリンダ55が配置されている。
【0045】次に、前記のように構成された本実施例の
作用及び効果について説明する。図7は、版胴7に版8
が装着されるときの状態を示している。第1の版万力1
7においては、カムシャフト32のカム面32aが可動
把持板28に当接され、同把持板28の先端と把持ブロ
ック27との間が開放されている。そして、版8の第1
の端部8aが把持ブロック27と可動把持板28との間
に差し込まれている。
【0046】一方、第2の版万力18においては、カム
シャフト25のカム面25aが可動把持板22に当接さ
れ、同把持板22の先端と把持ブロック21との間が開
放されている。また、図1に実線で示すように、ピスト
ンロッド56がシリンダ本体55aに没入し、レバー5
2の叩打部54から離間している。叩打部54にはピス
トンロッド56による押圧力が作用していない。従っ
て、この押圧力は、レバー52、支軸42、駆動シャフ
ト36、脚片43及びローラ44を介して第2の版万力
18に伝達されない。すなわち、版万力18を取付溝1
6の壁面16b側へ押そうとする力が作用しない。この
ため、版万力18はコイルばね47の付勢力によって壁
面16bから離間する方向へ押し出され、緊張位置に保
持されている。
【0047】次に、図8に示すように、図3のクランプ
機構57の作動により、第1の版万力17のカムシャフ
ト32が回動され、そのカム面32aとは異なる個所が
可動把持板28に当接される。この当接により可動把持
板28がボルト31を支点として揺動し、同把持板28
の先端と把持ブロック27との間で版8の第1の端部8
aが把持される。第2の版万力18の状態は、前述した
図7の状態と同じである。
【0048】前記のように第1の端部8aが第1の版万
力17によって把持された状態で、版胴7が矢印A方向
へ回転され、その回転にともない版8が版胴7の周囲に
巻付けられる。
【0049】その後、図1に二点鎖線で示すようにピス
トンロッド56がシリンダ本体55aからストロークエ
ンドまで突出され、レバー52の叩打部54が同ピスト
ンロッド56によって押圧される。この押圧により、レ
バー52が軸49を中心に矢印D方向へ回動し、同レバ
ー52に噛み合った支軸42が反対方向(矢印B方向)
へ回動される。駆動シャフト36が支軸42と一体で回
動し、脚片43及びローラ44が図9において二点鎖線
で示す位置から実線で示す位置へ傾動する。この傾動に
より、第2の版万力18がコイルばね47の付勢力に抗
して押圧され、取付溝16の壁面16bに接近される。
【0050】版胴7に巻付けられた版8の第2の端部8
bが、把持ブロック21と可動把持板22との間に差し
込まれる。図3のクランプ機構57の作動により、第2
の版万力18のカムシャフト25が回動され、そのカム
面25aとは異なる個所が可動把持板22に当接され
る。この当接により可動把持板22が揺動し、同把持板
22の先端と把持ブロック21との間で版8の第2の端
部8bが把持される。
【0051】続いて、図1に実線で示すように、ピスト
ンロッド56がシリンダ本体55aに没入し、レバー5
2の叩打部54から離間する。叩打部54にはピストン
ロッド56による押圧力が作用しなくなり、版万力18
を取付溝16の壁面16b側へ押そうとする力が作用し
なくなる。このため、版万力18はコイルばね47の付
勢力によって壁面16bから離間する方向へ押し出され
る。この版万力18の移動により、版胴7の外周に巻付
けられた版8が緊張される(緩みのない状態で張られ
る)。
【0052】このように版8の版胴7への装着に際して
は、版8が緩められた状態で第2の端部8bが把持位置
の版万力18によって把持される。把持後、版万力18
が緊張位置へ移動されて版8が緊張される。従って、従
来技術1とは異なり、第2の端部8bを曲げ加工しなく
ても版8を版胴7に装着することができる。これにとも
ない専用の曲げ加工機が不要となり、印刷コストの上昇
を抑えることができる。
【0053】また、従来技術2では、第2の版万力21
2の把持位置への移動に際し、ピストンロッド237が
ストロークエンドに達するよりも前のタイミングで、版
万力212が壁面208bに当接する。この際、ピスト
ンロッド237にはシリンダ238から突出しようとす
る力が残っている。この力は、版万力212を把持位置
へ移動させるための力の伝達経路を構成する各種部品、
例えば中間部品(レバー、シャフト等)241等、に余
分な負荷として加わる。
【0054】これに対し、本実施例では、版万力18が
壁面16bから若干離れた位置を把持位置とし、ピスト
ンロッド56がストロークエンドまで突出したときに、
版万力18がこの把持位置に至る。ピストンロッド56
はそれ以上突出しないので、同ピストンロッド56から
版万力18までの力の伝達経路を構成する各種部品に余
分な負荷が加わることがない。
【0055】ところで、版万力18の把持位置は、ピス
トンロッド56によるレバー52の回動角度に応じて異
なる。すなわち、版万力18は、レバー52が所定角度
だけ回動されたときのみ予め定められた把持位置へ移動
され、所定角度とは異なる角度だけ回動されると把持位
置からずれた位置へ移動される。
【0056】ここで、仮に、レバー52の回動角度が常
に所定量となるように同レバー52の形状が工夫されて
いないとする(従来技術2に相当)。このとき、ピスト
ンロッド56はストロークエンドまで突出しているの
で、その先端の位置は常に一定である。すると、版胴7
が所定の回転位相で正確に停止されず、レバー52にお
けるピストンロッド56との当接面54aがその版胴7
の停止位置毎に異なると、それに応じてレバー52の回
動角度が異なってくる。その結果、版万力18が予め定
められた把持位置からずれた位置へ移動されてしまう。
【0057】これに対し本実施例では、エアシリンダ5
5によりレバー52が回動されたとき、同レバー52に
おけるピストンロッド56との当接面54aが、版胴7
の軸線Lを中心とする円58の一部を構成するように円
弧状に形成されている。このため、前記のように版胴7
が所定の回転位相で正確に停止されず、図6に二点鎖線
で示すように、レバー52におけるピストンロッド56
との当接面54aがその版胴7の停止位置毎に異なった
としても、レバー52の回動角度は一定である。従っ
て、版万力18を常に一定の把持位置へ移動させること
ができる。
【0058】また、本実施例では、版万力18を把持位
置へ移動させるときには、ピストンロッド56が版胴7
の軸線Lへ向けて突出される。突出したピストンロッド
56がレバー52に当接すると、同レバー52が押圧さ
れて回動される。この際、ピストンロッド56からレバ
ー52へは軸線L方向へのみ力が加わり、それ以外の方
向、例えばレバー52の接線方向(軸線Lを中心とする
円58の接線方向)へは力が加わらない。このため、ピ
ストンロッド56からレバー52に対し最も効率よく力
を伝達できる。
【0059】さらに本実施例では、シリンダ本体55a
と、圧縮空気により同シリンダ本体55aから出没する
ピストンロッド56とを備えたエアシリンダ55を用い
ている。そして、版万力18を把持位置へ移動させると
きには、ピストンロッド56をストロークエンドまで突
出させて停止させるようにしている。このため、少ない
部品点数で、かつ簡単な機構でレバー駆動機構を構成
し、しかもピストンロッド56を常に一定の位置に確実
に停止させることができる。
【0060】なお、本発明は次に示す別の実施例に具体
化することができる。 (1)前記実施例ではエアシリンダ55のピストンロッ
ド56によって直接レバー52を回動させたが、同レバ
ー52とエアシリンダ55との間に、従来技術で用いた
ような中間部品(レバー、シャフト等)を介在させても
よい。
【0061】(2)前記実施例におけるエアシリンダ5
5のピストンロッド56を軸線Lとは異なる個所へ向け
て出没させるようにしてもよい。 (3)エアシリンダ55にかえて油圧シリンダを用いて
もよい。
【0062】(4)前記実施例におけるローラ44を省
略して脚片43によって直接版万力18を移動させるよ
うにしてもよい。また、前記実施例の脚片43、ローラ
44等にかえて、従来技術2で示したようなラック及び
ピニオンを用いてもよい。すなわち、駆動シャフト36
の外周にピニオンを形成するとともに版万力18にラッ
クを固定し、これらのピニオン及びラックを相互に噛み
合わせる。そして、駆動シャフト36の回動をピニオン
及びラックを介して版万力18に伝達して把持位置へ移
動させる。
【0063】(5)付勢手段としては、コイルばね47
以外にも、板ばね、つるまきばね、棒ばね、竹の子ばね
等の各種ばねを用いることができる。また、合成ゴム、
天然ゴム、弾性プラスチック等の高分子弾性体や、エア
クッション、油圧クッション等の流体利用弾性体を用い
ることもできる。
【0064】以上、本発明の各実施例について説明した
が、各実施例から把握できる請求項以外の技術的思想に
ついて、以下にそれらの効果とともに記載する。 (イ)請求項1に記載の版把持装置において、前記レバ
ー駆動機構は、シリンダ本体と、流体の圧力により同シ
リンダ本体から出没するピストンロッドとを備え、前記
第2の把持機構を把持位置へ移動させるときには、ピス
トンロッドがストロークエンドに達して停止するもので
ある印刷機における版把持装置。
【0065】このようにすることにより、少ない部品点
数で、かつ簡単な機構でレバー駆動機構を構成し、しか
もピストンロッドを常に一定の位置に確実に停止させる
ことができる。
【0066】
【発明の効果】以上詳述したように第1の発明によれ
ば、第2の端部を曲げ加工することなく版を版胴に装着
できる。また、第2の把持機構を把持位置へ移動させる
ための力の伝達経路を構成する各種部品に余分な負荷が
加わるのを抑制できる。さらには、第2の端部の把持の
ために版胴が所定の回転位相で正確に停止されなかった
場合でも、レバーの回動角度を常に一定にし、第2の把
持機構を所定の把持位置へ移動させることができる。
【0067】第2の発明によれば第1の発明の効果に加
え、レバー駆動機構のロッドが突出したとき、同ロッド
の押圧力をレバーに最も効率よく伝達することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1,2の発明を具体化した一実施例の版把持
装置において、版胴の側板に取付けられた支軸及びレバ
ーと、その版胴近傍に配置されたエアシリンダとを示す
部分拡大側面図である。
【図2】オフセット印刷機の概略構成図である。
【図3】版把持装置の正面図である。
【図4】図3における版把持装置の一部を破断して示す
拡大正面図である。
【図5】図3のY−Y線拡大断面図である。
【図6】図1のエアシリンダのピストンロッドがストロ
ークエンドまで突出してレバーを回動させる際の状態を
示す部分拡大側面図である。
【図7】版の第1の端部が第1の版万力に把持される前
の状態を示す部分拡大側面図である。
【図8】図7における第1の端部が第1の版万力によっ
て把持された状態を示す部分拡大側面図である。
【図9】図8における版の第2の端部が第2の版万力に
よって把持された状態を示す部分拡大側面図である。
【図10】従来技術1のオフセット印刷機において、版
胴の周辺を示す概略構成図である。
【図11】従来技術1において、両端を曲げ加工した版
を版胴に装着した状態を示す断面図である。
【図12】従来技術2において、版の緊張のために第2
の版万力を緊張位置へ移動させた状態を示す部分正面図
である。
【図13】従来技術2において、版の把持のために第2
の版万力を把持位置へ移動させた状態を示す部分側面図
である。
【図14】従来技術2において、版胴の側板に取付けら
れた支軸及びレバーと、その版胴近傍に配置されたレバ
ー駆動機構とを示す部分側面図である。
【符号の説明】
1…印刷機、7…版胴、8…版、8a…第1の端部、8
b…第2の端部、16…取付溝、16b…壁面、17…
第1の把持機構としての第1の版万力、18…第2の把
持機構としての第2の版万力、47…付勢手段としての
コイルばね、49…軸、52…レバー、54a…当接
面、55…レバー駆動機構としてのエアシリンダ、56
…ピストンロッド、58…円、L…版胴の軸線。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸線を中心として回転し、かつ外周の一
    部に取付溝を有する版胴と、 前記取付溝内に設けられ、版の第1の端部を把持するた
    めの第1の把持機構と、 前記第1の端部が第1の把持機構にて把持され、かつ版
    胴の外周に巻付けられた状態の版の第2の端部を取付溝
    内で把持するための機構であって、前記第1の把持機構
    と対向する取付溝の壁面近傍に設けられ、緩んだ状態の
    版の第2の端部を把持すべく壁面に近接した把持位置
    と、把持した版を緊張させるべく壁面から離間した緊張
    位置との間を移動し得るように設けられた第2の把持機
    構と、 前記第2の把持機構を緊張位置側へ付勢する付勢手段
    と、 前記版胴の軸線と平行な軸を中心として回動するレバ
    ー、及び前記第2の把持機構を緊張位置へ移動させると
    きにはレバーから離間するとともに、同把持機構を把持
    位置へ移動させるときには所定位置まで移動した後に停
    止することによりレバーを押圧して回動させるレバー駆
    動機構を有し、前記第2の端部の把持時にはレバー駆動
    機構によるレバーの回動を第2の把持機構に伝達し、付
    勢手段による付勢力に抗して第2の把持機構を把持位置
    へ移動させる移動手段とを備えた印刷機における版把持
    装置であって、 前記レバー駆動機構によりレバーが回動されたとき、同
    レバーにおけるレバー駆動機構との当接面が、版胴の軸
    線を中心とする円の一部を構成するように、同当接面を
    円弧状に形成した印刷機における版把持装置。
  2. 【請求項2】 前記レバー駆動機構は版胴の近傍に設け
    られ、第2の把持機構を把持位置へ移動させるときには
    前記版胴の軸線へ向けて突出してレバーを押圧するロッ
    ドを備えている請求項1に記載の印刷機における版把持
    装置。
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