JP3524471B2 - 両面印刷と片面印刷が切替可能な枚葉印刷機 - Google Patents

両面印刷と片面印刷が切替可能な枚葉印刷機

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JP3524471B2 JP2000142618A JP2000142618A JP3524471B2 JP 3524471 B2 JP3524471 B2 JP 3524471B2 JP 2000142618 A JP2000142618 A JP 2000142618A JP 2000142618 A JP2000142618 A JP 2000142618A JP 3524471 B2 JP3524471 B2 JP 3524471B2
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41FPRINTING MACHINES OR PRESSES
    • B41F21/00Devices for conveying sheets through printing apparatus or machines
    • B41F21/10Combinations of transfer drums and grippers
    • B41F21/106Combinations of transfer drums and grippers for reversing sheets, e.g. for perfecting machine
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41FPRINTING MACHINES OR PRESSES
    • B41F21/00Devices for conveying sheets through printing apparatus or machines
    • B41F21/10Combinations of transfer drums and grippers

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  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
  • Rotary Presses (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、両面印刷と片面印
刷が切替可能な枚葉印刷機に関するものである。 【0002】 【従来の技術】この種の枚葉印刷機は、上流側の印刷ユ
ニットと下流側の印刷ユニットとの間に、上流側の印刷
ユニットで印刷された枚葉紙を下流側の印刷ユニットに
受け渡すための紙受け渡しユニットを備える。該紙受け
渡しユニットは、上流側から順に、引き渡し胴、貯え胴
及び反転胴を備えている。 【0003】引き渡し胴は、上流側の印刷ユニットの圧
胴から枚葉紙を受け取って貯え胴に引き渡し、貯え胴
は、引き渡し胴から受け取った枚葉紙を反転胴に引き渡
し、反転胴は、貯え胴から受け取った枚葉紙を下流側の
印刷ユニットの圧胴へと引き渡す。 【0004】また、貯え胴において枚葉紙は、その前端
部がグリッパで掴まれると共に、その後端部が紙保持部
で保持され、片面印刷時には、反転胴の反転グリッパが
貯え胴のグリッパから枚葉紙の前端部を摘んで受け取
る。一方、両面印刷時には、反転グリッパは、貯え胴の
紙保持部から枚葉紙の後端部を掴んで受け取り、反転胴
の回転と共に反転グリッパが旋回して枚葉紙を表裏反転
させて、下流側の印刷ユニットの圧胴に引き渡す。 【0005】このように、片面印刷と両面印刷とでは、
反転胴の貯え胴に対する回転位相が異なるため、切替時
には、その回転位相を枚葉紙の紙送り方向の長さに相当
する角度だけ変更する必要がある。 【0006】また、貯え胴における紙保持部は、紙サイ
ズに関わらず常に枚葉紙の後端部を保持する必要がある
ため、紙サイズの変更の際には、グリッパと紙保持部と
の間の紙支持面の長さを変更する必要がある。 【0007】かかる変更は手動で行われてきたが、自動
化する試みもあり、例えば、特開平6−155713号
公報所載の印刷機では油圧シリンダを用いる構成が提案
されている。以下、この構成を図3を用いて概説する。 【0008】貯え胴1と反転胴2は、各々の軸部3,4
が左右一対のフレーム5に軸支されている。そして、フ
レーム5から突出した軸部3,4の部位に駆動ギヤ6,
7が同軸状に装着されており、貯え胴1の駆動ギヤ6と
反転胴2の駆動ギヤ7は、引き渡し胴の駆動ギヤ8及び
下流側の圧胴の駆動ギヤ9等と共に歯車列を構成してい
る。 【0009】また、反転胴2の駆動ギヤ7は、軸方向に
沿って並設された二つのギヤから構成される。一方の駆
動ギヤは軸部4に回転不能に固定された固定ギヤ7a
で、下流側の圧胴の駆動ギヤ9と噛合している。他方の
駆動ギヤは軸部4に回転可能に装着された可動ギヤ7b
で、印刷時には後述するクランプ機構によってクランプ
されて軸部4と一体的に回転する構成で、貯え胴1の駆
動ギヤ6と噛合している。 【0010】このように、反転胴2の駆動ギヤ7は、固
定ギヤ7aと可動ギヤ7bとから構成されている。そし
て、後述するクランプ解除機構によって可動ギヤ7bを
軸部4に対して回転可能な状態にして固定ギヤ7aに対
する位相を変更することで、反転胴2の貯え胴1に対す
る回転位相が変更される。 【0011】反転胴2におけるクランプ機構は、調節部
材としての可動ギヤ7bを、軸部4のストッパ部として
機能する固定ギヤ7aに軸方向に押圧固定する半径方向
に沿ったクランプレバー10と、該クランプレバー10
に軸方向のクランプ力を付与するための積層状の皿バネ
11とを備える。即ち、皿バネ11のバネ力によって可
動ギヤ7bを固定ギヤ7aに押圧固定させる構成となっ
ている。 【0012】また、クランプ解除機構は、皿バネ11を
そのバネ力に抗して強制的に圧縮させることによって、
クランプレバー10に付与されるクランプ力を解放して
可動ギヤ7bのクランプを解除する構成である。この皿
バネ11を圧縮させる機構として油圧シリンダ12が用
いられている。即ち、油圧シリンダ12が出状態となっ
て皿バネ11を圧縮させると、クランプが解除されて可
動ギヤ7bが回転可能な状態となる一方、油圧シリンダ
12が没状態となると、皿バネ11が元の状態まで伸長
し、再び可動ギヤ7bがクランプされて固定ギヤ7aと
一体化する。 【0013】一方、貯え胴1においても、同様の構成の
クランプ機構とクランプ解除機構とが設けられている。
貯え胴1は、前方保持体と後方保持体として、相互に櫛
歯状に噛み合う前後のセグメントを備え、前セグメント
13はグリッパを有し、後ろセグメント14は紙保持部
を有している。そして、前セグメント13は軸部3に固
定され、後ろセグメント14は軸部3に対して回転可能
に装着されている。クランプ機構は調節部材としての後
ろセグメント14を軸部3のストッパ部15に軸方向に
クランプし、クランプ解除機構はこのクランプを解除
し、これにより紙サイズに応じて紙支持面の長さを変更
できる。 【0014】詳細には、クランプ機構は、半径方向に沿
って設けられてその先端部が後ろセグメント14をスト
ッパ部15に押圧固定するクランプレバー16と、該ク
ランプレバー16の基端部を押圧棒17を介して押圧す
る皿バネ18とを備える。そして、クランプ解除機構
は、油圧シリンダ19を用いた構成で、油圧シリンダ1
9が出状態となると押圧棒17の端部のフランジ部17
aが外方に向けて押されることによって押圧棒17が外
方に移動する。この移動によって押圧棒17の中途部に
設けたフランジ部17bが皿バネ18を圧縮し、クラン
プレバー16へのクランプ力が解放される。 【0015】更に、この印刷機には、他にもクランプ機
構とクランプ解除機構とを備えている。 【0016】貯え胴1の軸部3には、少なくとも一部に
ギヤ部を有するカムプレート20が回転可能に装着され
ており、該カムプレート20の一面側には、グリッパの
爪の開閉動作を制御するために、グリッパ軸の端部に装
着されたカムローラ21が当接するカム部材22が固定
されている。そして、該カムプレート20を回転させる
ことにより、グリッパが枚葉紙を放す際の放し動作のタ
イミングを変更することができる。これは、片面印刷と
両面印刷との切替時に変更される。 【0017】かかるカムプレート20を印刷機の固定部
であるフレーム5に圧着固定するために、クランプ機構
が採用されている。 【0018】該クランプ機構においても油圧シリンダ2
3が採用され、クランプ機構の皿バネ24を圧縮させな
がら押圧棒25を内方に押し、押圧棒25の先端部に設
けられたクランプ爪部26によるカムプレート20のク
ランプを解除する。 【0019】また、カムプレート20のギヤ部にはピニ
オン27が噛合しており、このピニオン27によってカ
ムプレート20を回転させる構成である。 【0020】該ピニオン27は、フレーム5を貫通する
支軸28の内側端部に固定され、支軸28の外側端部に
は、フレーム5に取り付けられた油圧シリンダ29によ
って出退されるカップリングフランジ30が設けられて
いる。また、該支軸28と同軸状に配設された他方の支
軸31にもカップリングフランジ32が設けられてい
る。該他方の支軸31には、貯え胴1の駆動ギヤ6に噛
合する調節ギヤ33が固定されている。そして、油圧シ
リンダ29が出状態となることで両カップリングフラン
ジ30,32が相互に圧着し、駆動ギヤ6の回転が、調
節ギヤ33、両カップリングフランジ30,32、ピニ
オン27を介してカムプレート20のギヤ部に伝達され
る。これによって、駆動ギヤ6を用いてカムプレート2
0を所定角度回転させることができてグリッパの放し動
作の調節を行うことができる。 【0021】以上合計四つの油圧シリンダ12,19,
23,29は油圧供給装置34に連通している。従っ
て、全てのクランプ解除機構における油圧シリンダ1
2,19,23,29は該油圧供給装置34によって一
括管理され、複数箇所のクランプの解除を同時に行うこ
とが可能となっている。 【0022】 【発明が解決しようとする課題】このように、上記従来
の構成では、両面印刷と片面印刷との切替時に、貯え胴
1における後ろセグメント14のクランプと、反転胴2
における可動ギヤ7bのクランプとを同時に解除するこ
とができる。 【0023】ところが、貯え胴1の紙支持面の長さ変更
時のように、反転胴2における可動ギヤ7bのクランプ
は解除せずに貯え胴1における後ろセグメント14のク
ランプのみを解除したい場合がある。 【0024】しかしながら、油圧供給装置34で全ての
油圧シリンダ12,19,23,29の油圧を一度に増
減させる構成では、ある箇所の油圧のみを増加させて他
は増加させないというような調節が困難であった。 【0025】それゆえに本発明は上記従来の問題点に鑑
みてなされ、反転胴における駆動ギヤのクランプと貯え
胴における保持体のクランプとを一度に解除でき、且
つ、貯え胴における保持体のクランプのみを解除するこ
とも容易に行うことができるようにすることを課題とす
る。 【0026】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決すべくなされたものであり、本発明に係る両面印刷と
片面印刷が切替可能な枚葉印刷機は、両面印刷時に枚葉
紙を表裏反転させる反転胴と、該反転胴に枚葉紙を渡す
貯え胴とを備え、反転胴と貯え胴は、各々の軸部が印刷
機の固定部に軸支されており、貯え胴の紙支持面の長さ
を紙サイズの変更に合わせて調節可能とすべく、紙支持
面の前端部において枚葉紙の前端部を掴むグリッパを備
えた前方保持体と、紙支持面の後端部において枚葉紙の
後端部を保持する紙保持部を備えた後方保持体とのう
ち、少なくとも一方が、調節部材として、貯え胴の軸部
に対して相対回転可能に構成されており、両面印刷と片
面印刷の切替時に貯え胴に対する反転胴の回転位相を調
節可能とすべく、貯え胴の駆動ギヤに噛合する反転胴の
駆動ギヤが、調節部材として、反転胴の軸部に対して相
対回転可能に構成されており、貯え胴と反転胴にはそれ
ぞれ、軸部の軸方向に沿って弾性変形する弾性部材の弾
性力によって調節部材を軸部のストッパ部に軸方向に押
圧固定するクランプ機構と、該クランプ機構の弾性部材
を弾性力に抗して強制的に軸方向に弾性変形させること
によって調節部材のクランプを解除するクランプ解除機
構とが設けられている両面印刷と片面印刷が切替可能な
枚葉印刷機において、クランプ解除機構は、印刷時に軸
部を軸支し且つ、軸部と同軸状の雄ネジ部を有する第一
のネジ部材と、該雄ネジ部と螺合する雌ネジ部を有する
第二のネジ部材とを備え、何れか一方のネジ部材が歯車
として構成されると共に、他方のネジ部材が回転不能に
構成され、歯車として構成されたネジ部材を回転させる
ことによって軸方向に所定量移動させ、該ネジ部材の移
動によって弾性部材を強制的に弾性変形させてクランプ
を解除するよう構成されており、しかも、貯え胴におい
て歯車として構成されたネジ部材と反転胴において歯車
として構成されたネジ部材とが歯車列を構成することに
より、貯え胴のクランプ解除機構と反転胴のクランプ解
除機構とが連動して各々の調節部材のクランプを解除す
ることができる構成となっていることを特徴とする。 【0027】該印刷機では、貯え胴において歯車として
構成されたネジ部材と反転胴において歯車として構成さ
れたネジ部材とが歯車列を構成し、両クランプ解除機構
が連動して各々のクランプを解除するので、両調節部材
のクランプを一度に解除することができる。尚、歯車列
の構成としては、両歯車が直接噛み合う構成、両歯車の
間に一つあるいは複数の中間歯車を設ける構成の他、両
歯車間をタイミングベルトで連結する構成のように、歯
車列の一部にタイミングベルトを使用した構成も含まれ
る。 【0028】しかも、歯車として構成されたネジ部材の
軸方向への移動によって弾性部材を強制的に弾性変形さ
せて調節部材のクランプを解除する構成であるため、例
えば、貯え胴と反転胴との間において、両ネジ部材の歯
数やネジピッチ等を異なるものとすることにより、両ネ
ジ部材間において軸方向の移動量に差を設けることがで
きる。また、一回転あたりの移動量が一定の場合でも、
ネジ部材が弾性部材を弾性変形させ始めるまでの遊び区
間に差を設けることにより、貯え胴と反転胴との間で、
クランプが解除されるタイミングを異ならしめることが
できる。 【0029】従って、反転胴に比して貯え胴のネジ部材
の一回転あたりの移動量を大きくしたり、貯え胴のネジ
部材の遊び区間を反転胴のそれに比して小さく設定して
おく等することにより、貯え胴における保持体のクラン
プのみが解除される状態とすることができる。 【0030】尚、このように貯え胴のネジ部材が先にク
ランプを解除しても、それ以上のネジ部材の回転による
軸方向の移動によって、反転胴におけるクランプも解除
される。従って、歯車列を回転制御することで、貯え胴
のクランプのみを解除する状態と、反転胴と貯え胴共に
クランプを解除する状態とを作り出すことができる。 【0031】 【発明の実施の形態】以下、本発明の枚葉印刷機の一実
施形態について図1及び図2を参酌しつつ説明するが、
上記従来のものと同様の構成部分については同一符号を
付すと共に重複した説明を省略する。尚、図1は、歯車
列を示す概略図で、図2は展開した状態における要部断
面図である。 【0032】本実施形態において、貯え胴1と反転胴2
の各軸部3,4は、印刷機の固定部たるフレーム5に軸
受けを介して軸支されている。 【0033】貯え胴1は、三つのセグメントを有してい
る。即ち、グリッパを有する前方保持体としての前セグ
メント13と、紙保持部としての紙吸着装置を有する後
方保持体としての後ろセグメント14の他に、相互に噛
み合う前後のセグメント13,14の櫛歯同士が周方向
に離間した際に、紙支持面を補完してその周方向の連続
性を確保する櫛歯を備えた中セグメント35を備えてい
る。 【0034】そして、前セグメント13が軸部3に固定
され、後ろセグメント14と中セグメント35は、共
に、独立して軸部3に回転可能に装着されている。 【0035】一方、フレーム5の外方に露出した軸部3
の端部には、駆動ギヤ6が同軸状に固定されている。ま
た、軸部3の中心線上には、延長ロッド36が取り付け
られている。該延長ロッド36の基端部は、軸部3の端
部から所定長さ内側に奥まった内部に取り付けられ、駆
動ギヤ6を貫通すると共に、他端部側は駆動ギヤ6から
所定長さ外方に突出している。 【0036】該延長ロッド36と軸部3及び駆動ギヤ6
との間には、環状の隙間が形成されている。そして、延
長ロッド36の基端部には、フランジ部36aが設けら
れ、該フランジ部36aの外方側には、積層状の皿バネ
18(弾性部材)が延長ロッド36に嵌装されて軸方向
に沿って伸縮可能に構成されている。該皿バネ18の外
方側には、両端部にフランジ部を有する円筒状部材37
が延長ロッド36に軸方向に摺動可能に嵌装されてい
る。即ち、皿バネ18は円筒状部材37の内側の端面を
外方に向けて押圧付勢する。 【0037】該円筒状部材37の両フランジ部間には、
クランプレバー16の基端部が軸方向に隙間を有して係
合している。該クランプレバー16の先端部は、中セグ
メント35の軸受け部と後ろセグメント14の軸受け部
との軸方向の間に位置している。また、クランプレバー
16の先端部両面には、径方向に位置を僅かに変えて小
突起が軸方向に各々突設されている。そして、クランプ
レバー16の基端部が皿バネ18のバネ力を受けて外方
側に押圧付勢されると、内面側の小突起は中セグメント
35の軸受け部を軸部3の内側のストッパ部38に内側
に向けて押圧し、外面側の小突起は後ろセグメント14
の軸受け部を軸部3の外側のストッパ部15に外側に向
けて押圧して固定する。即ち、該クランプレバー16で
二つのセグメント35,14を同時にクランプする構成
となっている。このように、貯え胴1のクランプ機構
は、調節部材としてのセグメントを軸方向に押圧固定し
て軸部3と一体化するクランプ部材としての円筒状部材
37及びクランプレバー16と、該クランプ部材に軸方
向のクランプ力を付与するバネ部材としての皿バネ18
とから構成されている。 【0038】一方、円筒状部材37の外側には、円筒状
の中間スリーブ39が延長ロッド36に遊嵌されてお
り、該中間スリーブ39の外側端部は駆動ギヤ6から所
定長さ外方に突出し、中間スリーブ39の外側には、円
盤状の押圧スリーブ40が延長ロッド36に軸方向に摺
動可能に嵌装されている。 【0039】更に、貯え胴1におけるクランプ解除機構
は、印刷時に軸部3の延長ロッド36を軸支し且つ、軸
部3と同軸状の雄ネジ部を有する第一のネジ部材41
と、該雄ネジ部と螺合する雌ネジ部を有する第二のネジ
部材42とを備えるが、本実施形態では、第二のネジ部
材42が歯車として構成され、第一のネジ部材41が回
転不能に構成されている。 【0040】具体的には、第一のネジ部材41は、軸受
けを介して延長ロッド36を印刷時に軸支するが、該第
一のネジ部材41の外方側にはフランジ部41aが形成
され、該フランジ部41aに回り止めピン43が軸方向
に挿入されることによってその回転が阻止されている。
該回り止めピン43はサブフレーム44から内側に突出
し、該サブフレーム44はフレーム5の外方に所定間隔
離間してフレーム5と略平行に固定されている。尚、第
一のネジ部材41の内方側外周面に雄ネジ部が形成され
ている。そして、該雄ネジ部に螺合している第二のネジ
部材42が回転しながら軸方向内方側に向けて移動する
と、該第二のネジ部材42の内方側端面がニードルベア
リング45を介して前記押圧スリーブ40の外方側端面
を押圧する構成である。該押圧力が中間スリーブ39を
介して円筒状部材37に作用すると、円筒状部材37が
内方に僅かに移動すると共に皿バネ18をそのバネ力に
抗して圧縮させる。これによって、クランプレバー16
の基端部を外方に向けて付勢するクランプ力が解放さ
れ、中セグメント35と後ろセグメント14のクランプ
が解除される。 【0041】但し、円筒状部材37と中間スリーブ39
との間、中間スリーブ39と押圧スリーブ40との間、
若しくは、押圧スリーブ40と第一のネジ部材41との
間には、例えば、合計で0.5mm程度の僅かな隙間が
存在している。従って、第二のネジ部材42が回り始め
て軸方向内方に移動し始めても、直ちにクランプが解除
されるわけではなく、クランプ解除機構にはその隙間に
応じた遊び区間があり、遊び区間を越えた第二のネジ部
材42の移動によってクランプが解除される。 【0042】また、延長ロッド36の端部にはナット4
6が二重に螺着されており、該ナット46の締め具合を
調節することによって、スペーサ47を介して第一のネ
ジ部材41の位置を微調整できる。この微調整によって
前記隙間、ひいてはクランプ解除機構の遊び区間を調整
できる。 【0043】尚、軸部3の軸受けの外周側の位置には、
フレーム5の内側に固定リング48がネジ止めにより固
定されている。そして、該固定リング48の外周側にカ
ムプレート20が設けられている。該カムプレート20
は外周面に全周に亘ってギヤ部が形成されている。ま
た、カムプレート20の内面側には、所定角度領域のカ
ム面を有する放し動作用のカム部材49が固定されてい
る。更に、固定リング48の内面側には、放し動作用の
カム部材49と略180度対向した位置に、所定角度領
域のカム面を有する掴み動作用のカム部材50が固定さ
れている。従って、貯え胴1におけるグリッパのカムロ
ーラ21が掴み動作用のカム部材50におけるカム面に
当接することで、グリッパが引き渡し胴から枚葉紙を掴
む際の掴み動作が制御される。この制御は掴み動作用の
カム部材50が固定リング48に固定されているため、
カムプレート20を回転させても常に一定である。 【0044】一方、カムローラ21が放し動作用のカム
部材49におけるカム面に当接することによって、グリ
ッパが枚葉紙を反転胴2に放す際の放し動作が制御され
るが、カムプレート20を回転させることで放し動作用
のカム部材49も回転し、その放し動作のタイミングを
変更できる。 【0045】一方、反転胴2におけるクランプ機構とク
ランプ解除機構についても、貯え胴1のそれらと同様の
構成で、中間スリーブ39を省いた構成となっている。
即ち、軸部4に固定された延長ロッド51には、内側
(基端側)から順に、皿バネ11、円筒状部材52、押
圧スリーブ53が軸方向に摺動可能に嵌装されており、
その外方には、第一のネジ部材54が配設されている。
また、図1のように、サブフレーム44のうちの平面視
略矩形の部位44aに反転胴2の第一のネジ部材54も
回り止めピン55によりその回転が阻止されている。そ
して、該第一のネジ部材54に螺合する第二のネジ部材
56が歯車として構成されて、図1の如く、反転胴2に
おける第二のネジ部材56は、中間歯車を介して貯え胴
1の第二のネジ部材42と連結されている。即ち、両第
二のネジ部材42,56と中間歯車は歯車列を構成す
る。 【0046】尚、図示しないが、クランプ解除機構の歯
車列を回転駆動するための駆動モータの回転駆動力は、
例えば中間歯車に伝達される。また、反転胴2の延長ロ
ッド51の端部にも、スペーサ57を介して第一のネジ
部材54を位置調節して隙間即ち遊び区間を調節するた
めの、ダブルナット58が螺着されている。 【0047】中間歯車は、カムプレート20のクランプ
解除機構における第二のネジ部材60が歯車として構成
されたものである。また、その内周面に形成された雌ネ
ジ部と螺合する雄ネジ部を有する第一のネジ部材59
は、図1のようにサブフレーム44のうちの平面視略菱
形の部位44bの内側に固定されていると共に、貯え胴
1や反転胴2の各軸部3,4と略平行な押圧棒25に嵌
装されている。尚、第一のネジ部材59を貫通する押圧
棒25は、第一のネジ部材59に対して摺動可能であ
る。 【0048】また、かかる中間歯車を構成する第二のネ
ジ部材60及びそれと螺合する第一のネジ部材59は、
カムプレート20のクランプを解除するクランプ解除機
構を構成するが、貯え胴1及び反転胴2のそれらとは逆
ネジとなっている。従って、クランプ解除機構の歯車列
が回転すると、三つの第二のネジ部材42,56,60
は全て同一方向に軸方向に移動する。 【0049】かかる押圧棒25は、サブフレーム44と
フレーム5とを共に貫通し、サブフレーム44から外方
に突出する外側端部には、ナット61が螺着されると共
にナット61の内側にフランジ付きスペーサ62が嵌装
されている。そして、そのフランジ付きスペーサ62の
フランジ部とサブフレーム44との間の位置には、弾性
部材として積層状の皿バネ24が押圧棒25に嵌装され
ている。そして、フレーム5から内側に突出する押圧棒
25の内側端部には、カムプレート20をクランプする
ためのクランプ爪部26が装着されている。 【0050】このように、押圧棒25、皿バネ24、フ
ランジ付きスペーサ62及びクランプ爪部26とから、
カムプレート20をフレーム5に押圧固定するクランプ
機構が構成されている。 【0051】また、中間歯車として構成された第二のネ
ジ部材59とクランプ爪部26との間の位置には、押圧
棒25に軸方向に摺動可能に嵌装された中間部材が設け
られている。そして、第二のネジ部材60の軸方向内方
への移動により、中間部材を介してクランプ爪部26が
内方に押圧され、押圧棒25が皿バネ24のバネ力に抗
して内方に移動し、カムプレート20のクランプが解除
される。 【0052】更に、本実施形態では、中間部材が外方ス
リーブ63と内方スリーブ64とから構成される。外方
スリーブ63の内側端部外周面にはギヤ部が形成されて
外方スリーブ63は調節ギヤとして構成され、軸受けを
介して押圧棒25に回転可能に支持されている。尚、外
方スリーブ63と第二のネジ部材60との間にはニード
ルベアリング65が配設されている。更に、外方スリー
ブ63は貯え胴1の駆動ギヤ6と噛合している。従っ
て、印刷時においては、外方スリーブ63は常に押圧棒
25を中心として回転している。尚、該外方スリーブ6
3と貯え胴1の駆動ギヤ6はヘリカルギヤである。従っ
て、外方スリーブ63は常に第二のネジ部材60側に付
勢されている。 【0053】また、外方スリーブ63とクランプ爪部2
6との間に位置する内方スリーブ64も押圧棒25に回
転可能に支持されており、その内側端部外周面にはギヤ
部が形成されてピニオンとして構成されており、該ギヤ
部がカムプレート20の外周面のギヤ部と噛合してい
る。 【0054】従って、中間歯車として構成された第二の
ネジ部材60が内方に移動すると、外方スリーブ63と
内方スリーブ64が互いに圧着一体化し、駆動ギヤ6の
回転が内方スリーブ64と外方スリーブ63とを介して
カムプレート20に伝達される。このように、駆動ギヤ
6によってカムプレート20の角度を調節することがで
きる。 【0055】尚、内方スリーブ64とクランプ爪部26
との間にはニードルベアリング66が配設されると共
に、クランプ爪部26はフレーム5に設けられた回り止
めピン67によってその回転が阻止されている。 【0056】以上のように構成された本実施形態の印刷
機では、貯え胴1と反転胴2との両第二のネジ部材4
2,56が歯車列を構成しているので、歯車列のうちの
一つの歯車、上記構成では中間歯車に回転駆動力を付与
すれば、貯え胴1と反転胴2の両クランプ解除機構が連
動して各々のクランプを解除する。従って、両面印刷と
片面印刷との切替時において、貯え胴1の中セグメント
35と後ろセグメント14のクランプ、及び、反転胴2
の可動ギヤ7bのクランプを一度に解除することができ
る。 【0057】しかも、歯車列を構成する中間歯車が、カ
ムプレート20のクランプを解除するクランプ解除機構
における第二のネジ部材60であり、切替時にカムプレ
ート20のクランプの解除も同時に行えるという利点が
ある。 【0058】更に、カムプレート20のクランプが解除
されると同時に、外方スリーブ63と内方スリーブ64
とが圧着し、これによって、貯え胴1の駆動ギヤ6を用
いてカムプレート20の回転も制御することが可能とな
る利点がある。尚、外方スリーブ63は印刷時に常に回
転しているが、印刷時には外方スリーブ63と内方スリ
ーブ64とが圧着していないので、その回転は内方スリ
ーブ64には伝達されない。しかも、貯え胴1の駆動ギ
ヤ6及び外方スリーブ63のギヤ部はヘリカルギヤであ
るので、印刷中は外方スリーブ63は常に第二のネジ部
材60側に付勢され、印刷時における外方スリーブ63
と内方スリーブ64との過度の接触が抑制される。尚、
外方スリーブ63と第二のネジ部材60との間にはニー
ドルベアリング65が設けられているので、印刷中の外
方スリーブ63の回転もスムーズである。 【0059】一方、第二のネジ部材42,56の軸方向
への移動によって皿バネ18,11を強制的に圧縮させ
て可動ギヤ7b等の調節部材のクランプを解除する構成
であるため、貯え胴1と反転胴2との間において、両第
二のネジ部材42,56の歯数やネジピッチ等を異なる
ものとすることにより、両第二のネジ部材42,56間
において軸方向の移動量に差を設けることができる。ま
た、一回転あたりの移動量が一定の場合でも、ナット4
6,58による隙間調節を行って、第二のネジ部材4
2,56が皿バネ18,11を圧縮させ始めるまでの遊
び区間に差を設けることにより、貯え胴1と反転胴2と
の間で、クランプが解除されるタイミングを容易に異な
らしめることができる。 【0060】本実施形態においては、三つの第二のネジ
部材42,56,60における一回転あたりの移動量が
等しくなるように、それぞれ歯数とネジピッチを設定し
ているので、貯え胴1におけるクランプ解除機構、反転
胴2におけるクランプ解除機構、並びに、カムプレート
20のクランプ解除機構においては、各々の隙間を調整
することで遊び区間に差を設け、これによって、貯え胴
1におけるクランプ解除機構のみが先にクランプを解除
するように設定している。従って、中間歯車に回転駆動
力を付与する駆動モータを制御して、中セグメント35
と後ろセグメント14のクランプのみが解除される状態
を容易に作り出すことができる。 【0061】尚、例えば、貯え胴1におけるクランプ解
除機構の遊び区間、反転胴2におけるクランプ解除機構
の遊び区間、並びに、カムプレート20のクランプ解除
機構の遊び区間をそれぞれ略0.5mm、略1mm、略
1mmと設定した場合には、三つの第二のネジ部材4
2,56,60が全て略0.5mm移動するように駆動
モータの回転を制御すると、貯え胴1のクランプのみを
解除できる。無論、全て略1mm移動するように回転を
制御すれば、切替時において全てのクランプが一度に解
除される。 【0062】このように、ネジ送りによって皿バネ1
8,11,24を圧縮させるので、歯車列を回転制御す
ることで、貯え胴1のクランプのみを解除する状態と、
全てのクランプを解除する状態とを容易に作り出すこと
ができるのである。 【0063】尚、上記実施形態では、貯え胴1が三つの
セグメントを有するものであったが、前後のセグメント
のみのものや、計四つ以上のセグメントを有するもので
あってもよい。また、全てのセグメントが軸部3に相対
回転可能に構成されているものとすることも可能であ
る。 【0064】また、雌ネジ部を有する第二のネジ部材4
2,56,60を歯車として構成しているが、雄ネジ部
を有する第一のネジ部材41,54,59を歯車として
構成してもよく、また、複数のクランプ解除機構のうち
の一箇所は第二のネジ部材を歯車として構成し、他のク
ランプ解除機構では第一のネジ部材を歯車として構成す
る等することも可能である。 【0065】その他、クランプ機構やクランプ解除機構
の具体的構成についても適宜設計変更可能であり、皿バ
ネ以外のバネ部材やその他の弾性部材も無論用いること
ができる。 【0066】 【発明の効果】以上のように、歯車列を構成することで
反転胴の駆動ギヤのクランプと貯え胴の保持体のクラン
プとを一度に解除できる。しかも、歯車として構成され
たネジ部材のネジ送りによってクランプを解除する構成
であるので、容易に貯え胴の保持体のクランプのみを解
除することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施形態における枚葉印刷機の歯車
列を示す概略図。 【図2】同枚葉印刷機の要部断面図。 【図3】従来の枚葉印刷機の要部断面図。 【符号の説明】 1…貯え胴、2…反転胴、3,4…軸部、5…フレー
ム、6,7,8,9…駆動ギヤ、7a…固定ギヤ、7b
…可動ギヤ、10,16…クランプレバー、11,1
8,24…皿バネ、12,19,23,29…油圧シリ
ンダ、13…前セグメント(前方保持体)、14…後ろ
セグメント(後方保持体)、15,38…ストッパ部、
17,25…押圧棒、20…カムプレート、21…カム
ローラ、22…カム部材、26…クランプ爪部、27…
ピニオン、28,31…支軸、30,32…カップリン
グフランジ、33…調節ギヤ、34…油圧供給装置、3
5…中セグメント、36,51…延長ロッド、37,5
2…円筒状部材、39…中間スリーブ、40,53…押
圧スリーブ、41,54,59…第一のネジ部材、4
2,56,60…第二のネジ部材、43,55,67…
回り止めピン、44…サブフレーム、45,65,66
…ニードルベアリング、46,58,61…ナット、4
7,57…スペーサ、48…固定リング、49…放し動
作用のカム部材、50…掴み動作用のカム部材、62…
フランジ付きスペーサ、63…外方スリーブ、64…内
方スリーブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41F 21/00 - 21/14

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 両面印刷時に枚葉紙を表裏反転させる反
    転胴(2)と、該反転胴(2)に枚葉紙を渡す貯え胴
    (1)とを備え、反転胴(2)と貯え胴(1)は、各々
    の軸部(3,4)が印刷機の固定部(5)に軸支されて
    おり、 貯え胴(1)の紙支持面の長さを紙サイズの変更に合わ
    せて調節可能とすべく、紙支持面の前端部において枚葉
    紙の前端部を掴むグリッパを備えた前方保持体(13)
    と、紙支持面の後端部において枚葉紙の後端部を保持す
    る紙保持部を備えた後方保持体(14)とのうち、少な
    くとも一方が、調節部材として、貯え胴(1)の軸部
    (3)に対して相対回転可能に構成されており、 両面印刷と片面印刷の切替時に貯え胴(1)に対する反
    転胴(2)の回転位相を調節可能とすべく、貯え胴
    (1)の駆動ギヤ(6)に噛合する反転胴(2)の駆動
    ギヤ(7b)が、調節部材として、反転胴(2)の軸部
    (4)に対して相対回転可能に構成されており、 貯え胴(1)と反転胴(2)にはそれぞれ、軸部(3,
    4)の軸方向に沿って弾性変形する弾性部材(18,1
    1)の弾性力によって調節部材を軸部(3,4)のスト
    ッパ部(15,7a)に軸方向に押圧固定するクランプ
    機構と、該クランプ機構の弾性部材(18,11)を弾
    性力に抗して強制的に軸方向に弾性変形させることによ
    って調節部材のクランプを解除するクランプ解除機構と
    が設けられている両面印刷と片面印刷が切替可能な枚葉
    印刷機において、 クランプ解除機構は、印刷時に軸部(3,4)を軸支し
    且つ、軸部(3,4)と同軸状の雄ネジ部を有する第一
    のネジ部材(41,54)と、該雄ネジ部と螺合する雌
    ネジ部を有する第二のネジ部材(42,56)とを備
    え、何れか一方のネジ部材(42,56)が歯車として
    構成されると共に、他方のネジ部材(41,54)が回
    転不能に構成され、歯車として構成されたネジ部材(4
    2,56)を回転させることによって軸方向に所定量移
    動させ、該ネジ部材(42,56)の移動によって弾性
    部材(18,11)を強制的に弾性変形させてクランプ
    を解除するよう構成されており、 しかも、貯え胴(1)において歯車として構成されたネ
    ジ部材(42)と反転胴(2)において歯車として構成
    されたネジ部材(56)とが歯車列を構成することによ
    り、貯え胴(1)のクランプ解除機構と反転胴(2)の
    クランプ解除機構とが連動して各々の調節部材のクラン
    プを解除することができる構成となっていることを特徴
    とする両面印刷と片面印刷が切替可能な枚葉印刷機。
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