JP2000201700A - 糖類の精製方法 - Google Patents

糖類の精製方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 植物組織を加水分解して得た、少なくともL
−アラビノースとキシロオリゴ糖やアラビノオリゴ糖な
どのオリゴ糖とを含む原料溶液から、L−アラビノース
を高純度で取得する。 【解決手段】 分離剤が充填された充填床を備えている
装置内を溶液が一方向に循環し得る擬似移動床形式のク
ロマトグラフィー装置に、植物組織を加水分解して得た
少なくともL−アラビノース並びにL−アラビノース及
び/又はキシロースを構成成分とするオリゴ糖を含む原
料溶液と水とを供給し、充填床内の溶液を一方向に移動
させることにより、少なくともL−アラビノースとオリ
ゴ糖とを相互に分離して充填床内にそれぞれの濃度分布
を形成させ、少なくともL−アラビノースの濃縮された
溶液とオリゴ糖の濃縮された溶液とを充填床から抜出
し、かつ充填床内には相互分離の不十分な部分を常に存
在させておくように操作することよりなる糖類の精製方
法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は植物組織を加水分解
して得られたL−アラビノースを含む溶液から、クロマ
トグラフィーにより高純度のL−アラビノース溶液を取
得する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】植物組織はセルロース、ヘミセルロー
ス、リグニン等から主として構成されているが、ヘミセ
ルロースを構成する単糖類のなかにはL−アラビノース
やD−キシロースが含まれている。L−アラビノースの
含有量は植物組織により異なるが、或る種の植物組織、
例えばトウモロコシ粒の外皮、トウモロコシの穂軸、麦
類のふすま、米糠、甜菜の浸出粕、りんごの搾汁粕など
には、L−アラビノースが多量に含まれていることが知
られている。
【0003】L−アラビノースは生理機能面での有用性
が報告されており(特開平6-65080号、特開平7-242551
号公報参照)、植物組織を加水分解してL−アラビノー
スを製造することが検討されている(特開平1-312997
号、特開平9-299093号公報参照)。また、最近ではトウ
モロコシ粒の外皮などのように乾物基準で10重量%以
上のL−アラビノースを含む植物組織を、0.01〜
0.5規定という希薄な酸を用いて、80〜150℃で
加水分解してL−アラビノースを工業的に製造する方法
が開発されている(特願平10-137485号)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】植物組織を加水分解し
て得られる溶液中には、L−アラビノース以外にD−キ
シロースやキシロオリゴ糖、アラビノキシロオリゴ糖な
どのL−アラビノース及び/又はキシロースを構成成分
とするオリゴ糖(以下、オリゴ糖という)、さらにはグ
ルコースなども含まれているので、L−アラビノースを
有効利用するには、これらの不純物を除去してL−アラ
ビノースを高純度で取得するのが望ましい。本発明はこ
のような要望に応えようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、分離剤
が充填されている充填床を備えている装置内を溶液が一
方向に循環し得るようになっている擬似移動床形式のク
ロマトグラフィー装置に、植物組織を加水分解して得ら
れた少なくともL−アラビノース及びオリゴ糖を含む原
料溶液と水とを供給し、充填床内の溶液を一方向に移動
させることにより、少なくともL−アラビノースとオリ
ゴ糖とを相互に分離して充填床内にそれぞれの濃度分布
を形成する。そして、これらの濃度分布から、少なくと
もL−アラビノースの濃縮された溶液とオリゴ糖の濃縮
された溶液とを充填床から抜出し、かつ充填床内には相
互分離の不十分な部分を常に存在させておくようにする
ことにより高純度のL−アラビノース溶液を高収率で取
得することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明では、植物組織を加水分解
して得たL−アラビノース、D−キシロースおよびオリ
ゴ糖を含む原料溶液から、クロマトグラフィーによりL
−アラビノースが高純度に濃縮された溶液(以下、これ
をL−アラビノース溶液という)を取得する。植物組織
としては、前述したようなL−アラビノースの含有量の
多いものを用いるのが好ましい。また加水分解は、特願
平10-137485号に開示されているような、0.01〜
0.5規定の希薄な酸を用いて、80〜150℃で行う
のが好ましい。得られる加水分解液の組成は、加水分解
に供する植物組織の種類により異なる。また加水分解率
によっても異なり、一般に加水分解率が低いとL−アラ
ビノースとオリゴ糖の含有率が高く、加水分解率が高く
なるにつれてL−アラビノースとD−キシロースの含有
率が高くなりオリゴ糖の含有率は低くなる。即ち、加水
分解が進行するにつれて、オリゴ糖が加水分解されてL
−アラビノースやD−キシロースが生成する。
【0007】本発明では、どのような組成の加水分解液
でも原料溶液とすることができるが、L−アラビノース
の含有率の高いものを用いるのが好ましい。通常は原料
溶液の固形分に占めるL−アラビノースの比率が10
(重量)%以上のものを用いる。また、原料溶液に占め
る単糖類中のL−アラビノースの比率は50(重量)%
以上であるのが好ましい。単糖類に占めるL−アラビノ
ースの比率が高いほど、クロマトグラフィーでL−アラ
ビノースを高純度且つ高収率で回収するのが容易とな
る。
【0008】クロマトグラフィーの分離剤としては、オ
リゴ糖よりもL−アラビノースに対して強い親和性を示
す任意のものを用いることができる。通常は塩形の強酸
性陽イオン交換樹脂、特にスチレン−ジビニルベンゼン
架橋共重合体のスルホン化物をアルカリ土類金属塩、好
ましくはカルシウム塩として用いる。この分離剤を用い
ると、原料溶液をL−アラビノース、D−キシロース及
びオリゴ糖の3成分に分離することも出来る。
【0009】クロマトグラフィーの方式としては、分離
剤を充填した充填床の上端から原料溶液を供給し、次い
で同じく上端から水を供給して、原料溶液の各成分を相
互に分離させつつ、供給した原料の全量を充填床の下端
から流出させる回分方式よりも、充填床に供給した原料
溶液の各成分のうち、分離の不十分な部分を常に充填床
に存在させておく連続ないしは半連続方式によるのが好
ましい。具体的に如何なる方式によるべきかは、原料溶
液をどのように分離するかに依る。原料溶液をL−アラ
ビノース溶液とオリゴ糖その他の成分の濃縮された溶液
(以下、オリゴ糖溶液という)とに分離したい場合に
は、擬似移動床方式によるのが好ましい。擬似移動床方
式は、周知のように、充填床の前端と後端とが溶液流路
で連結されていて、装置内を溶液が循環し得るようにな
っている装置を用いる。充填床には溶液の流れに沿っ
て、原料溶液の供給口、分離剤に対して親和力の弱い成
分の濃縮された溶液を抜出す抜出口、水の供給口、及び
分離剤に対して親和力の強い成分の濃縮された溶液の抜
出口の4種の供給口及び抜出口が、この順序で設けられ
ていて、充填床内に形成されている各成分の濃度分布の
移動につれて、作動する供給口及び抜出口がその相対的
位置関係を保ったままで、定期的に下流の供給口及び抜
出口に切り替えられる。
【0010】分離剤としてカルシウム形の強酸性陽イオ
ン交換樹脂を用い、原料溶液として植物組織の加水分解
液を用いると、L−アラビノース溶液が分離剤に対して
親和力の強い成分の濃縮された溶液として、オリゴ糖溶
液が弱い成分の濃縮された溶液として得られる。擬似移
動床の充填床は、その機能により、原料溶液の供給口と
親和力の弱い成分の濃縮された溶液の抜出口との間を占
める吸着帯域、この抜出口と水の供給口との間を占める
精製帯域、水の供給口と親和力の強い成分の濃縮された
溶液の抜出口との間を占める脱着帯域、この抜出口と原
料溶液の供給口との間を占める濃縮帯域という4つの帯
域に分かれている。そしてこの4つの帯域が作動する供
給口及び抜出口の切り替えと共に順次下流方向に移動す
る。
【0011】本発明は標準的な擬似移動床方式、即ち充
填床内に常に溶液を循環させることにより各成分を相互
に分離させ、かつこの循環流に原料溶液及び水を供給
し、同時に各抜出口では、この循環流からその一部を抜
き出す方式で行うこともできるが、溶液の循環による成
分の相互分離と、原料溶液及び水の供給、並びにオリゴ
糖溶液及びL−アラビノース溶液の抜出しとを別個に行
う方式で行うのが好ましい。このような方式は公知であ
り、その代表的な方式(特開平2-49159号公報)では、
原料溶液と水とをそれぞれの供給口から充填床に供給
し、かつL−アラビノース溶液の抜出口の位置に到達し
た溶液はその一部を充填床から抜出し、オリゴ糖溶液の
抜出口の位置に到達した溶液はその全量を充填床から抜
出す供給−抜出しステップと、充填床への原料溶液及び
水の供給、並びに充填床からの溶液の抜出しを行わず
に、充填床内の溶液を下流方向に移動させる循環ステッ
プとから成る工程を行い、次いで作動する供給口及び抜
出口を、その相対的位置関係を維持しながら、下流の供
給口及び抜出口に切替えて再び上記の工程を行う。
【0012】このように供給−抜出しステップと循環ス
テップとから成る工程と、作動する供給口及び抜出口の
切替とを反復することにより、原料溶液をL−アラビノ
ース溶液と、オリゴ糖溶液とに分離することができる。
この方法によれば、4個の単位充填床から成る擬似移動
床のような簡単な装置を用いても、良好な分離成績を達
成することができる。なお、原料溶液をL−アラビノー
ス溶液と、オリゴ糖溶液との2つに分離する方法では、
原料溶液中のD−キシロースやD−グルコースは、L−
アラビノース溶液とオリゴ糖溶液との双方に含まれて抜
き出される。一般にD−グルコースはオリゴ糖溶液中に
より高濃度で存在し、逆にD−キシロースはL−アラビ
ノース溶液中により高濃度で存在する。
【0013】本発明の別の態様では、原料溶液をL−ア
ラビノース溶液、オリゴ糖溶液に加えて、D−キシロー
スの濃縮された溶液(以下、D−キシロース溶液とい
う)の3つに分離する。従って、乾物重量に占めるD−
キシロースの割合の大きい原料溶液から高純度のL−ア
ラビノースを取得したい場合には、この態様によるのが
好ましい。原料溶液をL−アラビノース溶液、D−キシ
ロース溶液及びオリゴ糖溶液に分離する方法としては、
上述の供給−抜出しステップと循環ステップとの組合せ
からなる方式と類似の方式、例えば特開平6−1701
12号公報に記載の方式に依ることができる。この方式
では、充填床にL−アラビノースの溶液、D−キシロー
ス溶液、及びオリゴ糖溶液のそれぞれの抜出口を設け
る。分離操作は、充填床へ原料溶液又は水を供給して、
充填床からいずれかの成分の濃縮された溶液を抜出すス
テップと、充填床への液体の供給及び充填床からの溶液
の抜出しを行わずに充填床内の溶液を下流方向に移動さ
せるステップから成る工程を、作動する供給口及び抜出
口を順次下流に切替えつつ反復する。
【0014】この方式では、原料溶液と水とは原則とし
て時を異にして充填床に供給する。この操作方法の一工
程は、基本的に次のステップから成る。 (イ)原料溶液の供給口から原料溶液を供給して充填床
内の溶液を下流に移動させ、D−キシロース溶液の抜出
口の位置に到達した溶液の全量をD−キシロース溶液と
して抜き出す原料溶液供給ステップ、 (ロ)供給及び抜出しを行わずに、充填床内の溶液を下
流に循環的に移動させる循環ステップ、 (ハ)次の(i)〜(ii)のサブステップから成る脱着ステ
ップ (i) 水の供給口から水を供給して充填床内の溶液を下
流に移動させ、L−アラビノース溶液の抜出口の位置に
到達した溶液の一部をL−アラビノース溶液として抜出
し、且つオリゴ糖溶液の抜出口の位置に到達した溶液の
全量をオリゴ糖溶液として抜出す、 (ii)供給及び抜出しを行わずに、充填床内の溶液を下流
に循環的に移動させる。
【0015】なお、脱着ステップは、一ステップ内で、
作動する供給口及び抜出口を順次下流の供給口及び抜出
口に切替えつつ、充填床内の各成分の濃度分布が工程の
開始時と同様になるまで、反復される。また、原料溶液
供給ステップでD−キシロース溶液の抜出量が所望量に
達しない場合には、原料溶液の供給に引き続いて充填床
の水の供給位置に水を供給し、D−キシロース溶液の抜
出口の位置に到達した溶液の全量を、D−キシロース溶
液として追加抜出しすることもできる。
【0016】原料溶液をL−アラビノース溶液、D−キ
シロース溶液及びオリゴ糖溶液に分離する他の方法とし
ては、特開昭63-158105号公報に開示されている方法に
よることもできる。この方法では、充填床の上端から原
料溶液を供給して下端からD−キシロース溶液を抜き出
すステップ(I)、供給及び抜出しを行わずに、充填床の
下端から上端に充填床内の溶液を移動させることにより
充填床内で溶液を循環的に移動させるステップ(II)、充
填床の上端から水を供給して充填床の下端からL−アラ
ビノース溶液を抜出すステップ(III)、充填床の上端か
ら水を供給して充填床の下端からオリゴ糖溶液を抜出す
ステップ(IV)、及び供給及び抜出しを行わずに充填床の
下端から上端に充填床内の溶液を移動させることにより
充填床内で溶液を循環的に移動させるステップ(V)の5
つのステップから基本的に成っている。
【0017】この方法でも、原料溶液の供給量=D−キ
シロース溶液の抜出量という関係にあるので、D−キシ
ロース溶液の抜出量が所望量に達しないときには、ステ
ップ(I)に引き続き充填床の中間から水を供給して下端
からD−キシロース溶液を抜出す追加抜出しステップ
(I')を行うことができる。いずれの方式による場合でも
原料溶液はできるだけ濃縮して供給し、かつ原料溶液及
び水は、充填床内の溶液の粘度を低下させるため、でき
るだけ高温、少なくとも60℃で充填床に供給するのが
好ましい。
【0018】また、原料溶液は分離剤の劣化を防止する
ために脱塩して供給するのが好ましい。原料溶液に対す
る水の供給量は、いずれの方式によるかにより相違し、
充填床から抜出すのがL−アラビノース溶液とオリゴ糖
溶液との2種類である場合には、原料溶液に対し通常2
〜4倍の水を供給する。また、充填床から抜出すのが、
L−アラビノース溶液、D−キシロース溶液、及びオリ
ゴ糖溶液の3種類である場合には、原料溶液に対し、通
常3〜7倍の水を供給する。すなわち、3種類の溶液を
抜き出す場合には、2種類の溶液を抜き出す場合より
も、一般に抜出される溶液により稀釈されたものとな
る。本発明方法によれば、原料溶液からL−アラビノー
スの純度が少なくとも75重量%の溶液を容易に取得す
ることができ、L−アラビノースの純度が90重量%以
上の溶液を取得することも困難ではない。また、原料溶
液から分離されたオリゴ糖の濃縮された溶液に占めるオ
リゴ糖の純度は少なくとも75(重量)%、好ましくは
90(重量)%以上であり、更に、D−キシロースの濃
縮された溶液に占めるD−キシロースの純度は少なくと
も70(重量)%、好ましくは80(重量)%以上であ
る。
【0019】
【実施例】以下に実施例により、本発明をさらに具体的
に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるも
のではない。 実施例 1 図1の擬似移動床を用いて、植物組織を加水分解して得
た原料溶液を、L−アラビノース溶液と、オリゴ糖溶液
とに分離した。擬似移動床は、内径27mm,充填層高
550mmの4個の単位充填床から成っており、原料溶
液の供給管F、水の供給管W、L−アラビノース溶液の
抜出し管A、及びオリゴ糖溶液の抜出管Lを備えてい
る。各単位充填床にはカルシウム形陽イオン交換樹脂
(ゲル型、平均粒径220μm)が充填されている。
【0020】分離操作は、擬似移動床に原料溶液及び水
を65℃で供給して、L−アラビノース溶液とオリゴ糖
溶液を抜出す9分間の供給−抜出しステップと、供給−
抜出しを行わずに内部の溶液を循環的に移動させる1
2.3分間の循環ステップとからなる工程を、供給口及
び抜出口を順次直下の単位充填床の対応する供給口及び
抜出口に切替えつつ反復することにより行った。従っ
て、工程を4回反復すると、元の状態に復帰する。供給
−抜出しステップにおける原料及び水の供給速度、並び
に濃縮された溶液の抜出し速度と、循環ステップにおけ
る循環液の流速(循環ポンプの送液流速)は次の通りで
ある。
【0021】
【表1】 原料溶液 233ml/hr 水 600ml/hr L−アラビノース溶液 293ml/hr オリゴ糖溶液 540ml/hr 循環液 600ml/hr
【0022】4回の工程の反復により、装置が最初の状
態に復帰するまでの間における弁(バルブ)の開閉は、
次の表−1に示す通りである。表−1中、○は弁の開い
た状態を×は閉じた状態を表す。また、原料溶液の組成
と、定常状態におけるL−アラビノース溶液及びオリゴ
糖溶液の組成は、表−2に示す通りであった。
【0023】
【表2】
【0024】
【表3】
【0025】実施例 2 図2のクロマトグラフィー装置を用いて、植物組織を加
水分解して得た原料溶液をL−アラビノース溶液、D−
キシロース溶液及びオリゴ糖溶液に分離した。装置は、
内径27mm,充填層高550mmの4個の単位充填床
No.1〜No.4を直列に接続し、かつNo.4床の下端とNo.1床
の上端とを溶液流路で連結して装置内を溶液が循環し得
るように構成されている。各単位充填床には、カルシウ
ム形陽イオン交換樹脂(ゲル型、平均粒径220μm)
が充填されている。
【0026】分離操作は次の6ステップから成る工程を
反復することにより行った。 第1ステップ:No.1床の上端から原料溶液を供給し、N
o.4床の下端から流出する溶液をD−キシロース溶液と
して取得する。6.0分間 第2ステップ:No.3床の上端から水を供給し、No.4床の
下端から流出する溶液をD−キシロース溶液として取得
する。5.5分間 第3ステップ:No.4床の下端から流出する溶液をポンプ
でNo.1床の上端に送り、内部の溶液を循環的に移動させ
る。20分間 第4ステップ:No.1床の上端から水を供給し、No.4床の
下端から流出する溶液をL−アラビノース溶液として取
得する。14.5分間 第5ステップ:No.1床の上端から水を供給し、No.4床の
下端から流出する溶液をオリゴ糖溶液として取得する。
21分間 第6ステップ:No.4床の下端から流出する溶液をポンプ
でNo.1床の上端に送り、内部の溶液を循環的に移動させ
る。9分間 各ステップの供給流速(第3及び第6ステップの場合
は、ポンプの送液流速)は、600ml/hrである。
従って原料溶液に対し約6.83倍の水を供給したこと
になる。また、原料溶液及び水は共に65℃で供給し
た。供給した原料溶液の組成と、取得した各溶液の組成
を表−3に示す。
【0027】
【表4】
【0028】実施例 3 実施例2において、表−5の原料溶液を用い、かつ各ス
テップの時間を表−4のように変更した以外は、実施例
2と同様にして原料溶液からL−アラビノース溶液、D
−キシロース溶液及びオリゴ糖溶液を取得した。原料溶
液に対する水の供給比は約6.58倍である。結果を表
−5に示す。
【0029】
【表5】
【0030】
【表6】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を実施するための擬似移動床方式のク
ロマトグラフィー装置の一例である。
【図2】 本発明を実施するための半連続式クロマトグ
ラフィー装置の一例である。
【符号の説明】
W:水の供給管 F:原料溶液の供給管 L:オリゴ糖溶液の抜出管 A:L−アラビノース溶液の抜出管 X:キシロース溶液の抜出管 W1〜W4:バルブ F1〜F4:バルブ L1〜L4:バルブ A1〜A4:バルブ R1〜R4:バルブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山浦 孝久 神奈川県横浜市青葉区鴨志田町1000番地 日本錬水株式会社研究所内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】分離剤が充填されている充填床内を溶液が
    一方向に循環し得るようになっている擬似移動床形式の
    クロマトグラフィー装置に、植物組織を加水分解して得
    られた少なくともL−アラビノース並びにL−アラビノ
    ース及び/又はキシロースを構成成分とするオリゴ糖を
    含む原料溶液と水とを供給し、充填床内の溶液を一方向
    に移動させることにより原料溶液中の少なくともL−ア
    ラビノースとオリゴ糖とを分離させてそれぞれの成分に
    ついて充填床内に濃度分布を形成させ、少なくともL−
    アラビノースの濃縮された溶液とオリゴ糖の濃縮された
    溶液とを充填床から抜出すことからなり、且つ原料溶液
    の供給口、水の供給口、L−アラビノースの濃縮された
    溶液の抜出口、及びオリゴ糖の濃縮された溶液の抜出口
    を、それぞれ溶液の流れ方向に沿って順次下流の供給口
    又は抜出口に切り替えることを特徴とする糖類の精製方
    法。
  2. 【請求項2】分離剤が充填されている充填床内を溶液が
    一方向に循環し得るように形成されていて、充填床内が
    その機能により吸着帯域、精製帯域、脱着帯域及び濃縮
    帯域に分割されている擬似移動床形式のクロマトグラフ
    ィー装置に、 A:吸着帯域の上部に、植物組織を加水分解して得た少
    なくともL−アラビノース並びにL−アラビノース及び
    /又はキシロースを構成成分とするオリゴ糖を含む原料
    溶液を、脱着帯域の上部に水をそれぞれ供給し、脱着帯
    域の下部から流下してきた溶液の少なくとも一部をL−
    アラビノースの濃縮された溶液として抜出し、吸着帯域
    の下部から流下してきた溶液の全量をオリゴ糖の濃縮さ
    れた溶液として抜出す供給−抜出しステップ、 B:充填床への原料溶液及び水の供給、並びに充填床か
    らの溶液の抜出しを行わずに、充填床内の溶液を下流に
    循環的に移動させる循環ステップ、の2ステップからな
    る工程を行い、次いで、供給口及び抜出口を、相互の相
    対的位置関係を保ったままで、下流の対応する供給口及
    び抜出口に切り替えて、上記の工程を反復することを特
    徴とする糖類の精製方法。
  3. 【請求項3】分離剤が充填されている充填床内を溶液が
    一方向に循環し得るようになっている擬似移動床形式の
    クロマトグラフィー装置に、植物組織を加水分解して得
    たL−アラビノース、D−キシロース並びにL−アラビ
    ノース及び/又はキシロースを構成成分とするオリゴ糖
    を含む原料溶液と水とを供給し、充填床内の溶液を一方
    向に移動させることにより原料溶液中のL−アラビノー
    ス、D−キシロース及びオリゴ糖を相互に分離させてそ
    れぞれの成分について充填床内に濃度分布を形成させ、
    充填床からL−アラビノースの濃縮された溶液、D−キ
    シロースの濃縮された溶液、及びオリゴ糖の濃縮された
    溶液を抜出すことから成る糖類の精製方法において、 A:原料溶液の供給口から原料溶液を供給して充填床内
    の溶液を下流に移動させ、D−キシロースの濃縮された
    溶液の抜出口の位置に到達した溶液の全量をD−キシロ
    ースの濃縮された溶液として抜出す原料溶液供給ステッ
    プ、 B:充填床への供給及び充填床からの抜出しを行わず
    に、充填床内の溶液を下流に循環的に移動させる循環ス
    テップ、 C:(イ)水の供給口から水を供給して充填床内の溶液
    を下流に移動させ、L−アラビノースの濃縮された溶液
    とオリゴ糖の濃縮された溶液とをそれぞれの抜出口から
    抜き出す脱着サブステップ、 (ロ)充填床への供給及び充填床からの抜出しを行わず
    に、充填床内の溶液を下流に循環的に移動させる循環サ
    ブステップ、の2サブステップからなる操作を、水の供
    給口、L−アラビノースの濃縮された溶液の抜出口及び
    D−キシロースの濃縮された溶液の抜出口を順次下流の
    供給口及び抜出口に切り替えて反復する脱着ステップの
    少なくともA〜Cの3ステップから成る工程を反復する
    ことを特徴とする方法。
  4. 【請求項4】充填床が直列に結合された4〜8個の単位
    充填床から成っており、各単位充填床がその上部に液体
    の供給手段、下部に液体の抜出し手段を備えていること
    を特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の糖類の精
    製方法。
  5. 【請求項5】分離剤が充填されている充填床の前端と後
    端とが溶液流路で連結されていて、溶液が一方向に循環
    し得るようになっているクロマトグラフィー装置に、植
    物組織を加水分解して得たL−アラビノース,D−キシ
    ロース並びにL−アラビノース及び/又はキシロースを
    構成成分とするオリゴ糖を含む原料溶液と水とを供給
    し、充填床内の溶液を一方向に移動させることにより原
    料溶液中のL−アラビノース、D−キシロース及びオリ
    ゴ糖を相互に分離させてそれぞれの成分について充填床
    内に濃度分布を形成させ、L−アラビノースの濃縮され
    た溶液、D−キシロースの濃縮された溶液及びオリゴ糖
    の濃縮された溶液を抜出すことから成る糖類の精製方法
    であって、少なくとも次のA〜Dの4ステップからなる
    工程を反復することを特徴とする方法。 A:原料溶液を充填床の前端から供給して、充填床の後
    端からD−キシロースの濃縮された溶液を抜出す供給ス
    テップ、 B:充填床への供給及び充填床からの抜出しを行わず
    に、充填床内の溶液を循環的に移動させる第1循環ステ
    ップ、 C:充填床の前端から水を供給して、充填床の後端から
    L−アラビノースの濃縮された溶液と、オリゴ糖の濃縮
    された溶液とを、この順序で抜出す脱着ステップ、 D:充填床への供給及び充填床からの抜出しを行わずに
    充填床内の溶液を循環的に移動させる第2循環ステッ
    プ。
  6. 【請求項6】供給ステップに引き続いて充填床の中間か
    ら水を供給して、充填床の後端からD−キシロースの濃
    縮された溶液を抜出す付加ステップを行うことを特徴と
    する請求項5記載の糖類の精製方法。
  7. 【請求項7】分離剤が、ゲル型の強酸性陽イオン交換樹
    脂のアルカリ土類金属塩であることを特徴とする請求項
    1乃至6のいずれかに記載の糖類の精製方法。
  8. 【請求項8】原料溶液中の単糖類に占めるL−アラビノ
    ースの比率が50(重量)%以上であることを特徴とす
    る請求項1乃至7のいずれかに記載の糖類の精製方法。
  9. 【請求項9】L−アラビノースの濃縮された溶液に占め
    るL−アラビノースの純度が少なくとも75(重量)%
    であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記
    載の糖類の精製方法。
  10. 【請求項10】L−アラビノースの濃縮された溶液に占
    めるL−アラビノースの純度が90(重量)%以上であ
    ることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の
    糖類の精製方法。
  11. 【請求項11】D−キシロースの濃縮された溶液に占め
    るD−キシロースの純度が少なくとも70(重量)%で
    あることを特徴とする請求項3乃至7のいずれかに記載
    の糖類の精製方法。
  12. 【請求項12】D−キシロースの濃縮された溶液に占め
    るD−キシロースの純度が80(重量)%以上であるこ
    とを特徴とする請求項3乃至7のいずれかに記載の糖類
    の精製方法。
  13. 【請求項13】オリゴ糖の濃縮された溶液に占めるオリ
    ゴ糖の純度が少なくとも75(重量)%であることを特
    徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の糖類の精製
    方法。
  14. 【請求項14】オリゴ糖の濃縮された溶液に占めるオリ
    ゴ糖の純度が90(重量)%以上であることを特徴とす
    る請求項1乃至7のいずれかに記載の糖類の精製方法。
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