JP2000198239A - プリントシステム - Google Patents

プリントシステム

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JP2000198239A
JP2000198239A JP10325740A JP32574098A JP2000198239A JP 2000198239 A JP2000198239 A JP 2000198239A JP 10325740 A JP10325740 A JP 10325740A JP 32574098 A JP32574098 A JP 32574098A JP 2000198239 A JP2000198239 A JP 2000198239A
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JP10325740A
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English (en)
Inventor
Masayuki Kino
雅之 城野
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Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラーPDLデータの展開処理をネットワー
ク接続されている他装置で分担実行させることで、カラ
ープリンタを共有しても、低コストで高い生産性を得る
ことが可能なプリントシステムを提供する。 【解決手段】 ホストコンピュータ2からカラープリン
タ3へ送信されたカラーイメージのPDLデータPは、
PDLデータ色分解部10で、補色(イエロー、マゼン
タ、シアン、ブラック)の各色成分のみで表される4種
類の単色PDLデータPY、PM、PC、PKに分解さ
れ、装置管理部9はLAN7上のインタプリタ16、1
8、20を備えた画像処理装置4〜6に、単色PDLの
展開処理を分担実行させ、第1のモノクロプリンタ4で
展開されたラスタイメージRYと、ワークステーション
6で展開されたラスタイメージRCと、第2のモノクロ
プリンタ5で展開され画像圧縮部23で圧縮された圧縮
展開データCRMは、データ記憶部13へ格納された
後、インタプリタ11で展開され、画像圧縮部21で圧
縮された圧縮展開データCRKもデータ記憶部13へ格
納される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホストコンピュー
タとカラープリンタがローカルエリアネットワーク(Lo
cal Area Network、以後LANと称する)等のネットワ
ークによって相互接続されたプリントシステムに関し、
より詳細には、カラーのページ(又はプリント)記述言
語(Page(Print)Description Language 以後PDLと
称する)データの展開処理をネットワークに接続されて
いる他の画像処理装置とで分散処理させることで、カラ
ー印刷の高速化を図ることが可能なプリントシステムに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真プロセスとレーザ露光技
術を用いたレーザービームプリンタ(Laser Printer、
以後場合に応じてLBPと称する)が急速に普及すると
ともに、ページ単位でプリントデータを扱うことが可能
なPDLも高度化されてきている。
【0003】一方、オフィスのみならずSOHO(Smal
l Office Home Office)などの小規模な場合において
も、コンピュータ同士が相互接続されて、LANに代表
されるようなネットワークを形成し、さらにコンピュー
タと比較して使用頻度の低いプリンタが、何台かのコン
ピュータに1台の割合で接続(共有)されることが多く
なってきている。
【0004】しかしLBPをLAN等のネットワークに
接続し、複数のコンピュータによって共有して使用する
ことを仮定した場合、例えば複数のコンピュータから同
時期に処理量の多い印字命令を、特定のLBPに対し行
なった場合、各コンピュータからの印字命令の各ジョブ
毎で処理時間が長くなると、印刷処理時間の遅延が全体
としてより大きくなることとなり、生産性が極めて悪く
なってしまうという問題点があった。
【0005】そのため例えば比較的画像処理量の多いこ
とが予想される場合には、LBPを複数のコンピュータ
によって共有することをあきらめ、敢えてLBPをコン
ピュータと一対一で接続するなどして対応していた。
【0006】そこで、これら従来技術の問題点を解決す
るために提案されたものとして、特開平6−67822
号公報に記載の技術が公知であり、PDLにより記述さ
れたイメージをビットマップ・イメージに展開するジョ
ブをLAN上に接続された装置で分担し、高速に処理を
行なうプリントシステムが開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述の通り、特開平6
−67822号公報に記載の技術によれば、PDLで表
現された複数ページのイメージをページ単位に分離し、
各ページ単位のイメージをプリンタの種類に合わせた制
御コードとビットマップ・イメージに展開し、複数のジ
ョブ実行手段をLANに接続することで、高速処理を行
なうことが可能になるという点で有用なものである。
【0008】しかしながら、同公報に記載の技術によれ
ば、複数ページのイメージをページ単位で分割して分担
させることで、高速処理を行なうことが可能となるが、
分担させるのは、複数ページのうちのページ毎に分割す
るにとどまっている。
【0009】従来、プリントアウトする画像について
は、黒色等の単色画像が用いられてきたが、近年、フル
カラー画像をプリントアウトすることのできるフルカラ
ーLBPも登場してきており、カラーのドキュメントが
印字する要望が増えるとともに、高速なフルカラー印刷
に対する要求が高まってきている。
【0010】例えばフルカラーの画像を印刷するために
は、ホストコンピュータ側からカラーLBPに対し、フ
ルカラーPDLデータを送信し、受信したフルカラーP
DLデータをカラーLBP側でラスタイメージに展開す
る必要がある。
【0011】即ち、カラーページプリンタは補色である
4色(例えば、イエロー、マゼンタ、シアン、場合によ
ってブラックを加える)のラスタイメージへの展開処理
を全て終了してからでないと、1ページ分の印刷を開始
できないことから、単色のPDLデータを展開するのに
比較して、処理時間が非常に長くかかってしまうという
問題があった。
【0012】従って、同公報に記載の技術によれば、各
ページ毎で複数の装置に分担させて画像形成させること
ができるものの、各装置が例えば補色である4色分の展
開処理を行なう必要があり、処理時間を低減させるのに
限界がある。
【0013】特にカラーLBPをLAN等のネットワー
クに接続し、複数のコンピュータによって共有して使用
することを仮定した場合、生産性が極めて悪くなってし
まうという問題点があるが、同公報に記載の技術だけで
は、上記処理時間の問題を解決できない。
【0014】本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされ
たものであり、その目的とするところは、フルカラーP
DLデータの展開処理を既存のLANに接続されている
インタプリタを搭載した他の装置で分担して実行するこ
とによって、カラーLBPをLAN上で共有しても、高
い生産性を得ることが可能なプリントシステムを低コス
トで提供する点にある。
【0015】また本発明の目的は、高い生産性を維持し
ながら、LANのトラフィックの低減やパフォーマンス
の向上を図り、既存のネットワークシステムとネットワ
ークに接続された他のリソースを有効に活用し、トータ
ルコストを抑制することができるプリントシステムを提
供する点にある。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、所望のカラー画像情報と単色画像情報に対するPD
Lデータを作成するためのホストコンピュータと、前記
ホストコンピュータから受信したカラー画像情報に対す
るPDLデータを解釈してカラー画像の形成に必要なラ
スタイメージに展開するためのインタプリタと前記ラス
タイメージを用いてカラー印刷を行なうカラー印字部と
を有するカラープリンタと、前記ホストコンピュータか
ら受信した単色画像情報に対するPDLデータを解釈し
て単色画像の形成に必要なラスタイメージに展開するた
めのインタプリタを備えた複数の画像処理装置が、前記
ホストコンピュータ、前記カラープリンタ、及び前記複
数の画像形成装置に設けられた送受信データの制御を行
なうデータ制御部を介して接続されたプリントシステム
において、前記プリントシステムはさらに、前記ホスト
コンピュータで作成されたカラーイメージのPDLデー
タを、補色毎の各単色に色分解して前記各単色毎のPD
Lデータに変換する色分解部と、前記複数の画像処理装
置対し前記単色PDLデータの展開処理を分担して実行
させるよう展開処理の管理を行なう装置管理部とを有す
ることを特徴とするプリントシステムである。
【0017】請求項2に記載の発明は、前記色分解部と
前記装置管理部が、前記ホストコンピュータ、前記カラ
ープリンタ、前記複数の画像形成装置の何れかに具備さ
れることを特徴とする請求項1に記載のプリントシステ
ムである。
【0018】請求項3に記載の発明は、前記複数の画像
処理装置のうちの少なくとも1つが、ラスタイメージを
画像圧縮して圧縮されたラスタイメージを形成するため
の画像圧縮部を備え、前記圧縮されたラスタイメージを
前記画像形成装置のデータ制御部から前記カラープリン
タへ送信することを特徴とする請求項1又は2に記載の
プリントシステムである。
【0019】請求項4に記載の発明は、前記装置管理部
が、前記単色PDLデータの展開処理を分担して実行さ
せる前記画像形成装置を参照する際、参照された前記画
像形成装置が前記画像圧縮部を有するか否かを検出する
ための検出手段を有することを特徴とする請求項3記載
のプリントシステムである。
【0020】請求項5に記載の発明は、前記装置管理部
が、前記単色PDLデータの展開処理を分担して実行さ
せる前記画像形成装置を決定する際、前記画像圧縮手段
を備えている前記装置を優先的に選択することを特徴と
する請求項4に記載のプリントシステムである。
【0021】請求項6に記載の発明は、前記カラープリ
ンタがラスタイメージを画像圧縮して圧縮するための画
像圧縮部を備え、前記装置管理部が前記展開ジョブを実
行する画像形成装置を選択した際、前記カラープリンタ
が有している前記圧縮手段と同圧縮方式の圧縮手段を備
えている場合は、前記色分解部において、圧縮を実行さ
せるためのコマンド命令を、予め前記単色PDLデータ
内に付加することを特徴とする請求項1又は2記載のプ
リントシステムである。
【0022】請求項7に記載の発明は、前記装置管理部
が、カラー画像の形成に必要な時間が最短となるよう
に、選択した前記装置の各インタプリンタに各単色PD
Lデータを割り当てることを特徴とする請求項1又は2
に記載のプリントシステムである。
【0023】請求項8に記載の発明は、前記装置管理部
が、ページ記述言語データの展開処理時間を計測する実
行プログラムと実行指令、及び該実行プログラムの実行
結果を上記複数の画像処理装置のいずれかに対し送受信
するための送受信手段と、受信した前記実行結果に基づ
き、前記画像処理装置の処理能力を判断する判断手段と
を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載のプリ
ントシステムである。
【0024】請求項9に記載の発明は、前記装置管理部
が、上記単色ページ記述言語データの展開処理を実行さ
せる画像処理装置を選択する際、上記インタプリタの処
理能力の高い順に選択することを特徴とする請求項1又
は2に記載のプリントシステムである。
【0025】請求項10に記載の発明は、前記装置管理
部が、上記単色ページ記述言語データの展開処理を実行
させる画像処理装置を選択する際、前記単色ページ記述
言語データの容量が大きいものから順に、上記インタプ
リタの処理能力の高い順に選択することを特徴とする請
求項1又は2に記載のプリントシステムである。
【0026】請求項11に記載の発明は、前記装置管理
部が、上記単色ページ記述言語データの展開処理を実行
させる画像処理装置を選択する際、処理能力の著しく高
い装置に対しては、複数の単色ページ記述言語データの
展開処理を割り当てるようにすることを特徴とする請求
項1又は2に記載のプリントシステムである。
【0027】
【発明の実施の形態】図1は、本実施の形態に係るカラ
ープリントシステム(以下、システムと称する)1の構
成を示す説明図である。この図に示すように、システム
1は、LAN7上に、ホストコンピュータ2、カラープ
リンタ3、第1のモノクロプリンタ4、第2のモノクロ
プリンタ5、ワークステーション6を備えた構成であ
る。そしてこの場合、第1モノクロプリンタ4と第2の
モノクロプリンタ5とワークステーション6には、図2
にて後述するように、データ送受信を司るデータ制御部
15、17、19と単色PDLデータを解釈可能かイン
タプリタ16、1820を有しており、複数の画像形成
装置を構成している。
【0028】尚、本実施形態ではネットワーク接続の形
態としてLANの場合についてのみ例示しているが、例
えばLANの形態であっても有線接続の場合、無線接続
の場合のどちらでも良いし、ネットワークとしてもLA
Nの場合だけでなくWAN(Wide Area Network)であ
っても良いし、相互に装置が接続され、制御できる形態
であれば良いことは勿論である。
【0029】まず、システム1の各構成について説明す
ると、まずホストコンピュータ2は、アプリケーション
ソフト等で作成されたドキュメントをカラーPDLデー
タPに変換し、カラーPDLデータPをLAN7を通し
てカラープリンタ3に送信する機能を有する。
【0030】次にカラープリンタ3は、例えば電子写真
方式のカラーページプリンタである。即ち、カラープリ
ンタ3は、カラーPDLデータPを入力して、カラー画
像の補色である例えばイエロー(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)、ブラック(K)の計4色のラス
タイメージ(展開データ)に夫々展開し、対応する4色
のトナーを用いて当該イメージを所定の用紙に印刷(印
字)することができる。
【0031】尚、本実施形態では、画像形成方法として
電子写真方式で補色がYMCAによりフルカラーの画像
形成する旨の例示を行なっているが、例えばフルカラー
でなくても単色画像によるカラー画像(例えばY、Mだ
け)でも良く、また補色をYMCのみとしても良いし、
さらに画像形成方法も電子写真方式以外の例えばインク
ジェット方式、感熱式、熱転写式等でも良いことは勿論
である。
【0032】モノクロプリンタ4、5は、例えば電子写
真方式のモノクロプリンタである。即ち、モノクロプリ
ンタ4、5は、入力された単色PDLデータを所定の色
のラスタイメージに展開し、所定の色のトナーを用い
て、当該イメージを所定の用紙に印刷するものである。
【0033】さらに、これらモノクロプリンタ4、5
は、展開によって得られたラスタイメージを、LAN7
を介して外部に出力する機能も有する。また、第2のモ
ノクロプリンタ5は、展開によって得られたラスタイメ
ージを圧縮することもできるようになっている。尚、本
実施形態では画像形成装置を、2台のモノクロプリンタ
4、5とワークステーション6としているが、例えばカ
ラー画像のPDLデータを解釈可能なカラープリンタが
あっても良く、具体的には単色(補色)のPDLデータ
を解釈できるインタプリタを備えている画像処理装置で
あれば良い。
【0034】ワークステーション6は、単色PDLデー
タを入力して所定の色の展開データ(ラスタイメージ)
に展開する機能を有するものである。通常、プリンタ内
のPDLデータ展開機能を司るインタプリタをハードウ
ェアRIP(Raster Image Processor)と呼ぶのに対し
て、このようなワークステーションなどにおけるPDL
展開機能はソフトウェアRIPと呼ばれている。
【0035】図2は、これらカラープリンタ3、モノク
ロプリンタ4、5及びワークステーション6の各構成ブ
ロックを示す説明図である。この図に示すように、モノ
クロプリンタ4、5及びワークステーション6は、デー
タ制御部15、17、19及びインタプリタ16、1
8、20をそれぞれ備えている。
【0036】データ制御部15、17、19は、カラー
プリンタ3等の、LAN7に接続された他の装置とのデ
ータの送受信を行なうためのものである。また、インタ
プリタ16、18、20は、外部の装置(例えばカラー
プリンタ3あるいはホストコンピュータ2)より受信し
た単色PDLデータを解釈して、印刷に必要な展開デー
タに変換するためのものである。
【0037】また、第2のモノクロプリンタ5は、画像
圧縮部23を備えている。この画像圧縮部23は、展開
データを所定の方法で圧縮するためのものである。
【0038】また、図2に示すように、カラープリンタ
3は、データ制御部8、装置管理部9、PDLデータ色
分解部10、インタプリタ11、中央演算処理部12、
データ記憶部13、カラー印字部14、画像圧縮部21
及び画像伸長部22を備えている。
【0039】データ制御部8は、カラープリンタ3と、
LAN7に接続されている他の装置、即ち、ホストコン
ピュータ2、モノクロプリンタ4、5及びワークステー
ション6との間のデータ通信の制御を行なうものであ
る。
【0040】PDLデータ色分解部10は、ホストコン
ピュータ2等の外部の装置より受信したカラーPDLデ
ータPを、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)、ブラック(K)の各色成分に分離し、単色化さ
れた4つの単色PDLデータPY、PM、PC、PKに
分解(分離)するものである。また、PDLデータ色分
解部10は、分解によって得られた単色PDLデータ
に、所定の圧縮コマンド命令を付加する機能を有する。
【0041】尚、本実施形態では、PDLデータ色分解
部10と装置管理部9がカラープリンタ3内部に配設さ
れている例を示しているが、例えばこれらを他の装置
2、4、5、6内に設けたり、別途独立した装置として
ネットワークに接続された形態としても良い。この場
合、既存のカラープリンタシステム1に、内蔵した装置
や独立した装置を追加することで、同様の効果が得られ
る。
【0042】インタプリタ11は、カラーPDLデータ
あるいは単色PDLデータを解釈し、印刷に必要なラス
タイメージに展開するものである。このインタプリタ1
1と、モノクロプリンタ4、5及びワークステーション
6のインタプリタ16、18、20とは、同じ言語仕様
のPDLデータを展開可能なものである。
【0043】尚、以下では、システム1における各装置
のインタプリタの処理能力は、ワークステーション6、
カラープリンタ3、第2のモノクロプリンタ5、第1の
モノクロプリンタ4の順に高いとする。
【0044】装置管理部9は、LAN7に接続されてい
る他の装置における構成(例えばインタプリタ)の種類
や能力を調査し、所望の構成を有する装置の有無及び数
を検索するものである。また、装置管理部9は、所定の
基準に基づいて、検索された装置の処理能力順位を決定
するようになっている。
【0045】また、装置管理部9は、検索された装置に
よって上記した単色PDLデータを展開させるために、
各単色PDLデータを各装置に割り当てる処理を行なう
ものである。尚、この処理では、容量の大きい単色PD
Lデータが、圧縮手段を有する装置に優先的に割り当て
られ、次に処理能力順位の高い装置に割り当てられるよ
うにしている。
【0046】中央演算処理部12は、図示しないプログ
ラム格納部よりプログラムを読み出し、読み出したプロ
グラムを実行するプロセッサである。そして、この中央
演算処理部12は、リアルタイムOSを搭載しており、
カラープリンタ3全体の制御を行なうようになってい
る。また、中央演算処理部12は、PDLコマンドを解
析してラスタイメージに展開する際の各種演算処理を行
なう。
【0047】データ記憶部13は、LAN7を介して外
部から送信されたデータや、カラープリンタ3の内部の
データを格納するためのフレームメモリである。また、
データ記憶部13は、PDLデータをラスタイメージヘ
展開する際の作業領域や、バッファとしても使用できる
ようになっている。このデータ記憶部13は、例えば、
DRAM(Dynamic Random Access Memory)などのメモ
リ、あるいはハードディスク装置、場合によってはリム
ーバブルメモリなどから構成することができる。また、
カラー印字部14は、YMCK各色の展開データを用い
てカラー印字を行なうものである。
【0048】画像圧縮部21は、第2のモノクロプリン
タ5における画像圧縮部23と同様に、展開データを所
定の方法で圧縮し、圧縮展開データを生成するためのも
のである。また、画像伸長部22は、画像圧縮部21、
23によって生成された圧縮展開データを伸長し、展開
データを生成するためのものである。
【0049】この画像圧縮部21及び第2のモノクロプ
リンタ5の画像圧縮部23による圧縮の方法としては、
例えば、圧縮率の高いJPEG形式(Joint Photograph
ic Experts Group)や、GIF(Graphics Interchange
Format)画像で採用されているLZW圧縮(Lempel-Zi
v-Welch)などがある。
【0050】(本発明の第1の実施形態)本発明の第1
の実施形態について以下に説明する。尚、以下では、ホ
ストコンピュータ2において作成されたカラーのドキュ
メントを、カラープリンタ3で印刷する場合を例として
説明する。図3〜5は、この場合のカラー印刷処理にお
ける、LAN7上を通るデータの流れを示す説明図であ
り、図6〜13は、この場合におけるシステム1の各構
成の動作を示すフローチャートである。
【0051】ホストコンピュータ2でカラーのドキュメ
ントを作成し、印刷処理を実行すると、ホストコンピュ
ータ2内の図示しないプリンタドライバが、このドキュ
メントを構成するデータ(アプリケーションデータ)
を、カラープリンタ3が解釈可能なPDLデータPに変
換する。
【0052】そして、作成されたカラーPDLデータP
が、図3に示すようにLAN7を通じてカラープリンタ
3に送信されると、図6に示すように、カラープリンタ
3における中央演算処理部12が、データ制御部8を制
御してこのカラーPDLデータPを受信させ、データ記
憶部13に格納させる(ステップS101、以後同様に
略してS101というように称する)。
【0053】その後、中央演算処理部12は、装置管理
部9を制御して、LAN7上に接続されている装置の中
から、所定のインタプリタを有する装置を検索する(S
102)。尚、所定のインタプリタとは、LAN7に接
続されている装置における空き状態のインタプリタであ
って、カラープリンタ3におけるインタプリタ11と同
じ言語仕様のPDLデータを展開可能なインタプリタの
ことである。
【0054】また、S102において、中央演算処理部
12は、装置管理部9を制御して、検索した装置が、所
定の画像圧縮部を備えているかどうかを検索させる。所
定の画像圧縮部とは、カラープリンタ3における画像圧
縮部21と同様の圧縮形式を有するものである。
【0055】本実施形態は、所定のインタプリタを有す
る装置が、2台のモノクロプリンタ4、5と、1台のワ
ークステーション6の計3台だけ検知された場合が該当
する。従って、S103がNO、S104がYESとな
り、その後の処理は、図7に示すS201以降となる。
【0056】そして、このS201において、中央演算
処理部12は、装置管理部9を制御して、検索された装
置におけるインタプリタの処理能力を調査させる。S1
02において調査した圧縮手段の有無とインタプリタの
処理能力調査結果に基づいて、各装置における処理能力
順位を決定させる。
【0057】尚、4台以上あるいは2台の装置が検知さ
れた場合(図6におけるS103あるいはS105がY
ES)、及び、1台以下の装置が検出された場合(S1
05がNO)については後述する。
【0058】その後、S202において、中央演算処理
部12は、データ制御部8を制御して、S102で検知
された3台の装置(第1のモノクロプリンタ4、第2の
モノクロプリンタ5、ワークステーション6)とのLA
N接続を確立する。この時点で接続を確立しておく理由
は、次のS203以降の処理を実行中に、3台の装置が
他のジョブを受け付けないようにするためである。
【0059】次に、中央演算処理部12は、PDLデー
タ色分解部10を制御して、データ記憶部13に格納さ
れているカラーPDLデータPを、YMCKそれぞれの
単色のみで表された単色PDLデータPY、PM、P
C、PKに色分解させる(S203)。そして中央演算
処理部12は、データ記憶部13を制御して、これら単
色PDLデータPY、PM、PC、PKを記憶させる。
ここで、以下では、各単色PDLデータは、PM、P
C、PK、PYの順にデータ量が大きいとする。
【0060】その後、中央演算処理部12は、装置管理
部9を制御して、単色PDLデータPY、PM、PC、
PKを、第1のモノクロプリンタ4、第2のモノクロプ
リンタ5、ワークステーション6及びカラープリンタ3
それぞれに割り当てる。
【0061】上記したように、容量の大きい単色PDL
データが、圧縮手段を備えた画像処理装置に優先的に割
り当てられ、残りは処理能力順位の高い装置、即ち、処
理能力がより高いインタプリタを有する装置に割り当て
られるようになっている。従って、それぞれの装置3〜
6が担当する単色PDLデータは、第2のモノクロプリ
ンタ5がPM、ワークステーション6がPC、カラープ
リンタ3がPK、第1のモノクロプリンタ4がPYとな
る。
【0062】次に、中央演算処理部12は、データ制御
部8を制御して、図4に示すように、それぞれの各単色
PDLデータを、LAN7を介して各装置に送信させ
る。即ち、単色PDLデータPYを第1のモノクロプリ
ンタ4に(S206)、単色PDLデータPMを第2の
モノクロプリンタ5に(S209)、単色PDLデータ
PCをワークステーション6に(S212)それぞれ送
信させる。
【0063】尚、この送信の前に、中央演算処理部12
は、PDLデータ色分解部10を制御して、画像圧縮部
を備えている装置に送信される単色PDLデータに、圧
縮コマンド命令を付加させる(S205、S208、S
211)。中央演算処理部12によるこの制御は、S1
02における画像圧縮部の有無の検索結果に基づいて行
なわれる。
【0064】また、単色PDLデータPKは、カラープ
リンタ3内のインタプリタ13で展開処理するために、
データ記憶部13に格納されたままになっている。そし
て、各単色PDLデータPY、PM、PC、PKは、カ
ラープリンタ3とモノクロプリンタ4、5とワークステ
ーション6とにおいて、それぞれ並列に展開処理され
る。
【0065】次に、各装置における単色PDLデータの
展開処理について説明する。まず、カラープリンタ3に
おける展開処理について説明する。図8は、カラープリ
ンタ3における単色PDLデータPKの展開処理を示す
フローチャートである。この図に示すように、この処理
では、中央演算処理部12は、データ記憶部13を制御
して、単色PDLデータPKを読み出させ、インタプリ
タ11に伝達させる(S301)。そして、中央演算処
理部12は、インタプリタ11を制御して、この単色P
DLデータPKを展開させて展開データRKを作成させ
る(S302)。
【0066】その後、中央演算処理部12は、画像圧縮
部21を制御して、この展開データRKを圧縮させて圧
縮展開データCRKを作成させ、このデータに圧縮タグ
情報を付加させる(S303)。
【0067】その後、中央演算処理部12は、データ記
憶部13を制御して、この圧縮展開データCRKを記憶
させる(S304)。そして、中央演算処理部12は、
1ページ分の単色PDLデータPKの展開処理が終了す
ると(S305)、後述する印字処理1(図10のS5
00)に移行する。
【0068】次に、モノクロプリンタ4、5とワークス
テーション6とにおける展開処理について説明する。図
9は、この展開処理を示すフローチャートである。上記
したように、各装置4〜6に送信された単色PDLデー
タPY、PM、PCは、各装置4〜6におけるデータ制
御部15、17、19で受信される(S401)。
【0069】そして、インタプリタ16、18、20で
ラスタイメージヘの展開処理が行なわれる(S40
2)。このとき、画像圧縮部23を備えている第2のモ
ノクロプリンタ5に送信された単色PDLデータPMに
は、圧縮コマンド命令が付加されている。従って、第2
のモノクロプリンタ5における画像圧縮部23は、展開
データRMを圧縮処理して圧縮展開データCRMを生成
し、圧縮タグ情報を付加する(S403、S404)。
【0070】その後、各装置4〜6により作成された展
開データRY、RC及び圧縮展開データCRMは、図示
しないメモリヘ格納される(S405)。そして、1ぺ
ージ分の展開データRY、RCあるいは圧縮展開データ
CRMが作成されると(S406)、図5に示すよう
に、各データは、データ制御部15、17、19によっ
てカラープリンタ3へ送信され(S407、図8のS3
06)、後述する印字処理1(図10のS500)が行
なわれる。そして、全ページの展開処理が終了すると、
カラープリンタ3との接続が解除される(S408)。
【0071】次に、図10に示す印字処理1について詳
細に説明する。カラープリンタ3の中央演算処理部12
は、各装置4〜6によって展開(ラスタライズ)された
展開データRY、RC及び圧縮展開データCRMを、1
ページ毎にデータ記憶部13に記憶させる(S50
1)。
【0072】その後、中央演算処理部12は、カラープ
リンタ3の画像圧縮部21で作成された圧縮展開データ
CRKを含めて、データ記憶部13内に1ページ分の展
開データ及び圧縮展開データが全て記憶されているか否
かを判断する(S502)。
【0073】そして、S502において、全て記憶され
ていると判断した場合には、中央演算処理部12は、こ
れら展開データRY、RC及び圧縮展開データCRM、
CRKを、データ記憶部13より読み出す(S50
3)。この読み出しは、カラー印字部14の撮像順序
(例えば、Y→M→C→Kの順)に従って行なわれる。
尚、S502において、1ページ分の圧縮展開データが
記憶されていないと判断した場合には、中央演算処理部
12は、S501に戻る。
【0074】そして、中央演算処理部12は、S503
において読み出したデータに圧縮タグ情報が添付されて
いる場合には、そのデータを画像伸長部22によって伸
長させる(S504、S505)。これにより、圧縮展
開データCRM、CRKは展開データRM、RKとな
る。
【0075】その後、中央演算処理部12は、各展開デ
ータをビデオデータとしてカラー印字部14に送出させ
(S506)、このカラー印字部14を制御して、1ペ
ージのカラー印字を行なわせる(S507)。
【0076】そして、印字が完了したページの展開デー
タRY、RC、RM、RKを全て消去させる(S50
8)。その後、中央演算処理部12は、全ページの印字
が完了している場合には印字処理を終了する一方、完了
していなければS501〜S508を繰り返す(S50
9)。
【0077】次に、図6のS102において、所定のイ
ンタプリタを有する装置が4台以上検知された場合にお
ける処理について説明する。
【0078】LAN7上に接続されている装置の中で、
所定のインタプリタを有する装置が4台以上検知された
場合、図6におけるS103がYESとなり、その後の
処理は図7に示すS201となる。S201において、
中央演算処理部12は、装置管理部9を制御して、まず
圧縮手段を備えている装置を優先的に選択し、次に、備
えているインタプリタの展開処理性能が高い順に、計3
台の装置を選択する(S201)。
【0079】そして、選択された3台の装置が、圧縮手
段を備えた第2のモノクロプリンタ5、及び処理能力の
高い順に、ワークステーション6、第1のモノクロプリ
ンタ4であるとすると、次のステップであるS202以
降の処理は、上記の3台の装置だけが検知された場合と
同様の手順となる。
【0080】次に、図6のS102において、所定のイ
ンタプリタを有する装置が2台検知された場合における
処理について説明する。
【0081】LAN7上に接続されている装置の中で、
所定のインタプリタを有する装置が2台検知され、これ
ら2台の装置が、圧縮手段を備えた第2のモノクロプリ
ンタ5及びワークステーション6であるとする。この場
合、図6におけるS105がYESとなり、その後の処
理は、図11に示すS601〜S609となる。これら
の処理は、図7に示したS202、203、S207〜
S212と同様の処理である。
【0082】尚、この場合、単色PDLデータの種類が
4つであるため、図11のS603に示すように、単色
PDLデータPKとデータ容量の最も小さい単色PDL
データPYとの2つの展開処理を、カラープリンタ3内
のインタプリタ11が行なうことになる。
【0083】また、この場合のカラープリンタ3におけ
る単色PDLデータPK、PYの展開処理は、図12に
示すS701〜S705となる。この図に示すように、
この場合の展開処理では、図8に示した単色PDLデー
タPKの処理が行なわれた後、この処理と同様の手順
で、単色PDLデータPYの処理が行なわれるようにな
っている。
【0084】また、装置5、6における単色PDLデー
タPM、PCの展開処理は、図9に示した処理と同様の
ものとなる。即ち、この場合の展開処理は、図9に示し
た処理において、単色PDLデータPY及び第1のモノ
クロプリンタ4に関する処理を削除したものとなる。
【0085】また、この場合の印字処理2は、図13に
示すS801〜S809となる。この図に示すように、
この場合の印字処理は、図10に示した処理において、
第1のモノクロプリンタ4に関する処理を削除し(S8
01)、圧縮展開データCRM、CRKに加えて、CR
Yも伸長する(S805)ようにしたものとなる。
【0086】次に、図6のフローチャートのS102
で、所定のインタプリタを有する装置が1台以下検知さ
れた場合について説明する。LAN7上に接続されてい
る装置の中で、所定のインタプリタを有する装置が2台
以上検出されなかった場合には、単色PDLデータP
Y、PM、PC、PKの全ての展開処理を、カラープリ
ンタ3におけるインタプリタ11において行なうことに
なる。そして、この場合の処理は、図6のS106〜S
114に示したものとなる。
【0087】この図に示すように、この場合には、中央
演算処理部12は、インタプリタ11を制御して展開デ
ータRY、RM、RC、RKを作成させ(S106)、
中央演算処理部12を制御して、圧縮展開データCR
Y、CRM、CRC、CRKを作成させ(S107)、
これら圧縮展開データをデータ記憶部13に記憶させる
(S108)。
【0088】そして、データ記憶部13内に1ページ分
の圧縮展開データが全て記憶されたと判断した場合には
(S109)、中央演算処理部12は、これら圧縮展開
データを、データ記憶部13より読み出す(S11
0)。この読み出しは、カラー印字部14の撮像順序に
従って行なわれる。尚、S109において1ページ分の
圧縮展開データが記憶されていないと判断した場合、中
央演算処理部12は、S106〜S108の処理を繰り
返す。
【0089】そして、中央演算処理部12は、読み出し
た圧縮展開データを画像伸長部22によって伸長させ
(S111)、その伸長された展開データをビデオデー
タとしてカラー印字部14に伝達し、、カラー印字部1
4によって1ページのカラー印字を行なわせる(S11
2)。その後、中央演算処理部12は、印字が完了した
ページの展開データを全て消去する(S113)。そし
て、全ページの印字が完了すれば印字処理終了となり、
完了していなければS106〜S113を繰り返す(S
114)。
【0090】以上のように、第2のモノクロプリンタ5
では、インタプリタ16によって得られた展開データ
を、画像圧縮部23によって圧縮してからカラープリン
タ3に送信するようになっている。従って、圧縮しない
場合に比して、カラープリンタ3への展開データの転送
時間を短縮することが可能となり、LAN7におけるト
ラフィック量を軽減させることができる。
【0091】また、カラープリンタ3では、インタプリ
タ11によって生成された展開データを、画像圧縮部2
1を用いて圧縮してからデータ記憶部13に記憶させる
ようになっている。これにより、圧縮しない場合に比し
て、データ記憶部13に必要な記憶容量を削減すること
が可能となっている。従って、データ記憶部13のコス
トを低減することができる。
【0092】ここで、所定のインタプリタを有する装置
がLAN上に1台だけ検知された場合、この検知された
1台の装置に展開処理をさせない理由を説明する。例え
ば、同一LAN上にモノクロプリンタ1台とカラープリ
ンタ1台が接続されているような環境においては、カラ
ー印刷を行なうのはカラープリンタ、モノクロ印刷を行
なうのはモノクロプリンタ、というようにユーザが使い
分けている場合が考えられる。このような場合、カラー
プリンタの展開処理のためにモノクロプリンタが占有さ
れては、モノクロ印刷を行なうためのモノクロプリンタ
が使用できなくなる。このような状況を防ぐため、イン
タプリタを有する装置がLAN上に1台だけ検知された
場合には、カラープリンタ内で全ての展開処理を行なう
ようにする。
【0093】尚、本実施の形態では、カラープリンタ3
が、PDLデータ色分解部10、装置管理部9及びイン
タプリタ11を備えるようにしている{が、システム1
の構成はこれに限らない。また、ホストコンピュータ、
カラープリンタ、他の装置の接続数は、図1に示す数に
限定されるものではない。
【0094】また、図7のS201におけるインタプリ
タの処理能力順位の決定は、図示しないROM(Read O
nly Memory)等のメモリ内に予め用意している、インタ
プリタの展開処理能力計測プログラムを使用して行なわ
れるようにしても良い。
【0095】展開処理能力計測プログラムとは、フォン
トの展開と図形の描画が含まれた簡単な展開処理を行な
い、その展開処理に奏した時間を計測するために、PD
Lで記述されたプログラムである。
【0096】また、カラープリンタ3内のインタプリタ
11の処理能力(時間データ)は、予め展開処理能力計
測プログラムで計測されており、その計測結果は図示し
ないROM等のメモリ内に格納されるようにしても良
い。このようにすれば、図7のS201に示した装置管
理部9によ、処理能力順位の決定処理速度をさらに向上
させることが可能となる。
【0097】また、図6のS102に示した、LAN7
に接続されている所定のインタプリタを有する装置の検
索は、例えば、SNMP(Simple Network Management
Protocol)のようなプロトコルを使用して、各インタプ
リタのMIB(Management Information Base)の値を
調べる方法によって行なうことが可能である。
【0098】また、本実施の形態では、このS102に
おける検索が、LAN7上における各装置が所定のイン
タプリタを有しているかどうかに基づいて行なわれるよ
うになっている。しかしながら、システム1の構成はこ
れに限らない。この検索は、例えば、各装置が、インタ
プリタとともに画像圧縮装置を備えているかどうかに基
づいて行なわれるようにしても良い。
【0099】また、本実施の形態では、装置管理部9に
よって検索される所定のインタプリタを有する装置の数
によらず、1つの単色PDLデータを、カラープリンタ
3におけるインタプリタ11によって展開するようにな
っている。しかしながら、システム1の構成はこれに限
らない。例えば、カラープリンタ3におけるインタプリ
タ11以外のインタプリタの処理能力が著しく高い場
合、単色PDLデータの展開のために、インタプリタ1
1を使用しなくても良い。
【0100】また、本実施の形態では、図7におけるS
203において、PDLデータ色分解部10がカラーP
DLデータPを色分解して、単色PDLデータPY、P
M、PC、PKを作成するようになっている。以下に、
これら単色PDLデータPY、PM、PC、PKの作成
について説明する。
【0101】PDL記述において、階調を表すデータが
{Yの階調、Mの階調、Cの階調、Kの階調}のように
表現されるとする。
【0102】YMCKそれぞれの階調数が256の場
合、各データはYMCKの順に、00(階調0)〜FF
(階調255)の16進数で表されている。即ち、イエ
ロー100%色の場合は{FF 00 00 00}、
マゼンタ100%色の場合は{00 FF 00 0
0}、シアン100%色の場合は{00 00 FF
00}、ブラック100%色の場合は{00 00 0
0 FF}で表される。
【0103】ここで、例えば、ある領域の階調データを
表すカラーPDLデータPが、{FF FF 00 0
0}であったとする。この画素は、YとMが階調25
5、CとKが階調0であることから、赤色(Red)で
ある。このデータをYMCKそれぞれの成分に色分解
し、4つの階調データで表現すると、Yは{FF 00
00 00}、Mは{00 FF 00 00}、Cは
{00 00 00 00}、Kは{00 00 00
00}になる。
【0104】従って、単色PDLデータ、イエローPY
は{FF}、マゼンタPMは{FF}、シアンPCは
{00}、ブラックPKは{00}になり、この領域の
カラーPDLデータの色分解が完了する。得られたこれ
らの各単色PDLデータは、各装置のインタプリタにお
いて、カラープリンタ3の解像度に合わせて、ラスタイ
メージに展開される。
【0105】また、本実施の形態では、図8におけるS
305や、図9におけるS406において、1ページ分
のデータが作成されたか否かが判断されるようになって
いる。以下に、各ページにおける境界の検出方法につい
て説明する。
【0106】例えば、使用されるPDLが、米Adobe sy
stems社のPostScript言語(商標)であるとすると、言
語記述の中の“%%Page Trailer”行は、
ページの終了を表し、ページの始まりは“%%Pag
e:11”や“%%Page:12”のように“%%P
age:nn”行で表される。
【0107】従って、これらのコメント文を検知するこ
とで、容易にページの終了を判別することが可能であ
る。これらのコメント仕様は、PostScript言語仕様の文
書構造化規約(DSC)で規定されている。
【0108】(本発明の第2の実施形態)本発明の第2
の実施形態について以下に説明する。尚、以下では、ホ
ストコンピュータ2において作成されたカラーのドキュ
メントを、カラープリンタ3で印刷する場合を例として
説明する。図15〜17は、この場合のカラー印刷処理
における、LAN7上を通るデータの流れを示す説明図
であり、図18〜22は、この場合におけるシステム1
の各構成の動作を示すフローチャートであり、図23は
従来技術による印刷時間と本実施形態での実施形態を比
較した図を表わし、実施形態1と同様の構成部分につい
ては同じ番号を付している。
【0109】ホストコンピュータ2でカラーのドキュメ
ントを作成し、印刷処理を実行すると、ホストコンピュ
ータ2内の図示しないプリンタドライバが、このドキュ
メントを構成するデータ(アプリケーションデータ)
を、カラープリンタ3が解釈可能なPDLデータPに変
換する。
【0110】そして、作成されたカラーPDLデータP
が、図15に示すようにLAN7を通じてカラープリン
タ3に送信されると、図18に示すように、カラープリ
ンタ3における中央演算処理部12が、データ制御部8
を制御してこのカラーPDLデータPを受信させ、デー
タ記憶部13に格納させる(ステップS1101、以後
同様に略してS1101というように称する)。
【0111】その後、中央演算処理部12は、装置管理
部9を制御して、LAN7上に接続されている装置の中
から、所定のインタプリタを有する装置を検索する(S
1102)。尚、所定のインタプリタとは、LAN7に
接続されている装置における空き状態のインタプリタで
あって、カラープリンタ3におけるインタプリタ11と
同じ言語仕様のPDLデータを展開可能なインタプリタ
のことである。
【0112】次に、中央演算処理部12は、装置管理部
9を制御して、予め記憶手段等に記憶して用意しておい
たインタプリタの展開処理計測プログラムを使用し、各
装置へ該プログラムとその実行の旨の信号を送信し、さ
らに前記プログラムの計測結果を受信することで各装置
の処理能力を調査する。
【0113】ここで使用する展開処理能力計測プログラ
ムとは、例えばフォントの展開と図形の描画が含まれた
簡単な展開処理を行ない、その展開処理に要した時間を
計測するようにPDLで記述されたプログラムであると
する。そして各装置より受信した計測時間の結果に基づ
いて、カラープリンタ3自身を含めて処理能力順位を決
定する。尚、カラープリンタ3内のインタプリタ11の
性能は予め展開処理能力計測プログラムで計測した時間
データをROM(Read Only Memory)などに格納してお
けば良い。ここではワークステーション6、カラープリ
ンタ3、第2のモノクロプリンタ5、第1のモノクロプ
リンタ4の順に処理能力が高いものとする。
【0114】本実施形態は、所定のインタプリタを有す
る装置が、2台のモノクロプリンタ4、5と、1台のワ
ークステーション6の計3台が検知された場合が該当す
るので、S1103がNO、S1104がYESとな
り、その後の処理は、図7に示すS1202以降とな
る。
【0115】そして、このS1201において、中央演
算処理部12は、装置管理部9を制御して、検索された
装置におけるインタプリタの処理能力を調査し能力順位
を決定する。
【0116】その後、S1201では、中央演算処理部
12は、データ制御部8を制御して、S1102で検知
された3台の装置(第1のモノクロプリンタ4、第2の
モノクロプリンタ5、ワークステーション6)とのLA
N接続を確立する。この時点で接続を確立しておく理由
は、次のS1203以降の処理を実行中に、3台の装置
が他のジョブを受け付けないようにするためである。
【0117】次に、中央演算処理部12は、PDLデー
タ色分解部10を制御して、データ記憶部13に格納さ
れているカラーPDLデータPを、YMCKそれぞれの
単色のみで表された単色PDLデータPY、PM、P
C、PKに色分解させる(S1203)。そして中央演
算処理部12は、データ記憶部13を制御して、これら
単色PDLデータPY、PM、PC、PKを記憶させ
る。ここで各単色PDLデータは、PC、PK、PM、
PYの順にデータ量が大きいとする。
【0118】ここで上記したように、容量の大きい単色
PDLデータが、処理能力の高い装置に優先的に割り当
てると、それぞれの装置3〜6が担当する単色PDLデ
ータは、第2のモノクロプリンタ5がPM、ワークステ
ーション6がPC、カラープリンタ3がPK、第1のモ
ノクロプリンタ4がPYとなる。そして次にS1203
で行なわれる、PDLデータPから単色PDLデータP
Y、PM、PC、PKへの色分解について説明するを作
成するようになっている。尚、この部分については実施
形態1で説明したので、重複する説明は省略する。
【0119】次に、中央演算処理部12は、データ制御
部8を制御して、図16に示すように、それぞれの各単
色PDLデータを、LAN7を介して各装置に送信させ
る。即ち、単色PDLデータPYを第1のモノクロプリ
ンタ4に(S1204)、単色PDLデータPMを第2
のモノクロプリンタ5に(S1205)、単色PDLデ
ータPCをワークステーション6に(S1206)それ
ぞれ送信させる。ここで単色PDLデータPKはカラー
プリンタ3内のインタプリタ13で展開処理するため
に、データ記憶部13に格納されたままになっている
(S1207)。そして、各単色PDLデータPY、P
M、PC、PKは、カラープリンタ3とモノクロプリン
タ4、5とワークステーション6とにおいて、それぞれ
並列に展開処理され、当該展開処理のフローチャートは
図20に示した通りである。
【0120】そして、単色PDLデータPKは、カラー
プリンタ3内のインタプリタ11で展開処理され(S1
208)、展開データRKとしてデータ記憶部13に格
納される(S1209)。1ページ分の展開処理が終了
すると(S1201)、図21に示す印字処理に移行す
ることとなる。
【0121】次に、各装置における各単色PDLデータ
PY、PM、PCの展開処理について説明するために、
図20に示したフローチャートについて説明する。単色
PDLデータPYは、S1204でカラープリンタ3よ
り第1のモノクロプリンタ4へ送信され、第1のモノク
ロプリンタ4内のデータ制御部15で受信される(S1
301)。次に、インタプリタ16でラスタイメージへ
の展開処理が行なわれ(S1302)、展開データRY
として図示されていないメモリへ格納される(S130
3)。
【0122】1ページ分の展開処理が終了すると、1ペ
ージ分の展開データRYをカラープリンタ3へ送信して
(S1305)、図21に示す印字処理に移行する。全
ページの展開処理が終了すると(S1306)、カラー
プリンタ3との接続を解除する(S1307)。
【0123】単色PDLデータPMは、S1205で、
カラープリンタ3より第2のモノクロプリンタ5へ送信
され、第2のモノクロプリンタ5内のデータ制御部17
で受信される(S1301)。次にインタプリタ18で
ラスタイメージへの展開処理が行なわれ(S130
2)、展開データRMとして図示されていないメモリへ
格納される(S1303)。1ページ分の展開処理が終
了すると、1ページ分の展開データRMをカラープリン
タ3へ送信して(S305)、図21に示す印字処理に
移行する。全ページの展開処理が終了すると(S130
6)、カラープリンタ3との接続を解除する(S30
6)。
【0124】単色PDLデータPCの場合も同様に、S
1206で、カラープリンタ3よりワークステーション
6へ送信され、ワークステーション6内のデータ制御部
19で受信される(S1301)。次にインタプリタ2
0でラスタイメージへの展開処理が行なわれ(S130
2)、展開データRCとして図示されていないメモリへ
格納される(S1303)。1ページ分の展開処理が終
了すると、1ページ分の展開データRCをカラープリン
タ3へ送信して(S1305)、図21に示す印字処理
に移行する。全ページの展開処理が終了すると(S13
06)、カラープリンタ3との接続を解除する(S13
07)。装置4、5、6それぞれのインタプリタでラス
タライズされた展開データRY、RM、RCのデータの
流れを図17に示す(S1211参照)。
【0125】ここで、上記S1210やS1304で行
なわれる1ページが終了したかどうかの判定、つまりペ
ージの境界の検出方法としては、PDL言語が例えば、
米Adobe systems社のPostScript言語(商標)であると
すると、第1実施形態で説明したように、言語記述の中
の“%%Page Trailer”行は、ページの終
了を表し、ページの始まりは“%%Page:11”や
“%%Page:12”のように“%%Page:n
n”行で表されるので、これらのコメント文を検知する
ことで、容易にページの終了を判別することが可能であ
る。
【0126】次に、図9に示す印字処理について詳細に
説明する。カラープリンタ3の中央演算処理部12は、
各装置4〜6のインタプリタによってラスタライズされ
た展開データRY、RM、RCは、1ページ毎にカラー
プリンタ3のデータ記憶部13で受信され記憶される
(S1401)。その後、カラープリンタ3内のインタ
プリタ11でラスタライズされた展開データRKを含め
て、1ページ分の展開データが全てそろえば(S140
2)、展開データをカラー印字部14の撮像順序に従っ
て、データ記憶部13より読み出し(S1403)、ビ
デオデータとしてカラー印字部14に送出させ(S14
04)、1ページのカラー印字を行なわせる(S140
5)。そして、印字が完了したページの展開データを全
て消去させる(S1406)。全ページの印字が完了す
れば(S1407)、印字処理を終了する一方、完了し
ていなければS1401〜S1406を繰り返す。
【0127】次に、図18のフローチャートのS110
2にて、装置が4台以上検知された場合における処理に
ついて説明する。LAN7上に接続されている装置の中
で、カラープリンタ3に内蔵されたインタプリタ11と
同じ言語仕様のPDLデータを展開可能なインタプリタ
を有する装置が4台以上検知された場合、S1103が
YESとなり、その後の処理は図19に示すS1201
となり、中央演算処理部12は、装置管理部9を制御し
て、検知された装置の中から最も展開処理能力が高い順
に、計3台の装置を選択する(S1201)。
【0128】そして、選択された3台の装置が、処理能
力の高い順に、ワークステーション6、第2のモノクロ
プリンタ5、第1のモノクロプリンタ4であるとする
と、次のステップであるS1202以降の処理は、上記
の3台の装置だけが検知された場合と同様の手順とな
る。
【0129】次に、図18のS1102において、上記
インタプリタを有する装置が2台検知された場合におけ
る処理について説明する。LAN7上に接続されている
装置の中で、カラープリンタ3に内蔵されたインタプリ
タ11と同じ言語仕様のPDLデータを展開可能なイン
タプリタを有する空き装置が2台検知されたときは、S
1105が該当する。ここで、第2のモノクロプリンタ
5とワークステーション6が検知された場合を考え、カ
ラープリンタ3を含めた処理能力が、ワークステーショ
ン6、カラープリンタ3、第2のモノクロプリンタ5の
順に高いとすると、3台の装置が検知された場合と比較
すると装置4が無いことから、単色PDLデータPKと
データ容量の最も小さいPYの2色の展開処理をカラー
プリンタ3内のインタプリタ11で行なわなければなら
ない。従って、装置5、6における単色PDLデータP
MとPCの展開処理(図20)と印字処理(図21)は
全く同様であり、S1501〜S1509の処理はS1
202〜S1203、S1205〜S1211の処理と
同様である。
【0130】最後に、図18のフローチャートのS11
02で、装置が検知されなかった場合を説明する。LA
N7上に接続されている装置の中で、カラープリンタ3
に内蔵されたインタプリタ11と同じ言語仕様のPDL
データを展開可能なインタプリタを有する空き装置が無
かったときは、YMCK全ての展開処理をカラープリン
タ3内のインタプリタ11で行なわなければならない。
この場合、従来のカラープリンタの展開処理と同様にな
り、インタプリタ11でラスタライズが行なわれ(S1
106)、展開データRY、RM、RC、RKがフレー
ムメモリであるデータ記憶部13に展開される(S11
07)1ページ分の展開データがそろえば(S110
8)、展開データをカラー印字部14の撮像順序に従っ
て、データ記憶部13より読み出し(S1109)、ビ
デオデータとしてカラー印字部14に送出し、1ページ
のカラー印字を行なう(S1110)。そして印字が完
了したページの展開データを全て消去し(S111
1)、全ページの印字が完了すれば(S1112)印字
処理終了になり、完了していなければS1106〜S1
111を繰り返す。
【0131】以上が本発明の第1、第2の実施形態の説
明であるが、図23は従来の方法と本発明の実施形態に
おいて、展開処理を分担する装置が3台(第1のモノク
ロプリンタ、第2のモノクロプリンタ、ワークステーシ
ョン6)検知された場合との印刷時間の比較を図示した
ものであり、横軸は時間を表わしており、このように分
担することで、印刷時間が飛躍的に短縮できることがわ
かる。
【0132】尚、本実施形態では、カラープリンタ3
が、PDLデータ色分解部10、装置管理部9及びイン
タプリタ11を備えるようにしているが、システム1の
構成はこれに限らない。また、ホストコンピュータ、カ
ラープリンタ、他の装置の接続数は、図1に示す数に限
定されるものではない。
【0133】また、図19のS1201におけるインタ
プリタの処理能力順位の決定は、図示しないROM等の
メモリ内に予め用意している、インタプリタの展開処理
能力計測プログラムを使用して行なわれるようにしても
良い。ここで、展開処理能力計測プログラムとは、フォ
ントの展開と図形の描画が含まれた簡単な展開処理を行
ない、その展開処理に奏した時間を計測するために、P
DLで記述されたプログラムである。
【0134】また、カラープリンタ3内のインタプリタ
11の処理能力(時間データ)は、予め展開処理能力計
測プログラムで計測されており、その計測結果は図示し
ないROM等のメモリ内に格納されるようにしても良
い。このようにすれば、図19のS1201に示した装
置管理部9によ、処理能力順位の決定処理速度をさらに
向上させることが可能となる。
【0135】また、図18のS1102に示した、LA
N7に接続されている所定のインタプリタを有する装置
の検索は、例えば、SNMP(Simple Network Managem
entProtocol)のようなプロトコルを使用して、各イン
タプリタのMIB(Management Information Base)の
値を調べる方法によって行なうことが可能である。
【0136】また、本実施の形態では、このS1102
における検索が、LAN7上における各装置が所定のイ
ンタプリタを有しているかどうかに基づいて行なわれる
ようになっている。しかしながら、システム1の構成は
これに限らない。この検索は、例えば、各装置が、イン
タプリタとともに画像圧縮装置を備えているかどうかに
基づいて行なわれるようにしても良い。
【0137】また、本実施の形態では、装置管理部9に
よって検索される所定のインタプリタを有する装置の数
によらず、1つの単色PDLデータを、カラープリンタ
3におけるインタプリタ11によって展開するようにな
っている。しかしながら、システム1の構成はこれに限
らない。例えば、カラープリンタ3におけるインタプリ
タ11以外のインタプリタの処理能力が著しく高い場
合、単色PDLデータの展開のために、インタプリタ1
1を使用しなくても良い。
【0138】尚、上述したシステムに使用可能なPDL
は、上記した米Adove systems社のPostScript言語に限
定されるものではなく、どのような種類のPDLであっ
ても使用することが可能である。
【0139】さらに、本実施形態では、各機能を有する
部分をハードウェアのユニットとして説明しているが、
これら機能の一部をソフトウェアにより実現しても良
く、この場合、変更、更新、複写、配布等が容易とな
り、可搬性にも優れるという新たな効果も期待できる。
【0140】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、ホスト
コンピュータと、カラー画像情報に対するインタプリタ
とカラー印字部とを有するカラープリンタと、単色画像
情報に対するインタプリタを備えた複数の画像処理装置
が接続されたプリントシステムにおいて、ホストコンピ
ュータで作成されたカラーイメージのPDLデータを、
補色毎に色分解して各単色毎のPDLデータに変換する
色分解部と、複数の画像処理装置対し単色PDLデータ
の展開処理を分担して実行させるよう展開処理の管理を
行なう装置管理部とを有することを特徴としている。
【0141】従って、カラーPDLデータの展開処理を
LAN等で接続されているインタプリタを搭載した他の
モノクロプリンタやワークステーションで分担して実行
することができ、カラー印刷を高速化することができる
という効果がある。また、高性能なプリントサーバ等の
高価な装置を新たに追加することなく、既存のネットワ
ークシステムとネットワークに接続された他のリソース
を有効に活用できるため、プリントシステムとしてのコ
ストを抑えることができる。
【0142】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
において、色分解部と装置管理部が、ホストコンピュー
タ、カラープリンタ、複数の画像形成装置の何れかに具
備されることを特徴とするので、既存のネットワークシ
ステムに対し、色分解部と装置管理部を備えた装置を追
加するだけで、カラー印刷を高速化することができ、プ
リントシステムとしてのコストを抑えることができる。
【0143】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
又は2において、複数の画像処理装置のうちの少なくと
も1つが、ラスタイメージを画像圧縮して圧縮されたラ
スタイメージを形成するための画像圧縮部を備え、圧縮
されたラスタイメージを前記画像形成装置のデータ制御
部から前記カラープリンタへ送信することを特徴とする
ので、ネットワーク上の画像処理装置はラスタデータを
画像圧縮した後、圧縮された展開データとしてカラープ
リンタに転送することで、データ転送時間が短くなり、
ネットワークにおけるデータ転送のトラフィックも軽減
され、カラープリンタや画像形成装置内に搭載するメモ
リ(データ記憶部)の容量を少なくすることができるた
め、コストが削減できる。
【0144】請求項4に記載の発明によれば、請求項3
において、装置管理部が、単色PDLデータの展開処理
を分担して実行させる画像形成装置を参照する際、参照
された画像形成装置が画像圧縮部を有するか否かを検出
するための検出手段を有することを特徴とするので、単
色PDLデータを展開させる画像処理装置を決定する際
に、圧縮手段を搭載している画像処理装置を検出するこ
とができ、例えば圧縮処理に時間の要するものから先に
転送する等のデータ転送の最適化が可能であり、その結
果ネットワークにおけるデータ転送のトラフィックもさ
らに軽減されという効果を奏する。
【0145】請求項5に記載の発明によれば、請求項4
において、装置管理部が、単色PDLデータの展開処理
を分担して実行させる前記画像形成装置を決定する際、
画像圧縮手段を備えている前記装置を優先的に選択する
ことを特徴とするので、単色PDLデータを展開させる
画像処理装置を決定する際に、圧縮手段を搭載している
画像処理装置を検出し、優先的に選択することで、全体
のパフォーマンスを向上させることができる。尚、カラ
ープリンタ内での画像伸長は、ハードウェアで処理され
るようにすれば、実際上は画像伸長にかかる処理時間は
無視できる。
【0146】請求項6に記載の発明によれば、請求項1
又は2において、カラープリンタがラスタイメージを画
像圧縮して圧縮するための画像圧縮部を備え、装置管理
部が展開ジョブを実行する画像形成装置を選択した際、
カラープリンタが有している前記圧縮手段と同圧縮方式
の圧縮手段を備えている場合は、色分解部において、圧
縮を実行させるためのコマンド命令を、予め前記単色P
DLデータ内に付加することを特徴とするので、圧縮さ
れた展開データとしてカラープリンタに転送すること
で、データ転送時間が短くなり、ネットワークにおける
データ転送のトラフィックを大幅に軽減でき、さらにカ
ラープリンタや画像形成装置内に搭載するメモリ(デー
タ記憶部)の容量を少なくすることができるため、コス
トが削減できる。
【0147】尚、カラープリンタより圧縮命令コマンド
が付加された単色PDLデータを受信した画像処理装置
が、インタプリタ部においてラスタイメージへ展開した
後、展開データを圧縮し、圧縮が実行済みであることを
示すタグ情報を展開データに付加して前記カラープリン
タへ転送するように構成したり、さらに画像処理装置が
展開データを圧縮し、圧縮が実行済みであることを示す
タグ情報が付加された展開データを受信したカラープリ
ンタが、画像伸長部でデータを伸長した後に、ビデオデ
ータとしてカラー印字部に送信し、カラー印刷を行なう
ように構成しても良く、この場合も同様な効果を得るこ
とができる。
【0148】請求項7に記載の発明によれば、請求項1
又は2において、装置管理部が、カラー画像の形成に必
要な時間が最短となるように、選択した前記装置の各イ
ンタプリンタに各単色PDLデータを割り当てることを
特徴とするので、データ転送時間が最短とすることがで
き、ネットワークにおけるデータ転送のトラフィックを
大幅に軽減でき、さらにカラープリンタや画像形成装置
内に搭載するメモリ(データ記憶部)の容量を少なくし
てコストが削減できるという顕著な効果が得られる。
【0149】請求項8に記載の発明によれば、請求項1
又は2において、装置管理部が、ページ記述言語データ
の展開処理時間を計測する実行プログラムと実行指令、
及び該実行プログラムの実行結果を上記複数の画像処理
装置のいずれかに対し送受信するための送受信手段と、
受信した前記実行結果に基づき、前記画像処理装置の処
理能力を判断する判断手段とを備えたことを特徴とする
ので、処理能力の高い装置に展開ジョブを割り当てた方
が、全体として効率の良い展開処理が可能になるという
効果がある。
【0150】請求項9に記載の発明によれば、請求項1
又は2において、装置管理部が、単色ページ記述言語デ
ータの展開処理を実行させる画像処理装置を選択する
際、インタプリタの処理能力の高い順に選択することを
特徴とするので、少しでも処理能力の高い装置に、展開
ジョブを実行させることができ、各色の展開処理時間が
早くなり、全体としてのパフォーマンスが大幅に向上す
るという効果を奏する。
【0151】請求項10に記載の発明によれば、請求項
1又は2において、装置管理部が、単色ページ記述言語
データの展開処理を実行させる画像処理装置を選択する
際、単色ページ記述言語データの容量が大きいものから
順に、上記インタプリタの処理能力の高いものから選択
することを特徴とするので、全体としてのパフォーマン
スが大幅に向上するという効果がある。
【0152】請求項11に記載の発明によれば、請求項
1又は2において、装置管理部が、単色ページ記述言語
データの展開処理を実行させる画像処理装置を選択する
際、処理能力の著しく高いものについては、複数の単色
ページ記述言語データの展開処理を割り当てるようにす
ることを特徴とするので、全体としてのパフォーマンス
が大幅に向上するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るシステムのネットワー
ク接続状態を示す概略ブロック図である。
【図2】本発明の実施形態に係る各装置の構成を示す詳
細ブロック図である。
【図3】本発明の実施形態に係るホストコンピュータ2
からカラープリンタ3へのカラーPDLデータPの流れ
を示した図である。
【図4】本発明の実施形態に係るカラープリンタ3から
各装置4、5、6への単色PDLデータPY、PM、P
Cの流れを示した図である。
【図5】本発明の実施形態に係る各装置4、5、6から
カラープリンタ3への展開データRY、CRM、RCの
流れを示した図である。
【図6】本発明の実施形態において、LAN上にインタ
プリタを搭載した空き装置が1台、又は1台も存在しな
いときの印字処理を示すフローチャートである。
【図7】本発明の実施形態において、LAN上にインタ
プリタを搭載した空き装置が3台以上存在したときの、
各装置における展開処理に移行するまでの処理を示すフ
ローチャートである。
【図8】本発明の実施形態において、LAN上にインタ
プリタを搭載した空き装置が3台以上存在したとき、カ
ラープリンタ3内における、印字処理1へ移行するまで
の単色PDLデータPKの展開処理を示すフローチャー
トである。
【図9】本発明の実施形態において、装置4、5、6に
おける単色PDLデータの展開処理を示すフローチャー
トである。
【図10】本発明の実施形態において、LAN上にイン
タプリタを搭載した空き装置が3台以上存在したとき、
カラープリンタ3内でカラー印字が行なわれるまでの印
字処理1を示すフローチャートである。
【図11】本発明の実施形態において、LAN上にイン
タプリタを搭載した空き装置が2台存在したときの、各
装置における展開処理に移行するまでの処理を示すフロ
ーチャートである。
【図12】本発明の実施形態において、LAN上にイン
タプリタを搭載した空き装置が2台存在したとき、カラ
ープリンタ3内における、印字処理2へ移行するまでの
単色PDLデータPK、PYの展開処理を示すフローチ
ャートである。
【図13】本発明の実施形態において、LAN上にイン
タプリタを搭載した空き装置が2台存在したとき、カラ
ープリンタ3内でカラー印字が行なわれるまでの印字処
理2を示すフローチャートである。
【図14】本発明の第2の実施形態に係る各装置の構成
を示す詳細ブロック図である。
【図15】本発明の第2の実施形態に係るホストコンピ
ュータ2からカラープリンタ3へのカラーPDLデータ
Pの流れを示した図である。
【図16】本発明の第2の実施形態に係るカラープリン
タ3から各装置4、5、6への単色PDLデータPY、
PM、PCの流れを示した図である。
【図17】本発明の第2の実施形態に係る各装置4、
5、6からカラープリンタ3への展開データRY、R
M、RCの流れを示した図である。
【図18】本発明の第2の実施形態において、LAN上
に展開処理を分担させる装置が1台、又は1台も存在し
ないときの印字処理を示すフローチャートである。
【図19】本発明の第2の実施形態において、LAN上
に展開処理を分担させる装置が3台以上存在したとき
の、各装置における展開処理に移行するまでの処理を示
すフローチャートである。
【図20】本発明の第2の実施形態において、装置4、
5、6における単色PDLデータの展開処理を示すフロ
ーチャートである。
【図21】本発明の第2の実施形態において、展開デー
タを使用してカラー印字を行なう印字処理を示すフロー
チャートである。
【図22】本発明の第2実施形態において、展開処理を
分担させる装置が2台存在したときの、カラープリンタ
3内の印字処理へ移行するまでの処理を示すフローチャ
ートである。
【図23】本発明の実施形態と従来技術における印刷時
間の差を図示したものである。
【符号の説明】
1 カラープリントシステム 2 ホストコンピュータ 3 カラープリンタ 4 第1のモノクロプリンタ 5 第2のモノクロプリンタ 6 ワークステーション 7 LAN(ローカルエリアネットワーク) 8 カラープリンタ3のデータ制御部 9 装置管理部 10 PDLデータ色分解部 11 カラープリンタ3のインタプリタ 12 中央演算処理部 13 データ記憶部 14 カラー印字部 15 第1のモノクロプリンタ4のデータ制御部 16 第1のモノクロプリンタ4のインタプリタ 17 第2のモノクロプリンタ5のデータ制御部 18 第2のモノクロプリンタ5のインタプリタ 19 ワークステーション6のデータ制御部 20 ワークステーション6のインタプリタ 21 カラープリンタ3の画像圧縮部 22 カラープリンタ3の画像伸長部 23 第2のモノクロプリンタ5の画像圧縮部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所望のカラー画像情報と単色画像情報に
    対するページ記述言語データを作成するためのホストコ
    ンピュータと、前記ホストコンピュータから受信したカ
    ラー画像情報に対する前記ページ記述言語データを解釈
    してカラー画像の形成に必要なラスタイメージに展開す
    るためのインタプリタと前記ラスタイメージを用いてカ
    ラー印刷を行うカラー印字部とを有するカラープリンタ
    と、前記ホストコンピュータから受信した単色画像情報
    に対するページ記述言語データを解釈して単色画像の形
    成に必要なラスタイメージに展開するためのインタプリ
    タを備えた複数の画像処理装置が、前記ホストコンピュ
    ータ、前記カラープリンタ、及び前記複数の画像処理装
    置に設けられた送受信データの制御を行なうデータ制御
    部を介して接続されたプリントシステムにおいて、 前記プリントシステムはさらに、前記ホストコンピュー
    タで作成されたカラーイメージのページ記述言語データ
    を、補色毎の各単色に色分解して前記各単色毎のページ
    記述言語データに変換する色分解部と、 前記複数の画像処理装置対し前記単色ページ記述言語デ
    ータの展開処理を分担して実行させるよう展開処理の管
    理を行なう装置管理部とを有することを特徴とするプリ
    ントシステム。
  2. 【請求項2】 前記色分解部と前記装置管理部は、前記
    ホストコンピュータ、前記カラープリンタ、前記複数の
    画像処理装置の何れかに具備されることを特徴とする請
    求項1に記載のプリントシステム。
  3. 【請求項3】 前記複数の画像処理装置のうちの少なく
    とも1つは、ラスタイメージを画像圧縮して圧縮された
    ラスタイメージを形成するための画像圧縮部を備え、前
    記圧縮されたラスタイメージを前記画像処理装置のデー
    タ制御部から前記カラープリンタへ送信することを特徴
    とする請求項1又は2に記載のプリントシステム。
  4. 【請求項4】 前記装置管理部は、前記単色ページ記述
    言語データの展開処理を分担して実行させる前記画像処
    理装置を参照する際、参照された前記画像処理装置が前
    記画像圧縮部を有するか否かを検出するための検出手段
    を有することを特徴とする請求項3記載のプリントシス
    テム。
  5. 【請求項5】 前記装置管理部は、前記単色ページ記述
    言語データの展開処理を分担して実行させる前記画像処
    理装置を決定する際、前記画像圧縮手段を備えている前
    記装置を優先的に選択することを特徴とする請求項4に
    記載のプリントシステム。
  6. 【請求項6】 前記カラープリンタはラスタイメージを
    画像圧縮して圧縮するための画像圧縮部を備え、 前記装置管理部が前記展開ジョブを実行する画像処理装
    置を選択した際、前記カラープリンタが有している前記
    圧縮手段と同圧縮方式の圧縮手段を備えている場合は、
    前記色分解部において、圧縮を実行させるためのコマン
    ド命令を、予め前記単色ページ記述言語データ内に付加
    することを特徴とする請求項1又は2記載のプリントシ
    ステム。
  7. 【請求項7】 前記装置管理部は、カラー画像の形成に
    必要な時間が最短となるように、選択した前記装置の各
    インタプリンタに各単色ページ記述言語データを割り当
    てることを特徴とする請求項1又は2に記載のプリント
    システム。
  8. 【請求項8】 前記装置管理部は、ページ記述言語デー
    タの展開処理時間を計測する実行プログラムと実行指
    令、及び該実行プログラムの実行結果を上記複数の画像
    処理装置のいずれかに対し送受信するための送受信手段
    と、受信した前記実行結果に基づき、前記画像処理装置
    の処理能力を判断する判断手段とを備えたことを特徴と
    する請求項1又は2に記載のプリントシステム。
  9. 【請求項9】 前記装置管理部は、上記単色ページ記述
    言語データの展開処理を実行させる画像処理装置を選択
    する際、上記インタプリタの処理能力の高い順に選択す
    ることを特徴とする請求項1又は2に記載のプリントシ
    ステム。
  10. 【請求項10】 前記装置管理部は、上記単色ページ記
    述言語データの展開処理を実行させる画像処理装置を選
    択する際、前記単色ページ記述言語データの容量が大き
    いものから順に、上記インタプリタの処理能力の高い順
    に選択することを特徴とする請求項1又は2に記載のプ
    リントシステム。
  11. 【請求項11】 前記装置管理部は、上記単色ページ記
    述言語データの展開処理を実行させる画像処理装置を選
    択する際、処理能力の著しく高い装置に対しては、複数
    の単色ページ記述言語データの展開処理を割り当てるよ
    うにすることを特徴とする請求項1又は2に記載のプリ
    ントシステム。
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