JP4307358B2 - プロトコル変換装置、該装置の制御方法及び制御プログラム - Google Patents

プロトコル変換装置、該装置の制御方法及び制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、プリント機能、コピー機能、ファックス(FAX)機能、スキャン機能等の多くの機能を有するマルチファンクションプリンタ等の画像形成装置及び外部情報処理装置と所定の通信媒体を介して通信するプロトコル変換装置、該装置の制御方法及び該方法を実現するための制御プログラムに関する。
従来、プリント機能、コピー機能、ファックス(FAX)機能、スキャン機能等の多くの機能を有する画像形成装置であるマルチファンクションプリンタでは、外部情報処理装置に格納されるアプリケーションソフトウェアで生成された情報をビットマップイメージデータに展開するラスタイメージプロセッサ(RIP:Raster image processor)をマルチファンクションプリンタに内蔵する場合と、このマルチファンクションプリンタに外付けされるサーバなどの外部情報処理装置に装備する場合とがあった(例えば、特許文献1参照)。
ラスタイメージプロセッサをマルチファンクションプリンタに内蔵する場合(第1のタイプ)と、マルチファンクションプリンタに外付けされる外部情報処理装置に装備する場合(第2のタイプ)とでは、それぞれのメリットがあった。
即ち、第1のタイプのメリットは、全体コストが安くなり且つ機器の設置スペースが狭くて済むことである。また、第2のタイプのメリットは、ハードウェアの自由度が高くなるので、ラスタイメージプロセッサの能力をフレキシブルに高められることである。
また、SNMP(Simple Network Management Protocol)というデバイス管理プロトコルに対応したプリンタに対し、クライアントからUPNP(Universal Plug and PLAY)というデバイス管理プロトコルを用いたクエリーを発行した場合、プリンタとクライアントとの間のサーバでプロトコル変換を行う技術が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2003−044253号公報 特開2003−006133号公報
しかし、第2のタイプの場合には、マルチファンクションプリンタと外部情報処理装置とで使用される通信プロトコルが同一ではないために通信が行えないという問題が発生する場合があった。
特に、マルチファンクションプリンタと外部情報処理装置とがそれぞれ異なる会社で設計、製造された場合には、このような問題の発生は顕著である。
また、マルチファンクションプリンタと外部情報処理装置の設計時期の違いによって両者の通信プロトコルのバージョンが異なったり、マルチファンクションプリンタ及び外部情報処理装置で使用される各種のユーザソフトウェア(ユーテリティソフトウェア)に合致した通信プロトコルの通信を行うために、機器毎に通信プロトコルの差が生じてしまうという問題点があった。
一方、ラスタイメージプロセッサの所在場所に拘らず、外部機器をマルチファンクションプリンタに接続して通信を行う場合に、両者の通信プロトコルは常に一致するものではなかった。
また、サーバのような外部機器やマルチファンクションプリンタには、それぞれラスタイメージプロセッサを装備することが可能で、その際、どのラスタイメージプロセッサを使えば画像処理システム全体のパフォーマンスを高めることができるかということが判明し難いという問題点があった。
本発明は、効率良く画像処理を実行可能であり、画像処理システム全体のパフォーマンスを高めることができるプロトコル変換装置、該装置の制御方法及び制御プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1のプロトコル変換装置は、外部情報処理装置から受け取ったデータを変換して画像形成装置に対して送信するプロトコル変換装置であって、前記外部情報処理装置から第1の通信プロトコルを用いて第1印刷コマンド群を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された第1印刷コマンド群に基づき、ラスターイメージデータを形成するための画像処理を実行する画像処理手段と、前記画像形成装置が有する画像処理部を制御する、画像形成装置の制御部と、前記画像処理手段を制御する、前記プロトコル変換装置の制御部のいずれが高速かを判定する判定手段と、前記判定手段が前記プロトコル変換装置の制御部の方が高速であると判定した場合は、前記画像処理手段により実行されたラスターイメージデータを第2の通信プロトコルを用いて送信すると決定し、かつ前記判定手段が前記プロトコル変換装置の制御部の方が低速であると判定した場合は、前記取得手段により取得された第1印刷コマンド群を第2の通信プロトコルを用いて送信すると決定する決定手段と、前記取得手段により取得された第1印刷コマンド群を第2の通信プロトコルを用いて送信すると前記決定手段が決定した場合は、前記第1印刷コマンドを第2の通信プロトコルを用いて前記画像形成装置に対して転送し、前記画像処理手段により実行されたラスターイメージデータを第2の通信プロトコルを用いて送信すると前記決定手段が決定した場合であって、前記プロトコル変換装置の制御部の方が高速であると前記判定手段が判定した場合は、前記第1の印刷コマンドを用いて前記画像処理手段による画像処理の実行により形成されたラスターイメージデータを第2の通信プロトコルを用いて前記画像形成装置に対して転送する転送手段と、第1印刷コマンド群が受信された後に受信された第2印刷コマンド群を前記取得手段が取得した場合に、前記画像処理手段が、前記第1印刷コマンド群の画像処理中であるか否かを判別する判別手段と、前記判別手段が前記画像処理手段が前記第1印刷コマンド群の画像処理中でないと判別した場合は、前記第1の印刷コマンド群が受信された後に受信された前記第2印刷コマンド群に基づき、ラスターイメージデータを形成するように前記画像処理手段を制御し、前記判別手段が前記画像処理手段が前記第1印刷コマンド群の画像処理中であると判別した場合は、前記第2印刷コマンド群を前記第2のプロトコルを用いて画像処理すべく前記画像形成装置に転送するように前記転送手段を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
請求項4のプロトコル変換装置の制御方法は、外部情報処理装置から受け取ったデータを変換して画像形成装置に対して送信するプロトコル変換装置を制御する制御方法であって、前記外部情報処理装置から第1の通信プロトコルを用いて第1印刷コマンド群を取得する取得工程と、前記取得工程により取得された第1印刷コマンド群に基づき、ラスターイメージデータを形成するための画像処理を実行する画像処理工程と、前記画像形成装置が有する画像処理部を制御する、画像形成装置の制御部と、前記画像処理手段を制御する、前記プロトコル変換装置の制御部のいずれが高速かを判定する判定工程と、前記判定工程が前記プロトコル変換装置の制御部の方が高速であると判定した場合は、前記画像処理工程により実行されたラスターイメージデータを第2の通信プロトコルを用いて送信すると決定し、前記判定工程が前記プロトコル変換装置の制御部の方が低速であると判定した場合は、前記取得工程により取得された第1印刷コマンド群を第2の通信プロトコルを用いて送信すると決定する決定工程と、前記取得工程により取得された第1印刷コマンド群を第2の通信プロトコルを用いて送信すると前記決定工程が決定した場合は、前記第1印刷コマンドを第2の通信プロトコルを用いて前記画像形成装置に対して転送し、前記画像処理工程により実行されたラスターイメージデータを第2の通信プロトコルを用いて送信すると前記決定工程が決定した場合であって、前記プロトコル変換装置の制御部の方が高速であると前記判定工程が判定した場合は、前記第1の印刷コマンドを用いて前記画像処理工程による画像処理の実行により形成されたラスターイメージデータを第2の通信プロトコルを用いて前記画像形成装置に対して転送する転送工程と、第1印刷コマンド群が受信された後に受信された第2印刷コマンド群を前記取得工程が取得した場合に、前記画像処理工程が、前記第1印刷コマンド群の画像処理中であるか否かを判別する判別工程と、前記判別工程が前記画像処理工程が前記第1印刷コマンド群の画像処理中でないと判別した場合は、前記第1の印刷コマンド群が受信された後に受信された前記第2印刷コマンド群に基づき、ラスターイメージデータを形成するように前記画像処理工程を制御し、前記判別工程が前記画像処理工程が前記第1印刷コマンド群の画像処理中であると判別した場合は、前記第2印刷コマンド群を前記第2のプロトコルを用いて画像処理すべく前記画像形成装置に転送するように前記転送工程を制御する制御工程と、を備えることを特徴とする。
請求項7の制御プログラムは、外部情報処理装置及び画像形成装置と所定の通信媒体を介して通信するプロトコル変換装置を制御する制御方法をコンピュータに実行さる制御プログラムにおいて、前記制御方法は、前記外部情報処理装置から第1の通信プロトコルを用いて第1印刷コマンド群を取得する取得工程と、前記取得工程により取得された第1印刷コマンド群に基づき、ラスターイメージデータを形成するための画像処理を実行する画像処理工程と、前記画像形成装置が有する画像処理部を制御する、画像形成装置の制御部と、前記画像処理手段を制御する、前記プロトコル変換装置の制御部のいずれが高速かを判定する判定工程と、前記判定工程が前記プロトコル変換装置の制御部の方が高速であると判定した場合は、前記画像処理工程により実行されたラスターイメージデータを第2の通信プロトコルを用いて送信すると決定し、前記判定工程が前記プロトコル変換装置の制御部の方が低速であると判定した場合は、前記取得工程により取得された第1印刷コマンド群を第2の通信プロトコルを用いて送信すると決定する決定工程と、前記取得工程により取得された第1印刷コマンド群を第2の通信プロトコルを用いて送信すると前記決定工程が決定した場合は、前記第1印刷コマンドを第2の通信プロトコルを用いて前記画像形成装置に対して転送し、前記画像処理工程により実行されたラスターイメージデータを第2の通信プロトコルを用いて送信すると前記決定工程が決定した場合であって、前記プロトコル変換装置の制御部の方が高速であると前記判定工程が判定した場合は、前記第1の印刷コマンドを用いて前記画像処理工程による画像処理の実行により形成されたラスターイメージデータを第2の通信プロトコルを用いて前記画像形成装置に対して転送する転送工程と、第1印刷コマンド群が受信された後に受信された第2印刷コマンド群を前記取得工程が取得した場合に、前記画像処理工程が、前記第1印刷コマンド群の画像処理中であるか否かを判別する判別工程と、前記判別工程が前記画像処理工程が前記第1印刷コマンド群の画像処理中でないと判別した場合は、前記第1の印刷コマンド群が受信された後に受信された前記第2印刷コマンド群に基づき、ラスターイメージデータを形成するように前記画像処理工程を制御し、前記判別工程が前記画像処理工程が前記第1印刷コマンド群の画像処理中であると判別した場合は、前記第2印刷コマンド群を前記第2のプロトコルを用いて画像処理すべく前記画像形成装置に転送するように前記転送工程を制御する制御工程と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、画像処理装置は第1印刷コマンド群の画像処理中でないと判別された場合は、第2印刷コマンド群に基づき、ラスターイメージデータを形成するように画像処理装置が制御され、画像処理装置が第1印刷コマンド群の画像処理中であると判別された場合は、第2印刷コマンド群を画像処理すべく画像形成装置に転送するように転送装置が制御されるので、外部情報処理装置から複数の印刷コマンド群が入力されたときに、効率良く画像処理を実行可能にし、画像処理システム全体のパフォーマンスを高めることができる。
また、取得装置と外部情報処理装置との間の通信は第1通信プロトコルが使用され、転送装置と画像形成装置との間の通信は第2通信プロトコルが使用されるので、当該画像形成装置及び当該外部情報処理装置が互いに異なる通信プロトコルを持つ場合であっても通信が可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1〜図3は、本発明の第1の実施の形態に係るプロトコル変換装置を含む情報処理システムの構成を示す図で、この情報処理システムは、例えば、画像情報等の情報を処理するものである。
図1において、101は、外部情報処理装置としてのサーバで、後述する画像形成装置である画像出力エンジン108に外付けされるものである。外部情報処理装置としては、サーバに限られるものではなく、プリンタ、複写機、ファクシミリ、情報読取装置(スキャナ装置)等のプロトコル変換装置又は、プリンタ機能、複写機能、ファクシミリ機能及び情報読取機能等の多機能を有する複合機能装置であっても良い。
102はラスタイメージプロセッサ(以下、「RIP」という)で、サーバ101上のアプリケーションソフトウェアで生成された画像をビットマップイメージデータに展開するものである。以下、画像をビットマップイメージデータに展開する処理をRIP処理という。このRIP処理は画像処理に含まれる。
103は通信手段であるEthernet(登録商標)(イーサネット(登録商標))で、1Gbpsのデータ転送速度を持ち、RIP102によって生成されたビットマップイメージデータを後述するプロトコル変換ボックス104に転送するものである。
104はプロトコル変換装置としてのプロトコル変換ボックスで、通信プロトコル変換部105を有している。通信プロトコル変換部105はプロトコル変換回路又はプロトコル変換プログラムで構成される。
そして、プロトコル変換ボックス104は、通信プロトコルAでサーバ101と通信を行い、通信プロトコルBで画像出力エンジン108と通信を行う。つまり、プロトコル変換ボックス104が備える通信プロトコル変換部105が画像出力エンジン108と通信する際に、使用すべき通信プロトコルを通信プロトコルAから通信プロトコルBに変換している。106はEthernet(登録商標)で、100Mbpsのデータ転送速度を持ち、通信プロトコルBによってコマンドやステータス等の情報を画像出力エンジン108に転送するものである。
107は高速ビデオ転送手段で、プリント用のビデオデータ(情報)を高速で画像出力エンジン108に転送するものである。高速ビデオ転送手段107は、サーバ101やプロトコル変換ボックス104でRIP処理を施されたデータを、生データ(即ち圧縮されていないデータ)で画像出力エンジン108に出力するときに使用される。この高速ビデオ転送手段107は、例えば、チャネルリンク(Channel Link)といったもので実現されるが、その詳細については図6を用いて後述する。
108は画像形成装置である画像出力エンジンで、情報であるカラー画像やモノクロ画像を電子写真技術によって出力するものである。
画像出力エンジン108は、プリンタ、複写機、ファクシミリ、情報読取装置(スキャナ装置)、サーバ、又はプリンタ機能、複写機能、ファクシミリ機能及び情報読取機能等の多機能を有する複合機能装置等であっても良い。
図1は、RIP102をサーバ101内に装備した場合を示すが、RIP102が装備される場所は、プロトコル変換ボックス104内であっても、画像出力エンジン108内であっても良い。
図2は、プロトコル変換ボックス104内にRIP102を装備した場合を示す。この場合、サーバ101上のアプリケーションソフトウェアで生成された画像データは様々な種類のPDL(Page description language:ページ記述言語)データに従ってサーバ101から出力されてくる。その画像データはビットマップイメージデータのような大容量なデータではないため、図1のシステムの構成に比べて、データ転送速度の高速性が要求されない。そのため、サーバ101とプロトコル変換ボックス104との間のEthernet(登録商標)201は、100Mbpsのデータ転送速度を持てば良い。通信プロトコル変換部105は、サーバ101から通信プロトコルAによって受けたデータストリームやPDLデータをRIP102によってRIP処理し、使用すべき通信プロトコルを通信プロトコルAから通信プロトコルBに変換して、RIP処理したデータを通信プロトコルBで画像出力エンジン108に出力する。
図3は、画像出力エンジン108内にRIP102を装備した場合を示す。この場合、サーバ101上のアプリケーションソフトウェアで生成された画像データは、IPDS(Intelligent Printer Data Stream)といったデータストリームや、PostScriptやPCLといったPDLデータ等によってサーバ101から出力され、プロトコル変換ボックス104は、そのデータ形式を変換せずに、使用すべき通信プロトコルのみを通信プロトコルAから通信プロトコルBに変換して、サーバ101からの画像を画像出力エンジン108に出力する。この場合も図2と同様に、サーバ101とプロトコル変換ボックス104との間のEthernet(登録商標)201は、100Mbpsのデータ転送速度を持てば良い。
図1〜図3において、サーバ101、プロトコル変換ボックス104、及び画像出力エンジン108は、互いに独立したハードウエアから構成される。
図4は、プロトコル変換ボックス104の内部構成を示す図であり、図2と同様に、RIP102をプロトコル変換ボックス104に装備した場合を示している。
図4において、401はCPU(中央処理装置)で、プロトコル変換ボックス104全体の制御を司っており、RAM(ランダムアクセスメモリ)402やHDD(ハードディスクドライブ)403を制御している。サーバ101と画像出力エンジン108は、それぞれ異なるプロトコルを用いて通信を実行する。通信プロトコル変換部105は、このような異なるプロトコルを使用する機器間の通信を可能にし、加えてプロトコルの差異から生じる通信タイミングのズレを解消する機能を有している。尚、プロトコル変換ボックス104はEthernet(登録商標)ケーブルや専用線を接続するための複数のネットワークインタフェースを備え、これらによりサーバ101と画像出力エンジン108との間でデータ通信を行う。
図5は、サーバ101とプロトコル変換ボックス104と画像出力エンジン108との間の通信形態の一例を示す図である。
図5において、サーバ101は、不図示のPC(パーソナルコンピュータ)やワークステーション上のアプリケーションソフトウェアで作成された記録(印字)したいデータを受信する。この記録データは、例えば、IPDSといったデータストリームや、PostScriptやPCLといったPDLデータ、または既にRIP処理済みのRIPデータ等である(図5上では、記録データをPDLデータまたはRIPデータとして示している)。
この記録データは、通信プロトコルAによってプロトコル変換ボックス104に出力される。プロトコル変換ボックス104内には、オペレーティングシステムであるWindows(登録商標) OS/Linux OS502を有し、アプリケーションソフトウェア501と通信プロトコル変換部105は、Windows(登録商標) OS/Linux OS502上で稼動する。
アプリケーションソフトウェア501は、例えば、ワードプロセッサソフトウェアや、図表描画ソフトウェアである。また、アプリケーションソフトウェア501は、サーバ101から入力されたPDLデータをそのままスルーでPDLデータとして出力する機能を持つソフトウェアであっても良い。更に、アプリケーションソフトウェア501は、PDLデータをビットマップイメージデータに展開して出力する機能を持つRIPソフトウェアであっても良い。
このようなアプリケーションソフトウェア501によって生成されたRIPデータまたはサーバ101から入力され、そのまま出力されるPDLデータは、通信プロトコル変換部105によって通信プロトコルAから変換された通信プロトコルBを用いて、画像出力エンジン108に出力される。
通信プロトコルAや通信プロトコルBという名称は、説明の便宜上簡易的な呼称として述べているだけで、どのようなプロトコルであっても良い。
また、画像出力エンジン108に入力されたPDLデータまたはRIPデータは、プリント503の機能によりプリント出力されたり、ファクシミリ(FAX)505の機能によりFAX送信される。画像出力エンジン108は、プリント503の機能やFAX505の機能以外にも多数の機能を持っており、例えば、コピー504やスキャン506等の機能を持つマルチファンクションプリンタである。
サーバ101とプロトコル変換ボックス104との間の通信は、1G Ethernet(登録商標)103や100M Ethernet(登録商標)201を用いたネットワーク(Network)接続で、また、プロトコル変換ボックス104と画像出力エンジン108との間の通信は、100M Ethernet(登録商標)106を用いたNetwork接続と高速ビデオ転送手段107による接続とを併用した形で実現している。そして、サーバ101、プロトコル変換ボックス104、画像出力エンジン108は、それぞれ異なる識別子として、例えば、IP(Internet Protocol)アドレスを有している。
次に、高速ビデオ転送手段107の具体的な構成について、図6を用いて説明する。
図6は、高速ビデオ転送手段107の説明図であり、同図において、104はプロトコル変換ボックス、601は2個の送信用チャネルリンク(Channel Link)手段で、プロトコル変換ボックス104内に設けられている。602はプロトコル変換ボックス104と画像出力エンジン108とを接続する接続ケーブル、603は2個の受信用チャネルリンク(Channel Link)手段で、画像出力エンジン108内に設けられている。604は低速制御信号転送線(低速情報転送用信号線)、605は高速情報転送用信号線である。これら低速制御信号転送線604と高速情報転送用信号線605は、1本の接続ケーブル602内に収容されている。
実際の動作では、色信号(CMYK各8ビット)とその制御信号をプロトコル変換ボックス104から高速転送可能な送信用チャネルリンク手段601及び接続ケーブル602を介して画像出力エンジン108に送信し、画像出力エンジン108は、プロトコル変換ボックス104からの色信号及びその制御信号を受信用チャネルリンク手段603で受信し、その受信した色信号及びその制御信号に基づき印刷(出力)を行う。
プロトコル変換ボックス104と画像出力エンジン108との間は、高速での信号のやり取りの他に、低速での信号のやり取りも行っており、図6における低速制御信号転送線604で転送を行う。この低速制御信号転送線604で転送される信号としては、画像出力エンジン108の起動を示すPRDY信号があり、このPRDY信号は、画像出力エンジン108から低速制御信号転送線604を介してプロトコル変換ボックス104に送信される。一方、低速制御信号転送線604を介してプロトコル変換ボックス104から画像出力エンジン108に転送される信号は、プロトコル変換ボックス104の起動を示すCRDY信号である。
本実施の形態では、画像出力エンジン108のCMYK各8ビットに対し、28ビット幅のチャネルリンク手段603を2個並べて使用することを前提に説明したが、よりビット幅が必要な画像出力エンジン(例えば、CMYK12ビット)等に対応するには、並列に使用するチャネルリンク手段603の配設数を、例えば、4個に増やして対応することも可能である。また、より高速な画像出力エンジンに対応するものとしても、チャネルリンク手段603の配設数を増やすことで対応は可能である。
また、チャネルリンク手段601,603のデータ転送方式としては、高速のパラレル/シリアル変換データ転送方式であり、例えば、32ビットを並列で転送を66MHzのクロックで行う場合、2.2Gbpsの転送速度が得られる。
一方、高速でない汎用転送手段としては、100M及び1G Ethernet(登録商標)があるが、転送速度としては、実効値を考えると1G Ethernet(登録商標)で500Mbps程度となり、高速の画像出力エンジンに対応するものとしてチャネルリンク手段を高速I/F(インターフェース)として別途持たせている。また、画像出力エンジン108として、CMYKと言った色データの他にTAGビット等の付加情報も別途送付する必要があるものがあり、そのことからも、プロトコル変換ボックス104と画像出力エンジン108との間のI/F(インターフェース)が高速仕様であることに意味がある。
以下、本実施の形態に係るプロトコル変換装置を含む画像処理システムで実行される処理を、図5及び図7を用いて説明する。
図5において、不図示のRIP102は、サーバ101またはプロトコル変換ボックス104または画像出力エンジン108のいずれの場所にも存在が可能である。また、本実施の形態においては、RIP102がどこに存在した場合でも、その存在場所に対応して通信プロトコル変換部105による通信プロトコルの変換制御が可能である。
図7は、本実施の形態に係るプロトコル変換装置を含むシステムで実行される処理の流れを示すフローチャートである。
まず、ステップS701で通信プロトコル変換部105は、RIP102がサーバ101に存在するか否かを判断する。そして、RIP102がサーバ101に存在している(Yes)と判断された場合は、ステップS702へ進んでプロトコル変換ボックス104は、プリントデータ(PDLデータ)をサーバ101内でRIP処理するようにサーバ101に指示を出す。サーバ101は、プロトコル変換ボックス104の指示によりPDLデータに対してRIP処理を施した後、次のステップS703へ進む。
一方、前記ステップS701においてRIP102がサーバ101に存在していない(No)と判断された場合は、前記ステップS702をスキップしてステップS703へ進む。
ステップS703では、プリントデータはサーバ101から出力される。次に、ステップS704で通信プロトコル変換部105は、RIP102がプロトコル変換ボックス104内に存在するか否かを判断する。そして、RIP102がプロトコル変換ボックス104内に存在している(Yes)と判断され且つプリントデータがPDLデータの場合は、ステップS705で通信プロトコル変換部105は、プロトコル変換ボックス104内でPDLデータをRIP処理するようにプロトコル変換ボックス104に指示を出す。プロトコル変換ボックス104は、通信プロトコル変換部105の指示によりPDLデータに対してRIP処理を施した後、ステップS706へ進む。
一方、前記ステップS704においてRIP102がプロトコル変換ボックス104内に存在していない(No)と判断された場合は、前記ステップS705をスキップしてステップS706へ進む。
ステップS706では、プリントデータがPDLデータであってもRIPデータであっても通信プロトコル変換部105は、使用すべき通信プロトコルを通信プロトコルAから通信プロトコルBに変換する。次に、ステップS707で通信プロトコル変換部105は、プリントデータ自体はそのままで画像出力エンジン108に出力する(即ち画像出力エンジン108にプリントデータを入力する)。
次に、ステップS708で画像出力エンジン108は、通信プロトコル変換部105から入力されたプリントデータがRIP処理済みか否かを判断する(ステップS708)。そして、通信プロトコル変換部105から入力されたプリントデータがRIP処理済みでない(No)と判断された場合は、ステップS709へ進んで、画像出力エンジン108は、プリントデータに対してRIP処理を施して、画像を出力した後、本処理を終了する。
一方、前記ステップS708において入力されたプリントデータが既にRIP処理済みであると判断された場合は、前記ステップS709をスキップして、即ちプリントデータに対してRIP処理を施さずに、画像を出力した後、本処理を終了する。
以上のように、本実施の形態によれば、サーバ101から出力されたデータの通信プロトコルを画像出力エンジン108が持つ通信プロトコルに変換する通信プロトコル変換部105を設けたことにより、画像出力エンジン108とサーバ101とが互いに異なる通信プロトコルを持つ場合であっても画像出力エンジン108とサーバ101との間の通信は実行可能である。
また、サーバ101と画像出力エンジン108とが互いに独立したハードウエアから構成されているので、サーバ101と画像出力エンジン108の開発をそれぞれ独立して行うことができ、かつ独立して販売することができる。例えば、プロトコル変換ボックス104に高速ビデオ転送手段107を実装することにより、サーバ101に高速ビデオ転送手段107を実装する必要がなくなり、即ち、サーバ101用のハードウェアとして高速ビデオ転送手段の開発が不要になり、ソフトウェアの開発のみに専念することができる。また、どのようなソフトウェアを搭載したサーバ101も、プロトコル変換ボックス104をサーバ101と画像出力エンジン108との間に接続することにより、イーサネット(登録商標)のような汎用的なインターフェースで画像出力エンジン108と接続することが可能となる。
また、プロトコル変換ボックス104と画像出力エンジン108とを、安価な高速ビデオ転送手段107により接続したことにより、安価な構成により画像出力エンジン108のスループットを出すことができる。
また、サーバ101と通信プロトコル変換部105との間及び通信プロトコル変換部105と画像出力エンジン108との間を、低速で情報を転送するイーサネット(登録商標)103,106を介して接続したものでありながら、画像出力エンジン108へ出力するデータに対して画像圧縮処理を行うことにより、通信速度を高めることができる。
また、高速ビデオ転送手段107は、プロトコル変換ボックス104内に設けられた送信用チャネルリンク(Channel Link)部601と、画像出力エンジン108内に設けられた受信用チャネルリンク(Channel Link)部603とを有し、送信用チャネルリンク部601と受信用チャネルリンク部603との間にを、高速で情報を転送するための高速情報転送用信号線605を介して接続して成り、且つプロトコル変換ボックス104と画像出力エンジン108との間を接続する低速情報転送用信号線604と高速情報転送用信号線605とを1本のケーブル602に収容したことにより、接続構成が簡素化されると共に安価になる。
次に、本発明の第2の実施の形態を、図8を用いて説明する。
なお、本実施の形態に係るプロトコル変換装置を含む画像処理システムの基本的な構成は、上述した第1の実施の形態の図5と略同一であるから、同図を流用して説明する。
本実施の形態において第1の実施の形態と異なる点は、RIP102が、サーバ101またはプロトコル変換ボックス104または画像出力エンジン108の内の少なくとも2つに装備されていることである。しかしながら、本実施の形態においては、RIP102がサーバ101またはプロトコル変換ボックス104または画像出力エンジン108の内の少なくとも2つのどこに存在した場合でも、上述した第1の実施の形態において説明した通り、そのRIP102の存在場所に対応して通信プロトコル変換部105による通信プロトコルの変換制御が可能である。
以下の説明においては、RIP102がプロトコル変換ボックス104と画像出力エンジン108の2つに装備されている場合を例に挙げて、どちらのRIP102を使うのかを、プロトコル変換ボックス104と画像出力エンジン108がそれぞれ持つCPU(中央処理装置)の性能(例えば、処理速度)で決める方法と、RIP102が稼動していない方を探してジョブ毎にRIP処理を施す場所を変更し、画像処理システム全体のパフォーマンスを向上させる動作とについて説明する。
本実施の形態におけるプロトコル変換ボックス104は、多種多様な画像出力エンジンと接続される可能性を持ち、その接続される画像出力エンジンとしては、高機能で高速な画像出力エンジンや、低機能で低速な画像出力エンジンである。
図8は、本実施の形態に係るプロトコル変換装置を含むシステムで実行される処理の流れを示すフローチャートである。
まず、ステップS801でサーバ101から第1ジョブ(第1印刷コマンド群)が発生する。ここでは、このジョブはPDLデータとする。サーバ101は通信プロトコルAを使ってそのPDLデータをプロトコル変換ボックス104に送信する。次に、ステップS802でプロトコル変換ボックス104は、自分が持つCPUと画像出力エンジン108が持つCPUとの性能の比較を行う。このCPUの性能の比較は、例えば、CPUの性能比較テーブルをデータとして予めROM(リードオンリーメモリ)等に格納しておき、そのデータを拠り所に性能比較を行っても良いし、または、簡単なジョブの処理速度を計測可能な比較プログラムをプロトコル変換ボックス104と画像出力エンジン108に対してそれぞれ実行させて、その実行速度を比較することによって決めても良い。
そして、前記ステップS802において、プロトコル変換ボックス104のCPUの方が画像出力エンジン108のCPUよりも性能が優っている(処理速度が高い)、即ちYesと判断された場合は、ステップS803へ進んで通信プロトコル変換部105は、プロトコル変換ボックス104内でPDLデータをRIP処理するように指示を出す。通信プロトコル変換部105の指示により、プロトコル変換ボックス104内でRIP102によりPDLデータに対するRIP処理が施される。
次に、ステップS804で通信プロトコル変換部105は、通信プロトコルAを用いて取得したRIP処理済みデータの通信プロトコルを通信プロトコルAから通信プロトコルBに変換し、次のステップS805でRIP処理済みデータを通信プロトコルBを用いて画像出力エンジン108へ出力する。次に、ステップS806で画像出力エンジン108は、RIP処理済みデータ、即ち、ビットマップイメージデータを受け取り、画像を出力する。
一方、前記ステップ802において、プロトコル変換ボックス104のCPUの方が画像出力エンジン108のCPUよりも性能が劣っている(処理速度が低い)、即ちNoと判断された場合は、ステップS807へ進んで通信プロトコル変換部105は、PDLデータの通信プロトコルを通信プロトコルAから通信プロトコルBに変換し、次のステップS808でPDLデータを通信プロトコルBを用いて画像出力エンジン108へ出力する。次に、ステップS809で画像出力エンジン108は、PDLデータを受け取り、RIP102により、そのPDLデータに対してRIP処理を施して、次のステップS810で画像を出力する。
以上の処理により、プロトコル変換ボックス104と多種多様な画像出力エンジン108との接続において、デフォルトでどちらのRIPを使用するのかが通信プロトコル変換部105により決定される。従って、通信プロトコル変換部105は、どちらのRIPを使用するのかを決定するための決定手段の機能を有している。
次に、ステップS811でサーバ101から第2ジョブ(第2印刷コマンド群)が発生する。次に、ステップS812で通信プロトコル変換部105は、プロトコル変換ボックス104内で第1ジョブのPDLデータに対してRIP処理が施されているか否かを判断する。そして、プロトコル変換ボックス104内で第1ジョブのPDLデータに対してRIP処理が施されていない(No)と判断された場合は、ステップS813へ進んで通信プロトコル変換部105は、プロトコル変換ボックス104内で第2ジョブのPDLデータに対してRIP処理を施すようにプロトコル変換ボックス104に指示を出す。通信プロトコル変換部105の指示により、プロトコル変換ボックス104内でRIP102により、第2ジョブのPDLデータに対してRIP処理が施される。
次に、ステップS814で通信プロトコル変換部105は、RIP処理済みデータの通信プロトコルを通信プロトコルAから通信プロトコルBに変換し、次のステップS815でRIP処理済みデータ、即ち、ビットマップイメージデータを通信プロトコルBを用いて画像出力エンジン108へ出力する。次に、ステップS819で画像出力エンジン108は、そのビットマップイメージデータを受け取り、画像を出力した後、本処理動作を終了する。
一方、前記ステップS812においてプロトコル変換ボックス104内で第1ジョブのPDLデータに対するRIP処理が施されている(Yes)と判断された場合は、ステップS816へ進んで通信プロトコル変換部105は、PDLデータの通信プロトコルを通信プロトコルAから通信プロトコルBに変換し、次のステップS817で第2ジョブのPDLデータを画像出力エンジン108へ出力する。次に、ステップS818で画像出力エンジン108は、第2ジョブのPDLデータを受け取り、RIP102により、その第2ジョブのPDLデータに対してRIP処理を施して、次のステップS819で画像を出力し、本処理動作を終了する。
画像出力動作(ステップS806とステップS810)と、第2のジョブの発生動作(ステップS811)とは、時系列的には重なっても良い。
以上のように、本実施の形態によれば、通信プロトコル変換部105は、RIP102が存在する場所に応じて通信プロトコルの変換制御を行うことが可能で、RIP102が存在する機器の有するCPUの処理速度を比較して、処理速度の高い方のCPUを有する機器に存在するRIPをデフォルトで使用するRIPとして決めたり、また、複数のRIPの稼働状況を調べて、稼働していないRIPを探して、ジョブ毎にRIP処理する場所を変更し、デフォルトで使用するRIPとして決めたりするようにしたから、情報処理システムのパフォーマンスを向上させることが可能である。
次に、本発明の第3の実施の形態を、図9を用いて説明する。
図9は本実施の形態に係るプロトコル変換装置を含む画像処理システムの構成を示す図であり、同図において、上述した第1の実施の形態における図1と同一部分には同一符号が付してある。
図9において図1と異なる点は、図1の構成から高速ビデオ転送手段107を削除したことである。
第1の実施の形態では、RIP処理を施されたデータを生データ(即ち圧縮されていないデータ)で画像出力エンジン108に出力することが前提であるため、高速ビデオ転送手段107を必要としたが、本実施の形態では、画像出力エンジン108が圧縮されたデータを効率良く処理できる機能を有することにより、高速ビデオ転送手段107を不要としたものである。
図9において、印刷ジョブは、サーバ101が備えるRIP102でビットイメージデータに変換されるが、Ethernet(登録商標)106が100M Ethernet(登録商標)で、画像転送を生データとして転送するには転送速度不足であるため、RIP102で変換されたビットイメージデータに対してJPEG等の画像圧縮をサーバ101内で行った後、その圧縮されたイメージデータを1G Ethernet(登録商標)103を介してプロトコル変換ボックス104へ転送する。そして、サーバ101から1G Ethernet(登録商標)103を介して圧縮イメージデータを受信したプロトコル変換ボックス104は、圧縮イメージデータを画像出力エンジン108が求める画像フォーマットに変換した後、100M Ethernet(登録商標)106を介して画像出力エンジン108に転送する(画像出力エンジン108が求める画像フォーマットがJPEGであれば、プロトコル変換ボックス104は、受信した画像をそのまま100M Ethernet(登録商標)106を介して画像出力エンジン108に転送する)。
このことにより、サーバ101が高速でないI/F(インターフェース)である1G Ethernet(登録商標)103や100M Ethernet(登録商標)106を介して画像出力エンジン108に接続されている場合においても、画像出力エンジン108の出力(印刷)処理速度にある程度追従可能となる。
本実施の形態では、サーバ101とプロトコル変換ボックス104との間を1G Ethernet(登録商標)103を介して、また、プロトコル変換ボックス104と画像出力エンジン108との間を100M Ethernet(登録商標)106を介してそれぞれ接続したが、Ethernet(登録商標)での接続は一例にすぎず、他の接続手段を使用してもよい。
以上のように、本実施の形態によれば、画像出力エンジン108が圧縮イメージデータをスムーズに処理できる場合には、高速ビデオ転送部を使用せずに画像転送が可能となるので、システム構成の簡素化が図れる。
また、本発明の目的は、上記実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
また、上記プログラムは、上述した実施の形態の機能をコンピュータで実現することができればよく、その形態は、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給されるスクリプトデータ等の形態を有するものでもよい。
プログラムを供給する記録媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、MO、CD−R、CD−RW、DVD(DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW)、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。或いは、上記プログラムは、インターネット、商用ネットワーク、若しくはローカルエリアネットワーク等に接続される不図示の他のコンピュータやデータベース等からダウンロードすることにより供給される。
本発明の第1の実施形態に係るプロトコル変換装置を含む情報処理システムの構成を示す図であり、特にRaster image processor(RIP)をサーバに装備した場合の構成を示す。 図1のRIPをプロトコル変換BOXに装備した場合の構成を示す図である。 図1のRIPを画像出力エンジンに装備した場合の構成を示す図である。 図1のプロトコル変換BOXの内部構成を示す図である。 図1のサーバとプロトコル変換ボックスと画像出力エンジンとの間の通信形態の一例を示す図である。 高速ビデオ転送部を説明するための図である。 図1の情報処理システムで実行される処理を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係るプロトコル変換装置を含む情報処理システムで実行される処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態に係るプロトコル変換装置を含む情報処理システムの構成を示す図である。
符号の説明
101 サーバ(外部情報処理装置)
102 RIP(ラスタイメージプロセッサ:画像処理手段)
103 1G Ethernet(登録商標)ケーブル(取得手段)
104 プロトコル変換ボックス(プロトコル変換装置)
105 プロトコル変換部
106 100M Ethernet(登録商標)ケーブル(転送手段)
107 高速ビデオ転送手段(転送手段)
108 画像出力エンジン(画像形成装置)
401 CPU(取得手段、転送手段、判別手段、制御手段、決定手段)
402 RAM(ランダムアクセスメモリ)
403 HDD(ハードディスクドライブ)
601 送信用チャネルリンク手段
602 接続ケーブル
603 受信用チャネルリンク手段
604 低速情報転送用信号線
605 高速情報転送用信号線

Claims (7)

  1. 外部情報処理装置から受け取ったデータを変換して画像形成装置に対して送信するプロトコル変換装置であって、
    前記外部情報処理装置から第1の通信プロトコルを用いて第1印刷コマンド群を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された第1印刷コマンド群に基づき、ラスターイメージデータを形成するための画像処理を実行する画像処理手段と、
    前記画像形成装置が有する画像処理部を制御する、画像形成装置の制御部と、前記画像処理手段を制御する、前記プロトコル変換装置の制御部のいずれが高速かを判定する判定手段と、
    前記判定手段が前記プロトコル変換装置の制御部の方が高速であると判定した場合は、前記画像処理手段により実行されたラスターイメージデータを第2の通信プロトコルを用いて送信すると決定し、かつ前記判定手段が前記プロトコル変換装置の制御部の方が低速であると判定した場合は、前記取得手段により取得された第1印刷コマンド群を第2の通信プロトコルを用いて送信すると決定する決定手段と、
    前記取得手段により取得された第1印刷コマンド群を第2の通信プロトコルを用いて送信すると前記決定手段が決定した場合は、前記第1印刷コマンドを第2の通信プロトコルを用いて前記画像形成装置に対して転送し、前記画像処理手段により実行されたラスターイメージデータを第2の通信プロトコルを用いて送信すると前記決定手段が決定した場合であって、前記プロトコル変換装置の制御部の方が高速であると前記判定手段が判定した場合は、前記第1の印刷コマンドを用いて前記画像処理手段による画像処理の実行により形成されたラスターイメージデータを第2の通信プロトコルを用いて前記画像形成装置に対して転送する転送手段と、
    第1印刷コマンド群が受信された後に受信された第2印刷コマンド群を前記取得手段が取得した場合に、前記画像処理手段が、前記第1印刷コマンド群の画像処理中であるか否かを判別する判別手段と、
    前記判別手段が前記画像処理手段が前記第1印刷コマンド群の画像処理中でないと判別した場合は、前記第1の印刷コマンド群が受信された後に受信された前記第2印刷コマンド群に基づき、ラスターイメージデータを形成するように前記画像処理手段を制御し、前記判別手段が前記画像処理手段が前記第1印刷コマンド群の画像処理中であると判別した場合は、前記第2印刷コマンド群を前記第2のプロトコルを用いて画像処理すべく前記画像形成装置に転送するように前記転送手段を制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とするプロトコル変換装置。
  2. 前記画像形成装置はその画像処理機能を制御する第1中央制御手段を備え、
    前記プロトコル変換装置は、前記画像処理手段の機能を制御する第2中央制御手段と、前記第1中央制御手段及び前記第2中央制御手段の処理速度の高低に応じて、前記第1及び第2印刷コマンド群の画像処理を前記画像形成装置で実行するか又は前記画像処理手段で実行するかを決定する決定手段とを更に備えることを特徴とする請求項1記載のプロトコル変換装置。
  3. 前記取得手段は、前記外部情報処理装置から前記第1及び前記第2印刷コマンド群を取得するための第1ネットワークインタフェースを備え、
    前記転送手段は、前記第1及び前記第2印刷コマンド群、又は該第1及び第2印刷コマンド群に基づいて形成されたラスターイメージデータを前記画像形成装置へ転送するための第2ネットワークインタフェース及び高速ビデオインタフェースを備えることを特徴とする請求項1又は2記載のプロトコル変換装置。
  4. 外部情報処理装置から受け取ったデータを変換して画像形成装置に対して送信するプロトコル変換装置を制御する制御方法であって、
    前記外部情報処理装置から第1の通信プロトコルを用いて第1印刷コマンド群を取得する取得工程と、
    前記取得工程により取得された第1印刷コマンド群に基づき、ラスターイメージデータを形成するための画像処理を実行する画像処理工程と、
    前記画像形成装置が有する画像処理部を制御する、画像形成装置の制御部と、前記画像処理手段を制御する、前記プロトコル変換装置の制御部のいずれが高速かを判定する判定工程と、
    前記判定工程が前記プロトコル変換装置の制御部の方が高速であると判定した場合は、前記画像処理工程により実行されたラスターイメージデータを第2の通信プロトコルを用いて送信すると決定し、前記判定工程が前記プロトコル変換装置の制御部の方が低速であると判定した場合は、前記取得工程により取得された第1印刷コマンド群を第2の通信プロトコルを用いて送信すると決定する決定工程と、
    前記取得工程により取得された第1印刷コマンド群を第2の通信プロトコルを用いて送信すると前記決定工程が決定した場合は、前記第1印刷コマンドを第2の通信プロトコルを用いて前記画像形成装置に対して転送し、前記画像処理工程により実行されたラスターイメージデータを第2の通信プロトコルを用いて送信すると前記決定工程が決定した場合であって、前記プロトコル変換装置の制御部の方が高速であると前記判定工程が判定した場合は、前記第1の印刷コマンドを用いて前記画像処理工程による画像処理の実行により形成されたラスターイメージデータを第2の通信プロトコルを用いて前記画像形成装置に対して転送する転送工程と、
    第1印刷コマンド群が受信された後に受信された第2印刷コマンド群を前記取得工程が取得した場合に、前記画像処理工程が、前記第1印刷コマンド群の画像処理中であるか否かを判別する判別工程と、
    前記判別工程が前記画像処理工程が前記第1印刷コマンド群の画像処理中でないと判別した場合は、前記第1の印刷コマンド群が受信された後に受信された前記第2印刷コマンド群に基づき、ラスターイメージデータを形成するように前記画像処理工程を制御し、前記判別工程が前記画像処理工程が前記第1印刷コマンド群の画像処理中であると判別した場合は、前記第2印刷コマンド群を前記第2のプロトコルを用いて画像処理すべく前記画像形成装置に転送するように前記転送工程を制御する制御工程と、
    を備えることを特徴とするプロトコル変換装置の制御方法。
  5. 前記画像形成装置はその画像処理機能を制御する第1中央制御手段を備え、前記プロトコル変換装置は、前記画像処理工程による画像処理の機能を制御する第2中央制御装置を備え、前記第1中央制御装置及び前記第2中央制御装置の処理速度の高低に応じて、前記第1及び第2印刷コマンド群の画像処理を前記画像形成装置で実行するか又は前記画像処理工程で実行するかを決定する決定工程とを更に備えることを特徴とする請求項4記載のプロトコル変換装置の制御方法。
  6. 前記取得工程は、前記外部情報処理装置から第1ネットワークインタフェースを介して前記第1及び前記第2印刷コマンド群を取得し、
    前記転送工程は、前記第1及び前記第2印刷コマンド群、又は該第1及び第2印刷コマンド群に基づいて形成されたラスターイメージデータを第2ネットワークインタフェース及び高速ビデオインタフェースを介して前記画像形成装置へ転送することを特徴とする請求項4又は5記載のプロトコル変換装置の制御方法。
  7. 外部情報処理装置及び画像形成装置と所定の通信媒体を介して通信するプロトコル変換装置を制御する制御方法をコンピュータに実行さる制御プログラムにおいて、前記制御方法は、
    前記外部情報処理装置から第1の通信プロトコルを用いて第1印刷コマンド群を取得する取得工程と、
    前記取得工程により取得された第1印刷コマンド群に基づき、ラスターイメージデータを形成するための画像処理を実行する画像処理工程と、
    前記画像形成装置が有する画像処理部を制御する、画像形成装置の制御部と、前記画像処理手段を制御する、前記プロトコル変換装置の制御部のいずれが高速かを判定する判定工程と、
    前記判定工程が前記プロトコル変換装置の制御部の方が高速であると判定した場合は、前記画像処理工程により実行されたラスターイメージデータを第2の通信プロトコルを用いて送信すると決定し、前記判定工程が前記プロトコル変換装置の制御部の方が低速であると判定した場合は、前記取得工程により取得された第1印刷コマンド群を第2の通信プロトコルを用いて送信すると決定する決定工程と、
    前記取得工程により取得された第1印刷コマンド群を第2の通信プロトコルを用いて送信すると前記決定工程が決定した場合は、前記第1印刷コマンドを第2の通信プロトコルを用いて前記画像形成装置に対して転送し、前記画像処理工程により実行されたラスターイメージデータを第2の通信プロトコルを用いて送信すると前記決定工程が決定した場合であって、前記プロトコル変換装置の制御部の方が高速であると前記判定工程が判定した場合は、前記第1の印刷コマンドを用いて前記画像処理工程による画像処理の実行により形成されたラスターイメージデータを第2の通信プロトコルを用いて前記画像形成装置に対して転送する転送工程と、
    第1印刷コマンド群が受信された後に受信された第2印刷コマンド群を前記取得工程が取得した場合に、前記画像処理工程が、前記第1印刷コマンド群の画像処理中であるか否かを判別する判別工程と、
    前記判別工程が前記画像処理工程が前記第1印刷コマンド群の画像処理中でないと判別した場合は、前記第1の印刷コマンド群が受信された後に受信された前記第2印刷コマンド群に基づき、ラスターイメージデータを形成するように前記画像処理工程を制御し、前記判別工程が前記画像処理工程が前記第1印刷コマンド群の画像処理中であると判別した場合は、前記第2印刷コマンド群を前記第2のプロトコルを用いて画像処理すべく前記画像形成装置に転送するように前記転送工程を制御する制御工程と、
    を備えることを特徴とする制御プログラム。
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