JP2000192867A - V型内燃機関の吸気装置 - Google Patents

V型内燃機関の吸気装置

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JP2000192867A
JP2000192867A JP36899498A JP36899498A JP2000192867A JP 2000192867 A JP2000192867 A JP 2000192867A JP 36899498 A JP36899498 A JP 36899498A JP 36899498 A JP36899498 A JP 36899498A JP 2000192867 A JP2000192867 A JP 2000192867A
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JP
Japan
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manifold
intake
internal combustion
combustion engine
type internal
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JP36899498A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Funai
宏 舟井
Hiroaki Kojima
洋明 小嶋
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B75/00Other engines
    • F02B75/16Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
    • F02B75/18Multi-cylinder engines
    • F02B75/22Multi-cylinder engines with cylinders in V, fan, or star arrangement

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Characterised By The Charging Evacuation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 吸気マニホールドの吸気抵抗が少なく,しか
もマニホールド取付け面からの吸気マニホールドのオー
バハングを小さく抑え得るようにしたV型内燃機関の吸
気装置を提供する。 【解決手段】 V型内燃機関Eの第1及び第2バンクB
1 2 の一側面に,相対向する端縁が各バンクB1 ,B
2 の中心を向くように傾斜したマニホールド取付け面9
を形成し,これら取付け面9に,吸気マニホールド11
の分配チャンバ13から延出する一対の分岐管14を接
合し,各分岐管14の主要管部14a及び下流端部14
b間の屈曲角度θを鈍角とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,V型内燃機関の吸
気装置に関し,特に,V型内燃機関の第1バンク及び第
2バンクの,クランク軸端部側の一側面に形成したマニ
ホールド取付け面に吸気ポートをそれぞれ開口し,これ
ら吸気ポートに連通すべくマニホールド取付け面に接合
される吸気マニホールドの分配管を,両マニホールド取
付け面間の中央部に配置される分配チャンバから両バン
クの配列方向に延出する主要管部と,この主要管部の先
端から対応するマニホールド取付け面側へ屈曲する下流
端部とから構成し,分配チャンバの,両バンク間に向け
て開口する入口に,両バンク間に配置される気化器を装
着したものゝ改良に関する。
【0002】
【従来の技術】かゝるV型内燃機関の吸気装置は,例え
ば実公平1−14752号公報に開示されているよう
に,既に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のかゝるV型内燃
機関の吸気装置では,両バンクのマニホールド取付け面
をクランク軸の軸線と直角に形成すると共に,各分岐管
の主要管部を上記マニホールド取付け面と平行に形成し
て,主要管部及び下流端部間の屈曲角度を直角にしてい
る。このため,各分岐管の吸気抵抗が比較的大きく,機
関の出力性能上,不利であり,その吸気抵抗を少なくす
べく主要管部及び下流端部間の曲がり半径を大きく設定
すると,吸気マニホールドのマニホールド取付け面から
のオーバハングの増加により,機関のクランク軸々線方
向幅が増加してしまい,機関のコンパクト化を妨げるば
かりでなく,機関の運転中,吸気マニホールドが振動を
起こし易くなるという弊害をも招く。
【0004】本発明は,かゝる事情に鑑みてなされたも
ので,吸気マニホールドの吸気抵抗が少なく,しかもマ
ニホールド取付け面からの吸気マニホールドのオーバハ
ングを小さく抑え得るようにした,前記V型内燃機関の
吸気装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に,本発明は,V型内燃機関の第1バンク及び第2バン
クの,クランク軸端部側の一側面に形成したマニホール
ド取付け面に吸気ポートをそれぞれ開口し,これら吸気
ポートに連通すべくマニホールド取付け面に接合される
吸気マニホールドの分配管を,両マニホールド取付け面
間の中央部に配置される分配チャンバから両バンクの配
列方向に延出する主要管部と,この主要管部の先端から
対応するマニホールド取付け面側へ屈曲する下流端部と
から構成し,分配チャンバの,両バンク間に向けて開口
する入口に,両バンク間に配置される気化器を装着し
た,V型内燃機関の吸気装置において,両バンクのマニ
ホールド取付け面を,これらの相対向する端縁が各バン
クの中心を向くように傾斜させ,各分岐管の主要管部及
び下流端部間の屈曲角度を鈍角としたことを第1の特徴
とする。
【0006】この第1の特徴によれば,各分岐管の屈曲
角度を鈍角とすることにより,その吸気抵抗を少なくし
て充填効率を高め,機関の出力性能の向上に寄与し得
る。しかも各バンクのマニホールド取付け面の上記傾斜
により,マニホールド取付け面からの吸気マニホールド
のオーバハングを極力小さくできて,機関のコンパクト
化を図ると共に,吸気マニホールドの振動を起こし難く
することができる。
【0007】また本発明は,上記特徴に加えて,各分岐
管の主要管部を同側のマニホールド取付け面と反対側に
傾斜させたことを第2の特徴とする。
【0008】この第2の特徴によれば,吸気マニホール
ドの主要管部の上記傾斜により,その下流端部の屈曲角
度をより大きくすることができて,各分岐管の吸気抵抗
をより少なくすることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下,本発明の実施の形態を,添
付図面に示す本発明の実施例に基づいて説明する。
【0010】図1は本発明の吸気装置を備えたV型内燃
機関の正面図,図2は図1の2−2線断面図,図3は図
1の3矢視図である。
【0011】先ず,図1及び図2において,V型内燃機
関Eは,クランクケース1の上部に,V字状に配置され
る第1及び第2バンク21 ,22 を備えており,これら
バンクB1 ,B2 の開き角度は,クランクケース1に支
承されるクランク軸3を中心として90°に設定されて
いる。
【0012】図1及び図2に示すように,第1及び第2
バンクB1 ,B2 は,それぞれクランクケース1の上面
に一体に連設されるシリンダブロック2と,このシリン
ダブロック2の上面に接合されるシリンダヘッド4とか
らなっている。クランク軸3は,クランクケース1の一
側壁と,このクランクケース1の開放した他側面を閉鎖
するようにクランクケース1及びシリンダブロック2に
接合されるサイドカバー1Aとで支承される。このクラ
ンク軸3の単一のクランクピン3aに,各シリンダブロ
ック2の単一のシリンダボア2aに嵌装されるピストン
5がコンロッド6を介して連接される。
【0013】各シリンダヘッド4には,シリンダボア2
aに開口する吸気ポート7及び排気ポート8が形成され
ると共に,これらを開閉する吸気弁7A及び排気弁8A
が設けられる。吸気ポート7及び排気ポート8は,シリ
ンダヘッド4の,クランク軸3の端部側両側面に形成さ
れたマニホールド取付け面9,10にそれぞれ開口して
おり,吸気ポート7側のマニホールド取付け面9に吸気
マニホールド11が,また排気ポート8側のマニホール
ド取付け面10に排気マニホールド12がそれぞれ接合
される。
【0014】図3に示すように,第1及び第2バンクB
1 ,B2 のマニホールド取付け面9,9は,それらの相
対向する端縁が各バンクB1 ,B2 の中心に向かう斜面
に形成される。
【0015】吸気マニホールド11は,両バンクB1
2 のマニホールド取付け面9,9間の中央部に配置さ
れる単一の分配チャンバ13と,この分配チャンバ13
の両側壁から延出する一対の分岐管14,14とから構
成される。その各分岐管14,14は,分配チャンバ1
3の側壁から両バンクB1 ,B2 の配列方向に長く延び
る主要管部14aと,この主要管部14aの先端から対
応するマニホールド取付け面9,9側に屈曲する下流端
部14bとを有し,その下流端部14bの先端に形成さ
れた連結フランジ15が対応するマニホールド取付け面
9,9にボルト16により接合され,これにより各分岐
管14,14の内部が対応する吸気ポート7と連通され
る。したがって,これら連結フランジ15もマニホール
ド取付け面9,9と同様に傾斜するように形成される。
また各分岐管14,14の主要管部14aは,同側のマ
ニホールド取付け面9,9及び連結フランジ15と反対
側に傾斜するように形成される。
【0016】こうして,分岐管14,14の主要管部1
4a及び下流端部14b間の屈曲角度θは鈍角とされ
る。
【0017】分配チャンバ13の入口13aは,両バン
クB1 ,B2 間に向けて開口しており,その開口端に形
成された取付けフランジ17に,両バンクB1 ,B2
に配置される気化器18がボルト19により取付けられ
る。
【0018】次に,この実施例の作用について説明す
る。
【0019】各バンクB1 ,B2 の吸気行程時,気化器
18で生成された混合気は,吸気マニホールド11の分
配チャンバ13から各分岐管14,14を経て各バンク
1,B2 に吸入される。
【0020】ところで,各分岐管14,14では,その
主要管部14a及び下流端部14b間の屈曲角度θが鈍
角になっているから,吸気抵抗が少なく,吸入空気がス
ムーズに流れて充填効率を高め,機関Eの出力性能の向
上を図ることができる。
【0021】しかも上記鈍角θを得るために,吸気マニ
ホールド11を取付けるための,両バンクB1 ,B2
マニホールド取付け面9,9を,それらの相対向する端
縁が各バンクB1 ,B2 の中心に向かう斜面としたの
で,マニホールド取付け面9,9からの吸気マニホール
ド11のオーバハングSを小さく抑えることができて,
機関Eのコンパクト化を図ることができると共に,機関
Eの運転中,吸気マニホールド11の振動が起こり難く
なる。
【0022】さらに各分岐管14,14の主要管部14
aを,同側のマニホールド取付け面9,9と反対側に傾
斜させたので,上記鈍角θをより大きくして,各分岐管
14,14の吸気抵抗を更に少なくすることができ,機
関Eの出力性能の更なる向上を図ることができる。
【0023】本発明は,上記実施例に限定されるもので
はなく,その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が
可能である。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明によれば,吸気マニ
ホールドを取付けるために第1及び第2バンクに形成さ
れるマニホールド取付け面を,これらの相対向する端縁
が各バンクの中心を向くように傾斜させ,各分岐管の主
要管部及び下流端部間の屈曲角度を鈍角としたので,各
分岐管の吸気抵抗を少なくして,充填効率を高め,機関
の出力性能の向上を図ることができ,しかもマニホール
ド取付け面からの吸気マニホールドのオーバハングを極
力小さくできて,機関のコンパクト化を図ると共に,吸
気マニホールドの振動を起こり難くすることができる。
【0025】また本発明の第2の特徴によれば,各分岐
管の主要管部を同側のマニホールド取付け面と反対側に
傾斜させたので,各分岐管の下流端部の屈曲角度をより
大きくすることができて,各分岐管の吸気抵抗をより少
なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の吸気装置を備えたV型内燃機関の正面
図。
【図2】図1の2−2線断面図。
【図3】図1の3矢視図。
【符号の説明】
1 ・・・第1バンク B2 ・・・第2バンク E・・・・V型内燃機関 S・・・・オーバハング θ・・・・屈曲角度 7・・・・吸気ポート 9・・・・マニホールド取付け面 11・・・吸気マニホールド 13・・・分配チャンバ 13a・・入口 14・・・分岐管 14a・・主要管部 14b・・下流端部 18・・・気化器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 V型内燃機関(E)の第1バンク
    (B1 )及び第2バンク(B2 )の,クランク軸(3)
    端部側の一側面に形成したマニホールド取付け面(9)
    に吸気ポート(7)をそれぞれ開口し,これら吸気ポー
    ト(7)に連通すべくマニホールド取付け面(9)に接
    合される吸気マニホールド(11)の分岐管(14)
    を,両マニホールド取付け面(9)間の中央部に配置さ
    れる分配チャンバ(13)から両バンク(B1 ,B2
    の配列方向に延出する主要管部(14a)と,この主要
    管部(14a)の先端から対応するマニホールド取付け
    面(9)側へ屈曲する下流端部(14b)とから構成
    し,分配チャンバ(13)の,両バンク(B1 ,B2
    間に向けて開口する入口(13a)に,両バンク
    (B1 ,B 2 )間に配置される気化器(18)を装着し
    た,V型内燃機関の吸気装置において,両バンク
    (B1 ,B2 )のマニホールド取付け面(9)を,これ
    らの相対向する端縁が各バンク(B1 ,B2 )の中心を
    向くように傾斜させ,各分岐管(14)の主要管部(1
    4a)及び下流端部(14b)間の屈曲角度(θ)を鈍
    角としたことを特徴とする,V型内燃機関の吸気装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のV型内燃機関の吸気装置
    において,各分岐管(14)の主要管部(14a)を同
    側のマニホールド取付け面(9)と反対側に傾斜させた
    ことを特徴とする,V型内燃機関の吸気装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8276560B2 (en) 2006-12-22 2012-10-02 Honda Motor Co., Ltd. V-type engine

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8276560B2 (en) 2006-12-22 2012-10-02 Honda Motor Co., Ltd. V-type engine

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