JP2000191848A - エチレン系樹脂組成物およびそれからなる発泡体 - Google Patents
エチレン系樹脂組成物およびそれからなる発泡体Info
- Publication number
- JP2000191848A JP2000191848A JP10373173A JP37317398A JP2000191848A JP 2000191848 A JP2000191848 A JP 2000191848A JP 10373173 A JP10373173 A JP 10373173A JP 37317398 A JP37317398 A JP 37317398A JP 2000191848 A JP2000191848 A JP 2000191848A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ethylene
- weight
- molecular weight
- olefin
- resin composition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
脂組成物を提供する。 【解決手段】 (A)密度が0.940g/cm3以
上、MFRが2〜20g/10分、分子量分布(Mw/
Mn)が3以下である直鎖状エチレン・α−オレフィン
共重合体1〜30重量%と(B)ラジカル反応させて得
られた特定の物性を有する直鎖状エチレン・α−オレフ
ィン共重合体99〜70重量%とからなるエチレン系樹
脂組成物を使用する。
Description
樹脂組成物に関する。さらに詳しくは、発泡成形性に優
れ、均一な気泡径を有する高発泡の発泡成形体が得ら
れ、緩衝材などの素材として有用なエチレン系樹脂組成
物に関するものである。
造方法については種々の方法が知られており、例えば、
ポリオレフィン樹脂に熱分解型発泡剤を混合して成形し
た後、電離性放射線を照射して架橋させるとともに加熱
して架橋発泡させる方法、ポリオレフィン樹脂に熱分解
型発泡剤と発泡剤の分解温度より低い分解温度を有する
有機過酸化物を混合して成形した後、これを加熱して有
機過酸化物を分解させて架橋し、ついで発泡剤を分解さ
せて架橋発泡させる方法がある。また一方で、ブタン、
ヘキサン、フロン、炭酸ガスなどの常温常圧で気体また
は加熱すると気体となるものを樹脂中に分散または溶解
させて、押し出し発泡成形やビーズ発泡成形して無架橋
発泡させる方法が実用化されている。これらの方法で製
造されるポリエチレン系樹脂発泡体は、柔軟性、断熱性
に優れており、各種の緩衝材や断熱材に使用されてい
る。これらの発泡成形に使用されるエチレン系樹脂とし
ては高圧ラジカル重合で製造される低密度ポリエチレン
(LDPE)が主に使用されているが、より強靱性や柔
軟性が求められる用途には、エチレン・α−オレフィン
共重合体とのブレンド物が使用される場合もある。しか
しながら、この発泡成形方法は融点直下で行うために、
安定した発泡成形が容易でなく、さらなる発泡成形性の
改良への要求が強い。近年、代表的な物理発泡成形法で
あるビーズ発泡法において発泡性を改善したエチレン系
共重合体が提案されており、例えば、特開平1−135
806号公報では、示差走査型熱量計により得られる融
解曲線のピーク温度幅が10℃以上の直鎖状低密度ポリ
エチレンが提案されている。しかしながら、この公報に
おいては成形する際の樹脂の粘度の重要性が記載されて
おらず、実際に成形を行っても気泡径が不均一となって
しまうという問題が残っていた。さらに、このエチレン
とα−オレフィンとの共重合体は、直鎖状の分子構造を
有しており、マグネシウムとチタンを含有する固体触媒
成分および有機アルミニウム化合物からなるチーグラー
型触媒で重合される直鎖状ポリエチレンとして知られて
いるものであるが、このような直鎖状エチレン・α−オ
レフィン共重合体は、LDPEと比較して破断強度が優
れているが、柔軟性を上げるために共重合成分であるα
−オレフィンの量を増加させた樹脂を使用すると、分岐
が多く導入された低分子量分により製品がベタつくとい
った問題があった。また、同じメルトフローレート(以
下MFRと略す)のLDPEに比べ、溶融せん断粘度が
高く、加工性がきわめて悪い。また、伸長粘度が非常に
小さく、溶融張力が小さいという問題があり、LDPE
とのブレンドなしに均一な発泡成形体を得ることは困難
であった。
してメタロセン化合物を使用することにより、共重合成
分が均一に分子鎖中に存在し、分子量分布の狭いポリオ
レフィンが販売され、発泡体への使用が提案(特開平7
−188442号公報)、検討されている。しかし、従
来のチーグラー触媒を使用して得られるエチレン・α−
オレフィン共重合体の問題点であった低密度化した場合
の製品のベタツキは改善されるものの、樹脂の加工性は
かえって悪化し、押し出し成型時の生産性が低下してし
まう等の改善の要求が未だ強い。
課題の解決、すなわち、発泡性に優れ、均一な気泡径を
有する高発泡の発泡成形体が得られ、緩衝材などの素材
として有用なエチレン系樹脂組成物を提供することを目
的とする。
した結果、エチレンと炭素数3〜12のα−オレフィン
とから得られた特定の性状を有するエチレン系共重合体
2種を所定の割合で含有するエチレン系樹脂組成物が、
上記目的を達成しうることを見いだした。本発明は、特
定の分子量分布と分岐度を有する直鎖状エチレン・α−
オレフィン共重合体と特定の分子量分布と分岐度分布を
有する直鎖状エチレン・α−オレフィン共重合体をゲル
が生成しない特定の範囲でラジカル発生剤と反応させる
ことにより得られる特定の性質を持たせた樹脂とからな
るエチレン系樹脂組成物を使用することにより、上記の
課題を解決できることを見い出し、本発明に到達したも
のである。
3〜12のα−オレフィンを共重合させて得られる密度
が0.940g/cm3以上、GPCより求められる分
子量分布が3以下で、JIS K 7210条件4によ
る190℃でのメルトフローレートが2〜20g/10
分のエチレン系共重合体1〜30重量%と、(B)エチ
レンと炭素数3〜12のα−オレフィンを共重合させて
得られる密度が0.850〜0.920g/cm3の範
囲で、GPCより求められる分子量分布が3以下で、J
IS K 7210条件4による190℃でのメルトフ
ローレートが0.5〜10g/10分であり、動的粘弾
性の周波数依存性から得られる、貯蔵弾性率(G’)と
損失弾性率(G’’)の値が一致する周波数(fc)か
らfc/10までの周波数領域に含まれるG’の傾きS
(S=ΔlogG’/Δlogf)が0.7<S<0.
9であり、160〜220℃の範囲で求めた流動の活性
化エネルギーΔH(kJ/mol)が35〜50kJ/
molであることを特徴とするエチレン系共重合体99
〜70重量%からなるエチレン系樹脂組成物を提供する
ものである。
GPCより求められる分子量分布が3を越えると発泡時
の樹脂の伸びが低下し、高発泡化が困難になる。また、
MFRが2g/10分未満であると加工性の低下や混練
時の分散性が悪くなり、20g/10分を越えると組成
物の粘度が低下し、ガスが抜けてしまう。
PCより求められる分子量分布が3を越えると低分子量
成分が増加し、製品の粘着性が増加して製品不良となる
ばかりでなく、ラジカル発生剤と反応させた場合、容易
にゲルが発生して製品上好ましくない。また、JIS
K 7210条件4による190℃でのメルトフローレ
ートが0.5g/10分未満であると樹脂の粘度が高
く、押し出し成形が困難となり、10g/10分を越え
ると溶融張力が低下し、高発泡倍率の発泡体が得られ
ず、セルも不均一となる。
れる貯蔵弾性率(G’)と損失弾性率(G’’)の値が
一致する周波数(fc)からfc/10までの周波数領
域におけるG’の傾きS(S=ΔlogG’/Δlog
f)が0.7以下であると製品中にゲルが発生して使用
不可能となり、0.9以上であると溶融時の粘度低下が
大きく、発泡時のガス抜けが激しく、発泡が困難とな
る。
/molよりも小さいと発泡成形時のガス抜けが生じ、
50kJ/molを越えると溶融時の粘度の温度依存性
が大きく、良好な発泡状態を有する製品が得られる成形
加工温度範囲が非常に狭くなる。
直鎖状エチレン・α−オレフィン共重合体とは、エチレ
ンと炭素数3〜12のα−オレフィンとの共重合体であ
って、密度が(A)は0.940g/cm3以上、
(B)は0.850〜0.920g/cm3の範囲で、
GPCより求められる重量平均分子量(Mw)と数平均
分子量(Mn)の比(Mw/Mn)が3以下で、JIS
K 7210条件4に従って、190℃,2160g
の荷重下測定されたMFRが(A)は2〜20g/10
分、(B)は0.5〜10g/10分のものである。
は、具体的には以下のごとく求める。
C(カラム:東ソー製GMHHR−H(S)、溶媒:
1,2,4−トリクロロベンゼン)を使用して、GPC
法により、MwおよびMnを測定し、Mw/Mnを算出
した。なお、東ソー製標準ポリスチレンを用いて、ユニ
バーサルキャリブレーション法によりカラム溶出体積は
校正した。
ン共重合体は、例えば、以下に例示するような公報に開
示されている方法によって製造することができる。
0−35007号公報、特開昭60−35008号公
報、特開平3−163088号公報、特開昭61−29
6008号公報、特開昭63−22804号公報、特開
昭58−19309号公報、特願昭60−00862号
公報、特開昭63−61010号公報、特開昭63−1
52608号公報、特開昭63−264606号公報、
特開昭63−280703号公報、特開昭64−600
3号公報、特開平1−95110号公報、特開平3−6
2806号公報、特開平1−259004号公報、特開
昭64−45406号公報、特開昭60−106808
号公報、特開昭60−137911号公報、特開昭61
−296008号公報、特許公表63−501369号
公報、特開昭61−221207号公報、特開平2−2
2307号公報、特開平2−173110号公報、特開
平2−302410号公報、特開平1−129003号
公報、特開平1−210404号公報、特開平3−66
710号公報、特開平3−70710号公報、特開平1
−207248号公報、特開昭63−222177号公
報、特開昭63−222178号公報、特開昭63−2
22179号公報、特開平1−12407号公報、特開
平1−301704号公報、特開平1−319489号
公報、特開平3−74412号公報、特開昭61−26
4010号公報、特開平1−275609号公報、特開
昭63−251405号公報、特開昭64−74202
号公報、特開平2−41303号公報、特開平1314
88号公報、特開平3−56508号公報、特開平3−
70708号公報、特開平3−70709号公報などが
挙げられる。
用することができる直鎖状エチレン・α−オレフィン共
重合体の製造方法を説明する。この直鎖状エチレン・α
−オレフィン共重合体は、例えば、シクロペンタジエニ
ル誘導体を含有する有機遷移金属化合物と、これと反応
してイオン性の錯体を形成する化合物および/または有
機金属化合物からなる触媒の存在下で、エチレンと炭素
数3〜12のα−オレフィンを共重合することにより、
好適に製造することができる。
は、プロピレン、1−ブテン、4−メチル−1−ペンテ
ン、3−メチル−1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキ
セン、1−ヘプテン、1−オクテン、1−ノネン、1−
デセン、1−ウンデセン、1−ドデセンなどを挙げるこ
とができる。
法、気相重合法等が挙げられる。
で製造された直鎖状エチレン・α−オレフィン共重合体
を使用し、(B)成分は上記の方法で製造された直鎖状
エチレン・α−オレフィン共重合体に、ラジカル発生剤
を添加し、ラジカル発生剤を分解して反応させたものを
使用する。
有機過酸化物、例えばハイドロパーオキサイド類、ジア
ルキルパーオキサイド類、パーオキシエステル類などが
好ましく、中でも1分半減期を与える分解温度が90℃
を越えるものが好適である。
イド、t−ブチルハイドロパーオキサイド、1,3−ビ
ス(t−ブチルパーオキシイソプロピル)ベンゼン、ジ
(t−ブチル)パーオキサイド、2,5−ジ(t−ブチ
ルパーオキシ)ヘキサン、t−ブチルパーオキシベンゾ
エート、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパ
ーオキシ)ヘキシン3、2,5−ジメチル−2,5−ジ
(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン、ジ(t−ブチル)
パーオキシフタレート等が挙げられる。
ても良いが、具体的な例を示すと以下のような方法が挙
げられる。
化する時点でラジカル発生剤を同時にフィードして溶融
押し出し反応させる。
ーバッチをあらかじめ作っておき、そのマスターバッチ
と上記共重合体ペレットをブレンドして押し出し、反応
させる。
・α−オレフィン共重合体に酸化防止剤を添加して、さ
らに溶融混練させる。
段を採用しても良いが、具体的な例を示すと以下のよう
な方法が挙げられる。
ールミル等の混練機を使用して、上記重合体に酸化防止
剤を添加する。
ッチをあらかじめ作っておき、そのマスターバッチと上
記共重合体ペレットを溶融混練する。
ル系酸化防止剤および燐系酸化防止剤が挙げられる。フ
ェノール系酸化防止剤としては、モノフェノール系、チ
オビスフェノール系、トリスフェノール系等の酸化防止
剤が挙げられ、さらに具体的に例示すると、2,4−ビ
ス(n−オクチルチオ)−6−(4−ヒドロキシ−3,
5−ジ(t−ブチル)アニリノ)−1,3,5−トリア
ジン(例えば、日本チバガイギー(株)より商品名イル
ガノックス565として市販されている。)、オクタデ
シル−3−(3,5−ジ(t−ブチル)−4−ヒドロキ
シフェニル)プロピオネート(例えば、日本チバガイギ
ー(株)より商品名イルガノックス1076として市販
されている)、1,3,5−トリメチル−2,4,6−
トリス(3,5−ジ(t−ブチル)−4−ヒドロキシベ
ンジル)−イソシアヌレート(例えば、日本チバガイギ
ー(株)より商品名イルガノックス3114として市販
されている。)などが挙げられ、これらは単独または2
以上の混合物として用いられる。また、燐系酸化防止剤
を具体的に例示すると、トリス(2,4−ジ(t−ブチ
ル)フェニル)フォスファイト(例えば、日本チバガイ
ギー(株)より商品名イルガフォス168として市販さ
れている。)、テトラキス(2,4−ジ(t−ブチル)
フェニル)−4,4’−ビフェニレンフォスフォナイト
(例えば、日本チバガイギー(株)より商品名イルガフ
ォス P−EPQ FFとして市販されている)、トリ
ス(ノニルフェニル)フォスファイト(例えば、旭電化
(株)より商品名MARK 1178として市販されて
いる。)などが挙げられ、単独またはこれらの混合物と
して用いられる。
は、上記(A)成分であるエチレン系共重合体が1〜3
0重量%、(B)成分であるエチレン系共重合体が99
〜70重量%となるように配合することが必要である。
泡倍率が低く、かつ発泡体の剛性が不十分であり、また
30重量%を越えると発泡体が割れやすくなる。発泡倍
率および発泡体の剛性や割れにくさの観点から、(A)
成分2〜20重量%、(B)成分98〜80重量%を含
有するものが好ましい。
泡成形体を作成するのに好ましく用いられる。該エチレ
ン系樹脂組成物を発泡させる方法については特に制限は
なく、様々な方法を用いることができるが、例えば、次
に示す方法を挙げることができる。まず、本発明のエチ
レン系樹脂組成物を用いて、予備発泡を行い、平均粒子
径2〜6mm程度、好ましくは3〜5mmの予備発泡粒
子を得、次いで、この粒子を直ちに常温、常圧下に12
〜72時間程度の時間をかけて養生した後、金型に入
れ、例えば、温度105〜130℃、水蒸気圧0.5〜
4kg/cm2の条件下で、水蒸気加熱することにより
発泡成形体を製造することができる。上記予備発泡粒子
は、耐圧容器中において、該エチレン系樹脂組成物粒子
と揮発性発泡剤とを分散剤の存在下で水に分散させ、エ
チレン系樹脂組成物粒子をこの粒子の最高融点よりも2
0〜5℃低い温度で加熱して、粒子内に揮発性発泡剤を
含浸させた後、揮発性発泡剤の示す蒸気圧以上で耐圧容
器内の温度、圧力を一定に保持しながら、容器内容物を
容器内よりも低圧の雰囲気下に放出することにより製造
される。
えば、沸点が−50〜120℃の範囲にあるプロパン、
ブタン、ヘキサン、ヘプタンなどの脂肪族炭化水素、ト
リクロロフルオロメタン、ジクロロジフルオロメタン、
ジクロロテトラフルオロエタン、トリクロロトリフルオ
ロエタンなどのハロゲン化炭化水素、二酸化炭素、空気
などが挙げられる。これらの揮発性発泡剤は、それぞれ
単独でもよく、二種以上を組み合わせて用いても良い。
また、その使用量は、エチレン系樹脂組成物100重量
部に対して、通常10〜60重量部、好ましくは20〜
50重量部の範囲で選ばれる。
ルシウム、炭酸亜鉛、炭酸マグネシウム、酸化チタン、
酸化アルミニウムなどが挙げられ、これらは一種用いて
もよく、二種以上を組み合わせて用いても良い。
効果を著しく損なわない範囲で他の任意成分を添加する
ことができる。他の任意成分としては、エチレン・プロ
ピレン共重合体ゴム、エチレン・プロピレン・ジエン共
重合体ゴム、エチレン・ブテン共重合体ゴム等のエチレ
ン系共重合体ゴム、スチレン・ブタジエンゴム、スチレ
ン・ブタジエンブロック共重合体またはその水素添加
物、ポリプロピレン、ポリエチレン等のポリオレフィン
樹脂、タルク、炭酸カルシウム、クレー、マイカ、硫酸
バリウム、水酸化マグネシウム等の充填剤、難燃剤、各
種の顔料などを配合することができる。
チレン・α−オレフィン共重合体の優れた性質を保持し
たまま、各種成形法において気泡の均一性、強靱性、高
発泡性を付与することが可能であり、さらに、従来技術
では困難であった加工性を向上させ、ひいては生産性の
向上に寄与することができる。
が、これら実施例に限定されるものではない。なお、実
施例および比較例中の貯蔵弾性率(G’)、損失弾性率
(G’’)、流動の活性化エネルギーΔHは、下記の方
法により測定した。
に基づく測定装置である粘弾性測定アナライザーDVE
−V4(レオロジ(株))を使用し、スリット型冶具を
用いて、測定周波数0.16〜400Hz、160℃、
190℃、220℃の各温度で動的粘弾性の周波数依存
性を測定し、190℃を基準温度として貯蔵弾性率
(G’)、損失弾性率(G’’)のマスターカーブを作
成した。なお、歪みは1%以下の線形領域で測定した。
失弾性率(G’’)を求めた。
0〜220℃の範囲で、シフトファクター(aT)の温
度依存性の曲線から活性化エネルギーを求めた。
より観察し、以下のように評価した。
に発泡している。
している。
体の発泡倍率)発泡倍率は、次式により算出した。
た、密度が0.945g/cm3、MFRが6g/10
分、GPCによる分子量分布(Mw/Mn)=1.8で
あるエチレン・1−ヘキセン共重合体と(B)成分とし
てメタロセン型触媒を用いて重合されたエチレン・1−
ヘキセン共重合体ペレットに、ラジカル発生剤としてパ
ーブチル−P(1分半減期を与える分解温度176℃)
を25ppmを添加し、240℃で溶融混練してペレッ
ト化した、密度が0.900g/cm3、MFRが2g
/10分、GPCによる分子量分布(Mw/Mn)=
1.8であるものを表に示す配合割合に従って、50m
mφ単軸押し出し機(プラコー製)を使用し、220℃
で溶融混練してペレット化した。
ネシウム1重量部および発泡剤としてジクロロジフルオ
ロメタンとトリフルオロメタン(7:3重量比)30重
量部を密閉容器内で水300ml重量部に分散させ、発
泡温度110℃に加熱して10分間保持した後、その温
度で大気圧下にペレットと水を同時に放出して予備発泡
させた。次に、この予備発泡粒子を大気圧下で24時間
熟成した後、金型に入れた。金型内の空気を排気した
後、ゲージ圧1.2kg/cm2の蒸気で加熱して成形
した。冷却後の発泡成形体を80℃で20時間養生した
後、発泡成形体を評価した。エチレン系共重合体の物
性、予備発泡粒子の気泡径の均一性、発泡倍率および発
泡成形体の発泡倍率を表に示した。
た、密度が0.945g/cm3、MFRが6g/10
分、GPCによる分子量分布(Mw/Mn)=1.8で
あるエチレン・1−ヘキセン共重合体と(B)成分とし
てメタロセン型触媒を用いて重合されたエチレン・1−
ヘキセン共重合体ペレットに、ラジカル発生剤としてパ
ーブチル−P(1分半減期を与える分解温度176℃)
を50ppmを添加し、240℃で溶融混練してペレッ
ト化した、密度が0.900g/cm3、MFRが2g
/10分、GPCによる分子量分布(Mw/Mn)=
1.8であるものを表に示す配合割合に従って、50m
mφ単軸押し出し機(プラコー製)を使用し、220℃
で溶融混練してペレット化した。
ネシウム1重量部および発泡剤としてジクロロジフルオ
ロメタンとトリフルオロメタン(7:3重量比)30重
量部を密閉容器内で水300ml重量部に分散させ、発
泡温度110℃に加熱して10分間保持した後、その温
度で大気圧下にペレットと水を同時に放出して予備発泡
させた。次に、この予備発泡粒子を大気圧下で24時間
熟成した後、金型に入れた。金型内の空気を排気した
後、ゲージ圧1.2kg/cm2の蒸気で加熱して成形
した。冷却後の発泡成形体を80℃で20時間養生した
後、発泡成形体を評価した。エチレン系共重合体の物
性、予備発泡粒子の気泡径の均一性、発泡倍率および発
泡成形体の発泡倍率を表に示した。
た、密度が0.945g/cm3、MFRが6g/10
分、GPCによる分子量分布(Mw/Mn)=1.8で
あるエチレン・1−ヘキセン共重合体と(B)成分とし
てメタロセン型触媒を用いて重合された、密度が0.9
00g/cm3、MFRが2g/10分、GPCによる
分子量分布(Mw/Mn)=1.8であるエチレン・1
−ヘキセン共重合体ペレットを表に示す配合割合に従っ
て、50mmφ単軸押し出し機(プラコー製)を使用
し、220℃で溶融混練してペレット化した。
ネシウム1重量部および発泡剤としてジクロロジフルオ
ロメタンとトリフルオロメタン(7:3重量比)30重
量部を密閉容器内で水300ml重量部に分散させ、発
泡温度110℃に加熱して10分間保持した後、その温
度で大気圧下にペレットと水を同時に放出して予備発泡
させた。次に、この予備発泡粒子を大気圧下で24時間
熟成した後、金型に入れた。金型内の空気を排気した
後、ゲージ圧1.2kg/cm2の蒸気で加熱して成形
した。冷却後の発泡成形体を80℃で20時間養生した
後、発泡成形体を評価した。エチレン系共重合体の物
性、予備発泡粒子の気泡径の均一性、発泡倍率および発
泡成形体の発泡倍率を表に示した。
た、密度が0.945g/cm3、MFRが6g/10
分、GPCによる分子量分布(Mw/Mn)=1.8で
あるエチレン・1−ヘキセン共重合体と(B)成分とし
て幾何拘束触媒(コンストレインド・ジオメトリー・キ
ャタリスト)を用いて長鎖分岐が選択的に導入された、
密度が0.900g/cm3、MFRが8g/10分、
GPCによる分子量分布(Mw/Mn)=1.9である
エチレン・1−オクテン共重合体ペレット(ダウケミカ
ル製 アフィニティーPT1450)を使用して、表に
示す配合割合に従って、50mmφ単軸押し出し機(プ
ラコー製)を使用し、220℃で溶融混練してペレット
化した。
ネシウム1重量部および発泡剤としてジクロロジフルオ
ロメタンとトリフルオロメタン(7:3重量比)30重
量部を密閉容器内で水300ml重量部に分散させ、発
泡温度110℃に加熱して10分間保持した後、その温
度で大気圧下にペレットと水を同時に放出して予備発泡
させた。次に、この予備発泡粒子を大気圧下で24時間
熟成した後、金型に入れた。金型内の空気を排気した
後、ゲージ圧1.2kg/cm2の蒸気で加熱して成形
した。冷却後の発泡成形体を80℃で20時間養生した
後、発泡成形体を評価した。エチレン系共重合体の物
性、予備発泡粒子の気泡径の均一性、発泡倍率および発
泡成形体の発泡倍率を表に示した。
Claims (4)
- 【請求項1】(A)密度が0.940g/cm3以上、
190℃,2160gの荷重で測定したメルトフローレ
ートが2〜20g/10分、GPC(ゲルパーミエーシ
ョン・クロマトグラフィー)より求められる重量平均分
子量(Mw)と数平均分子量(Mn)の比(Mw/M
n)が3以下であるエチレンと炭素数3〜12のα−オ
レフィンからなる直鎖状エチレン・α−オレフィン共重
合体1〜30重量%と(B)下記(a)〜(e)の特性
を有するエチレンと炭素数3〜12のα−オレフィンか
らなる直鎖状エチレン・α−オレフィン共重合体99〜
70重量%とからなるエチレン系樹脂組成物。 (a)GPC(ゲルパーミエーション・クロマトグラフ
ィー)より求められる重量平均分子量(Mw)と数平均
分子量(Mn)の比(Mw/Mn)が3以下、(b)密
度が0.850〜0.920g/cm3、(c)190
℃,2160gの荷重で測定したメルトフローレートが
0.5〜10g/10分、(d)動的粘弾性の周波数依
存性から得られる貯蔵弾性率(G’)と損失弾性率
(G’’)の値が一致する周波数(fc)からfc/1
0までの周波数領域におけるG’の傾きS(S=Δlo
gG’/Δlogf)が0.7<S<0.9、(e)1
60〜220℃の範囲で求めた流動の活性化エネルギー
ΔH(kJ/mol)が35〜50kJ/mol - 【請求項2】(A)密度が0.940g/cm3以上、
190℃,2160gの荷重で測定したメルトフローレ
ートが2〜20g/10分、GPC(ゲルパーミエーシ
ョン・クロマトグラフィー)より求められる重量平均分
子量(Mw)と数平均分子量(Mn)の比(Mw/M
n)が3以下であるエチレンと炭素数3〜12のα−オ
レフィンからなる直鎖状エチレン・α−オレフィン共重
合体1〜30重量%と(B)下記(a)〜(e)の特性
を有するエチレンと炭素数3〜12のα−オレフィンか
らなる直鎖状エチレン・α−オレフィン共重合体99〜
70重量%とからなる発泡成形体用エチレン系樹脂組成
物。 (a)GPC(ゲルパーミエーション・クロマトグラフ
ィー)より求められる重量平均分子量(Mw)と数平均
分子量(Mn)の比(Mw/Mn)が3以下、(b)密
度が0.850〜0.920g/cm3、(c)190
℃,2160gの荷重で測定したメルトフローレートが
0.5〜10g/10分、(d)動的粘弾性の周波数依
存性から得られる貯蔵弾性率(G’)と損失弾性率
(G’’)の値が一致する周波数(fc)からfc/1
0までの周波数領域におけるG’の傾きS(S=Δlo
gG’/Δlogf)が0.7<S<0.9、(e)1
60〜220℃の範囲で求めた流動の活性化エネルギー
ΔH(kJ/mol)が35〜50kJ/mol - 【請求項3】請求項1に記載のエチレン系樹脂組成物を
基材とする発泡粒子。 - 【請求項4】請求項1に記載のエチレン系樹脂組成物を
基材とする発泡体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37317398A JP4140107B2 (ja) | 1998-12-28 | 1998-12-28 | エチレン系樹脂組成物およびそれからなる発泡体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37317398A JP4140107B2 (ja) | 1998-12-28 | 1998-12-28 | エチレン系樹脂組成物およびそれからなる発泡体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000191848A true JP2000191848A (ja) | 2000-07-11 |
JP4140107B2 JP4140107B2 (ja) | 2008-08-27 |
Family
ID=18501707
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP37317398A Expired - Fee Related JP4140107B2 (ja) | 1998-12-28 | 1998-12-28 | エチレン系樹脂組成物およびそれからなる発泡体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4140107B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006152272A (ja) * | 2004-10-28 | 2006-06-15 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 樹脂組成物、発泡成形体および多層成形体 |
JP2006282991A (ja) * | 2004-10-28 | 2006-10-19 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 樹脂組成物、発泡成形体および多層成形体 |
JP2010126641A (ja) * | 2008-11-27 | 2010-06-10 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 無架橋型内発泡用樹脂組成物、無架橋型内発泡成形体及びその製造方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4650060B2 (ja) * | 2005-03-30 | 2011-03-16 | 住友化学株式会社 | 中空成形容器 |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58194904A (ja) * | 1982-05-11 | 1983-11-14 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 変性エチレン−αオレフィン共重合体の製造方法 |
JPH01135806A (ja) * | 1987-11-20 | 1989-05-29 | Idemitsu Petrochem Co Ltd | 無架橋発泡用直鎖状低密度ポリエチレン |
JPH0476028A (ja) * | 1990-07-19 | 1992-03-10 | Nippon Unicar Co Ltd | 高発泡絶縁ポリエチレン用発泡性樹脂組成物およびその製造方法 |
JPH0693033A (ja) * | 1991-06-21 | 1994-04-05 | Himont Inc | 高溶融強度のエチレンポリマー、その製造法、及びその用途 |
JPH07188442A (ja) * | 1993-11-19 | 1995-07-25 | Sekisui Chem Co Ltd | ポリエチレン系樹脂発泡体 |
JPH09100324A (ja) * | 1995-07-28 | 1997-04-15 | Tosoh Corp | 成形用樹脂およびその組成物、それらの製造方法 |
JPH10110055A (ja) * | 1996-08-09 | 1998-04-28 | Tosoh Corp | 発泡性ポリオレフィン樹脂組成物およびその成形体 |
JPH10182866A (ja) * | 1996-12-27 | 1998-07-07 | Mitsui Chem Inc | エチレン系樹脂製発泡体 |
JPH10273563A (ja) * | 1997-03-31 | 1998-10-13 | Mitsui Chem Inc | エチレン・α−オレフィン共重合体組成物およびその用途 |
-
1998
- 1998-12-28 JP JP37317398A patent/JP4140107B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58194904A (ja) * | 1982-05-11 | 1983-11-14 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 変性エチレン−αオレフィン共重合体の製造方法 |
JPH01135806A (ja) * | 1987-11-20 | 1989-05-29 | Idemitsu Petrochem Co Ltd | 無架橋発泡用直鎖状低密度ポリエチレン |
JPH0476028A (ja) * | 1990-07-19 | 1992-03-10 | Nippon Unicar Co Ltd | 高発泡絶縁ポリエチレン用発泡性樹脂組成物およびその製造方法 |
JPH0693033A (ja) * | 1991-06-21 | 1994-04-05 | Himont Inc | 高溶融強度のエチレンポリマー、その製造法、及びその用途 |
JPH07188442A (ja) * | 1993-11-19 | 1995-07-25 | Sekisui Chem Co Ltd | ポリエチレン系樹脂発泡体 |
JPH09100324A (ja) * | 1995-07-28 | 1997-04-15 | Tosoh Corp | 成形用樹脂およびその組成物、それらの製造方法 |
JPH10110055A (ja) * | 1996-08-09 | 1998-04-28 | Tosoh Corp | 発泡性ポリオレフィン樹脂組成物およびその成形体 |
JPH10182866A (ja) * | 1996-12-27 | 1998-07-07 | Mitsui Chem Inc | エチレン系樹脂製発泡体 |
JPH10273563A (ja) * | 1997-03-31 | 1998-10-13 | Mitsui Chem Inc | エチレン・α−オレフィン共重合体組成物およびその用途 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006152272A (ja) * | 2004-10-28 | 2006-06-15 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 樹脂組成物、発泡成形体および多層成形体 |
JP2006282991A (ja) * | 2004-10-28 | 2006-10-19 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 樹脂組成物、発泡成形体および多層成形体 |
JP2010126641A (ja) * | 2008-11-27 | 2010-06-10 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 無架橋型内発泡用樹脂組成物、無架橋型内発泡成形体及びその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4140107B2 (ja) | 2008-08-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6414047B1 (en) | Polyolefin foam and polyolefin resin composition | |
JP2000297170A (ja) | エチレン系発泡成形用樹脂組成物およびそれよりなる発泡体 | |
JP4140107B2 (ja) | エチレン系樹脂組成物およびそれからなる発泡体 | |
JP5017740B2 (ja) | ポリオレフィン系樹脂架橋発泡体及びその製造方法 | |
JP2002146075A (ja) | ポリオレフィン系樹脂発泡体およびポリオレフィン系樹脂組成物 | |
JP2005220303A (ja) | 発泡体成形用ポリプロピレン系樹脂組成物及びそれよりなる過酸化物架橋発泡体 | |
JPH10110055A (ja) | 発泡性ポリオレフィン樹脂組成物およびその成形体 | |
JP7377047B2 (ja) | ポリオレフィン系樹脂発泡体シート、及びその製造方法 | |
JPH02255738A (ja) | 部分架橋熱可塑性エラストマー発泡体およびその製造方法 | |
JP3186801B2 (ja) | 架橋ポリオレフィン系発泡樹脂組成物 | |
WO2023120237A1 (ja) | 樹脂発泡体 | |
JPH08109277A (ja) | ポリオレフィン系樹脂架橋発泡体 | |
JPH03139535A (ja) | ポリオレフィン架橋発泡体用組成物 | |
JPH059326A (ja) | オレフイン系エラストマー組成物の架橋発泡体の製造方法 | |
JP4228094B2 (ja) | 発泡性ポリオレフィン樹脂パウダー組成物およびその発泡成形体 | |
JPH0657025A (ja) | 架橋発泡用ポリオレフィン系樹脂組成物及び架橋ポリオレフィン系樹脂発泡体 | |
JP3139789B2 (ja) | ポリオレフィン系発泡性樹脂組成物および架橋ポリオレフィン系樹脂発泡体 | |
JPH044236A (ja) | 架橋発泡体用ポリオレフィン組成物 | |
JPH04248847A (ja) | 発泡性ポリオレフィン系樹脂組成物 | |
JPH0480237A (ja) | 架橋発泡体用ポリオレフィン樹脂組成物 | |
JPH04363338A (ja) | ポリオレフィン架橋発泡体の製造方法 | |
JP2003183435A (ja) | 架橋樹脂発泡体 | |
JPS58141215A (ja) | エチレンまたはプロピレン重合体の発泡方法 | |
JPH03126736A (ja) | ポリプロピレン架橋発泡体の製造方法 | |
JPH09151267A (ja) | ポリプロピレン系樹脂組成物及びその発泡体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20051026 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080111 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080129 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080331 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080520 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080602 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110620 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110620 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110620 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120620 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120620 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130620 Year of fee payment: 5 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |