JP2000188305A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JP2000188305A JP10364236A JP36423698A JP2000188305A JP 2000188305 A JP2000188305 A JP 2000188305A JP 10364236 A JP10364236 A JP 10364236A JP 36423698 A JP36423698 A JP 36423698A JP 2000188305 A JP2000188305 A JP 2000188305A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】チップサイズパッケージの信頼性を向上させ
る。 【解決手段】 Cuより成る配線層7、メタルポスト8
とポリイミド樹脂層Rとの界面にSi3N4膜SNを形成
し、熱硬化前のイミド樹脂とCuの反応を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置および
その製造方法に関し、特にチップサイズパッケージとそ
の製造方法に関する。チップサイズパッケージ(Chip S
ize Package)は、CSPとも呼ばれ、チップサイズと
同等か、わずかに大きいパッケージの総称であり、高密
度実装を目的としたパッケージである。本発明は、CS
Pに採用されるポリイミド膜の劣化防止、メタルポスト
頭部の加工に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この分野では、一般にBGA(Ba
ll Grid Array)と呼ばれ、面状に配列された複数のハ
ンダボールを持つ構造、ファインピッチBGAと呼ば
れ、BGAのボールピッチをさらに狭ピッチにして外形
がチップサイズに近くなった構造等が知られている。
【0003】また、最近では、「日経マイクロデバイ
ス」1998年8月号 44頁〜71頁に記載されたウ
エハーCSPがある。このウエハーCSPは、基本的に
は、チップのダイシング前に配線やアレイ状のパッドを
ウエハープロセス(前工程)で作り込むCSPである。
この技術によって、ウエハープロセスとパッケージ・プ
ロセス(後工程)が一体化され、パッケージ・コストが
大幅に低減できるようになることが期待されている。
【0004】ウエーハCSPの種類には、封止樹脂型と
再配線型がある。封止樹脂型は、従来のパッケージと同
様に表面を封止樹脂で覆った構造であり、チップ表面の
配線層上にメタルポストを形成し、その周囲を封止樹脂
で固める構造である。
【0005】一般にパッケージをプリント基板に搭載す
ると、プリント基板との熱膨張差によって発生した応力
がメタルポストに集中すると言われているが、樹脂封止
型では、メタルポストが長くなるため、応力が分散され
ると考えられている。
【0006】一方、再配線型は、図10に示すように、
封止樹脂を使わず、再配線を形成した構造である。つま
りチップ51の表面にAl電極52、配線層53、絶縁
層54が積層され、配線層53上にはメタルポスト55
が形成され、その上に半田ボール56が形成されてい
る。配線層53は、半田ボール56をチップ上に所定の
アレイ状に配置するための再配線として用いられる。
【0007】封止樹脂型は、メタルポストを100μm
程度と長くし、これを封止樹脂で補強することにより、
高い信頼性が得られる。しかしながら、封止樹脂を形成
するプロセスは、後工程において金型を用いて実施する
必要があり、プロセスが複雑になる。
【0008】一方、再配線型では、プロセスは比較的単
純であり、しかも殆どの工程をウエーハプロセスで実施
できる利点がある。しかし、なんらかの方法で応力を緩
和し信頼性を高めることが必要とされている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし図10では、配
線層53はCuメッキで形成され、しかも絶縁層54
は、液状の硬化前のポリイミド樹脂を塗布し、これを温
度300〜400°C程度でイミド化させて熱硬化させ
ている。
【0010】しかしこのイミド化の時に、Cuがイミド
化前の樹脂と反応し、ポリイミド樹脂の膜質劣化を発生
させる問題があった。
【0011】従って、ポリイミド樹脂と配線層との間の
接着性、耐湿性が劣化する問題があった。
【0012】またメタルポスト55を完全に覆うように
ポリイミド樹脂を塗布し、その上面を研磨して、前記メ
タルポストの頭部を露出させていた。しかしこの研磨工
程は、その制御が非常に難しく、またメタルポストの露
出部が汚染され、半田ボール56の信頼性が低下する問
題もあった。
【0013】本発明は、前記問題点を解決するものであ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題に鑑
みてなされ、Cuを主材料とする配線とこの上をカバー
するポリイミド樹脂との界面に、Si3N4膜を設けるこ
とで解決するものである。
【0015】Si3N4膜は、SiO2膜よりもバリア材
として優れ、しかもプラズマCVD法は、ステップカバ
レージも優れている。従ってCuから成る配線をSi3
N4膜でカバーすれば、イミド化時の高温反応でイミド
樹脂がCuと反応することがない。
【0016】特に、絶縁層をホトリソグラフィで開口し
てメタルポストの頭部が露出されているので、半田ボー
ル(または半田バンプ)が固着されるメタルポストの領
域を除いて、絶縁層と配線層の界面にSi3N4膜を設け
れば、Cuから成るメタルポストとイミド樹脂の反応も
防止できる。
【0017】第2に、半田ボール(または半田バンプ)
が固着されるメタルポストの領域に対応する絶縁層をド
ライエッチングして露出領域が設けられると、メタルポ
ストの頭部がクリーンな状態で形成でき、半田ボールの
固着性が改善される。
【0018】第3に、第1の絶縁層、前記配線層および
前記メタルポストを含むチップ表面にプラズマCVD法
でSi3N4膜を被覆し、前記メタルポストの頭部を覆う
様にチップ表面に、熱硬化型のポリイミド膜を被覆し、
前記メタルポストの頭部に対応する前記ポリイミド膜お
よび前記Si3N4膜をエッチングして、半田ボールを固
着する固着部を開口し、前記半田ボールを固着する開口
部を介して前記メタルポスト上に前記半田ボールを形成
すれば、前述したようにCuから成る配線層、Cuから
成るメタルポストとイミド層の反応を防止しつつ、Si
3N4膜で保護されたメタルポストを例えばエッチング等
で露出できるため、半田ボールとの接合面をクリーンに
でき、半田ボールの信頼性を向上させることができる。
【0019】第4に、ドライエッチングにより開口され
れば、スパッタ性も付加されるため、更にメタルポスト
の露出部をクリーンにできる。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
説明する。
【0021】図9に於いて、図番1は、通常のワイヤボ
ンディングタイプのICチップに於いて、最上層のメタ
ル(ボンディングパッドとしても機能する部分)の部分
であり、このAl電極1のコンタクトホールCが形成さ
れる層間絶縁膜を図番2で示す。
【0022】またこのコンタクトホールCの下層には、
メタルが複数層で形成され、例えばトランジスタ(MO
S型のトランジスタまたはBIP型のトランジスタ)、
拡散領域、ポリSiゲートまたはポリSi等とコンタク
トしている。
【0023】ここで、本実施例は、MOS型で説明して
いるが、BIPでも良い事は言うまでもない。
【0024】また本構造は、一般には一層メタル、2層
メタル…と呼ばれるICである。
【0025】更には、パッシベーション膜を図番3で示
す。ここでパッシベーション膜3は、Si窒化膜、エポ
キシ樹脂またはポリイミド等でなり、更にこの上には、
絶縁樹脂層rが被覆されている。この絶縁樹脂層rは、
後述するようにフラット性を実現し、半田ボールの高さ
を一定にしている。
【0026】またAl電極1上には、窒化Ti膜5が形
成されている。
【0027】このパッシベーション膜3と絶縁樹脂層r
は、窒化Ti膜5を露出する開口部Kが形成され、ここ
には、配線層のメッキ電極(シード層)としてCuの薄
膜層6が形成される。そしてこの上には、Cuメッキに
よる配線層7が形成される。ここで、配線層7を含むチ
ップ全面に本発明のポイントであるSi3N4膜SNが被
覆され、ポリイミド樹脂から成る樹脂層Rが形成され
る。
【0028】ポリイミド樹脂Rは、液状のイミド樹脂で
用意され、ウェハ全面にスピンオンされ、厚さ20〜6
0μm程度で形成される。その後、このイミド樹脂は、
熱硬化反応により重合される。温度は、300〜400
°C程度である。しかし熱硬化前のイミド樹脂は、非常
に活性でありCuと反応し、その界面を悪化させる問題
がある。しかし、配線層の表面にはSi3N4膜SNが被
覆されているため、このCuとの反応を防止することが
できる。ここでSi3N4膜の膜厚は、1000〜300
0Å程度である。
【0029】また膜SNは、バリア性が優れた絶縁膜で
良いが、SiO2膜は、バリア性に劣る。しかしSiO
2膜を採用する場合は、Si3N4膜よりもその膜厚を厚
くする必要があり。またSi3N4膜は、プラズマCVD
法で形成できるので、そのステップカバレージも優れ、
好ましい。
【0030】更には、後述する製造方法から明らかとな
るが、メタルポスト8を形成した後、樹脂層Rを被覆す
るので、Cuから成る配線層7とイミド層の反応を防止
するばかりでなく、Cuから成るメタルポスト8とイミ
ド層の反応も防止できる。
【0031】続いて、配線層7の端部に開口部9が形成
され、この開口部9には、メタルポスト8の頭部が顔を
出し、メタルポスト8の頭部には、下層からNi10、
Au11が形成されているため、実際はAuが開口部9
から露出している。
【0032】Cuから成るメタルポスト8の上に直接半
田ボールが形成されると、酸化されたCuが原因で半田
ボールとの接続強度が劣化する。また酸化防止のために
Auを直接形成すると、Auが拡散されるため、間にN
iが挿入されている。NiはCuの酸化防止をし、また
AuはNiの酸化防止をしている。従って半田ボールの
劣化および強度の劣化は抑制される。
【0033】ここでNi、Auは、電解メッキで形成さ
れるが無電解メッキでも良い。またAuの代わりにP
t,Pdが用いられても良い。
【0034】更には、Auの薄膜層11の上には、半田
ボール12が形成される。
【0035】ここで半田ボールと半田バンプの違いにつ
いて説明する。半田ボールは、予めボール状の半田が別
途用意され、メタルポスト8に固着されるものであり、
半田バンプは、配線層7、メタルポスト8を介して電解
メッキで形成されるものである。半田バンプは、最初は
厚みを有した膜として形成され、後熱処理により球状に
形成されるものである。
【0036】続いて図9の構造について図1より簡単に
その製造方法について説明する。
【0037】まず、Al電極1を有するLSIが形成さ
れた半導体基板(ウエーハ)を準備する。ここでは、前
述したように1層メタル、2層メタル・・のICで、例
えばトランジスタのソース電極、ドレイン電極が一層目
のメタルとして形成され、ドレイン電極とコンタクトし
たAl電極1が2層目のメタルとして形成されている。
【0038】ここではドレイン電極が露出する層間絶縁
膜2の開口部Cを形成した後、ウェハ全面にAlを主材
料とする電極材料、窒化Ti膜5を形成し、ホトレジス
トをマスクとして、Al電極1と窒化Ti膜5を所定の
形状にドライエッチングしている。
【0039】ここでは、パシベーション膜3を形成し、
この後開口した開口部Cにバリアメタルを形成するのと
違い、バリアメタルとしての窒化Ti膜も含めてホトレ
ジストで一度に形成でき、工程数の簡略が可能となる。
【0040】また窒化Ti膜5は、後に形成するCuの
薄膜層6のバリアメタルとして機能させている。しかも
窒化Ti膜は、反射防止膜として有効であることにも着
目している。つまりパターニングの際に使用されるレジ
ストのハレーション防止としても有効である。ハレーシ
ョン防止として最低1200Å〜1300Å程度必要で
あり、またこれにバリアメタルの機能を兼ね備えるため
には、2000Å〜3000Å程度が好ましい。これ以
上厚く形成されると、今度は窒化Ti膜が原因で発生す
るストレスが発生する。
【0041】またAl電極1と窒化Ti膜5がパターニ
ングされた後、全面にパッシベーション膜3が被覆され
る。パッシベーション膜として、ここではSi3N4膜が
採用されているが、ポリイミド等も可能である。(以上
図1参照) 続いて、パッシベーション膜3の表面に絶縁樹脂層rが
被覆される。この絶縁樹脂層は、ここでは、ポジ型の感
光性ポリイミド膜が採用されている。
【0042】この感光性ポリイミド膜を採用すること
で、図2の開口部Kのパターニングに於いて、別途ホト
レジストを形成して開口部Kを形成する必要が無くな
り、工程の簡略化が実現できる。しかもこのポリイミド
膜は、平坦化の目的でも採用されている。つまり半田ボ
ールの高さが全ての領域において均一である為には、配
線層7もフラットに精度良く形成される必要があり、そ
の為にポリイミド樹脂を塗布してその表面をフラットに
している。
【0043】ここでAl電極1はLSIの外部接続用の
パッドも兼ね、半田ボール(半田バンプ)から成るチッ
プサイズパッケージとして形成しない時は、ワイヤボン
ディングパッドとして機能する部分である。(以上図2
参照) 続いて全面にCuの薄膜層6を形成する。このCuの薄
膜層6は、後に配線層7のメッキ電極となり、約100
0〜2000Å程度である。
【0044】続いて、全面に例えばホトレジスト層PR
1を塗布し、配線層7に対応するホトレジストPR1を
取り除く。(以上図3参照) 更に、このホトレジストPR1の開口部に露出するCu
の薄膜層6をメッキ電極とし、配線層7を形成する。こ
の配線層7は機械的強度を確保するために2〜5μm程
度に厚く形成する必要がある。ここでは、メッキ法を用
いて形成したが、蒸着やスパッタリング等で形成しても
良い。
【0045】この後、ホトレジスト層PR2を除去す
る。(以上図4参照) 続いて、メタルポスト8が形成される領域に対応する配
線層7を露出したホトレジストPR2が形成され、この
露出部に電解メッキでCuのメタルポスト8が形成され
る。これもCuの薄膜層6がメッキ電極として活用され
る。このメタルポストは、30〜40μm程度の高さに
形成され、更にNi10が電解メッキで約1μm、Au
11が電解メッキで約5000Åで形成される。
【0046】Cu8、Ni10、Au11が連続されて
形成されるため、長時間放置されないので、Cuの酸化
防止、Niの酸化防止が実現できる。(以上図5参照) 続いて、ホトレジストPR2を除去し、配線層7をマス
クとしてCuの薄膜層6を除去する。
【0047】次に示す工程は、本発明のポイントとなる
工程であり、配線層7、メタルポスト8も含めて全表面
にプラズマCVD法でSi3N4膜SNを被着する。
【0048】これは、後の工程で形成されるイミド樹脂
が活性であり、Cuと反応する。従って配線層7、メタ
ルポスト8は、全てこのSi3N4膜SNでカバーする必
要がある。
【0049】ここでは、Ni10、Au11も含めたメ
タルポスト8を形成した後に、Si3N4膜SNを形成し
ているので、配線層7、メタルポスト8も含めてカバー
することができる。またパターニングされて露出してい
る側面Mも一緒に保護する必要があるが、ここでは、両
者をパターニングした後にSi3N4膜を被覆しているの
で、側面Mも一緒に保護される。
【0050】続いてSi3N4膜SNで保護された状態
で、イミド樹脂Rを全面に塗布する。
【0051】この樹脂も感光性樹脂で、熱硬化反応で硬
化される。
【0052】この感光性樹脂により、図8に示す工程の
簡略化、表面のフラット性が実現できる。
【0053】また絶縁樹脂層R、rは、次のメリットも
ある。一般に粘性のある樹脂をディスペンサで塗布する
と、脱泡してあっても中に気泡を取り込んでしまう問題
がある。気泡を取り込んだまま焼結すると、これからの
工程やユーザー側での高温雰囲気使用で気泡が破裂する
問題がある。
【0054】本工程では、スピンオンで塗布し、一回の
スピンで20〜30μm程度の膜厚に形成できるように
調整してある。この結果、この膜厚よりも大きな気泡
は、膜の厚みが薄い故に弾けて消える。またこの膜厚よ
りも小さい気泡は、スピンオンの遠心力で外部へ飛ばさ
れる樹脂と一緒に外に飛ばされ、気泡無しの膜が形成で
きる。
【0055】また絶縁樹脂層Rは、膜厚として50μm
程度を必要とし、この場合、前述した原理を採用し、ス
ピンオンで複数回に分けて塗布し、気泡を取り除きなが
ら形成する。(以上図7参照) 続いて、例えばメタルマスクMSを採用し、メタルマス
クの開口部がメタルポスト8の頭部に位置するように調
整され、露光・現像により、メタルポスト頭部のポリイ
ミド層Rに開口部20を形成する。開口部の開口径は、
50μm程度がよい。図に示されるように、メタルマス
クMSと絶縁樹脂層Rとの距離により、露光部の周辺
は、その光がぼける。つまり周辺の光強度が主とする領
域よりも弱くなり、その結果開口部20の側壁は、垂直
に開口されず傾斜を有するようになる。
【0056】また、現像後は200℃〜350°C程度
の温度下でポリイミド層をベーキングするとよい。
【0057】更には、開口部20には、Si3N4膜SN
が露出しているので、ポリイミド層Rの開口部20をマ
スクとしてSi3N4膜SNが取り除かれる。
【0058】ここで絶縁樹脂層Rの開口部は、等方的に
エッチングされる。形状が球状になるので、半田ボール
12を載置する上で有利である。
【0059】またSi3N4膜は、ドライエッチングで開
口されるので、半田ボール12との接合部は、スパッタ
性も有るためクリーンな状態となる。
【0060】ここでは、前記開口部の形成に於いて、エ
ッチングの代わりに研磨法を用いても良い。(以上図8
参照) 最後に、用意した半田ボール12を前記開口部20に搭
載し、リフローする。そして、半導体基板をダイシング
工程により、スクライブラインに沿ってチップに分割
し、チップサイズ・パッケージとして完成する。
【0061】ここで半田を溶融するタイミングは、ダイ
シングの前である。図8で図示してあるように、開口部
20を形成した後、ウェハ全面に保護シートを貼り付
け、表面を保護しながらバックグラインドをする。
【0062】半田ボールを形成した後に保護シートを貼
ると、半田ボールと保護シートとで形成される隙間にバ
ックグラインド時に流れる水が入り保護シールが剥がれ
てしまう問題があった。また高温度雰囲気にさらされる
と、バックグラインド時の熱歪みが原因で、傷を介して
割れる恐れがある。そのため、開口部20のドライエッ
チングで高熱になるため、このドライエッチング後に保
護シートを貼り合わせてバックグラインドすれば、水の
侵入もなく、更には熱歪みによるクラック等の防止も実
現できる。
【0063】以上、本発明は、再配線型で説明してきた
が、樹脂封止型でも実施できることは言うまでもない。
【0064】
【発明の効果】本発明によれば、配線層とポリイミド樹
脂層Rとの界面に、Si3N4膜が設けられてあるので、
硬化前のイミド樹脂とCuとの反応を防止することがで
きる。またメタルポスト、Cuの薄膜層の側面もSi3
N4膜でカバーされ、前記反応を防止することができ
る。
【0065】従って、Cuの配線層、Cuの薄膜層とポ
リイミド樹脂との界面は、反応もなく安定した状態で形
成されるため、耐湿性、膨れ等を防止することができ、
歩留まりの向上を実現できる。
【0066】また半田ボール(または半田バンプ)が固
着されるメタルポストの領域に対応する絶縁層をドライ
エッチングして露出領域が設けられので、メタルポスト
の頭部がクリーンな状態で形成でき、半田ボールの固着
性が改善される。
【0067】また、第1の絶縁層、前記配線層および前
記メタルポストを含むチップ表面にプラズマCVD法で
Si3N4膜を被覆し、前記メタルポストの頭部を覆う様
にチップ表面に、熱硬化型のポリイミド膜を被覆し、前
記メタルポストの頭部に対応する前記ポリイミド膜およ
び前記Si3N4膜をエッチングして、半田ボールを固着
する固着部を開口し、前記半田ボールを固着する開口部
を介して前記メタルポスト上に前記半田ボールを形成す
るので、前述したようにCuから成る配線層、Cuから
成るメタルポストとイミド層の反応を防止しつつ、Si
3N4膜で保護されたメタルポストを例えばエッチング等
で露出できるため、半田ボールとの接合面をクリーンに
でき、半田ボールの信頼性を向上させることができる。
【0068】更に、ドライエッチングにより開口されれ
ば、スパッタ性も付加されるため、更にメタルポストの
露出部をクリーンにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係る半導体装置の製造方
法を説明する図である。
【図2】 本発明の実施形態に係る半導体装置の製造方
法を説明する図である。
【図3】 本発明の実施形態に係る半導体装置の製造方
法を説明する図である。
【図4】 本発明の実施形態に係る半導体装置の製造方
法を説明する図である。
【図5】 本発明の実施形態に係る半導体装置の製造方
法を説明する図である。
【図6】 本発明の実施形態に係る半導体装置の製造方
法を説明する図である。
【図7】 本発明の実施形態に係る半導体装置の製造方
法を説明する図である。
【図8】 本発明の実施形態に係る半導体装置の製造方
法を説明する図である。
【図9】 本発明の実施形態に係る半導体装置の製造方
法を説明する図である。
【図10】 従来のチップサイズパッケージを説明する
図である。
【図11】 従来のチップサイズパッケージを説明する
図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原 政治 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 高尾 幸弘 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 篠木 裕之 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属材料から成る金属電極パッドに接続
    され、チップ表面に延在するCuを主材料とする配線層
    と、 この配線層を含むチップ表面を被覆する熱硬化型の樹脂
    から成る絶縁層と、前記配線層上の前記絶縁層に形成さ
    れた開口部と、 この開口部に形成されたメタルポストと、 このメタルポストに固着された半田ボール(または半田
    バンプ)とを具備する半導体装置に於いて、 前記半田ボール(または半田バンプ)が固着される前記
    メタルポストの領域を除いて、前記絶縁層と前記配線層
    の界面および前記絶縁層と前記メタルポストの界面には
    Si3N4膜が設けられる事を特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 金属材料から成る金属電極パッドに接続
    され、チップ表面に延在するCuを主材料とする配線層
    と、 この配線層を含むチップ表面を被覆する熱硬化型の樹脂
    から成る絶縁層と、前記配線層上の前記絶縁層に形成さ
    れた開口部と、 この開口部に形成されたメタルポストと、 このメタルポストに固着された半田ボール(または半田
    バンプ)とを具備する半導体装置に於いて、 前記半田ボールが固着される前記メタルポストの領域
    は、前記絶縁層がドライエッチングされて形成される露
    出領域が設けられ、この露出領域に半田ボールが固着さ
    れる事を特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】 金属材料を被着し、パターニングするこ
    とにより金属電極パッドを形成し、 前記金属電極パッドの一部を露出する第1の開口部を有
    する第1の絶縁層を形成し、 前記第1の開口部から露出する前記金属電極パッド上
    に、チップ表面に延在するCuより成る配線層を形成
    し、 前記配線層上にCuから成るメタルポストを形成し、 前記第1の絶縁層、前記配線層および前記メタルポスト
    を含むチップ表面にプラズマCVD法でSi3N4膜を被
    覆し、 前記メタルポストの頭部を覆う様にチップ表面に、ポリ
    イミド膜を被覆し、 前記メタルポストの頭部に対応する前記ポリイミド膜お
    よび前記Si3N4膜をエッチングして、半田ボールを固
    着する固着部を開口し、 前記半田ボールを固着する開口部を介して前記メタルポ
    スト上に前記半田ボールを形成する事を特徴とする半導
    体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記半田ボールを固着する固着部は、ド
    ライエッチングにより開口される請求項3に記載の半導
    体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記ポリイミド膜は、熱硬化性または感
    光性である請求項3に記載の半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記半田ボールを固着する開口部は、研
    磨により露出される請求項3に記載の半導体装置の製造
    方法。
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