JP4462664B2 - チップサイズパッケージ型の半導体装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、チップサイズパッケージとその製造方法に関する。チップサイズパッケージ(Chip Size Package)は、CSPとも呼ばれ、チップサイズと同等か、わずかに大きいパッケージの総称であり、高密度実装を目的としたパッケージである。本発明は、CSPに採用される半田バンプの高さと径をコントロールし、チップサイズパッケージの信頼性を向上させる技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この分野では、一般にBGA(Ball Grid Array)と呼ばれ、面状に配列された複数のハンダボールを持つ構造、ファインピッチBGAと呼ばれ、BGAのボールピッチをさらに狭ピッチにして外形がチップサイズに近くなった構造等が知られている。
また、最近では、「日経マイクロデバイス」1998年8月号 44頁〜71頁に記載されたウエハーCSPがある。このウエハーCSPは、基本的には、チップのダイシング前に配線やアレイ状のパッドをウエハープロセス(前工程)で作り込むCSPである。この技術によって、ウエハープロセスとパッケージ・プロセス(後工程)が一体化され、パッケージ・コストが大幅に低減できるようになることが期待されている。
ウエーハCSPの種類には、封止樹脂型と再配線型がある。封止樹脂型は、従来のパッケージと同様に表面を封止樹脂で覆った構造であり、チップ表面の配線層上にメタルポストを形成し、その周囲を封止樹脂で固める構造である。
【0003】
一般にパッケージをプリント基板に搭載すると、プリント基板との熱膨張差によって発生した応力がメタルポストに集中すると言われているが、樹脂封止型では、メタルポストが長くなるため、応力が分散されると考えられている。
【0004】
一方、再配線型は、図5に示すように、封止樹脂を使わず、再配線を形成した構造である。つまりチップ51の表面にAl電極52、配線層53、絶縁層54が積層され、配線層53上にはメタルポスト55が形成され、その上に半田バンプ56が形成されている。配線層53は、半田バンプ56をチップ上に所定のアレイ状に配置するための再配線として用いられる。
【0005】
封止樹脂型は、メタルポストを100μm程度と長くし、これを封止樹脂で補強することにより、高い信頼性が得られる。しかしながら、封止樹脂を形成するプロセスは、後工程において金型を用いて実施する必要があり、プロセスが複雑になる。
【0006】
一方、再配線型では、プロセスは比較的単純であり、しかも殆どの工程をウエーハプロセスで実施できる利点がある。しかし、なんらかの方法で応力を緩和し信頼性を高めることが必要とされている。
【0007】
また図6は、図5の配線層53を省略したものであり、Al電極52が露出した開口部を形成し、この開口部には、メタルポスト55とアルミ電極52との間にバリアメタル58を少なくとも一層形成し、このメタルポスト55の上に半田ボール56が形成されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかし半田ボール56は、溶融時の表面張力により球体に成り、ネック(メタルポストとの半田融着部が細くなる部分)が形成され、ここに応力が加わり半田クラックが発生する問題があった。
また半田ボールの径やその高さにバラツキが生じ、例えばプリント基板に実装したりする場合、プリント基板上の電極と接続されなかったり、それぞれの強度がバラツキ、セットとしての歩留まりを低下させていた。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明のチップサイズパッケージとその製造方法は上記の課題に鑑みてなされ、メタルポスト上から延在される前記半田バンプの延面には、上方に向かうにつれて内側に入る傾斜を持たせることで解決するものである。
例えば、メタルポストに凹みが形成されるような構造を取ることで、半田ボール全体が下に沈む様にし、半田球体の中心Sが点線と同等の位置またはそれよりも下方に位置するように形成することで、半田ボールのネックが無くなり、半田ボールの強度を向上させる事ができる。
【0010】
また開口部に傾斜を設けることで、半田をぬらす部分であるメタルポストのサイズを微妙に調整させることができる。従って半田ボールの径を調整することができる。また開口部の深さのコントロールで半田ボールの中心Sを下方に位置させることができ、ネックの形成を抑止でき半田ボールの強度を向上させることができる。
【0011】
更には、開口部の傾斜(または深さ)を調整することで前記半田バンプの高さと半田バンプの径を制御でき、半田ボールのバラツキを抑制させることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施形態について説明する。図1、図2は、ICチップの表面に形成されたAl電極の真上に半田ボールを形成したものであり、図3、図4は、配線層を延在させ、この上に形成したものである。
まず前者の実施形態について説明する。
半導体ICは、素子数の増加に伴い、1層メタル、2層メタル、3層メタル・・・等が採用され、最上層のメタルの上には、Si窒化膜やPIX等のパッシベーション膜が被覆されている。
【0013】
図1では、前記最上層のメタル(以下Al電極と呼ぶ。)を図番1で示し、このAl電極1のコンタクトホールが形成される層間絶縁膜を図番2で示す。更には、パッシベーション膜を図番3で示す。ここでパッシベーション膜3は、Si窒化膜、エポキシ樹脂またはPIX等でなる。
続いて、このパッシベーション膜3は、Al電極1を露出する開口部4が形成され、ここには、バリアメタルとして、下からNi層5、Cu層6が形成されている。このバリアメタル5、6は、開口部の中およびその周辺に延在されるようにパターニングされている。ここでNi層5は、Ti,TiN,Cr等のバリアメタルでも良い。
【0014】
更には、このバリアメタルの上には、メタルポスト7が形成されている。このメタルポスト7は、例えば半田ボール8と親和性の良いCuやAu等から成る。そして半田ボール8が形成されている。ここで半田ボール8は、下地のCuに電解メッキにより形成される。
本発明の特徴は、前記半田ボールの形状にある。半田ボールを球体の一部として考え、点Sをその中心として示した。また半田ボール8とこの下層の膜(ここではバリアメタルであるが、パッシベーション膜3またはメタルポスト7の場合もある。)との融着最外周部をCとすると、半田ボール8表面の延面を、点Cから上に向かうにつれて、内側に延在させることがポイントである。
つまりAl電極1またはメタルポスト7の表面に凹み部9を形成し、半田ボール8の中心S(または点Sから水平に延在された点線)が点Cよりも下に成るように構成されれば、半田ボール8には、ネックが発生せず、その強度を向上させることができる。
【0015】
図6に於いて、点Sは、点Cよりも上方に位置し、矢印の上方向および下方向は、内側に向かう延面を有している。そのためメタルポストやバリアメタルとの当接部である半田ボールの部分は、その径が細くなりネックを有しており、応力に弱い構造となっている。
本願は、半田ボールのサイズを一定として考え、凹み部で収容される半田量が増加するため、その分半田の中心Sが下方に沈み込む。しかも半田ボールは、形成されたメタルポスト(またはバリアメタルが半田と濡れ性が良ければバリアメタル)の全域に濡れようと広がるため、その分半田ボールの高さも低くできる。つまりネックの形成防止と半田ボールの高さ調整もできる。
図2は、図1と実質同じ構造のもので、パッシベーション膜3に形成される開口部4に傾斜を持たせた所が異なる点である。
【0016】
またメタルポスト7(または濡れ性の良いバリアメタルの場合は、バリアメタル6)に形成される凹み部9に傾斜を持たせても良い。
本発明の特徴は、この傾斜にある。つまり傾斜の大小と凹み部9の深さの大小により、半田ボール8の高さと径を制御でき、しかもこの制御により半田ボール8の中心S(または点線)をCと同じ高さまたはそれよりも低くすることができ、半田ボール8のネック形成も防止することができる。更には、後述するが傾斜と深さを制御することでCSP内の半田ボールのバラツキを抑制できる。またはユーザの要求により一方CSP機種と他方のCSP機種の半田ボールサイズを制御することができる特徴も有している。
【0017】
続いて第2の実施の形態について図3と図4を参照しながら説明する。本実施の形態は、図5のような配線層53を採用したものであり、前者は図1に対応し、後者は図2に対応した傾斜を有するものである。
図3に於いても、最上層のメタル(Al電極)を図番1で示し、このAl電極1のコンタクトホールが形成される層間絶縁膜を図番2で示す。更には、パッシベーション膜を図番3で示す。ここでパッシベーション膜3は、Si窒化膜、エポキシ樹脂またはPIX等でなる。
【0018】
続いて、このパッシベーション膜3は、Al電極1を露出する開口部13が形成され、ここには、バリアメタルとして、Cr、Ti、TiN等から選択されて形成される。このバリアメタル11は、開口部13の中およびその周辺だけに形成されても良い。そしてこの上には、配線層10が形成される。ここでは、バリアメタル11をメッキ電極として活用し、Cuが形成されている。
続いて、ポリイミド等の絶縁樹脂から成る樹脂層12が形成され、配線層10の端部に開口部4が形成され、この開口部4に、下からNi層5、Cu層6が形成されている。このバリアメタル5、6は、開口部の中およびその周辺に延在されるようにパターニングされている。
【0019】
また、このバリアメタル5、6の上には、メタルポスト7が形成されている。このメタルポスト7は、例えば半田ボール8と親和性の良いCu等から成り、例えば電解メッキで形成される。しかし蒸着、スパッタリング等で形成されても良い。
【0020】
そして半田ボール8が形成される。ここで半田ボール8は、下地のCuに電解メッキにより形成される。
【0021】
本発明のポイントは、配線層10またはメタルポスト7に凹み部を形成することにある。この凹み部9により半田ボール8の中心S(または点線)は、点Cと同位置またはそれよりも下方に位置させることができ、半田ボール8のネック形成を無くすことができると共に半田ボールの径や高さの制御も可能となる。
図4は、図3と実質同じもので、異なる部分は、絶縁樹脂層12に形成される開口部4に傾斜を持たせた点である。
【0022】
またメタルポスト7に形成される凹み部9に傾斜を持たせても良い。
本発明の特徴は、この傾斜にある。つまり傾斜の大小と凹み部9の深さの大小により、半田ボール8の高さと径を制御し、半田ボール8の中心S(または点線)を点Cと同じ高さまたはそれよりも低くすることで、半田ボール8のネック形成を防止することにある。更には、傾斜と深さを制御することでCSP内の半田ボールのバラツキを抑制でき、またはユーザの要求によりそれぞれのCSPの半田ボールサイズを制御することもできる特徴を有している。
【0023】
続いて図4の構造について簡単に製造方法を説明する。
まず、Al電極1を有するLSIが形成された半導体基板(ウエーハ)を準備し、半導体基板の表面をSiN膜、PIXなどのパッシベーション膜3で被覆する。
【0024】
Al電極1はLSIの外部接続用のパッドである。その表面のパッシベーション膜3をエッチングによって取り除き、全面にバリアメタル11を形成する。バリアメタル11は、後に形成する配線層10とAl電極1との間に介在してAl電極1を保護するバリアであり、Cr、Ti、TiNなどをスパッタして形成する。
次に、Al電極1に接続する配線層10を形成する。この配線層10は機械的強度を確保するために5μm程度に厚く形成する必要があり、メッキ法を用いて形成するのが適当である。しかし蒸着やスパッタリング等で形成しても良い。
バリアメタル11上であって配線層10を形成する領域を除く領域にホトレジスト層を形成し、バリアメタル11をメッキの電極として利用し、ホトレジスト層で覆われていないバリアメタル11上にCuのメッキ層からなる配線層10を形成する。この後、ホトレジスト層を除去し、さらに、配線層10をマスクとして用いてエッチングを行い、バリアメタル11の不要部分を除去する。
次に、ポリイミド層12を全面に塗布し、露光・現像により、配線層10上のポリイミド層12に開口部4を形成する。膜厚は、最大で20μm〜25μmである。また開口部4の開口径は、50μm程度がよい。
ここで、ポリイミド層12、バリアメタル5、6およびメタルポスト7の厚みにより、凹み部9の深さが決定され、開口部4の形成方法により開口部内の側面に傾斜を持たせることができる。図では、直線状の傾斜で示しているが、ウェットエッチングであれば、下に凸の傾斜が形成でき、ドライエッチングの制御によっては上に凸または下に凸、または図のような傾斜も可能となる。
【0025】
また、現像後は200℃程度の温度下でポリイミド層をベーキングするとよい。
次いで、メッキのためのシード層としてCr4、Cu5を形成し、この上に電解メッキによりCuから成るメタル・ポスト7を形成する。更にこのメタルポスト7が露出するようにホトレジスト層を形成し、半田メッキ層8を形成する。ここで半田メッキ層8は、印刷でも良いし、半田ボールをボンダーのような機器で載置しても良い。
最後に、ホトレジスト層を除去し、半田メッキ層をマスクとして、シード層の不要部分をエッチングにより除去する。そして、半導体基板をダイシング工程により、スクライブラインに沿ってチップに分割し、チップサイズ・パッケージとして完成する。
ここで半田を溶融して球状の半田ボールにするタイミングは、シード層の除去後でダイシングの前、またはダイシングの後である。
【0026】
以上、本発明は、再配線型で説明してきたが、樹脂封止型でも実施できることは言うまでもない。
【0027】
また開口部は、矩形、傾斜は直線で示したが、あくまでも理想図を示したもので、開口部のエッチング方法で殆どその形状が決定される。
【0028】
【発明の効果】
本発明によれば、メタルポスト上から延在される前記半田バンプの延面が、上方に向かうにつれて内側に入る傾斜を有しているので、半田ボールのネック形成を抑制することができる。また半田ボールの高さの制御も可能となる。
特に、メタルポストに凹みが形成されるような構造を取ることで、半田ボール全体が下に沈むため、半田ボールにネックが形成されず半田ボールの強度を向上させる事ができる。
【0029】
また開口部に、傾斜を設けることで、半田ボールの径の制御が可能となる。しかも前述の凹みと同様に、ネックの形成を防止でき、半田ボールの強度を向上させる事ができる。
【0030】
更には、開口部の傾斜(または深さ)を調整することで前記半田バンプの高さと半田バンプの径を制御でき、半田ボールのバラツキを抑制させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係るチップサイズパッケージに用いられる半田ボールを説明する断面図である。
【図2】 本発明の実施形態に係るチップサイズパッケージに用いられる半田ボールを説明する断面図である。
【図3】 本発明の実施形態に係るチップサイズパッケージに用いられる半田ボールを説明する断面図である。
【図4】 本発明の実施形態に係るチップサイズパッケージに用いられる半田ボールを説明する断面図である。
【図5】 従来のチップサイズパッケージに用いられる半田ボールを説明する断面図である。
【図6】 従来のチップサイズパッケージに用いられる半田ボールを説明する断面図である。
Claims (4)
- チップの表面に設けられ、下層に設けられた電極を被覆するパシベーション膜と、前記電極を露出するように前記パシベーション膜が開口され、露出された前記電極を底とし前記開口されて露出する前記パシベーション膜を側面として形成される第1の凹部を有する開口部と、前記パシベーション膜に設けられた前記開口部の内面および前記開口部の周囲に相当するパシベーション膜に設けられた第2の凹部を有するバリアメタルと、前記第2の凹部も含め、前記バリアメタルの上に設けられた第3の凹部を有するメタル部と、前記第3の凹部を含め前記メタル部に設けられた半田ボールとを有するチップサイズパッケージ型の半導体装置であり、
前記開口部の側面は、前記開口部の底面から上層に向かうにつれて外側に向かう傾斜が設けられ、
前記メタル部に濡れて設けられた前記半田ボールを球体の一部と考えた時、断面的に見て、前記半田ボールの中心点は、前記半田ボールと前記バリアメタルの融着最外周部よりも下に成るようにし、
前記半田ボールの延面は、前記半田ボールと前記バリアメタルの融着最外周部から上層に向かうにつれて、内側に向かって延在され、前記半田ボールにネックを無くした事を特徴としたチップサイズパッケージ型の半導体装置。 - チップの表面に設けられ、下層に設けられた電極を被覆するパシベーション膜と、前記電極を露出するように前記パシベーション膜が開口され、露出された前記電極を底とし前記開口されて露出する前記パシベーション膜を側面として形成される第1の凹部を有する開口部と、前記パシベーション膜に設けられた前記開口部の内面および前記開口部の周囲に相当するパシベーション膜に設けられた第2の凹部を有するバリアメタルと、前記第2の凹部も含め、前記バリアメタルの上に設けられた第3の凹部を有するメタル部と、前記第3の凹部を含め前記メタル部に設けられた半田ボールとを有するチップサイズパッケージ型の半導体装置であり、
前記開口部の側面は、前記開口部の底面から上層に向かうにつれて外側に向かう傾斜が設けられ、
前記メタル部に濡れて設けられた前記半田ボールを球体の一部と考えた時、断面的に見て、前記半田ボールの中心点は、前記半田ボールと前記メタル部の融着最外周部よりも下に成るようにし、
前記半田ボールの延面は、前記半田ボールと前記メタル部の融着最外周部から上層に向かうにつれて、内側に向かって延在され、前記半田ボールにネックを無くした事を特徴としたチップサイズパッケージ型の半導体装置。 - 前記電極の代わりとして配線層が設けられ、前記開口部は、前記配線層の一部が露出される請求項1または請求項2に記載のチップサイズパッケージ型の半導体装置。
- 前記パシベーション膜は、Si窒化膜、エポキシ樹脂またはPIX膜で成る請求項1または請求項2に記載のチップサイズパッケージ型の半導体装置。
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