JP2000195862A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JP2000195862A JP10369700A JP36970098A JP2000195862A JP 2000195862 A JP2000195862 A JP 2000195862A JP 10369700 A JP10369700 A JP 10369700A JP 36970098 A JP36970098 A JP 36970098A JP 2000195862 A JP2000195862 A JP 2000195862A
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信行 高井
Hiroyuki Shinoki
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Abstract

(57)【要約】 【課題】チップサイズパッケージの信頼性を向上させ
る。 【解決手段】 Cuより成る配線層7、メタルポスト8
を被覆する絶縁樹脂層Rを第1の溝にも形成する。そし
て第1の溝TCの形成により発生する強度劣化を絶縁樹
脂層Rにより改善する。またダイシングブレードDCを
幅狭で形成すれば、絶縁樹脂層でダイシング時に露出す
る界面を被覆保護できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置および
その製造方法に関し、特にチップサイズパッケージとそ
の製造方法に関する。チップサイズパッケージ(Chip S
ize Package)は、CSPとも呼ばれ、チップサイズと
同等か、わずかに大きいパッケージの総称であり、高密
度実装を目的としたパッケージである。本発明は、CS
Pの耐湿性の改善に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この分野では、一般にBGA(Ba
ll Grid Array)と呼ばれ、面状に配列された複数のハ
ンダボールを持つ構造、ファインピッチBGAと呼ば
れ、BGAのボールピッチを更に狭ピッチにして外形が
チップサイズに近くなった構造等が知られている。
【0003】また、最近では、「日経マイクロデバイ
ス」1998年8月号 44頁〜71頁に記載されたウ
エハーCSPがある。このウエハーCSPは、基本的に
は、チップのダイシング前に配線やアレイ状のパッドを
ウエハープロセス(前工程)で作り込むCSPである。
この技術によって、ウエハープロセスとパッケージ・プ
ロセス(後工程)が一体化され、パッケージ・コストが
大幅に低減できるようになることが期待されている。
【0004】ウエーハCSPの種類には、封止樹脂型と
再配線型がある。封止樹脂型は、従来のパッケージと同
様に表面を封止樹脂で覆った構造であり、チップ表面の
配線層上にメタルポストを形成し、その周囲を封止樹脂
で固める構造である。
【0005】一般にパッケージをプリント基板に搭載す
ると、プリント基板との熱膨張係数の差によって発生し
た応力がメタルポストに集中すると言われているが、樹
脂封止型では、メタルポストが長くなるため、応力が分
散されると考えられている。
【0006】一方、再配線型は、図10に示すように、
封止樹脂を使わず、再配線を形成した構造である。つま
りチップ51の表面にAl電極52、配線層53、絶縁
層54が積層され、配線層53上にはメタルポスト55
が形成され、その上に半田ボール56が形成されてい
る。配線層53は、半田ボール56をチップ上に所定の
アレイ状に配置するための再配線として用いられる。
【0007】封止樹脂型は、メタルポストを100μm
程度と長くし、これを封止樹脂で補強することにより、
高い信頼性が得られる。しかしながら、封止樹脂を形成
するプロセスは、後工程において金型を用いて実施する
必要があり、プロセスが複雑になる。
【0008】一方、再配線型では、プロセスは比較的単
純であり、しかも殆どの工程をウエーハプロセスで実施
できる利点がある。しかし、なんらかの方法で応力を緩
和し信頼性を高めることが必要とされている。
【0009】また図11は、図10の配線層53を省略
したものであり、Al電極52が露出した開口部を形成
し、この開口部には、メタルポスト55とアルミ電極5
2との間にバリアメタル58を少なくとも一層形成し、
このメタルポスト55の上に半田ボール56が形成され
ている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし図10に於い
て、メタルポスト55を完全に覆うようにポリイミド樹
脂を塗布し、硬化後にその上面を研磨して、前記メタル
ポストの頭部を露出させ、この露出部に半田ボールを形
成した後、このポリイミド樹脂と一緒にダイシングして
個々のチップにしていた。
【0011】そのため、ダイシングによって露出される
側面は、Al電極52の下層に形成される絶縁層(例え
ばBPSG膜)と絶縁樹脂層との界面が位置し、絶縁層
の吸湿性が高いため、この界面より湿気が侵入し、素子
の劣化が生じてしまう問題があった。
【0012】また樹脂から成る絶縁樹脂層54とSi3
N4膜、絶縁樹脂層54とSiO2膜等は、その熱膨張
係数が異なるため、その界面に湿気等が侵入し、絶縁樹
脂層の剥離等が発生する問題もあった。
【0013】本発明は、前記問題点を解決するものであ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題に鑑
みてなされ、第1に、チップの周囲に設けられ、前記チ
ップを構成する半導体基板にまで到達した第1の溝と、
前記第1の溝を埋める第1の絶縁樹脂層と、前記第1の
溝の前記第1の絶縁樹脂層内に形成された第2の溝で個
々のチップに分離されるダイシングラインとを具備する
事で解決するものである。
【0015】第1の溝に第1の絶縁樹脂層が埋め込ま
れ、ここの第1の溝よりも幅狭でダイシングする事によ
り、絶縁樹脂層rとパッシベーション膜、パッシベーシ
ョン膜と層間絶縁膜またはこれよりも下層の界面を絶縁
樹脂層Rで保護することができる。従って製品としての
耐湿性、耐環境性の向上が実現できる。第2に、メタル
ポストの下層に、配線層を設ける事で解決するものであ
り、配線層を採用するCSPにも適用可能となる。第3
に、第1の絶縁樹脂層と第2の絶縁樹脂層を、同一材料
より成す事で解決するものであり、第1の溝も含めて第
1の絶縁樹脂層でカバーすることができ、しかも第1の
溝が形成されることによるウェハ強度も第1の絶縁樹脂
層を埋め込むことで維持させることができる。
【0016】第4に、第1の溝は、ダイシングにより前
記半導体基板がハーフカットされて構成する事で解決す
るものであり、エッチングによる第1の溝の形成よりも
大幅に簡略化できる。
【0017】第5に、配線層を含むチップの周囲に位置
し、前記ウェハをハーフカットする第1の溝を形成し、
前記第1の絶縁層、前記配線層、前記メタルポストおよ
び前記第1の溝を含むウェハ表面に樹脂から成る絶縁層
を被覆し、前記第1の溝内に形成された絶縁層を残し、
前記ウェハをフルカットする事で解決するものである。
【0018】第6に、第1の溝は、前記ウェハを構成す
る半導体基板まで到達するように形成することで解決す
るものである。
【0019】第1の溝を形成してここに第1の絶縁樹脂
層を埋め込むことでウェハ全体の強度を維持でき、更に
は、図9のように第1の溝の側面とダイシングした後の
側面との間に前記第1の絶縁樹脂層が残存しているの
で、従来ダイシングしたことにより発生する界面が第1
の絶縁樹脂層で覆われることになる。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
説明する。
【0021】図9に於いて、図番1は、通常のワイヤボ
ンディングタイプのICチップに於いて、最上層のメタ
ル(ボンディングパッドとしても機能する部分)の部分
であり、このAl電極1のコンタクトホールCが形成さ
れる層間絶縁膜を図番2で示す。
【0022】またこのコンタクトホールCの下層には、
メタルが複数層で形成され、例えばトランジスタ(MO
S型のトランジスタまたはBIP型のトランジスタ)、
拡散領域、ポリSiゲートまたはポリSi等とコンタク
トしている。
【0023】ここで、本実施例は、MOS型で説明して
いるが、BIPでも実施できる事は言うまでもない。
【0024】また本構造は、一般には一層メタル、2層
メタル…と呼ばれるICである。
【0025】つまり図示していないが、2層、3層…と
増加するに連れて、層間絶縁膜2の下層には、メタルと
絶縁層、絶縁層とこの上下に形成される別の絶縁層の界
面があり、この界面が後述する第1の溝に露出してい
る。
【0026】更には、パッシベーション膜を図番3で示
す。ここでパッシベーション膜3は、Si窒化膜、エポ
キシ樹脂またはポリイミド等でなり、更にこの上には、
絶縁樹脂層rが被覆されている。この絶縁樹脂層rは、
後述するようにフラット性を実現できるため、配線層7
をフラットにすることができ、半田ボールの高さを一定
にしている。特にシート付きの収縮樹脂を採用する場
合、硬化前のフィルムを板状の加圧装置で加圧した際、
メタルポスト8頭部の高さが均一となるので全てのメタ
ルポスト頭部を加圧部に当接できるため、精度の高いメ
タル露出が可能となる。詳細はプロセスにて説明する。
またAl電極1上には、窒化Ti膜5が形成されてい
る。
【0027】パッシベーション膜3と絶縁樹脂層rは、
窒化Ti膜5を露出する開口部Kが形成され、ここに
は、配線層7のメッキ電極(シード層)としてCuの薄
膜層6が形成される。そしてこの上には、Cuメッキに
より形成される配線層7が形成される。
【0028】そして、配線層7を含むチップ全面には、
樹脂から成る樹脂層Rが形成される。ただし、図面上で
は省略しているが、樹脂層Rと配線層7、樹脂層Rとメ
タルポスト8の界面にはSi3N4膜が設けられても良
い。
【0029】樹脂層Rは、熱硬化性、熱可塑性樹脂であ
れば実施可能であり、特に熱硬化性樹脂として、アミッ
ク酸フィルム、ポリイミド系、エポキシ系の樹脂が好ま
しい。また熱可塑性樹脂であれば、熱可塑性ポリマー
(日立化成:ハイマル)等が好ましい。またアミック酸
フィルムは30〜50%の収縮率である。ここで樹脂R
は、液状のアミック酸を主材料としたものが用意され、
ウェハ全面にスピンオンされる。厚さは20〜60μm
程度である。その後、この樹脂Rは、熱硬化反応により
重合される。温度は、300°C以上である。しかし熱
硬化前のアミック酸より成る樹脂は、前記温度の基で活
性に成り、Cuと反応し、その界面を悪化させる問題が
ある。しかし、配線層の表面にSi3N4膜を被覆する事
により、このCuとの反応を防止することができる。こ
こでSi3N4膜の膜厚は、1000〜3000Å程度で
ある。
【0030】またSi3N4膜は、バリア性が優れた絶縁
膜で、SiO2膜は、Si3N4膜に比べバリア性に劣
る。しかしSiO2膜を採用する場合は、Si3N4膜よ
りもその膜厚を厚くする必要がある。またSi3N4膜
は、プラズマCVD法で形成できるので、そのステップ
カバレージも優れ、好ましい。更に、メタルポスト8を
形成した後、樹脂層Rを被覆するので、前記Si3N4膜
を形成するとCuから成る配線層7とアミック酸を主材
料とする樹脂層の反応を防止するばかりでなく、Cuか
ら成るメタルポスト8とアミック酸を主材料とする樹脂
層Rの反応も防止できる。
【0031】前記樹脂Rは、硬化前の流動性を有する状
態の樹脂層Rを硬化すると、硬化の際中に収縮し、図7
の様に大幅にその膜厚が減少するものである。従って樹
脂層Rの表面は、メタルポスト8の頭部よりも下端に位
置し、メタルポスト8が露出されることになる。従っ
て、樹脂層Rを削り、頭部を露出させる必要がない。ま
たこの研磨工程で頭部を均一に露出させることは、非常
に難しい制御を必要とするが、樹脂の収縮により簡単に
露出させることができる。
【0032】本工程は、もちろん収縮率の小さい樹脂R
を塗布し、硬化後にメタルポスト8の頭部を露出させる
ために研磨しても良い。
【0033】従って、配線層7の端部にメタルポスト8
の頭部が顔を出し、メタルポスト8の頭部にバリアメタ
ルを形成することができる。特にここでは、Ni10、
Au11が無電解メッキで形成されている。
【0034】Cuから成るメタルポスト8の上に直接半
田ボールが形成されると、酸化されたCuが原因で半田
ボールとの接続強度が劣化する。また酸化防止のために
Auを直接形成すると、Auが拡散されるため、間にN
iが挿入されている。NiはCuの酸化防止をし、また
AuはNiの酸化防止をしている。従って半田ボールの
劣化および強度の劣化は抑制される。
【0035】また、メタルポスト8の頭部に、半田ボー
ル12が形成される。
【0036】ここで半田ボールと半田バンプの違いにつ
いて説明する。半田ボールは、予めボール状の半田が別
途用意され、メタルポスト8に固着されるものであり、
半田バンプは、配線層7、メタルポスト8を介して電解
メッキで形成されるものである。半田バンプは、最初は
厚みを有した膜として形成され、後熱処理により球状に
形成されるものである。
【0037】ここでは、図6の工程でシード層が取り除
かれるので、電解メッキは採用できず、実際は半田ボー
ルが用意される。
【0038】最後にウェハ状態で用意されているチップ
個々の周囲には、TCで示す第1の溝が形成され、この
溝に絶縁樹脂層が埋め込まれている。ここでは工程の簡
略化から樹脂層Rと同一のものが形成されているが、工
程の簡略化を考慮しなければ同一である必要はない。
【0039】この溝TCおよび樹脂層は、本発明の特徴
となる所であり、第1の溝TCよりも幅狭でなるダイシ
ングブレードDCによりフルカットされる。つまり少な
くとも半導体基板に到達した第1の溝TCとフルカット
ラインDLとの間には樹脂層が配置され、耐湿劣化を引
き起こす各層の界面端部を覆うことができ、素子劣化の
防止が可能となる。
【0040】一般的にウェハは、200〜300μmの
厚みを有する。また前述したように第1の溝TCは、図
8の基板表面から半導体基板(Si基板)に到達してい
れば良く、ウェハの厚みも考慮すれば、溝の深さは、S
i基板から1〜100μm程度が好ましい。
【0041】続いて図9の構造について図1より簡単に
その製造方法について説明する。
【0042】まず、Al電極1を有するLSIが形成さ
れた半導体基板(ウエーハ)を準備する。ここでは、前
述したように1層メタル、2層メタル・・のICで、例
えばトランジスタのソース電極、ドレイン電極が一層目
のメタルとして形成され、ドレイン電極とコンタクトし
たAl電極1が2層目のメタルとして形成されている。
【0043】ここではドレイン電極が露出する層間絶縁
膜2の開口部Cを形成した後、ウェハ全面にAlを主材
料とする電極材料、窒化Ti膜5を形成し、ホトレジス
トをマスクとして、Al電極1と窒化Ti膜5を所定の
形状にドライエッチングしている。
【0044】ここでは、パシベーション膜3を形成し、
この後開口した開口部Cの上からバリアメタルを形成す
るのと違い、バリアメタルとしての窒化Ti膜も含めて
ホトレジストで一度に形成でき、工程数の簡略が可能と
なる。
【0045】また窒化Ti膜5は、後に形成するCuの
薄膜層6のバリアメタルとして機能している。しかも窒
化Ti膜は、反射防止膜として有効であることにも着目
している。つまりパターニングの際に使用されるレジス
トのハレーション防止としても有効である。ハレーショ
ン防止として最低1200Å〜1300Å程度必要であ
り、またこれにバリアメタルの機能を兼ね備えるために
は、2000Å〜3000Å程度が好ましい。これ以上
厚く形成されると、今度は窒化Ti膜が原因で発生する
ストレスが発生する。
【0046】またAl電極1と窒化Ti膜5がパターニ
ングされた後、全面にパッシベーション膜3が被覆され
る。パッシベーション膜として、ここではSi3N4膜が
採用されているが、ポリイミド等も可能である。(以上
図1参照)続いて、パッシベーション膜3の表面に絶縁
樹脂層rが被覆される。この絶縁樹脂層は、ここでは、
ポジ型の感光性ポリイミド膜が採用され、約3〜5μm
程度が被覆されている。そして開口部Kが形成される。
この感光性ポリイミド膜を採用することで、図2の開口
部Kのパターニングに於いて、別途ホトレジストを形成
して開口部Kを形成する必要が無くなり、ガラス製のホ
トマスク、メタルマスクの採用により工程の簡略化が実
現できる。もちろんホトレジストでも可能である。しか
もこのポリイミド膜は、平坦化の目的でも採用されてい
る。つまり半田ボール12の高さが全ての領域において
均一である為には、メタルポスト8の高さが全て於いて
均一である必要があり、配線層7もフラットに精度良く
形成される必要がある。その為にポリイミド樹脂を塗布
し、ある粘度を有した流動性を有する樹脂である故、硬
化前に所望の時間放置することでその表面をフラットに
している。
【0047】ここでAl電極1はLSIの外部接続用の
パッドも兼ね、半田ボール(半田バンプ)から成るチッ
プサイズパッケージとして形成しない時は、ワイヤボン
ディングパッドとして機能する部分である。(以上図2
参照)続いて全面にCuの薄膜層6を形成する。このC
uの薄膜層6は、後に配線層7のメッキ電極となり、例
えばスパッタリングにより約1000〜2000Å程度
の膜厚で形成される。
【0048】続いて、全面に例えばホトレジスト層PR
1を塗布し、配線層7に対応するホトレジストPR1を
取り除く。(以上図3参照) 続いて、このホトレジストPR1の開口部に露出するC
uの薄膜層6をメッキ電極とし、配線層7を形成する。
この配線層7は機械的強度を確保するために2〜5μm
程度に厚く形成する必要がある。ここでは、メッキ法を
用いて形成したが、蒸着やスパッタリング等で形成して
も良い。
【0049】この後、ホトレジスト層PR1を除去す
る。(以上図4参照) 続いて、メタルポスト8が形成される領域を露出したホ
トレジストが形成され、この露出部に電解メッキでCu
のメタルポスト8が形成される。これもCuの薄膜層6
がメッキ電極として活用される。このメタルポストは、
30〜40μm程度の高さに形成される。
【0050】ここでも電解メッキメッキ以外の方法とし
て、スパッタリングが考えられる。
【0051】ここで第1の溝TCの形成タイミングは、
色々と考えられるが、第1のタイミングとしてメタルポ
ストの形成後が考えられる。ここでは、ホトレジストP
R2に第1の溝TCのラインが露出されるように形成さ
れていれば、このTCの露出部に沿ってダイシングが可
能となる。また別途第1の溝TCのみを露出させるホト
レジストを形成すればエッチングによっても形成でき
る。
【0052】続いて、ホトレジストを除去し、配線層7
をマスクとしてCuの薄膜層6を除去する。(以上図6
参照) 次に示す工程は、図面では省略したが、配線層7、メタ
ルポスト8も含めて全表面にプラズマCVD法でSi3
N4膜被着しても良い。
【0053】これは、後の工程で形成される硬化前の樹
脂RとCuが熱により反応する。そのためこの界面が劣
化する問題を有している。従って配線層7、メタルポス
ト8は、全てこのSi3N4膜でカバーする必要がある。
このSi3N4膜は、界面の劣化が発生しない場合は、も
ちろん省略が可能である。
【0054】また、メタルポスト8を形成した後に、S
i3N4膜を形成すれば、配線層7、メタルポスト8も含
めてカバーすることができる。またパターニングされて
露出している側面Mも一緒に保護する必要があるが、こ
こでは、両者をパターニングした後にSi3N4膜を被覆
するので、側面Mも一緒に保護される。
【0055】前述したように第1の溝TCの形成タイミ
ングとして、前記Si3N4膜を形成した後でも良い。
【0056】つまりSi3N4膜で全面を保護しているの
で、この状態で第1の溝TCをダイシングしたり、また
はエッチングできる。Si3N4膜がウェハ全面に形成さ
れてあるため、メタルポスト8の酸化を防止することが
できる。
【0057】またSi3N4膜が設けられない場合でも、
樹脂層Rを第1の溝に埋め込む必要から、樹脂層Rを被
覆する前に第1の溝TCを形成する必要がある。
【0058】続いて樹脂層Rを全面に塗布する。
【0059】この樹脂は、最初は流動性のあるもので、
熱硬化反応が終わるとその膜厚が大きく減少するもので
ある。
【0060】この樹脂は、流動性があるため硬化前に於
いてフラット性を実現でき、また膜厚の減少故に、メタ
ルポスト頭部より下端に位置される。
【0061】また絶縁樹脂層R、rは、次のメリットも
ある。一般に粘性のある樹脂をディスペンサで塗布する
と、脱泡してあっても中に気泡を取り込んでしまう問題
がある。気泡を取り込んだまま焼結すると、これからの
工程やユーザー側での高温雰囲気使用で気泡が破裂する
問題がある。
【0062】本工程では、スピンオンで塗布し、一回の
スピンで20〜30μm程度の膜厚に形成できるように
その粘性を調整してある。この結果、この膜厚よりも大
きな気泡は、膜の厚みが薄い故に弾けて消える。またこ
の膜厚よりも小さい気泡も、スピンオンの遠心力で外部
へ飛ばされる樹脂と一緒に外に飛ばされ、気泡無しの膜
が形成できる。
【0063】また絶縁樹脂層Rは、膜厚として50μm
程度を必要とし、この場合、前述した原理を採用し、ス
ピンオンで複数回に分けて塗布し、気泡を取り除きなが
ら形成することができる。
【0064】もちろんスピンオンを採用せずに、ディス
ペンサで塗布しても良い。
【0065】更に、本絶縁樹脂層Rのポイントは、硬化
の際に収縮することである。一般に樹脂は、硬化後に於
いて、ある程度の収縮をしている。しかし本絶縁樹脂層
Rは、ベーク中に収縮し、絶縁樹脂層Rの表面がメタル
ポスト8の頭部よりも下端に位置される。従ってメタル
ポスト8の頭部が露出されるので、半田ボールの固着が
可能となる。
【0066】また半田ボールの強度を高めるためには、
メタルポスト8の側面も含めて露出率を大きくする必要
があるが、これも絶縁樹脂層Rの塗布量をコントロール
することで露出率をコントロールすることができる。
【0067】また硬化した後、メタルポスト8の頭部に
極薄い膜が残存する場合もあるが、この場合は、簡単に
その表面を研磨またはプラズマアッシングすればよい。
特に前述したようにメタルポストの高さが均一になって
いるので、フラット性のある研磨板を採用すれば、全て
の頭部をクリーンにできる。
【0068】また絶縁樹脂層Rを被覆した後、研磨でき
る程度に半硬化し、メタルポスト8の頭部近傍まで研磨
してから、完全に硬化しても良い。この場合、メタルポ
スト8の頭部には極薄い膜しか残存しないので、絶縁樹
脂層Rの収縮率が小さくても、絶縁樹脂層の収縮でメタ
ルポストを露出させることができる。つまり樹脂の収縮
率により、メタルポスト8の上に配置できる膜厚が決ま
るため、それに応じて研磨するか、しなくてすむか、ま
たどの程度研磨するかを決定しメタルポストを露出させ
ればよい。
【0069】また前記Si3N4膜が形成される場合は、
メタルポストの頭部にSi3N4膜が形成されているの
で、この場合は、ウエットエッチング、ドライエッチン
グまたは研磨で取り除かれる。
【0070】更に露出したメタルポスト8にNi10と
Auがメッキされる。ここではCuの薄膜層6が配線層
7をマスクとして取り除かれているので、無電解メッキ
が採用され、Niが約1μm、Au11が約5000Å
で形成される。
【0071】図16で説明したように、メタルポスト頭
部の上層まで絶縁樹脂層を塗布し、これを研磨してゆく
と、メタルポストの頭出しが非常に難しい。またAu
は、5000Å程度の膜厚で最上層にあるため、フラッ
トな研磨が実現されなければ、あるポストはAuが出て
おり、また別のポストは、Auの上に絶縁樹脂層がかぶ
さり、また別のポストはAuが削られている状態を作っ
てしまう。つまりNiの酸化も兼ねているため、半田ボ
ールの固着ができている所、弱い所、全くできない所が
発生する。
【0072】本発明は、メタルポスト8が露出している
ので、バリアメタル10、11が精度高く形成でき、半
田ボール12の固着性も良好になる。
【0073】この樹脂層Rは、収縮型で説明したが、前
述しているように研磨しても良い。つまり樹脂層Rでメ
タルポスト8を完全に覆い、その後メタルポスト8が露
出されるまで研磨しても良い。この研磨工程も樹脂層R
が第1の溝を埋めているので、クラック等を防止するこ
とができる。(以上図7参照) 更に図示していないがウェハ表面を保護シートで覆い、
矢印のようにバックグラインドし、ウェハの厚みを薄く
する。
【0074】図では、省略したが、バックグラインドし
た後、ウェハ裏面に樹脂を被覆しても良い。これは、バ
ックグラインドの際に発生する傷が原因で発生するウェ
ハのカケを防止するものであると同時に、絶縁樹脂層R
の収縮により発生するウェハの反りを防止するものであ
る。
【0075】従って、収縮が大きい樹脂層Rが表面にあ
るため、裏面にも同程度の厚みの樹脂層Rが設けられる
必要がある。また絶縁樹脂層rも考慮され、少なくとも
樹脂層Rの膜厚と同程度かこれよりも厚く、最大樹脂層
Rと樹脂層rの厚み程度の膜厚が必用である。またこの
後にダイシングされるので、チップのカケに対する保
護、チップサイズが大きい場合の反りを考慮すれば、こ
の裏面に形成された保護樹脂も製品として残存させる事
もできる。(以上図8参照) 最後に、用意した半田ボール12を位置合わせして搭載
し、リフローする。そして、半導体基板をダイシング工
程により、スクライブラインに沿ってチップに分割し、
チップサイズ・パッケージとして完成する。
【0076】ここで半田を溶融するタイミングは、ダイ
シングの前である。
【0077】このダイシングは、本発明の特徴となると
ころであり、第1の溝TCよりも幅狭のダイシングブレ
ードDCを用意し、これを用いて第1の溝のほぼセンタ
ーでフルカットする。第1の溝TCは、例えば半導体基
板まで到達しているハーフカットで実現されているた
め、半導体基板から上層に形成される各層の界面端部
は、前記樹脂層Rで保護されてCSPとなる。
【0078】以上、本発明は、再配線型で説明してきた
が、樹脂封止型でも実施できることは言うまでもない。
【0079】また本願では、絶縁樹脂層Rとしてシート
30付きのフィルムFを採用しても良い。
【0080】以下簡単にその説明をする。図12は、メ
タルポスト8がウェハ全体にある様子を示し、図7の構
成を模式的に示している。上層には、例えばテフロンシ
ート30にアミック酸から成る絶縁樹脂層31が塗布さ
れてフィルムFとなっている。図12に於いて太線がシ
ート30である。前記フィルムFをウェハ全面に配置
し、上から平坦なプレス板を当接して押圧すると、絶縁
樹脂層31は、硬化前なので柔らかいため、前記メタル
ポスト全てを前記絶縁樹脂層31で覆うことができる。
(以上図13参照) 更に前記フィルムFを前記プレス板で押圧し、シート3
0がメタルポスト8に当接したら、その押圧をやめる。
この状態では、メタルポストの頭部とシート30との間
は、前記絶縁樹脂層31が押しのけられている。
【0081】そして前実施例と同様に、熱を加えて硬化
させる。この硬化により絶縁樹脂層31は収縮し、その
表面がメタルポスト8の頭部よりも下端に位置すること
になる。ちょうど図8の状態にシート30が付いている
状態である。(以上図14参照) そして図15の様に、シート30を剥がせば、図7の構
造が実現できる。
【0082】ここでのポイントは、二つある。一つは、
図12の状態の時、真空排気することである。つまりフ
ィルムを貼り合わせるので、気泡が混入するからであ
る。二つ目は、前記プレス板で押圧するため、シート3
0とメタルポスト8の間の絶縁樹脂層31を排除できる
ことである。従って硬化後シート30を剥がせば、メタ
ルポスト8の頭部が露出できる。
【0083】この場合でも、メタルポスト8の頭部に薄
く絶縁樹脂層31が残存する可能性があるが、その量は
微量であるため、簡単に研磨やプラズノアッシングすれ
ば完全に除去できる。しかも絶縁樹脂層r、Rを採用
し、ウェハ全体がフラットでありメタルポスト8頭部の
高さも均一であるため、前記研磨でウェハ全域に在るメ
タルポスト8の頭部を清浄にできる。
【0084】図15のシート剥がし後、工程は図7のバ
リアメタルの形成工程にはいる。
【0085】以上図10で示した配線層を採用したCS
Pで説明してきたが、配線層を省略したCSP、つまり
図11の構造に於いても実現可能である。この場合、配
線層が省略されるだけであり、チップ周囲には第1の溝
が形成され、絶縁層と同一材料が第1の溝に埋め込まれ
ている。
【0086】
【発明の効果】本発明によれば、第1に、第1の溝に第
1の絶縁樹脂層が埋め込まれ、ここの第1の溝よりも幅
狭でダイシングする事により、絶縁樹脂層rとパッシベ
ーション膜、パッシベーション膜と層間絶縁膜またはこ
れよりも下層の界面端部を絶縁樹脂層Rで保護すること
ができる。従って製品としての耐湿性、耐環境性の向上
が実現できる。
【0087】第2に、メタルポストの下層に、配線層を
設けるCSPにも適用可能となる。
【0088】第3に、第1の絶縁樹脂層と第2の絶縁樹
脂層を、同一材料より成す事で、工程が簡略化でき、し
かも第1の溝が形成されることによるウェハ強度の劣化
も第1の絶縁樹脂層を埋め込むことで維持させることが
できる。
【0089】第4に、第1の溝は、ダイシングにより前
記半導体基板がハーフカットされて構成する事で解決す
るものであり、エッチングによる第1の溝の形成よりも
大幅に簡略化できる。
【0090】第5に、第1の溝を形成してここに第1の
絶縁樹脂層を埋め込むことでウェハ全体の強度を維持で
き、更には、図9のように第1の溝の側面とダイシング
した後の側面との間に前記第1の絶縁樹脂層が残存して
いるので、従来ダイシングしたことにより発生する界面
が第1の絶縁樹脂層で覆われることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係る半導体装置の製造方
法を説明する図である。
【図2】 本発明の実施形態に係る半導体装置の製造方
法を説明する図である。
【図3】 本発明の実施形態に係る半導体装置の製造方
法を説明する図である。
【図4】 本発明の実施形態に係る半導体装置の製造方
法を説明する図である。
【図5】 本発明の実施形態に係る半導体装置の製造方
法を説明する図である。
【図6】 本発明の実施形態に係る半導体装置の製造方
法を説明する図である。
【図7】 本発明の実施形態に係る半導体装置の製造方
法を説明する図である。
【図8】 本発明の実施形態に係る半導体装置の製造方
法を説明する図である。
【図9】 本発明の実施形態に係る半導体装置の製造方
法を説明する図である。
【図10】 従来のチップサイズパッケージを説明する
図である。
【図11】 従来のチップサイズパッケージを説明する
図である。
【図12】 シート付きの絶縁樹脂層フィルムを採用し
た製造方法を説明する図である。
【図13】 シート付きの絶縁樹脂層フィルムを採用し
た製造方法を説明する図である。
【図14】 シート付きの絶縁樹脂層フィルムを採用し
た製造方法を説明する図である。
【図15】 シート付きの絶縁樹脂層フィルムを採用し
た製造方法を説明する図である。
【図16】 メタルポストを露出するための研磨法を説
明する図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 篠木 裕之 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 5F033 HH11 JJ11 KK08 KK33 PP15 PP27 QQ03 RR06 RR22 RR27 SS21 TT04 VV07 XX03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属材料から成る金属電極パッドに電気
    的に接続されたメタルポストと、 前記チップの周囲に設けられ、前記チップを構成する半
    導体基板にまで到達した第1の溝と、 前記第1の溝を埋める第1の絶縁樹脂層と、 前記メタルポストを含むチップ表面を被覆する熱硬化型
    の第2の絶縁樹脂層と、 前記第2の絶縁樹脂層表面から露呈する前記メタルポス
    トに固着された半田バンプと、 前記第1の溝の前記第1の絶縁樹脂層に形成された第2
    の溝で個々のチップに分離されるダイシングラインとを
    具備する事を特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記メタルポストの下層には、配線層が
    設けられる請求項1に記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の絶縁樹脂層と前記第2の絶縁
    樹脂層は、同一材料より成る請求項1または請求項2に
    記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の溝は、ダイシングにより前記
    半導体基板がハーフカットされて成る請求項1、請求項
    2または請求項3に記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 金属電極パッドの一部を露出する第1の
    開口部を有した第1の絶縁層をウェハに形成し、 前記第1の開口部から露出する前記金属電極パッドと接
    続され、ウェハ表面に延在するCuより成る配線層を形
    成し、 前記配線層を含むチップの周囲に位置し、前記ウェハを
    ハーフカットする第1の溝を形成し、 前記第1の絶縁層、前記配線層および前記第1の溝を含
    むウェハ表面に樹脂から成る絶縁層を被覆し、 前記絶縁層から露出した前記メタルポストに半田ボール
    を形成し、 前記第1の溝内にに形成された絶縁層を残し、前記ウェ
    ハをフルカットする事を特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  6. 【請求項6】 前記第1の溝は、前記ウェハを構成する
    半導体基板まで到達している請求項5に記載の半導体装
    置の製造方法。
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