JP2016184619A - 多層配線構造体 - Google Patents

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Takamasa Takano
貴正 高野
工藤 寛
Hiroshi Kudo
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    • H01L2224/11Manufacturing methods

Abstract

【課題】樹脂を含む材料からなるバンプが横にずれたり、倒れたりするのを抑制する。【解決手段】本発明の一実施形態に係る多層配線構造体は、複数の配線が積層された多層配線構造と、前記多層配線構造の上方に配置された構造体と内部に前記構造体の少なくとも一部が配置される開口部を有し、樹脂を含み、前記複数の配線層のいずれか一の配線層に電気的に接続されたバンプと、を備えてもよい。【選択図】図3a

Description

本発明は、多層配線構造体に関する。本発明は、特に、多層配線構造の上方に配置された構造体と内部に構造体の少なくとも一部が配置される開口部を有し、樹脂を含み、前記複数の配線層のいずれか一の配線層に電気的に接続されたバンプを備える多層配線構造体に関する。
近年、半導体素子の高性能化に伴う多ピン化により、半導体素子を実装するための配線基板として、配線層を多層化した多層配線基板の重要性が高まっている。また、半導体素子をテストするための半導体テスト基板においても、配線層の多層化は必要不可欠なものとなっている。この半導体テスト基板の最上層は、検査対象の半導体素子の電極パッドと接続するバンプが配置されている。このバンプの材料には、主に金、銀、銅、ニッケル、はんだ(半田)などの金属が用いられる。
ところで、半導体テスト基板を用いて検査する半導体素子は多数に上る。そのため、検査対象の半導体素子を接続したり、外したりする作業を繰り返す必要がある。そのため、半導体素子の電極パッドと接続するバンプには、弾力性を有することが求められる。ところが、金属材料からなるバンプでは弾力性がない。そこで、バンプを形成する材料として、金属よりも弾力性のある樹脂を含む材料などが用いられることが考えられる。
ここで、多層配線構造の最上層に配置された金属材料からなるバンプの配置として、配線パッドの上部にのみ配置する技術が開示されている(特許文献1)。
特開2006−173333号公報
特許文献1で開示された技術を、樹脂を含む材料からなるバンプに適用した場合、樹脂が金属と比べて、下地の金属との密着性が低いことや剛性が低いことから、樹脂を含む材料からなるバンプが横にずれたり、倒れたりしてしまうという問題が生じる。
本発明は、上記のような従来技術に伴う課題を解決しようとするものであって、その目的とするところは、樹脂を含む材料からなるバンプが横にずれたり、倒れたりするのを抑制するところにある。
本発明の一実施形態によると、複数の配線が積層された多層配線構造と、前記多層配線構造の上方に配置された構造体と内部に前記構造体の少なくとも一部が配置される開口部を有し、樹脂を含み、前記複数の配線層のいずれか一の配線層に電気的に接続されたバンプと、を備える多層配線構造体が提供される。
本実施形態によると、樹脂を含む材料からなるバンプが横にずれたり、倒れたりするのを抑制することができる。
前記構造体は、第1の導電層を含み、前記バンプの底面が多層配線構造の上面の絶縁層に接してもよい。
本実施形態によると、樹脂を含む材料からなるバンプが横にずれたり、倒れたりするのを抑制することができる。また、構造体が第1の導電層を有するので、製造工程が少なく、多層配線構造体を製造することができる。
前記構造体は、前記第1の導電層の上方に位置する第2の導電層をさらに含んでもよい。
本実施形態によると、樹脂を含む材料からなるバンプが横にずれたり、倒れたりするのを抑制することができる。また、第1の導電層に加え第2の導電層があることにより、アンカー効果を大きくすることができる。
前記構造体は、前記第1の導電層の上面に接し、前記第2の導電層の下面に接するバリア層をさらに含んでもよい。
本実施形態によると、樹脂を含む材料からなるバンプが横にずれたり、倒れたりするのを抑制することができる。また、バリア層は、第2の導電層が第1の導電層に拡散することを抑制する。
前記構造体の抵抗率は、前記バンプの抵抗率よりも低くてもよい。
本実施形態によると、樹脂を含む材料からなるバンプが横にずれたり、倒れたりするのを抑制することができる。また、バンプの一部が構造体に置き換えられたことにより、構造体とバンプとを合わせた抵抗値を低くすることができる。
前記第2の導電層は、金を含む材料からなってもよい。
本実施形態によると、樹脂を含む材料からなるバンプが横にずれたり、倒れたりするのを抑制することができる。また、バンプの一部が構造体に置き換えられたことにより、構造体とバンプとを合わせた抵抗値を低くすることができる。また、第2の導電層を、金を含む材料とすることにより、第1の導電層の表面の酸化を防止し、バンプとの濡れ性を向上し、バンプとの密着性を向上することができる。
前記構造体は、第1の導電層および前記第1の導電層の上方で、前記バンプの内部に位置する第2の導電層を含み、前記バンプの底面が前記第1の導電層の上面に接してもよい。
本実施形態によると、樹脂を含む材料からなるバンプが横にずれたり、倒れたりするのを抑制することができる。
前記構造体は、前記第1の導電層の上面に接し、前記第2の導電層の下面に接するバリア層をさらに含んでもよい。
本実施形態によると、樹脂を含む材料からなるバンプが横にずれたり、倒れたりするのを抑制することができる。また、バリア層は、第2の導電層が第1の導電層に拡散することを抑制する。
前記構造体の抵抗率は、前記バンプの抵抗率よりも低くてもよい。
本実施形態によると、樹脂を含む材料からなるバンプが横にずれたり、倒れたりするのを抑制することができる。バンプの一部が構造体に置き換えられたことにより、構造体とバンプとを合わせた抵抗値を低くすることができる。
前記第2の導電層は、金を含む材料からなってもよい。
本実施形態によると、樹脂を含む材料からなるバンプが横にずれたり、倒れたりするのを抑制することができる。バンプの一部が構造体に置き換えられたことにより、構造体とバンプとを合わせた抵抗値を低くすることができる。また、第2の導電層を、金を含む材料とすることにより、第1の導電層の表面の酸化を防止し、バンプとの濡れ性を向上し、バンプとの密着性を向上することができる。
前記構造体は、第1の導電層、前記第1の導電層の上方に位置する第2の導電層および前記第2の導電層の上面に接し、前記バンプの内部に位置する第3の導電層を含み、前記バンプの底面が前記第2の導電層の上面に接してもよい。
本実施形態によると、樹脂を含む材料からなるバンプが横にずれたり、倒れたりするのを抑制することができる。また、第1の導電層及び第2の導電層がバンプと接することにより、バンプとの接触抵抗が下がり、バンプとの導通をとりやすくすることができる。
前記構造体は、前記第1の導電層の上面に接し、前記第2の導電層の下面に接するバリア層をさらに含んでもよい。
本実施形態によると、樹脂を含む材料からなるバンプが横にずれたり、倒れたりするのを抑制することができる。また、バリア層は、第2の導電層が第1の導電層に拡散することを抑制する。
前記構造体の抵抗率は、前記バンプの抵抗率よりも低くてもよい。
本実施形態によると、樹脂を含む材料からなるバンプが横にずれたり、倒れたりするのを抑制することができる。バンプの一部が構造体に置き換えられたことにより、構造体とバンプとを合わせた抵抗値を低くすることができる。
前記第2の導電層および前記第3の導電層は、金を含む材料からなってもよい。
本実施形態によると、樹脂を含む材料からなるバンプが横にずれたり、倒れたりするのを抑制することができる。バンプの一部が構造体に置き換えられたことにより、構造体とバンプとを合わせた抵抗値を低くすることができる。また、第2の導電層を、金を含む材料とすることにより、第1の導電層の表面の酸化を防止し、バンプとの濡れ性を向上し、バンプとの密着性を向上することができる。
前記構造体は、第1の導電層および前記第1の導電層を覆うように配置され、前記第1の導電層に達する開口部を有する第2の絶縁層を含み、前記バンプの底面が前記第2の絶縁層に接してもよい。
本実施形態によると、導電樹脂を含む材料又は各種導電性ペーストの何れかからなるバンプが横にずれたり、倒れたりするのを抑制することができる。また、第2の絶縁層があることにより、アンカー効果をより大きくすることができる。
前記構造体は、第1の導電層、前記第1の導電層の上方に位置する第2の導電層並びに前記第1の導電層および前記第2の導電層を覆うように配置され、前記第2の導電層に達する開口部を有する第2の絶縁層を含み、前記バンプの底面が前記第2の絶縁層に接してもよい。
本実施形態によると、導電樹脂を含む材料又は各種導電性ペーストの何れかからなるバンプが横にずれたり、倒れたりするのを抑制することができる。また、第2の絶縁層があることにより、アンカー効果をより大きくすることができる。
前記構造体は、前記第1の導電層の上面に接し、前記第2の導電層の下面に接するバリア層をさらに含んでもよい。
本実施形態によると、樹脂を含む材料からなるバンプが横にずれたり、倒れたりするのを抑制することができる。また、バリア層は、第2の導電層が第1の導電層に拡散することを抑制する。
前記構造体の抵抗率は、前記バンプの抵抗率よりも低くてもよい。
本実施形態によると、樹脂を含む材料からなるバンプが横にずれたり、倒れたりするのを抑制することができる。バンプの一部が構造体に置き換えられたことにより、構造体とバンプとを合わせた抵抗値を低くすることができる。
前記第2の導電層は、金を含む材料からなってもよい。
本実施形態によると、樹脂を含む材料からなるバンプが横にずれたり、倒れたりするのを抑制することができる。バンプの一部が構造体に置き換えられたことにより、構造体とバンプとを合わせた抵抗値を低くすることができる。また、第2の導電層を、金を含む材料とすることにより、第1の導電層の表面の酸化を防止し、バンプとの濡れ性を向上し、バンプとの密着性を向上することができる。
前記多層配線構造の上方に配置され、前記バンプを側面から支持する第3の絶縁層をさらに含んでもよい。
本実施形態によると、バンプの耐久性を向上することができる。
前記第3の絶縁層の上面は、前記バンプの上面よりも高くてもよい。
本実施形態によると、バンプの耐久性をより向上することができる。
本発明に係る開口部を有するバンプに突出部を配置する多層配線構造体によれば、樹脂を含む材料からなるバンプが横にずれたり、倒れたりするのを抑制することができる。
一実施形態に係る多層配線構造体の模式図(平面図)である。 図1のA−A線での断面図である。 一実施形態に係る多層配線構造体のバンプ178付近を拡大した模式図(断面図)である。 一実施形態に係る多層配線構造体のバンプ178付近を拡大した模式図(断面図)である。 一実施形態に係る多層配線構造体のバンプ178付近を拡大した模式図(断面図)である。 一実施形態に係る多層配線構造体のバンプ178付近を拡大した模式図(断面図)である。 一実施形態に係る多層配線構造体のバンプ178付近を拡大した模式図(断面図)である。 一実施形態に係る多層配線構造体のバンプ178付近を拡大した模式図(断面図)である。 一実施形態に係る多層配線構造体のバンプ178付近を拡大した模式図(断面図)である。 一実施形態に係る多層配線構造体のバンプ178付近を拡大した模式図(断面図)である。 一実施形態に係る多層配線構造体のバンプ178付近を拡大した模式図(断面図)である。 一実施形態に係る多層配線構造体のバンプ178付近を拡大した模式図(断面図)である。 一実施形態に係る多層配線構造体のバンプ178付近を拡大した模式図(断面図)である。 一実施形態に係る多層配線構造体のバンプ178付近を拡大した模式図(断面図)である。 一実施形態に係る多層配線構造体のバンプ178付近を拡大した模式図(断面図)である。 一実施形態に係る多層配線構造体のバンプ178付近を拡大した模式図(断面図)である。 一実施形態に係る多層配線構造体のバンプ178付近を拡大した模式図(断面図)である。 一実施形態に係る多層配線構造体のバンプ178付近を拡大した模式図(断面図)である。 一実施形態に係る多層配線構造体のバンプ178付近を拡大した模式図(断面図)である。 一実施形態に係る多層配線構造体のバンプ178付近を拡大した模式図(断面図)である。 一実施形態に係る多層配線構造体のバンプ178付近を拡大した模式図(断面図)である。 一実施形態に係る多層配線構造体のバンプ178付近を拡大した模式図(断面図)である。 一実施形態に係る多層配線構造体のバンプ178付近を拡大した模式図(断面図)である。 一実施形態に係る多層配線構造体のバンプ178付近を拡大した模式図(断面図)である。 一実施形態に係る多層配線構造体のバンプ178付近を拡大した模式図(断面図)である。 一実施形態に係る多層配線構造体のバンプ178付近を拡大した模式図(断面図)である。 一実施形態に係る多層配線構造体のバンプ178付近を拡大した模式図(断面図)である。 一実施形態に係る多層配線構造体のバンプ178付近を拡大した模式図(断面図)である。 一実施形態に係る多層配線構造体のバンプ178付近を拡大した模式図(断面図)である。 一実施形態に係る多層配線構造体のバンプ178付近を拡大した模式図(断面図)である。 一実施形態に係る多層配線構造体のバンプ178付近を拡大した模式図(断面図)である。 一実施形態に係る多層配線構造体のバンプ178付近を拡大した模式図(断面図)である。 従来の金属材料からなるバンプを導電樹脂を含む材料からなるバンプに置き換えた場合のバンプ188付近を拡大した模式図(断面図)である。
以下、図面を参照して本発明に係る多層配線構造体およびその製造方法について説明する。但し、本発明の多層配線構造体およびその製造方法は、以下に示す実施の形態の記載内容に限定して解釈されるものではない。なお、本実施の形態で参照する図面において、同一部分又は同様な機能を有する部分には同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。また、図面の寸法比率(各構成間の比率、縦横高さ方向の比率等)は説明の都合上実際の比率とは異なったり、構成の一部が図面から省略されたりする場合がある。
<第1実施形態>
以下、図1乃至図5を参照して、説明する。図1は、一実施形態に係る多層配線構造体の模式図(平面図)であり、図2は、図1のA−A線での断面図である。図2では、多層配線構造体の一例として、7層の配線構造体の断面図を用いて説明する。
基板100上に第1乃至第7配線層(110、120、130、140、150、160、170)と、第1乃至第7配線層の各配線層を隔離する第1乃至第6絶縁層(119、129、139、149、159、169)と、第1乃至第7配線層(110、120、130、140、150、160、170)のうち隣接する配線層を接続する第1乃至第6ビア(191、192、193、194、195、196)と、を有する多層配線構造が形成されている。基板100と多層配線構造の最下層の配線層である第1配線層110との間には、基板100と第1配線層110とを隔離する絶縁性の下地層101が形成され、第1配線層110と基板100とが電気的に絶縁されている。図2の多層配線構造体の構成の詳細については、後述する。
図3aは、図2の多層配線構造体のバンプ178付近を拡大した模式図(断面図)である。図3aでは、図2に示す第6配線層160の一部である第11導電層161および第5ビア195の部分を省略しており、第5有機絶縁層155以上の構造を示す。以降の図においても、同様である。バンプ178は、第7配線層170の一部である第13導電層171、第14導電層172を含む構造体を覆うように形成されている。言い換えると、バンプ178は下面に開口部(有底孔)を有しており、開口部には第13導電層171、第14導電層172を含む構造体が配置されている。また、バンプ178の底面は、第6有機絶縁層165と接している。
バンプ178を形成する材料としては、ポリアセチレン、ポリパラフェニレン、ポリアニリン、ポリチオフェン、ポリパラフェニレンビニレンなどの導電樹脂や、エポキシ系導電性接着剤、ウレタン系導電性接着剤、シリコーン系導電性接着剤、ポリイミド系導電性接着剤、ゴム系導電性接着剤、高分子中にそれぞれ金(Au)、銀(Ag)、Pd(パラジウム)、Cu(銅)、AgコートCuなどをフィラーとして含有した各種導電性ペーストが挙げられるが、これらに限定されない。本実施形態では、第13導電層171、第14導電層172を含む構造体の抵抗率の方が、バンプ178の抵抗率よりも低い。バンプ178の高さは、10μm以上50μm以下であるとよい。また、バンプ178の高さは、好ましくは、20μm以上40μm以下であるとよい。また、バンプ178の上面(図示せず)は円形をしており、その径は、好ましくは35μm以上45μm以下である。本実施形態では、バンプ178の上面は、円形として説明しているが、円に限定されず、三角形、四角形などの多角形であってもよい。
本実施形態によれば、第13導電層171および第14導電層172がバンプ178の開口部に配置されることにより、アンカー効果が働き、バンプ178が横にずれたり、倒れたりするのを抑制することができる。また、下記比較例と比べると、本実施形態では、バンプ178の一部が、第13導電層171、第14導電層172を含む構造体に置き換えられたことにより、第13導電層171、第14導電層172を含む構造体とバンプ178とを合わせた抵抗値を低くすることができる。
図3bの実施形態では、第7有機絶縁層179が、第6有機絶縁層165の上方に配置され、バンプ178を側面から支持している。図3bでは、第7有機絶縁層179の上面は、バンプ178の上面より低くなっているが、バンプ178の上面と同じであってもよい。また、図3cに示すように、第7有機絶縁層179の上面は、バンプ178の上面より高くてもよい。図3b・図3cのように、第7有機絶縁層179が、第6有機絶縁層165の上方に配置され、バンプ178を側面から支持することにより、バンプ178の耐久性を向上することができる。
図3cにおいて、第7有機絶縁層179の上面は、好ましくは、バンプ178の上面よりも、10μm以上40μm以下高くてもよい。図3cにおいて、第7有機絶縁層179の径は、バンプ178の径以上であるが、これに限定されない。
図3b・図3cでは、第6有機絶縁層165の上方に配置され、バンプ178を側面から支持する絶縁層として、有機絶縁層としたが、無機絶縁層であってもよい。
<比較例>
ここで、本発明に係るバンプ及び構造体を有さない構造について、比較例として図13を用いて説明する。従来の技術を導電樹脂を含む材料からなるバンプに適用した場合、図13に示すように、本実施形態と異なり、バンプ188には開口部がなく、アンカー効果が働かないので、バンプ188は、横にずれたり、倒れたりしてしまう。
<第1実施形態の変形例1>
図4aは、本発明の実施形態1の変形例1に係る多層配線構造体のバンプ178付近を拡大した模式図(断面図)である。
図4aでは、バンプ178は、第7配線層170の一部である第13導電層171、第14導電層172に加えて、第14導電層172の上方に位置する第15導電層174を含む構造体を覆うように形成されている。言い換えると、バンプ178は、下面に開口部(有底孔)を有しており、開口部には第13導電層171、第14導電層172および第15導電層174を含む構造体が配置されている。そして、第15導電層174は、第14導電層172と異なる金属である。第15導電層174としては、例えば、金(Au)、白金(Pt)などを使用することができる。
本実施形態によれば、図3aの実施形態と同様に、第13導電層171、第14導電層172および第15導電層174がバンプ178の開口部に配置されることにより、アンカー効果が働き、バンプ178が横にずれたり、倒れたりするのを抑制することができる。また、バンプ178の一部が、第13導電層171、第14導電層172を含む構造体に置き換えられたことにより、第13導電層171、第14導電層172を含む構造体とバンプ178とを合わせた抵抗値を低くすることができる。もっとも、図3aの実施形態と異なり、第14導電層172の上に、Auである第15導電層174を配置していることにより、第14導電層172の表面の酸化を防止し、バンプ178との濡れ性を向上し、バンプ178との密着性を向上することができる。
図4b・図4cの実施形態では、第7有機絶縁層179が、第6有機絶縁層165の上方に配置され、バンプ178を側面から支持しているが、これにより、バンプ178の耐久性を向上することができること、バンプ178の高さ、第7有機絶縁層179の径については、それぞれ、図3b・図3cの実施形態と同様である。そのため、これらに関する詳細な説明は、省略する。
<第1実施形態の変形例2>
図5aでは、バンプ178は、第7配線層170の一部である第13導電層171、第14導電層172、第14導電層172の上方に位置する第15導電層174および第14導電層172の上面に接し、第15導電層174の下面に接するバリア層173を含む構造体を覆うように形成されている。言い換えると、バンプ178は、下面に開口部(有底孔)を有しており、開口部には、第13導電層171、第14導電層172、バリア層173および第15導電層174を含む構造体が配置されている。
本実施形態によれば、第13導電層171、第14導電層172、バリア層173および第15導電層174がバンプ178の開口部に配置されることにより、図3および図4の実施形態と同様に、アンカー効果が働き、バンプ178が横にずれたり、倒れたりするのを抑制することができる。また、バンプ178の一部が、第13導電層171、第14導電層172を含む構造体に置き換えられたことにより、第13導電層171、第14導電層172を含む構造体とバンプ178とを合わせた抵抗値を低くすることができる。もっとも、図4aの実施形態と異なり、第14導電層172と第15導電層174との間にバリア層173があることにより、第15導電層174に第14導電層172の材料が拡散することが防止される。バリア層173は、例えば、ニッケル(Ni)を使用することができるが、第15導電層174に第14導電層172の材料が拡散することを防止することができれば、ニッケルに限定されない。
図5b・図5cの実施形態では、第7有機絶縁層179が、第6有機絶縁層165の上方に配置され、バンプ178を側面から支持しているが、これにより、バンプ178の耐久性を向上することができること、バンプ178の高さ、第7有機絶縁層179の径については、それぞれ、図3b・図3cの実施形態と同様である。そのため、これらに関する詳細な説明は、省略する。
本実施形態による多層配線構造体の構成について更に詳細に説明する。図2では、第1配線層110は第1導電層111および第2導電層112を有する。第2導電層112としては、電気抵抗が低い金属材料が好ましい。例えば、銅(Cu)、銀(Ag)、金(Au)、アルミニウム(Al)などを使用することができる。また、アルミニウム−ネオジウム合金(Al−Nd)やアルミニウム−銅合金(Al−Cu)などのアルミニウム合金を使用することができる。第1導電層111としては、密着性や、第2導電層112に対するバリア性を有する材料を使用することが好ましい。例えば、第2導電層112としてCuを使用した場合、第1導電層111としては、チタン(Ti)、窒化チタン(TiN)、タンタル(Ta)、窒化タンタル(TaN)、Cr(クロム)などを使用することができる。
なお、本実施形態では、配線層として2つの導電層の積層構造を例示したが、この構造に限定されず、1つの導電層の単層構造であってもよく、また、3つ以上の導電層による積層構造であってもよい。
図2では、第1絶縁層119は第1無機絶縁層113、第2無機絶縁層114および第1有機絶縁層115を有する。第1無機絶縁層113は、第1導電層111、第2導電層112および露出された下地層101を覆うように形成されている。また、第2無機絶縁層114は第1無機絶縁層113を覆うように形成されており、さらにその上に第1有機絶縁層115が形成されている。ここで、第1有機絶縁層115の誘電率は、第1無機絶縁層113および第2無機絶縁層114の各々の誘電率よりも低いことが望ましい。なお、第1絶縁層119は上記3層構造に限るものではなく、有機絶縁層又は無機絶縁層を少なくとも1層以上含むように構成されていてもよい。第1絶縁層119は、第1無機絶縁層113および第2無機絶縁層114がなく、第1有機絶縁層115から構成されてもよい。
第1無機絶縁層113は、第2導電層112に対するバリア性を有している材料を使用することが好ましい。換言すると、第1無機絶縁層113は、第2無機絶縁層114や第1有機絶縁層115に比べて、第2導電層112の拡散速度が遅い材料であることが好ましい。例えば、第2導電層112としてCuを使用した場合、第1無機絶縁層113としては、窒化シリコン(SiN)、酸化アルミニウム(Al)、窒化アルミニウム(AlN)、シリコンカーバイト(SiC)、窒化シリコンカーバイト(SiCN)、炭素添加シリコンオキサイド(SiOC)などを使用することができる。また、第1無機絶縁層113は被覆性の良い成膜条件で成膜することが好ましい。また、第2導電層112としてCuを使用し、第1無機絶縁層113としてSiNを使用した場合、Cuの拡散防止機能を得るために一定以上の膜厚であることが好ましく、SiNは比誘電率が7.5と高いため配線層間の寄生容量を抑制するために一定以下の膜厚にすることが好ましい。具体的には、SiN膜の膜厚は、好ましくは10nm以上200nm以下であるとよい。また、より好ましくは、50nm以上100nm以下であるとよい。
第1無機絶縁層113は、第1配線層110によって形成された段差部において、第1無機絶縁層113のひび割れや、膜が粗な領域が発生しないようにすることが好ましい。例えば、第1無機絶縁層113は、成膜温度が高い条件で成膜することが望ましく、好ましくは200℃以上であるとよい。より好ましくは、250℃以上であるとよい。また、第1無機絶縁層113の被覆性を良くするために、第1配線層110の端面を下地層101の表面に対して傾斜した順テーパ形状にしてもよい。第1配線層110のテーパ角度は、好ましくは30度以上90度以下であるとよい。より好ましくは、30度以上60度以下であるとよい。ここで、第1配線層110に含まれる第1導電層111と第2導電層112の両方が順テーパ形状でなくてもよく、いずれか一方が順テーパ形状であればよい。
第2無機絶縁層114は、第1無機絶縁層113およびその上に形成される第1有機絶縁層115との密着性がよい材料を使用することが好ましい。例えば、第2無機絶縁層114としては、酸化シリコン(SiO)、酸化アルミニウム(Al)などを使用することができる。また、第2無機絶縁層114は被覆性の良い成膜条件で成膜することが好ましい。また、SiO膜は、基板の反りを調整及び信頼性向上のために一定以上の膜厚であることが好ましく、膜厚が厚すぎると、第1有機絶縁層115としてポリイミドを用いた場合にはポリイミドとの応力との釣り合いが取れなくなるため一定以下の膜厚であることが好ましい。具体的には、SiO膜の膜厚は、好ましくは1μm以上8μm以下であるとよい。また、より好ましくは2μm以上5μm以下であるとよい。
第1有機絶縁層115は、第1配線層110によって形成された段差を緩和または平坦化し、また、誘電率が第1無機絶縁層113および第2無機絶縁層114よりも低い材料であることが好ましく、例えば感光性ポリイミドなどの樹脂材料で形成されるとよい。第1有機絶縁層115の膜厚は、少なくとも第1配線層110によって形成される段差以上の膜厚であることが好ましい。また、第1有機絶縁層115の膜厚は、配線のインピーダンス整合をするために、一定の範囲におさめることが好ましい。具体的には、第1有機絶縁層115の膜厚は、好ましくは4μm以上24μm以下であるとよい。また、より好ましくは8μm以上20μm以下であるとよい。また、感光性ポリイミドの代わりに、感光性アクリルや感光性シロキサンなどを使用することができる。その他にも、誘電率が低く、Cuに対するバリア性を有するベンゾシクロブテンを使用してもよい。また、感光性樹脂に限らず、非感光性樹脂を使用してもよい。
非感光性樹脂としては、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、ベンゾシクロブテン樹脂、ポリアミド、フェノール樹脂、シリコーン樹脂、フッ素樹脂、液晶ポリマー、ポリアミドイミド、ポリベンゾオキサゾール、シアネート樹脂、アラミド、ポリオレフィン、ポリエステル、BTレジン、FR−4、FR−5、ポリアセタール、ポリブチレンテレフタレート、シンジオタクチック・ポリスチレン 、ポリフェニレンサルファイド、ポリエーテルエーテルケトン、ポリエーテルニトリル、ポリカーボネート、ポリフェニレンエーテルポリサルホン、ポリエーテルスルホン、ポリアリレート、ポリエーテルイミドなどを用いることができる。上記の樹脂は単体で用いられてもよく、2種類以上の樹脂を組み合わせて用いられてもよい。また、上記の樹脂に、ガラス、タルク、マイカ、シリカ、アルミナ等 、無機フィラーを併用して用いてもよい。
第1絶縁層119には、開口部181が設けられており、開口部181の内部には第1ビア191が充填されている。図2では、第2配線層120の一部が開口部181に充填されることで、第1ビア191を形成する構造を例示したが、この構造に限定されず、例えば、第1ビア191として、第2配線層120とは異なる導電層を使用してもよい。また、図2では、開口部181および第1ビア191は基板に対して直角の形状を有する構造を例示したが、この構造に限定されず、開口部181および第1ビア191が基板に対して順テーパ形状を有していてもよく、また、開口部181および第1ビア191が基板に対して逆テーパ形状を有していてもよい。また、図2では、開口部181が導電層で満たされた構造を例示したが、ビアは隣接する配線層間を接続すればよく、開口部181の一部が空洞であってもよい。
図2のように、第2配線層120を第1ビア191として使用する場合、第4導電層122として、第2導電層112と同様に電気抵抗が低い銅(Cu)、銀(Ag)、金(Au)、アルミニウム(Al)などを使用することができる。また、アルミニウム−ネオジウム合金(Al−Nd)やアルミニウム−銅合金(Al−Cu)などのアルミニウム合金を使用することができる。また、第3導電層121として、第1導電層111と同様に第4導電層122に対するバリア性を有する材料を使用することが好ましい。例えば、第4導電層122がCuを含む場合、第3導電層121としては、チタン(Ti)、窒化チタン(TiN)、タンタル(Ta)、窒化タンタル(TaN)、クロム(Cr)などを使用することができる。
第1ビア191は、その底部において第1配線層110の第2導電層112と接しており、第1配線層110と第2配線層120とが電気的に接続される。
第2配線層120上には第2絶縁層129が形成されている。第2絶縁層129は、第1絶縁層119と同じ構造を有しており、第3無機絶縁層123、第4無機絶縁層124および第2有機絶縁層125を有する。図2では、第2絶縁層129の各々の層に使用される材料は、第1絶縁層119の各々の層と同じ材料を使用しているため、ここでは詳細な説明は省略する。第1絶縁層119と同様に、第2絶縁層129は、第3無機絶縁層123および第4無機絶縁層124がなく、第2有機絶縁層125から構成されてもよい。ただし、第2絶縁層129の各々の層に使用する材料は、第1絶縁層119の各々の層と同じ材料に限定されず、その絶縁層の目的に応じて適宜選択することができる。
以降、第2配線層120と同様にして、第3乃至第7配線層(130、140、150、160、170)を形成することができる。第3配線層130の第5導電層131、第4配線層140の第7導電層141、第5配線層150の第9導電層151、第6配線層160の第11導電層161及び第7配線層の第13導電層171は、それぞれ第1導電層111と同じ材料で形成することができる。また、第3配線層130の第6導電層132、第4配線層140の第8導電層142、第5配線層150の第10導電層152、第6配線層の第12導電層162、第7配線層170の第14導電層172は、それぞれ第2導電層112と同じ材料で形成することができる。ただし、これらの導電層は、必ずしも第1導電層111または第2導電層112と同じでなくてもよく、その配線層の目的に応じて適宜選択することができる。
また、第2絶縁層129と同様にして、第3乃至第6絶縁層(139、149、159、169)を形成することができる。第3絶縁層139の第5無機絶縁層133、第4絶縁層149の第7無機絶縁層143、第5絶縁層159の第9無機絶縁層153、第6絶縁層169の第11無機絶縁層163は、それぞれ第1無機絶縁層113と同じ材料で形成することができる。また、第3絶縁層139の第6無機絶縁層134、第4絶縁層149の第8無機絶縁層144、第5絶縁層159の第10無機絶縁層154、第6絶縁層169の第12無機絶縁層164は、それぞれ第2無機絶縁層114と同じ材料で形成することができる。また、第3絶縁層139の第3有機絶縁層135、第4絶縁層149の第4有機絶縁層145、第5絶縁層159の第5有機絶縁層155、第6絶縁層169の第6有機絶縁層165は、それぞれ第1有機絶縁層115と同じ材料で形成することができる。また、第1絶縁層119、第2絶縁層129と同様にして、第3乃至第6絶縁層(139、149、159、169)は、第3乃至第6有機絶縁層(135、145、155、165)から構成されてもよい。ただし、これらの絶縁層は、必ずしも第1無機絶縁層113、第2無機絶縁層114または第1有機絶縁層115と同じでなくてもよく、その絶縁層の目的に応じて適宜選択することができる。
<第2実施形態>
図6aは、一実施形態に係る多層配線構造体のバンプ178付近を拡大した模式図(断面図)である。本実施形態では、図4aの実施形態と同様に、バンプ178は、第14導電層172の上方に位置する第15導電層174を含む構造体を覆うように形成されている。言い換えると、バンプ178は、下面に開口部(有底孔)を有しており、開口部には、第15導電層174を含む構造体が配置されている。第15導電層174は、第14導電層172と異なる金属である。第15導電層174としては、例えば、金(Au)、白金(Pt)などを使用することができる。もっとも、本実施形態では、図4aの実施形態とは異なり、第7配線層170の一部である第13導電層171および第14導電層172は、バンプ178の開口部に配置されない。
本実施形態によれば、第15導電層174がバンプ178の開口部に配置されることにより、アンカー効果が働き、バンプ178が横にずれたり、倒れたりするのを抑制することができる。また、バンプ178の一部が、第15導電層174を含む構造体に置き換えられたことにより、第15導電層174を含む構造体とバンプ178とを合わせた抵抗値を低くすることができる。さらに、第14導電層172の上に、Auである第15導電層174を配置していることにより、第14導電層172の表面の酸化を防止し、バンプ178との濡れ性を向上し、バンプ178との密着性を向上することができる。
図6b・図6cの実施形態では、第7有機絶縁層179が、第6有機絶縁層165の上方に配置され、バンプ178を側面から支持しているが、これにより、バンプ178の耐久性を向上することができること、バンプ178の高さ、第7有機絶縁層179の径については、それぞれ、図3b・図3cの実施形態と同様である。そのため、これらに関する詳細な説明は、省略する。
<第2実施形態の変形例>
図7aでは、図5aの実施形態と同様に、バンプ178は、第7配線層の一部である第14導電層172の上面に接するバリア層173およびバリア層173の上面に接する第15導電層174を含む構造体を覆うように形成されている。言い換えると、バンプ178は、下面に開口部(有底孔)を有しており、開口部には、バリア層173および第15導電層174を含む構造体が配置されている。第15導電層174は、第14導電層172と異なる金属である。第15導電層174としては、例えば、金(Au)、白金(Pt)などを使用することができる。他方、本実施形態は、図5aの実施形態とは異なり、第13導電層171および第14導電層172は、バンプ178の開口部に配置されない。
本実施形態によれば、バリア層173および第15導電層174がバンプ178の開口部に配置されることにより、アンカー効果が働き、バンプ178が横にずれたり、倒れたりするのを抑制することができる。また、バンプ178の一部が、第15導電層174を含む構造体に置き換えられたことにより、第15導電層174を含む構造体とバンプ178とを合わせた抵抗値を低くすることができる。さらに、本実施形態では、図6aの実施形態と異なり、第14導電層172と第15導電層174との間に、バリア層173があることにより、第15導電層174に第14導電層172の材料が拡散することを防止することができる。
図7b・図7cの実施形態では、第7有機絶縁層179が、第6有機絶縁層165の上方に配置され、バンプ178を側面から支持しているが、これにより、バンプ178の耐久性を向上することができること、バンプ178の高さ、第7有機絶縁層179の径については、それぞれ、図3b・図3cの実施形態と同様である。そのため、これらに関する詳細な説明は、省略する。
<第3実施形態>
図8aは、一実施形態に係る多層配線構造体のバンプ178付近を拡大した模式図(断面図)である。バンプ178は、第15導電層174の上方に位置する第16導電層175を覆うように形成されている。言い換えると、バンプ178は、下面に開口部(有底孔)を有しており、開口部には、第16導電層175が配置されている。他方、本実施形態では、図4aの実施形態と異なり、第13導電層171および第14導電層172は、バンプ178の開口部に配置されない。また、本実施形態では、図6aの実施形態と異なり、第15導電層174は、バンプ178の開口部に配置されない。第15導電層174および第16導電層175は、第14導電層172と異なる金属である。第15導電層174および第16導電層175としては、例えば、金(Au)、白金(Pt)などを使用することができる。
本実施形態によれば、第16導電層175がバンプ178の開口部に配置されることにより、アンカー効果が働き、バンプ178が横にずれたり、倒れたりするのを抑制することができる。また、バンプ178の一部が、第16導電層175を含む構造体に置き換えられたことにより、第16導電層175を含む構造体とバンプ178とを合わせた抵抗値を低くすることができる。さらに、第14導電層172の上に、Auである第15導電層174および第16導電層175を配置していることにより、第14導電層172の表面の酸化を防止し、バンプ178との濡れ性を向上し、バンプ178との密着性を向上することができる。
図8b・図8cの実施形態では、第7有機絶縁層179が、第6有機絶縁層165の上方に配置され、バンプ178を側面から支持しているが、これにより、バンプ178の耐久性を向上することができること、バンプ178の高さ、第7有機絶縁層179の径については、それぞれ、図3b・図3cの実施形態と同様である。そのため、これらに関する詳細な説明は、省略する。
<第3実施形態の変形例>
図9aは、バンプ178は、図8の実施形態と同様に、第15導電層174の上方に位置する第16導電層175を覆うように形成されている。言い換えると、バンプ178は、下面に開口部(有底孔)を有しており、開口部には、第16導電層175が配置されている。他方、本実施形態では、図5の実施形態と異なり、第13導電層171、第14導電層172およびバリア層173は、バンプ178の開口部に配置されない。また、本実施形態では、図7aの実施形態とは異なり、第15導電層174は、バンプ178の開口部に配置されない。さらに、本実施形態では、図8aの実施形態と異なり、第14導電層172と第15導電層174との間にバリア層173がある。
本実施形態によれば、第16導電層175がバンプ178の開口部に配置されることにより、アンカー効果が働き、バンプ178が横にずれたり、倒れたりするのを抑制することができる。また、バンプ178の一部が、第16導電層175を含む構造体に置き換えられたことにより、第16導電層175を含む構造体とバンプ178とを合わせた抵抗値を低くすることができる。加えて、本実施形態では、図8aの実施形態と異なり、第14導電層172と第15導電層174との間に、バリア層173があることにより、第15導電層174に第14導電層172の材料が拡散することを防止することができる。
図9b・図9cの実施形態では、第7有機絶縁層179が、第6有機絶縁層165の上方に配置され、バンプ178を側面から支持しているが、これにより、バンプ178の耐久性を向上することができること、バンプ178の高さ、第7有機絶縁層179の径については、それぞれ、図3b・図3cの実施形態と同様である。そのため、これらに関する詳細な説明は、省略する。
<第4実施形態>
図10aは、一実施形態に係る多層配線構造体のバンプ178付近を拡大した模式図(断面図)である。バンプ178の開口部に配置される構造体として、第13導電層171、第14導電層172、第13無機絶縁層176および第14無機絶縁層177がある。言い換えると、バンプ178は、下面に開口部(有底孔)を有しており、開口部には、第13導電層171、第14導電層172および第13導電層171、第14導電層172を覆うように配置され、第14導電層172に達する開口部を有する第13無機絶縁層176、第14無機絶縁層177を含み、バンプ178の底面が第14無機絶縁層に接する構造体が配置されている。また、本実施形態は、図3aの実施形態と異なり、バンプ178の開口部に第13無機絶縁層176および第14無機絶縁層177が配置される。
本実施形態によれば、第13導電層171、第14導電層172、第13無機絶縁層176および第14無機絶縁層177がバンプ178の開口部に配置されることにより、アンカー効果が働き、バンプ178が横にずれたり、倒れたりするのを抑制することができる。また、バンプ178の一部が、第13導電層171、第14導電層172を含む構造体に置き換えられたことにより、第13導電層171、第14導電層172を含む構造体とバンプ178とを合わせた抵抗値を低くすることができる。また、本実施形態では、図3aの実施形態と異なり、第13無機絶縁層176および第14無機絶縁層177が第14導電層に達する開口部を有することにより、図3aの実施形態よりも強いアンカー効果が働く。
図10b・図10cの実施形態では、第7有機絶縁層179が、第6有機絶縁層165の上方に配置され、バンプ178を側面から支持しているが、これにより、バンプ178の耐久性を向上することができること、バンプ178の高さ、第7有機絶縁層179の径については、それぞれ、図3b・図3cの実施形態と同様である。そのため、これらに関する詳細な説明は、省略する。
<第4実施形態の変形例1>
図11aでは、バンプ178の開口部に配置される構造体として、第13導電層171、第14導電層172、第15導電層174、第13無機絶縁層176および第14無機絶縁層177がある。言い換えると、バンプ178は、下面に開口部(有底孔)を有しており、バンプ178の開口部には、第13導電層171、第14導電層172、第15導電層174および第13導電層171、第14導電層172、第15導電層174を覆うように配置され、第14導電層172に達する開口部を有する第13無機絶縁層176、第14無機絶縁層177を含み、バンプ178の底面が第14無機絶縁層に接する構造体が配置されている。また、本実施形態では、図4aの実施形態と異なり、バンプ178の開口部に第13無機絶縁層176および第14無機絶縁層177が配置される。また、本実施形態では、図10aの実施形態と異なり、第13導電層172と異種の金属である第15導電層174がある。第15導電層174としては、例えば、金(Au)、白金(Pt)などを使用することができる。
本実施形態によれば、第13導電層171、第14導電層172、第15導電層174、第13無機絶縁層176および第14無機絶縁層177がバンプ178の開口部に配置されることにより、アンカー効果が働き、バンプ178が横にずれたり、倒れたりするのを抑制することができる。また、本実施形態では、図4aの実施形態と異なり、第13無機絶縁層176および第14無機絶縁層177が第14導電層に達する開口部を有することにより、図4aの実施形態よりも強いアンカー効果が働く。また、バンプ178の一部が、第13導電層171、第14導電層172、第15導電層174を含む構造体に置き換えられたことにより、第13導電層171、第14導電層172、第15導電層174を含む構造体とバンプ178とを合わせた抵抗値を低くすることができる。
図11b・図11cの実施形態では、第7有機絶縁層179が、第6有機絶縁層165の上方に配置され、バンプ178を側面から支持しているが、これにより、バンプ178の耐久性を向上することができること、バンプ178の高さ、第7有機絶縁層179の径については、それぞれ、図3b・図3cの実施形態と同様である。そのため、これらに関する詳細な説明は、省略する。
<第4実施形態の変形例2>
図12aでは、バンプ178の開口部に配置される構造体として、第13導電層171、第14導電層172、バリア層173、第15導電層174、第13無機絶縁層176および第14無機絶縁層177がある。言い換えると、バンプ178は、下面に開口部(有底孔)を有しており、バンプ178の開口部には、第13導電層171、第14導電層172、バリア層173、第15導電層174および第13導電層171、第14導電層172、バリア層173、第15導電層174を覆うように配置され、第14導電層172に達する開口部を有する第13無機絶縁層176、第14無機絶縁層177を含み、バンプ178の底面が第14無機絶縁層に接する構造体が配置されている。また、本実施形態では、図5aの実施形態と異なり、バンプ178の開口部に第13無機絶縁層176および第14無機絶縁層177が配置される。また、本実施形態では、図11aの実施形態と異なり、第14導電層172と第15導電層174との間に、バリア層173がある。
本実施形態によれば、第13導電層171、第14導電層172、バリア層173、第15導電層174、第13無機絶縁層176および第14無機絶縁層177がバンプ178の開口部に配置されることにより、アンカー効果が働き、バンプ178が横にずれたり、倒れたりするのを抑制することができる。また、本実施形態では、図5aの実施形態と異なり、第13無機絶縁層176および第14無機絶縁層177が第14導電層に達する開口部を有することにより、図5aの実施形態よりも強いアンカー効果が働く。また、バンプ178の一部が、第13導電層171、第14導電層172、第15導電層174を含む構造体に置き換えられたことにより、第13導電層171、第14導電層172、第15導電層174を含む構造体とバンプ178とを合わせた抵抗値を低くすることができる。また、本実施形態では、図11aの実施形態と異なり、第14導電層172と第15導電層174との間に、バリア層173があることにより、第15導電層174に第14導電層172の材料が拡散することを防止することができる。
図12b・図12cの実施形態では、第7有機絶縁層179が、第6有機絶縁層165の上方に配置され、バンプ178を側面から支持しているが、これにより、バンプ178の耐久性を向上することができること、バンプ178の高さ、第7有機絶縁層179の径については、それぞれ、図3b・図3cの実施形態と同様である。そのため、これらに関する詳細な説明は、省略する。
100:基板 101:下地層 110:第1配線層 111:第1導電層
112:第2導電層 113:第1無機絶縁層 114:第2無機絶縁層
115:第1有機絶縁層 119:第1絶縁層 120:第2配線層
121:第3導電層 122:第4導電層 123:第3無機絶縁層
124:第4無機絶縁層 125:第2有機絶縁層 129:第2絶縁層
130:第3配線層 131:第5導電層 132:第6導電層
133:第5無機絶縁層 134:第6無機絶縁層 135:第3有機絶縁層
139:第3絶縁層 140:第4配線層 141:第7導電層
142:第8導電層 143:第7無機絶縁層 144:第8無機絶縁層
145:第4有機絶縁層 149:第4絶縁層 150:第5配線層
151:第9導電層 152:第10導電層 153:第9無機絶縁層
154:第10無機絶縁層 155:第5有機絶縁層 159:第5絶縁層
160:第6配線層 161:第11導電層 162:第12導電層
163:第11無機絶縁層 164:第12無機絶縁層
165:第6有機絶縁層 169:第6絶縁層 170:第7配線層
171:第13導電層 172:第14導電層 173:バリア層
174:第15導電層 175:第16導電層 176:第13無機絶縁層
177:第14無機絶縁層 178、188:バンプ 179:第7有機絶縁層
181、182、183、184、185、186:開口部
191:第1ビア 192:第2ビア 193:第3ビア
194:第4ビア 195:第5ビア 196:第6ビア

Claims (21)

  1. 複数の配線が積層された多層配線構造と、
    前記多層配線構造の上方に配置された構造体と
    内部に前記構造体の少なくとも一部が配置される開口部を有し、樹脂を含み、前記複数の配線層のいずれか一の配線層に電気的に接続されたバンプと、を備える多層配線構造体。
  2. 前記構造体は、第1の導電層を含み、前記バンプの底面が多層配線構造の上面の絶縁層に接することを特徴とする請求項1に記載の多層配線構造体。
  3. 前記構造体は、前記第1の導電層の上方に位置する第2の導電層をさらに含むことを特徴とする請求項2に記載の多層配線構造体。
  4. 前記構造体は、前記第1の導電層の上面に接し、前記第2の導電層の下面に接するバリア層をさらに含むことを特徴とする請求項3に記載の多層配線構造体。
  5. 前記構造体の抵抗率は、前記バンプの抵抗率よりも低いことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の多層配線構造体。
  6. 前記第2の導電層は、金を含む材料からなることを特徴とする請求項5に記載の多層配線構造体。
  7. 前記構造体は、第1の導電層および前記第1の導電層の上方で、前記バンプの内部に位置する第2の導電層を含み、前記バンプの底面が前記第1の導電層の上面に接することを特徴とする請求項1に記載の多層配線構造体。
  8. 前記構造体は、前記第1の導電層の上面に接し、前記第2の導電層の下面に接するバリア層をさらに含むことを特徴とする請求項7に記載の多層配線構造体。
  9. 前記構造体の抵抗率は、前記バンプの抵抗率よりも低いことを特徴とする請求項7または請求項8に記載の多層配線構造体。
  10. 前記第2の導電層は、金を含む材料からなることを特徴とする請求項9に記載の多層配線構造体。
  11. 前記構造体は、第1の導電層、前記第1の導電層の上方に位置する第2の導電層および前記第2の導電層の上面に接し、前記バンプの内部に位置する第3の導電層を含み、前記バンプの底面が前記第2の導電層の上面に接することを特徴とする請求項1に記載の多層配線構造体。
  12. 前記構造体は、前記第1の導電層の上面に接し、前記第2の導電層の下面に接するバリア層をさらに含むことを特徴とする請求項11に記載の多層配線構造体。
  13. 前記構造体の抵抗率は、前記バンプの抵抗率よりも低いことを特徴とする請求項11または請求項12に記載の多層配線構造体。
  14. 前記第2の導電層および前記第3の導電層は、金を含む材料からなることを特徴とする請求項13に記載の多層配線構造体。
  15. 前記構造体は、第1の導電層および前記第1の導電層を覆うように配置され、前記第1の導電層に達する開口部を有する第2の絶縁層を含み、前記バンプの底面が前記第2の絶縁層に接することを特徴とする請求項1に記載の多層配線構造。
  16. 前記構造体は、第1の導電層、前記第1の導電層の上方に位置する第2の導電層並びに前記第1の導電層および前記第2の導電層を覆うように配置され、前記第2の導電層に達する開口部を有する第2の絶縁層を含み、前記バンプの底面が前記第2の絶縁層に接することを特徴とする請求項1に記載の多層配線構造。
  17. 前記構造体は、前記第1の導電層の上面に接し、前記第2の導電層の下面に接するバリア層をさらに含むことを特徴とする請求項16に記載の多層配線構造体。
  18. 前記構造体の抵抗率は、前記バンプの抵抗率よりも低いことを特徴とする請求項16または請求項17に記載の多層配線構造体。
  19. 前記第2の導電層は、金を含む材料からなることを特徴とする請求項18に記載の多層配線構造体。
  20. 前記多層配線構造の上方に配置され、前記バンプを側面から支持する第3の絶縁層をさらに含むことを特徴とする請求項1乃至請求項19のいずれか一に記載の多層配線構造体。
  21. 前記第3の絶縁層の上面は、前記バンプの上面よりも高いことを特徴とする請求項20に記載の多層配線構造体。
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