JP2000186360A - 局部洗浄装置 - Google Patents
局部洗浄装置Info
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Abstract
度管理を行う。 【解決手段】 ヒーターと送風機とで構成される温風発
生器と、ヒーターによる昇温機能を備えた便座とを有す
る局部洗浄装置である。温風発生器のヒーターへの入力
電力を、便座温度の設定値、もしくは洗浄温度の設定
値、もしくは両設定値に連動させて制御する制御手段を
備える。使用者が設定した便座温度あるいは洗浄温度あ
るいはその両方の設定値に応じて、乾燥や部屋暖房のた
めの温風発生器のヒーターへの入力を制御する。
Description
ー洗浄や乾燥などを行う局部洗浄装置に関するものであ
る。
器1に取り付けられる便座本体2に、便座温度調節手段
3と洗浄手段4、乾燥手段5、部屋暖房手段6、操作手
段7と主制御手段8を接続している。主制御手段8は、
操作手段7からの操作信号に応じて便座温度調節手段
3、洗浄手段4、乾燥手段5、部屋暖房手段6に対して
便座温度、洗浄温度、洗浄流量、乾燥温度、部屋暖房温
度をそれぞれ制御する。また、主制御手段8には室温検
出手段9が接続されており、室温に応じて各手段のヒー
ターヘの入力を制御する。
部7aと、お尻の洗浄操作を行うための操作部7bと、
洗浄後にお尻の乾燥操作を行うための操作部7cと、部
屋の暖房を行うための操作部7dで構成している。上記
操作部7a〜7dは、それぞれ、運転の開始/停止を行
うためのキー、温度を変更させるための手動アップ/ダ
ウンの温度操作キー等で構成される。使用者がこれらの
キー操作を行うと、キー入力情報は主制御手段8に伝え
られる。
と便座温度検出手段及び着座検出手段3aで構成され
る。主制御手段8からの便座温度変更指示を受けると、
便座温度検出手段で便座の温度を検出し、主制御手段8
でフィードバック制御することにより、便座温度を変更
指示された値に保つ。また、使用者が着座したことを検
出して、主制御手段8へ情報を送っている。
温度検出手段及び洗浄流量の可変手段にて構成される。
主制御手段8からの洗浄温度変更指示を受けると、洗浄
温度を検出し、フィードバック制御により洗浄温度を変
更指示された値に保つ。また、洗浄流量変更指示を受け
た場合には、洗浄流量を変更指示された値に保つ。
度の可変手段を有し、主制御手段8からの温風温度変更
指示を受け、乾燥温度、部屋暖房温度を変更指示された
値に保つ。
る使用者の指示に従って便座温度制御、洗浄制御、乾燥
制御及び部屋暖房制御を行う。また、操作手段7からの
変更指示を受けることで、便座温度、洗浄温度、洗浄流
量、乾燥温度および部屋暖房温度などの制御量を操作手
段7における操作量に応じて変更するよう便座温度調節
手段3、洗浄手段4、乾燥手段5、部屋暖房手段6に出
力する。
よって検出された室温に応じて乾燥手段5及び部屋暖房
手段6のヒーターへの出力制御を行う。つまり、図14
に示すように、室温が高い時にはヒーターへの入力電力
が低く、室温が低い時にはヒーターへの入力電力が高く
なるように制御を行う。図中A,B,C,Dは各温風設
定におけるヒーター電力を示しており、A>B>C>D
である。これにより、便座本体2に着座している使用者
の指示した温度設定に従って、室温に左右されることな
くほぼ一定の温度に制御される。
は、室温検出手段が必要となるため、コストが高くなる
という問題点があった。また、室温検出手段をなくした
場合には、室温に関係なくヒーターへの入力電力が一定
となるために、図15に示すように、気温が高い時には
温風が熱くなり、気温が低い時には冷たくなり、この場
合には使用感が悪化するだけでなく、気温が低い場合に
は、乾燥や暖房の能力が低下するという課題が発生す
る。
であって、その目的とするところは室温検出手段を必要
としないにもかかわらず適切な温度管理を行うことがで
きる局部洗浄装置を提供するにある。
ターと送風機とで構成される温風発生器と、ヒーターに
よる昇温機能を備えた便座とを有する局部洗浄装置にお
いて、温風発生器のヒーターへの入力電力を、便座温度
の設定値に連動させて制御する制御手段を備えているこ
と、もしくは温風発生器のヒーターへの入力電力を、洗
浄温水温度の設定値に連動させて制御する制御手段を備
えていること、もしくは温風発生器のヒーターへの入力
電力を、便座温度の設定値と洗浄温水温度の設定値の両
方に連動させて制御する制御手段を備えていることに特
徴を有している。
度あるいはその両方の設定値に応じて、乾燥及び部屋暖
房機能のヒーターへの入力を制御するのである。具体的
には、乾燥、部屋暖房等の温風発生器の温風温度設定が
一定であっても、便座や洗浄の温度が高めに設定されて
いる場合には、温風発生器のヒーターへの入力電力を高
め制御し、逆に、便座や洗浄の温度が低めに設定されて
いる場合には、ヒーターへの入力電力を低めに制御す
る。
基づいて詳述すると、図2に示すように、便器1に取り
付けられる便座本体2に、便座温度調節手段3と洗浄手
段4、乾燥手段5、部屋暖房手段6、操作手段7と主制
御手段8を接続している。主制御手段8は、操作手段7
からの操作信号に応じて便座温度調節手段3、洗浄手段
4、乾燥手段5、部屋暖房手段6に対して便座温度、洗
浄温度、洗浄流量、乾燥温度、部屋暖房温度をそれぞれ
制御する。また、主制御手段8には室温検出手段9が接
続されており、室温に応じて各手段のヒーターヘの入力
を制御する。
部7aと、お尻の洗浄操作を行うための操作部7bと、
洗浄後にお尻の乾燥操作を行うための操作部7cと、部
屋の暖房を行うための操作部7dで構成している。
れ、運転の開始/停止を行うためのキー、温度を変更さ
せるための手動アップ/ダウンの温度操作キー等で構成
される。使用者がこれらのキー操作を行うと、キー入力
情報は主制御手段8に伝えられる。
であるヒーターと便座温度検出手段及び着座検出手段3
aで構成される。使用者が操作部7aからキー操作によ
り、便座昇温の運転を開始すると、便座温度検出手段で
便座の温度を検出し、ヒーターへ入力する電力を、主制
御手段8でフィードバック制御することにより、便座の
温度を温度操作キーにより設定された値に保つようにし
ている。温度操作キーにより便座温度設定が変更された
場合も、同様にして便座温度は設定値に保たれる。ま
た、着座検出手段3aは、使用者が着座したことを検出
して、主制御手段8へ情報を送っている。これにより、
使用者が着座していない時に、洗浄手段や乾燥手段が誤
動作するのを防ぐ。
度の可変手段であるヒーターH1と洗浄流量の可変手段
であるポンプP、洗浄温度検出手段、電磁弁D、温水タ
ンク及び洗浄ノズルNにて構成される。
洗浄の運転を開始すると、主制御手段8が電磁弁Dを開
き、ポンプPを作動させることにて、洗浄ノズルN先端
から温水を噴出する。タンク内の洗浄温度は洗浄温度検
出手段で検出し、ヒーターH1へ入力する電力を主制御
手段8でフィードバック制御することにより、設定値に
保たれる。温度操作キーにより洗浄水の温度設定が変更
された場合も、同様にして洗浄温度が設定値に保たれ
る。また、洗浄流量は、ポンプPの回転数を制御するこ
とにて設定値に保たれる。
4に示すように、モーターM、ファンFからなる送風手
段と温風温度の可変手段であるヒーターH2とで構成さ
れる。使用者が操作部7c,7dからキー操作により運
転を開始すると、主制御手段8がモーターMを駆動さ
せ、ヒーターH2に通電することで温風を発生させる。
主制御手段8は、操作部7c,7dの温度操作キーでの
設定値に応じてヒーターH2への電力供給を制御する。
段7aから指示した便座温度設定値あるいは操作部7b
から指示した洗浄温度設定値あるいはその両方に応じ
て、乾燥及び部屋暖房手段のヒーターH2ヘの入力を制
御する。
定されている場合には、乾燥及び部屋暖房手段のヒータ
ーH2への入力電力を高めに制御し、逆に、便座や温水
の温度が低めに設定されている場合には、ヒーターH2
への入力電力を低めに制御する。これにより室温が変化
した場合でも、便座本体2に着座している使用者の指示
した温度設定に従ってほぼ一定の温度に制御される。
説明する。図中のcの気温(例えば25℃)が一般的に
快適とされる温度であり、この気温では便座温度が
「低」に設定されると仮定すると、まず、cの気温にお
いて、風温が、あらかじめ風温設定の「高」、「中」、
「低」として決定された温度(例えば60℃、50℃、
40℃)になるように、乾燥手段のヒーター電力を決定
しておく。一般に、気温が高い時には便座の温度は低め
に設定されるため、気温が例えば35℃では、便座温度
設定は「切」に設定されると想定される。
力Cに対して、温風の温度上昇がd−c(この場合10
℃)だけ低くなるように決定する。逆に、気温が低い時
には、便座や温水の温度は高めに設定されるため、気温
b(例えば15℃)では、便座温度が「中」に、また、
気温a(例えば5℃)では「高」に設定されると想定さ
れる。したがって、ヒーター電力Bはヒーター電力Cに
対して、温風の温度上昇がc−b(この場合10℃)だ
け高く、ヒーター電力Aはc−a(この場合20℃)だ
け高くなるようにそれぞれ決定する。つまり、各温風設
定における乾燥手段のヒーター電力A,B,C,DはA
>B>C>Dとする。これにより温風温度は気温に左右
されず、風温設定「高」、「中」、「低」で設定した温
度(この場合60℃、50℃、40℃)の近傍でほぼ一
定に保たれる。同様にして、部屋暖房手段への入力電力
も図5の様に制御する。なお、各温風背邸における部屋
暖房手段のヒーター電力A’,B’,C’,D’はA’
>B’>C’>D’である。
御は、便座温度設定の代わりに洗浄温度設定に連動させ
てもよい。図6はこの場合を示している。さらに、上述
の温風発生器のヒーターの入力電力制御は、図7に示す
ように、便座温度設定と洗浄温度設定の両方に連動させ
てもよい。この場合、気温による温風温度のバラツキを
更に小さくすることが可能になる。
「低」でのヒーターへの入力電力制御は、商用周波数の
ゼロクロスからの遅れ時間による位相制御にて行う。図
8に示すように、ゼロクロスからの通電時間を変えるこ
とにより、ヒーター電力を変化させて風温を制御するの
である。この制御では、通電on/offの周期が非常
に短いため、電源電圧降下による照明のチラツキ等を目
で感じることがない。
器のヒーター電力を制御する際も、図9に示すように、
商用周波数のゼロクロスからの遅れ時間による位相制御
にて行えばよい。
は、一定時間内に通電する交流の半波の個数を制御する
ことによって行ってもよい。たとえば図10に示すよう
に、0.4秒(60Hzの場合)の間に通電する半波の
個数を、風温設定「高」、「中」、「低」でそれぞれ1
6個分、12個分、8個分とする。このように、時間内
に通電する半波の個数を減らすことにより、ヒーター電
力を低くして風温を下げることができる。
器のヒーター電力を制御する際も、同様に、一定時間内
に通電する交流の半波の個数を制御することによって行
うことができる。たとえば図11に示すように、温風発
生器の風温設定「中」において、0.4秒(60Hzの
場合)の間に通電する半波の個数を、便座温度設定、
「高」、「中」、「低」、切、で、それぞれ16個分、
14個分、12個分、10個分とする。このように、一
定時間内に通電する半波の個数を変えることにより、ヒ
ーター電力を制御し、室温の変化に対して風温を一定に
保つことができる。
制御は、時間内に通電する交流の半波のタイミングをラ
ンダムにしてもよい。例えば、図12に示すようなタイ
ミングで通電を行う。この場合、0.4秒(60Hzの
場合)の間に通電する半波の個数は、風温設定「高」、
「中」、「低」で、それぞれ16個分、12個分、8個
分であり、図8の場合と同じである。したがって、それ
ぞれの設定におけるヒーターへの入力電力つまり風温は
同じになる。しかし、図10の場合は0.2秒周期でヒ
ーターへの通電on/offが繰り返されるため、電源
電圧降下による照明のチラツキ等が発生する場合があ
る。一方、図12の場合は、通電on/offに周期性
がないため、照明のチラツキ等を防ぐことができる。
生器のヒーターヘの電力を、便座温度の設定値あるいは
洗浄温水温度の設定値あるいはその両方に連動させて制
御するものであり、室温検出手段を必要としないため、
コストダウンを図ることができる上に、局部洗浄装置の
基本機能である洗浄温水や便座温度設定を利用して、簡
易的に温風温度を制御するために、乾燥や暖房の能力を
ほぼ一定に保つことができるものであり、しかも使用者
の温度設定値に合わせて温風温度を制御するため、使用
者毎に異なる体感温度に合わせた温風温度制御を行うこ
とができる。
度制御の説明図である。
る。
ある。
ある。
である。
る。
る。
明図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 ヒーターと送風機とで構成される温風発
生器と、ヒーターによる昇温機能を備えた便座とを有す
る局部洗浄装置において、温風発生器のヒーターへの入
力電力を、便座温度の設定値に連動させて制御する制御
手段を備えていることを特徴とする局部洗浄装置。 - 【請求項2】 ヒーターと送風機とで構成される温風発
生器と、ヒーターによる昇温機能を備えた便座とを有す
る局部洗浄装置において、温風発生器のヒーターへの入
力電力を、洗浄温度の設定値に連動させて制御する制御
手段を備えていることを特徴とする局部洗浄装置。 - 【請求項3】 ヒーターと送風機とで構成される温風発
生器と、ヒーターによる昇温機能を備えた便座とを有す
る局部洗浄装置において、温風発生器のヒーターへの入
力電力を、便座温度の設定値と洗浄温度の設定値の両方
に連動させて制御する制御手段を備えていることを特徴
とする局部洗浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36469298A JP3695189B2 (ja) | 1998-12-22 | 1998-12-22 | 局部洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36469298A JP3695189B2 (ja) | 1998-12-22 | 1998-12-22 | 局部洗浄装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000186360A true JP2000186360A (ja) | 2000-07-04 |
JP3695189B2 JP3695189B2 (ja) | 2005-09-14 |
Family
ID=18482437
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36469298A Expired - Fee Related JP3695189B2 (ja) | 1998-12-22 | 1998-12-22 | 局部洗浄装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3695189B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6649884B2 (en) * | 2001-03-21 | 2003-11-18 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Sanitary device |
JP2006280913A (ja) * | 2005-12-14 | 2006-10-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 暖房便座 |
CN102176852A (zh) * | 2008-10-08 | 2011-09-07 | 松下电器产业株式会社 | 便座装置 |
-
1998
- 1998-12-22 JP JP36469298A patent/JP3695189B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6649884B2 (en) * | 2001-03-21 | 2003-11-18 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Sanitary device |
JP2006280913A (ja) * | 2005-12-14 | 2006-10-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 暖房便座 |
CN102176852A (zh) * | 2008-10-08 | 2011-09-07 | 松下电器产业株式会社 | 便座装置 |
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---|---|
JP3695189B2 (ja) | 2005-09-14 |
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