JP2000185553A - 変位自在のサンシェ―ド部材を有する開閉自在な車両ル―フ - Google Patents

変位自在のサンシェ―ド部材を有する開閉自在な車両ル―フ

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JP2000185553A
JP2000185553A JP11361508A JP36150899A JP2000185553A JP 2000185553 A JP2000185553 A JP 2000185553A JP 11361508 A JP11361508 A JP 11361508A JP 36150899 A JP36150899 A JP 36150899A JP 2000185553 A JP2000185553 A JP 2000185553A
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roof
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Thomas Staltmayer
シュタルツマイヤァ トーマス
Hirschvogel Engelbert
ヒルシュフォーゲル エンゲルベルト
Guenter Schwanitz
シュヴァニッツ ギュンター
Martin Danzl
ダンツル マルティーン
Robert Werner
ヴェルナァ ローベルト
Siegfried Betz
ベッツ ズィークフリート
Erik Hilfrich
ヒルフリッヒ エーリク
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Webasto Vehicle Systems International GmbH
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    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J7/00Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs
    • B60J7/08Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of non-sliding type, i.e. movable or removable roofs or panels, e.g. let-down tops or roofs capable of being easily detached or of assuming a collapsed or inoperative position
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 昇降自在な透明のカバーと、摺動自在で昇降
自在なサンシェード部材とを有し、しかも、可能な限り
簡単に且つ妥当なコストで構成される車両ルーフを創成
する。 【解決手段】 閉鎖位置では固定ルーフ面10のルーフ
開口部12を閉鎖し、換気目的のため上昇できるカバー
14と、サンシェード部材によって車内スペース18か
らカバーへの視野またはルーフ開口部が遮蔽される閉鎖
位置から、カバーへの視野またはルーフ開口部を解放す
るため摺動でき且つまた換気機能の支援のためにカバー
とともに上昇できる変位自在のサンシェード部材16,
116とを有する車両ルーフにおいて、サンシェード部
材16,116は、カバー14に関して所定の位置範囲
にある場合には、カバーの上昇時にカバーによって駆動
されるようカバーに連結されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、開閉自在の車両ル
ーフ、特に、閉鎖位置では固定ルーフ面のルーフ開口部
を閉鎖し、換気目的のため上昇できるカバーと、サンシ
ェード部材によって車内スペースからカバーへの視野ま
たはルーフ開口部が遮蔽される閉鎖位置から、カバーへ
の視野またはルーフ開口部を解放するため摺動でき且つ
また換気機能の支援のためにカバーとともに上昇できる
変位自在のサンシェード部材とを有する車両ルーフ、に
関する。
【0002】
【従来の技術】この種の車両ルーフは、ドイツ特許第1
9513971号から公知である。この場合、ルーフ開
口部の解放のため、閉鎖位置から、選択的に、カバーを
上昇でき、あるいは、固定ルーフ面の下方に後方へ引も
どすことができる。カバーおよびサンシェード部材は、
それぞれ、別個の変位機構を備えており、それぞれ電動
機および非伸縮性駆動ケーブルを含む2つの別個の駆動
装置によって駆動される。サンシェード部材およびカバ
ーの摺動操作および旋回操作を調和させて衝突を排除す
るため、電気制御回路が設けてある。しかしながら、こ
の衝突防止の枠内において、カバーおよびサンシェード
部材は、相互に無関係に変位できる。
【0003】上記車両ルーフの場合、構成に経費がかか
り、特に、2つの別個の駆動装置が必要であるという欠
点がある。より簡単な開閉自在の車両ルーフは、ドイツ
特許第4330599号から公知である。この場合、閉
鎖位置から選択的に上昇できるまたは固定ルーフ面の下
方へ後方へ摺動できるカバーおよび上昇できないがルー
フ縦方向へ摺動できるサンシェード部材が設けてある。
駆動装置は、カバーの引もどし時に、ルーフ開口部の解
放のため、サンシェード部材がカバーによって自動的に
駆動されるよう作用する。カバーが引もどされてない場
合、即ち、カバーが閉鎖または上昇されている場合、透
明なカバーを介する車内への光の入射を所望の如く制御
するため、スライド部材を手動で摺動させる。
【0004】この車両ルーフの場合、カバー上昇時に換
気機能を支持するため、サンシェード部材を上昇できな
いという欠点がある。ドイツ特許第2551335号に
は、閉鎖位置から選択的に上昇できまたは固定ルーフ面
の下方へ後方へ摺動でき、カバーへの視野を遮るために
サンシェード部材を固定した不透明なカバーを有する開
閉自在の車両ルーフが記載されている。しかしながら、
このような系は、透明なカバーには不適である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、昇降
自在な透明のカバーと、摺動自在で昇降自在なサンシェ
ード部材とを有し、しかも、可能な限り簡単に且つ妥当
なコストで構成される車両ルーフを創成することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題は、請求項1ま
たは16として開示した車両ルーフによって解決され
る。請求項1に係る車両ルーフは、閉鎖位置では固定ル
ーフ面のルーフ開口部を閉鎖し、換気目的のため上昇で
きるカバーと、サンシェード部材によって車内スペース
からカバーへの視野またはルーフ開口部が遮蔽される閉
鎖位置から、カバーへの視野またはルーフ開口部を解放
するため摺動でき且つまた換気機能の支援のためにカバ
ーとともに上昇できる変位自在のサンシェード部材とを
有する車両ルーフにおいて、サンシェード部材が、カバ
ーに関して所定の位置範囲にある場合には、カバーの上
昇時にカバーによって駆動されるようカバーに連結され
ていることを特徴とする車両ルーフである。
【0007】請求項16に係る車両ルーフは、閉鎖位置
では固定ルーフ面のルーフ開口部を閉鎖し、換気目的の
ため上昇できるカバーと、サンシェード部材によって車
内スペースからカバーへの視野またはルーフ開口部が遮
蔽される閉鎖位置から、カバーへの視野またはルーフ開
口部を解放するため摺動でき且つまた換気機能の支援の
ためにカバーとともに上昇できる変位自在のサンシェー
ド部材とを有する車両ルーフにおいて、サンシェード部
材が、カバーに関して所定の位置範囲にある場合には、
カバーの上昇時にカバーによって駆動されるようカバー
に連結できることを特徴とする車両ルーフである。
【0008】本発明に係る上記解決法の場合、サンシェ
ード部材の最適な機能性、即ち、ルーフ開口部またはカ
バーへの視野の解放のための摺動機能および換気機能支
援のための上昇機能にも拘わらず、サンシェード部材の
駆動装置を補足する必要ないので、車両ルーフの簡単な
構造が可能であるという利点がある。請求項1に開示の
解決法の場合、サンシェード部材の恒久的な駆動機能が
設けてある。即ち、カバーの上昇時にカバーによってサ
ンシェード部材が駆動されるか否かは、サンシェード部
材とカバーとの間の相対位置にのみ依存する。この解決
法は、サンシェード部材の特に簡単な操作を保証する。
【0009】他方、請求項16に開示の解決法の場合、
サンシェード部材の駆動機能は、選択的に構成されてい
る。即ち、操作者自身が、カバーの上昇時にカバーによ
ってサンシェード部材を駆動すべきか否かを決定でき
る。かくして、操作のより高いフレキシビリティが可能
である。双方の事例において、サンシェード部材が閉鎖
位置にまたはその近傍にある場合に、カバー上昇時にサ
ンシェード部材が駆動されれば好ましい。好ましい実施
形態にもとづき、サンシェード部材をカバーに係止でき
る。この場合、カバーおよびサンシェード部材の閉鎖位
置において係止を行うのが好ましく、カバーに関するサ
ンシェード部材の摺動によって係止を行うか解除するの
が好ましい。
【0010】請求項1に開示の恒久的駆動機能を有する
解決法の好ましい実施形態の場合、カバーの上昇状態に
おいて、サンシェード部材を上昇状態からまたは上昇状
態へ摺動させることができる。かくして、操作が極めて
簡単であるという利点が得られる。なぜならば、サンシ
ェード部材が、カバー位置とは全く無関係に摺動できる
ので、操作者は、カバーまたはサンシェード部材の位置
を考慮する必要がないからである。特に、カバーを閉鎖
位置に下降することなく、サンシェード部材を上昇状態
から直ちに摺動させることができる。
【0011】この場合、サンシェード部材は、その摺動
のため、サンシェード部材の上昇方向へ旋回自在に軸支
した案内要素を含む案内装置に案内するのが好ましい。
これは、特に簡単で確実な補足方策である。更に、カバ
ーが、上昇時に、案内要素を駆動するよう、カバーを案
内要素に結合するのが好ましい。かくして、確実な運転
が達成される。この場合、案内要素の旋回軸受が、カバ
ーの摺動方向へ摺動できれば好ましい。かくして、摺動
運動時にも案内要素を介してサンシェード部材を駆動で
きるカバーの摺動機能を簡単に実現できる。
【0012】サンシェード部材に構成した相手方部材
(すべりシュー)と係合する案内スリットを有する連結
機構として案内要素を構成するのが好ましい。好ましい
実施形態の場合、凹みへの頚軸の係合によってカバーと
案内要素とを連結する。恒久的駆動機能を有する解決法
の別の実施形態にもとづき、サンシェード部材は、上昇
状態では摺動できないが、非上昇状態では、カバーの位
置とは無関係に摺動できる。これは、特に簡単な実施形
態をなす。特定の相対位置範囲においてすべり係合によ
ってカバーとサンシェード部材とを結合すれば好まし
い。この場合、すべり方向は、上昇方向に対して垂直で
ある。この結合は、サンシェード部材に構成した連結機
構と係合する頚軸をカバーに構成することによって実現
するのが好ましい。
【0013】選択的な駆動機能を有する解決法の好まし
い実施形態にもとづき、サンシェード部材とカバーとの
間の結合は、作動時に交互に開放または閉鎖するロック
(“クリック・クラック・ロック”)を介して行う。上
記解決法の他の実施形態の場合、作動要素によってカバ
ーおよびサンシェード部材をすべり係合させることによ
って、結合を行う。この場合、すべり方向は、上昇方向
に対して垂直である。この場合、サンシェード部材は、
解離時に、過大な騒音発生を避けるため、上昇位置にあ
るカバーとともに減衰下降されるよう支持するのが好ま
しい。
【0014】作動要素は、ロッドを有するレバーとして
構成するのが好ましい。他の有利な実施形態を従属請求
項に示した。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、添付の図面を参照して本
発明の4つの実施形態を詳細に説明する。図1−8に、
恒久的駆動機構を有する第1実施形態を示した。固定ル
ーフ面10には、図1に示した閉鎖位置において透明な
カバー14によって閉鎖されるルーフ開口部12が構成
されている。カバー14の下方には、図1に示した閉鎖
位置において、車内スペース18への過大な光の入射を
阻止するため、透明なカバーを下方から完全に被うサン
シェード部材16が設けてある。
【0016】サンシェード部材16の前部範囲の下面に
は、運転者または添乗者がカバー14に関してサンシェ
ード部材16を摺動するためのグリップ凹み24が設け
てある。サンシェード部材16の後端には、上方または
下方へ旋回自在なよう支持点30に後端で支持した案内
要素32に構成されたすべりシュー26が設置してあ
る。支持点30は、ルーフに固定の案内レール36内を
ルーフ縦方向へ摺動できる。支持点30を有する案内要
素32の後端には、ルーフに固定の案内レール36内を
支持点30とともに摺動できる案内要素34が続いてい
る。
【0017】カバー14の後端には、旋回自在な案内要
素32に構成された開口42に頚軸40で係合する駆動
要素38が設置してある。開口42は、頚軸が、本質的
に、サンシェード部材16の摺動方向およびカバー14
およびサンシェード部材16の上昇方向へ摺動自在に案
内されるよう、構成されている。通常の駆動装置、例え
ば、非伸縮性駆動ケーブルによって電動機およびピニオ
ンを介して駆動される昇降機構によってカバー14を上
昇する場合、カバー上縁が、上昇され、この場合、駆動
要素38を介して、ルーフ開口部12に差込まれる旋回
自在の案内要素32の前端を上昇する。この場合、旋回
自在の案内要素32の連結スリット28にすべりシュー
40が係合することによって、サンシェード部材16の
後端も上昇され、かくして、カバー14の上昇運動によ
って、サンシェード部材16が本質的に平行に駆動さ
れ、従って、上記サンシェード部材が、同じく上昇され
る(図2参照)。サンシェード部材16を上昇位置に駆
動することによって、ルーフ開口部12の後端には、車
内スペース18の換気のための換気口が形成される。
【0018】運転者または添乗者は、透明カバー14を
介する光の入射を要望した場合、グリップ凹み24によ
って手操作でサンシェード部材16を後方へ摺動して、
ルーフ開口部12を開放し、かくして、カバー14への
視野またはカバーを介する視野を解放する(図3)。カ
バー14の図1に示した閉鎖位置においてもカバー14
の図2に示した換気位置においても、上記操作は、容易
に可能である。即ち、すべりシュー26を、まず、旋回
自在の案内要素32の連結スリット28内を後方へ摺動
させ、次いで、案内要素34内を後方へ摺動させ、最後
に、ルーフに固定の案内レール36内を後方へ摺動させ
ればよい。この場合、案内要素32,34は、位置不動
である。図2に示した上昇位置からサンシェード部材1
6の摺動を開始すれば、サンシェード部材16の後縁
が、まず、旋回自在な案内要素32の上方へ旋回された
位置にもとづき、下降され、かくして、サンシェード部
材16を固定ルーフ面の下方に後方へ摺動させることが
できる。この場合、カバー16を下降させる必要はな
い。カバー14の上昇状態でも、後方へ摺動されたサン
シェード部材16を、逆経路で簡単に、カバー14の下
方に再び摺動できる。この場合、カバー14の上昇状態
において、旋回された案内要素32は、サンシェード部
材16を対応して上昇する。
【0019】案内要素32,34の摺動可能性によっ
て、カバー14の後縁を閉鎖位置から下降でき、次い
で、固定ルーフ面10の下方へ後方へ摺動させることが
できる。この場合、案内要素32,34は、同じく、後
方へ摺動され、この際、サンシェード部材16を後方へ
駆動する。図4−8に、サンシェード部材16の昇降の
ための駆動機構を詳細に示した。この場合、すべりシュ
ー26は、2つの固定要素44;46によってサンシェ
ード部材16にねじ止めされている。旋回自在な案内要
素32は、レバー状に構成されている。この場合、旋回
軸受30は、案内要素32の後端に、ルーフ縦方向へ摺
動自在に支持した固定要素52の対応する頚軸50に懸
架される開口48を設けることによって、構成される。
駆動要素38は、旋回自在な案内要素32の頚軸40の
ための開口42を有する要素54と、上記要素に固定さ
れ且つカバー14の下面に結合された要素56とから形
成される。旋回自在な案内要素12を支持した固定要素
52は、ルーフ縦方向へ摺動自在に支持し且つ案内要素
34を構成した他の要素58に結合されている。要素5
4には、カタカタ鳴る騒音などを阻止するため、旋回自
在の案内要素32の前部自由端を下方へ負荷するバネ6
0が設置してある。
【0020】ルーフに固定の要素56は、カバーが上昇
されてない場合に摺動自在の要素58の開口64に導入
され、かくして、ルーフ縦方向の力結合を実現する頚軸
62を有する。カバー14の引もどし時、連結スリット
28の前端66に対するシュー26の当接にもとづき、
要素58および案内要素32によって、サンシェード部
材は後方へ駆動される。カバー14は、単なるチルトカ
バーとして構成できる。この場合、旋回自在な案内要素
32は、ルーフに位置不動に樞着される。
【0021】なお、第4図からわかるように、ピン50
はホール48に連結される。更に、ピン62は64にジ
ャーナル状に連結されている。ピン40はスロット42
に係合している。また、第4図は本発明の模範的一例の
みを示すものであり、連続製造による部品(ドリップレ
ールホルダ38又はスライダ58等)を用いて、付加的
部品(要素54、固定要素52)と組み合わせて本発明
の機能を実現するものである。従って、部品54及び3
8は別々の部品ではなく一部品とすることができ、部品
52及び58も一部品とすることができる。第4図の中
央部のボルトは、カバー14の図示しないクリスに固定
され、カバー14を傾斜させる。
【0022】図9−11に示した恒久的駆動機能を有す
る第2実施形態は、特に、旋回自在な案内要素が設けて
なく、従って、カバーを上昇すると同時にサンシェード
部材を上昇した場合に、後方へのサンシェード部材の摺
動が不可能であるという点において、図1−8に示した
第1実施形態と異なる。駆動要素138は、カバー14
の後部範囲の下面に設置してあり、下端に頚軸140を
設けたアーム162を含む。カバー14およびサンシェ
ード部材116が、図9に示した閉鎖位置にまたはその
近傍にある場合、駆動要素138の頚軸140は、サン
シェード部材116の後部範囲の上面に設置された連結
機構142の連結スリット142に摺動自在に係合す
る。この場合、連結スリット142は、本質的に、サン
シェード部材116の縦方向へ延びる。
【0023】更に、カバー14の前端の下面には、図
9,11に示した位置において、サンシェード部材11
6の前端の上面に構成された係止ノーズ22と係合する
係止受け20が構成されており、かくして、カバー14
およびサンシェード部材116は、相互に係止される。
受け20およびノーズ22は、カバー14に関するサン
シェード部材116の摺動によって係止状態を達成また
は解除できるよう、弾性的に構成されている。図9に示
した閉鎖位置から出発してカバー14の後端を上昇する
と、駆動要素138の頚軸140がサンシェード部材1
16の連結機構164に係合することによって、カバー
が、サンシェード部材116の後端を駆動し、かくし
て、サンシェード部材116も同じく上昇位置に置かれ
る。図11に示した如く、上昇位置への上記駆動時にサ
ンシェード部材116の後端が前端に関して上方へ湾曲
されるよう、サンシェード部材116を構成できる。
【0024】この位置では、サンシェード部材116を
後方へ摺動できない。なぜならば、詳細には説明しない
が、カバー上昇によって、カバー14およびサンシェー
ド部材116が相互にロックされるからである。しかし
ながら、図11に示した上昇位置からカバー14を解放
する場合は、まず、カバー14をサンシェード部材11
6とともに図8に示した閉鎖位置に再び下降しなければ
ならない。次いで、上記閉鎖位置からグリップ凹み24
によってサンシェード部材116を後方へ摺動させるこ
とができる。この場合、第1に、頚軸140は、なお、
連結スリット142に係合しているので、サンシェード
部材116は、なお、カバー14に関して案内される。
図10に示した如く、サンシェード部材116を固定ル
ーフ面10の下方へ後方へほぼ完全に摺動させてカバー
14を解放できる。
【0025】駆動要素138の頚軸140がサンシェー
ド部材の連結スリット142に係合しない程度にサンシ
ェード部材116を後方へ摺動させた状態において、カ
バー14をその閉鎖位置から上昇する場合、サンシェー
ド部材116が上昇位置に駆動されることはない。この
場合、カバー14を上昇しても、サンシェード部材11
6は、カバー14とは無関係に摺動可能状態にとどま
る。このような場合、頚軸140が上方から連結機構1
64に下降される程にはサンシェード部材116が前方
にない場合に限り、カバー14が下降されることに留意
すべきであり、あるいは、前方からの頚軸140の導入
が可能なよう、連結機構164を対応して構成しなけれ
ばならない。
【0026】図12−14に示した第3実施形態は、図
9−11に示した第2実施形態に類似しているが、作動
要素によって、サンシェード部材116に関する作動要
素による駆動機能を選択的に中断できる点について第2
実施形態とは異なる。このために、連結機構164は、
サンシェード部材116に固定してなく、作動要素によ
ってサンシェード部材116に関してサンシェード部材
116の摺動方向へ摺動される。この場合、作動要素
は、グリップ凹み24の範囲に設置した選択レバー17
0と、摺動自在の連結機構164に樞着され上記選択レ
バーによって作動されるロッド172とを含む。この場
合、選択レバー170の位置に応じて、連結機構164
は、サンシェード部材116に関して前方または後方へ
摺動される。この場合、摺動路は、図12に示したカバ
ー14およびサンシェード部材116の閉鎖状態におい
て,1つの位置では、駆動要素138の頚軸140が連
結機構164の連結スリット142に係合し、かくし
て、カバー14およびサンシェード部材116は、図9
−11の第2実施形態の場合と同様、カバー14の上昇
運動時に駆動のために連結され、一方、第2位置(図1
2に破線で示した)では、頚軸14は、連結スリット1
42に係合せず、従って、この場合、カバー14もサン
シェード部材116も閉鎖位置にあっても、カバー14
の上昇時にサンシェード部材116の駆動が起きること
はない。しかしながら、図14に示した如く、カバー1
4が上昇位置にあり、サンシェード部材116が、上昇
時に駆動された場合も、選択レバー170を作動でき
る。この場合、頚軸140が連結スリット142から解
離されることによって、サンシェード部材116の端部
が解放される。サンシェード部材116の後端の過度に
速い自動的下降を阻止するため、サンシェード部材11
6の後部範囲は、選択レバー170の作動によってカバ
ー14から対応して解離された際にサンシェード部材1
16の減衰された自動的下降を誘起する対応する機構
(図示してない)に結合されている。
【0027】前記図12〜14の実施例については、勿
論ヘッドライナー116の上側に、ノブ170によって
回転され、ガイド164を前後に移動させるためのロッ
ド172が連結された偏心ディスクまたはレバーが存在
しなければならない。(添付の図12及び14に示すよ
うに)図面の大幅な補正をしなくても、ノブ170に連
結され且つヘッドライナー116の上方に伸びる部品1
71は、突出平面に実質的に垂直に伸びるレバーであっ
て、その一端部がノブ170の軸の上端に固定され、そ
の他端部(図面では隠れている)がロッド172に連結
されている。ロッド172の後端部は、ヘッドライナー
116上を摺動自在に案内されるクリス164に連結さ
れる。
【0028】図15−17に示した第4実施形態は、図
12−14に示した実施形態と同様、選択的駆動機能を
有する車両ルーフであるが、第4実施形態は、駆動機能
のための連結が、カバーとサンシェード部材との間の選
択的すべり係合によって行われるのではなく、カバー1
4の下面に設置された要素182とサンシェード部材1
16の上面に構成され要素182と共働する相手方部材
184と作動レバー186とを含みカバー14またはサ
ンシェード部材116の後端に構成されたロック機構1
80によって行われるという点で第3実施形態とは異な
る。ロック機構180は、作動時に交互に開放または閉
鎖されるよう構成されている(“噛合いロック機
構”)。
【0029】ロック機構180のロック状態において、
カバー14の上昇時、サンシェード部材116の後端
は、図15に示した閉鎖位置から出発して上昇位置に駆
動される(図17参照)。このような上昇位置において
作動レバー186を作動してロック機構180を開放す
ると、駆動要素の後端が、自動的に下降する。この場
合、無用な騒音発生を避けるため、減衰機構(図示して
ない)を設けるのが好ましい。次いで、サンシェード部
材116を固定ルーフ面10の下方へ後方へ摺動してカ
バー14を解放できる。図15に示した閉鎖位置におい
て既にロック機構180が開放されている場合、サンシ
ェード部材116は、カバー14の上昇時、全く駆動さ
れない。
【0030】カバー14の閉鎖状態において、ロック機
構180を開放すれば、サンシェード部材116を図1
5に示した閉鎖位置から出発して固定ルーフ面の下方へ
後方へ摺動できる(図16参照)。更に、カバー14が
上昇状態にあり且つサンシェード部材116が駆動され
てない場合、まず、サンシェード部材の前端がカバー1
4に係止される閉鎖位置に前方へサンシェード部材11
6を摺動させることによって、サンシェード部材116
を上昇位置に手操作でセツトでき、次いで、サンシェー
ド部材116の後端を上昇されたカバー14に手操作で
接触させ、作動レバー186によってロック機構180
をロックできる。
【0031】図示のすべての実施形態の場合、カバー1
4は、チルトカバーまたはスライド・チルトカバーとし
て構成できる。後者の場合、カバーとサンシェード部材
との間の駆動機構または連結機構は、カバー後縁を固定
ルーフ面の下方へ下降する際に、対応する相対的昇降を
行い得るよう構成できる。図18、19は、後方ドリッ
プレール190とカバー14及びヘッドライナー16と
の関連性を示している。後方ドリップレール190はス
ライド192でピン191とジャーナル連結される。後
方ドリップレール190はその前端付近でレバー193
を介してカバー14に固定されたクリス194に連結さ
れる。カバー14が傾斜状態にあるとき、ドリップレー
ル190の前端はレバー193により後方固定ルーフ面
195上方へ傾く。
【0032】図19に示すように、ドリップレール19
0の底部はガイド手段196に連結している。ガイド手
段196はピン198を案内する案内スロット197を
有している。ガイドピン198は摺動−傾斜ヘッドライ
ナー16に突出平面に垂直に摺動可能に取り付けられた
連結装置200に固定される。スロット197の上方案
内面197Aの後部197Bは弓状に形成され、ドリッ
プレール190の傾斜動の間、後方水平案内路199の
隣接する上方案内面199Aに常に密着状態を保つよう
になっている。後方水平案内路199は後方へ押される
とヘッドライナー16の後方スライダを案内する。
【0033】後方水平案内路199の始点は突出平面に
垂直な楔形となっており、それにより、カバー14が傾
斜したままでもヘッドライナー16が手動で下げられて
後方へ押された場合、ピン198はスロット197から
外れ、同時にスライダ201が案内路199と係合する
ようになっている。ヘッドライナー16の上側におい
て、引張りばね状の弾性部材202の一端部が傾斜した
ヘッドライナー16の後部に固定され、他端部(図示せ
ず)が傾斜していないヘッドライナー16の前部の上側
に固定されている(例えば図17のグリップ部材2
4)。弾性部材202はヘッドライナー16の後端部を
前方へ引っ張り、ピン198とスロット197の下側案
内面との支持係合を維持し、これによりヘッドライナー
16の後端部がその重みによってスロット197に沿っ
て滑り落ちないようになっている。
【0034】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、種々変形することができる。各種の実
施形態によるヘッドライナーの連結については、ヘッド
ライナーの後端部をカバーの傾斜動に自動的に連結して
換気性を高める一方で、カバーが傾斜したままでもヘッ
ドライナーが常に後方へ摺動できるようにすることが主
な目的である。しかし、使用者が何らかの理由によりヘ
ッドライナーと傾斜するカバーとの自動的な連結を望ま
ない場合は、何れかの実施形態において、使用者はヘッ
ドライナーとカバーとの連結を外すことができる。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、サンシェード部材の最
適な機能性、即ち、ルーフ開口部またはカバーへの視野
の解放のための摺動機能および換気機能支援のための上
昇機能にも拘わらず、サンシェード部材の駆動装置を補
足する必要ないので、車両ルーフの簡単な構造が可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の略側面図である。
【図2】他の位置にある本発明の第1実施形態の略側面
図である。
【図3】他の位置にある本発明の第1実施形態の略側面
図である。
【図4】図1−3の車両ルーフの駆動機構の展開図であ
る。
【図5】組込状態の図4の駆動機構の各種斜視図であ
る。
【図6】駆動機構の他の斜視図である。
【図7】駆動機構の他の斜視図である。
【図8】駆動機構の他の斜視図である。
【図9】本発明の第2実施形態の略側面図である。
【図10】他の位置にある本発明の第2実施形態の略側
面図である。
【図11】他の位置にある本発明の第2実施形態の略側
面図である。
【図12】本発明の第3実施形態の略側面図である。
【図13】他の位置にある本発明の第3実施形態の略側
面図である。
【図14】他の位置にある本発明の第3実施形態の略側
面図である。
【図15】本発明の第4実施形態の略側面図である。
【図16】他の位置にある本発明の第4実施形態の略側
面図である。
【図17】他の位置にある本発明の第4実施形態の略側
面図である。
【図18】後方ドリップレールとカバーとの関連性を示
す略側面図である。
【図19】後方ドリップレールとヘッドライナーとの関
連性を示す略側面図である。
【符号の説明】
10 固定ルーフ面 12 ルーフ開口部 14 カバー 16 サンシェード部材 18 車内スペース 32 案内要素 40 頚軸 42 開口 116 サンシェード部材 140 頚軸 142 連結スリット 164 連結機構 170 作動要素(レバー) 172 作動要素(ロッド) 180 ロック機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 トーマス シュタルツマイヤァ ドイツ、82131 ガウティング、ベッカァ シュトラーセ 15 (72)発明者 エンゲルベルト ヒルシュフォーゲル ドイツ、86928 ホーフシュテッテン、ブ ーフガルテン 20 (72)発明者 ギュンター シュヴァニッツ ドイツ、82362 ヴァイルハイム、モース シュトラーセ 12 (72)発明者 マルティーン ダンツル ドイツ、82115 ノイボイエルン、プレッ テンヴェーク 3 (72)発明者 ローベルト ヴェルナァ ドイツ、85135 シュタンハム、ピルシェ ヴェーク 20 (72)発明者 ズィークフリート ベッツ ドイツ、85139 ヴェットシュテッテン、 マックス−エマーヌエル−シュトラーセ 19 (72)発明者 エーリク ヒルフリッヒ ドイツ、85049 インゴルシュタット、レ ーヴェリンクシュトラーセ 108アー

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 閉鎖位置では固定ルーフ面(10)のル
    ーフ開口部(12)を閉鎖し、換気目的のため上昇でき
    るカバー(14)と、サンシェード部材によって車内ス
    ペース(18)からカバーへの視野またはルーフ開口部
    が遮蔽される閉鎖位置から、カバーへの視野またはルー
    フ開口部を解放するため摺動でき且つまた換気機能の支
    援のためにカバーとともに上昇できる変位自在のサンシ
    ェード部材(16,116)とを有する車両ルーフにお
    いて、サンシェード部材(16,116)が、カバー
    (14)に関して所定の位置範囲にある場合には、カバ
    ーの上昇時にカバーによって駆動されるようカバーに連
    結されていることを特徴とする車両ルーフ。
  2. 【請求項2】 サンシェード部材(16,116)が、
    閉鎖位置にまたはその近傍にある場合には、カバー(1
    4)の上昇時に駆動されることを特徴とする請求項1記
    載の車両ルーフ。
  3. 【請求項3】 カバー(14)の上昇状態において、サ
    ンシェード部材(16)が上昇状態からまたは上昇状態
    に摺動できることを特徴とする請求項1または2記載の
    車両ルーフ。
  4. 【請求項4】 サンシェード部材(16)が、摺動のた
    め、サンシェード部材の上昇方向へ旋回自在に支持され
    た案内要素(32)を含む案内装置に案内されているこ
    とを特徴とする請求項3記載の車両ルーフ。
  5. 【請求項5】 カバー(14)が、案内要素(32)に
    連結されており、従って、カバーの上昇運動時に案内要
    素を駆動することを特徴とする請求項4記載の車両ルー
    フ。
  6. 【請求項6】 カバー(14)および案内要素(32)
    が、開口(42)への頚軸(40)の係合によって連結
    されていることを特徴とする請求項5記載の車両ルー
    フ。
  7. 【請求項7】 頚軸(40)が、案内要素(32)に構
    成されており、開口(42)が、カバー(14)に設置
    された構成部材(38)に構成されていることを特徴と
    する請求項6記載の車両ルーフ。
  8. 【請求項8】 案内要素(32)の旋回軸受(30)
    が、カバー(14)の摺動方向へ摺動できることを特徴
    とする請求項5−7の1つに記載の車両ルーフ。
  9. 【請求項9】 案内要素(32)の旋回点が、案内要素
    の一端にあることを特徴とする請求項5−8の1つに記
    載の車両ルーフ。
  10. 【請求項10】 案内要素(32)の樞着端には、ルー
    フに固定の案内(36)内をカバー(14)の摺動方向
    へ摺動できる案内レール(34)が続いていることを特
    徴とする請求項9記載の車両ルーフ。
  11. 【請求項11】 案内要素(32)が、サンシェード部
    材(16)に構成された相手方部材(26)が係合する
    案内スリット(28)を有する連結機構として構成され
    ていることを特徴とする請求項4−10の1つに記載の
    車両ルーフ。
  12. 【請求項12】 カバー(14)が、閉鎖位置から固定
    ルーフ面(10)の下方へ後方へ摺動でき、案内要素
    (32)が、カバーが上記摺動時にサンシェード部材
    (16)を後方へ駆動するよう、構成されていることを
    特徴とする請求項8記載の車両ルーフ。
  13. 【請求項13】 サンシェード部材(16)が、上昇状
    態では摺動できないが、非上昇状態ではカバー位置とは
    無関係に摺動できることを特徴とする請求項1または2
    記載の車両ルーフ。
  14. 【請求項14】 カバー(14)およびサンシェード部
    材(116)が、特定の相対位置範囲においてすべり係
    合によって連結されており、すべり方向が、上昇方向に
    対して本質的に垂直であることを特徴とする請求項13
    記載の車両ルーフ。
  15. 【請求項15】 カバー(14)には、サンシェード部
    材(116)に構成された連結機構(164)と係合す
    る要素(140)が構成されていることを特徴とする請
    求項14記載の車両ルーフ。
  16. 【請求項16】 閉鎖位置では固定ルーフ面(10)の
    ルーフ開口部(12)を閉鎖し、換気目的のため上昇で
    きるカバー(14)と、サンシェード部材によって車内
    スペース(18)からカバーへの視野またはルーフ開口
    部が遮蔽される閉鎖位置から、カバーへの視野またはル
    ーフ開口部を解放するため摺動でき且つまた換気機能の
    支援のためにカバーとともに上昇できる変位自在のサン
    シェード部材(116)とを有する車両ルーフにおい
    て、サンシェード部材(116)が、カバー(14)に
    関して所定の位置範囲にある場合には、カバーの上昇時
    にカバーによって駆動されるようカバーに連結できるこ
    とを特徴とする車両ルーフ。
  17. 【請求項17】 連結状態では、サンシェード部材(1
    16)が、閉鎖位置にまたはその近傍にある場合には、
    カバー(14)の上昇時に駆動されることを特徴とする
    請求項16記載の車両ルーフ。
  18. 【請求項18】 手操作で連結を実現または解除するこ
    とを特徴とする請求項16または17の車両ルーフ。
  19. 【請求項19】 作動時に交互に開放または閉鎖される
    ロック機構(180)によって連結を行うことを特徴と
    する請求項18記載の車両ルーフ。
  20. 【請求項20】 カバー(14)およびサンシェード部
    材(116)を作動要素(170,172)によってす
    べり係合させることによって連結を行い、この場合、す
    べり方向が、上昇方向に対して本質的に垂直であること
    を特徴とする請求項18記載の車両ルーフ。
  21. 【請求項21】 サンシェード部材(116)が、上昇
    位置においてカバー(14)から解離した際に減衰的に
    下降されるよう支持されていることを特徴とする請求項
    20記載の車両ルーフ。
  22. 【請求項22】 カバー(14)には、サンシェード部
    材(116)に支持され作動要素(170,172)に
    よって本質的に連結スリットの方向へ摺動される連結機
    構(164)の連結スリット(142)に係合する要素
    (頚軸140)が構成されていることを特徴とする請求
    項20または21記載の車両ルーフ。
  23. 【請求項23】 作動要素が、ロッド(172)を有す
    るレバー(170)として構成されていることを特徴と
    する請求項22の車両ルーフ。
  24. 【請求項24】 サンシェード部材(16,116)を
    カバー(14)に係止できることを特徴とする請求項1
    −23の1つに記載の車両ルーフ。
  25. 【請求項25】 カバー(14)およびサンシェード部
    材(16,116)が、閉鎖位置では、相互に係止され
    ており、カバー上昇時、係止状態が保持されることを特
    徴とする請求項24記載の車両ルーフ。
  26. 【請求項26】 カバー(14)とサンシェード部材
    (16,116)との間の係止が、カバーに関するサン
    シェード部材の摺動によって実現または解除されること
    を特徴とする請求項24または25記載の車両ルーフ。
  27. 【請求項27】 カバーの上昇時にサンシェード部材が
    駆動される際に後端が前端に関して上方へ湾曲されるよ
    う、サンシェード部材(116)が構成されていること
    を特徴とする請求項1−26の1つに記載の車両ルー
    フ。
  28. 【請求項28】 閉鎖位置から、選択的に、カバー(1
    4)を上昇できるか、あるいは、固定ルーフ面(10)
    の下方へ後方へ摺動できることを特徴とする請求項1−
    27の1つに記載の車両ルーフ。
  29. 【請求項29】 自動車用ルーフにおいて、固定ルーフ
    面のルーフ開口部を閉鎖する閉鎖位置と車内スペースの
    換気のために上昇された位置とを有するカバーと、車内
    スペースからカバーへの視野を遮蔽する閉鎖位置からカ
    バーが少なくとも部分的に露出される少なくとも1段プ
    ッシュバックされた位置へ移動可能な調節可能ヘッドラ
    イナー部と、ヘッドライナーをカバーと共に上昇される
    ようにカバーに巻きまわすように連結して換気性を高め
    るようにする連結機構と、を有し、前記連結機構はヘッ
    ドライナーがカバーに対して長さ方向の少なくとも1段
    プッシュバックされた位置まで移動可能になるようにヘ
    ッドライナー部をカバーから外すことができるように係
    脱自在になっていることを特徴とする車両ルーフ。
JP11361508A 1998-12-18 1999-12-20 変位自在のサンシェ―ド部材を有する開閉自在な車両ル―フ Pending JP2000185553A (ja)

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