JP2009262695A - チャイルドシートの装着構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】自動車3の最後部シート4の後方には、チャイルドシート1から引き出されたテザーベルト2を取り付けるためのベルト取付部6が設けてある。ベルト取付部6は、テザーベルト2のフック21を係止するためのテザーアンカ62と、テザーアンカ62を覆うテザーカバー7とを有している。テザーカバー7は、テザーアンカ62を覆う閉位置と、テザーアンカ62を露出させる開位置とに回動可能に設けてあると共に、テザーアンカ62にフック21を係止する際に開位置に保持し、テザーアンカ62にフック21を係止した状態において、閉位置に保持するよう構成してある。
【選択図】図1
Description
上記シートの後方には、上記チャイルドシートから引き出されたテザーベルトを取り付けるためのベルト取付部が設けてあり、
該ベルト取付部は、上記テザーベルトの先端部に設けたフックを係止するためのテザーアンカと、該テザーアンカを覆うテザーカバーとを有しており、
該テザーカバーは、上記テザーアンカを覆う閉位置と、該テザーアンカを露出させる開位置とに回動可能に設けてあると共に、上記テザーアンカに上記フックを係止する際に上記開位置に保持し、上記テザーアンカに上記フックを係止した状態において、上記閉位置に保持するよう構成してあることを特徴とするチャイルドシートの装着構造にある(請求項1)。
具体的には、本発明のベルト取付部は、テザーベルトにおけるフックを係止するためのテザーアンカと、このテザーアンカを覆うテザーカバーとを有している。また、テザーカバーは、テザーアンカを覆う閉位置と、テザーアンカを露出させる開位置とに回動可能に設けてある。
その後、テザーカバーを閉位置に回動させて保持することにより、フックをテザーアンカに係止した状態において、フックが外部にできるだけ露出しないようにすることができ、フック及びテザーアンカの周辺の見栄えが悪くなることを抑制することができる。
なお、チャイルドシートの未装着時においては、テザーカバーを閉位置に保持しておくことにより、テザーアンカが外部へ露出することを防止して、このテザーアンカの周辺の見栄えが悪くなることを防止することができる。
本発明において、上記テザーカバーは、後方側に設けた回動支点部を中心に回動して上記テザーアンカの前方側を開放するよう回動可能であり、上記テザーカバーの前方側には、テザー補助カバーが回動可能に設けてあり、該テザー補助カバーは、上記シートへの上記チャイルドシートの装着時には、上記フック又は上記テザーベルトの下方に退避した開位置に移動する一方、上記シートへの上記チャイルドシートの未装着時には、上記テザーカバーと共に上記テザーアンカを覆う閉位置に移動するよう構成することが好ましい(請求項2)。
この場合には、テザーカバー以外に、テザー補助カバーを用いることにより、チャイルドシートの未装着時において、テザーカバー及びテザー補助カバーを閉位置に保持することにより、テザーアンカの周辺が外部に露出することを効果的に抑制することができる。
また、チャイルドシートの装着時に、テザー補助カバーをフック又はテザーベルトの下方に退避させることにより、テザー補助カバーに、周辺の物が衝突し難くすることができる。これにより、テザー補助カバーが破損することを防止することができる。
この場合には、シートへのチャイルドシートの装着を行う作業者は、バネの付勢力に抗してテザー補助カバーを容易に開位置へ移動させることができる。また、チャイルドシートの未装着時には、テザー補助カバーを、バネの付勢力によって外部からの操作を必要とせず、閉位置に復帰させて保持させることができる。
本例のチャイルドシート1の装着構造は、図1、図2に示すごとく、自動車3におけるシート4にチャイルドシート1を装着するための構造である。シート4の後方には、チャイルドシート1から引き出されたテザーベルト(トップテザー)2を取り付けるためのベルト取付部6が設けてある。ベルト取付部6は、テザーベルト2の先端部に設けたフック21を係止するためのテザーアンカ62と、テザーアンカ62を覆うテザーカバー7とを有している。テザーカバー7は、図2に示すごとく、テザーアンカ62を覆う閉位置701と、図7に示すごとく、テザーアンカ62を露出させる開位置702とに回動可能に設けてあると共に、テザーアンカ62にフック21を係止する際に開位置702に保持し、テザーアンカ62にフック21を係止した状態において、閉位置701に保持するよう構成してある。
図1に示すごとく、本例の自動車3は、乗用自動車としてのコンバーチブルカーであり、本例のチャイルドシート1を装着するシート4は、コンバーチブルカーにおける最後部シート4である。この最後部シート4は、シートバック41のリクライニング機能を有しておらず、シートバック41の姿勢が固定されたものである。
図4に示すごとく、本例の最後部シート4は、シートバック41の上部に、前方Fへ倒すことができるよう構成した可倒式のヘッドレスト42を配設してなる。このヘッドレスト42は、シートバック41の側部等に設けた操作レバーを操作することによって、シートバック41の上部に設けた回動支点を中心に車両前方Fへ傾倒するよう構成してある。
また、図1に示すごとく、コンバーチブルカーの最後部シート4の上方(ロールバー5及びヘッドレスト42の上方)には、後方ウィンドウガラス34が配設されている。本例のテザーベルト2におけるフック21は、テザーベルト2をシートバック41とヘッドレスト42との間を通した状態で、テザーアンカ62に係止させるよう構成してある。
図5に示すごとく、本例のテザーカバー7及びテザー補助カバー8は、最後部シート4にチャイルドシート1を装着していない状態において、それぞれの閉位置701、801において、車内後部31におけるベルト取付部6に設けた開口部61を閉塞するよう構成されている。
また、同図に示すごとく、テザーカバー7を閉位置701に回動させて保持することにより、フック21をテザーアンカ62に係止した状態において、フック21が外部にできるだけ露出しないようにすることができ、フック21の周辺の見栄えが悪くなることを抑制することができる。
また、本例においては、チャイルドシート1の装着時において、テザーカバー7を閉位置701に保持しておくことにより、ベルト取付部6のテザーアンカ62の周辺に、ルーフをオープンにしたコンバーチブルカーの走行時に生じる風が巻き込まれることを効果的に抑制することができる。
2 テザーベルト
21 フック
3 自動車
31 車内後部
33 アンカーブラケット
34 後方ウィンドウガラス
4 最後部シート
41 シートバック
42 ヘッドレスト
5 ロールバー
51 貫通穴
6 ベルト取付部
61 開口部
62 テザーアンカ
7 テザーカバー
71 回動支点部
8 テザー補助カバー
81 バネ
Claims (4)
- 自動車におけるシートにチャイルドシートを装着する構造において、
上記シートの後方には、上記チャイルドシートから引き出されたテザーベルトを取り付けるためのベルト取付部が設けてあり、
該ベルト取付部は、上記テザーベルトの先端部に設けたフックを係止するためのテザーアンカと、該テザーアンカを覆うテザーカバーとを有しており、
該テザーカバーは、上記テザーアンカを覆う閉位置と、該テザーアンカを露出させる開位置とに回動可能に設けてあると共に、上記テザーアンカに上記フックを係止する際に上記開位置に保持し、上記テザーアンカに上記フックを係止した状態において、上記閉位置に保持するよう構成してあることを特徴とするチャイルドシートの装着構造。 - 請求項1において、上記テザーカバーは、後方側に設けた回動支点部を中心に回動して上記テザーアンカの前方側を開放するよう回動可能であり、
上記テザーカバーの前方側には、テザー補助カバーが回動可能に設けてあり、
該テザー補助カバーは、上記シートへの上記チャイルドシートの装着時には、上記フック又は上記テザーベルトの下方に退避した開位置に移動する一方、上記シートへの上記チャイルドシートの未装着時には、上記テザーカバーと共に上記テザーアンカを覆う閉位置に移動するよう構成してあることを特徴とするチャイルドシートの装着構造。 - 請求項2において、上記テザー補助カバーは、バネの付勢力によって上記閉位置に保持されると共に、上記フックを上記テザーアンカに係止させるときに上記バネの付勢力に抗して上記開位置に移動するよう構成してあることを特徴とするチャイルドシートの装着構造。
- 請求項1〜3のいずれか一項において、上記自動車は、コンバーチブルカー又はオープンカーであり、
上記シートは、上記コンバーチブルカー又はオープンカーにおける最後部シートであり、
該最後部シートは、シートバックの上部に、前方へ倒すことができるよう構成した可倒式のヘッドレストを配設してなり、
該ヘッドレストの後方には、車両衝突時に該ヘッドレストを支えると共に車両前後方向に向けた貫通穴を形成するアーチ状のロールバーが設けてあり、
上記ベルト取付部は、上記ロールバーの下方位置に設けてあり、
上記フックは、上記テザーベルトを上記シートバックと上記ヘッドレストとの間を通した状態で、上記テザーアンカに係止させるよう構成してあり、
上記ヘッドレストを前方へ倒すことによって上記シートバックの上方に形成された作業スペースを利用して、上記フックを上記テザーアンカに係止することができるよう構成したことを特徴とするチャイルドシートの装着構造。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014084075A (ja) * | 2012-10-26 | 2014-05-12 | Hayashi Telempu Co Ltd | 蓋構造 |
DE102017100285B4 (de) | 2016-01-12 | 2020-01-16 | GM Global Technology Operations LLC | Haltegurthakenhalterung mit rückprallsperre und fahrzeug |
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-
2008
- 2008-04-23 JP JP2008112977A patent/JP5371281B2/ja active Active
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