JP4247912B2 - 車両用シートの操作ノブ支持構造 - Google Patents

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本発明は、前後スライド可能な車両用シートのスライドロック機構を解除することができる車両用シートの操作ノブ支持構造に関するものである。
車両用シートの操作ノブ支持構造として、スライドロック機構から操作レバーを突出させたものが実用に供されている。
実用の車両用シートの操作ノブ支持構造は、操作ノブを操作レバーに一体的に形成すれば実用上十分であった。
このような車両用シートの操作ノブ支持構造として、車体の側壁に跳ね上げる車両用シートのスライドロック機構に操作レバーを設け、この操作レバーに操作ノブを設けたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特許第3526025号公報(第7−8頁、図1−4)
図7(a)〜(c)は従来の基本原理を説明する図であり、(a)において、着座状態にセットした車両用シート230を示し、車両用シート230は、シートクッション231にシートバック232をリクライニング可能に取付け、このシートバック232にヘッドレスト233をスライド自在に取付け、シートクッション231をスライド・跳ね上げ機構(スライドロック機構)234を介して跳ね上げ可能に取付け、シートクッション231の下面にシートロック機構235を取付け、このシートロック機構235を車体側のストライカ237に係止したものである。
さらに、車両用シート230は、着座状態でシートクッション231を前後スライド可能にする図8に示す操作レバー261を備える。
なお、スライド・跳ね上げ機構234はシートクッション231の前後スライドをさせるスライドロック機構に、シートクッション231を横方向に跳ね上げる跳ね上げ機構を付加したものである。
車両用シート230を収納するときは、先ず(b)に示すように、シートバック232を後方へ倒して略水平にし、ストライカ237からシートロック機構235を解除し、(c)に示すように、シートクッション231及びシートバック232を車室238内の側壁239に跳ね上げるようにする。
図8は従来の車両用シートの操作ノブ支持構造の側面断面図であり、車両用シートの操作ノブ支持構造260は、スライド・跳ね上げ機構234の構成部品にスライドロック状態を解除する操作レバー261を取付け、スライド・跳ね上げ機構234にスライドカバー(カバー)262を被せ、このスライドカバー262に凹部263を形成し、この凹部263に開口264を形成し、この開口264から操作レバー261の先端を望ませ、この操作レバー261の先端に操作ノブ265を取付けたものである。
しかし、車両用シートの操作ノブ支持構造260では、凹部263からスライドロック状態を解除する操作レバー261を望ませ、この操作レバー261の先端に操作ノブ265を取付けたものなので、操作レバー261を臨ますためには開口264が必要であり、操作レバー261の廻りから内部が見えてしまうことがあり、車両用シート230の外観を損なうことがある。
また、操作ノブ265は、側壁239に近い部分に設けることが多い部材である。従って、車両用シートの操作ノブ支持構造260では、人手を掛けるために側壁239から所定距離を離した部位に設定する必要があり、車両用シート230の幅方向の寸法を小さくしなければならない場合がある。
すなわち、外観性の向上を図ることができるとともに、車両用シートの幅方向の寸法を十分に稼ぐことができる車両用シートの操作ノブ支持構造が望まれる。
本発明は、車両用シートの外観を損なう点を解決し、車両用シートの外観性の向上を図ることができる車両用シートの操作ノブ支持構造を提供するとともに、車両用シートの幅方向の寸法を小さくしなければならない点を解決し、車両用シートの幅方向の寸法を十分に稼ぐことができる車両用シートの操作ノブ支持構造を提供することを課題とする。
請求項1に係る車両用シートの操作ノブ支持構造の発明は、シートクッションにシートバックを取付け、車体側にシートクッションをスライド可能に取付けるスライドロック機構を設け、このスライドロック機構を解除する操作ノブを設け、この操作ノブを突出させるとともにスライドロック機構を覆うスライドカバーを設けた車両用シートにおいて、
スライドロック機構に、シートクッションをスライド可能に取付けるレールと、このレールに係止する係止部材と、この係止部材をレール側に付勢する付勢手段と、を備えるとともに、スライドカバーに、操作ノブの下面形状に倣わした凹部を備え、操作ノブは、人手を掛けるノブ本体と、このノブ本体からスライドロック機構に延出する延出部とを備え、延出部が、弾性材で形成したインナ部材と、このインナ部材に被せられたアウタ部材とを有し、アウタ部材とノブ本体とが一体的に形成され、アウタ部材が、凹部からスライドカバーの内方に延びて上下方向に延出され、ノブ本体が、凹部からスライドカバーの外方に延びてアウタ部材に対して車体内方に傾斜して形成され、操作ノブを、操作ノブの非操作状態では、スライドロック機構側に付勢手段で引込むことで凹部に車体内方に傾斜した状態で自立支持させたことを特徴とする。
例えば、スライドカバーと操作ノブ廻りに隙間が発生することを防止できるとすれば、車両用シートの外観性の向上を図ることができるので好ましいことである。
そこで、スライドロック機構に、シートクッションをスライド可能に取付けるレールと、このレールに係止する係止部材と、この係止部材をレール側に付勢する付勢手段と、を備えるとともに、スライドカバーに操作ノブの下面形状に倣わした凹部を備え、操作ノブは、人手を掛けるノブ本体と、このノブ本体からスライドロック機構に延出する延出部とを備え、延出部が、弾性材で形成したインナ部材と、このインナ部材に被せられたアウタ部材とを有し、アウタ部材とノブ本体とが一体的に形成され、アウタ部材が、凹部からスライドカバーの内方に延びて上下方向に延出され、ノブ本体が、凹部からスライドカバーの外方に延びてアウタ部材に対して車体内方に傾斜して形成され、操作ノブを、操作ノブの非操作状態では、スライドロック機構側に付勢手段で引込むことで凹部に車体内方に傾斜した状態で自立支持させた。
また、操作ノブを車室の側壁近くに配置したとしても、操作性を良好にすることができるとすれば、車両用シートの幅方向の寸法を拡げることができるので好ましいことである。
そこで、操作ノブに、人手を掛けるノブ本体と、このノブ本体からスライドロック機構に延出する延出部とを備え、延出部が、弾性材で形成したインナ部材と、このインナ部材に被せられたアウタ部材とを有し、アウタ部材とノブ本体とが一体的に形成され、アウタ部材が、凹部からスライドカバーの内方に延びて上下方向に延出され、ノブ本体が、凹部からスライドカバーの外方に延びてアウタ部材に対して車体内方に傾斜して形成されることで、例えば、操作ノブを車室の側壁近くに設定したとしても、操作ノブを良好に操作することができる。
請求項1に係る発明では、スライドロック機構に、シートクッションをスライド可能に取付けるレールと、このレールに係止する係止部材と、この係止部材をレール側に付勢する付勢手段と、を備えるとともに、スライドカバーに操作ノブの下面形状に倣わした凹部を備、操作ノブは、人手を掛けるノブ本体と、このノブ本体からスライドロック機構に延出する延出部とを備え、延出部が、弾性材で形成したインナ部材と、このインナ部材に被せられたアウタ部材とを有し、アウタ部材とノブ本体とが一体的に形成され、アウタ部材が、凹部からスライドカバーの内方に延びて上下方向に延出され、ノブ本体が、凹部からスライドカバーの外方に延びてアウタ部材に対して車体内方に傾斜して形成され、操作ノブを、操作ノブの非操作状態では、スライドロック機構側に付勢手段で引込むことで凹部に車体内方に傾斜した状態で自立支持させた。この結果、スライドカバーと操作ノブ廻りに隙間が発生することを防止でき、車両用シートの外観性の向上を図ることができるという利点がある。
また、操作ノブに、人手を掛けるノブ本体と、このノブ本体からスライドロック機構に延出する延出部とを備え、延出部が、弾性材で形成したインナ部材と、このインナ部材に被せられたアウタ部材とを有し、アウタ部材とノブ本体とが一体的に形成され、アウタ部材が、凹部からスライドカバーの内方に延びて上下方向に延出され、ノブ本体が、凹部からスライドカバーの外方に延びてアウタ部材に対して車体内方に傾斜して形成されたので、例えば、操作ノブを車室の側壁近くに設定したとしても、操作ノブを良好に操作することができる。この結果、車両用シートの幅方向の寸法を拡げることができるという利点がある。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る車両用シートの操作ノブ支持構造を採用した車両の斜視図であり、
車両10は、フロアパネル22に第1列目シート(車両用シート)11、第2列目シート(車両用シート)12及び第3列目シート(車両用シート)13を配置し、これらのシート11〜13の多彩なシートアレンジで利便性に富んだ車室15空間を実現できる車両である。
第1列目シート11は、前後スライド可能且つ折畳み可能に構成した運転席シート16及び助手席シート17である。第2列目シート12は、前後スライド可能、折畳み可能且つ跳ね上げ可能なベンチシートである。また、第3列目シート13は、側壁18,18(一方の18は不図示)側に跳ね上げ可能な横跳ね上げ式の左右のシート30L,30Rであり、左右のシート30L,30Rは車体中心に関して左右対称のシートである。
以下、右のシート30Lを車両用シート30として説明する。
図2は本発明に係る車両用シートの操作ノブ支持構造を採用した車両用シートの斜視図であり、車両用シート30は、ホイールハウジング19上面にスライドロック機構としてのスライド・跳ね上げ機構31を介して側壁18側に横跳ね上げ可能に取付けたシートクッション32と、このシートクッション32にリクライニング可能に取付けたシートバック33と、このシートバック33に昇降可能(スライド可能)に取付けたヘッドレスト34と、スライド・跳ね上げ機構31を操作する操作ノブ(スライドノブ)35と、フロアパネル22側にシートクッション32を支持するために、シートクッション32下面に折畳み可能に取付けたシートロック機構36と、このシートロック機構36をフロアパネル22側にロックするために、フロアパネル22に設けた金属部材としてのストライカ37と、からなる。
すなわち、車両用シート30は、シートクッション32を車体14(図1参照)側に前後スライド可能に取付けたシートであって、シートクッション32側にシートバック33を折畳み、ストライカ37からシートロック機構36を解除し、このシートロック機構36をシートクッション32下面に折畳み、シートクッション32に折畳み済みのシートバック33及びシートクッション32を一体的に側壁18側に横跳ね上げ可能なシートである。
本発明に係る車両用シートの操作ノブ支持構造90は、車両用シート30の外観性の向上を図るとともに、スライド・跳ね上げ機構(スライドロック機構)31を操作する操作ノブ35の操作性の向上させる支持構造である。
図3は本発明に係る車両用シートの操作ノブ支持構造の分解斜視図であり、スライド・跳ね上げ機構(スライドロック機構)31は、シートクッション32のクッションフレーム71から一体的に且つL字に延出したシート側ブラケット72と、このシート側ブラケット72にブッシュ73,73及びボルト74,74を介して回転自在に取付ける車体側ブラケット75と、この車体側ブラケット75に第1リンク76を含む複数のリンク群77(図5参照)を介して昇降可能に取付けた係止部材78と、この係止部材78をスライド可能に案内するとともに所定位置に留め置くレール79と、このレール79の複数の凸部79a(図5参照)の一つに係止部材78の嵌合孔78a(図5参照)を係止するために第1リンク76の支持軸83廻りに且つ反時計方向に回転させる付勢手段84と、レール79に一体的に取付けることでホイールハウジング19上面にレール79を取付ける前・後レールホルダ85,86と、からなり、第1リンク76に取付けることで係止部材78をレール79から解除する操作ノブ(スライドノブ)35と、この操作ノブ35を支持するとともに車体側ブラケット75側を覆うスライドカバー(カバー)87と、を備える。
なお、スライド・跳ね上げ機構31はシートクッション32の前後スライドをさせるスライドロック機構に、シートクッション32を横方向に跳ね上げる跳ね上げ機構を付加したものである。
車体側ブラケット75は、ブラケット本体81と、このブラケット本体81の前後に取付けた前・後ブラケット82a,82bと、からなる。
なお、付勢手段84は、具体的には引張りばねであり、矢印A1方向に付勢することで、第1リンクをA2の如く回転させ、操作ノブを矢印A3方向に(下方に)付勢する(引き込む)で手段でもある。
スライドカバー87は、車体側ブラケット75、第1リンク76及び係止部材78などを覆うを覆うカバー本体88と、カバー本体88に形成した切り欠き部89と、この切り欠き部89に嵌合させることで操作ノブ35を案内するガーニッシュ(ガイド)91と、
シート側ブラケット72を収納する収納部92と、から構成したものである。
ガーニッシュ91は、操作ノブ35を自立支持する凹部93を備え、組立前に、操作ノブ35に予め嵌合(仮組み)するものである。
操作ノブ35は、ノブ本体94と、このノブ本体94からスライド・跳ね上げ機構31に延出する湾曲自在に形成した延出部95と、からなる。
ノブ本体94は、人手を掛ける開口96を備える。すなわち、開口96を備えることで操作ノブ35の引張り操作を容易に行うことができる。
延出部95は、弾性材で形成したインナ部材97と、このインナ部材97に被せるためにノブ本体94と一体的に形成したアウタ部材98とからなり、インナ部材97の先端に形成することで、スライド・跳ね上げ機構31側に操作ノブ35を係止する係止孔99aを備える。なお、99bは第1リンク76に操作ノブ35を取付けるファスナである。
なお、延出部95を、弾性材で形成したインナ部材97と、このインナ部材97に被せるためにノブ本体94と一体的に形成したアウタ部材98とから構成することで、延出部95を弾性変形自在な部材に容易に形成することができるとともに、意匠性の向上も図ることができる。
図4は本発明に係る車両用シートの操作ノブ支持構造の斜視図であり、車両用シートの操作ノブ支持構造90は、シートクッション32にシートバック33を取付け、車体14(図1参照)側にシートクッション32をスライド可能に取付けるスライド・跳ね上げ機構(スライドロック機構)31を設け、このスライド・跳ね上げ機構31のスライドを解除する操作ノブ35を設け、この操作ノブ35を突出させるとともにスライド・跳ね上げ機構31を覆うスライドカバー87を設けた車両用シート30において、スライド・跳ね上げ機構31に、シートクッション32をスライド可能に取付けるレール79と、このレール79に係止する係止部材78と、この係止部材78をレール79側に付勢する付勢手段84と、を備えるとともに、スライドカバー87に、操作ノブ35の下面形状に倣わした凹部93を備え、操作ノブ35を、操作ノブ35の非操作状態では、スライド・跳ね上げ機構(スライドロック機構)31側に付勢手段84で引込むことで凹部93に自立支持させたものと言える。
すなわち、スライド・跳ね上げ機構(スライドロック機構)31に、シートクッション32をスライド可能に取付けるレール79と、このレール79に係止する係止部材78と、この係止部材78をレール79側に付勢する付勢手段84と、を備えるとともに、スライドカバー87に、操作ノブ35の下面形状に倣わした凹部93を備えることで、操作ノブ35を、操作ノブ35の非操作状態では、スライド・跳ね上げ機構31側に付勢手段84で引込み、凹部93に自立支持させることができる。この結果、スライドカバー87と操作ノブ35廻りに隙間が発生することを防止でき、車両用シート30の外観性の向上を図ることができる。
図5は本発明に係る車両用シートの操作ノブ支持構造の正面断面図であり、車両用シートの操作ノブ支持構造90は、操作ノブ35に、人手を掛けるノブ本体94と、このノブ本体94からスライド・跳ね上げ機構(スライドロック機構)31に延出する延出部95とを備え、この延出部95を湾曲自在に形成したものとも言える。なお、78aは係止部材78の嵌合孔、79aはレール79の複数の凸部である。
すなわち、操作ノブ35に、人手を掛けるノブ本体94と、このノブ本体94からスライド・跳ね上げ機構31に延出する延出部95とを備え、この延出部95を湾曲自在に形成することで、例えば、操作ノブ35を車室15(図1参照)の側壁18近くに設定したとしても、操作ノブ35を良好に操作することができる。この結果、車両用シート30の幅方向の寸法を拡げることができる。
また、車両用シートの操作ノブ支持構造90は、スライドカバー87を、スライド・跳ね上げ機構(スライドロック機構)31を覆うカバー本体88と、操作ノブ35を自立支持する凹部93を形成したガーニッシュ91と、から構成し、ガーニッシュ91を、操作ノブ35に予め嵌合させることで、スライド・跳ね上げ機構31に取付け済みの操作ノブ35をカバー本体88に取付けすることができる。この結果、車両用シートの操作ノブ支持構造90の組立性の向上を図ることができる。
図6(a),(b)は本発明に係る車両用シートの操作ノブ支持構造の作用説明図であり、(a)は操作ノブ35の自立状態を示し、(b)は操作ノブ35の操作状態を示す。
(a)において、操作ノブ35の自立状態では、スライド・跳ね上げ機構31側に付勢手段84で引込み、凹部93に自立支持させることができるので、スライドカバー87と操作ノブ35廻りに隙間が発生することを防止でき、車両用シート30の外観性の向上を図ることができる。
(b)において、操作ノブ35の延出部95を湾曲自在に形成したので、操作ノブ35の操作するときは、操作ノブ35を、矢印d1若しくは矢印d2の如くいろいろな角度で引くことができる。従って、操作ノブ35を車室15(図1参照)の側壁18近くに設定したとしても、操作ノブ35を良好に操作することができる。
尚、本発明に係る車両用シートの操作ノブ支持構造では、操作ノブ35のノブ本体94に一手を掛ける開口96を設けたが、これに限るものではなく、ノブ本体94に凹部、凸部などの手掛かり部を形成したものであってもよい。
本発明に係る車両用シートの操作ノブ支持構造では、シートクッション32をスライド可能に支持するとともに、跳ね上げ可能なスライド・跳ね上げ機構31を設けたが、これに限るものではなく、スライド・跳ね上げ機構は、シートクッションを所定位置に前後スライドさせるスライドロック機構であってもよい。
本発明に係る車両用シートの操作ノブ支持構造は、ワンンボックスやミニバンなどの車両に採用するのに好適である。
本発明に係る車両用シートの操作ノブ支持構造を採用した車両の斜視図である。 本発明に係る車両用シートの操作ノブ支持構造を採用した車両用シートの斜視図である。 本発明に係る車両用シートの操作ノブ支持構造の分解斜視図である。 本発明に係る車両用シートの操作ノブ支持構造の斜視図である。 本発明に係る車両用シートの操作ノブ支持構造の正面断面図である。 本発明に係る車両用シートの操作ノブ支持構造の作用説明図である。 従来の基本原理を説明する図である。 従来の車両用シートの操作ノブ支持構造の側面断面図である。
符号の説明
10…車両、14…車体、30…車両用カバー、31…スライドロック機構(スライド・跳ね上げ機構)、32…シートクッション、33…シートバック、78…係止部材、79…レール、84…付勢手段、35…操作ノブ、87…スライドカバー、88…カバー本体、91…ガーニッシュ、93…凹部、94…ノブ本体。

Claims (1)

  1. シートクッションにシートバックを取付け、車体側にシートクッションをスライド可能に取付けるスライドロック機構を設け、このスライドロック機構を解除する操作ノブを設け、この操作ノブを突出させるとともにスライドロック機構を覆うスライドカバーを設けた車両用シートにおいて、
    スライドロック機構は、前記シートクッションをスライド可能に取付けるレールと、このレールに係止する係止部材と、この係止部材を前記レール側に付勢する付勢手段と、を備えるとともに、前記スライドカバーは、前記操作ノブの下面形状に倣わした凹部を備え、
    前記操作ノブは、人手を掛けるノブ本体と、このノブ本体から前記スライドロック機構に延出する延出部とを備え、
    前記延出部は、弾性材で形成したインナ部材と、このインナ部材に被せられたアウタ部材とを有し、
    前記アウタ部材と前記ノブ本体とが一体的に形成され、前記アウタ部材は、前記凹部から前記スライドカバーの内方に延びて上下方向に延出され、前記ノブ本体は、前記凹部から前記スライドカバーの外方に延びて前記アウタ部材に対して車体内方に傾斜して形成され、
    前記操作ノブを、操作ノブの非操作状態では、前記スライドロック機構側に前記付勢手段で引込むことで前記凹部に車体内方に傾斜した状態で自立支持させたことを特徴とする車両用シートの操作ノブ支持構造。
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