JP2008297840A - スライドドアの挟み込み防止構造 - Google Patents

スライドドアの挟み込み防止構造 Download PDF

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Abstract

【課題】スライドドアを開く際に、スライドドアと側方開口部の後縁部との間に形成される隙間に異物が挟み込まれてしまう事態を防止する。
【解決手段】車体側面に形成された側方開口部が、スライドドア20によって開閉される。側方開口部の後縁部には、車幅方向内方側に凹となった濡れ縁部15が形成されて、この濡れ縁部15に遮蔽部材30が配設される。スライドドア20を閉位置から開位置に向けて変位させたとき、遮蔽部材30が車幅方向に伸びる作動位置とされて、スライドドア20と側方開口部の後縁部3との間に形成される隙間Sを遮蔽する。
【選択図】図4

Description

本発明は、スライドドアの挟み込み防止構造に関するものである。
車両、例えば1ボックスカー等の自動車においては、後席の乗員の乗り降りのために車体側面に形成された側方開口部の開閉を、スライドドアによって行うようにしたものがある。このスライドドアは、側方開口部を閉じる閉位置から、一旦車幅方向外方側に変位された後、車体外側面に沿って後方へ変位されることにより、側方開口部を開いた開位置とされる。
スライドドアを閉位置から開位置とする際に、スライドドアの車幅方向内方側面と側方開口部の後縁部との間には、車幅方向において少なからず隙間が形成されることになる。特許文献1には、スライドドアに設けた感圧センサによって、上記隙間に異物が挟み込まれたことを検出することが開示されている。そして、特許文献1には、異物の挟み込みを検出した際には、スライドドアの駆動を中止したり、挟み込みが解除される方向にスライドドアを駆動させることも開示されている。また、特許文献2には、スライドドアが開位置から閉位置へと変位されるときに、スライドドアの前縁部に設けた感圧センサによって異物の挟み込みを検出するものが開示されている(スライドドアと側方開口部の前縁部との間での挟み込み検出)。
特開2007−56522号公報 特開平11−182136号公報
前述した特許文献1,特許文献2に記載の技術は、いずれも、異物の挟み込みを検出するものであって、異物の挟み込みそのものを防止するものとはなっていない。
本発明は以上のような事情を勘案してなされたもので、その目的は、スライドドアを閉位置から開位置へと変位させる際に、スライドドアと側方開口部の後縁部との間に形成される隙間に異物が挟み込まれてしまう事態を防止できるようにしたスライドドアの挟み込み防止構造を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明にあっては次のような解決手法を採択してある。すなわち、特許請求の範囲における請求項1に記載のように、
車体側面に形成された側方開口部を覆う閉位置と、該閉位置から一旦車幅方向外方側に変位された後車体外側面に沿って後方へ移動されることにより該側方開口部を開いた開位置と、をとり得るようにされたスライドドアを備え、
前記側方開口部の後縁部が、それぞれ上下方向に伸びて前方に臨む後縁前面部と該後縁前面部の車幅方向内方側端から前方へ伸びる後縁側面部とを有して、該後縁前面部と後縁側面部とで車体内方側に向けて凹となった濡れ縁部を構成しており、
前記濡れ縁部には、前記スライドドアを前記閉位置から開位置に向けて変位させたとき、車幅方向に伸びて該スライドドアの車幅方向内方側面と前記側方開口部の後縁部との間に形成される隙間を遮蔽するように作動される遮蔽部材が配設されている、
ようにしてある。上記解決手法によれば、スライドドアを閉位置から開位置に向けて変位させたとき、遮蔽部材が車幅方向に伸びる作動位置とされて、スライドドアと側方開口部の後縁部との間に形成される隙間を遮蔽するので、車室内側にある物体が異物として上記隙間に挟み込まれてしまう事態が確実に防止されることになる。また、遮蔽部材は、凹となった濡れ縁部という空間を有効に利用して配設してあるので、遮蔽部材のために特別のスペースを確保する必要がないものとなる。
上記解決手法を前提とした好ましい態様は、特許請求の範囲における請求項2以下に記載のとおりである。すなわち、
前記遮蔽部材は、前記スライドドアの閉位置から開位置に向けての変位に連動して該隙間を遮蔽するように作動される、ようにしてある(請求項2対応)。この場合、スライドドアの閉位置から開位置へ向けて変位に連動して、つまり隙間が形成されることに連動して遮蔽部材が作動位置とされるので、隙間が形成された場合に確実に遮蔽部材によって遮蔽することができる。
前記遮蔽部材は、上下方向に伸びる板状とされ、
前記遮蔽部材は、前記作動位置にあるときの車幅方向内方側端部が上下方向に伸びる揺動軸線回りに揺動可能として車体に保持されて、その揺動に応じて前記濡れ縁部の後縁側面部に沿って前後方向に伸びる収納位置と前記作動位置とをとり得るようにされ、
前記遮蔽部材を、前記作動位置に向けて付勢する付勢手段が設けられ、
前記スライドドアが前記閉位置から開位置に向けて変位されたときに、前記遮蔽部材は前記付勢手段によって前記作動位置に向けて揺動される一方、該スライドドアを該開位置から該閉位置に向けて変位させたときに、該スライドドアに押圧されて前記収納位置とされる、
ようにしてある(請求項3対応)。この場合、遮蔽部材を板状として、遮蔽部材そのものを簡単な構造とする上で、また極力大きな体積を占めないようにする上で好ましいものとなる。また、揺動と付勢手段とを利用した簡単な構造によって、スライドドアの開閉に連動して遮蔽部材を収納位置と作動位置との間で自動的に切替えることができる。
前記遮蔽部材は、前記作動位置とされたときの車幅方向外端側の形状が、前記スライドドアの車幅方向内方側面の形状に沿う形状に設定されている、ようにしてある(請求項4対応)。この場合、開位置に向けて変位されるスライドドアと作動位置にある遮蔽部材との干渉を防止しつつ、隙間を車幅方向の極力長い範囲に渡って遮蔽する上で好ましいものとなる。
前記スライドドアの車幅方向内方側面には、アームレストが突出形成されており、
前記遮蔽部材のうち前記作動位置とされたときの車幅方向外端側に、前記アームレストに対応した形状の切欠部が形成されている、
ようにしてある(請求項5対応)。この場合、閉位置にあるスライドドアのアームレストを乗員に利用させつつ、アームレストと遮蔽部材との干渉を防止することができる。また、スライドドアを開位置に向けて変位させる際には、アームレストの分だけスライドドアをより大きく車幅方向外方側に変位させた状態で行う必要性があることから、隙間が車幅方向にかなり大きくなるが、遮蔽部材によって車幅方向に大きな隙間を遮蔽して、挟み込みを確実に防止することができる。
本発明によれば、スライドドアを閉位置から開位置へと変位させる際に、スライドドアと側方開口部の後縁部との間に形成される隙間に異物が挟み込まれてしまう事態を防止できる。
図1〜図4において、1は車体であり、そのBピラー(センタピラー)が符合2で示され、Bピラー2の直後方に位置されるCピラーが符合3で示され、Cピラー3の直後方に位置される最後方のDピラーが符合4で示される。
特に図3から理解されるように、車体側面には、Bピラー2とCピラー3との間において、側方開口部10が開口されている。この側方開口部10は、後席シート(前から2列目のシート)11を使用する乗員の乗り降り用とされて、その前縁部がBピラー2で構成され、その後縁部Cピラー3で構成され、その下縁部がサイドシル12で構成され、その上縁部がル−フサイドレール(ル−フパネルの車幅方向外端部)13で構成されている。
上記側方開口部10は、スライドドア20によって開閉される。すなわち、スライドドア20は、側方開口部10を覆う(閉じる)閉位置(図1の状態)と、側方開口部10を開放した開位置をとり得るようになっている。より具体的には、スライドドア20は、図1に閉位置から、一旦車幅方向外方側に変位された後、リアフェンダ14に沿って後方に移動されて、側方開口部10をほぼ完全に開いた開位置とされる(図1の矢印で示す動き)。図2は、スライドドア20が、閉位置から、一旦車幅方向外方側に変位されると共に後方へ若干変位された状態が示される。勿論、スライドドア20は、開位置から閉位置への復帰は、上記閉位置から開位置への動きとは逆の動きとされる。
側方開口部10の後縁部を構成するCピラー3は、後縁前面部3aと、後縁前面部3aの車幅方向内方側端から前方へ伸びる後縁側面部3bとを有する。後縁前面部3aの車幅方向外方側端は、リアフェンダ13の前端に連なっている。このように、側方開口部10の後縁部は、後縁前面部3aと後縁側面部3bとによって、車体外側面を構成するリアフェンダ14から若干車幅方向内方側に凹となった濡れ縁部15を構成している。濡れ縁部15に相当する濡れ縁部は、Bピラー2,サイドシル12,ル−フサイドレール13の各部分にも形成されているものである。
閉位置にあるスライドドア20は、濡れ縁部15に収納されて、スライドドア20の外側面がリアフェンダ14と面一に連なるようにされる。換言すれば、濡れ縁部15(のうち後縁前面部3a)の車幅方向内方側へ向けて凹とされる度合(車幅方向寸法)は、スライドドア20の車幅方向厚さに応じて設定されることになる。また、後縁側面部3bの前後方向寸法は、車室内外との間で水切り(縁切り)を行なえる程度の寸法に設定されている。
スライドドア20の車幅方向内方側面には、アームレスト21と、アームレスト21の前方位置においてペットボトル等の小物を収納する収納ボックス22が突出形成されている。図4に示すように、アームレスト21は、その上面高さ位置が、後席シート11のシートクッション11Aの座面よりも若干高い位置(シートバック11Bの上下方向略中間位置)となるように設定されている。また、収納ボックス22の上面高さ位置は、シートクッション11Aの座面とほど同程度の高さ位置に設定されているが、その高さ位置は特に問わないものである。
前記濡れ縁部15には、遮蔽部材30が配設されている。遮蔽部材30は、例えば合成樹脂や軽金属によって全体的に剛性を有するようにされており、実施形態では板状でかつ上下方向に伸びている。この遮蔽部材30は、図2,図3実線で示す車幅方向に伸びる作動位置と、図1,図3一点鎖線で示す収納位置とをとり得るようになっている。遮蔽部材30は、作動位置では車幅方向に伸びて後縁前面部3aに沿った状態とされる。また、側壁部30は、収納位置では、前後方向に伸びて後縁側面部3bに沿った状態とされる。
遮蔽部材30は、作動位置にある状態において、その車幅方向内方側端部を中心に、上下方向に伸びる揺動軸線を中心として揺動可能として車体(Cピラー3)に取付けられている。このような遮蔽部材30は、後述するように、作動位置に向けて付勢されている。これにより、スライドドア20が閉位置から開位置へと変位されるのに連動して、自動的に作動位置へ向けて揺動される。また、スライドドア20が開位置から閉位置へと変位されるときは、遮蔽部材30は、スライドドア20によって押圧されて、収納位置へと自動復帰される。後述するように、遮蔽部材30は、車幅方向に伸びる作動位置となった状態からは、それ以上の揺動が規制されるようになっている。
図5には、遮蔽部材30が収納位置にある状態が示され、図5において、一点鎖線は、アームレスト21の上面高さ位置でのCピラー3付近での断面構造を簡略的に示すものである。また、図6は、遮蔽部材30が作動位置にある状態が示され、一点鎖線は、アームレスト21の上面高さ位置でのCピラー3付近での断面構造を簡略的に示すものである。
スライドドア20が閉位置から開位置に向けて変位されることに起因して、スライドドア20の車幅方向内方側面とCピラー3(の車幅方向外方側端)との間に隙間Sが形成されることになる(図2,図4,図6参照)。この隙間Sが形成されること(スライドドア20が閉位置から開位置に向けて変位されること)に連動して、遮蔽部材30が自動的に作動位置となって、この隙間Sが前方から遮蔽されることになる。遮蔽部材30による隙間Sの遮蔽範囲は、後席シート11に着座する乗員に関連した高さ範囲に設定されている。すなわち、シートクッション11Aの座面高さ位置から、起立位置にあるシートバック11Bの上端よりも若干引く位置までの範囲について、隙間Sを遮蔽部材30が覆うようになっている。
遮蔽部材30が存在しない場合は、車室内の異物が、隙間Sに侵入して、スライドドア20の車幅方向内方側面とCピラー3の車幅方向外端面(ひいてはリアフェンダ14)との間に挟み込まれてしまうおそれが考えられるが、遮蔽部材30を設けておくことにより、このような異物の挟み込みが確実に防止されることになる。
特に、図4から明かなように、作動位置にある遮蔽部材30の車幅方向外端側の形状は、スライドドア20の車幅方向内方側面の形状(アームレスト21等の凹凸形状)に対応した形状とされている。具体的には、遮蔽部材30の車幅方向外方側端には、アームレスト21に相当する形状の切欠部30aが形成されている。これにより、スライドドア20を閉位置から開位置へ向けて変位させたときに、スライドドア20と遮蔽部材30とが干渉されるのが防止されつつ、隙間Sがその車幅方向極力広い(長い)範囲に渡って遮蔽部材30によって覆われることになる。
図7〜図9は、遮蔽部材30の車体への具体的な組付例を示すものである。まず、作動位置にある遮蔽部材30の車幅方向内方側端部に相当する位置には、上下方向に伸びる支軸35が回転自在に保持されている。この支軸35は、その上下の各端部が、保持ブラケット40によって回動自在に支持されている。上下の保持ブラケット40は互いに同一構成とされているので、上方の保持ブラケット40に着目して、遮蔽部材30との組付関係について説明する。
まず、保持ブラケット40は、ボルト等の固定具41によって車体(濡れ縁部15)に固定される。この保持ブラケット40に形成された保持孔41内に、前記支軸35が挿入されて、ねじ44によって支軸35の保持孔41からの抜けが規制されている。保持ブラケット40の下面には、凹部40aが形成されて、この凹部40a内に、付勢手段としての渦巻きバネ43が収納されている。渦巻きバネ43は、支軸35を取り巻くように配設されて、その一端は保持ブラケット40に係止される一方、その他端は遮蔽部材30に係止されている。このような渦巻きバネ43によって、遮蔽部材30は、作動位置に向けて付勢されている。そして、保持ブラケット40には、ストッパ部40bが下方に向けて突出形成されて、遮蔽部材30が所定の作動位置を超えてさらに揺動されてしまう事態が規制されるようになっている。ストッパ部40bは、下方の保持ブラケット40にも形成されていて、上下のストッパ部40bにより、遮蔽部材30が所定の動位置を超えてさらに揺動されてしまう事態が確実に規制されるようになっている。
遮蔽部材30が、所定の作動位置を超えてさらに揺動されてしまう事態を防止するために、所定の作動位置にある遮蔽部材30の直後方に、後縁前面部3aが位置するように設定することもできる。また、スライドドア20が特に電動式の場合において、作動位置にある遮蔽部材30に対して前方側から後方に向けての所定以上の大きな外力が作用したときは、開方向に駆動されている状態のスライドドア20を停止させるか、あるいは閉位置に向けて若干逆駆動するようにしてもよい。
作動位置にある遮蔽部材30に後方への所定以上の大きな外力を作用したことを検出するために、例えば図7に示すような感圧スイッチ50を別途設けるようにしてもよい。すなわち、感圧スイッチ50としては、例えば、後縁前面部3aに固定されるケーシング51と、ケーシング51に前後方向に変位可能とされた接触子52と、ケーシング51内に配設されて接触子52を前方へ向けて付勢するバネ53と、ケーシング51内に配設されて接触子52が所定以上後方へ変位したときにONとされるスイッチ(図示を略す)とを有する構成とされる。そして、接触子52が、作動位置にある遮蔽部材30の直近後方に位置させた配置態様とされる。上記バネ53の付勢力は、渦巻きバネ43の付勢力よりも十分に大きいものとして設定されている。これにより、作動位置にある遮蔽部材30に対して、車室内側から所定以上の大きな後方への外力が作用すると、感圧スイッチ50がONとなって、遮蔽部材30に後方へ大きな外力が作用していることが検出される。
以上実施形態について説明したが、本発明は、実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載された範囲において適宜の変更が可能であり、例えば次のような場合をも含むものである。遮蔽部材30は、例えば上下方向の分割構造としてもよく、分割構造とすることにより、後縁前面部3aの上下方向での形状変化に容易に対応して、隙間Sを極力車幅方向の広い範囲に渡って遮蔽する上で好ましいものとなる。勿論、本発明の目的は、明記されたものに限らず、実質的に好ましいあるいは利点として表現されたものを提供することをも暗黙的に含むものである。
閉位置にあるスライドドアと収納位置にある遮蔽部材とを示す簡略平面図。 図1の状態から、スライドドアが開位置へ向けて変位された状態を示す簡略平面図。 側方開口部と遮蔽部材とを示す斜視図。 スライドドアが開かれることにより形成される隙間を遮蔽部材で遮蔽している状態を示すもので、遮蔽部材を前方側から見たときの図。 スライドドアが閉位置にある状態での遮蔽部材の収納状態を示す斜視図。 図5の状態からスライドドアが開かれて、遮蔽部材が作動位置となった状態を示す斜視図。 遮蔽部材を車体に取付けるための一例を示す要部分解斜視図。 図7に示される保持ブラケットの斜視図。 遮蔽部材と保持ブラケットとの組付関係を示す要部側面断面図。
符号の説明
1:車体
3:Cピラー(側方開口部の後縁部)
3a:後縁前面部
3b:後縁側面部
10:側方開口部
11:後席シート
12:サイドシル
13:ル−フサイドレール
14:リアフェンダ
15:濡れ縁部
20:スライドドア
21:アームレスト
22:収納ボックス
30:遮蔽部材
30a:切欠部
35:支軸(遮蔽部材の揺動中心)
40:保持ブラケット
43:渦巻きバネ(付勢手段)

Claims (5)

  1. 車体側面に形成された側方開口部を覆う閉位置と、該閉位置から一旦車幅方向外方側に変位された後車体外側面に沿って後方へ移動されることにより該側方開口部を開いた開位置と、をとり得るようにされたスライドドアを備え、
    前記側方開口部の後縁部が、それぞれ上下方向に伸びて前方に臨む後縁前面部と該後縁前面部の車幅方向内方側端から前方へ伸びる後縁側面部とを有して、該後縁前面部と後縁側面部とで車体内方側に向けて凹となった濡れ縁部を構成しており、
    前記濡れ縁部には、前記スライドドアを前記閉位置から開位置に向けて変位させたとき、車幅方向に伸びて該スライドドアの車幅方向内方側面と前記側方開口部の後縁部との間に形成される隙間を遮蔽するように作動される遮蔽部材が配設されている、
    ことを特徴とするスライドドアの挟み込み防止構造。
  2. 請求項1において、
    前記遮蔽部材は、前記スライドドアの閉位置から開位置に向けての変位に連動して該隙間を遮蔽するように作動される、ことを特徴とするスライドドアの挟み込み防止構造。
  3. 請求項1または請求項2において、
    前記遮蔽部材は、上下方向に伸びる板状とされ、
    前記遮蔽部材は、前記作動位置にあるときの車幅方向内方側端部が上下方向に伸びる揺動軸線回りに揺動可能として車体に保持されて、その揺動に応じて前記濡れ縁部の後縁側面部に沿って前後方向に伸びる収納位置と前記作動位置とをとり得るようにされ、
    前記遮蔽部材を、前記作動位置に向けて付勢する付勢手段が設けられ、
    前記スライドドアが前記閉位置から開位置に向けて変位されたときに、前記遮蔽部材は前記付勢手段によって前記作動位置に向けて揺動される一方、該スライドドアを該開位置から該閉位置に向けて変位させたときに、該スライドドアに押圧されて前記収納位置とされる、
    ことを特徴とするスライドドアの挟み込み防止構造。
  4. 請求項3において、
    前記遮蔽部材は、前記作動位置とされたときの車幅方向外端側の形状が、前記スライドドアの車幅方向内方側面の形状に沿う形状に設定されている、ことを特徴とするスライドドアの挟み込み防止構造。
  5. 請求項4において、
    前記スライドドアの車幅方向内方側面には、アームレストが突出形成されており、
    前記遮蔽部材のうち前記作動位置とされたときの車幅方向外端側に、前記アームレストに対応した形状の切欠部が形成されている、
    ことを特徴とするスライドドアの挟み込み防止構造。
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