JP4206891B2 - ドア構造 - Google Patents

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本発明は、ドア部材が車体の開口を開閉するドア構造に関する。
ドア構造としては、車体側に固定されたブラケットが一対のアームを回動可能に支持すると共に、一対のアームがスライドドアを回動可能かつスライド可能に支持したものがある(例えば、特許文献1参照)。
このドア構造では、ブラケットに対して一対のアームが回動されつつ一対のアームに対してスライドドアが回動されることで、一対のアームが車体から外側へ突出されてスライドドアが車体から外側へ移動され、更に、スライドドアが一対のアームに対してスライドされることで、スライドドアが車体の開口を開放する。
しかしながら、このドア構造では、スライドドアが車体の開口を開放する際にアームの回動が車体の開口周縁に阻止されることを防止し、かつ、スライドドアが車体の開口を閉鎖した際にスライドドアがブラケットに干渉することを防止するために、ブラケットが車室内に設けられている。これにより、ブラケットによって車室内空間が狭くなるという問題がある。
実開昭61−47370号公報
本発明は、上記事実を考慮し、車室内空間を広くできるドア構造を得ることが目的である。
請求項1に記載のドア構造は、車体の開口を閉鎖するドア部材と、前記車体に前記開口の周縁または前記開口の周縁外側において回動可能に支持されると共に、前記ドア部材を支持し、回動されて前記ドア部材が前記開口を開放する支持部材と、前記車体の外面に前記支持部材を被覆した状態で設けられると共に、前記ドア部材と別体にされ、前記ドア部材が前記開口を開放する際には移動力を付与されて前記支持部材の被覆が解除される被覆部材と、を備えている。
請求項1に記載のドア構造では、ドア部材が車体の開口を閉鎖しており、車体に回動可能に支持された支持部材が、ドア部材を支持している。また、支持部材が回動されて、ドア部材が開口を開放する。
ここで、支持部材が開口の周縁または開口の周縁外側に支持されているため、従来の如くブラケットを車室内に設ける必要がなく、車室内空間を広くすることができる。
また、車体の外面には被覆部材が支持部材を被覆した状態で設けられており、ドア部材が開口を開放する際には、被覆部材による支持部材の被覆が解除される。このため、支持部材の回動が被覆部材に阻止されることを防止できる。
図2には、本発明の実施の形態に係るドア構造10が適用されて構成された車両12が左側から見た側面図にて示されており、図1には、ドア構造10が車両12の上側から見た断面図にて示されている。なお、図面では、車両12の前方を矢印FRで示し、車両12の左右方向内方を矢印INで示す。また、本実施の形態では、車両12の前方を「前方」といい、車両12の後方を「後方」といい、車両12の右方を「右方」といい、車両12の左方を「左方」といい、車両12の左右方向内方を「内方」といい、車両12の左右方向外方を「外方」という。
本実施の形態に係る車両12は、車体14を備えており、車体14内には車室16が設けられている。車体14の左右両側面には、開口18が形成されており、各開口18は車室16を開放している。
車体14には、各開口18の後方において、ピラー20が設けられており、各ピラー20の前側面は、各開口18の周縁の後側面を構成している。車体14には、各ピラー20の後方において、ホイールハウス22が設けられており、各ホイールハウス22は、車両12の各後輪24を収容している。
本実施の形態に係るドア構造10は、ドア部材としてのスライドドア26を備えており、スライドドア26は開口18の後側部位を閉鎖している。スライドドア26内側面の下部にはレール28が設けられており、レール28は前後方向に平行に配置されている。
レール28の後部には、支持部材としての長尺板状のアーム30が一対先端において連結されており、各アーム30の先端に対してレール28が回動可能かつスライド可能とされることで、各アーム30にスライドドア26が回動可能かつスライド可能に支持されている。各アーム30の基端はピラー20に回動可能に支持されており、各アーム30はピラー20から前側へ突出している。
ピラー20の外側には、一対のアーム30を支持する部位において、被覆部材としての平板状のカバー32が設けられており、カバー32は、スライドドア26とホイールハウス22との間における車体14外面の上下方向における一部を構成して、各アーム30の基端部を被覆している。カバー32の後部はホイールハウス22内に挿入されており、カバー32の後端は移動手段を構成するギヤ34に噛合されている。ギヤ34は移動手段を構成するモータ(図示省略)に接続されており、モータが駆動されることで、ギヤ34が回転されて、カバー32が前後方向へ移動可能とされている。モータは、例えばカーテシスイッチ等の移動手段を構成する検出装置(図示省略)に接続されており、検出装置は、後述の如くスライドドア26が開口18の後側部位を開放する動作が開始されたこと、及び、後述の如くスライドドア26が開口18の後側部位を閉鎖する動作が終了されたこと、を検出する。
ここで、スライドドア26が開口18の後側部位を閉鎖した状態(図1の実線参照)から、各アーム30がピラー20に対して外側かつ後側へ回動されつつ、スライドドア26が各アーム30に対して回動される(各アーム30のピラー20に対する外側かつ後側への回動を許可する)ことで、各アーム30がピラー20から外方へ突出されて、スライドドア26が車体14から外側へ移動される(図1の1点鎖線参照)。さらに、各アーム30に対してスライドドア26がレール28において後方へスライドされることで、各アーム30のレール28との連結位置がレール28の前部にされる(図1の2点鎖線参照)。これにより、スライドドア26が開口18の後側部位を開放する(図3参照)。
また、スライドドア26が開口18の後側部位を開放する動作が開始されたこと(例えばスライドドア26が車体14から外側へ移動される動作が開始されたこと)を検出装置が検出した際には、モータが駆動されてギヤ34が回転されることで、カバー32が後方へ移動されて、カバー32による各アーム30基端部の被覆が解除される。
一方、スライドドア26が開口18の後側部位を開放した状態(図1の2点鎖線参照)から、各アーム30に対してスライドドア26がレール28において前方へスライドされることで、各アーム30のレール28との連結位置がレール28の後部にされる(図1の1点鎖線参照)。さらに、各アーム30がピラー20に対して内側かつ前側へ回動されつつ、スライドドア26が各アーム30に対して回動される(各アーム30のピラー20に対する内側かつ前側への回動を許可する)ことで、各アーム30がピラー20から前側へ突出されて、スライドドア26が車体14側へ移動される(図1の実線参照)。これにより、スライドドア26が開口18の後側部位を閉鎖する(図2参照)。
また、スライドドア26が開口18の後側部位を閉鎖する動作が終了されたこと(例えばスライドドア26が車体14側へ移動される動作が終了されたこと)を検出装置が検出した際には、モータが駆動されてギヤ34が回転されることで、カバー32が前方へ移動されて、カバー32が各アーム30の基端部を被覆する状態に復帰される構成である。
次に、本実施の形態の作用を説明する。
以上の構成のドア構造10では、スライドドア26が車体14の開口18後側部位を閉鎖しており、車体14のピラー20に回動可能に支持された一対のアーム30が、スライドドア26を回動可能かつスライド可能に支持している。
また、スライドドア26が開口18の後側部位を閉鎖した状態から、各アーム30がピラー20に対して外側かつ後側へ回動されつつ、スライドドア26が各アーム30に対して回動されることで、各アーム30がピラー20から外方へ突出されて、スライドドア26が車体14から外側へ移動される。さらに、各アーム30に対してスライドドア26が後方へスライドされる。これにより、スライドドア26が開口18の後側部位を開放する。
一方、スライドドア26が開口18の後側部位を開放した状態から、各アーム30に対してスライドドア26が前方へスライドされる。さらに、各アーム30がピラー20に対して内側かつ前側へ回動されつつ、スライドドア26が各アーム30に対して回動されることで、各アーム30がピラー20から前側へ突出されて、スライドドア26が車体14側へ移動される。これにより、スライドドア26が開口18の後側部位を閉鎖する。
ここで、一対のアーム30がピラー20(開口18の周縁外側)に支持されているため、従来の如くブラケットを車室内に設ける必要がなく、車室16内空間を広くすることができる。
また、スライドドア26が開口18の後側部位を閉鎖した状態では、車体14の外面に設けられたカバー32が各アーム30の基端部を被覆している。このため、車両12の外観意匠性が各アーム30によって低下することを防止できる。
さらに、スライドドア26が開口18の後側部位を開放する動作が開始されたことを検出装置が検出した際には、モータが駆動されてギヤ34が回転されることで、カバー32が後方へ移動されて、カバー32による各アーム30基端部の被覆が解除される。このため、スライドドア26が開口18の後側部位を開放する際における各アーム30のピラー20に対する外側かつ後側への回動が、カバー32に阻止されることを防止できる。
一方、スライドドア26が開口18の後側部位を閉鎖する動作が終了されたことを検出装置が検出した際には、モータが駆動されてギヤ34が回転されることで、カバー32が前方へ移動されて、カバー32が各アーム30の基端部を被覆する状態に復帰される。このため、依然として、車両12の外観意匠性が各アーム30によって低下することを防止できる。
なお、本実施の形態では、アーム30が開口18の周縁外側に支持された構成としたが、アーム(支持部材)が開口の周縁(例えばピラーの前側面)に支持された構成としてもよい。
さらに、本実施の形態では、アーム30がスライドドア26を回動可能かつスライド可能に支持した構成としたが、アーム(支持部材)がスライドドア(ドア部材)を回動可能に支持した構成やアーム(支持部材)がスライドドア(ドア部材)をスライド可能に支持した構成であればよい。
また、本実施の形態では、モータの駆動によるギヤ34の回転によってカバー32が前後方向へ移動可能とされた構成としたが、カバー(被覆部材)がアーム(支持部材)を被覆する方向(例えば前側)へカバーをスプリング等の付勢手段(移動手段)によって付勢可能とした構成としてもよい。この場合、スライドドア(ドア部材)が開口を開放する際には、回動されるアームによってカバーが付勢手段の付勢力に抗してアームの被覆を解除する方向へ移動(回動を含む)されると共に、スライドドアが開口を閉鎖する際には、アームの回動に伴いカバーが付勢手段の付勢力によってアームを被覆する方向へ移動(回動を含む)される。
本発明の実施の形態に係るドア構造を示す車両上側から見た断面図である。 本発明の実施の形態に係る車両を示す左側から見た側面図である。 本発明の実施の形態に係る車両において車体の開口が開放された状態を示す左側から見た側面図である。
符号の説明
10 ドア構造
14 車体
18 開口
26 スライドドア(ドア部材)
30 アーム(支持部材)
32 カバー(被覆部材)

Claims (1)

  1. 車体の開口を閉鎖するドア部材と、
    前記車体に前記開口の周縁または前記開口の周縁外側において回動可能に支持されると共に、前記ドア部材を支持し、回動されて前記ドア部材が前記開口を開放する支持部材と、
    前記車体の外面に前記支持部材を被覆した状態で設けられると共に、前記ドア部材と別体にされ、前記ドア部材が前記開口を開放する際には移動力を付与されて前記支持部材の被覆が解除される被覆部材と、
    を備えたドア構造。
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