JP2003120116A - 自動車のスライドドア構造 - Google Patents

自動車のスライドドア構造

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JP2003120116A
JP2003120116A JP2001315972A JP2001315972A JP2003120116A JP 2003120116 A JP2003120116 A JP 2003120116A JP 2001315972 A JP2001315972 A JP 2001315972A JP 2001315972 A JP2001315972 A JP 2001315972A JP 2003120116 A JP2003120116 A JP 2003120116A
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door
guide rail
roller
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rear direction
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Stefan Schwarz
シュワルツ ステファン
Enzo Zanoni
エンゾ ザノーニ
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドアインナパネルにガイドレールのチャンネ
ル開口が存在することなくドア側ガイドレールを構成で
きて、見栄えを向上できるスライドドア構造の提供を図
る。 【解決手段】 ドア側ガイドレール11は上下端面をガ
イドローラ15の係合面12とした帯状板として、これ
をドア3のドアインナパネル3aに重合配置してあるた
め、ドアインナパネル3aに従来のようなガイドレール
のチャンネル開口が存在することがなく見栄えを向上す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車のスライドド
ア構造に関する。
【0002】
【従来の技術】スライドドア型車の中には、例えば実公
平7−51386号公報に示されているように、前後方
向にスライド開閉されるドアのインナパネルにドア側ガ
イドレールを設ける一方、車体側部に設けたドア開口部
の後縁部近傍に、前記ドア側ガイドレールに係合するガ
イドローラを備えた車体側ローラユニットを配設したも
のが知られている。
【0003】前記ガイドレールはチャンネル形断面に形
成してあり、ドアインナパネルにはこのチャンネル形断
面の開口幅相当の開口部を前後方向に形成し、この開口
部の上下縁部にガイドレールの開口上下縁部を固着し
て、該ガイドレールを前記ドアインナパネルの開口部に
沿ってドア内部に配設してあって、車体側ローラユニッ
トのガイドローラをこの断面チャンネル形のガイドレー
ル内に係合配置してある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のようにスライド
開閉されるドアにドア側ガイドレールを、およびドア開
口部の後縁部に車体側ローラユニットを配設することに
よって、通常、車体の後側部外面のウエスト部分に配設
されるウエストガイドレールを廃止できて外観を向上で
きるのであるが、ドアインナパネルには前後方向にガイ
ドレールのチャンネル開口が存在してしまうため、乗員
からはこのチャンネル開口を通してドア本体の内奥部
側、即ち、ガイドレールの内奧部まで見えて見栄えを損
なってしまう。
【0005】このドアインナパネルの車室側の側面をド
アトリムで覆って装飾したとしても、該ドアトリムには
ガイドローラの前後方向相対移動のための前記前後方向
のチャンネル開口に相当した開口が設けられるため、前
述の不具合が解消されることはない。
【0006】そこで、本発明はドアインナパネルにガイ
ドレール用の開口が存在することなくドア側ガイドレー
ルを構成できて、見栄えを一段と向上することができる
自動車のスライドドア構造を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明にあって
は、ドアの車室側の側部に前後方向に配設されたドア側
ガイドレールと、車体側部に設けられたドア開口部の前
後方向縁部の近傍に配設され、前記ドア側ガイドレール
に係合するガイドローラを有する車体側ローラユニット
とを備え、前記ドアをドア開口部と車体側方との間で前
後方向にスライド開閉自在とした自動車のスライドドア
構造において、前記ドア側ガイドレールを、上下端面を
前記ガイドローラの係合面とした帯状板で形成して、該
ドア側ガイドレールをドアの車室側の側面に重合配置す
る一方、前記車体側ローラユニットのガイドローラを、
前記ドア側ガイドレールの上下係合面に対応する上下一
対のローラで構成したことを特徴としている。
【0008】請求項2の発明にあっては、請求項1に記
載の自動車のスライドドア構造において、車体側ローラ
ユニットの上下一対のローラからなるガイドローラを、
前後方向に複数組設けたことを特徴としている。
【0009】請求項3の発明にあっては、請求項1,2
に記載の自動車のスライドドア構造において、前記車体
側ローラユニットは、ガイドローラを軸支したローラブ
ラケットと、一端が該ローラブラケットに連結され、他
端が車体側に固定されて、ドア全閉状態で前記ローラブ
ラケットに折り畳み収納されるヒンジアーム機構と、を
備えていることを特徴としている。
【0010】請求項4の発明にあっては、請求項1〜3
に記載の自動車のスライドドア構造において、ドアの車
室側の側面に、車室内に向けて逆L字状断面に張り出す
アームレストを前後方向に配設し、ドア側ガイドレール
を該アームレストの内側に沿って配設したことを特徴と
している。
【0011】請求項5の発明にあっては、請求項1〜4
に記載の自動車のスライドドア構造において、前記ドア
はその前後方向端部の下側に、先端に車体フロアに設け
たロアガイドレールに係合するロアガイドローラを有す
るローラアームを備え、該ローラアームをドア全開時に
該ローラアームが近接する車輪に対して非干渉となる弯
曲形状に形成したことを特徴としている。
【0012】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、ドア側
ガイドレールは上下端面をガイドローラの係合面とした
帯状板として、これをドアの車室側の側面に重合配置し
てあるため、該ドア内側面には前記従来の如きガイドレ
ール用の開口が存在することがなく、従って、乗員から
ドア本体の内部が見えることがなく見栄えを一段と向上
することができる。
【0013】また、ガイドローラは前記ドア側ガイドレ
ールの上下係合面に対応する上下一対のローラで構成し
ていて、これらローラでドア側ガイドレールを挾持した
状態としてあるから、ドアのスライド開閉の安定性を確
保することができる。
【0014】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
の発明の効果に加えて、上下一対のローラからなるガイ
ドローラを前後方向に複数組設けてあるため、ドアのス
ライド開閉の安定性を高めることができる。
【0015】請求項3に記載の発明によれば、請求項
1,2の発明の効果に加えて、ヒンジアーム機構によっ
てドアのスライド開閉時における車幅方向の挙動に対す
る支持剛性を高められて、ドアのスライド開閉の安定性
をさらに高めることができる。
【0016】また、このヒンジアーム機構はドアの全閉
状態ではローラブラケットに折り畳み収納できるため、
車室内側の突出量を極力小さくすることができて居住空
間の確保を有利に行うことができる。
【0017】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
〜3の発明の効果に加えて、ドア側ガイドレールおよび
これに係合するガイドローラは逆L字状断面のアームレ
ストの内側に配置されるため、乗員からはこのアームレ
ストによって上側のローラおよびドア側ガイドレールが
死角位置となって、見栄えをさらに向上することができ
ると共に、アームレストがドア側ガイドレールとガイド
ローラのプロテクタとして機能して、これらドア側ガイ
ドレールとガイドローラの相対摺動安定性を確保するこ
とができる。
【0018】請求項5に記載の発明によれば、請求項1
〜4の発明の効果に加えて、ロアガイドローラのローラ
アームをドア全開時に該ローラアームが近接する車輪に
対して非干渉となる弯曲形状としてあるため、ドアの全
開ストロークを拡大してドア開口部の乗降有効開口面積
を広げることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面と
共に詳述する。
【0020】図1〜6において、車体1の側部にはドア
開口部2を設けてあり、該ドア開口部2に全閉位置と車
体1の後部側面の外側に重なる全開位置とに前後方向に
スライド開閉されるドア3を配設してある。
【0021】車体フロア4の下面側にはロアガイドレー
ル5を設けてある一方、ドア3の前端部の下側には、先
端部に前記ロアガイドレール5に係合するロアガイドロ
ーラ7を軸支したローラアーム6を固設してある。
【0022】ロアガイドレール5は後端から前端に至る
にしたがって車幅方向内側に向けて傾斜して配設してあ
る一方、ローラアーム6は前方かつ車幅方向内側に向け
て突出して配設してあり、以て、ドア3を後方に向けて
全開位置に移動した際に車体後部側面の外側に重なり、
該全開位置から前方に向けて全閉位置に移動した際には
ドア3をドア開口部2に引き寄せて、車体側面と略同一
面に整合し得るようにしてある。
【0023】また、このローラアーム6はドア3を全開
位置に移動した際に、該ローラアーム3が近接する後輪
Wの前側から外側へ廻り込むような弯曲形状に形成し
て、該後輪Wと干渉しないようにしてある。
【0024】ここで、前記ドア3の車室側の側面、つま
り、ドアインナパネル3aの車室側の側面には、ドア側
ガイドレール11を前後方向に配設してある。
【0025】ドア側ガイドレール11は帯板材で形成し
てあり、その上下端面には円形断面のレール部材12を
固設して後述するガイドローラ15の係合面としてあ
る。
【0026】このドア側ガイドレール11はドアインナ
パネル3に重合して前後方向に複数カ所でボルト・ナッ
ト等によって締結固定してある。
【0027】このドアインナパネル3aの車室側の側面
には、コ字形断面に形成されて上壁13bと一方の側壁
13cとが逆L字状断面となって車室内に張り出すアー
ムレストとしてのアームレスト骨材13(以下、単にア
ームレストと称する)を前後方向に配設してある。
【0028】アームレスト13は他方の側壁13aをド
アインナパネル3aに重合して配置してあり、前記ドア
側ガイドレール11はその上端面の一側部を該アームレ
スト13の他方の側壁13aの下端に当接させて配置し
て、該ドア側ガイドレール11をアームレスト骨材13
の内側に沿って配設してある。
【0029】このアームレスト13はその他方の側壁1
3aをドア側ガイドレール11の上端面に接合して、該
ドア側ガイドレール11と一体構成とすることができ
る。
【0030】従って、ドア側ガイドレール11と一体構
成の場合は、該ドア側ガイドレール11をドアインナパ
ネル3に締結固定することによって、アームレスト13
を同時にドアインナパネル3aに配設することができる
が、アームレスト13が別体構成の場合、その前記他方
の側壁13aをドアインナパネル3aに重合して前後方
向の複数カ所でボルト・ナット等により締結固定する。
【0031】一方、ドア開口部2の後縁部近傍の内側に
は、前記ドア側ガイドレール11の上下端面のレール部
材12に係合する上下一対のローラ15aからなるガイ
ドローラ15を備えた車体側ローラユニット14を配設
してある。
【0032】車体側ローラユニット14は前記ガイドロ
ーラ15を軸支したローラブラケット16と、該ローラ
ブラケット16を車体側に支持するヒンジアーム機構1
7とを備えている。
【0033】ローラブラケット16は前記アームレスト
13の一方の側壁13cの下側を跨ぐコ字状断面に形成
してあり、該アームレスト13の内側に配置された一方
の側壁16aに前記上下一対のローラ15aを軸支して
ある。
【0034】本実施形態ではこれら上下一対のローラ1
5aからなるガイドローラ15を、ローラブラケット1
6の前後方向に2組設けてある。
【0035】ローラブラケット16の他方の側壁16b
の上下縁には車室側に水平に張り出すブラケット片16
cを延設してあり、これらブラケット片16c,16c
の前端部間に前記ヒンジアーム機構17の一端を連設し
てある。
【0036】ヒンジアーム機構17は、車体側に設けた
座部22に固設した固定アーム18と、該固定アーム1
8にヒンジピン20により連結した可動アーム19とか
らなり、該可動アーム19の端部を前記ローラブラケッ
ト16のブラケット片16c,16cにピン21により
回動自在に連結してある。
【0037】前記ブラケット片16cは可動アーム19
の板厚にほぼ相当する突出量に設定してあり、ドア3の
全閉状態で該可動アーム19をこれらブラケット片16
c、16cと側壁16bとの間の格納空間に該側壁16
bと平行に折り畳み収納するようにしてある。
【0038】前記ヒンジアーム機構17は、例えば車体
側に設けた車体側ブラケット24と、前記可動アーム1
9のヒンジピン20によるヒンジ側端部に設けたヒンジ
側ブラケット25とに跨って回動自在にピン26連結し
たアクチュエータ23の伸縮作動によって屈伸作動する
ようにしてある。
【0039】図中、8はフロントドア、9はドアインナ
パネル3aおよびアームレスト13の外表面を覆うドア
トリムを示し、該ドアトリム9にはドア側ガイドレール
11に沿って開口9aが設けられるが、本実施形態では
該開口9aの上縁がアームレスト13の逆L字状の張り
出し端部に整合した形状として形成してある。
【0040】以上の実施形態の構造によれば、図2に示
すようにドア3が全閉位置にある状態で、図外のドアハ
ンドルを把持してドア3を後方へ引き動かすと、これと
同時に図外のスイッチ機構によりアクチュエータ23が
伸張作動して図3〜5に示すようにヒンジアーム機構1
7の可動アーム19を外側へ向けて回動する。
【0041】これにより、ドア3の後端部が車体側部と
干渉しない所要のリフト量で外側へ押し出され、ドア3
を後方移動することによって、ロアガイドローラ7がロ
アガイドレール5の傾斜に沿って後方移動すると共に、
ドア側ガイドレール11と車体側ローラユニット14の
ガイドローラ15とが前後方向に相対摺動し、ドア3を
車体1の後部側面の外側に重なる全開位置へスライドさ
せることができる。
【0042】次に、ドア3を前記全開位置にある状態か
ら図外のドアハンドルを把持してドア3を前方へ引き動
かすと、これと同時に図外のスイッチ機構によりアクチ
ュエータ23が縮小作動して、ヒンジアーム機構17の
可動アーム19を車室側に折り込み作動させ、ドア3の
全閉位置で該可動アーム19が完全に折り込まれてドア
3を車体側面と面一に整合させる。
【0043】このような本発明のスライドドア構造によ
れば、前述のようにドア側ガイドレール11は上下端面
にガイドローラ15の係合面としてのレール部材12を
設けた帯状板として、これをドア3のドアインナパネル
3aに重合配置してあるため、ドアインナパネル3aに
は従来のようなガイドレール用の開口が存在することが
なく、従って、乗員からはドア3の内部が見えることが
なく見栄えを一段と向上することができる。
【0044】また、ガイドローラ15はドア側ガイドレ
ール11の上下端面のレール部材12に対応する上下一
対のローラ15aで構成して、これらローラ15a、1
5aでドア側ガイドレール11を挾持した状態としてあ
るから、ドア3のスライド開閉の安定性を確保でき、し
かも、これら上下一対のローラ15aからなるガイドロ
ーラ15はローラブラケット16に前後方向に複数組設
けてあるため、前記スライド開閉の安定性を高めること
ができる。
【0045】特に本実施形態では、前述のドア3を前記
ローラブラケット16を介して可動アーム19と固定ア
ーム18とからなるヒンジアーム機構17で支持してい
るため、ドア3のスライド開閉時における車幅方向の挙
動に対する支持剛性を高められて、前記ドア3のスライ
ド開閉の安定性をさらに高めることができる。
【0046】また、このヒンジアーム機構17はその可
動アーム19がドア3の全閉状態では、前記ローラブラ
ケット16の側壁16bとその上下縁のブラケット片1
6c、16cとの間の格納空間に折り畳み収納されるた
め、車室内側の突出量を極力小さくすることができて居
住空間の確保を有利に行うことができる。
【0047】更に、本実施形態では前述のドア側ガイド
レール11およびこれに係合するガイドローラ15は、
逆L字状断面のアームレスト13の内側に配置してある
ため、乗員からはこのアームレスト13によって上側の
ローラ15aおよびドア側ガイドレール11が死角位置
となって、見栄えを更に向上することができると共に、
アームレスト13がドア側ガイドレール11とガイドロ
ーラ15のプロテクタとして機能し、これらドア側ガイ
ドレール11とガイドローラ15の相対摺動安定性を確
保することができる。
【0048】一方、車体フロア4に設けたロアガイドレ
ール5に係合したロアガイドローラ7のローラアーム6
は、ドア3の全開時に後輪Wに対して非干渉となる弯曲
形状に形成してあるため、ドア3の全開ストロークを拡
大してドア開口部2の乗降有効開口面積を広げることが
できる。
【0049】なお、前記実施形態ではドア側ガイドレー
ル11およびガイドローラ15をアームレスト13の内
側に沿って配設した好ましい例を示したが、これに限定
されることはなくアームレスト13とドア側ガイドレー
ル11とを上下方向に離間して配設し、あるいはアーム
レスト骨材のないドアに適用して所期の目的を達成する
ことができるが、この場合ドアトリム9の開口9aは、
その上縁で上側のローラ15aとドア側ガイドレールの
上側の係合面とを、乗員の上方視点から覆えるような形
状として形成することが望ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスライドドア構造を備えたスライドド
ア型車の側面説明図。
【図2】本発明の一実施形態の要部を示すドア全閉状態
の斜視図。
【図3】本発明の一実施形態の要部を示すドア開状態の
斜視図。
【図4】図3の拡大図。
【図5】本発明の一実施形態の要部を示す平面図。
【図6】本発明の一実施形態におけるドア側ガイドレー
ルとガイドローラの配設状態を示す断面図。
【符号の説明】
1 車体 2 ドア開口部 3 ドア 4 車体フロア 5 ロアガイドレール 6 ローラアーム 7 ロアガイドローラ 11 ドア側ガイドレール 12 レール部材(係合面) 13 アームレスト 14 車体側ローラユニット 15 ガイドローラ 15a ローラ 16 ローラブラケット 17 ヒンジアーム機構 W 車輪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ザノーニ エンゾ イタリア国 トリノ リヴォリ 10090 カッシーニ ヴィカ ヴィア フェレーロ 9 Fターム(参考) 2E034 FA01 GA01 GB01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアの車室側の側部に前後方向に配設さ
    れたドア側ガイドレールと、車体側部に設けられたドア
    開口部の前後方向縁部の近傍に配設され、前記ドア側ガ
    イドレールに係合するガイドローラを有する車体側ロー
    ラユニットとを備え、前記ドアをドア開口部と車体側方
    との間で前後方向にスライド開閉自在とした自動車のス
    ライドドア構造において、 前記ドア側ガイドレールを、上下端面を前記ガイドロー
    ラの係合面とした帯状板で形成して、該ドア側ガイドレ
    ールをドアの車室側の側面に重合配置する一方、 前記車体側ローラユニットのガイドローラを、前記ドア
    側ガイドレールの上下係合面に対応する上下一対のロー
    ラで構成したことを特徴とする自動車のスライドドア構
    造。
  2. 【請求項2】 車体側ローラユニットの上下一対のロー
    ラからなるガイドローラを、前後方向に複数組設けたこ
    とを特徴とする請求項1に記載のスライドドア構造。
  3. 【請求項3】 車体側ローラユニットは、ガイドローラ
    を軸支したローラブラケットと、 一端が該ローラブラケットに連結され、他端が車体側に
    固定されて、ドア全閉状態で前記ローラブラケットに折
    り畳み収納されるヒンジアーム機構と、を備えているこ
    とを特徴とする請求項1,2に記載の自動車のスライド
    ドア構造。
  4. 【請求項4】 ドアの車室側の側面に、車室内に向けて
    逆L字状断面に張り出すアームレストを前後方向に配設
    し、ドア側ガイドレールを該アームレストの内側に沿っ
    て配設したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに
    記載の自動車のスライドドア構造。
  5. 【請求項5】 ドアはその前後方向端部の下側に、先端
    に車体フロアに設けたロアガイドレールに係合するロア
    ガイドローラを有するローラアームを備え、該ローラア
    ームをドア全開時に該ローラアームが近接する車輪に対
    して非干渉となる弯曲形状に形成したことを特徴とする
    請求項1〜4の何れかに記載の自動車のスライドドア構
    造。
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