JP2000183566A - 基板保持構造 - Google Patents

基板保持構造

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JP2000183566A
JP2000183566A JP10359950A JP35995098A JP2000183566A JP 2000183566 A JP2000183566 A JP 2000183566A JP 10359950 A JP10359950 A JP 10359950A JP 35995098 A JP35995098 A JP 35995098A JP 2000183566 A JP2000183566 A JP 2000183566A
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substrate
frame
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corner
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JP10359950A
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Inventor
Mitsuo Maeda
光雄 前田
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Fujitsu General Ltd
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Fujitsu General Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子回路等を配設したセラミック等の基板
に、取付けのためのネジ止めによる応力、あるいは振
動、落下等による外力で、基板に亀裂が生じないように
する。 【解決手段】 フレーム2は柔軟性を有する合成樹脂で
形成し、基板1の外形に相応する開口を設け、フレーム
2の各辺の中心付近に基板1の辺部を挟持するための突
出部3を形成する。フレーム2の四隅にネジ止め用の孔
5を設け、基板1は角部を内方に円弧状に欠切する。フ
レーム2の四辺を外方に広げながらフレーム2の開口に
基板1を装着し、フレーム2を元の形状に戻し、四隅の
ネジ止め用の孔5で筐体等にネジ止めする。基板1の辺
部はフレーム2の底部4と突出部3とで挟持され保持さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は基板保持構造に係
り、ネジ止めあるいは外力で亀裂の生じやすい基板を変
形応力が加わらないように保持するものに関する。
【0002】
【従来の技術】電子回路等の基板の固定方法は、基板の
コーナー等に孔を穿設しネジ止めするものが一般的であ
る。しかし、硬度の高いセラミック基板等の場合、ネジ
止めによる応力で基板に亀裂が生じやすいという問題が
ある。このため、例えば、図5に示す如く、基板41を囲
む形状のフレーム43をポリアセタール等の合成樹脂で形
成し、複数の突起部44を設け、フレーム43の上に基板41
を乗せ、突起部44を基板41の孔42に挿通し、先端部に熱
を加えて溶着して基板41を固定し、フレーム43の角部の
孔45をネジ止めするもの等がある。しかし、この方法
は、基板41を取り外す場合に突起部44の先端部(溶着部
分)を切断しなければならず、基板41を外す都度新しい
フレーム41が必要となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような点
に鑑み、基板を着脱自在に取付け可能なサポータを形成
し、このサポータをネジ止めする構造とし、基板にネジ
止めによる応力が加わらず、基板に亀裂が生じないよう
にすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の基板保持構造は、電子回路等を配設した基
板を保持するため、柔軟性を有する合成樹脂で形成さ
れ、基板の外形に相応する開口を有し、外周の角部にネ
ジ止め用の孔を設けたフレームであって、前記開口の各
辺のそれぞれ中心付近に基板の辺部を挟持するための第
1突出部を形成してなり、該第1突出部を外方に広げな
がら基板をフレームに装着し、第1突出部で挟持し、ネ
ジ止め用の孔でフレームを筐体等にネジ止めし、基板を
保持する。
【0005】または、フレームの開口の各角部にそれぞ
れ基板の角部を挟持するための第2突出部を形成し、第
2突出部を外方に広げながら基板をフレームに装着し、
第2突出部で挟持し、ネジ止め用の孔でフレームを筐体
等にネジ止めし、基板を保持するようにする。なお、こ
れらの場合、基板の角部を内方に円弧状に欠切し、フレ
ームのネジ止めにて基板にネジ止めの応力が加わらない
ようにする。
【0006】あるいは、フレームを、基板の一辺を保持
するため腕部を設けて匚型とし、匚型の各辺の内面に基
板の厚みに相応する幅の溝を形成し、角部にネジ止め用
の孔を設けて二個具え、各腕部の先端に基板側に突出す
る凸部を形成すると共に、基板の辺部の凸部に対応する
箇所に凸部を係止するための凹部を形成し、二個のフレ
ームを、各凸部を基板の凹部に係合させながら基板の対
向する二辺にそれぞれ装着し、ネジ止め用の孔で各フレ
ームを筐体等にネジ止めするようにする。
【0007】または、基板の角部に相応するL型とし、
L型の二辺の内面に基板の厚みに相応する幅の溝を形成
し、角部にネジ止め用の孔を設けて四個具え、L型の二
辺の各先端に基板側に突出する凸部を形成すると共に、
基板の辺部の前記凸部に対応する箇所に凸部を係止する
ための凹部を形成し、四個のフレームを、各凸部を基板
の凹部に係合させながら基板の四隅にそれぞれ装着し、
ネジ止め用の孔で各フレームを筐体等にネジ止めするよ
うにしてもよい。なお、これらの場合、基板の角部にフ
レームのネジ止め用の孔より径の大きい孔を穿設し、フ
レームのネジ止めにて基板にネジ止めの応力が加わらな
いようにする。
【0008】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を実施例に基づ
き図面を参照して説明する。図1乃至図4は本発明によ
る基板保持構造の実施例の要部を示す図である。まず、
図1において、1はセラミック等の基板、2は柔軟性を
有する合成樹脂、例えば、ポリアセタール樹脂等で形成
したフレーム、3は第1突出部、4は第1突出部3の対
向部である。基板1の取付けは、フレーム2の上辺、下
辺、左辺および右辺をそれぞれ外方に広げながらフレー
ム2の開口に基板1を乗せ、フレーム2の形状を元に戻
す。そして、フレーム2の角部のネジ止め用の孔5にネ
ジを挿通し、筐体等にネジ止めする。基板1は周辺端部
がフレーム2の底部4に乗り、四辺の中心付近が第1突
出部3とで挟持され、保持される。なお、基板1の四隅
の角を内方に円弧状に欠切し、フレーム2のネジ止め、
あるいは振動、落下による外力で基板1に応力が加わら
ないようにし、亀裂が生じないようにする。
【0009】図2の11は柔軟性を有する合成樹脂で形成
したフレーム、12はフレーム11の角部(四隅)に形成し
た第2突出部である。基板1の取付けは、フレーム11の
四隅を外方に広げながら開口に基板1を乗せ、フレーム
11の形状を元に戻し、角部のネジ止め用の孔5にネジを
挿通し、筐体等にネジ止めする。基板1は四隅の角部を
内方に円弧状に欠切してあり、B−B′矢視図(断面
図)に示すようにこの角部がフレーム11の四隅の第2突
出部12で挟持され、保持される。基板1にはネジ止めあ
るいは振動、落下等による応力が加わらず、亀裂を生じ
ることがない。
【0010】図3の21は基板、22は凹部、23は基板21の
角部に穿設したネジの通る孔、24はフレーム、25は基板
21の厚みに対応する幅の溝、26は凸部、27はネジ止め用
の孔である。フレーム24は腕部を設けて匚型とし、二個
具え、基板21の左右(上下でもよい)に取付ける。フレ
ーム24は、匚型の各辺の内面に基板21の厚みに相応する
幅の溝25(正面図に点線で示す)を形成し、基板21の両
側に矢印の向きに挿し込み、腕部の先端の凸部26を基板
21の凹部22に係合させ、仮止めの状態とし、ネジ止め用
の孔27で筐体等にネジ止めする。基板21は左右の辺部が
フレーム24の溝25で挟まれ、保持される。なお、基板21
の孔23の径をフレーム24の孔27の径より大きくし、ネジ
が基板21に触れないようにする。基板21にはフレーム24
のネジ止めあるいは振動、落下等による外力が加わら
ず、亀裂を生じることがない。
【0011】図4の基板21は図3と同じものである。31
はフレーム、32は基板21の厚みに対応する幅の溝、33は
凸部、34はネジ止め用の孔である。フレーム31はL型と
し、四個具え、基板21の四隅の角部に取付ける。フレー
ム31は、二辺の内面に基板21の厚みに相応する幅の溝32
(正面図に点線で示す)を形成し、基板21の角部に挿し
込み、腕部の先端の凸部33を基板21の凹部22に係合さ
せ、仮止めの状態とし、ネジ止め用の孔34で筐体等にネ
ジ止めする。基板21は四隅がフレーム31の溝32で挟ま
れ、保持される。なお、基板21の孔23の径をフレーム31
の孔34の径より大きくし、基板21にネジが触れないよう
にする。基板21にはフレーム31のネジ止めあるいは振
動、落下等による外力が加わらず、亀裂を生じることが
ない。
【0012】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明による基
板保持構造によれば、基板は柔軟性を有する合成樹脂製
のフレームで挟み、フレームをネジ止めして基板を保持
するものであるから、ネジ止めによる応力、あるいは振
動、落下等による外力が直接基板に加わることがなく、
基板が変形して亀裂を生じることがない。また、フレー
ムの止めネジを抜くことにより容易に基板を取り外すこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による基板保持構造の一実施例の要部で
ある。
【図2】本発明による基板保持構造の他の実施例の要部
である。
【図3】本発明による基板保持構造の他の実施例の要部
である。
【図4】本発明による基板保持構造の他の実施例の要部
である。
【図5】従来の基板保持構造の一例の要部である。
【符号の説明】
1、21 基板 2、11、24、31 フレーム 3 第1突出部 4 フレーム2の底部 12 第2突出部 22 凹部 23 基板21の孔 25、32 溝 26、33 凸部 27、34 ネジ止め用の孔

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子回路等を配設した基板を保持するた
    め、柔軟性を有する合成樹脂で形成され、基板の外形に
    相応する開口を有し、外周の角部にネジ止め用の孔を設
    けたフレームであって、前記開口の各辺のそれぞれ中心
    付近に基板の辺部を挟持するための第1突出部を形成し
    てなり、該第1突出部を外方に広げながら基板をフレー
    ムに装着し、第1突出部で挟持し、ネジ止め用の孔でフ
    レームを筐体等にネジ止めし、基板を保持するようにし
    た基板保持構造。
  2. 【請求項2】 電子回路等を配設した基板を保持するた
    め、柔軟性を有する合成樹脂で形成され、基板の外形に
    相応する開口を有し、外周の角部にネジ止め用の孔を設
    けたフレームであって、前記開口の各角部にそれぞれ基
    板の角部を挟持するための第2突出部を形成してなり、
    該第2突出部を外方に広げながら基板をフレームに装着
    し、第2突出部で挟持し、ネジ止め用の孔でフレームを
    筐体等にネジ止めし、基板を保持するようにした基板保
    持構造。
  3. 【請求項3】 前記基板の角部を内方に円弧状に欠切
    し、前記フレームのネジ止めにて基板にネジ止めの応力
    が加わらないようにした請求項1または2記載の基板保
    持構造。
  4. 【請求項4】 電子回路等を配設した基板を保持するた
    め、柔軟性を有する合成樹脂で形成され、基板の一辺を
    保持するため腕部を設けて匚型とし、匚型の各辺の内面
    に基板の厚みに相応する幅の溝を形成し、角部にネジ止
    め用の孔を設けた二個のフレームであって、各腕部の先
    端に基板側に突出する凸部を形成すると共に、基板の辺
    部の前記凸部に対応する箇所に該凸部を係止するための
    凹部を形成してなり、前記二個のフレームを、各凸部を
    基板の凹部に係合させながら基板の対向する二辺にそれ
    ぞれ装着し、ネジ止め用の孔で各フレームを筐体等にネ
    ジ止めし、基板を保持するようにした基板保持構造。
  5. 【請求項5】 電子回路等を配設した基板を保持するた
    め、柔軟性を有する合成樹脂で形成され、基板の角部に
    相応するL型とし、L型の二辺の内面に基板の厚みに相
    応する幅の溝を形成し、角部にネジ止め用の孔を設けた
    四個のフレームであって、L型の二辺の各先端に基板側
    に突出する凸部を形成すると共に、基板の辺部の前記凸
    部に対応する箇所に該凸部を係止するための凹部を形成
    してなり、前記四個のフレームを、各凸部を基板の凹部
    に係合させながら基板の四隅にそれぞれ装着し、ネジ止
    め用の孔で各フレームを筐体等にネジ止めし、基板を保
    持するようにした基板保持構造。
  6. 【請求項6】 前記基板の角部に前記フレームのネジ止
    め用の孔より径の大きい孔を穿設し、フレームのネジ止
    めにて基板にネジ止めの応力が加わらないようにした請
    求項4または5記載の基板保持構造。
JP10359950A 1998-12-18 1998-12-18 基板保持構造 Ceased JP2000183566A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009009536A (ja) * 2007-05-31 2009-01-15 Denso Wave Inc 携帯情報端末
JP2010258856A (ja) * 2009-04-27 2010-11-11 Toa Corp 薄型音響電気機械変換器

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