JP2000130389A - 冷却ファンの取付装置 - Google Patents

冷却ファンの取付装置

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JP2000130389A
JP2000130389A JP10298228A JP29822898A JP2000130389A JP 2000130389 A JP2000130389 A JP 2000130389A JP 10298228 A JP10298228 A JP 10298228A JP 29822898 A JP29822898 A JP 29822898A JP 2000130389 A JP2000130389 A JP 2000130389A
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cooling fan
plate
center plate
mounting
locking member
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JP10298228A
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English (en)
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Taro Takahashi
太郎 高橋
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 MPU等の発熱部品を冷却する冷却ファンの
取付具として、ねじ棒とナットを用いたり、先端に挿入
頭部とスリットを有し上側部分にコイルばねを介在させ
た取付ピンを用いており、取付具の製作が容易でなく、
コストが高いものとなっていた。 【解決手段】 細長い形状の中心板16と、中心板16
の上部に取付けられた弾性係止部材17と、中心板16
の下部の縦スリット18に嵌め込まれ、かつ、可撓性材
よりなる止め板20により取付具15を構成し、取付具
15の下部を冷却ファン13の金属フレーム14および
プリント基板の取付孔に挿通し、復元する止め板20の
下部両側の耳19をプリント基板の下側に係止させ、弾
性係止部材17により冷却ファン13の金属フレーム1
4を押さえ止めて冷却ファンを取付ける構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータその他電子機器における発熱部品、たとえばI
C、LSI、MPU等の冷却に用いる冷却ファンの取付
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にパーソナルコンピュータ等におい
ては、機能部品としてMPUを使用するが、このMPU
は発熱することから冷却ファンを付設し、その熱を放熱
するようにしている。
【0003】たとえば図8に示すように、プリント基板
1の上にMPU2を配置し、MPU2の上に冷却ファン
3を重ねるとともに、冷却ファン3におけるヒートシン
クをもつ金属フレーム4をMPU2に対し導熱的に接触
させ、プリント基板1に金属フレーム4をねじ棒5とナ
ット6を用いて取付けていた。
【0004】また、図9および図10に示すように、先
端に挿入頭部7とスリット8を有する取付ピン9を、金
属フレーム4側よりプリント基板1に挿通するととも
に、その挿入頭部7をプリント基板1に掛け止め、取付
ピン9の金属フレーム4の上側に突出する部分に、金属
フレーム4をMPU2側に押しつけるコイルばね10を
介在させたものもある。
【0005】また、図示しないが、冷却ファンの金属フ
レームを、熱伝導性接着剤によってMPUに接着してと
りつけるものもある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記図8に
示すプリント基板1に冷却ファン3の金属フレーム4を
ねじ棒5とナット6を用いて取付ける構成では、ナット
6を締めつける作業を要し、作業性が悪く、また、複数
のナット6の締め付け時にMPU2と金属フレーム4の
接触力を均等に調節するのが難しく、ヒートシンクを構
成する金属フレーム4による放熱が妨げられるという問
題がある。
【0007】また、図9および図10に示す先端に挿入
頭部7とスリット8を有する取付ピン9を用い、かつ、
取付ピン9の金属フレーム4の上側に突出する部分にコ
イルばね10を介在させた構成では、ワンタッチ取付け
ができることと、MPU2と金属フレーム4の接触を良
好にする利点があるが、取付ピン9にスリット8を形成
する作業に工数が多くかかり、また、スリット部分に弾
性をもたせるため、スリット加工後熱処理を施すことが
必要なため、全体のコストが高いものとなっていた。
【0008】さらに、金属フレームを熱伝導性接着剤に
よってMPUに接着する構成では、その接着作業が容易
でなく、さらに、MPUを交換する場合には不都合であ
るという問題がある。
【0009】本発明は前記従来の問題に留意し、取付具
の加工が容易て、かつ、取付具のコストを安くし、さら
に、冷却ファンの取付けが容易て、また、取付状態も安
定する冷却ファンの取付装置を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明は、プリント基板などの基板に偏平型で、かつ
小型の冷却ファンを取付具で取り付ける構成であって、
細長い形状の中心板と、前記中心板の上部に取付けられ
た弾性係止部材と、前記中心板の下部の縦スリットに嵌
め込まれた止め板により取付具が構成され、前記取付具
の下部を冷却ファンのフレームおよび基板の取付孔に挿
通し、復元する止め板の耳を基板の下側に係止させ、弾
性係止部材により冷却ファンのフレームを押さえ止めて
冷却ファンを取付けた冷却ファンの取付装置とする。
【0011】本発明によれば、取付具の加工が容易て、
取付具のコストを安くし、冷却ファンの取付けがワンタ
ッチででき、しかも、冷却ファンの基板への取付状態を
安定にすることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、基板上に冷却ファンを配置し、前記冷却ファンのフ
レーム側より取付具を挿通させて前記基板に前記冷却フ
ァンを取付ける構成であって、前記取付具は、細長い形
状の中心板と、前記中心板の上部に取付けられた弾性係
止部材と、前記中心板の下部の縦スリットに嵌め止めら
れ、かつ、下部両端に耳を持つ止め板より構成され、冷
却ファンのフレームおよび基板には前記取付具の中心板
の横断面形状よりやや大きな円形の取付孔を形成してお
き、前記取付具の下部を冷却ファンのフレームおよび基
板の取付孔に挿通し、基板を通り抜けた止め板の耳を基
板の下側に係止させ、弾性係止部材により冷却ファンの
フレームを押さえ止めて冷却ファンを取付けた冷却ファ
ンの取付装置であり、取付具の中心部材が金属板である
ことからその加工が容易で、コストを安くし、冷却ファ
ンの取付けがワンタッチででき、しかも、回り止めが不
要であり、冷却ファンの基板への取付状態を安定にする
ことができるという作用を有する。
【0013】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1に記載の冷却ファンの取付装置において、中心板は、
上部に弾性係止部材を嵌め止める係合孔を有するととも
に、下部に止め板を嵌め止める縦スリットを有し、弾性
係止部材は、弾性材を曲げて下部が開放された環状で、
かつ、下部に垂下片を持つ形状に形成され、止め板は、
弾性材よりなり、かつ、下部両側に耳を有する形状に形
成され、前記中心板の上部の係合孔に弾性係止部材の上
部を嵌め止めるとともにその垂下片を中心板に沿わせ、
前記中心板の下部の縦スリットに止め板を挿入して嵌め
止め、前記中心板と弾性係止部材と止め板によって取付
具を構成したものであり、バネ板によって弾性係止部材
を形成でき、また、平板の止め板を縦スリットに嵌め込
むことから、弾性係止部材の加工、中心板への組み立て
が容易であり、さらには、ワンタッチ取付けができ、弾
性係止部材による冷却ファンのフレームの押さえ止めが
確実にできるという作用を有する。
【0014】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
2に記載の冷却ファンの取付装置において、中心板の弾
性係止部材を嵌め止める係合孔は、中心板の側部に連通
し、かつ、抜け止め段部を有する構成としたものであ
り、中心板への弾性係止部材の嵌め込みが容易にでき、
また、抜けめのを防止できるという作用を有する。
【0015】本発明の請求項4に記載の発明は、請求項
2に記載の冷却ファンの取付装置において、弾性係止部
材は、最上部に中心板の係合孔の縁に嵌まり合う位置決
め凹みを有する構成としたものであり、中心板の係合孔
に嵌め止めた弾性係止部材の位置が安定しており、その
機能を確実に果たすことができるという作用を有する。
【0016】本発明の請求項5に記載の発明は、請求項
2に記載の冷却ファンの取付装置において、止め板は、
下部に中心板の縦スリットの縁に嵌め合う位置決め溝を
有し、上部に挿入案内曲縁を有する構成としたものであ
り、中心板の縦スリットに嵌め止めた止め板の位置が安
定しており、その機能を確実に果たすことができるとい
う作用を有する。
【0017】本発明の請求項6に記載の発明は、請求項
2に記載の冷却ファンの取付装置において、止め板は、
縦方向の平行した2条の副輪によって形成された位置決
め溝を有する構成としたものであり、中心板の縦スリッ
トに嵌め止めた止め板の固定状態が安定しており、その
機能を確実に果たすことができるという作用を有する。
【0018】本発明の請求項7に記載の発明は、請求項
1に記載の冷却ファンの取付装置において、取付具は、
弾性係止部材をピアノ線によって形成したものであり、
加工性をよくし、また、前記と同様の確実な取付けに寄
与するという作用を有する。
【0019】本発明の請求項8に記載の発明は、請求項
1に記載の冷却ファンの取付装置において、発熱部品
が、基板と冷却ファンのフレーム間に配置された構成と
したものであり、MPU等の発熱部品の冷却を有効にす
るとともに、冷却ファンの取付けが確実であるという作
用を有する。
【0020】以下、本発明の実施の形態を、図面を参照
して説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明の実施の形態1の冷却
ファンの取付装置の上面図、図2は、同冷却ファンの取
付装置の断面図、図3は、同冷却ファンの取付装置にお
ける取付具の斜視図、図4は、同取付具の分解斜視図、
図5は同取付具の取付け説明図である。
【0021】図1および図2に示すように、プリント基
板11の上面にはファンモータを駆動させるための回路
素子および発熱部品であるMPU12を装着してあり、
前記MPU12の上面には全体として偏平で、かつ、四
角形状をした冷却ファン13を重ねている。前記冷却フ
ァン13は、モータ部とインペラーを内装し、かつ、ヒ
ートシンクとなる金属フレーム14を有し(図示のよう
に複数のフィンを形成してもよい)、この金属フレーム
14が前記MPU12に密着して導熱的関係をもってい
る。
【0022】前記プリント基板11には、前記冷却ファ
ン13の金属フレーム14が取付具15によって取付け
られている。前記取付具15は、図3および図4に示す
ように、金属製の細長い形状の中心板16と、中心板1
6の上部両側にわたるように取付けられ、かつ、膨らみ
を持つばね板よりなる弾性係止部材17と、中心板16
の下部の縦スリット18に嵌め込まれ、下部両側に耳1
9をもつ可撓性材料、たとえばポリエステルよりなる止
め板20により構成されている。
【0023】そして、冷却ファン13の金属フレーム1
4およびプリント基板11には、取付具15の中心板1
6の横断面形状よりやや大きい円形の取付孔21と22
を形成しておき、取付具15の下部を、その止め板20
の耳19部を押し縮めながら冷却ファン13の金属フレ
ーム14およびプリント基板11の取付孔21、22に
挿通し、その後に止め板20を復元させ、止め板20の
耳19をプリント基板11の下側に係止させ、弾性係止
部材17の下部で冷却ファン13の金属フレーム14を
弾性をもたせて押さえ止めることにより、冷却ファン1
3をプリント基板11に取付ける。
【0024】さらに詳しく説明すると、中心板16は、
上部に弾性係止部材17の上部を嵌め止める係合孔23
を有するとともに、下部に縦スリット18を有してい
る。弾性係止部材17は、ばね板を曲げて下部が開放さ
れた環状で、かつ、下部に垂下片24を持つ形状に形成
され、止め板20は、下部の両側に耳19をもつととも
に、中心板16の縦スリット18の縁に嵌め合う位置決
め溝25を有し、さらに上部に挿入案内曲縁26を有し
ている。そして、中心板16の係合孔23に弾性係止部
材17の上部を嵌め止めるとともにその垂下片24を中
心板16に沿わせて、全体が中心板16の両面にわた
り、かつ、膨らみをもつように取付られ、また、止め板
20は中心板16の縦スリット18に挿入案内曲縁26
を滑らせて挿入し、かつ、位置決め溝25を縦スリット
18の縁に嵌め合わせて固定して取付具15を構成して
いる。
【0025】ここで、中心板16の弾性係止部材17を
嵌め止める係合孔23は、中心板16の側部に連通し、
かつ、抜け止め段部27を有しており、弾性係止部材1
7の係合孔23への嵌め止めを容易にするとともに、抜
け出しを防止するようにしている。また、弾性係止部材
17は、最上部に中心板16の係合孔23の縁に嵌まり
合う位置決め凹み28を有しており、係合孔23への嵌
め止め状態を安定化している。
【0026】上記のように本実施の形態1では、中心板
16と弾性係止部材17と止め板20で構成された取付
具15を、図5に示すようにその止め板20の耳19を
弾性に抗して押し縮めながら冷却ファン13の金属フレ
ーム14およびプリント基板11の取付孔21、22に
挿通し、その後に止め板20の耳19を復元させ、その
耳19をプリント基板11の下側に係止させ、弾性係止
部材17の下部で冷却ファン13の金属フレーム14を
弾性をもたせて押さえ止めて冷却ファン13をプリント
基板11に取付けるようにしているので、冷却ファン1
3の取付けをワンタッチで容易に、かつ、確実にする。
そして、MPU12で生じる熱を効果的に金属フレーム
14に導き、有効に放熱できることとなる。なお、この
取付けにおいて、弾性係止部材17の垂下片24は、冷
却ファン13の金属フレーム14の取付孔21に差し込
まれた状態となり、弾性係止部材17の固定位置の安定
化に寄与している。
【0027】(実施の形態2)図6は、本発明の実施の
形態2の冷却ファンの取付装置の取付具における止め板
の斜視図である。
【0028】この実施の形態2は、止め板20の形状に
特徴を有する。すなわち、図6に示すように、止め板2
0は縦方向の平行した2条の副輪29よって形成された
位置決め溝30を有する形状としたものである。
【0029】このようにしたことにより、止め板20の
位置決め溝30は中心板16の縦スリット18の縁に嵌
まり合い、縦スリット18への止め板20の固定状態が
安定しており、位置決め溝30はプレス等で容易に形成
でき、副輪29は止め板20の強度を大きくすることが
でき、止め板20としてその機能を確実に果たすことが
できる。
【0030】この実施の形態2においても、前記と同様
に冷却ファン13の取付けをワンタッチで容易に、か
つ、確実にするとともに、止め板20を用いることから
組み立てが容易で、コストを低減できる。
【0031】(実施の形態3)図7は、本発明の実施の
形態3の冷却ファン取付装置における取付具の斜視図で
ある。
【0032】前記の各実施の形態では、弾性係止部材1
7をばね板によって形成しているが、本実施の形態3で
は、これを図7に示すようにピアノ線31によって形成
したものである。他の構成は前記実施の形態1と同一で
あるので、その説明は省略する。
【0033】この構成において、ピアノ線31を用いる
ことから加工性および組み立て性がよく、また、前記と
同様の確実な取付けに寄与することができる。
【0034】なお、前記の各実施の形態では、冷却ファ
ンを発熱部品であるMPUに重ねて導熱的関係をもたせ
ているが、冷却ファンと発熱部品をプリント基板上に並
設し、冷却ファンと発熱部品を導熱部材で接続して導熱
的関係をもたせる構成としてもよく、本発明の作用、効
果に差異を生じない。また、プリント基板は単なる基板
としてもよく、金属フレームも合成樹脂製のフレームと
してもよい。さらに発熱部品はMPUに限られるもので
はない。また、ばね板の弾性係止部材に代えてコイルス
プリングを使用してもよい。
【0035】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように本発明
は、基板上に冷却ファンを配置し、前記冷却ファンのフ
レーム側より取付具を挿通させて前記基板に前記冷却フ
ァンを取付ける構成であって、細長い形状の中心板と、
前記中心板の上部に付けられた弾性係止部材と、前記中
心板の下部の縦スリットに嵌め込まれた止め板により取
付具が構成され、前記取付具の下部を冷却ファンのフレ
ームおよび基板の取付孔に挿通し、復元する止め板の耳
を基板の下側に係止させ、弾性係止部材により冷却ファ
ンのフレームを押さえ止めて冷却ファンを取付けた冷却
ファンの取付装置としたので、取付具の加工が容易て、
取付具のコストを安くし、冷却ファンの取付けがワンタ
ッチででき、しかも、冷却ファンの基板への取付状態を
安定にすることができるという効果を有する。さらに、
取付具の表面積が大きく、また、取付孔の隙間も確保さ
れて通風し易いので、冷却ファンのフレームから取付具
に伝導された熱の放熱効果も大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の冷却ファンの取付装置
の上面図
【図2】同冷却ファンの取付装置の断面図
【図3】同冷却ファンの取付装置における取付具の斜視
【図4】同取付具の分解斜視図
【図5】同取付具の取付け説明図
【図6】本発明の実施の形態2の冷却ファンの取付装置
の取付具における止め板の斜視図
【図7】本発明の実施の形態3の冷却ファン取付装置に
おける取付具の斜視図
【図8】従来の冷却ファンの取付装置の側面図
【図9】従来の他の冷却ファンの取付装置の側面図
【図10】同係止部材の側面図
【符号の説明】
11 プリント基板 12 MPU(発熱部品) 13 冷却ファン 14 金属フレーム 15 取付具 16 中心板 17 弾性係止部材 18 縦スリット 19 耳 20 止め板 21 取付孔 22 取付孔 23 係合孔 24 垂下片 25 位置決め溝 26 挿入案内曲縁 27 抜け止め段部 28 位置決め凹み 29 副輪 30 位置決め溝 31 ピアノ線

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板上に冷却ファンを配置し、前記冷却フ
    ァンのフレーム側より取付具を挿通させて前記基板に前
    記冷却ファンを取付ける構成であって、前記取付具は、
    細長い形状の中心板と、前記中心板の上部取付けられた
    弾性係止部材と、前記中心板の下部の縦スリットに嵌め
    止められ、かつ、下部両端に耳を持つ止め板より構成さ
    れ、冷却ファンのフレームおよび基板には前記取付具の
    中心板の横断面形状よりやや大きな円形の取付孔を形成
    しておき、前記取付具の下部を冷却ファンのフレームお
    よび基板の取付孔に挿通し、基板を通り抜けた止め板の
    耳を基板の下側に係止させ、弾性係止部材により冷却フ
    ァンのフレームを押さえ止めて冷却ファンを取付けたこ
    とを特徴とする冷却ファンの取付装置。
  2. 【請求項2】中心板は、上部に弾性係止部材を嵌め止め
    る係合孔を有するとともに、下部に止め板を嵌め止める
    縦スリットを有し、弾性係止部材は、弾性材を曲げて下
    部が開放された環状で、かつ、下部に垂下片を持つ形状
    に形成され、止め板は、弾性材よりなり、かつ、下部両
    側に耳を有する形状に形成され、前記中心板の上部の係
    合孔に弾性係止部材の上部を嵌め止めるとともにその垂
    下片を中心板に沿わせ、前記中心板の下部の縦スリット
    に止め板を挿入して嵌め止め、前記中心板と弾性係止部
    材と止め板によって取付具を構成したことを特徴とする
    請求項1記載の冷却ファンの取付装置。
  3. 【請求項3】中心板の弾性係止部材を嵌め止める係合孔
    は、中心板の側部に連通し、かつ、抜け止め段部を有す
    ることを特徴とする請求項2記載の冷却ファンの取付装
    置。
  4. 【請求項4】弾性係止部材は、最上部に中心板の係合孔
    の縁に嵌まり合う位置決め凹みを有することを特徴とす
    る請求項2記載の冷却ファンの取付装置。
  5. 【請求項5】止め板は、下部に中心板の縦スリットの縁
    に嵌め合う位置決め溝を有し、上部に挿入案内曲縁を有
    することを特徴とする請求項2記載の冷却ファンの取付
    装置。
  6. 【請求項6】止め板は、縦方向の平行した2条の副輪に
    よって形成された位置決め溝を有することを特徴とする
    請求項2記載の冷却ファンの取付装置。
  7. 【請求項7】取付具は、弾性係止部材がピアノ線によっ
    て形成されたことを特徴とする請求項1記載の冷却ファ
    ンの取付装置。
  8. 【請求項8】発熱部品が、基板と冷却ファンのフレーム
    間に配置されたことを特徴とする請求項1記載の冷却フ
    ァンの取付装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013227985A (ja) * 2013-08-13 2013-11-07 Fujitsu Ltd ファン装置及び電子機器
US9739291B2 (en) 2015-04-13 2017-08-22 Minebea Mitsumi Inc. Cooling fan
CN107168499A (zh) * 2017-07-18 2017-09-15 合肥壹佰度信息科技有限公司 一种具有散热功能的计算机底座

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